JP2003085387A - 電子商取引方法 - Google Patents

電子商取引方法

Info

Publication number
JP2003085387A
JP2003085387A JP2001270777A JP2001270777A JP2003085387A JP 2003085387 A JP2003085387 A JP 2003085387A JP 2001270777 A JP2001270777 A JP 2001270777A JP 2001270777 A JP2001270777 A JP 2001270777A JP 2003085387 A JP2003085387 A JP 2003085387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
server
information processing
processing device
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001270777A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatsugu Kitagawa
高嗣 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001270777A priority Critical patent/JP2003085387A/ja
Publication of JP2003085387A publication Critical patent/JP2003085387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子表示装置などに掲載されたURL等の情
報を取得し、電子商取引を容易に行う電子商取引方法を
提供する。 【解決手段】 電子商取引提供サーバ64a、64bと
ライセンス登録チェックサーバ28と、商取引コントロ
ール権を持つ事業者の端末28aが接続されたインター
ネット26と、携帯情報処理機器65とにより電子商取
引システムを構成する。携帯情報処理機器65は、2次
元コード読み取り装置11、2次元コード解読手段10
b及び2次元コード変換手段10cを備えている。画像
情報を携帯情報処理機器65で読み取り、電子商取引提
供サーバに接続し、電子商取引を行う。この際、商取引
コントロール権を持つ事業者の端末28aから、ライセ
ンス登録チェックサーバ28にアクセスコントロール情
報を設定しておき、電子商取引提供サーバへのアクセス
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信ネットワークを用いた技術に係り、特に、この通
信ネットワークを介して情報の通信をすることが可能な
電子手帳、携帯電話、携帯用ノートパソコン、カメラ、
テレビジョン等の情報処理機器、及びこれを用いた種々
の産業に用いられる取引に関するものである。具体的に
は、通信ネットワークに接続される電子商取引提供サー
バ、ライセンス登録チェックサーバ等のコンピュータシ
ステム、及び2次元コード等の画像情報をワンタッチで
瞬時に読み取り、通信ネットワークに送信することが出
来る情報処理機器に関する。更には、街角に配置された
画像情報をワンタッチで情報処理機器にて瞬時に読み取
り、この画像情報に基づいて目的地までのナビゲーショ
ン情報を情報処理機器に提供するナビゲーション方法に
関する。更には、このナビゲーション方法に必要な、ナ
ビゲーション用サーバ及び画像情報解析用サーバ等のコ
ンピュータシステムに関する。更には、これらに関連し
た通信ネットワーク及びコンピュータシステムの使用方
法に関する。 【0002】 【従来の技術】電子商取引において、商品提供者が提供
する商品を、テレビジョンなどの広告媒体を通じて、消
費者の購入アクションにつなげるためには、広告媒体か
らURL(Uniform Resourse Locator)を入手し、WE
B上で、目的の商品を探す方法が、一般的に行われてい
る。 【0003】即ち消費者が、取得したい商品を特定する
ためには、以下のような手順が必要になる。 【0004】(a)URLアドレスを視覚的に読み取
り、記憶し、或いはメモし、或いは、切り取りを行う。 【0005】(b)その後(後日)自宅或いは会社のパ
ソコンの前まで移動する。 【0006】(c)パソコンの電源を入れ、ブラウザを
立ち上げ、ネットワークに接続する。 【0007】(d)アドレスを取り出し、ブラウザにU
RLをキーボードから入力する。 【0008】(e)目的の商品のページを探す。 【0009】(f)商品の購入手続をとる。 【0010】(g)課金の決済をする。 【0011】この手順は繁雑であり、又、繁雑な手続を
経たとしても必ず商品購入に結びつくものではない。 【0012】又、現在のカード時代に伴い、電子商取引
を行ったり、店で商品を購入するために、キャッシュカ
ードやクレジットカードを持つことが通常である。これ
らのカードを使用する場合、それぞれのカードに凸凹が
施され、その凸凹をトレースする方法か、個人情報が書
き込まれた磁気テープ部を読み取る方法が一般的であ
る。個人はキャッシュカードやクレジットカードを複数
枚持つことが通常である。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】しかし、モバイル型電
子商取引において、新聞、ポスター、雑誌、折り込み広
告などの広告媒体と電子商圏をシームレスにリンクする
システムは提案されていない。 【0014】又、電車の中吊り広告等では、視力の関係
で細かなURL情報を記録出来ない場合も有る。又、U
RL情報を間違って視覚的に読み込む場合や、メモする
際に間違える場合も有る。更に、街角を通行中に注目す
べき広告媒体を見つけても、時間の関係で、それらのU
RL情報や広告情報を入力出来ない場合が有る。更に、
折角メモした情報や、切り取りを行った情報を紛失する
場合も有る。又、自宅についてから、パソコンのキーボ
ードから入力する際に間違える可能性も有る。特に、今
後我が国は、高齢者社会になるので、視力等の低下した
老人等には、URL情報の視覚による読み取りや、キー
ボードからの入力は負担になる。 【0015】例えば、広告媒体からURLを参照して
も、消費者が求める商品を特定することが容易でない。
又、消費者が商品購入を決定しても、指定された決済シ
ステムを用いて商品購入を行わなければならない。した
がって、商品提供者側においても、提供する商品の取引
成約への効率は良いとは言えない。例えば、商品購入ま
での手順が繁雑であるため、商品購入に結びつきにく
い。又、消費者がどの媒体を参照して商品を購入したか
を判断することが出来ないので、効率の良い宣伝方法を
知ることが出来ない。 【0016】URL情報以外でも、電子メールのアドレ
スや、携帯電話の番号等の情報を視覚的、聴覚的に認知
し、それをキーボードから入力することは、面倒である
ばかりか、間違いの原因にもなる。特に、従来の映像装
置(電子表示装置)の画面から、簡単に取引先とコンタ
クトして直接電子商取引を行うシステムや電子取引方法
が無かった。例えば、テレビジョン広告による発注は、
テレビジョン放送を見た視聴者が電話することによる受
付が広く行われているが、この場合、電子商取引提供者
は、電話のオペレーターや電話回線を多数用意しなけれ
ばならず、又消費者が電話をかけても電話が話し中であ
ることもしばしば有った。 【0017】一方、現在のカードの使用方法において
は、各会社が提供するカードをそれぞれ持つ必要が有
り、使用者は何枚もカードを持つことを余儀なくされ
る。更に、それぞれのカードについて、使用履歴や請求
書などが発行されることになるので、カードを発行する
業者には多大なコストがかかることになる。 【0018】更に、酒・米・家具などの商品を販売する
ときに、店内に展示スペースや在庫管理スペースなどを
確保する必要が有る。その上、商品を購入し、配送を依
頼する場合、配送荷物個数毎に伝票を書く必要が有り、
購入者は何枚にも渡って氏名・住所等を記入する必要が
有った。しかも、備品購入の精算は時間が経過してから
行われることが多く、その間、購入者は購入代金の立て
替えを余儀なくされていた。なお、商品発注後に発注取
消を行う場合、オペレーター等に発注取消を依頼する必
要が有り、その場合、電気商取引提供者がオペレーター
及び電話回線のを確保しなければならなかったり、購入
者が任意の時間に発注取消を行うことが出来なかった。 【0019】ところで、従来のナビゲーションシステム
として、複数のGPS(Global Positioning System)
衛星からの情報を受信することにより、受信装置の現在
位置等を計算する方法が有る。GPS計測部により測位
された位置情報をもとに各種文字や図形などの情報を作
成し、表示画面へ各種文字や図形などの情報を表示す
る。又、ユーザからの各種操作により、例えば表示する
各種文字や図形などの情報を選択するなどの制御を行
い、現在位置から目的位置までの誘導経路を入手するこ
とが出来る。この様なナビゲーションシステムは、車両
掲載用に限らず、携帯用のナビゲーション装置により実
現されている。しかし、地下(地下街、地下鉄など)に
おいてはGPS衛星からの信号が届かないため、従来の
ナビゲーションシステムは有効に機能しない。又、GP
Sの位置情報のみでは、建造物内の階(フロア)まで識
別することが出来ない。 【0020】なお、最近では、製品等にその製品サイト
のURLを2次元コード化して印刷し、通信機器に接続
させた汎用コード読取装置でそれを読み取ることでイン
ターネットにアクセスさせる技術や、認証コードを2次
元コード化して読み取ることで認証する技術が利用され
てきてはいるが、その後の繁雑な電子商取引の手続は依
然手入力となり、まだ商品購買に結びつくものではな
い。 【0021】上記問題を鑑み、本発明の目的は、アクセ
ス制限情報記憶装置を備えたライセンス登録チェックサ
ーバによって、アクセスコントロールを行うことが出来
る商取引取消方法を提供することである。 【0022】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、通信ネットワークにより相
互に接続された、携帯情報処理機器、携帯情報処理機器
の配布主と契約している事業者とその指定競合事業者の
電子商取引サーバ、商取引コントロール権を持つ事業者
の端末、商取引コントロール権を持つ事業者の端末か
ら、配布主と契約している事業者の電子商取引サーバへ
のアクセス許可と、指定競合事業者の電子商取引サーバ
へのアクセス不許可を、事業者、期間、携帯情報処理機
器の所有者を指定して定義するアクセス制限情報の設定
をされたアクセス制限情報記憶装置を備えたライセンス
登録チェックサーバとで構成される電子商取引システム
における電子商取引方法に関する。 【0023】即ち、ライセンス登録チェックサーバが、
(a)携帯情報処理機器が、電子商取引に必要な情報を
埋め込んだ画像情報を光学的に読み取り特定した、電子
商取引提供サーバのアクセス先のネットワーク情報と、
携帯情報処理機器に内蔵された個人情報記憶装置から読
み取った商取引IDの情報とを受信するステップ、
(b)アクセス制限情報を参照し、携帯情報処理機器
が、電子商取引提供サーバにアクセス許可が有るかを判
断するステップ、(c)アクセス許可が有る場合、電子
商取引提供サーバに携帯情報処理機器をアクセスさせる
ステップ、(d)アクセス許可が無い場合、携帯情報処
理機器にアクセスが許可されないことを通知するステッ
プとからなるアクセスコントロールを行う電子商取引方
法であることを要旨とする。 【0024】このアクセスコントロールにより、指定競
合事業者へのアクセスを自動排除することが出来るた
め、特定の事業者による商取引が優位になる。ここで特
定の事業者は、携帯情報処理機器の配布主と契約してい
る事業者に限らず、画像情報を配布している事業者でも
良く、その事業者が商取引コントロール権を持つ事業者
に依頼して、競合事業者の電子商取引サーバへのアクセ
スを制限することも可能である。 【0025】又、画像情報として記載されたアクセス先
のネットワーク情報には、電子商取引提供サーバのネッ
トアドレスの他に、特定サイトのネットアドレスが有
る。これにより、指定競合事業者の電子商取引提供サー
バ自体へのアクセスを制限するばかりでなく、ある電子
商取引提供サーバに設けられた特定サイトのみへのアク
セスを制限するように、細かなアクセス制限も可能であ
る。 【0026】 【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
第1乃至第21の実施の形態を説明する。以下の図面の
記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の
符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、
比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであ
る。したがって、具体的な構造は以下の説明を参酌して
判断すべきものである。又図面相互間においても互いの
寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿
論である。 【0027】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、図69に示すように、通信ネットワーク26
により相互に接続された、携帯情報処理機器65、携帯
情報処理機器の配布主と契約している事業者とその指定
競合事業者の電子商取引サーバ64a、64b、商取引
コントロール権を持つ事業者の端末28a、商取引コン
トロール権を持つ事業者の端末28aから、配布主と契
約している事業者の電子商取引サーバ64へのアクセス
許可と、指定競合事業者の電子商取引サーバ64へのア
クセス不許可を、事業者、期間、携帯情報処理機器65
の所有者を指定して定義するアクセス制限情報の設定を
されたアクセス制限情報記憶装置74を備えたライセン
ス登録チェックサーバ28とで構成される。この構成に
おいて、ライセンス登録チェックサーバ28はアクセス
コントロールを行う。 【0028】図70は、本発明の第1の実施の形態に係
るアクセスコントロールを示すフローチャートである。
「アクセスコントロール」とは、図21,24,33,
40,69等に示す通信ネットワークシステムにおい
て、アクセスコントロール権を持つ事業者Sが、ライセ
ンス登録チェックサーバ(ゲートウェイサーバ)28に
より、事業者Aの有する電子商取引提供サーバ64aへ
のユーザのアクセスを制限するものである。ここで、事
業者Aは、事業者Aとの商取引に必要なコード(画像情
報)を印刷物や電子表示装置(例えばテレビジョンの画
面)等を介して提供しているものとする。ライセンス登
録チェックサーバ(ゲートウェイサーバ)28は、図2
2に示すようにアクセス制限情報記憶装置(図22のラ
イセンス登録データ記憶装置が該当する)74を有し、
このアクセス制限情報記憶装置74にアクセス制限情報
を登録している。「アクセス制限情報」とは、アクセス
コントロール権を持つ事業者Sが前もって提示する制限
情報であり、指定された事業者(例えば事業者A)、指
定された期間、指定された携帯情報処理機器の所有者に
対して、アクセスの許可/不許可を制限する情報であ
る。ライセンス登録チェックサーバ(ゲートウェイサー
バ)28のアクセス制限情報記憶装置74には、アクセ
スコントロール権を持つ事業者S毎のアクセス制限情報
(コントロールリスト)が格納されている。 【0029】本発明の第1の実施の形態に係るアクセス
コントロールについて図70を参照して説明する。 【0030】(a)先ず、ユーザは、例えば、携帯情報
処理機器65aを用いて、ステップS1301におい
て、事業者Aが印刷物や電子表示装置を介して提供した
画像情報(2次元コード)44からアクセス先のネット
ワーク情報(URLなど)を読み取る。そして、ステッ
プS1302において、携帯情報処理機器65aは、ア
クセス先の事業者Aの電子商取引提供サーバ64aを特
定する。 【0031】(b)次に、携帯情報処理機器65aは、
ステップS1303において、携帯情報処理機器65a
の個人情報記憶装置12に記録された商取引IDを読み
取る。更に、ステップS1304において、携帯情報処
理機器65aは事業者Aの電子商取引に関する商取引コ
ントロールを持つ事業者Sを特定する。 【0032】(c)携帯情報処理機器65aが読み込ん
だ情報、及び携帯情報処理機器65aの個人情報記憶装
置12等に記録された情報をもとに、ステップS130
5では携帯情報処理機器65aから、インターネット2
6を介して、ライセンス登録チェックサーバ(ゲートウ
ェイサーバ)28にアクセスする。 【0033】(d)ステップS1306において、ライ
センス登録チェックサーバ(ゲートウェイサーバ)28
のアクセス制限情報記憶装置74に格納された事業者毎
のアクセスコントロールリストから事業者Sのコントロ
ールリストを参照する。そして、ステップS1307に
おいて、事業者Sのアクセスコントロールリストに、事
業者Aの電子商取引提供サーバ64aへのアクセス許可
が有るか判断する。電子商取引提供サーバ64aへのア
クセス許可が有る場合は、ステップS1308に進み、
ライセンス登録チェックサーバ(ゲートウェイサーバ)
28は、事業者Aの電子商取引提供サーバ64aへのア
ドレスにアクセス許可を出す。又、許可が無い場合は、
ステップS1309に進み、ライセンス登録チェックサ
ーバ(ゲートウェイサーバ)28は、事業者Aの電子商
取引提供サーバ64aへのアクセスが許可されていない
ことを、ユーザの携帯情報処理機器65aに告知する。 【0034】このアクセスコントロールにより、指定競
合事業者へのアクセスを自動排除することが出来るた
め、特定の事業者による商取引が優位になる。ここで特
定の事業者は、携帯情報処理機器65の配布主と契約し
ている事業者に限らず、画像情報44を配布している事
業者でもよく、その事業者が商取引コントロール権を持
つ事業者に依頼して、競合事業者の電子商取引サーバ6
4へのアクセスを制限することも可能である。 【0035】又、画像情報44として記載されたアクセ
ス先のネットワーク情報には、電子商取引提供サーバ6
4のネットアドレスの他に、特定サイトのネットアドレ
スがある。これにより、指定競合事業者の電子商取引提
供サーバ64自体へのアクセスを制限するばかりでな
く、ある電子商取引提供サーバ64に設けられた特定サ
イトのみへのアクセスを制限するように、細かなアクセ
ス制限も可能である。 【0036】又、本発明の第1の実施の形態に係るアク
セスコントロールにより、以下のようなマーケティング
モデルも提供出来る。 【0037】(a)クロスマーケティングモデル:各参
入事業者が、お互いのマーケットのメンバーを図21,
24,33,40,69等に示されたライセンス登録チ
ェックサーバ(ゲートウェイサーバ)28に格納された
リストを用いて、契約ベースで交換し合うというモデル
である。B−B−C系の独自の会員と会員情報を抱えた
事業者が一括購入した携帯情報処理機器65a,65
b,・・・・・には、購入事業者コードが登録出来る。ゲー
トウェイサーバ28を介して、購入事業者間でクロスマ
ーケティングを行い、互いの会員により良いサービスを
提供する。その際サービス提供業者が携帯情報処理機器
65a,65b,・・・・・所有事業者に対し、コミッショ
ンを支払う。或いは互いのサービス提供で相殺し合う。 【0038】(b)サーバアフィーリエイトモデル:ゲ
ートウェイサーバ28で、どの配布主に帰属する携帯情
報処理機器65a,65b,・・・・・かを判別し、アフィ
ーリエイトボーナスを与えるモデルである。ここで、
「アフィーリエイトボーナス」とは、携帯情報処理機器
65a,65b,・・・・・からのアクセスから発生するメ
リットに対するコミッションを、所有者に対しキックバ
ックすることである。携帯情報処理機器65a,65
b,・・・・・の配布主の情報をそれぞれの携帯情報処理機
器65a,65b,・・・・・の内部に登録しておくことに
より、対応する携帯情報処理機器65a,65b,・・・・
・から発生した購買に対するコミッションを、それぞれ
自動的に付与することが可能になる。 【0039】(c)競合事業者排他制御モデル:ゲート
ウェイサーバ28で配布主の指定競合事業者へのアクセ
スを自動排除するモデルである。 【0040】(d)事業者別フィルタ提供モデル:事業
者によりアクセス出来ないサイトをゲートウェイサーバ
28のアクセス制限情報記憶装置74に格納しておく。
そして、このゲートウェイサーバ28のアクセス制限情
報記憶装置74のコンテンツを参照して、例えば、子供
の教育向け事業者からは、アダルトサイトにアクセス出
来なくするモデルである。或いは、決済総額がある一定
金額を超えると決済不能にするように、ゲートウェイサ
ーバ28がアクセスを制限する。或いは、ゲートウェイ
サーバ28のアクセス制限情報記憶装置74に一定金額
を格納しておき、プリペイド方式で決済可能額を提示す
ることも可能である。 【0041】(e)サーバ負荷激減モデル(フルパラレ
ルジョイン):画像情報と、各携帯情報処理機器65
a,65b,・・・・・のそれぞれの内部の情報(ゲートウ
ェイサーバ28のアドレス、個人情報など)から、ユー
ザ側の携帯情報処理機器65a,65b,・・・・・で、商
品選定、選定商品と掲載メディアとユーザ情報の関連づ
け、ユーザ情報の中の必要な属性の取得、データベース
への登録を行うモデルである。即ち、データベース演算
のデータ結合(ジョイン演算)処理を各ユーザが、各端
末(各携帯情報処理機器65a,65b,・・・・・)で完
全な並列処理(フルパラレル)で実行することになる。
これによりゲートウェイサーバ28側の負担(アクセス
の集中負荷、排他制御負荷、DB演算実行負荷)は著し
く軽減する。 【0042】(f)プロダクト自己増殖モデル:再発注
コードを製品に添付し、再発注時にアクションを起こさ
せるモデルである。このとき関連商品情報を同時に乗せ
ておき、ついでに発注出来るようにするモデルである。
具体的に、購買履歴データを解析したデータマイニング
の結果などを反映し、同時に掲載する商品・サービスの
データを選定することにより、ユーザの購買確率を最大
化することが可能になる。これは世代が進むにつれ、次
々と再発注時に注文が自己増殖するため、時間とともに
売り上げ機会が幾何級数的に増殖してゆく。 【0043】(第2の実施の形態)図1は、本発明の第
2の実施の形態に係る携帯情報処理機器の一例としての
2次元コード読取機能内蔵携帯電話の構造を示すブロッ
ク図である。本発明の第2の実施の形態に係る携帯情報
処理機器は、入力装置1、表示装置2、無線装置4、音
声処理装置5、CODEC(コーデック)6、データ記
憶装置9、処理制御装置10、光学的データ読取装置
(2次元コード読取装置)11、個人情報記憶装置12
及び一時記憶装置13等より構成されている。無線装置
4にはアンテナ3が接続されている。無線装置4及びア
ンテナ3により、本発明の「通信ネットワーク接続手段
(モジュール)」を構成している。CODEC6には、
送話装置7と受話装置8が接続されている。 【0044】入力装置1は、0から9までの数字と、
“*”、“#”、“F”、“△”、“▽”、“決定”、
“取消"などのプッシュボタンから構成されたキーボー
ドである。したがって、第2の実施の形態に係る携帯情
報処理機器の使用者によって、入力装置1から入力操作
が行われると、対応するキー情報が処理制御装置10に
伝えられるようになっている。入力装置1はプッシュボ
タンに限らず、スクロールボタンなどにより構成されて
いても構わない。表示装置2は、液晶表示装置(LC
D)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロル
ミネッセンス(EL)パネル等が使用可能である。いず
れにしても、標準的な携帯電話における一般的な情報、
例えば入力された電話番号、選択された機能項目や短縮
ダイヤル等、及び、現在の携帯情報処理機器の状態や、
選択メニュー、通信結果などを表示するものであれば、
表示装置2として使用可能である。 【0045】アンテナ3は、電波を受信及び送信するも
ので、図1では、受信用アンテナと送信アンテナを兼ね
たものとして示している。無線装置4は、アンテナ3を
介して受信した受信データを復調して処理制御装置10
に出力し、処理制御装置10から出力された送信データ
を変調してアンテナ3へ出力するものである。無線装置
4は、周知の無線装置の構成で構わない。図示を省略す
るが、例えば、アンテナ(受信アンテナ)3に接続され
た低雑音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたミキ
サ、ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間
周波増幅器に接続された復調器等により無線装置4を構
成出来る。復調器からは、ベースバンド信号が出力さ
れ、処理制御装置10に送られる。ミキサには、図示を
省略した発信器からの信号が、低雑音増幅器からの信号
と共に入力される。更に、無線装置4は、所定の入力端
子を介して、処理制御装置10からのベースバンド信号
が入力される変調器、変調器に接続されたミキサ、ミキ
サに接続された電力増幅器を有している。ミキサには、
図示を省略した発信器からの信号が、変調器からの信号
と共に入力される。そして、電力増幅器はアンテナ(送
信アンテナ)3に接続されるようになる。或いは、無線
装置4は、アンテナ(受信アンテナ)に接続された低雑
音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたフィルタ、フ
ィルタに接続されたミキサ、ミキサに接続された中間周
波(IF)増幅器、中間周波増幅器に接続されたA/D
変換器とD/A変換器とで構成し、A/D変換器の出力
を処理制御装置(プロセッサ)10に伝達しても良い。
そして、処理制御装置(プロセッサ)10に変調器を接
続し、この変調器に接続されたドライバ増幅器、ドライ
バ増幅器に接続された位相器、位相器に接続された送信
増幅器とから構成しても良い。そして、送信増幅器は、
アンテナ(送信アンテナ)3に接続されるようになる。
送話装置7は、マイクで、使用者の音声を入力するもの
である。受話装置8は、スピーカーで、通話の相手の音
声を出力するものである。CODEC6は、音声のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号をアナ
ログ信号に変換するものである。音声処理装置5は、D
SP(デジタル・シグナル・プロセッサ:Digital Sign
al Processor)であり、デジタル音声信号を音声符号化
/複合化するものである。データ記憶装置9は、ROM
(ロム:Read Only Memory)及びRAM(ラム:Random
Access Memory)が組み込まれている。ROMは、処理
制御装置10で実行される受信装置としての全体的な制
御を行うプログラム(認識コード)を格納しているメモ
リーであり、RAMは、処理制御装置10におけるプロ
グラム実行処理中に利用されるプログラムデータ等を格
納したり、作業領域として利用されるメモリーである。 【0046】処理制御装置10は、本発明の第2の実施
の形態に係る携帯情報処理機器全体を制御する装置で、
電話機能制御手段(モジュール)10a、データ解読モ
ジュール(2次元コード解読手段)10b、コード変換
モジュール(2次元コード変換手段)10c及び電子商
取引データ編集手段(モジュール)10dにより構成さ
れている。電話機能制御手段(モジュール)10aは、
従来の標準的な携帯電話の電話機能を制御する手段(モ
ジュール)である。入力装置1からの入力及び呼出の受
信に従って、発着制御や通話制御と、各種設定処理等を
行う。 【0047】2次元コード解読手段(モジュール)10
bは、2次元コード読取装置11で読み込まれたデータ
を取得し、2次元コードが正当であるかどうかのチェッ
クを行う。2次元コード変換手段(モジュール)10c
は、2次元コード解読手段(モジュール)10bで読み
込まれた2次元データを文字データに変換する。2次元
コード解読手段(モジュール)10b及び2次元コード
変換手段(モジュール)10cを経ることによって、2
次元コードは、単なる画像データからコンピュータ読み
取り可能なデータに変換することが出来る。電子商取引
データ編集手段(モジュール)10dは、個人情報記憶
装置12に記憶された個人情報と、2次元コード変換手
段(モジュール)10cより得られた商品情報を編集統
合し、外部に発信する手段(モジュール)である。2次
元コード読取装置11は、広告媒体に書かれた商品掲載
ページ、商品情報などの商品に関する情報が埋め込まれ
た2次元コードを読み取り、本発明の第2の実施の形態
に係る携帯情報処理機器に取り込むものである。個人情
報記憶装置12は、所有者の個人情報、例えば氏名、住
所、電子メールアドレス、クレジットカード番号などを
記録するものである。一時記憶装置13は、2次元コー
ド読取装置11から読み取られたコードや、2次元コー
ド解読手段(モジュール)10b及び2次元コード変換
手段(モジュール)10cで得られるコードを一時保存
するための記憶装置である。図1には特に表示していな
いが、これらの各装置が正常に機能するための電源回路
や電池(バッテリー)等が備えられていることは勿論で
ある。 【0048】ここで、2次元コード読取装置11が読み
取るデータは、図2A及び図2Bに示すような2次元コ
ードである。図2Aは、「QRコード」と呼ばれるマト
リクス型の画像情報(2次元コード)44aで、図2B
は、「PDF417」と呼ばれるスタック型の2次元コ
ード44bである。1次元バーコードが約20文字の情
報量を持つのに対し、画像情報(2次元コード)44
a,44bは、約2000文字の情報量を持つ。 【0049】図3は、図1に示した本発明の第2の実施
の形態に係る携帯情報処理機器の動作の流れを示すフロ
ーチャートである。 【0050】(a)先ず、ステップS101において、
光学的データ読取装置(2次元コード読取装置)11に
より広告媒体等の印刷物や商品の表面に印刷されている
2次元コードの読取を行い、処理制御装置10を介し
て、一時記憶装置13に記憶する。 【0051】(b)次に、ステップS102において、
データ解読モジュール(2次元コード解読手段)10b
により、一時記憶装置13に記憶された2次元コードを
解析する。更に、コード変換モジュール(2次元コード
変換手段)10cにより、文字データに変換する。変換
された文字データを再び一時記憶装置13に記憶する。
ここで得られる文字データは、商品提供者のURLであ
る。 【0052】(c)ステップS103において、電話機
能制御手段(モジュール)10a、無線装置4、アンテ
ナ3等を使用してインターネットに接続を行い、ステッ
プS104において、商品提供者URLを参照する。 【0053】(d)ステップS105において、商品購
入するか否か、コード読取アタッチメントの入力装置1
を用いて使用者が決定を行う。商品購入をしない場合
は、ステップS108において、インターネットの接続
を切断する。商品購入を行う場合は、ステップS106
に進む。 【0054】(e)商品購入を行う場合、ステップS1
06において、電子商取引データ編集手段(モジュー
ル)10dは、個人情報記憶装置12に記憶されている
個人情報を取得し、商品提供者が指定する形式に編集を
行う。ステップS107において、この商品を購入する
ための決済情報を商品提供者に送信する。送信終了後、
ステップS108において、インターネットの接続を切
断する。 【0055】図4は、図1に示した第2の実施の形態に
係る携帯情報処理機器の機械的な構成を具体的に示す断
面図である。図4に示すように、第2の実施の形態に係
る携帯情報処理機器130Aは、受話器部154と、液
晶表示部153と、入力操作部151と、送話器部15
5と、インターフェース端子部156と、2次元コード
リーダ部133と、ICチップ138Bと、アンテナ
(図示省略)と、バッテリー131とを有する。受話器
部154は、通話の相手の音声を出力するスピーカーで
あり、図1における受話装置8に相当する。液晶表示部
153は、第2の実施の形態に係る携帯情報処理機器に
おいて、一般的な情報を表示する液晶表示装置(LC
D)であり、図1における表示装置2に相当する。入力
操作部151は、0から9までの数字ボタン158、一
連の機能ボタンなどのプッシュボタンを有し、図1にお
ける入力装置1に相当する。数字ボタン158の上に
は、誤ってボタンが押されないためのフリッパ159と
呼ばれる開閉自在のふたが配置されている。図4の断面
にはプッシュボタンのみが示されているが、携帯情報処
理機器130Aはその側面及び表面等にスクロールボタ
ンなどを有していても構わない。送話器部155は、使
用者の音声を入力するマイクであり、図1における送話
装置7に相当する。使用者の口元に送話器部155を近
づけ、同時に使用者の耳元に受話器部154を近づける
ことで通話が可能となる。インターフェース端子部15
6は、外部とのデータの送受信或いはバッテリー131
の充放電などを行うための端子である。2次元コードリ
ーダ部133は、広告媒体等に書かれた商品掲載ペー
ジ、商品情報などの商品に関する情報が埋め込まれた2
次元コードを光学的な手法で読み取り、電気信号に変換
する。つまり、2次元コードリーダ部133は、図1に
おける2次元コード読取装置11に相当する。ICチッ
プ138Bは、図1における無線装置4、音声処理装置
5、CODEC6、データ記憶装置9、処理制御装置1
0、個人情報記憶装置12、一時記憶装置13などの諸
機能を実現する電子回路をモノリシックに集積したした
システムLSIである。ICチップ138Bの代わりに
複数のチップに、無線装置4、音声処理装置5、COD
EC6、データ記憶装置9、処理制御装置10、個人情
報記憶装置12、一時記憶装置13などの諸機能を分散
させたマルチチップモジュールやハイブリッドICでも
構わない。又、無線装置4のみを、マイクロ波モノリシ
ックIC(MMIC)やマイクロストリップ線路等の高
周波伝送線路を用いたマイクロ波ハイブリッドIC(M
HIC)で構成し、無線装置4以外をモノリシックIC
としたハイブリッド構成でも構わない。バッテリー13
1は、携帯情報処理機器130Aが正常に機能するため
の電力を供給する。 【0056】2次元コードリーダ部133は、円筒型の
筐体141と、複数の光学レンズ146と、エリアセン
サ(CCD)135と、照明用LED136とを有す
る。照明用LED136の代わりに半導体レーザを用い
ても良い。筐体141の一端は、嵌合部144において
携帯情報処理機器130Aの筐体と一体化されている。
筐体141の他端には、広告媒体などに押し当てられる
当接部143が形成されている。当接部143に押し当
てられた広告媒体に対して照明用LED136から放出
された光が、拡散レンズ142及び反射板137によ
り、2次元コードパターン全体に照射される。2次元コ
ードパターンからの反射光は複数の光学レンズによりエ
リアセンサ135のセンサ面上に結像される。エリアセ
ンサ135は2次元コードパターンの結像光を電気信号
へ変換する。2次元コードパターンの電気信号は、IC
チップ138Bに入力され、所定の情報処理が施され
る。なお、複数の光学レンズ146及びエリアセンサ1
35は支持部材139により固定されているため、光学
軸がぶれることが無く、当接部143を広告媒体に押し
当てるだけでエリアセンサ135に2次元コードパター
ンを結像させることが出来る。なお、照明用LED13
6の発光を高周波で変調し、同期検出する等の工夫をす
れば、必ずしも、当接部143を広告媒体に押し当てな
くても、正確な信号の読み取りが可能になる。 【0057】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
携帯情報処理機器を複数個使用して電子商取引を行う場
合のシステム構成図である。第1の商品提供者端末21
a、第2の商品提供者端末21b、・・・・・が接続された
インターネット(通信ネットワーク)26と、第1の携
帯情報処理機器65a、第2の携帯情報処理機器65
b、・・・・・が接続されたデジタル通信網27により構成
されている。第1の携帯情報処理機器65aから発信さ
れた情報は、無線中継機24a、24b、24c、24
d、・・・・・、及び移動通信加入者交換機23a、23
b、・・・・・を介して中継処理装置22に送信される。中
継処理装置22は、インターネット26とデジタル通信
網27のデータの仲介を行う。 【0058】本発明の第2の実施の形態においては、携
帯電話の受話器部先端に2次元コードリーダ部を装着し
たが、携帯電話の側面や表面に装着しても構わない。 【0059】又、以下に、2次元コード化した情報とシ
ステムに適用する事例を挙げる。(a)データベースそ
のもの(商品、サービス情報、価格、広告掲載メディア
など)をコード化する。それにより、広域拡散処理が情
報システム(ネットワークサーバシステム及びデータベ
ースシステム)に負担をかけること無く行われる。 【0060】(b)携帯電話番号、ホームページのUR
L、電子メールアドレス、位置情報(経度緯度)などの
店舗、個人、場所に関する「データ(生の情報)と操作
(登録、アクセスなど)の組」をコード化しておく。こ
の組み合わせによって、各種登録実行サービスが行われ
る仕組みが実現出来る。 【0061】(c)プログラム、或いは構造を持った
表、選択メニュー、マトリクスなどのデータ自体をコー
ド化しておき、それを読むと実行、表示されるような仕
組み。選択メニューをネットワークアクセス無しに表示
出来るため、サーバ負荷が激減する。又カタログの紙面
の編集・構成も極めて簡易化することが出来る。 【0062】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態に係る携帯情報処理機器の構造を示すブ
ロック図である。本発明の第3の実施の形態に係る携帯
情報処理機器は、インターネットに接続可能な主機能部
19と、主機能部19に取り外し可能なアタッチメント
形式であるコード読取アタッチメント17より構成され
る。 【0063】主機能部19は、入力装置1、表示装置
2、無線装置4、音声処理装置5、CODEC6、デー
タ記憶装置9、主機能制御装置10M及び主機能側デー
タインターフェース14を備えている。無線装置4には
アンテナ3が接続されている。CODEC6には、送話
装置7と受話装置8が接続されている。コード読取アタ
ッチメント17は、2次元コード読取装置11、個人情
報記憶装置12及び一時記憶装置13、アタッチメント
制御装置16、アタッチメント側データインターフェー
ス15及びデータ記憶装置18により構成されている。 【0064】主機能部19の各装置について説明する。
入力装置1は、0から9までの数字と、“*”、
“#”、“F”、“△”、“▽”、“決定”、“取消"
などのプッシュボタンから構成されたキーボードであ
る。したがって、第3の実施の形態に係る携帯情報処理
機器の使用者によって、入力装置1から入力操作が行わ
れると、対応するキー情報が主機能制御装置10Mに伝
えられるようになっている。入力装置1はプッシュボタ
ンに限らず、スクロールボタンなどにより構成されてい
ても構わない。表示装置2は、液晶表示装置(LED)
発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッ
センス(EL)パネル等が使用可能である。いずれにし
ても、標準的な携帯電話における一般的な情報、例えば
入力された電話番号、選択された機能項目や短縮ダイヤ
ル等、及び、現在の携帯情報処理機器の状態や、選択メ
ニュー、通信結果などを表示するものであれば、表示装
置2として使用可能である。 【0065】アンテナ3は、電波を受信及び送信するも
ので、図6では、受信用アンテナと送信アンテナを兼ね
たものとして示している。無線装置4は、アンテナ3を
介して受信した受信データを復調して処理制御装置10
に出力し、処理制御装置10から出力された送信データ
を変調してアンテナ3へ出力するものである。無線装置
4は、周知の無線装置の構成で構わない。図示を省略す
るが、例えば、アンテナ(受信アンテナ)3に接続され
た低雑音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたミキ
サ、ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間
周波増幅器に接続された復調器等により無線装置4を構
成出来る。復調器からは、ベースバンド信号が出力さ
れ、処理制御装置10に送られる。ミキサには、図示を
省略した発信器からの信号が、低雑音増幅器からの信号
と共に入力される。更に、無線装置4は、所定の入力端
子を介して、処理制御装置10からのベースバンド信号
が入力される変調器、変調器に接続されたミキサ、ミキ
サに接続された電力増幅器を有している。ミキサには、
図示を省略した発信器からの信号が、変調器からの信号
と共に入力される。そして、電力増幅器はアンテナ(送
信アンテナ)3に接続されるようになる。或いは、無線
装置4は、アンテナ(受信アンテナ)に接続された低雑
音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたフィルタ、フ
ィルタに接続されたミキサ、ミキサに接続された中間周
波(IF)増幅器、中間周波増幅器に接続されたA/D
変換器とD/A変換器とで構成し、A/D変換器の出力
を処理制御装置(プロセッサ)10に伝達しても良い。
そして、処理制御装置(プロセッサ)10に変調器を接
続し、この変調器に接続されたドライバ増幅器、ドライ
バ増幅器に接続された位相器、位相器に接続された送信
増幅器とから構成しても良い。そして、送信増幅器は、
アンテナ(送信アンテナ)3に接続されるようになる。
送話装置7は、マイクで、使用者の音声を入力するもの
である。受話装置8は、スピーカーで、通話の相手の音
声を出力するものである。CODEC6は、音声のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号をアナ
ログ信号に変換するものである。音声処理装置5は、D
SPであり、デジタル音声信号を音声符号化/複合化す
るものである。データ記憶装置9は、ROM及びRAM
が組み込まれている。ROMは、主機能制御装置10M
で実行される受信装置としての全体的な制御を行うプロ
グラム(認識コード)を格納しているメモリーであり、
RAMは、主機能制御装置10Mにおけるプログラム実
行処理中に利用されるプログラムデータ等を格納した
り、作業領域として利用されるメモリーである。 【0066】主機能制御装置10Mは、本発明の第3の
実施の形態に係る携帯電話全体を制御する装置で、電話
機能制御手段(モジュール)10aにより構成されてい
る。電話機能制御手段(モジュール)10aは、従来の
標準的な携帯電話の機能を制御する手段(モジュール)
である。入力装置1からの入力及び呼出の受信に従っ
て、発着制御や通話制御と、各種設定処理等を行う。主
機能側データインターフェース14は、主機能部19と
コード読取アタッチメント17間でのデータのインター
フェースとなる。 【0067】コード読取アタッチメント17の各装置に
ついて説明する。アタッチメント制御装置16は、コー
ド読取アタッチメント17を制御するものであって、2
次元コード解読手段(モジュール)16a、2次元コー
ド変換手段(モジュール)16b及び電子商取引データ
編集手段(モジュール)16cを備えている。2次元コ
ード解読手段(モジュール)16aは、2次元コード読
取装置11で読み込まれたデータを取得し、2次元コー
ドが正当であるかどうかのチェックを行う。2次元コー
ド変換手段(モジュール)16bは、2次元コード解読
手段(モジュール)16aで読み込まれた2次元データ
を文字データに変換する。2次元コード解読手段(モジ
ュール)16a及び2次元コード変換手段(モジュー
ル)16bを経ることによって、2次元コードは、単な
る画像データからコンピュータ読み取り可能なデータに
変換することが出来る。電子商取引データ編集手段(モ
ジュール)16cは、個人情報記憶装置12に記憶され
た個人情報と、2次元コード変換手段(モジュール)1
6bより得られた商品情報を編集統合し、外部に発信す
る手段(モジュール)である。2次元コード読取装置1
1は、広告媒体に書かれた商品掲載ページ、商品情報な
どの商品に関する情報が埋め込まれた2次元コードを読
み取り、アタッチメント制御装置16に取り込むもので
ある。個人情報記憶装置12は、所有者の個人情報、例
えば氏名、住所、電子メールアドレス、クレジットカー
ド番号などを記録するものである。一時記憶装置13
は、2次元コード読取装置11から読み取られたコード
や、2次元コード解読手段(モジュール)16a及び2
次元コード変換手段(モジュール)16bで得られるコ
ードを一時保存するための記憶装置である。 【0068】図面には特に表示していないが、これらの
主機能部19が正常に機能するための電源や電池等が備
えられていることは勿論である。コード読取アタッチメ
ント17に必要な電源や電池等は、主機能部19から取
得されても良いし、コード読取アタッチメント17の内
部に必要な電源や電池等を備えていても良い。 【0069】携帯電話側データインターフェース14と
コード読取アタッチメントデータインターフェース15
は、凹凸形式により直接接続されても良いし、これらの
インターフェースに物理的に適合したコネクタが接続さ
れたケーブルによって接続されても良い。 【0070】図7は、図6に示した本発明の第3の実施
の形態に係る携帯情報処理機器230の構成を示す断面
図である。第3の実施の形態に係る携帯情報処理機器2
30は、主機能部130B及びコード読取アタッチメン
ト132とから構成されている。 【0071】図7に示すように、主機能部130Bは、
受話器部154、液晶表示部153、入力操作部15
1、送話器部155、インターフェース端子部156、
ICチップ138C、アンテナ157、バッテリー13
1を有する。受話器部154、液晶表示部153、入力
操作部151、送話器部155、インターフェース端子
部156、アンテナ157、バッテリー131の機能及
び動作は、それぞれ図4に示した携帯情報処理機器13
0Aと同じである。ICチップ138Cは、図6に示し
た無線装置4、音声処理装置5、CODEC6、データ
記憶装置9、主機能制御装置10Mなどの機能を実現す
る電子回路をモノリシックに集積したシステムLSIで
ある。ICチップ138Cは、図4に示したICチップ
138Bに比して、個人情報記憶装置12、一時記憶装
置13以外の機能を具備していることになる。 【0072】又、コード読取アタッチメント132は、
広告媒体などに埋め込まれた2次元コードを光学的な手
法で読み取る機能を有し、筐体141と、複数の光学レ
ンズ146と、エリアセンサ(CCDセンサ)135
と、照明用LED136と、ICチップ138Aと、コ
ネクタ部140とを具備する。図4に示した2次元コー
ドリーダ部133に比して、筐体141の形状が異な
り、ICチップ138A及びコネクタ部140が新規な
構成要素である。ICチップ138Aは、図6に示した
アタッチメント制御装置16、個人情報記憶装置12、
一時記憶装置13などの機能を実現する電子回路をモノ
リシックに集積したしたシステムLSIである。コネク
タ部140は、凹凸形式によりインターフェース端子部
156に直接接続され、主機能部130Bとコード読取
アタッチメント132との間でデータの送受信を行う。
筐体141の開口部には、広告媒体などに押し当てて2
次元コードパターンを読み取る当接部143が形成され
ている。当接部143に押し当てられた広告媒体に対し
て照明用LED136から放出された光は、拡散レンズ
142及び反射板137により、2次元コードパターン
全体に照射される。2次元コードパターンからの反射光
は複数の光学レンズ146によりエリアセンサ135の
センサ面上に結像される。エリアセンサ135は2次元
コードパターンの結像光を電気信号へ変換する。2次元
コードパターンの電気信号は、ICチップ138Aに入
力され、2次元コードの解読などの所定の情報処理が施
される。ICチップ138A内の個人情報、商品情報な
どを外部に発信する場合などにおいて、これらのデータ
をコネクタ部140、インターフェース端子部156を
介して主機能部130B側に送信する。なお、複数のレ
ンズ146及びエリアセンサ135は支持部材139に
より固定されているため、光学軸がぶれることが無く、
当接部143に広告媒体を押し当てるだけでエリアセン
サ135に2次元コードパターンを結像させることが出
来る。又、コード読取アタッチメント132は、主機能
部130Bに対して自由に着脱することが出来、必要に
応じて、通常の主機能部130Bに対して電子商取引の
機能を付加することが出来る。又、図7においてはコー
ド読取アタッチメント132に必要な電力は、インター
フェース端子部156及びコネクタ部140を介して主
機能部130Bのバッテリー131から供給される。 【0073】図8Aは、本発明の第3の実施の形態に係
る携帯情報処理機器130Bと、光学的読み取り用の当
接部143を有するコード読取アタッチメント132を
示している。図8Bは、携帯情報処理機器130Bとコ
ード読取アタッチメント132を取り付けた図である。
図8Bに示すように、携帯情報処理機器130Bとコー
ド読取アタッチメント132を結合した状態で、当接部
143に広告媒体を押し当てるだけで、コード読取アタ
ッチメント132の内部のエリアセンサ135に画像情
報(2次元コードパターン)を結像させ、必要な情報を
読み取ることが出来る。図8Bに示すように、携帯情報
処理機器130Bとコード読取アタッチメント132を
結合した状態では、当接部143は、結合方向に対し
て、縦に取り付いた構造である。 【0074】図9Aは、本発明の第3の実施の形態に係
る携帯情報処理機器130Bと、当接部143を有する
コード読取アタッチメント132を示している。図9B
は、携帯情報処理機器130Bとコード読取アタッチメ
ント132を取り付けた図である。図9Bに示すよう
に、携帯情報処理機器130Bとコード読取アタッチメ
ント132を結合した状態で、当接部143に広告媒体
を押し当てるだけで、コード読取アタッチメント132
の内部のエリアセンサ135に2次元コードパターンを
結像させ、必要な情報を読み取ることが出来る。図9B
に示すように、携帯情報処理機器130Bとコード読取
アタッチメント132を結合した状態では、当接部14
3は、結合方向に対して、垂直方向に取り付いた構造で
あり、コード読取アタッチメント132を横使いで使用
可能である点が図8Bの構成とは異なる。 【0075】(第4の実施の形態)図10は、本発明の
第4の実施の形態に係る携帯情報処理機器130Cの機
械的な構成を示す断面図である。本発明第4の実施の形
態に係る携帯情報処理機器の構造を示すブロック図は、
第2の実施の形態に係る携帯情報処理機器と同様であ
る。図10に示すように、第4の実施の形態に係る携帯
情報処理機器130Cは、受話器部154、液晶表示部
153、入力操作部151、送話器部155、ICチッ
プ138B、アンテナ157、バッテリー131、2次
元コードリーダ部134を有する。受話器部154、液
晶表示部153、入力操作部151、送話器部155、
ICチップ138B、バッテリー131の機能及び動作
は、それぞれ図4に示した携帯情報処理機器130Aと
同じである。第4の実施の形態に係る携帯情報処理機器
130Cは、第2の実施の形態に係る携帯情報処理機器
130Aに比して、2次元コードリーダ部134が、伸
縮自在のアンテナ157の先端に配置されている点が異
なる。図10には示さないが、2次元コードリーダ部1
34は、図4に示した2次元コードリーダ部133と同
様に、広告媒体などに埋め込まれた2次元コードを光学
的な手法で読み取る機能を有し、筐体と、複数の光学レ
ンズと、エリアセンサ(CCD)と、照明用LEDとを
具備する。エリアセンサ(CCD)により変換された2
次元コードパターンの電気信号は、アンテナ157の内
部に配置された配線を介してICチップ138Bに入力
され、所定の情報処理が施される。街頭の看板、ポスタ
ー、電車の中吊り広告など、壁面、路面、扉など屋内外
の使用者の手の届かないところに掲示された2次元コー
ドに対して、アンテナ157を引き伸ばして、2次元コ
ードリーダ部134の当接部143を2次元コードに押
し当てることが出来る。 【0076】又、第4の実施の形態においても、第3の
実施の形態と同様に、主機能部と、主機能部に対し取り
外し可能なコード読取アタッチメントより構成しても良
い。又、アンテナ部分を着脱可能にすることも出来る。 【0077】図11は、先端読み取り部161、本体円
柱部162、接続ケーブル165からなるコード読取ア
タッチメントの例である。先端読み取り部161は光学
的読み取り用の当接部143を有する。この先端読み取
り部161の内部は、図7に示したコード読取アタッチ
メント132と同様な構造をしている。即ち、先端読み
取り部161の内部には、図7と同様な複数の光学レン
ズ146、エリアセンサ(CCDセンサ)135、照明
用LED136、ICチップ138Aを有し、コネクタ
部140を具備する。ICチップ138Aは、図6に示
したアタッチメント制御装置16、個人情報記憶装置1
2、一時記憶装置13などの機能を実現する電子回路を
モノリシックに集積したしたシステムLSIである。当
接部143に押し当てられた広告媒体に対して照明用L
ED136から放出された光は、拡散レンズ142及び
反射板137により、2次元コードパターン全体に照射
される。2次元コードパターンからの反射光は複数の光
学レンズ146によりエリアセンサ135のセンサ面上
に結像される。エリアセンサ135は2次元コードパタ
ーンの結像光を電気信号へ変換する。2次元コードパタ
ーンの電気信号は、ICチップ138Aに入力され、2
次元コードの解読などの所定の情報処理が施される。I
Cチップ138A内の個人情報、商品情報などを外部に
発信する場合などにおいて、これらのデータをコネクタ
部140、インターフェース端子部156を介して主機
能部130B側に送信する。なお、複数のレンズ146
及びエリアセンサ135は支持部材139により固定さ
れているため、光学軸がぶれることが無く、当接部14
3に広告媒体を押し当てるだけでエリアセンサ135に
2次元コードパターンを結像させることが出来る。先端
読み取り部161は、キャラクタデザインなどを取り入
れ、交換可能とし、ユーザの嗜好に合ったものを選択出
来るようにする。 【0078】又、図11に示す先端読み取り部161の
首の部分の角度の変更や回転を可能とする構成にしても
良い。本体円柱部162は、LED発光部163、電源
スイッチ164を有する。LED発光部163は、コー
ド読み取り正常、異常完了をLEDの色や発光パターン
により知らせる仕組みにしても良い。例えば、画像情報
の読み取りに成功した場合は、緑色、失敗した場合は赤
色に発光させれば良い。更に、画像情報の読み取りに失
敗した場合は赤色を点滅させても良い。LED発光部1
63が、本体円柱部162のほぼ全領域に構成されてい
るが、本体円柱部162の一部に設けても良い。更に、
LEDは小さな面積で高い輝度を有するので、LED発
光部163を先端読み取り部161に設けても良い。電
源スイッチ164は、回すことにより、ON、OFFの
切り換えを可能とし、取り付け位置は本体円柱部162
の上部、下部、その他の場所でも構わない。又、主機能
部(情報処理機器)への接続方法は、接続ケーブル16
5を用いてなされる。しかし、接続ケーブル165を用
いずに、図7,8B,9B等と同様に、直接接続する構
成にしても良い。 【0079】(第5の実施の形態)図12に示す本発明
の第5の実施の形態に係る通信ネットワークシステム構
成図は、第2の実施の形態の図5に、2次元コード解読
手段(モジュール)10b及び2次元コード変換手段
(モジュール)10cを備えたものである。第1の携帯
情報処理機器65a及び第2の携帯情報処理機器65b
が、それぞれ、2次元コード解読手段(モジュール)1
0b及び2次元コード変換手段(モジュール)10cを
備えている。なお、第1の携帯情報処理機器65a及び
第2の携帯情報処理機器65bの構造を示すブロック図
は、第2の実施の形態の図1と同様なので記載を省略す
る。 【0080】図13は、ウェブサーバ(若しくはデータ
ベースサーバ)としての第1の電子商取引提供サーバ6
4aの構造を示すブロック図である。第1の電子商取引
提供サーバ64aは、入力装置31、出力装置32、一
時記憶装置(主記憶装置)61、電子商取引提供サーバ
処理装置68、商品情報記憶装置69、商品画像記憶装
置70、受注データ記憶装置71及び支払請求データ記
憶装置72により構成されている。入力装置31は、キ
ーボード、マウス等により、出力装置32は、液晶ディ
スプレイ、CRTディスプレイなどにより構成される。
一時記憶装置(主記憶装置)61は、ROM及びRAM
が組み込まれている。ROMは電子商取引提供サーバ処
理装置68において実行されるプログラムを格納してい
るプログラムメモリー等として機能し、RAMは、電子
商取引サーバ処理装置68におけるプログラム実行処理
中に利用されるデータ等を格納したり、作業領域として
利用されるデータメモリー等として機能する。商品情報
記憶装置69は、この電子商取引提供サーバが扱ってい
る商品について、商品名、商品番号、型番、色、サイズ
などの商品情報が記憶されている。商品画像記憶装置7
0は、第1の電子商取引提供サーバ64aが扱っている
商品について、その画像データが記憶されている。受注
データ記憶装置71は、この電子商取引提供サーバが扱
った電子商取引について、取引相手、取引商品、取引日
時などのデータが記憶されている。支払請求データ記憶
装置72は、この電子商取引提供サーバが扱った電子商
取引について、取引相手に対する請求データと、その支
払結果データが記憶されている。電子商取引提供サーバ
処理装置68は、電子商取引提供サーバが行う電子商取
引を制御する電子商取引制御手段(モジュール)68a
を備えている。 【0081】図12に示すウェブサーバ(若しくはデー
タベースサーバ)としての第2の電子商取引提供サーバ
64bの構造を示すブロック図は、第1の電子商取引提
供サーバ64aの構造を示すブロック図と同様であるの
で、その説明を省略する。 【0082】図14は、本発明の第5の実施の形態に係
る第1の携帯情報処理機器65aが電子商取引を行う場
合の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0083】(a)先ず、ステップS201において、
光学的データ読取装置(2次元コード読取装置)11に
より、テレビジョン等の電子表示装置に表示されている
2次元コードの読取を行い、処理制御装置10を介し
て、一時記憶装置(主記憶装置)13に記憶する。 【0084】(b)次に、ステップS202において、
データ解読モジュール(2次元コード解読手段)10b
により、一時記憶装置(主記憶装置)13に記憶された
2次元コードを解析する。更に、コード変換モジュール
(2次元コード変換手段)10cにより、文字データに
変換する。変換された文字データを再び一時記憶装置
(主記憶装置)13に記憶する。ここで得られる文字デ
ータは、商品提供者のURLである。 【0085】(c)ステップS203において、2次元
コードに組み込まれたチェックデジットコードを利用し
て、所定の計算を行い、2次元コードの取得に成功した
か否かをチェックする。2次元コードの取得に失敗した
場合は、ステップS201において、再び、2次元コー
ドの読取を行う。 【0086】(d)ステップS204において、電話機
能制御手段(モジュール)10a、無線装置4、アンテ
ナ3等を使用してインターネットに接続を行い、電子商
取引情報の送信を行う。ステップS205において、商
品提供者URLを参照する。 【0087】(e)ステップS206において、商品購
入するか否か、入力装置1を用いて使用者が決定を行
う。商品購入をしない場合は、ステップS209におい
て、インターネットの接続を切断する。商品購入を行う
場合は、ステップS207に進む。 【0088】(f)商品購入を行う場合、ステップS2
07において、電子商取引データ編集手段(モジュー
ル)10dは、個人情報記憶装置12に記憶されている
個人情報を取得し、商品提供者が指定する形式に編集を
行い、この情報の送信を行う。ステップS208におい
て、この商品を購入した決済情報を商品提供者から受信
する。受信終了後、ステップS209において、インタ
ーネットの接続を切断する。 【0089】図示を省略しているが、本発明の第5の実
施の形態に係る第2の携帯情報処理機器65bが電子商
取引を行う場合の処理動作の流れを示すフローチャート
も、図14と同様である。 【0090】図15は、本発明の第5の実施の形態に係
る第1の電子商取引提供サーバ64aが電子商取引を行
う場合の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0091】(a)先ず、ステップS211において、
電子商取引提供サーバ64aは、図14のステップS2
04に対応して、電子商取引情報の受信を行う。 【0092】(b)次に、ステップS212において、
電子商取引提供サーバ64aは、第1の携帯情報処理機
器65aに指定URLの画面を送信する。これは、図1
4のステップS205に対応している。 【0093】(c)ステップS213において、商品を
購入するか否かの判断をユーザに行ってもらう。商品購
入を行わない場合は、このまま電子商取引を終了する。
商品購入を行う場合は、ステップS214において、第
1の携帯情報処理機器65aに、個人情報の送信依頼を
行う。 【0094】(d)図14のステップS207に対応し
て、電子商取引提供サーバ64は、ステップS215で
個人情報を受信し、商取引の決済を行う。S216にお
いて、電子商取引提供サーバ64は、その結果を、第1
の携帯情報処理機器65aに送信する。 【0095】第2の携帯情報処理機器65bが電子商取
引を行う場合の処理動作の流れを示すフローチャート
も、図15と同様であることは勿論である。 【0096】(第6の実施の形態)図16に示すよう
に、本発明の第6の実施の形態に係る通信ネットワーク
システムは、本発明第5の実施の形態に係る通信ネット
ワークシステムのシステム構成図である図12と比べ
て、ウェブサーバ(若しくはデータベースサーバ)とし
ての第1の電子商取引提供サーバ64a及び第2の電子
商取引サーバ64bが、それぞれ2次元コード解読手段
(モジュール)34b及び2次元コード変換手段(モジ
ュール)34cを備えている点が異なる。更に、第1の
携帯情報処理機器65a及び第2の携帯情報処理機器6
5bが、それぞれ2次元コード解読手段(モジュール)
10b及び2次元コード変換手段(モジュール)10c
を備えていない点が、第5の実施の形態に係る通信ネッ
トワークシステムとは異なる。 【0097】詳細には、図17に示すように、第6の実
施の形態に係る第1の携帯情報処理機器65aは、第5
の実施の形態において説明した第1の携帯情報処理機器
65aのシステム構成図(図1参照)と比べて、2次元
コード解読手段(モジュール)10b及び2次元コード
変換手段(モジュール)10cを備えていない点が異な
る。更に、第6の実施の形態に係る第1の携帯情報処理
機器65aは、接続先URL情報記憶装置63を、新た
に備えている。接続先URL情報記憶装置63は、電子
商取引を提供する第1の電子商取引提供サーバ64a或
いは第2の電子商取引提供サーバ64bのURLを保存
する記憶装置である。 【0098】又、第6の実施の形態に係る第1の電子商
取引提供サーバ64aは、図18に示すように、第5の
実施の形態に係る第1の電子商取引提供サーバ64aの
システム構成図(図13参照)と比べて、電子商取引提
供サーバ処理装置68に2次元コード解読手段(モジュ
ール)34b及び2次元コード変換手段(モジュール)
34cを備えている点が異なる。 【0099】即ち、第5の実施の形態と第6の実施の形
態では、2次元コードの解読・変換する機器が異なる。
第5の実施の形態では、第1の情報処理機器65aで2
次元コードを解読、変換し、第1の電子商取引提供サー
バ64aに電子商取引情報を送信していたが、第6の実
施の形態では、第1の情報処理機器65aで読み取った
2次元コードの画像データを、画像データのまま第1の
電子商取引提供サーバ64aに送信し、第1の電子商取
引提供サーバ64aにおいて、2次元コードの解読、変
換を行う。 【0100】図19は、第6の実施の形態に係る第1の
携帯情報処理機器65aが、特定のURL(例えば、第
1の電子商取引提供サーバ64a)と電子商取引を行う
場合の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0101】(a)先ず、ステップS301において、
光学的データ読取装置(2次元コード読取装置)11に
より、テレビジョン等の電子表示装置に表示されている
2次元コードの読取を行い、この画像データを処理制御
装置10を介して、一時記憶装置(主記憶装置)13に
記憶する。 【0102】(b)ステップS302において、電話機
能制御手段(モジュール)10a、無線装置4、アンテ
ナ3等を使用してインターネットに接続を行い、接続先
URL情報記憶装置63に保存された指定URL(ここ
では、第1の電子商取引提供サーバ64a)に接続す
る。その後、ステップS303において、2次元コード
の画像データを、第1の電子商取引提供サーバ64aへ
送信する。 【0103】(c)第1の携帯情報処理機器65aは、
ステップS304において、2次元コードの画像データ
の解析に成功したかどうかの返答を接続先サーバ(第1
の電子商取引提供サーバ64a)から受信する。解析に
失敗した場合は、第1の携帯情報処理機器65aは、ス
テップS305において、2次元コードの読取を行い、
ステップS303で、2次元コードの画像データの第1
の電子商取引提供サーバ64aへの送信を再度行う。第
1の電子商取引提供サーバ64aにおいて解析に成功し
た場合は、ステップS306において、2次元コードが
指定するURLの画面を、第1の携帯情報処理機器65
aの表示装置2に表示する。 【0104】(d)ステップS307において、商品購
入するか否か、ユーザが決定を行う。商品購入をしない
場合は、ステップS310において、第1の携帯情報処
理機器65aのインターネットの接続を切断する。商品
購入を行う場合は、ステップS308に進む。 【0105】(e)商品購入を行う場合、ステップS3
08において、第1の携帯情報処理機器65aの電子商
取引データ編集手段(モジュール)10dは、個人情報
記憶装置12に記憶されている個人情報を取得し、商品
提供者が指定する形式に編集を行う。そして、この編集
された情報を、第1の電子商取引提供サーバ64aに送
信する。送信後、ステップS309において、この商品
を購入した決済情報を商品提供者(第1の電子商取引提
供サーバ64a)から受信する。受信が終了すると、第
1の携帯情報処理機器65aは、ステップS310にお
いて、インターネットの接続を切断する。 【0106】図20は、第6の実施の形態に係る第1の
電子商取引提供サーバ64aが、特定のユーザ(例え
ば、第1の携帯情報処理機器65a)と電子商取引を行
う場合の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0107】(a)先ず、ステップS311において、
第1の電子商取引提供サーバ64aは、図19のステッ
プS303に対応して、第1の携帯情報処理機器65a
から送られた画像データの受信を行う。 【0108】(b)次にステップS312において、第
1の電子商取引提供サーバ64aは、受信した画像デー
タが暗号化されているか調べる。暗号化されている場合
は、ステップS313において、第1の電子商取引提供
サーバ64aは、暗号の解読を行う。 【0109】(c)次にステップS314において、第
1の電子商取引提供サーバ64aは、2次元コードの規
格を判定する。予め2次元コードの規格が統一されてい
る場合は、このステップを実行する必要は無い。 【0110】(d)第1の電子商取引提供サーバ64a
の2次元コード解読手段(モジュール)34bで、2次
元コードの解読を行う。このときに、2次元コードに組
み込まれたチェックデジットコードを利用して、所定の
計算を行い、2次元コードの取得に成功したか否かをチ
ェックする。第1の電子商取引提供サーバ64aが2次
元コードの取得に失敗した場合は、ステップS316に
おいて、再び、2次元コードの再送の依頼を行い、ステ
ップS311において、画像データの受信を再度行う。
チェックデジットが適正だった場合は、ステップS31
7において、第1の電子商取引提供サーバ64aの2次
元コード変換手段(モジュール)34cにより、2次元
コードの画像データを文字データに変換する。 【0111】(e)次に、ステップS318において、
第1の携帯情報処理機器65aに指定URLの画面を送
信する。これは、図19のステップS306に対応して
いる。 【0112】(f)ステップS319において、商品を
購入するか否かの判断をユーザに行ってもらう。商品購
入を行わない場合は、このまま電子商取引を終了する。
商品購入を行う場合は、ステップS320において、第
1の携帯情報処理機器65aに、個人情報の送信依頼を
行う。 【0113】(g)図19のステップS308に対応し
て、ステップS321で個人情報を受信し、商取引の決
済を行う。S322においてその結果を、第1の携帯情
報処理機器65aに送信する。 【0114】(第7の実施の形態)図21に示す本発明
の第7の実施の形態に係る通信ネットワークシステム
は、第5の実施の形態のシステム構成図である図12と
比べて、ゲートウェイサーバとしてのライセンス登録チ
ェックサーバ28がインターネット26に接続されてい
る点が異なる。ゲートウェイサーバ(ライセンス登録チ
ェックサーバ)は、第1の携帯情報処理機器65a及び
第2の携帯情報処理機器65bからの接続を受付、第1
の電子商取引提供サーバ64a及び第2の電子商取引提
供サーバ64bへの接続を許可するか否かを判断する。 【0115】本発明の第7の実施の形態に係る携帯情報
処理機器及び電子商取引提供サーバの構造を示すブロッ
ク図は、第5の実施の形態の図1及び図13と同様なの
で記載を省略する。 【0116】図22は、ライセンス登録チェックサーバ
(ゲートウェイサーバ)28の構造を示すブロック図で
ある。ライセンス登録チェックサーバ28は、入力装置
41、出力装置42、一時記憶装置(主記憶装置)6
2、ライセンス登録チェックサーバ処理装置73及びラ
イセンス登録データ記憶装置74により構成されてい
る。入力装置41は、キーボード、マウスなどであり、
出力装置42は、液晶ディスプレイ、CRTディスプレ
イ等である。一時記憶装置(主記憶装置)62は、RO
M及びRAMが組み込まれている。ROMはライセンス
登録チェックサーバ処理装置73において実行されるプ
ログラムを格納しているメモリーであり、RAMは、ラ
イセンス登録チェックサーバ処理装置73におけるプロ
グラム実行処理中に利用されるプログラムデータ等を格
納したり、作業領域として利用されるメモリーである。
ライセンス登録データ記憶装置74には、第7の実施の
形態に係る通信ネットワークシステムが使用可能な電子
商取引サーバの情報が記録されている。ライセンス登録
チェックサーバ処理装置73は、ライセンス登録チェッ
ク手段(モジュール)73aを備えている。ライセンス
登録チェック手段(モジュール)73aは、送信された
電子商取引情報に記載された電子商取引提供サーバが、
ライセンス登録されているか否かのチェックを行う。即
ち、第1の携帯情報処理機器65a及び第2の携帯情報
処理機器65bは、ここに登録されている電子商取引サ
ーバにのみ接続が可能である。 【0117】第7の実施の形態に係る通信ネットワーク
システムのライセンスは、電子商取引提供サーバ毎に発
行されても良いし、或いは、電子商取引提供サーバが提
供する個々の商品について発行されても良い。 【0118】本発明の第7の実施の形態に係る第1の携
帯情報処理機器65a及び第1の電子商取引提供サーバ
64aが電子商取引を行う場合の、第1の携帯情報処理
機器65aの処理動作の流れを示すフローチャートは、
第5の実施の形態の図14と同様なので記載を省略す
る。一方、図23は、本発明の第7の実施の形態に係る
ライセンス登録チェックサーバ28が、電子商取引を行
う場合の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0119】(a)先ず、ステップS401において、
図14のステップS204に対応して、ライセンス登録
チェックサーバ28が、第1の携帯情報処理機器65a
から電子商取引情報の受信を行う。 【0120】(b)次に、ステップS402において、
ライセンス登録チェックサーバ28は、図22に示した
ライセンス登録データ記憶装置74を参照して、第1の
電子商取引提供サーバ64aがライセンス契約を行って
いるサーバであるかチェックを行う。ライセンス契約が
行われていない場合は、ライセンス登録チェックサーバ
28は、ステップS403において、第1の携帯情報処
理機器65aにエラーメッセージを送信し、処理を終了
する。ライセンス契約が行われている場合は、ステップ
S404に進む。 【0121】(c)ステップS404において、ライセ
ンス登録チェックサーバ28は、第1の電子商取引提供
サーバ64aに接続を行い、指定URL画面の表示を行
う。 【0122】(d)ステップS405において、ユーザ
は、第1の携帯情報処理機器65aを介して商品を購入
するかどうかの判断を行う。商品を購入しない場合は、
そのまま処理を終了し、商品を購入する場合は、ステッ
プS406に進む。 【0123】(e)ステップS406において、ライセ
ンス登録チェックサーバ28は、ユーザに個人情報送信
の依頼を行う。図14のステップS207に対応して、
ステップS407において個人情報の受信を行う。その
後、ライセンス登録チェックサーバ28は、ステップS
408において、個人情報を第1の電子商取引提供サー
バ64aに送信し、ステップS409において第1の電
子商取引提供サーバ64aから決済情報を受信する。こ
れは、図15のステップS215及びステップS216
に対応する。 【0124】(f)そして、ステップS410におい
て、ライセンス登録チェックサーバ28は、決済情報を
第1の携帯情報処理機器65aに送信する。 【0125】上記の説明においては、ライセンス登録チ
ェックサーバ28が、第1の携帯情報処理機器65aと
第1の電子商取引提供サーバ64aで行われるデータ送
信を全て仲介するとして、記載した。しかし、この場
合、ライセンス登録チェックサーバ28に必要とされる
処理能力は高い。ライセンス登録チェックサーバ28の
処理能力を考慮して、ライセンス登録チェックサーバ2
8は、最初に第1の電子商取引提供サーバ64aの認証
を行い、その後の処理は、ライセンス登録チェックサー
バ28を介さず、第1の携帯情報処理機器65aと第1
の電子商取引提供サーバ64aで直接データ送信を行っ
ても良い。 【0126】(第8の実施の形態)図24に示す本発明
の第8の実施の形態に係る通信ネットワークシステム
は、第7の実施の形態に係るシステム構成図の図21と
比べて、ゲートウェイサーバ(ライセンス登録チェック
サーバ)28が、2次元コード解読手段(モジュール)
34d及び2次元コード変換手段(モジュール)34e
を備えており、第1の携帯情報処理機器65a及び第2
の携帯情報処理機器65bが、それぞれ2次元コード解
読手段(モジュール)10b及び2次元コード変換手段
(モジュール)10cを備えていない点が異なる。 【0127】本発明の第8の実施の形態に係る携帯情報
処理機器65a,65b及び電子商取引提供サーバ64
a、64bの構造を示すブロック図は、それぞれ、第6
の実施の形態の図17及び第5の実施の形態の図13と
同様である。但し、第6の実施の形態では、接続先UR
L情報記憶装置63に第1の電子商取引提供サーバ64
a或いは、第2の電子商取引提供サーバ64bのURL
を保存していたが、第8の実施の形態では、ライセンス
登録チェックサーバ(ゲートウェイサーバ)28がこれ
らのURLを保存している。 【0128】図25に示す本発明の第8の実施の形態に
係るライセンス登録チェックサーバは、第7の実施の形
態に係るライセンス登録チェックサーバである図22に
比べて、ライセンス登録チェックサーバ処理装置73
に、2次元コード解読手段(モジュール)34d及び2
次元コード変換手段(モジュール)34eを備えている
点が異なる。即ち、第7の実施の形態と第8の実施の形
態では、2次元コードの解読・変換する機器の配置が異
なる。第7の実施の形態では、第1の情報処理機器65
aで2次元コードを解読、変換し、ライセンス登録チェ
ックサーバ28に送信していたが、第8の実施の形態で
は、第1の情報処理機器65aで読み取った2次元コー
ドの画像データを、画像データのまま、ライセンス登録
チェックサーバ28に送信し、ライセンス登録チェック
サーバ28において、2次元コードの解読、変換を行っ
ている。 【0129】本発明の第8の実施の形態に係る第1の携
帯情報処理機器65a及び第1の電子商取引提供サーバ
64aが電子商取引を行う場合の処理動作の流れを示す
フローチャートは、それぞれ第6の実施の形態の図19
及び第5の実施の形態の図15と同様なので記載を省略
する。図26は、本発明の第8の実施の形態に係るライ
センス登録チェックサーバ28が電子商取引を行う場合
の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0130】(a)先ず、ステップS501において、
ライセンス登録チェックサーバ28は、図19のステッ
プS303に対応して、第1の携帯情報処理機器65a
からの画像ファイルの受信を行う。 【0131】(b)次にステップS502において、ラ
イセンス登録チェックサーバ28は、第1の携帯情報処
理機器65aから受信した画像データが暗号化されてい
るか調べる。暗号化されている場合は、ステップS50
3において、暗号の解読を行う。 【0132】(c)次にステップS504において、ラ
イセンス登録チェックサーバ28は、第1の携帯情報処
理機器65aから送られた2次元コードの規格を判定す
る。予め2次元コードの規格が統一されている場合は、
このステップを実行する必要は無い。 【0133】(d)ライセンス登録チェックサーバ28
は、2次元コード解読手段(モジュール)34dで、第
1の携帯情報処理機器65aから送られた2次元コード
の解読を行う。このときに、2次元コードに組み込まれ
たチェックデジットコードを利用して、所定の計算を行
い、2次元コードの取得に成功したか否かをチェックす
る。2次元コードの取得に失敗した場合は、ステップS
506において、ライセンス登録チェックサーバ28は
再び、第1の携帯情報処理機器65aに対して2次元コ
ードの再送の依頼を行う。そして、ステップS501に
おいて、第1の携帯情報処理機器65aからの画像デー
タの受信を再度行う。チェックデジットが適正だった場
合は、ステップS507において、2次元コード変換手
段(モジュール)34eにおいて、第1の携帯情報処理
機器65aから送られた2次元コードを文字データに変
換する。 【0134】(e)次に、ライセンス登録チェックサー
バ28は、ステップS508において、ライセンス登録
データ記憶装置74を参照して、第1の電子商取引提供
サーバ64aがライセンス契約を行っているサーバであ
るかチェックを行う。ライセンス契約が行われていない
場合は、ステップS509において、第1の携帯情報処
理機器65aにエラーメッセージを送信し、処理を終了
する。ライセンス契約が行われている場合は、ステップ
S510に進む。 【0135】(f)ステップS510において、ライセ
ンス登録チェックサーバ28は、第1の電子商取引提供
サーバ64aに接続を行い、第1の携帯情報処理機器6
5aの表示装置に指定URL画面の表示を行う。 【0136】(g)ステップS511において、商品を
購入するか否かの判断をユーザに行ってもらう。商品購
入を行わない場合は、このまま電子商取引を終了する。
商品購入を行う場合は、ステップS512において、ラ
イセンス登録チェックサーバ28は、第1の携帯情報処
理機器65aに、個人情報の送信依頼を行う。 【0137】(h)図19のステップS308に対応し
て、ライセンス登録チェックサーバ28は、ステップS
513において、第1の携帯情報処理機器65aからの
個人情報の受信を行う。その後、ライセンス登録チェッ
クサーバ28は、ステップS514において、個人情報
を第1の電子商取引提供サーバ64aに送信し、ステッ
プS515において第1の電子商取引提供サーバ65a
から決済情報を受信する。これは、図15のステップS
215及びステップS216に対応する。 【0138】(i)そして、ステップS516におい
て、ライセンス登録チェックサーバ28は、決済情報を
第1の携帯情報処理機器65aに送信する。 【0139】本発明の第8の実施の形態においては、第
7の実施の形態と同様、ライセンス登録チェックサーバ
28が、第1の携帯情報処理機器65aと第1の電子商
取引提供サーバ64aで行われるデータ送信を全て仲介
すると記載した。しかし、この場合、ライセンス登録チ
ェックサーバ28に必要とされる処理能力は高い。ライ
センス登録チェックサーバ28の処理能力を考慮して、
ライセンス登録チェックサーバ28は、最初に第1の電
子商取引提供サーバ64aの認証を行い、その後の処理
は、ライセンス登録チェックサーバ28を介さず、第1
の携帯情報処理機器65aと第1の電子商取引提供サー
バ64aで直接データ送信を行っても良い。 【0140】(第9の実施の形態)図27に示す本発明
の第9の実施の形態に係る通信ネットワークシステム
(カード利用システム)は、電子商取引提供サーバとし
てのカード提供会社サーバ66、電子商取引提供サーバ
としての銀行サーバ67が接続されたインターネット
(通信ネットワーク)26と、第1の携帯情報処理機器
65a、第2の携帯情報処理機器65b、・・・・・が接続
されたデジタル通信網27により構成されている。第1
の携帯情報処理機器65a及び第2の携帯情報処理機器
65bは、それぞれ、2次元コード解読手段(モジュー
ル)10b及び2次元コード変換手段(モジュール)1
0cを備えている。第1の携帯情報処理機器65aから
発信された情報は、無線中継機24a、24b、24
c、24d、・・・・・、及び移動通信加入者交換機23
a、23b、・・・・・を介して中継処理装置22に送信さ
れる。中継処理装置22は、インターネット26とデジ
タル通信網27のデータの仲介を行う。本発明の第9の
実施の形態に係る携帯情報処理機器65a,65bの構
造を示すブロック図は、第2の実施の形態の図1に示し
た通りである。 【0141】図28に示すカード提供会社サーバ(電子
商取引提供サーバ)66は、入力装置51、出力装置5
2、一時記憶装置(主記憶装置)53、カード提供会社
サーバ処理装置54、顧客データ記憶装置55、支払請
求データ記憶装置56及び取引店舗データ記憶装置57
により構成されている。入力装置51は、キーボード、
マウスなどであり、出力装置52は、液晶ディスプレ
イ、CRTディスプレイ等である。一時記憶装置(主記
憶装置)53は、ROM及びRAMが組み込まれてい
る。ROMはカード提供会社サーバ処理装置54におい
て実行されるプログラムを格納しているメモリーであ
り、RAMは、ライセンス登録チェックサーバ処理装置
73におけるプログラム実行処理中に利用されるプログ
ラムデータ等を格納したり、作業領域として利用される
メモリーである。 【0142】顧客データ記憶装置55は、カード提供会
社の顧客のカード番号、名前、住所等の個人情報が記録
されている。支払請求データ記憶装置56は、顧客が利
用した利用履歴や、残高、請求金額、支払状況等が記録
されている。取引店舗データ記憶装置57は、カード提
供会社と契約している店舗の店コード、名前、住所等が
記録されている。カード提供会社サーバ処理装置54
は、カード決済制御手段(モジュール)54a及び会員
提示画面制御手段(モジュール)54bを備えている。
カード決済制御手段(モジュール)54aは、従来のカ
ード提供会社の業務で、顧客データ記憶装置55、支払
請求データ記憶装置56及び取引店舗データ記憶装置5
7を参照・更新して、カード決済処理を行う。会員提示
画面制御手段(モジュール)54bは、本発明の第9の
実施の形態において、第1の携帯情報処理機器65a及
び第2の携帯情報処理機器65bから取引の要請が有っ
た場合に、接続端末毎に表示する画面や処理を制御す
る。実際には、会員提示画面制御手段(モジュール)5
4bをインターフェースとして、カード決済制御手段
(モジュール)54aを実現する各モジュールがそれぞ
れの取引処理を行う。 【0143】図29は、本発明の第9の実施の形態に係
る第1の携帯情報処理機器65aがカード提供会社サー
バ(電子商取引提供サーバ)66と取引を行う場合の処
理動作の流れを示すフローチャートである。 【0144】(a)先ず、ステップS601において、
第1の携帯情報処理機器65aは、光学的データ読取装
置(2次元コード読取装置)11により電子表示装置に
表示されている2次元コードの読取を行い、処理制御装
置10を介して、一時記憶装置(主記憶装置)13に記
憶する。 【0145】(b)次に、ステップS602において、
第1の携帯情報処理機器65aは、データ解読モジュー
ル(2次元コード解読手段)10bにより、一時記憶装
置(主記憶装置)13に記憶された2次元コードを解析
する。更に、第1の携帯情報処理機器65aは、コード
変換モジュール(2次元コード変換手段)10cによ
り、文字データに変換する。変換された文字データを再
び一時記憶装置(主記憶装置)13に記憶する。ここで
得られる文字データは、商品提供者のURLである。 【0146】(c)ステップS603において、2次元
コードに組み込まれたチェックデジットコードを利用し
て、所定の計算を行い、2次元コードの取得に成功した
か否かをチェックする。2次元コードの取得に失敗した
場合は、ステップS601において、再び、2次元コー
ドの読取を行う。 【0147】(d)ステップS604において、第1の
携帯情報処理機器65aは、電話機能制御手段(モジュ
ール)10a、無線装置4、アンテナ3等を使用してイ
ンターネットに接続を行い、ステップS605におい
て、カード提供会社から付与された個人契約情報をカー
ド提供会社サーバ(電子商取引提供サーバ)66に送信
する。ステップS606において、個人毎に設定された
画面を参照する。 【0148】(e)ステップS607において、第1の
携帯情報処理機器65aは、表示された画面の中から希
望する処理を選択し、カード提供会社サーバ(電子商取
引提供サーバ)66に送信する。その後、ステップS6
08において、第1の携帯情報処理機器65aの表示装
置に、カード提供会社サーバ(電子商取引提供サーバ)
66から送信された処理結果が表示される。表示後、ス
テップS609において、インターネットの接続を切断
する。 【0149】図30は、本発明の第9の実施の形態に係
るカード提供会社サーバ(電子商取引提供サーバ)66
が第1の携帯情報処理機器65aからの取引を受ける場
合の処理動作の流れを示すフローチャートである。 【0150】(a)先ずステップS611において、カ
ード提供会社サーバ66は、図29のステップS605
に対応して、個人契約情報を受信する。 【0151】(b)次に、ステップS611で受信した
個人契約情報を元に、カード提供会社サーバ66は、会
員提示画面制御手段(モジュール)54bにより、個々
が取引出来る処理を選択出来る画面を、第1の携帯情報
処理機器65aに表示させる。 【0152】(c)ステップS613において、第1の
携帯情報処理機器65aにおける選択に基づき、図29
のステップS607で選択された処理を行う。処理終了
後、ステップS614において、その処理結果を第1の
携帯情報処理機器65aに表示させる。 【0153】本発明の第9の実施の形態においては、カ
ード提供会社サーバ(電子商取引提供サーバ)66につ
いて述べたが、銀行サーバ(電子商取引提供サーバ)6
7についても同様の機能が有る。 【0154】又、第9の実施の形態においては、携帯情
報処理機器で2次元コードの解読を行い、解読後の情報
をカード提供会社サーバ(電子商取引提供サーバ)66
に送信する形態を説明したが、第6の実施の形態同様
に、カード提供会社サーバ(電子商取引提供サーバ)6
6で、2次元コードの解読を行っても良い。又、第7の
実施の形態同様に、ゲートウェイサーバ(ライセンス登
録チェックサーバ)を設置しても良い。又更に、第8の
実施の形態同様に、ゲートウェイサーバ(ライセンス登
録チェックサーバ)を設置し、ここで2次元コードの解
読を行っても良い。 【0155】本発明の第9の実施の形態においては、カ
ード提供会社の情報を2次元コード化された画像として
扱う。したがって、図31A及び31Bのように、従来
の1枚のプラスチックカードに、20乃至50の会社が
提供した画像を張り込むことが可能である。 【0156】(第10の実施の形態)図32は、本発明
の第10の実施の形態に係る光学読取専用携帯情報端末
88a,88b,88cを用いた電子商取引の3つのモ
デルを説明する図である。3つのモデルとは、「プリン
トポータルモデル」、「ストリートポータルモデル」及
び「プロダクトポータルモデル」である。以下順にこれ
ら3つのモデルを説明する。 【0157】(a)プリントポータルモデル:出版物、
雑誌の広告、新聞の紙面、折り込みチラシなどの広告媒
体341に貼付又は印刷されている取引希望商品又は取
引希望サービスのURLを含む商品提供者側情報341
の画像情報(2次元コード)44に、光学読取専用携帯
情報端末88aでワンクリックするだけで、その商品・
サービスの情報が光学読取専用携帯情報端末88aにプ
リントされる。情報はネットワーク26を通じて、ネッ
トワーク端末機89のWEB上で処理が出来る。広告媒
体上の情報の取得が、プリントポータルを形成する。本
発明では、この電子商取引を「プリントポータルモデ
ル」と呼称する。 【0158】(b)ストリートポータルモデル:街のポ
スター、地下鉄の広告等のストリート広告351に貼付
又は印刷されている取引希望商品又は取引希望サービス
のURLを含む商品提供者側情報の画像情報(2次元コ
ード)44に、光学読取専用携帯情報端末88bでワン
クリックするだけで、その商品・サービスのURLなど
の情報を取得する。この情報は、ワイヤレス系機器、例
えば携帯端末機、又はケーブル系機器、例えば自宅のネ
ットワーク端末機上にてWEBページにダイレクトアク
セスが可能となる。情報のプリント操作が、自家ポータ
ルを形成する。本発明では、この電子商取引を「ストリ
ートポータルモデル」と呼称する。 【0159】(c)プロダクトポータルモデル:取引希
望商品又は取引希望サービスのURLを含む商品提供者
側情報361の2次元コードを商品又は商品パッケージ
そのものに貼付又は印刷する。この画像情報(2次元コ
ード)44を光学読取専用携帯情報端末88cでワンク
リックするだけで、ユーザが商品を再発注するとき又は
ユーザが商品についてのサポートが必要なときユーザサ
ポートページに直結出来る。全ての商品が、その商品に
とってのネットポータルとなる。本発明では、この電子
商取引を「プロダクトポータルモデル」と言う。 【0160】又、上記の実施の形態を用いた具体的なサ
ービス事例としては、(a)任意の場所、任意の媒体
(テレビジョン番組雑誌、新聞、街頭のポスターなど)
から携帯情報処理機器経由で、自分のビデオ(インター
ネット接続されたIPアドレスを持つ録画機能を持つビ
デオ)に媒体に記載された番組の録画予約を入れる、
(b)ネットワーク経由で直接ダウンロード可能なコン
テンツを、任意の媒体(カタログ、チラシ、パンフレッ
ト、雑誌の広告など)から携帯情報処理機器経由でネッ
ト端末(デジタルテレビジョン、ゲーム機、パソコン、
音楽プレーヤーなど)にダウンロードする、等が提供出
来る。 【0161】(第11の実施の形態)本発明の第11の
実施の形態に係る商取引促進方法は、特定の商品の購入
者履歴を記録し、商品と購入者を対応付けすることによ
り、商品紹介者に特典・対価を提供するものである。 【0162】即ち、図33に示す本発明の第11の実施
の形態に係る商取引促進方法は、電子商取引に必要な情
報及び商品固有番号等の商品固有情報に対応した画像を
表示する画像表示手段(モジュール)、画像を読み取る
光学的データ読取装置及び少なくとも個人固有番号を含
む電子商取引に必要な個人情報を記録した個人情報記憶
装置を備えた第1の情報処理機器65a及び第2の情報
処理機器65b、商品X電子商取引提供サーバ64a、
第1の情報処理機器65a、第2の情報処理機器65b
と商品X電子商取引提供サーバ64aとを互いに接続す
る通信ネットワーク(インターネット)26とからなる
システムを用いる方法である。画像(2次元コード)4
4は、電子表示装置等の画像表示手段(モジュール)に
表示されても良いし、カタログ・新聞・雑誌・広告等の
紙や物体、或いはカード等の画像表示手段(モジュー
ル)の表面に印刷されていても良い。又、商品そのもの
が画像表示手段(モジュール)であり、その商品の一部
に画像(2次元コード)44が、表示(印刷)されてい
ても良い。 【0163】又、更に、商品Y電子商取引サーバ64b
及びゲートウェイサーバ(ライセンス登録チェックサー
バ)28を備えても良い。第1の情報処理機器65a、
第2の情報処理機器65b、商品X電子商取引提供サー
バ64a、商品Y電子商取引提供サーバ64b及びゲー
トウェイサーバ(ライセンス登録チェックサーバ)28
がインターネットに接続される場合は、デジタル通信
網、電話通信回線、中継処理装置、アクセスポイントな
どを介してインターネット26に接続される場合も有
る。ライセンス登録チェックサーバ28は、第1の情報
処理機器65a及び第2の情報処理機器65bが商品X
電子商取引提供サーバ64a及び商品Y電子商取引サー
バ64bに接続する際に、その接続を仲介し、接続を許
可する役割を持つ。又、商品X電子商取引提供サーバ6
4a及び商品Y電子商取引サーバ64bは、同等の機能
を持つ。一つの電子商取引サーバで全ての商品を扱って
も良いし、提供する商品により任意のサーバに振り分け
ても良い。 【0164】第12の携帯情報処理機器65a,65b
の構造を示すブロック図は、第2の実施の形態の図1と
同様なので記載を省略する。 【0165】図34は、図33に示した商品X電子商取
引提供サーバ64aの詳細を示すブロック図である。
又、商品Y電子商取引提供サーバ64bも同様の構造を
示すブロック図である。商品X電子商取引提供サーバ6
4aは、入力装置31、出力装置32、一時記憶装置
(主記憶装置)13、電子商取引提供サーバ処理装置6
8、商品情報記憶装置69、商品画像記憶装置70、受
注データ記憶装置71、支払請求データ記憶装置72、
商品−購入者対応情報記憶装置75及び個人情報記憶装
置77により構成されている。入力装置31は、キーボ
ード、マウスなどにより、出力装置32は、液晶ディス
プレイ、CRTディスプレイなどにより構成される。一
時記憶装置(主記憶装置)13は、ROM及びRAMが
組み込まれている。ROMは電子商取引提供サーバ処理
装置68において実行されるプログラムを格納している
プログラムメモリー等として機能し、RAMは、電子商
取引サーバ処理装置68におけるプログラム実行処理中
に利用されるデータ等を格納したり、作業領域として利
用されるデータメモリー等として機能する。商品情報記
憶装置69は、この電子商取引提供サーバが扱っている
商品について、商品名、商品番号、型番、色、サイズな
どの商品情報が記憶されている。商品画像記憶装置70
は、第1の電子商取引提供サーバ64aが扱っている商
品について、その画像が記憶されている。受注データ記
憶装置71は、この電子商取引提供サーバが扱った電子
商取引について、取引相手、取引商品、取引日時などの
データが記憶されている。支払請求データ記憶装置72
は、この電子商取引提供サーバが扱った電子商取引につ
いて、取引相手に対する請求データと、その支払結果デ
ータが記憶されている。商品−購入者対応情報記憶装置
75は、商品を購入した顧客情報を関連づけた情報が記
憶されている。個人情報記憶装置77は、一意に定めら
れた個人IDに対して、氏名・住所・カード番号等で表
される決済方法が記録されている。電子商取引提供サー
バ処理装置68は、電子商取引提供サーバが行う電子商
取引を制御する電子商取引制御手段(モジュール)68
a及び、商品固有番号等の商品固有情報と購入者の固有
番号を関連づける商品−購入者対応付け手段(モジュー
ル)68b、電子商取引の取消を行う電子商取引取消手
段(モジュール)68c及び個人情報取得手段(モジュ
ール)68dを備えている。電子商取引取消手段(モジ
ュール)68cは、個々の電子商取引毎に付与された発
注固有番号を元にその取消を行う。個人情報取得手段
(モジュール)68dは、情報処理機器から受信された
購入者の個人IDを元に、電子商取引の決済を行うのに
必要な名前・住所・決済方法等の情報を個人情報記憶装
置77から取得する手段(モジュール)である。 【0166】図35は、ライセンス登録チェックサーバ
28の構造を示すブロック図である。ライセンス登録チ
ェックサーバ28は、入力装置41、出力装置42、一
時記憶装置(主記憶装置)13、ライセンス登録チェッ
クサーバ処理装置73及びライセンス登録データ記憶装
置74により構成されている。入力装置41は、キーボ
ード、マウスなどであり、出力装置42は、液晶ディス
プレイ、CRTディスプレイ等である。一時記憶装置
(主記憶装置)13は、ROM及びRAMが組み込まれ
ている。ROMはライセンス登録チェックサーバ処理装
置73において実行されるプログラムを格納しているメ
モリーであり、RAMは、ライセンス登録チェックサー
バ処理装置73におけるプログラム実行処理中に利用さ
れるプログラムデータ等を格納したり、作業領域として
利用されるメモリーである。ライセンス登録データ記憶
装置74には、第11の実施の形態に係る商取引促進方
法が使用可能な電子商取引サーバの情報が記録されてい
る。ライセンス登録チェックサーバ処理装置73は、ラ
イセンス登録チェック手段(モジュール)73aを備え
ている。ライセンス登録チェック手段(モジュール)7
3aは、送信された電子商取引情報に記載された電子商
取引提供サーバが、ライセンス登録されているか否かの
チェックを行う。即ち、第1の情報処理機器65a及び
第2の情報処理機器65bは、ここに登録されている電
子商取引サーバにのみ接続が可能である。 【0167】第11の実施の形態に係る商取引促進方法
のライセンスは、電子商取引提供サーバ毎に発行されて
も良いし、或いは、電子商取引提供サーバが提供する個
々の商品について発行されていても良い。 【0168】図36は、本発明の第11の実施の形態に
係る商取引促進方法のデータの流れとシステム構成を示
した図である。図36に示すように、この商取引促進方
法は、第2の情報処理機器65a、第1の情報処理機器
65b、商品X物販カード81及び商品X電子商取引提
供サーバ64aにより構成される。 【0169】第2の情報処理機器65a及び第1の情報
処理機器65bは、それぞれの所有者の個人情報が記憶
されている。個人情報は、個人IDなどである。ここで
は、第2の情報処理機器65aの所有者を先購入者(以
下において「ユーザA」と言う。)、第1の情報処理機
器65bの所有者を現購入者(以下において「ユーザ
B」と言う。)とする。 【0170】本発明の「画像表示手段(モジュール)」
として機能する商品X物販カード81は、2次元コード
と、商品Xの説明・写真などが印刷されている。2次元
コードは、決済を行う場合の接続先URL(この場合
は、商品X電子商取引提供サーバ64aのURL)及び
商品物販カードIDがコード化されている。商品物販カ
ードIDは、商品毎、カード毎に固有の番号である。 【0171】商品X電子商取引提供サーバ64aは、商
品−購入者対応情報記憶装置75及び個人情報記憶装置
77を備えている。 【0172】図37は、本発明の第11の実施の形態に
係る商取引促進方法の処理を説明するフローチャート図
である。 【0173】(a)ステップS701において、ユーザ
Aは第2の情報処理機器65aを用いて商品X物販カー
ド81に印刷された2次元コードを読み取り、商品X電
子商取引提供サーバ64aに接続する。次にステップS
702において、そこで提示される画面に従ってユーザ
Aは商品Xの購入決済を行う。このときに、商品X電子
商取引提供サーバ64aは、商品X物販カード81の商
品物販カードIDと第1の情報処理機器に記録された個
人IDとの関連づけを行う。 【0174】(b)ユーザAは、ユーザBに商品Xを紹
介する。ステップS703において、商品Xを紹介され
たユーザBは、商品Xを購入したいと判断すれば、第1
の情報処理機器65bを用いて商品X物販カード81に
印刷された2次元コードを読み取り、商品X電子商取引
提供サーバ64aに接続する。次にステップS704に
おいて、そこで提示される画面に従ってユーザBは商品
Xの購入決済を行う。このときに、商品X電子商取引提
供サーバ64aは、同一の商品X物販カード81の商品
物販カードIDで購入履歴があるユーザAを関連づけ
る。即ち、ユーザBの商品Xの購入は、データベースを
検索することにより、ユーザAの紹介によるものだと判
断することが出来る。 【0175】(c)ステップS705において、ユーザ
Bに商品Xを紹介したユーザAの個人情報に特典・サー
ビスコードを付与する。この結果、ユーザAに特典・対
価が提供される。 【0176】図38は、商品X電子商取引提供サーバ6
4aが購入決済を行う場合の処理動作のフローチャート
である。 【0177】(a)先ず、ユーザB(現購入者)からの
商品Xの購入決済依頼により、ステップS711におい
て、ユーザBの購入決済情報を受信する。このときに受
信される情報は、ユーザBの個人IDなどのユーザBが
所有している情報処理機器に記録された個人情報と、ユ
ーザBが読み取った物販カードの2次元コードに記載さ
れた決済URLと商品Xの物販カードIDである。ステ
ップS712において、ユーザBの個人IDを元に、個
人情報記憶装置77からユーザBの個人情報を取得し、
購入決済を行う。ステップS713において、その結果
をユーザBの情報処理機器に送信する。 【0178】(b)ステップS714において、商品X
電子商取引提供サーバ64aは、商品−購入者対応情報
記憶装置75に記録されたデータベースを検索して、以
前に同一の商品Xの物販カードIDで購入履歴が有るか
調べる。 【0179】(c)購入履歴が無い場合は、ステップS
715において、個人IDと商品物販カードIDを関連
づけ、商品−購入者対応情報記憶装置に格納する。購入
履歴が有る場合は、以前に購入したユーザA(先購入
者)が商品Xの購入を斡旋したことになるので、そのユ
ーザAの個人情報に特典・サービスコードを付与する。
特典・サービスコードが付与された結果、ユーザAに特
典・対価が提供される。 【0180】第11の実施の形態においては、紹介者に
のみ特典・対価を提供する例を説明したが、紹介者を更
に紹介した者にも特典を与えることが出来る。図39
は、ユーザ紹介の派生を表した図である。ユーザ紹介の
派生はこの様にツリー構造となる。図39に示すよう
に、ユーザA(先購入者)は、ユーザB(現購入者)及
びユーザC(他の現購入者)を紹介し、ユーザB(現購
入者)は、ユーザD(次購入者)及びユーザE(次購入
者)を紹介する。又、ユーザC(他の現購入者)は、ユ
ーザF(次購入者)を紹介する。この様に、ユーザAが
直接紹介した者を一次紹介者I、一次紹介者Iが紹介し
た者を二次紹介者II、二次紹介者IIが紹介した者を三次
紹介者III、・・・・と定義することが出来る。したが
って、特典・対価を受けることの出来る範囲を、任意に
設定することが出来る。即ち、ユーザF(次購入者)が
商品を購入した場合に、ユーザF(次購入者)を紹介し
たユーザC(他の現購入者)と、ユーザC(他の現購入
者)を紹介したユーザA(先購入者)とに特典・対価を
提供することも可能である。 【0181】又、第11の実施の形態においては、個人
情報取得手段(モジュール)68eは、商品X電子商取
引提供サーバ64aの個人情報記憶装置77に記憶され
た個人情報を取得すると説明したが、この方法には限ら
ない。例えば、第1の情報処理機器65a及び第2の情
報処理機器65bの個人情報記憶装置12に個人情報を
記録し、画像データと一緒に個人情報を商品X電子商取
引提供サーバ68に送信しても構わない。又、商品X電
子商取引提供サーバ64a以外に、個人情報サーバを設
置し、そこに個人情報を記録し、個人情報サーバから個
人情報を取得する。この場合この個人情報サーバは、ラ
イセンス登録チェックサーバ28と物理的に同じ機器で
実現されても構わない。 【0182】又、第11の実施の形態においては、ライ
センス登録チェックサーバが設置されると記載したが、
ライセンス登録チェックサーバは、設置されなくても良
い。 【0183】又、商品毎に電子商取引提供サーバが設置
されると記載したが、商品毎に電子商取引提供サーバが
設置される必要は無く、例えば、商品毎に参照するUR
Lが異なるだけでも良い。又、一つのURLに複数の商
品が掲載されており、ユーザがその中から選択しても構
わない。即ち、ユーザが購入する商品を特定出来れば構
わない。 【0184】又、例えば商品Xという一つの商品に対し
て、この商取引促進方法を適用しても良いし、複数の商
品間でこの商取引促進方法を適用しても構わない。 【0185】(第12の実施の形態)本発明の第12の
実施の形態に係るカード物販方法は、本来は店頭に展示
してある商品を購入するが、店頭には商品情報が記載さ
れたカードのみ展示し、個々に決済を行うものである。
これにより、店は店内に在庫を置く必要がなくなり、
又、商品を展示する必要がなくなるので、省スペース化
を図ることが出来る。又、商品の配送先を指定すること
により、持ち帰る手間を省略出来たり、他の人に商品を
プレゼントすることが出来る。 【0186】即ち、本発明の第12の実施の形態に係る
カード物販方法は、図40に示すように、電子商取引に
必要な情報及び商品固有番号等の商品固有情報に対応し
た画像を表示する画像表示手段(モジュール)、画像を
読み取る光学的データ読取装置及び少なくとも個人固有
番号を含む電子商取引に必要な個人情報を記録した個人
情報記憶装置を備えた情報処理機器65、商品X電子商
取引提供サーバ64a、情報処理機器65と商品X電子
商取引提供サーバ64aとを互いに接続する通信ネット
ワーク(インターネット)26とからなるシステムを用
いる方法である。画像(2次元コード)44は、電子表
示装置等の画像表示手段(モジュール)に表示されても
良いし、カタログ・新聞・雑誌・広告等の紙や物体、或
いはカード等の画像表示手段(モジュール)の表面に印
刷されていても良い。又、商品そのものが画像表示手段
(モジュール)であり、その商品の一部に画像(2次元
コード)44が、表示(印刷)されていても良い。又、
更に、商品Y電子商取引サーバ64b及びゲートウェイ
サーバ(ライセンス登録チェックサーバ)28を備えて
も良い。情報処理機器65、商品X電子商取引提供サー
バ64a、商品Y電子商取引提供サーバ64b及びライ
センス登録チェックサーバ28がインターネットに接続
される場合は、デジタル通信網、電話通信回線、中継処
理装置、アクセスポイントなどを介してインターネット
26に接続される場合も有る。 【0187】又、第12の実施の形態に係る商品X電子
商取引提供サーバ64aは、図41に示すように、第1
1の実施の形態に係る商品X電子商取引提供サーバ64
aの構造を示すブロック図(図34参照)と比べて、電
子商取引提供サーバ処理装置68に商品−購入者対応付
け手段(モジュール)68b及び商品−購入者対応情報
記憶装置75を備えておらず、電子商取引提供サーバ処
理装置68に配送先指定手段(モジュール)68z及び
配送先記憶装置76を備えている点が異なる。商品X電
子商取引提供サーバ64aは、配送先指定手段(モジュ
ール)68zにより、情報処理機器65より商品Xの配
送先を取得し、配送先記憶装置76に記憶する。 【0188】図42は、本発明の第12の実施の形態に
係るカード物販方法のデータの流れとシステム構成を示
した図である。図42に示すように、このカード物販方
法は、情報処理機器65、商品X物販カード81及び商
品X電子商取引提供サーバ64aにより構成される。 【0189】情報処理機器65は、所有者の個人情報が
記憶されている。個人情報は、個人ID等である。 【0190】商品X物販カード81は、2次元コード
と、商品Xの説明・写真等が印刷されている。2次元コ
ードは、決済を行う場合の接続先URL(この場合は、
商品X電子商取引提供サーバ64aのURL)がコード
化されている。 【0191】図43は、本発明の第12の実施の形態に
係るカード物販方法の処理を説明するフローチャート図
である。 【0192】(a)ステップS801において、ユーザ
は情報処理機器65を用いて商品X物販カード81に印
刷された2次元コードを読み取り、S802において商
品X電子商取引提供サーバ64aに接続する。次にステ
ップS803において、そこで提示される画面に従って
ユーザは商品Xの購入決済を行う。 【0193】(b)ステップS804において、商品X
電子商取引提供サーバ64aは、指定された住所に購入
決済された商品Xの配送手配を行う。 【0194】図44は、商品X電子商取引提供サーバ6
4aが商品Xの購入決済を行う場合の処理動作のフロー
チャートである。 【0195】(a)先ず、ステップS811において、
情報処理機器65からの接続を受付、ステップS812
において、商品Xの決済取引を行う商品X電子商取引提
供サーバ64aの指定URLの画面を送信する。 【0196】(b)ステップS813において、商品X
が購入された場合は、ステップS814に進む。商品X
が購入されなかった場合は、処理を終了。 【0197】(c)商品Xを購入をする場合、ステップ
S814において、商品X電子商取引提供サーバ64a
は、個人情報を取得する。 【0198】(d)ステップS815において、配送先
指定手段(モジュール)68zは商品Xの配送先住所と
して、ステップS814で取得した個人情報の中から住
所を提示する。ユーザが他の人にプレゼントする場合な
ど、この住所に商品Xの配送を希望しない場合は、ステ
ップS816において、プレゼントとして配送する先の
住所の入力を依頼し、配送先住所を受信する。指定され
た配送先は、配送先記憶装置76に記憶される。 【0199】(e)次に、ステップS817において、
商品Xの購入決済を行い、ステップS818において、
決済結果情報を情報処理機器65に送信する。 【0200】第12の実施の形態においては、個人情報
取得手段(モジュール)68dは、以下の方法が提供出
来る。 【0201】(1)商品X電子商取引提供サーバ64a
の個人情報記憶装置77に記憶された個人情報を取得す
る。 【0202】(2)情報処理機器65の個人情報記憶装
置12に個人情報を記録し、画像データと一緒に個人情
報を商品X電子商取引提供サーバ68に送信する。 【0203】(3)商品X電子商取引提供サーバ64a
以外に、個人情報サーバを設置し、そこに個人情報を記
録し、個人情報サーバから個人情報を取得する。この場
合この個人情報サーバは、ライセンス登録チェックサー
バ28と物理的に同じ機器で実現されても構わない。 【0204】配送先の住所を指定する場合に、商品X電
子商取引提供サーバ64aは、ユーザが過去に配送した
配送先住所を提示し、ユーザが情報処理機器65を介し
て、選択をするようにしても良い。又、配送先住所を2
次元コード化したものを予め用意しておき、ユーザが情
報処理機器65でその2次元コードを読み取り、商品X
電子商取引提供サーバ64aに送信しても良い。 【0205】又、第12の実施の形態のカード物販方法
の変形例として、コンテンツ購入方法が有る。カード物
販方法では、商品が電子商取引提供サーバから配送され
ていたが、このコンテンツ購入方法では、ユーザが電子
商取引提供サーバにアクセスして、コンテンツをダウン
ロードする点が異なる。このコンテンツ購入システムに
おいては、音楽データ、ソフトウェアなどの電子データ
に好適である。 【0206】図45は、コンテンツ購入方法におけるデ
ータの流れとシステム構成を示した図である。図45に
示すように、コンテンツ購入方法は、コンテンツ製作会
社91、コンテンツ小売店92、販売店93、顧客94
により構成される。 【0207】コンテンツ製作会社91は、コンテンツの
製作を行う。コンテンツ小売店92は、カードの製作を
行い、又電子商取引提供サーバを管理する。販売店93
は、コンビニエンスストア等の一般的な販売店で、カー
ドの販売を行う。顧客94は、カードを購入し、商品の
ダウンロードを行う。 【0208】図46は、コンテンツ購入方法の処理を説
明するフローチャート図である。 【0209】(a)ステップS821において、コンテ
ンツ製作会社91は、コンテンツ小売店92にコンテン
ツを販売する。ステップS822において、コンテンツ
小売店92は、コンテンツを購入する。コンテンツ小売
店92は、コンテンツを電子商取引提供サーバに保存
し、管理する。 【0210】(b)ステップS823において、コンテ
ンツ小売店92は、販売店93にカード及び付属品の販
売を行う。付属品とは、コンテンツが例えばソフトウェ
アであった場合に、そのソフトウェアの説明書や、必要
になるケーブル等である。 【0211】(c)ステップS826において、顧客9
4は、販売店93で、カードの購入を行う。顧客94
は、カードに印刷されている2次元コードを情報処理機
器で読み取り、ステップS827においてコンテンツ小
売店92が管理している電子商取引提供サーバに接続
し、ステップS828において、コンテンツの提供を受
ける。 【0212】(第13の実施の形態)本発明の第13の
実施の形態に係る配送先指定方法は、商品の配送先を指
定するものである。 【0213】第13の実施の形態に係る配送先指定方法
のシステム構成図は、第11の実施の形態のシステム構
成図である図33と同様なので記載を省略する。又、本
発明の第13の実施の形態に係る情報処理機器の構造を
示すブロック図は、第2の実施の形態の図1と、電子商
取引提供サーバ64aの構造を示すブロック図は、第1
2の実施の形態の図41と同様なので記載を省略する。 【0214】図47は、本発明の第13の実施の形態に
係る配送先指定方法のデータの流れとシステム構成を示
した図である。図47に示すように、この配送先指定方
法は、情報処理機器65、2次元コード44及び商品X
電子商取引提供サーバ64aにより構成される。 【0215】情報処理機器65は、所有者の個人情報が
記憶されている。個人情報は、個人ID等である。 【0216】2次元コード44は、決済を行う場合の接
続先URL(この場合は、商品X電子商取引提供サーバ
64aのURL)がコード化されている。 【0217】図48は、本発明の第13の実施の形態に
係る配送先指定方法の処理を説明するフローチャート図
である。 【0218】(a)ステップS851において、ユーザ
は情報処理機器65を用いて商品Xの2次元コード44
を読み取り、S852において商品X電子商取引提供サ
ーバ64aに接続する。次にステップS853におい
て、2次元コードより得られた決済情報を商品X電子商
取引提供サーバ64aに送信する。ステップS854に
おいて、個人情報の取得を行う。 【0219】(b)ステップS855においてユーザは
商品X電子商取引提供サーバ64aに商品Xの配送先住
所の指定を行うい、ステップS856において、ユーザ
は商品Xの購入決済を行う。 【0220】(c)ステップS857において、商品X
電子商取引提供サーバ64aは、ステップS855で指
定された住所に購入決済された商品Xの配送手配を行
う。 【0221】商品X電子商取引提供サーバ64aが商品
Xの購入決済を行う場合の処理動作のフローチャート
は、第12の実施の形態の図44と同様であるので省略
する。 【0222】第13の実施の形態においては、個人情報
取得手段(モジュール)68eは、以下の方法が提供出
来る。 【0223】(1)商品X電子商取引提供サーバ64a
の個人情報記憶装置77に記憶された個人情報を取得す
る。 【0224】(2)情報処理機器65の個人情報記憶装
置12に個人情報を記録し、画像データと一緒に個人情
報を商品X電子商取引提供サーバ68に送信する。 【0225】(3)商品X電子商取引提供サーバ64a
以外に、個人情報サーバを設置し、そこに個人情報を記
録し、個人情報サーバから個人情報を取得する。この場
合この個人情報サーバは、ライセンス登録チェックサー
バ28と物理的に同じゲートウェイサーバで実現されて
も構わない。ゲートウェイサーバ(ライセンス登録チェ
ックサーバ)28の構造を示すブロック図は、第11の
実施の形態の図35と同様なので記載を省略する。 【0226】配送先の住所を指定する場合に、商品X電
子商取引提供サーバ64aは、ユーザが過去に配送した
配送先住所を提示し、ユーザが情報処理機器65を介し
て、選択をするようにしても良い。又、配送先住所を2
次元コード化したものを予め用意しておき、ユーザが情
報処理機器65でその2次元コードを読み取り、商品X
電子商取引提供サーバ64aに送信しても良い。 【0227】(第14の実施の形態)本発明の第14の
実施の形態に係る商取引決済委託方法は、商品決済を第
三者に依頼するものである。 【0228】本発明の第14の実施の形態に係る商取引
決済委託方法のシステム構成図は、第11の実施の形態
のシステム構成図である図33と同様なので記載を省略
する。又、本発明の第14の実施の形態に係る情報処理
機器の構造を示すブロック図は、第2の実施の形態の図
1と、電子商取引提供サーバの構造を示すブロック図
は、第12の実施の形態の図41と同様なので記載を省
略する。 【0229】図49は、本発明の第14の実施の形態に
係る電子商取引提供サーバの構造を示すブロック図であ
る。図49に示すように、第11の実施の形態の電子商
取引サーバの構造を示すブロック図である図34と比べ
て、電子商取引提供サーバ処理装置68に、商品−購入
者対応付け手段(モジュール)68b及び電子商取引取
消手段(モジュール)68cを備えておらず、決済委託
制御手段(モジュール)68fを備えている点、及び商
品−購入者対応情報記憶装置75を備えておらず、決済
委託情報記憶装置78を備えている点が異なる。決済委
託情報記憶装置78は、決済委託を行う場合に必要にな
る決済委託先のメールアドレス、決済委託の進捗などを
保存する記憶装置であり、決済委託制御手段(モジュー
ル)68fにより更新される。 【0230】図50は、本発明の第14の実施の形態に
係る商取引決済委託方法のデータの流れとシステム構成
を示した図である。図50に示すように、この商取引決
済委託方法は、第1の情報処理機器65a、第2の情報
処理機器65b、商品Xの物販カード81及び商品X電
子商取引提供サーバ64aにより構成される。 【0231】ここで、ユーザKは第1の情報処理機器6
5aの所有者であり、商品Xの購入者で、自分では決済
せず、他の人に決済を依頼する。又、ユーザLは第2の
情報処理機器65bの所有者であり、依頼された商品X
の決済をする者である。 【0232】第1の情報処理機器65aは、所有者であ
るユーザKの個人情報が記憶されている。個人情報は、
個人ID、決済委託先メールアドレス(この場合、第2
の情報処理機器65bが受信可能なメールアドレス)等
である。第2の情報処理機器65bは、所有者であるユ
ーザLの個人情報が記憶されている。個人情報は、ユー
ザLの個人IDである。 【0233】商品X物販カード81は、2次元コード
と、商品Xの説明・写真等が印刷されている。2次元コ
ードは、決済を行う場合の接続先URL(この場合は、
商品X電子商取引提供サーバ64aのURL)、商品
名、価格がコード化されている。 【0234】図51は、本発明の第14の実施の形態に
係る商取引決済委託方法の処理を説明するフローチャー
ト図である。 【0235】(a)ステップS901において、ユーザ
Kは第1の情報処理機器65aを用いて商品X物販カー
ド81に印刷された2次元コードを読み取り、画像から
文字データに変換する。ステップS902において、第
1の情報処理機器65aに記録された個人情報と商品X
の物販カード81の2次元コード情報を統合し、第1の
情報処理機器65aに記録された決済委託先メールアド
レスに送信する。 【0236】(b)ステップS903において、第2の
情報処理機器65bは、第1の情報処理機器65aから
送信された委託情報を受信し、ユーザLは商品Xの決済
委託を受諾するか判断する。受諾しない場合は、ステッ
プS904において、第1の情報処理機器65aに、受
諾拒絶のメールを送信する。 【0237】(c)ステップS903において、商品X
の決済委託に受託する場合は、ステップS905におい
て、第2の情報処理機器65bは、商品Xの購入決済を
行う。このときに、第1の情報処理機器65aから送信
された商品情報及び個人IDと、第2の情報処理機器6
5bの個人IDを統合し、この情報を商品X電子商取引
提供サーバ64aに送信する。商品X電子商取引提供サ
ーバ64aは、個人IDより個人情報を取得する。商品
X電子商取引提供サーバ64aは、商品Xの決済を実行
し、確認のメールを第1の情報処理機器65a及び第2
の情報処理機器65bに送信する。 【0238】(d)商品Xの商品決済が行われると、商
品X電子商取引提供サーバ64aは、ステップS906
において、ユーザKに商品Xを発送する手続を行う。 【0239】又、第14の実施の形態に係る決済委託方
法の第1の変形例として、次のような実施の形態が有
る。 【0240】図52は、本発明の第14の実施の形態に
係る商取引決済委託方法の第1の変形例のデータの流れ
とシステム構成を示した図である。 【0241】第1の情報処理機器65aは、所有者であ
るユーザKの個人情報が記憶されている。個人情報は、
個人ID、決済委託先個人ID(この場合、第2の情報
処理機器65bの個人情報として記憶されている個人I
D)等である。第2の情報処理機器65bは、所有者で
あるユーザLの個人情報が記憶されている。個人情報
は、ユーザLの個人IDである。 【0242】図53は、本発明の第14の実施の形態に
係る商取引決済依頼方法の第1の変形例の処理を説明す
るフローチャート図である。 【0243】(a)ステップS911において、ユーザ
Kは第1の情報処理機器65aを用いて商品X物販カー
ド81に印刷された2次元コードを読み取り、画像から
文字データに変換する。ステップS912において、商
品X電子商取引サーバ64aに接続し、決済委託先個人
IDより、決済委託先のメールアドレスを取得する。そ
の後、ステップS913において、第1の情報処理機器
65aに記録された個人情報と商品Xの物販カード81
の2次元コード情報を、決済委託先メールアドレスに送
信する。 【0244】(b)ステップS914において、第2の
情報処理機器65bは、第1の情報処理機器65aから
送信された委託情報を受信し、ユーザLは商品Xの決済
委託を受諾するか判断する。受諾しない場合は、ステッ
プS915において、第1の情報処理機器65aに、受
諾拒絶のメールを送信する。 【0245】(c)ステップS914において、商品X
の決済委託に受託する場合は、ステップS916におい
て、第2の情報処理機器65bは、商品Xの購入決済を
行う。このときに、第1の情報処理機器65aから送信
された商品情報及び個人IDと、第2の情報処理機器6
5bの個人IDを統合し、この情報を商品X電子商取引
提供サーバ64aに送信する。商品X電子商取引提供サ
ーバ64aは、個人IDより個人情報を取得する。商品
X電子商取引提供サーバ64aは、商品Xの決済を実行
し、確認のメールを第1の情報処理機器65a及び第2
の情報処理機器65bに送信する。 【0246】(d)商品Xの商品決済が行われると、商
品X電子商取引提供サーバ64aは、ステップS917
において、ユーザKに商品Xを発送する手続を行う。 【0247】更に、第14の実施の形態に係る決済委託
方法の第1の変形例として、次のような実施の形態が有
る。図54は、本発明の第14の実施の形態に係る商取
引決済委託方法の第1の変形例のデータの流れとシステ
ム構成を示した図である。 【0248】第1の情報処理機器65aは、所有者であ
るユーザKの個人情報が記憶されている。個人情報は、
個人ID等である。第2の情報処理機器65bは、所有
者であるユーザLの個人情報が記憶されている。個人情
報は、ユーザLの個人IDである。 【0249】図55は、本発明の第14の実施の形態に
係る商取引決済依頼方法の第2の変形例の処理を説明す
るフローチャート図である。 【0250】(a)ステップS921において、ユーザ
Kは第1の情報処理機器65aを用いて商品X物販カー
ド81に印刷された2次元コードを読み取り、画像から
文字データに変換する。ステップS922において、商
品X電子商取引サーバ65aに接続し、ユーザKが決済
委託可能なユーザを一覧表示し、その中からユーザKが
決済委託するユーザ(この場合ユーザL)を選択する。
又、新規に決済委託先を登録出来るようにしていても良
い。 【0251】(b)ステップS923において、商品X
電子商取引提供サーバ64aは、商品Xの物販カード8
1の2次元コード情報とユーザKの個人情報を統合した
情報を決済委託情報として送信する。第2の情報処理機
器65bは、商品X電子商取引提供サーバ64aから送
信された委託情報を受信し、ステップS924におい
て、ユーザLは商品Xの決済委託を受諾するか判断す
る。受諾しない場合は、ステップS925において、商
品X電子商取引提供サーバ64aに、受諾拒絶のメール
を送信し、商品X電子商取引提供サーバ64aは、第1
の情報処理機器65aに受託拒絶のメールを送信する。 【0252】(c)ステップS924において、商品X
の決済委託に受託する場合は、ステップS926におい
て、第2の情報処理機器65bは、商品Xの購入決済を
行う。このときに、第1の情報処理機器65aから送信
された商品情報及び個人IDと、第2の情報処理機器6
5bの個人IDを統合し、商品X電子商取引提供サーバ
64aは、個人IDより個人情報を取得する。商品X電
子商取引提供サーバ64aは、商品Xの決済を実行し、
確認のメールを第1の情報処理機器65a及び第2の情
報処理機器65bに送信する。 【0253】(d)商品Xの商品決済が行われると、商
品X電子商取引提供サーバ64aは、ステップS927
において、ユーザKに商品Xを発送する手続を行う。 【0254】第14の実施の形態及び第14の実施の形
態の第1の変形例においては、第1の情報処理機器65
aの個人情報に、決済委託先個人IDを登録する必要が
有るので、ユーザLからユーザKに対する贈り物として
の価値を認識することが出来る。逆に、第14の実施の
形態の第2の変形例においては、一つの情報処理機器で
複数の決済委託先を指定することが出来るので、決済委
託先毎に情報処理機器を持つ必要が無く、個人が持つ情
報処理機器が一つで良いことになる。 【0255】第14の実施の形態においては、第1の情
報処理機器65a、第2の情報処理機器65b及び商品
X電子商取引提供サーバのデータのやり取りは、メール
で行われると記載したが、メールに限られたものではな
く、あらゆるパケット通信、ファイル転送等でも構わな
い。又、任意のサーバにアクセスして、同様の処理を行
っても構わない。 【0256】又、第1の情報処理機器65aで画像であ
る2次元コードから文字データに変換すると記載した
が、第1の情報処理機器65aから第2の情報処理機器
65bに画像そのものを送信し、第2の情報処理機器6
5bにて、文字データへの変換を行っても構わない。 【0257】又、第1の情報処理機器65aと第2の情
報処理機器65bとでデータをやり取りする場合に、個
人情報として記録されたメールアドレスを使わず、個人
IDを使用することも可能である。この場合は、メール
送信先を、ライセンス登録チェックサーバ28が持つ個
人IDとメールアドレスを対応させた記憶装置を参照す
ることにより、同様の機能を達成することが出来る。 【0258】又、商品X物販カード81に商品名及び価
格が2次元コード化されていると記したが、ユーザLが
更に詳細な情報を取得したい場合は、商品X電子商取引
提供サーバ64aに接続して、表示画面に掲載された写
真、価格等を参照しても構わない。 【0259】(第15の実施の形態)本発明の第15の
実施の形態に係る電子商取引方法は、図56に示す遠隔
操作装置(リモコン)に表示された2次元コードを情報
処理機器で読取を行う。このリモコンは、例えばテレビ
ジョン等の操作に使われるリモコンで、受光部251、
ディスプレイ252、操作ボタン253及び筐体254
により構成される。リモコンは、テレビジョン等のディ
スプレイに表示された2次元コードデータを、赤外線通
信で受光し、2次元コードをディスプレイ252に表示
する。ここに表示された2次元コードを情報処理機器で
読み取りを行うことにより、ディスプレイに表示された
2次元コードを容易に読み取ることを可能にし、より簡
便な電子商取引を行うことが可能である。 【0260】又、ディスプレイ252に表示された2次
元コードを別の情報処理機器で読み取るのではなく、リ
モコンに情報処理機器と同様の機能を持たせても構わな
い。その場合、ディスプレイ252に表示される内容
は、2次元コードでも良いし、それを解読した文字デー
タ等でも構わない。 【0261】即ち、本発明の第15の実施の形態に係る
電子商取引方法におけるシステム構成図は、第12の実
施の形態の図40と同様であるので説明を省略する。
又、情報処理機器65、商品X電子商取引提供サーバ6
4a及びライセンス登録チェックサーバ28の構造を示
すブロック図は、第13の実施の形態と同様であるので
説明を省略する。 【0262】本発明の第15の実施の形態に係る電子商
取引方法は、テレビジョンなどのディスプレイからリモ
コンに取得した2次元コードを情報処理機器で読み取る
ことにより、本発明の第12及び第14の実施の形態で
ある、配送指定方法、決済依頼方法を等に適用が可能で
ある。又、その他のあらゆる電子商取引方法に適用が可
能である。 【0263】本発明の第15の実施の形態においては、
あらゆる家庭電化製品の型番、製品番号等を画像情報と
して持つことにより、情報処理機器に記録された個人情
報を利用し、ユーザ登録、故障時の修理依頼、サポート
依頼等の手続を簡略化させることが出来る。 【0264】(第16の実施の形態)図57は、本発明
の第16の実施の形態に係るナビゲーションシステムの
システム構成図である。図57に示すように、ナビゲー
ションシステムは、地図・ナビサーバ(ナビゲーション
用サーバ)43が接続されたインターネット(通信ネッ
トワーク)26と、携帯情報処理機器65が接続された
デジタル通信網27により構成されている。携帯情報処
理機器65から発信された情報は、無線中継機24a、
24b、24c、24d、・・・・・、及び移動通信加入者
交換機50a、50b、・・・・・を介して中継処理装置4
6に送信される。中継処理装置46は、インターネット
26とデジタル通信網27のデータの仲介を行う。逆
に、地図・ナビサーバ43から発信された情報は、イン
ターネット26から中継処理装置46を介してデジタル
通信網27へ送信され、更に移動通信加入者交換機50
a、50b、・・・・・、及び無線中継機24a、24b、
24c、24d、・・・・・を介して携帯情報処理機器65
に送信される。無線中継機24a、24b、24c、2
4d、・・・・・は、地上の様々なところに配置され、携帯
情報処理機器65が移動することにより、接続される無
線中継機も移動場所に従って変化して継続的に接続され
る。 【0265】図58は、図57に示した携帯情報処理機
器65の構成を示すブロック図である。第2の実施の形
態の図1と比べると、電子商取引データ編集手段(モジ
ュール)10dを備えず、ナビゲーション情報編集手段
(モジュール)10eを備える点が異なる。ナビゲーシ
ョン情報編集手段(モジュール)10eは、地図・ナビ
サーバ43からインターネットを介して送信された地図
情報を含むナビゲーション情報を、コード獲得位置から
目的地位置までの誘導経路を順次示せるように編集す
る。編集されたナビゲーション情報は表示装置2に表示
される。ここで、光学的データには、広告を掲示するサ
ービス提供者がユーザをナビゲートしたい場所の緯度経
度、住所などの目的地位置の情報と、光学的データが印
刷された広告媒体の場所の緯度経度、住所などのコード
獲得位置の情報と、地図・ナビサーバ43のURLとが
少なくとも埋め込まれている。光学的データ読取装置に
より光学的データを読み取り、データ解読手段(モジュ
ール)及びデータ変換手段(モジュール)により光学的
データを解読してコード獲得位置と目的地位置と地図・
ナビサーバ43のURLからなる文字データ518に変
換する。変換された文字データ518は、「通信ネット
ワーク接続手段(モジュール)」により地図・ナビサー
バ43へ転送される。 【0266】2次元コード読取装置11は、2次元コー
ドを読み取り、携帯情報処理機器65に取り込む。2次
元コードに光を照射し、2次元コードからの反射光を所
定の光学系を介してCCDなどのイメージセンサ上に結
像させて2次元コードの画像データを読み取る。一時記
憶装置13は、2次元コード読取装置11で読み取られ
た2次元コードの画像データや、2次元コード解読手段
(モジュール)10b及び2次元コード変換手段(モジ
ュール)10cで得られるコード、文字データ518を
一時保存するための記憶装置である。図58には特に表
示していないが、これらの各装置が正常に機能するため
の電源回路や電池(バッテリー)等が備えられているこ
とは勿論である。 【0267】ここで、2次元コード読取装置11が読み
取るデータは、図2A及び図2Bに示すような2次元コ
ードである。本発明において、コード化すべき情報量
は、少なく見積もっても、一つの名前・フリガナ・電話
番号が約30乃至50文字と、2つの位置情報(コード
獲得位置・目的地位置)及び地図・ナビサーバ43のU
RLなどが30乃至50文字とで、合計60乃至100
文字分の情報である。したがって、これらの文字データ
518をコード化するには、従来の1次元バーコードで
はなく、画像情報(2次元コード)44を用いる必要が
有る。 【0268】図59は、図57に示した地図・ナビサー
バ43の構成を示すブロック図である。図59に示すよ
うに、地図・ナビサーバ43は、入出力装置20、一時
記憶装置21、中央処理装置48、地図データベース4
7等より構成されている。入出力装置20は、ナビゲー
ション方法とは関係の無い地図・ナビサーバ43独自の
機能であって、地図データベース47内のデータをサー
バ43外部のファイルに保存したり、ファイルに保存し
た地図データを地図データベース内に復元したりする。
又、中央処理装置48が有する機能を実現するコンピュ
ータプログラムを保存したり、復元したりする。一時記
憶装置21は、携帯情報処理機器65から送信された文
字データ518を一時的に保存する。又は、中央処理装
置48が地図データベース47から呼び出した地図デー
タを一時的に保存する。中央処理装置22は、文字デー
タ518に含まれるコード獲得位置及び目的地位置の情
報から、コード獲得位置から目的地位置までの誘導経路
を示す地図情報を含むナビゲーション情報を検索する誘
導経路検索手段(モジュール)48aを有する。地図デ
ータベース47には、ナビゲーションサービスの対象と
なる地域(エリア)の地図情報が格納されている。誘導
経路の検索結果、ナビゲーションに必要な地域の地図情
報が地図データベース47から呼び出される。 【0269】次に、本発明の第16の実施の形態に係る
ナビゲーション方法について図57及び図60を参照し
て説明する。図60は、図57に示した本発明の第16
の実施の形態に係るナビゲーション方法を示すフローチ
ャートである。 【0270】(a)先ず、ステップS1100におい
て、街角の地図板、地番表示板、掲示板、広告宣伝用ボ
ード、ポスター、電車の中吊り広告など、壁面、路面、
扉など屋内外で外部情報を可能にしたストリートモデル
の広告媒体に表示された画像情報(2次元コード)44
に対して、サービス利用者(ユーザ)は、携帯情報処理
機器65内の2次元コード読取装置11を押し当てる。
この画像情報(2次元コード)44には、広告を掲示す
るサービス提供者がユーザをナビゲートしたい場所の緯
度経度、住所などの目的地位置の情報と、画像情報(2
次元コード)44が印刷された広告媒体の場所の緯度経
度、住所などのコード獲得位置の情報と、地図ナビゲー
ション用サーバのURLとが少なくとも埋め込まれてい
る。 【0271】そして、ステップS1101において、携
帯情報処理機器65内の2次元コード読取装置11によ
り、画像情報(2次元コード)44の画像データを読み
取り、携帯情報処理機器65内に取り込む。取り込まれ
た2次元コードの画像データは、処理制御装置10を介
して、一時記憶装置13に記憶される。処理制御装置1
0は、画像情報(2次元コード)44の読み取りに成功
したか失敗したかを判断し、表示装置2を介してユーザ
に読み取り結果を伝える。読み取りに失敗した場合、携
帯情報処理機器65のユーザに再度画像情報(2次元コ
ード)44の読み取りを促す。又、処理制御装置10
は、画像情報(2次元コード)44が暗号化されている
か否かを判断し、暗号化されている場合、暗号解読を行
う。更に、処理制御装置10は画像情報(2次元コー
ド)44の規格を判別する。画像情報(2次元コード)
44には、国際標準規格として、PDF417、QRコ
ード、Code 16K、Code 49、MaxiCode、Data Matri
x、Code Oneが有る。処理制御装置10は、読み取った
画像情報(2次元コード)44がこれらの規格の中のど
れなのかを判別する。なお、広告媒体に表示する2次元
コードを、予め一つの規格に統一しておいても構わな
い。 【0272】(b)次に、ステップS1102におい
て、画像情報(2次元コード)44を解析する。つま
り、2次元コード解読手段(モジュール)10bによ
り、読み取った画像情報(2次元コード)44が正当で
あるかどうかのチェックを行う。そして、2次元コード
変換手段(モジュール)10cにより、2次元データ4
4を文字データ518に変換する。文字データ518
は、再び一時記憶装置13に記憶される。文字データ5
18は、ASCIIなどの標準文字コードで示されてい
ることが望ましい。 【0273】(c)次に、ステップS1103におい
て、ユーザは電話機機能制御手段(モジュール)10
a、無線装置4、アンテナ3などの「ネットワーク接続
手段(モジュール)」を使用してインターネットに接続
する。そして、ステップS1104において、文字デー
タ518に含まれる地図・ナビサーバ43のURLの画
面をインターネット経由で表示する。地図・ナビサーバ
43に接続されない場合、つまり、地図・ナビサーバ4
3のURL情報に誤りが有る場合、携帯情報処理機器6
5の表示装置2に再度画像情報(2次元コード)44を
読み取るように表示する。地図・ナビサーバ43に接続
された場合、表示装置2に接続成功のサインが表示さ
れ、ユーザは、S1105の作業に進む。 【0274】(d)次に、ステップS1105におい
て、ユーザは文字データ518の内、コード獲得位置及
び目的地位置の情報をインターネットを介して地図・ナ
ビサーバ43へ転送する。地図・ナビサーバ43は、送
られてきたコード獲得位置及び目的地位置の情報に誤り
が有る場合、インターネット経由で再度画像情報(2次
元コード)44を読み取り、文字データ518を転送す
るようにユーザに促す。送られてきたコード獲得位置及
び目的地位置の情報に誤りが無い場合、2次元コード読
み取りに成功していることをインターネット経由でユー
ザに対して示し、次のステップS1106の作業に進
む。 【0275】(e)次に、ステップS1106におい
て、地図・ナビサーバ43は誘導経路検索手段(モジュ
ール)48により、コード獲得位置から目的地位置まで
の誘導経路を示す地図情報を含むナビゲーション情報4
5を検索する。そして、検索結果であるナビゲーション
情報45を携帯情報処理機器65へ送信する。ナビゲー
ション情報45は、携帯情報処理機器65のナビゲーシ
ョン情報編集手段(モジュール)10eにより編集され
て表示装置2に出力される。 【0276】(f)次に、ステップS1107におい
て、ユーザは、ナビゲーション情報45を携帯情報処理
機器65の表示装置2に表示させることで、ナビゲーシ
ョン情報45に示された誘導経路に従って移動すること
が出来る。ナビゲーション情報45が複数の地図からな
る場合、つまり、コード獲得位置から目的地位置までの
誘導経路を一度に表示装置2に表示することが出来ない
場合、ユーザは、1枚の地図に示された誘導経路を移動
し終えた時点で、続きの地図情報を地図・ナビサーバ4
3から獲得する。つまり、ステップS1106とS11
07を交互に繰り返すことで、必要な地図を必要なとき
に適切に獲得することが出来る。又、地図情報が1枚の
大きな地図で表され、地図全体が表示装置に表示出来な
い場合は、携帯電話機のスクロールボタンなどで地図を
スクロールさせれば良い。 【0277】(g)最後に、ステップS1108におい
て、ユーザは、目的地に到着することが出来、ステップ
S1109において、インターネットの接続を切断し
て、終了する。 【0278】以上説明したように、2次元コード読取装
置11を有する携帯情報処理機器65を用いてワンタッ
チで瞬時に2次元コードを読み取り、2次元コードに埋
め込まれたコード獲得位置、目的地位置、指定URL
(地図・ナビサーバ43のURL)をインターネット経
由で指定サーバ(地図・ナビサーバ43)へ転送するこ
とで、携帯情報処理機器65と地図・ナビサーバ43が
連動したナビゲーションサービスを展開することが出来
る。従来のGPSシステムに比して、ユーザの簡単な入
力作業により、インターネットを介した迅速なナビゲー
ションサービスを提供することが出来る。店舗がわかり
にくい場所にあるサービス提供者に対して、このナビゲ
ーションサービスの利点は大きい。 【0279】又、従来のGPSシステムが作動しない地
下(地下街、地下鉄駅)において、本発明に係るナビゲ
ーションシステムは有効に機能する。この場合、柱、店
頭などに2次元コードを掲示しておく。各店舗も自分の
店への集客誘導効果が有るため、コードを店頭に貼るな
どの協力を得やすい。 【0280】又、GPSの位置情報では、建造物の階
(フロア)が識別することが出来ない。各階で、様相は
全く異なるので、その識別は重要である。したがって、
2次元コードにフロアの識別コードを埋め込んでおくこ
とで、コード獲得位置、目的地位置などの位置情報にフ
ロア情報を含ませることが出来る。 【0281】たとえGPSシステムが十分に機能する条
件においても、目的地位置の情報の獲得は視覚、キーボ
ードなどからの入力を必要とせず、通常の雑誌広告、チ
ラシ、街頭地図などから、サービス提供者の意図する目
的地の地理情報獲得を、ワンクリックで瞬時に携帯情報
処理機器に登録することが出来る。つまり、本発明は、
地下、階(フロア)などのGPSシステムが苦手とする
地域において有用であるのみならず、GPSシステムと
対等に比較しても、ユーザの身の回りの雑誌広告、街頭
広告などから携帯情報処理機器の簡単な操作により目的
地位置の情報を獲得するだけで、ナビゲーションサービ
スを展開することが出来る点において優れている。な
お、この目的地位置の獲得方法は、車載ナビゲーション
システムとの連動も可能である。例えば、DMに旅館な
どの2次元コードを入れておいて、車載ナビゲーション
システムに目的地をワンクリックで登録する。現在は、
住所、旅館名、電話番号などを入れて認識させている。 【0282】又、情報獲得ソース(広告媒体の種類)は
コード獲得位置の位置情報(緯度経度)から自動的に同
定することが出来る。必要であれば、この情報獲得ソー
スも2次元コードに埋め込んでおいても良い。この情報
は、広告媒体の掲示の有効性を検証する際に有用であ
り、マーケティングなどに活用される。 【0283】又、携帯情報処理機器65がPHSである
場合、無線中継基地(接続アンテナ)24a〜24dの
密度が比較的高いため、携帯情報処理機器65が接続さ
れている無線中継基地(接続アンテナ)24a〜24d
からユーザの大体の現在位置を推定することが出来る。
したがって、地図・ナビサーバ43は、2次元コードに
埋め込まれた位置情報の他に、ナビゲーション途中のユ
ーザの現在地を知ることが出来、このユーザの現在地に
対してリアルタイムに最適なナビゲーション情報を提供
することが出来る。この方法によれば、ナビゲーション
途中にユーザが誘導経路から外れて道に迷ってしまった
場合において、現在地から目的地までのナビゲーション
情報を提供することが出来、大変便利である。 【0284】又、無線中継基地からユーザの現在地を推
測することが不可能な携帯情報処理機器でも、街角のい
たるところに表示された2次元コードであって、その2
次元コードの位置情報(緯度経度、住所など)が埋め込
まれたものを、携帯情報処理機器で読み取ることで、ユ
ーザの現在位置をサーバへ容易に送信することが出来
る。例えば、街角の住所表示、地番表示の掲示に、緯度
経度情報が埋め込まれた画像情報(2次元コード)44
を表示しておく。或いは、ベンチ、ごみ箱、ポスト、電
信柱、交通標識、信号機、表札など(総称として「スト
リートファーニチャ」と呼ぶ)に、位置情報が埋め込ま
れた2次元コード、RFID(Radio Frequency Identi
fication)を表示しておけば良い。 【0285】又、PHSなどの携帯情報処理機器にGP
Sを利用した位置情報獲得のためのモジュール(具体的
には、スナップトラックなどのGPSチップ)を内蔵或
いはアタッチさせることで、更に精度の良いナビゲーシ
ョンサービスを提供することも出来る。 【0286】この2次元コードを利用したモバイルメタ
ベース運用方式は、今後標準化される、GPSチップ、
地図情報システム、ブルートゥース(局所的な無線通信
方式)、画像ネット配信、車載ナビゲーションシステム
(VICSを含む)などを組み合わせてサービスを実現
する際の、一般消費者向けのユーザインターフェースと
して強力なプラットフォームとなりうる。例えば、車載
ナビゲーションと組み合わせた場合、先ず、最寄の(或
いは店指定の)空いている駐車場まで車載ナビゲーショ
ンで誘導し、その後は、携帯電話機で店までナビゲート
する、等の多様なユーザの状況に応じた要求に答えるこ
とが出来る。この様なサービスは、食べ歩き、ショッピ
ングは好きだが、地理空間把握の不得意な女性ユーザに
特に有効である。 【0287】なお、第16の実施の形態において、遠隔
から2次元コード化された情報を獲得するため、2次元
コード読取装置11は、遠隔からコードを読み取る機能
を有していても良い。具体的には、望遠カメラを備えた
2次元コード読取装置11により、街角のビル壁面など
に掲示された2次元コードを読み取る。望遠カメラの代
わりにレーザ光を利用した遠隔読み取り機能であっても
良い。これらの場合、広告媒体に表示される2次元コー
ドは、大きめのものを用意する。 【0288】又、光学的データには、目的地位置の情報
と、コード獲得位置の情報と、地図・ナビサーバ43の
URLとが埋め込まれている場合について説明した。し
かし、光学的データには、この他にも、サービス提供者
に関する情報であって携帯情報処理機器に登録すること
が出来る登録情報を埋め込んでも構わない。この登録情
報については、第18の実施の形態で説明する。或い
は、地図・ナビサーバ43のURLは、予め携帯情報処
理機器65のデータ記憶装置9内に記憶させておけば、
画像情報(2次元コード)44に埋め込まなくても構わ
ない。 【0289】(第17の実施の形態)本発明の第16の
実施の形態では、携帯情報処理機器(携帯電話機)が2
次元コードを解読して文字データ518へ変換してい
た。つまり、データ解読モジュール(2次元コード解読
手段)及びコード変換モジュール(2次元コード変換手
段)は、携帯電話機が有していた。本発明の第17の実
施の形態においては、これらのデータ解読モジュール
(2次元コード解読手段)及びコード変換モジュール
(2次元コード変換手段)を有する光学的データ解析用
サーバ(コード解析サーバ)29を更に通信ネットワー
ク上に有する場合について説明する。 【0290】図61は、本発明の第17の実施の形態に
係るナビゲーションシステムのシステム構成図である。
図61に示すように、ナビゲーションシステムは、地図
・ナビサーバ(ナビゲーション用サーバ)43及びコー
ド解析サーバ(光学的データ解析用サーバ)29が接続
されたインターネット(通信ネットワーク)26と、携
帯情報処理機器65が接続されたデジタル通信網27に
より構成されている。 【0291】携帯情報処理機器65は、入力装置、表示
装置、無線装置、音声処理装置、CODEC(コーデッ
ク)、データ記憶装置、処理制御装置、光学的データ読
取装置(2次元コード読取装置)、及び一時記憶装置等
より構成されている携帯情報処理機器65である。図5
8に示した携帯情報処理機器65に比して、処理制御装
置の構成が異なり、他の構成要素は同一である。処理制
御装置は、電話機能制御手段(モジュール)及びナビゲ
ーション情報編集手段(モジュール)を有するが、図5
8に示したような2次元コード解読手段(モジュール)
10b及び2次元コード変換手段(モジュール)10c
は有さない。データ記憶装置には、予めコード解析サー
バ29のURLの情報が記憶されている。 【0292】図62は、図61に示したコード解析サー
バ29及び地図・ナビサーバ43の構成を示すブロック
図である。コード解析サーバ29は、入出力装置530
と、一時記憶装置531と、中央処理装置532とを有
する。携帯情報処理機器65が2次元コード解読モジュ
ール10b及び2次元コード変換モジュール10cを有
さない代わりに、コード解析サーバ29の中央処理装置
532の方に、データ解読モジュール(2次元コード解
読手段)533及びコード変換モジュール(2次元コー
ド変換手段)534を有する。2次元コード解読手段
(モジュール)533は、携帯情報処理機器65から送
信された画像情報(2次元コード)44の画像データを
取得し、画像情報(2次元コード)544が正当である
かどうかのチェックを行う。2次元コード変換手段(モ
ジュール)534は、2次元コード解読手段(モジュー
ル)533で正当であると判定された画像情報(2次元
コード)44の画像データを文字データ518に変換す
る。一時記憶装置531は、携帯情報処理機器65から
送信された画像情報(2次元コード)44の画像データ
や、2次元コード解読手段(モジュール)533及び2
次元コード変換手段(モジュール)534で得られるコ
ード、文字データ518を一時保存するための記憶装置
である。2次元コード解読手段(モジュール)533及
び2次元コード変換手段(モジュール)534を経るこ
とによって、画像情報(2次元コード)44を、単なる
画像データからコンピュータ読み取り可能な文字データ
518に変換することが出来る。変換された文字データ
518は、インターネット26経由で、文字データ51
8内に含まれた地図・ナビサーバ43のURLに従っ
て、地図・ナビサーバ43へ送信される。 【0293】地図・ナビサーバ43は、中央処理装置3
6と、入出力装置38と、一時記憶装置39と、地図デ
ータベース40とを有する。一時記憶装置39は、コー
ド解析サーバ29から送信された文字データ518を一
時的に保存する。又は、中央処理装置36が地図データ
ベース40から呼び出した地図データを一時的に保存す
る。中央処理装置36は、文字データ518に含まれる
コード獲得位置及び目的地位置の情報から、コード獲得
位置から目的地位置までの誘導経路を示す地図情報を含
むナビゲーション情報を検索する誘導経路検索手段(モ
ジュール)37を有する。地図データベース40には、
ナビゲーションサービスの対象となる地域(エリア)の
地図情報が格納されている。誘導経路の検索結果、ナビ
ゲーションに必要な地域の地図情報が地図データベース
40から呼び出される。なお、コード解析サーバ29及
び地図・ナビサーバ43における入出力装置(530、
38)は、サーバ独自の機能を有し、サーバ(29、4
3)内へのファイル保存及びファイル復元を行う。 【0294】次に、本発明の第17の実施の形態に係る
ナビゲーション方法について図61及び図63を参照し
て説明する。図63は、図61に示した本発明の第17
の実施の形態に係るナビゲーション方法を示すフローチ
ャートである。 【0295】(a)先ず、第16の実施の形態と同様
に、ステップS1200において、ストリートモデルの
広告媒体に表示された画像情報(2次元コード)44に
対して、2次元コード読取装置11を押し当てる。そし
て、ステップS1201において、2次元コード読取装
置11により画像情報(2次元コード)44の画像デー
タを読み取り、携帯情報処理機器65内に取り込む。処
理制御装置10は、画像情報(2次元コード)44に対
して、読み取りに成功したか失敗したか、暗号化の有
無、コードの規格などについて所定の処理を施す。 【0296】(b)次に、ステップS1202におい
て、ユーザは通信ネットワーク接続手段(モジュール)
を使用してインターネットに接続する。そして、ステッ
プS1203において、予め携帯情報処理機器65のデ
ータ記憶装置9に格納されているコード解析サーバ29
のURLの画面をインターネット経由で表示する。コー
ド解析サーバ29に接続されない場合、携帯情報処理機
器65の表示装置2に再度コード解析サーバ29のUR
Lを入力するように表示する。コード解析サーバ29に
接続された場合、表示装置2に接続成功のサインが表示
され、ユーザは、S1204の作業に進む。 【0297】(c)次に、ステップS1204におい
て、ユーザは画像情報(2次元コード)44の画像デー
タをインターネットを介してコード解析サーバ29へ転
送する。コード解析サーバ29は、送られてきた画像情
報(2次元コード)44の画像データについて誤りの有
無を判断する。画像情報(2次元コード)44の画像デ
ータに誤りが有る場合、インターネット経由で再度画像
情報(2次元コード)44を読み取るようにユーザに促
す。画像情報(2次元コード)44の画像データに誤り
が無い場合、2次元コード読み取りに成功してることを
インターネット経由でユーザに対して示し、次のS12
05の作業に進む。又、画像情報(2次元コード)44
の画像データは、コード解析サーバ29の一時記憶装置
531に記憶される。 【0298】(d)次に、ステップS1205におい
て、コード解析サーバ29は、2次元コード解読手段
(モジュール)533により、読み取った画像情報(2
次元コード)44が正当であるかどうかのチェックを行
う。そして、2次元コード変換手段(モジュール)53
4により、2次元データ44を文字データ518に変換
する。文字データ518は、コード獲得位置、目的地位
置、及び地図・ナビサーバ43のURLの情報を含む。
文字データ518は、コード解析サーバ29の一時記憶
装置531に記憶される。文字データ518は、ASC
IIなどの標準文字コードで示されていることが望まし
い。 【0299】(e)次に、ステップS1206におい
て、コード解析サーバ29は、文字データ518をイン
ターネット経由で地図・ナビサーバ43へ送信する。 【0300】(f)次に、ステップS1207におい
て、地図・ナビサーバ43は誘導経路検索手段(モジュ
ール)37により、コード獲得位置から目的地位置まで
の誘導経路を示す地図情報を含むナビゲーション情報4
5を検索する。そして、検索結果であるナビゲーション
情報45を携帯情報処理機器65へ送信する。ナビゲー
ション情報45は、携帯情報処理機器65のナビゲーシ
ョン情報編集手段(モジュール)により編集されて表示
装置に出力される。 【0301】(g)次に、ステップS1208におい
て、ユーザは、ナビゲーション情報45を携帯情報処理
機器65の表示装置2に表示させることで、ナビゲーシ
ョン情報45に示された誘導経路に従って移動すること
が出来る。ナビゲーション情報45が複数の地図情報か
らなる場合、つまり、コード獲得位置から目的地位置ま
での誘導経路を一度に表示装置2に表示することが出来
ない場合、ユーザは、1枚の地図に示された誘導経路を
移動し終えた時点で、続きの地図情報を地図・ナビサー
バ43から獲得する。つまり、ステップS1207とS
1208を交互に繰り返すことで、必要な地図を必要な
ときに適切に獲得することが出来る。 【0302】(h)最後に、ステップS1209におい
て、ユーザは、目的地に到着することが出来、ステップ
S1210において、インターネットの接続を切断し
て、終了する。 【0303】なお、第17の実施の形態においては、コ
ード解析サーバ29と地図・ナビサーバ43を、別サー
バで構成したが、コード解析サーバ29と地図・ナビサ
ーバ43を一つのサーバで構成しても構わない。文字デ
ータ518のデータ送受信の手間が省け、迅速なナビゲ
ーションサービスを提供することが出来る。この場合、
画像情報(2次元コード)44には、地図・ナビサーバ
43のURL情報が埋め込まれているか、予め、携帯電
話に地図・ナビサーバ43のURL情報が登録されてい
る。 【0304】(第18の実施の形態)第17の実施の形
態において画像情報(2次元コード)44には、広告を
掲示するサービス提供者がユーザをナビゲートしたい場
所の緯度経度、住所などの目的地位置の情報と、画像情
報(2次元コード)44が印刷された広告媒体の場所の
緯度経度、住所などのコード獲得位置の情報と、地図ナ
ビゲーション用サーバのURLとが埋め込まれている場
合について説明した。第18の実施の形態においては、
画像情報(2次元コード)44が、サービス提供者に関
する情報であって携帯情報処理機器に登録することが出
来る登録情報を更に含む場合について説明する。 【0305】情報誌の店(広告掲示者)の宣伝におい
て、2次元コードに埋め込む情報に、コード獲得位置、
目的地位置、地図・ナビサーバのURLなどの情報の他
に、店名、プロフィール(例えばフランス料理店な
ど)、電話番号、所在地、営業時間、休日などの情報も
加える。店の所在地は、店の住所、緯度経度などを示
す。 【0306】この様な宣伝広告を雑誌広告、チラシなど
に張り込んでおけば、ワンタッチで瞬時に上記情報を携
帯情報処理機器に取り込み、携帯情報処理機器内に登録
することが出来る。又、携帯情報処理機器の普及促進に
もつながる。又、店舗の所在地の情報から地図・ナビサ
ーバと連動させて店舗の地図を表示させたり、店舗の所
在地までのナビゲーションサービスを展開しても良い。
車載ナビゲーションシステムと組み合わせても良いこと
は勿論である。 【0307】(第19の実施の形態)街角の住所表示、
地番表示の掲示、或いは、ベンチ、ごみ箱、ポスト、電
信柱、交通標識、信号機、表札などの「ストリートファ
ーニチャ」に、緯度経度などの位置情報が埋め込まれた
2次元コード、RFCを表示しておくことにより、以下
に示す情報提供サービスを展開することが出来る。 【0308】「ストリートファーニチャ」に2次元コー
ドなどを表示させておくことで、「周辺の地図情報を獲
得出来る」ことは当然のことながら、「位置情報と時間
情報(端末は通常時間情報を持っている)を獲得出来
る」。したがって、この時空間情報を元に、周辺の各種
関連情報(店舗情報、イベント情報、関連情報−地域の
天気予報など)を提供することが出来る。これらの各種
関連情報は、以下の方法で獲得・更新される。 【0309】(1)各種関連情報を「ストリートファー
ニチャ」の2次元コードに記録媒体(ICチップ、ハー
ドディスク、光磁気ディスク)を利用して埋め込んでお
く。各種関連情報は、CD−ROM、小型メモリーカー
ド(フラッシュメモリー)などの記録媒体を使い更新す
る。 【0310】(2)「ストリートファーニチャ」と通信
ネットワーク(無線、ケーブルなど)とを接続し、各種
関連情報を獲得、更新する。 【0311】(3)その時空空間情報に依存した、イン
ターネットサーバのアドレスを2次元コード化してお
き、携帯情報端末を経由して、インターネットで獲得す
る。この場合、各種関連情報更新は、サーバ側で行われ
る。 【0312】なお、(1)及び(2)の場合は、ブルー
トゥースなどの無線を用いて端末に読み込む方法、或い
は板ガム形状の小型メモリーカード若しくはSDメモリ
ーなどの記録媒体を通じて読み込む方法などが有る。
(3)の場合は、獲得したURL情報に従ってインター
ネット経由で情報を獲得する。 【0313】又、具体的なサービス事例として、現状を
知りたい地図上の場所に振られたコードを携帯情報処理
機器で読み取ることにより、その場所の映像を得ること
も提供出来る。これは、地図上で、特定の場所(駅、通
り、イベント会場など)にコードを埋めておき、実際の
その特定の場所にはID或いはIPアドレスを持つデジ
タル(ビデオ)カメラを設置し、インターネットに接続
しておくことで可能となる。 【0314】(第20の実施の形態)図64は、本発明
の第20の実施の形態に係るレプリカページモデルを示
す。取引希望商品又は取引希望サービスに対応するUR
Lを含む商品提供者側情報の画像情報(2次元コード)
44を貼付又は印刷した新聞371、雑誌372、カタ
ログ373等の紙面上の画像情報(2次元コード)44
を、光学読取専用携帯情報端末88でワンクリックす
る。紙面と同一の内容がネットワーク26を通してネッ
トワーク端末機89のWEBページに複製(レプリカ)
される。ユーザは紙面上において情報の取捨選択、判断
行為等の検討(ステップS75)を行い、WEB上で
は、予約、発注などの取引行為、関連ページへのリンク
作業(ステップS76)を行う。この紙面とWEBとの
組み合わせモデルは、紙面上のわかりやすさとWEB上
での処理の容易性の優れた特性を利用しようとするもの
である。紙面は見易く、一覧性も高く、ページもめくり
易く、WEB上のみで行うより判断行為が迅速に行える
ので、通信費の削減に効果的である。通信費が従量制の
場合、このモデルの有効性は論をまたない。更に、通信
費が定額制になっても有効である。商取引情報はネット
ワーク26を通じて電子商取引サーバ64において処理
される。本発明では、この電子商取引をレプリカページ
モデルと言う。 【0315】以下に、本発明の第20の実施の形態に係
るシステムを運用することによって派生する、各サービ
スの具体例を掲げる。 【0316】(a)プラウズサービス:図65に示す職
業別イエローページ381及び商品・サービス別イエロ
ーページ382及び電話帳383の各ページに印刷又は
貼付された2次元コードに光学読取専用携帯情報端末8
8でワンクリックする。ユーザはネットワークを通じ
て、ネットワーク端末機89のWEB上で、直ちに必要
な情報を取得出来る。膨大なページからなる印刷物の任
意のページに容易にアクセスすることが出来る。又、電
話帳もワンクリックでダイヤル通話可能のシステムを構
築可能である。本発明では、このシステムを「プラウズ
サービス」と呼称する。 【0317】(b)トランザクションサービス:図66
に示すカレンダー391、列車ダイヤ392、コンサー
ト等座席393の情報の画像情報(2次元コード)44
に光学読取専用携帯情報端末88でワンクリックすれ
ば、情報は、光学読取専用携帯情報端末88の内部に保
存されている情報と共にネットワーク26を介してネッ
トワーク端末機89に表示され、予約手続を実行するこ
とが出来る。即ち、2次元コード化された紙面から予約
可能となる。又、2次元コード化されている操作メニュ
ーを介して情報を選択すれば、キーボード無しでWEB
上で予約決済サービスが完結出来る。キーボード不要な
ので携帯端末にも適用が容易である。本発明では、この
システムを「トランザクションサービス」と呼称する。 【0318】(c)マイポータルサービス:図67、図
68に示すような日常的に利用する情報源410例えば
Eメールアドレス、本、音楽CD、サーチエンジン、レ
ストラン、ホテル、ライブハウス、映画館、ニュース等
におけるロゴ、サービス名、URL等の管理情報411
i,411j,411k,411l,・・・・・を、画像情
報(2次元コード)44i,44j,44k,44l,
・・・・・によりシール413i,413j,413k,4
13l,・・・・・に出力し、シールを単葉の普通用紙41
4又はスケッチブック又は日常携帯している手帳415
などに貼り付ける。管理情報411i,411j,41
1k,411l,・・・・・の画像情報(2次元コード)4
4i,44j,44k,44l,・・・・・をサムネール出
力(ステップS414)し印刷417する方法も有る。
シール413i,413j,413k,413l,・・・・
・を光学読取専用携帯情報端末88でワンクリックする
ことにより、ユーザは時と場所を選ばず如何なる端末機
からでも情報源410にアクセス可能となる。シールそ
のものが、自己のポータルとなる。本発明では、このシ
ステムを「マイポータルサービス」と呼称する。 【0319】(第21の実施の形態)図71は、本発明
の第21の実施の形態に係る自動認識技術を利用したモ
バイルメタデータベースを利用する際のフローチャート
である。「自動認識技術」とは、上記の第1〜第20の
実施の形態で説明した画像情報及び携帯情報処理機器6
5a,65b,・・・・・などからなる商取引に必要な情報
の自動的な認識技術を言う。 【0320】図21,24,33,40と共に図71を
参照して自動認識技術を利用したモバイルメタデータベ
ースの利用法を説明する。ここで、印刷物や電子表示装
置(例えばテレビジョンの画面)等に表示されたコード
(画像情報)にはサービス事業者Aの所有する電子商取
引などに必要な情報が埋め込まれ、リーダ(携帯情報処
理機器65a)には電子商取引に必要なユーザCの個人
情報が内蔵されているものとする。 【0321】(a)先ず、ステップS1401におい
て、携帯情報処理機器65aが画像情報を読み取る。 【0322】(b)次に、ステップS1402におい
て、携帯情報処理機器65aからの情報に基づき、通信
ネットワーク26を介して、携帯情報処理機器65aは
指定された事業者Aの有する電子商取引提供サーバ64
aのアドレスにアクセスする。 【0323】(c)ステップS1403において、事業
者Mの運営するライセンス登録チェックサーバ(ゲート
ウェイサーバ)28は、画像情報、携帯情報処理機器6
5aの認証を行う。指定された通信ネットワーク26上
の電子商取引提供サーバ64aへのアクセスを許可され
た場合は、ステップS1405に進む。ステップS14
07では、事業者Aの運営する電子商取引提供サーバ6
4aは、画像情報、携帯情報処理機器65aから受け取
った情報をもとに、電子商取引の手続を実行完了させ
る。アクセスを禁止された場合は、ステップS1406
に進み、電子商取引提供サーバ64aへのアクセスを制
御される。 【0324】上記のように、画像情報及び携帯情報処理
機器65aなどからなる自動認識技術を利用し、通信ネ
ットワーク26上の電子商取引提供サーバ64a,64
b,・・・・・へのアクセスを制御し、必要なデータの選
択、取得、結合、データベースへの登録を自動的に行う
ことが出来る。更には、電子商取引を最小の入力行為
(キーボードレス)で、電子商取引提供サーバ64a,
64b,・・・・・とのトランザクションを遂行(実行完
結)することが出来る。 【0325】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明は第1乃至第21の実施の形態によって記載した
が、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限
定するものであると理解すべきではない。この開示から
当業者には様々な代替実施の形態、実施の形態及び運用
技術が明らかとなろう。 【0326】これらの実施の形態においては、商品提供
者が2次元コードを用いて、商品掲載URL、商品情報
などの情報を表す、と説明したが、2次元コードに限る
ものではない。1次元バーコード、1.5次元バーコー
ド、3次元コード、ホログラム、電子透かし、或いは、
暗号等でも良いし、又、文字データそのものでも構わな
い。 【0327】又、本発明の第1乃至第21の実施の形態
においては、情報処理機器として携帯電話を用いて説明
したが、情報処理機器は携帯電話とは限らない。携帯電
話の他に、PHS、PDA、ノートパソコン、電子手帳
等が挙げられる。又、デジタルカメラを含むカメラ、ゲ
ーム機、カーナビゲーション機器、スキャナー、プリン
タ等の電子機器でも構わない。又更に、腕時計、眼鏡、
ベルト、靴など身体に装着又は携行可能なものでも構わ
ない。又更に、通信ネットワーク26に接続された固定
電話、公衆電話、デスクトップパソコン、テレビジョン
などの電化製品でも構わない。固定情報処理機器の場合
は、STB等を介して実施することが可能である。冷蔵
庫や電子レンジであっても、STBに類似のアタッチメ
ントの付加等により本発明を適用可能である。 【0328】又、本発明の第1乃至第21の実施の形態
においては、通信ネットワークを用いた電子商取引を主
に説明したが、実際に電子商取引が行われなければなら
ないことは無く、通信ネットワークを用いた抽選やクイ
ズの応募、広告媒体のマーケティング等に使用しても良
い。 【0329】この様に、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したが
って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な請求
の範囲記載に係る発明を特定するために必要と認める事
項によってのみ定められるものである。 【0330】 【発明の効果】本発明は、電子商取引方法、商取引促進
方法、カード物販方法、配送先指定方法、商取引決済委
託方法、商取引取消方法等に関連した種々の通信ネット
ワークを用いた情報処理産業、コンピュータ関連産業に
利用可能である。 【0331】例えば、任意の場所、種々の媒体(テレビ
ジョン番組雑誌、新聞、街頭のポスターなど)から本発
明の情報処理機器65a,65b,・・・・・経由で、自分
のビデオ(インターネット接続されたIPアドレスを持
つ録画機能を持つビデオ)に媒体に記載された番組の録
画予約を入れるような情報処理産業に利用可能である。
具体的には、雑誌の番組欄に、チャンネル名(地上波、
衛星、デジタル全ての放送局を含む)番組名・ID、開
始時間、終了時間等の本発明の情報処理機器65a,6
5b,・・・・・で番組予約を行うためのネットワークアド
レスを画像情報として入れておけば良い。又、本発明の
情報処理機器65a,65b,・・・・・内に、個人のビデ
オのIPアドレスを格納しておき、或いは、個人IDを
もとに、本発明の情報処理機器65a,65b,・・・・・
サーバで個人のビデオのIPアドレスを特定、取得して
も良い。そして、本発明の情報処理機器65a,65
b,・・・・・を経由し、ビデオサーバにアクセスし、指定
された番組の開始・終了時刻、チャンネルに基づき、録
画情報を構成し個人のビデオにネットワーク経由で配信
するような情報処理産業に利用可能である。 【0332】更には、アクセス制限情報記憶装置を備え
たライセンス登録チェックサーバによって、アクセスコ
ントロールを行うことが出来る商取引取消方法を提供す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第2の実施の形態に係る携帯情報処理
機器の構造を示すブロック図である。 【図2】2次元コードの例を示す模式図である。 【図3】本発明の第2の実施の形態に係る携帯情報処理
機器の動作のフローチャートである。 【図4】本発明の第2の実施の形態に係る携帯情報処理
機器の断面図である。 【図5】本発明の第2の実施の形態に係る携帯情報処理
機器を使用して電子商取引を行う場合のシステム構成図
である。 【図6】本発明の第3の実施の形態に係る携帯情報処理
機器の構造を示すブロック図である。 【図7】本発明の第3の実施の形態に係る携帯情報処理
機器の断面図である。 【図8】本発明の第3の実施の形態に係る携帯情報処理
機器とコード読取アタッチメントを示す斜視図(a)と
携帯情報処理機器とコード読取アタッチメントとを結合
した構成を示す図(b)である。 【図9】本発明の第3の実施の形態に係る携帯情報処理
機器とコード読取アタッチメントの他の構造(外観)を
示す斜視図(a)と携帯情報処理機器とコード読取アタ
ッチメントとを結合した構成を示す図(b)である。 【図10】本発明の第4の実施の形態に係る携帯情報処
理機器の断面図である。 【図11】本発明の第4の実施の形態に係るコード読取
アタッチメントの構造(外観)を示す斜視図である。 【図12】本発明の第5の実施の形態に係る通信ネット
ワークシステムのシステム構成図である。 【図13】本発明の第5の実施の形態に係る電子商取引
提供サーバの構造を示すブロック図である。 【図14】本発明の第5の実施の形態に係る携帯情報処
理機器の動作のフローチャートである。 【図15】本発明の第5の実施の形態に係る電子商取引
提供サーバの動作のフローチャートである。 【図16】本発明の第6の実施の形態に係る通信ネット
ワークシステムのシステム構成図である。 【図17】本発明の第6の実施の形態に係る携帯情報処
理機器の構造を示すブロック図である。 【図18】本発明の第6の実施の形態に係る電子商取引
提供サーバの構造を示すブロック図である。 【図19】本発明の第6の実施の形態に係る携帯情報処
理機器の動作のフローチャートである。 【図20】本発明の第6の実施の形態に係る電子商取引
提供サーバの動作のフローチャートである。 【図21】本発明の第7の実施の形態に係る通信ネット
ワークシステムのシステム構成図である。 【図22】本発明の第7の実施の形態に係るライセンス
登録チェックサーバの構造を示すブロック図である。 【図23】本発明の第7の実施の形態に係るライセンス
登録チェックサーバのフローチャートである。 【図24】本発明の第8の実施の形態に係る通信ネット
ワークシステムのシステム構成図である。 【図25】本発明の第8の実施の形態に係るライセンス
登録チェックサーバの構造を示すブロック図である。 【図26】本発明の第8の実施の形態に係るライセンス
登録チェックサーバのフローチャートである。 【図27】本発明の第9の実施の形態に係る通信ネット
ワークシステム(カード利用システム)のシステム構成
図である。 【図28】本発明の第9の実施の形態に係る電子商取引
提供サーバの構造を示すブロック図である。 【図29】本発明の第9の実施の形態に係る携帯情報処
理機器の動作のフローチャートである。 【図30】本発明の第9の実施の形態に係るカード提供
会社サーバ(電子商取引提供サーバ)の動作のフローチ
ャートである。 【図31】本発明のカードの情報掲載方法の例である。 【図32】本発明の第10の実施の形態に係る電子商取
引におけるプリントポータルモデル、ストリートポータ
ルモデル、プロダクトポータルモデルを説明する図であ
る。 【図33】本発明の第11の実施の形態に係る商取引促
進方法のシステム構成図である。 【図34】本発明の第11の実施の形態に係る電子商取
引提供サーバの構造を示すブロック図である。 【図35】本発明の第11の実施の形態に係るライセン
ス登録チェックサーバの構造を示すブロック図である。 【図36】本発明の第11の実施の形態に係る商取引促
進方法のデータの流れとシステム構成を示した図であ
る。 【図37】本発明の第11の実施の形態に係る商取引促
進方法の処理のフローチャートである。 【図38】本発明の第11の実施の形態に係る電子商取
引提供サーバの動作のフローチャートである。 【図39】本発明の第11の実施の形態に係るユーザ紹
介の派生図である。 【図40】本発明の第12の実施の形態に係るカード物
販方法のシステム構成図である。 【図41】本発明の第12の実施の形態に係る電子商取
引提供サーバの構造を示すブロック図である。 【図42】本発明の第12の実施の形態に係るカード物
販方法のデータの流れとシステム構成を示した図であ
る。 【図43】本発明の第12の実施の形態に係るカード物
販方法の動作のフローチャートである。 【図44】本発明の第12の実施の形態に係る電子商取
引提供サーバの動作のフローチャートである。 【図45】本発明の第12の実施の形態に係るコンテン
ツ購入方法のデータの流れとシステム構成を示した図で
ある。 【図46】本発明の第12の実施の形態に係るコンテン
ツ購入方法の動作のフローチャートである。 【図47】本発明の第13の実施の形態に係るコンテン
ツ購入方法のデータの流れとシステム構成を示した図で
ある。 【図48】本発明の第13の実施の形態に係るコンテン
ツ購入方法の動作のフローチャートである。 【図49】本発明の第14の実施の形態に係る電子商取
引提供サーバの構造を示すブロック図である。 【図50】本発明の第14の実施の形態に係る商取引決
済委託方法のデータの流れとシステム構成を示した図で
ある。 【図51】本発明の第14の実施の形態に係る商取引決
済委託方法の動作のフローチャートである。 【図52】本発明の第14の実施の形態に係る商取引決
済委託方法の第1の変形例のデータの流れとシステム構
成を示した図である。 【図53】本発明の第14の実施の形態に係る商取引決
済委託方法の第1の変形例の動作のフローチャートであ
る。 【図54】本発明の第14の実施の形態に係る商取引決
済委託方法の第2の変形例のデータの流れとシステム構
成を示した図である。 【図55】本発明の第14の実施の形態に係る商取引決
済委託方法の第2の変形例の動作のフローチャートであ
る。 【図56】本発明の第15の実施の形態に係るリモコン
の図である。 【図57】本発明の第16の実施の形態に係るナビゲー
ションシステムのシステム構成図である。 【図58】本発明の第16の実施の形態に係る携帯情報
処理機器(携帯電話機)の構成を示すブロック図であ
る。 【図59】本発明の第16の実施の形態に係るナビゲー
ション用サーバ(地図・ナビサーバ)の構成を示すブロ
ック図である。 【図60】本発明の第16の実施の形態に係るナビゲー
ション方法の流れを示すフローチャートである。 【図61】本発明の第17の実施の形態に係るナビゲー
ションシステムのシステム構成図である。 【図62】本発明の第17の実施の形態に係る光学的デ
ータ解析用サーバ(コード解析サーバ)及びナビゲーシ
ョン用サーバ(地図・ナビサーバ)のそれぞれ構成を示
すブロック図である。 【図63】本発明の第17の実施の形態に係るナビゲー
ション方法の流れを示すフローチャートである。 【図64】本発明の第20の実施の形態に係る電子商取
引におけるレプリカポータル・モデル説明図である。 【図65】本発明の第20の実施の形態に係る電子商取
引におけるブラウズサービス説明図である。 【図66】本発明の第20の実施の形態に係る電子商取
引におけるトランザクションサービス説明図である。 【図67】本発明の第20の実施の形態に係る電子商取
引におけるマイポータルサービス説明図である。 【図68】本発明の第20の実施の形態に係る電子商取
引におけるシールを貼り付けた手帳の1ページである。 【図69】本発明の第1の実施の形態に係る電子商取引
のシステム構成図である。 【図70】本発明の第1の実施の形態に係る電子商取引
におけるアクセスコントロールの流れを示すフローチャ
ートである。 【図71】本発明の第21の実施の形態に係る電子商取
引における自動認識技術を利用したモバイルメタデータ
ベースの利用法を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1、31、41、51 入力装置 2、32、42、52 表示装置 3 アンテナ 4 無線装置 5 音声処理装置 6 CODEC 7 送話装置 8 受話装置 9 データ記憶装置 10 処理制御装置 10a 電話機能制御手段 10b、16a、34b、533 2次元コード解読手
段 10c、16b、34c、534 2次元コード変換手
段 10d、16c 電子商取引データ編集手段 10e ナビゲーション情報編集手段 10M 主機能制御装置 11 2次元コード読取装置 12 個人情報記憶装置 13、21、39、53,61、62、531 一時記
憶装置 14 主機能部側データインターフェース 15 アタッチメント側データインターフェース 16 アタッチメント制御装置 17 コード読取アタッチメント 18 データ記憶装置 19 携帯情報機器 20、38、530 入出力装置 21a、21b 商品提供者端末 22、46 中継処理装置 23a、23b、50a、50b 移動通信加入者交換
機 24a、24b、24c、24d 無線中継機 26 インターネット 27 デジタル通信網 28 ライセンス登録チェックサーバ 28a 商取引コントロール件を持つ事業者Sの端末 29 コード解析サーバ 36、48、532 中央処理装置 37,48a 誘導経路検索手段 40、47 地図データベース 43 地図・ナビサーバ 44、44i、44j、44k、44l 画像情報(2
次元コード) 44a マトリクス型2次元コード 44b スタック型2次元コード 45 ナビゲーション情報 54 カード提供会社サーバ処理装置 54a カード決済制御手段 54b 会員提示画面制御手段 55 顧客データ記憶装置 56、72 支払請求データ記憶装置 63 接続先URL情報記憶装置 64、64a、64b 電子商取引提供サーバ 65、65a、65b 携帯情報処理機器 66 カード提供会社サーバ 67 銀行サーバ 68 電子商取引提供サーバ処理装置 68a 電子商取引制御手段 68b 商品−購入者対応付け手段 68c 電子商取引取消手段 68d 個人情報取得手段 68f 決済委託制御手段 68z 配送先指定手段 69 商品情報記憶装置 70 商品画像記憶装置 71 受注データ記憶装置 73 ライセンス登録チェックサーバ処理装置 73a ライセンス登録チェック手段 74 ライセンス登録データ記憶装置 75 商品−購入者対応情報記憶装置 76 配送先記録装置 77 個人情報記憶装置 78 決済委託情報記憶装置 81 商品X物販カード 88、88a、88b、88c 光学読取専用携帯情報
端末 89 ネットワーク端末機 91 コンテンツ制作会社 92 コンテンツ小売店 93 販売店 94 顧客 130A、130B、130C 携帯情報機器 131 バッテリー 132 コード読取アタッチメント 133、134 2次元コードリーダ部 135 エリアセンサ(CCD) 136 照明用LED 137 反射板 138A、138B、138C ICチップ 139 支持部材 140 コネクタ部 141 筐体 142 拡散レンズ 143 当接部 144 嵌合部 146 光学レンズ 151 入力操作部 153 液晶表示部 154 受話器部 155 送話器部 156 インターフェース端子部 157 アンテナ 158 数字ボタン 159 フリッパ 161 先端読み取り部 162 本体円柱部 163 LED発光部 164 電源スイッチ 165 接続ケーブル 251 受光部 252 ディスプレイ 253 操作ボタン 254 筐体 341 情報源1 351 情報源2 361 情報源3 371 新聞紙 372 雑誌 373 カタログ 381 職業別イエローページ 382 商品別イエローページ 383 電話帳 391 カレンダー 392 列車ダイヤ 393 座席表 410 情報源 411 サービスURLロゴ 413 シール 414 紙に貼り付け 415 手帳に張り付け 417 印刷 518 文字データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 通信ネットワークにより相互に接続され
    た、携帯情報処理機器、前記携帯情報処理機器の配布主
    と契約している事業者とその指定競合事業者の電子商取
    引サーバ、商取引コントロール権を持つ事業者の端末、
    前記商取引コントロール権を持つ事業者の端末から、前
    記配布主と契約している前記事業者の前記電子商取引サ
    ーバへのアクセス許可と、前記指定競合事業者の前記電
    子商取引サーバへのアクセス不許可を、事業者、期間、
    携帯情報処理機器の所有者を指定して定義するアクセス
    制限情報の設定をされたアクセス制限情報記憶装置を備
    えたライセンス登録チェックサーバとで構成される電子
    商取引システムにおいて、前記ライセンス登録チェック
    サーバが、 前記携帯情報処理機器が、電子商取引に必要な情報を埋
    め込んだ画像情報を光学的に読み取り特定した、前記電
    子商取引提供サーバのアクセス先のネットワーク情報
    と、前記携帯情報処理機器に内蔵された個人情報記憶装
    置から読み取った商取引IDの情報とを受信するステッ
    プと、 前記アクセス制限情報を参照し、前記携帯情報処理機器
    が、前記電子商取引提供サーバにアクセス許可が有るか
    を判断するステップと、 前記アクセス許可が有る場合、前記電子商取引提供サー
    バに前記携帯情報処理機器をアクセスさせるステップ
    と、 前記アクセス許可が無い場合、前記携帯情報処理機器に
    アクセスが許可されないことを通知するステップとから
    なるアクセスコントロールを行うことを特徴とする電子
    商取引方法。
JP2001270777A 2001-09-06 2001-09-06 電子商取引方法 Pending JP2003085387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001270777A JP2003085387A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 電子商取引方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001270777A JP2003085387A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 電子商取引方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003085387A true JP2003085387A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19096388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001270777A Pending JP2003085387A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 電子商取引方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003085387A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174317A (ja) * 2003-11-27 2005-06-30 Sharp Corp 遠隔アクセスシステムおよび方法
JP2005176287A (ja) * 2003-11-20 2005-06-30 Dainippon Printing Co Ltd 視聴情報収集方法、データ放送番組データ、情報アクセス方法
JP2005303682A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 情報管理システム、携帯端末装置及び情報管理方法
JP2006024191A (ja) * 2004-06-09 2006-01-26 Fuji Photo Film Co Ltd サーバ、携帯端末及びサービス方法
WO2006129720A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Mediastick, Inc. 電子商取引方法及びこれに用いられるライセンス登録チェックサーバ
US7627309B2 (en) 2003-09-18 2009-12-01 Nec Corporation Method of sharing information relating to an information transmitting medium among mobile terminals
JP2013140552A (ja) * 2011-12-09 2013-07-18 Gourmet Navigator Inc 商品販売システム及び商品販売方法
WO2013111004A1 (ja) * 2011-12-09 2013-08-01 株式会社ぐるなび 商品販売システム及び商品販売方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0696098A (ja) * 1992-09-10 1994-04-08 Fujitsu Ltd 発注サービスシステム
JPH09114891A (ja) * 1995-10-13 1997-05-02 Sony Corp 情報処理装置および方法
JPH10171879A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Purosupaa Kurieiteibu:Kk 商品販売システム、その情報通信方法およびその記録媒体
JPH10269284A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Hitachi Ltd 電子商取引システムにおける商品情報提供方法及びシステム
WO1999066441A1 (en) * 1998-06-19 1999-12-23 A.T.X. International, Inc. Method and apparatus for storing reference codes in a writing instrument and for retrieving information identified by the reference codes
JP2001028023A (ja) * 2000-06-14 2001-01-30 Fujitaka:Kk 小売店の商品販売システム
JP2001184412A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Fujitsu Ltd 電子購買システムおよびその方法
JP2001195517A (ja) * 2001-03-19 2001-07-19 Ryutsu Design Kenkyusho:Kk モバイルコマースサーバおよびこのサーバを備えたモバイルコマースシステムならびにモバイルコマースプログラム
JP2001202434A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Hitachi Seibu Software Ltd 情報提供システム
JP2003521040A (ja) * 2000-01-24 2003-07-08 オラクル・コーポレイション e−ドロップシップ(eDROPSHIP):匿名での電子商取引における発送方法及びシステム

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0696098A (ja) * 1992-09-10 1994-04-08 Fujitsu Ltd 発注サービスシステム
JPH09114891A (ja) * 1995-10-13 1997-05-02 Sony Corp 情報処理装置および方法
JPH10171879A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Purosupaa Kurieiteibu:Kk 商品販売システム、その情報通信方法およびその記録媒体
JPH10269284A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Hitachi Ltd 電子商取引システムにおける商品情報提供方法及びシステム
WO1999066441A1 (en) * 1998-06-19 1999-12-23 A.T.X. International, Inc. Method and apparatus for storing reference codes in a writing instrument and for retrieving information identified by the reference codes
JP2002518750A (ja) * 1998-06-19 2002-06-25 エイ.ティー.エックス. インターナショナル, インコーポレイテッド 書き込み機器に参照コードを格納し、この参照コードによって識別された情報を取り出す方法および装置
JP2001184412A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Fujitsu Ltd 電子購買システムおよびその方法
JP2001202434A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Hitachi Seibu Software Ltd 情報提供システム
JP2003521040A (ja) * 2000-01-24 2003-07-08 オラクル・コーポレイション e−ドロップシップ(eDROPSHIP):匿名での電子商取引における発送方法及びシステム
JP2001028023A (ja) * 2000-06-14 2001-01-30 Fujitaka:Kk 小売店の商品販売システム
JP2001195517A (ja) * 2001-03-19 2001-07-19 Ryutsu Design Kenkyusho:Kk モバイルコマースサーバおよびこのサーバを備えたモバイルコマースシステムならびにモバイルコマースプログラム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627309B2 (en) 2003-09-18 2009-12-01 Nec Corporation Method of sharing information relating to an information transmitting medium among mobile terminals
JP2005176287A (ja) * 2003-11-20 2005-06-30 Dainippon Printing Co Ltd 視聴情報収集方法、データ放送番組データ、情報アクセス方法
JP4498775B2 (ja) * 2003-11-20 2010-07-07 大日本印刷株式会社 視聴情報収集方法、データ放送番組データ、情報アクセス方法
JP2005174317A (ja) * 2003-11-27 2005-06-30 Sharp Corp 遠隔アクセスシステムおよび方法
JP2005303682A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 情報管理システム、携帯端末装置及び情報管理方法
JP4549721B2 (ja) * 2004-04-12 2010-09-22 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 情報管理システム、携帯端末装置及び情報管理方法
JP2006024191A (ja) * 2004-06-09 2006-01-26 Fuji Photo Film Co Ltd サーバ、携帯端末及びサービス方法
JP4573169B2 (ja) * 2004-06-09 2010-11-04 富士フイルム株式会社 サーバ、携帯端末及びサービス方法
WO2006129720A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Mediastick, Inc. 電子商取引方法及びこれに用いられるライセンス登録チェックサーバ
JP2013140552A (ja) * 2011-12-09 2013-07-18 Gourmet Navigator Inc 商品販売システム及び商品販売方法
WO2013111004A1 (ja) * 2011-12-09 2013-08-01 株式会社ぐるなび 商品販売システム及び商品販売方法
WO2013151018A1 (ja) * 2012-04-02 2013-10-10 株式会社ぐるなび 商品販売システム及び商品販売方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100741998B1 (ko) 휴대 정보 처리 기기, 라이센스 등록 체크 서버, 전자 상거래 제공 서버, 내비게이션용 서버, 이들을 이용한 전자 상거래 방법, 및 내비게이션 방법
US6898421B2 (en) Service providing apparatus and method, and service verifying apparatus using information terminal
US20080194238A1 (en) Wireless Terminal Having Information Exchange Facility, Information Exchange System and Method Using the Wireless Terminal
CN1716302A (zh) 利用来电号码显示的确认系统和方法以及认证方法
CN105931105A (zh) 一种在线定制服务系统及其使用方法
JP2003522356A5 (ja) 自動発注処理システム、および顧客が発注処理システムを使用して複数の参加販売業者の中から選択された製品を発注することを可能にする方法
CN101847234A (zh) 通信系统、结算管理装置及方法以及便携信息终端及信息处理方法
KR101790634B1 (ko) 단말기를 이용한 물품의 주문배달의 중개방법
JP2003085387A (ja) 電子商取引方法
KR20070088878A (ko) 정보 교류 기능을 가진 단말기, 이를 이용한 정보 교류서버시스템 및 방법
JP2004139278A (ja) 生活者支援システム
EP1265166A2 (en) Method and system for processing and using information
JP2002041832A (ja) 電子商取引システム、電子商取引提供サーバー、ライセンス登録チェックサーバー、電子商取引方法、カードの情報掲載方法及び情報機器
KR102400828B1 (ko) 예술 창작물의 소유자 정보를 제공하는 증강현실 시스템 및 그 방법
KR20030011744A (ko) 멀티 단말기를 이용한 지역정보 제공 시스템 및 그제공방법
KR20020038916A (ko) 코드화된 물품 및 컨텐츠 제공방법
JP2004103013A (ja) 移動通信端末機などを利用した電子商品券の購入、贈与、使用方法
WO2014027471A1 (ja) 通信システム
JP2002083232A (ja) 商取引促進方法、カード物販方法、配送先指定方法、商取引決済委託方法、商取引取消方法、商取引方法及び商取引サーバー
Niranjanamurthy et al. E-commerce and M-commerce: issues and recommended screening
JP2009037332A (ja) 電子商取引提供サーバ、情報処理サーバ及び電子商取引方法
JP2002288309A (ja) 駐車場物件契約サーバ装置、方法及びプログラム
JP2004516583A (ja) 物品にプリントされたidを用いるメッセージ伝送方法
JP2002312617A (ja) 連鎖型売買仲介装置、連鎖型売買仲介プログラム及びその方法
CN105611087A (zh) 一种提供电话号码关联服务的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080904

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110830