JP2001067551A - 電子pop装置 - Google Patents

電子pop装置

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JP2001067551A
JP2001067551A JP24119099A JP24119099A JP2001067551A JP 2001067551 A JP2001067551 A JP 2001067551A JP 24119099 A JP24119099 A JP 24119099A JP 24119099 A JP24119099 A JP 24119099A JP 2001067551 A JP2001067551 A JP 2001067551A
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JP
Japan
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product
electronic pop
customer
order
commodity
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JP24119099A
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Hideo Nagatomo
秀雄 長友
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実際に商品又は商品見本を見たり手に触れたり
しながら注文ができる電子POP装置を提供すること課
題とする。 【解決手段】商品又は商品見本の近くに設置して商品情
報をマルチメディアでインタラクティブに提供する電子
POP装置において、カードによって顧客の認証をする
手段と、認証された顧客から商品の注文を受ける受注手
段とを具備することを特徴とする電子POP装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子POP装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子POP装置には、店舗の商品
の近くに設置され、その商品の情報を、動画、静止画、
音声などのマルチメディアで、インタラクティブに提供
しているものがある。この電子POP装置は、商品を実
際に見たり手に触れたりして得られる以上の情報を提供
することにより、顧客の購買意欲を高めることはできて
も、その場で商品の注文をすることはできないという問
題がある。
【0003】また従来から、パソコンやマルチメディア
端末を利用し、オンラインで、顧客に豊富な商品情報を
提供すると共に、顧客から商品の注文をしてもらうオン
ライン販売がある。このオンライン販売は、商品を実際
に見たり手に触れたりして購入することはできないとい
う問題がある。また、豊富な商品の中から気に入るもの
を見つけるには、数多くの階層からなる画面を開く必要
があり、使い勝手が悪いという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来技術
の問題を鑑みなされたもので、実際に商品又は商品見本
を見たり手に触れたりしながら注文ができる電子POP
装置を提供すること課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、請求項1の発明では、商品又は商
品見本の近くに設置して商品情報をマルチメディアでイ
ンタラクティブに提供する電子POP装置において、カ
ードによって顧客の認証をする手段と、認証された顧客
から商品の注文を受ける受注手段とを具備することを特
徴とする電子POP装置としたものである。
【0006】また請求項2の発明では、上記商品が単一
種類であって、上記受注手段が、その商品を指定するこ
となく、その商品の数量を入力することで、その商品の
注文を受ける手段であることを特徴とする請求項1記載
の電子POP装置としたものである。
【0007】また請求項3の発明では、上記受注手段
が、注文する商品を指定する商品指定手段と、注文する
商品の数量を入力する手段とを備えることを特徴とする
請求項1記載の電子POP装置としたものである。
【0008】また請求項4の発明では、上記商品指定手
段が、注文する商品のバーコードを読み取る手段、注文
する商品の商品コードを入力する手段の少なくとも何れ
か1つを備えることを特徴とする請求項3記載の電子P
OP装置としたものである。
【0009】また請求項5の発明では、注文した商品の
データを控えとしてカード書き込む手段を具備すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の電子P
OP装置としたものである。
【0010】また請求項6の発明では、注文した商品の
データを印刷した注文の控え書、クーポン券、ポイント
シール、ポイントカードの少なくとも何れか1つを発行
する手段を具備することを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか1項記載の電子POP装置としたものである。
【0011】また請求項7の発明では、アンケートをす
る手段を具備することを特徴とする請求項1〜6のいず
れか1項記載の電子POP装置としたものである。
【0012】また請求項8の発明では、着脱容易な記録
媒体に書き込む手段を具備することを特徴とする請求項
1〜7のいずれか1項記載の電子POP装置としたもの
である。
【0013】また請求項9の発明では、ネットワークに
接続する手段を具備することを特徴とする請求項1〜8
のいずれか1項記載の電子POP装置としたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下に説
明する。
【0015】本発明の電子POP装置は、図1の構成図
に示すように、CPU、主記憶装置、補助記憶装置、画
像表示装置、音声出力装置、カードリーダー/ライタ
ー、バーコードリーダー、キー入力装置、プリンタ、ネ
ットワーク接続装置、記録媒体装置を備える。また、本
発明の電子POP装置は、商品又は商品見本の近くに設
置するための用具を備えていても良い。但し、電子PO
P装置が、単一種類の商品又は商品見本の近くに設置さ
れ、その商品の注文のみを受ける場合は、後述するよう
に、バーコードリーダーは無くて良い。
【0016】補助記憶装置には、プログラムが記録され
ており、このプログラムが主記憶装置にロードされて、
CPUによって実行されることによって、商品情報をマ
ルチメディアでインタラクティブに提供し、顧客を認証
し、顧客から商品の注文を受け、顧客に対してアンケー
トをするなどの処理が行われる。
【0017】画像表示装置は、商品情報を動画、静止画
などで視覚的に提供するための装置である。画像表示装
置の画面にはタッチパネルが付属している。このため、
プログラムに従ってCPUが画面上に描くキー(ソフト
キー)に触れることで、データを入力できるようになっ
ている。
【0018】音声出力装置は、商品情報を音声で提供す
るための装置である。
【0019】カードリーダー/ライターは、カードに記
録されているデータを読み取り、そしてカードにデータ
を書き込む装置である。カードの例としては、磁気カー
ド、ICカード、非接触式カード、IDカード、プリペ
イドカード、決済銀行カード、クレジットカードなどが
挙げられるが、何れの場合でも個人を識別するためのI
Dが記録されていなければならない。カードリーダーに
読み取られたカードのIDは、主記憶装置に一時記憶さ
れ、個人認証に利用される。この個人認証がどのように
してなされるかの例は、後述する。また、カードリーダ
ー/ライターは、注文した商品のデータを控えとしてカ
ードに書き込む。このデータの例としては、商品コー
ド、商品名、数量、製造会社、店舗名、販売会社、決済
方法(現金払い、郵便振込、銀行振込、クレジットカー
ドによるリボ払い、分割、一括など)が挙げられる。ま
た、クーポン券に記載すべき優待内容、ポイントサービ
スのポイントを一緒に書き込んでも良い。尚、非接触式
カード用のカードリーダー/ライターは、非接触式カー
ドとデータを送受信するためのアンテナを備える。
【0020】バーコードリーダーは、商品のバーコード
を読み取るための装置である。商品を注文するとき、又
は商品情報を検索するときなど、商品を特定する必要の
ある場合に用いられる。バーコードリーダーで読み取ら
れたバーコードは、主記憶装置に一時記憶され、CPU
によって商品の識別がなされる。電子POP装置が、単
一種類の商品又は商品見本の近くに設置され、その商品
の注文のみを受ける場合は、その電子POP装置で注文
すること自体がその商品を特定することを意味するの
で、バーコードリーダーは無くて良い。
【0021】キー入力装置は、キーからデータを入力す
るための装置である。注文する商品の商品コードを入力
するとき、注文する商品の数量を入力するとき、商品情
報を検索するとき、アンケートに回答するときなどに用
いられる。但し、電子POP装置が、単一種類の商品又
は商品見本の近くに設置され、その商品の注文のみを受
ける場合は、その電子POP装置で注文すること自体が
その商品を特定することを意味するので、商品コードを
入力しなくて良い。キー入力装置には、上述したような
ソフトキー以外に、バードウェアによるハードキーがあ
っても良い。キー入力装置で入力されたデータは、主記
憶装置に一時記憶される。
【0022】プリンタは、注文した商品のデータを印刷
した注文の控え書、クーポン券、ポイントシール、ポイ
ントカードを発行するための装置である。注文の控え書
には、例えば、商品コード、商品名、数量、製造会社、
店舗名、販売会社、決済方法(現金払い、郵便振込、銀
行振込、クレジットカードによるリボ払い、分割、一括
など)が印刷される。
【0023】ネットワーク接続装置は、ネットワークに
接続するための装置である。これによって、例えば、そ
のネットワークに接続しているサーバから最新の商品デ
ータを受け取ることができる。また、例えば、顧客から
受けた商品の注文データ、アンケート結果のデータを、
そのネットワークに接続しているサーバに転送すること
ができる。この商品の注文データの例として、顧客の持
つカードのID、商品コード、商品名、数量、製造会
社、店舗名、販売会社、決済方法(現金払い、郵便振
込、銀行振込、クレジットカードによるリボ払い、分
割、一括など)が挙げられる。このネットワークは、有
線又は無線の何れでも良い。ネットワークが無線の場
合、ネットワーク接続装置は、アンテナを備える。
【0024】記録媒体装置は、メモリカードやフロッピ
ーディスクなどの着脱が容易な記録媒体を読み書きする
装置である。これによって、例えば、顧客から受けた商
品の注文データ、アンケート結果のデータを、その記憶
媒体に転送することができる。この商品の注文データの
例として、顧客の持つカードのID、商品コード、商品
名、数量、製造会社、店舗名、販売会社、決済方法(現
金払い、郵便振込、銀行振込、クレジットカードによる
リボ払い、分割、一括など)が挙げられる。
【0025】ここで、店舗内の商品又は商品見本の近く
に設置されている本発明の電子POP装置を用いて、顧
客が行う商品注文の処理の流れを、カードで注文を受け
即座に決済する場合と、カードでは注文のみを受け後で
決済する場合とに分けて、説明する。
【0026】まず、カードで注文を受け即座に決済する
場合を、図2のフローチャートに従って説明する。
【0027】STEP1;商品広告を流す 顧客が電子POP装置を操作をしていない間は、電子P
OP装置は商品広告をマルチメディア(動画、静止画、
CG画像、音声、文字など)で流す。
【0028】STEP2;購入する商品の決定 顧客は、商品又は商品見本を実際に見たり手に触ったり
し、電子POP装置から詳細な商品情報をマルチメディ
アでインタラクティブに得ることで、購入する商品を決
める。
【0029】STEP3;商品の注文 顧客は、商品の注文を行う。電子POP装置が、複数種
類の商品又は商品見本の近くに設置されている場合と、
単一種類の商品又は商品見本の近くに設置されている場
合とでは、注文の仕方が異なる。まず、電子POP装置
が、複数種類の商品又は商品見本の近くに設置されてい
る場合を説明する。この場合、顧客は、注文する商品の
バーコードをバーコードリーダーで電子POP装置に入
力するか、或いは、注文する商品の商品コードをキー入
力装置(ソフトキー又はハードキー)で電子POP装置
に入力することで、注文する商品を指定する。さらに、
顧客は、注文する商品の数量を、キー入力装置(ソフト
キー又はハードキー)で、電子POP装置に入力する。
次に、電子POP装置が、単一種類の商品又は商品見本
の近くに設置されている場合を説明する。この場合、顧
客は商品を指定する必要なく、単に、商品の数量をキー
入力装置(ソフトキー又はハードキー)で電子POP装
置に入力する。顧客が商品を指定する必要がないように
するには、例えば、予め補助記憶装置に商品コードを記
憶し、商品の数量をキー入力装置で入力することで、そ
の商品コードを持つ商品を入力された数量だけ注文した
ことにすれば良い。
【0030】STEP4;注文データの転送 電子POP装置は、顧客から受けた商品の注文データ
を、電子POP装置がネットワークに接続されていれ
ば、ネットワークを介してサーバに送る。電子POP装
置がネットワークに接続されていなければ、顧客から受
けた商品の注文データは、記録媒体に書き込まれる。こ
の商品の注文データの例として、顧客の持つカードのI
D、商品コード、商品名、数量、製造会社、店舗名、販
売会社が挙げられる。
【0031】STEP5;顧客の認証 電子POP装置は、顧客が所持するカードのIDを、カ
ードリーダーで読み取り、顧客を認証する。顧客の認証
は、IDのみで行っても良いし、暗証番号のように顧客
のみが知り得る情報(以後、パスワードと呼ぶ)を利用
して行っても良い。また、署名や、顧客固有の生物学的
特徴(指紋、虹彩、網膜、声紋など)によっても良い。
署名や顧客固有の生物学的特徴による場合は、それ用の
入力装置を電子POP装置に接続する。IDのみで認証
する場合は、電子POP装置は、カードを持つ人がその
人本人であると判断する。パスワードを利用して認証す
る場合、電子POP装置は、顧客に、パスワードの入力
を促す。顧客が、キー入力装置(ソフトキー又はハード
キー)でパスワードを入力すると、電子POP装置は、
電子POP装置がネットワークに接続されているときは
サーバから、電子POP装置がネットワークに接続され
ていないときは補助記憶装置から、IDと関連付けられ
ているパスワードを読み出し、顧客が入力したパスワー
ドとを比較する。両者が一致するとき、認証は成功し、
STEP6に進む。他方、両者が一致しないとき、認証
は失敗し、再度パスワードの入力を促す。或いは、認証
が失敗したとき、再度パスワードの入力を促すが、認証
を失敗できる回数に上限(例えば3回)を設け、その上
限を超えて認証を失敗すると、顧客から受けた注文を取
り消し、カードによる決済ができないようにしても良
い。
【0032】STEP6;決済 電子POP装置は、決済を実行する。例えば、プリペイ
ドカードの場合、そのカードから購入金額を引き落とす
ことによって決済が行われる。また、例えば、決済銀行
カードの場合、顧客の銀行口座から購入金額を引き落と
すことによって決済が行われる。この銀行口座からの引
き落としは、電子POP装置がネットワークに接続して
いればサーバを介してオンラインで、ネットワークに接
続していなければ記録媒体を介してオフラインで行われ
る。決済が完了すると、電子POP装置は、決済が完了
した旨のデータを、ネットワークに接続していればサー
バに送り、ネットワークに接続していなければ記録媒体
に書き込む。但し、クレジットカードの場合は、支払方
法(リボ払い、分割払い、一括払い)を指定することに
よって、決済が行われる。この場合は、支払方法の指定
が完了すると、電子POP装置は、支払方法のデータ
を、ネットワークに接続していればサーバに送り、ネッ
トワークに接続していなければ記録媒体に書き込む。
【0033】STEP7;アンケートの実施 電子POP装置は、商品を購入してくれた顧客に対して
アンケートを実施する。アンケート結果のデータは、電
子POP装置がネットワークに接続されていれば、ネッ
トワークを介して電子POP装置からサーバに送られ
る。電子POP装置がネットワークに接続されていなけ
れば、そのアンケート結果のデータは、記録媒体に書き
込まれる。
【0034】STEP8;注文の控えの発行 電子POP装置は、顧客が注文した商品のデータを、カ
ードリーダーで、顧客が所持するカードに書き込む。ま
た、その注文した商品のデータをプリンタで印刷して、
注文の控え書を発行する。この商品の注文データの例と
して、商品コード、商品名、数量、製造会社、店舗名、
販売会社、及び決済完了の旨又は支払方法が挙げられ
る。また、カードに、クーポン券に記載すべき優待内
容、ポイントサービスのポイントを一緒に書き込んでも
良い。また、控え書と一緒に、クーポン券、ポイントシ
ール、ポイントカードを発行して良い。
【0035】次に、カードでは注文のみを受け後で決済
する場合を、図3のフローチャートに従って説明する。
【0036】STEP1;商品広告を流す 顧客が電子POP装置を操作をしていない間は、電子P
OP装置は商品広告をマルチメディア(動画、静止画、
CG画像、音声、文字など)で流す。
【0037】STEP2;購入する商品の決定 顧客は、商品又は商品見本を実際に見たり手に触ったり
し、電子POP装置から詳細な商品情報をマルチメディ
アでインタラクティブに得ることで、購入する商品を決
める。
【0038】STEP3;商品の注文 顧客は、商品の注文を行う。電子POP装置が、複数種
類の商品又は商品見本の近くに設置されている場合と、
単一種類の商品又は商品見本の近くに設置されている場
合とでは、注文の仕方が異なる。まず、電子POP装置
が、複数種類の商品又は商品見本の近くに設置されてい
る場合を説明する。この場合、顧客は、注文する商品の
バーコードをバーコードリーダーで電子POP装置に入
力するか、或いは、注文する商品の商品コードをキー入
力装置(ソフトキー又はハードキー)で電子POP装置
に入力することで、注文する商品を指定する。さらに、
顧客は、注文する商品の数量を、キー入力装置(ソフト
キー又はハードキー)で、電子POP装置に入力する。
次に、電子POP装置が、単一種類の商品又は商品見本
の近くに設置されている場合を説明する。この場合、顧
客は商品を指定する必要なく、単に、商品の数量をキー
入力装置(ソフトキー又はハードキー)で電子POP装
置に入力する。顧客が商品を指定する必要がないように
するには、例えば、予め補助記憶装置に商品コードを記
憶し、商品の数量をキー入力装置で入力することで、そ
の商品コードを持つ商品を入力された数量だけ注文した
ことにすれば良い。
【0039】STEP4;注文データの転送 電子POP装置は、顧客から受けた商品の注文データ
を、電子POP装置がネットワークに接続されていれ
ば、ネットワークを介してサーバに送る。電子POP装
置がネットワークに接続されていなければ、顧客から受
けた商品の注文データは、記録媒体に書き込まれる。こ
の商品の注文データの例として、顧客の持つカードのI
D、商品コード、商品名、数量、製造会社、店舗名、販
売会社が挙げられる。
【0040】STEP5;顧客の認証 電子POP装置は、顧客が所持するカードのIDを、カ
ードリーダーで読み取り、顧客を認証する。顧客の認証
は、IDのみで行っても良いし、暗証番号のように顧客
のみが知り得る情報(以後、パスワードと呼ぶ)を利用
して行っても良い。また、署名や、顧客固有の生物学的
特徴(指紋、虹彩、網膜、声紋など)によっても良い。
署名や顧客固有の生物学的特徴による場合は、それ用の
入力装置を電子POP装置に接続する。IDのみで認証
する場合は、電子POP装置は、カードを持つ人がその
人本人であると判断する。パスワードを利用して認証す
る場合、電子POP装置は、顧客に、パスワードの入力
を促す。顧客が、キー入力装置(ソフトキー又はハード
キー)でパスワードを入力すると、電子POP装置は、
電子POP装置がネットワークに接続されているときは
サーバから、電子POP装置がネットワークに接続され
ていないときは補助記憶装置から、IDと関連付けられ
ているパスワードを読み出し、顧客が入力したパスワー
ドとを比較する。両者が一致するとき、認証は成功し、
STEP5に進む。他方、両者が一致しないとき、認証
は失敗し、再度パスワードの入力を促す。或いは、認証
が失敗したとき、再度パスワードの入力を促すが、認証
を失敗できる回数に上限(例えば3回)を設け、その上
限を超えて認証を失敗すると、顧客から受けた注文を取
り消しても良い。
【0041】STEP6:決済(支払)方法の指定 顧客は、キー入力装置(ソフトキー又はハードキー)を
用いて、決済(支払)方法を指定する。例えば、郵便振
込、銀行振込、商品を引き渡すときにその商品を確認し
た後に現金払いが挙げられる。決済方法の指定が完了す
ると、電子POP装置は、支払方法のデータを、ネット
ワークに接続していればサーバに送り、ネットワークに
接続していなければ記録媒体に書き込む。
【0042】STEP7;アンケートの実施 電子POP装置は、商品を購入してくれた顧客に対して
アンケートを実施する。アンケート結果のデータは、電
子POP装置がネットワークに接続されていれば、ネッ
トワークを介して電子POP装置からサーバに送られ
る。電子POP装置がネットワークに接続されていなけ
れば、そのアンケート結果のデータは、記録媒体に書き
込まれる。
【0043】STEP8;注文の控えの発行 電子POP装置は、顧客が注文した商品のデータを、カ
ードリーダーで、顧客が所持するカードに書き込む。ま
た、その注文した商品のデータをプリンタで印刷して、
注文の控え書を発行する。この商品の注文データの例と
して、商品コード、商品名、数量、製造会社、店舗名、
販売会社、支払方法(現金払い、郵便振込、銀行振込な
ど)が挙げられる。また、カードに、クーポン券に記載
すべき優待内容、ポイントサービスのポイントを一緒に
書き込んでも良い。また、控え書と一緒に、クーポン
券、ポイントシール、ポイントカードを発行して良い。
【0044】以上が、電子POP装置よる商品注文の流
れの1例である。サーバは、倉庫に置かれ、顧客から受
けた商品の注文データ(顧客の持つカードのID、商品
コード、数量など)及びアンケート結果のデータが集ま
る。電子POP装置がネットワークに接続されていない
ときは、記録媒体を回収することで、顧客から受けた商
品の注文データ(顧客の持つカードのID、商品コー
ド、数量など)及びアンケート結果のデータを集める。
【0045】商品の引き渡しは、様々な方法があり得
る。例えば、店舗での引き取り、顧客の自宅への配達が
ある。従って、電子POP装置から、注文した商品の引
き渡し方法を指定できるようにしても良い。
【0046】本発明の電子POP装置は、設置場所や広
告効果を考慮して、任意の形状を取って良い。電子PO
P装置を構成する各装置をいくつかを本体に内蔵し、そ
れ以外を付属装置とするのが通例であるが、どの装置を
本体に内蔵し、どの装置を付属装置とするかも、任意で
ある。
【0047】図4に、CPU、主記憶装置、補助記憶装
置、画像表示装置、音声出力装置、接触式カードリーダ
ー/ライター5、ソフトキー、ハードキー4、プリン
タ、ネットワーク接続装置、記録媒体装置を、電子PO
P装置本体1に内蔵し、バーコードリーダー7を付属装
置とした電子POP装置の1例の正面図を示す。ソフト
キーは、画像表示装置の画面3に表示される。プリンタ
からは、控え書2が印刷されている。また、バーコード
リーダー7は、接続コード6で、電子POP装置本体1
と接続している。
【0048】図5に、CPU、主記憶装置、補助記憶装
置、画像表示装置、音声出力装置、非接触式カードリー
ダー/ライター15、ソフトキー、ハードキー14、プ
リンタ、ネットワーク接続装置、記録媒体装置を、電子
POP装置本体11に内蔵し、バーコードリーダー17
を付属装置とした電子POP装置の1例の正面図を示
す。ソフトキーは、画像表示装置の画面13に表示され
る。プリンタからは、控え書12が印刷されている。ま
た、バーコードリーダー17は、接続コード16で、電
子POP装置本体と接続している。非接触式カードリー
ダー/ライター15は、電子POP装置本体11の筐体
内部に設置され、外部からは見えないので、点線で表わ
されている。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の電子POP装置は、以下のような効果がある。
【0050】第1に、マルチメディアでインタラクティ
ブに商品情報を顧客提供するだけでなく、実際に商品又
は商品見本を見たり手に触れたりしながら注文もでき、
またアンケートの収集もできる。このため、家具や大型
家電などのように、店舗に商品又は商品見本を置き、置
いていないものについての情報は商品カタログで提供
し、注文を受けた商品を倉庫から顧客の自宅に届けると
いう販売形態を取る小売店舗において、顧客の購買意欲
の向上、店員の省力化及び店舗スペースの節約に結び付
く。
【0051】第2に、アンケート結果を、ネットワーク
を介してサーバに転送するか、またはフロッピーディス
クやメモリーカードなどのような着脱容易な記録媒体に
書き込むので、複数の店舗があっても、どの店舗で行っ
たアンケートでもその結果を容易に集計することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子POP装置の構成図。
【図2】カードで注文を受け即座に決済する場合の商品
注文の流れを説明するフローチャート。
【図3】カードでは注文のみを受け後で決済する場合の
商品注文の流れを説明するフローチャート。
【図4】接触式カードリーダーを用いた電子POP装置
の1例の正面図。
【図5】非接触式カードリーダーを用いた電子POP装
置の1例の正面図。
【符号の説明】
1…電子POP装置本体 2…控え書 3…画像表示装置の画面 4…ハードキー 5…接触式カードーリーダー/ライター 6…接続コード 7…バーコードリーダー 11…電子POP装置本体 12…控え書 13…画像表示装置の画面 14…ハードキー 15…非接触式カードリーダー/ライター 16…接続コード 17…バーコードリーダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/14 G06F 15/21 330

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品又は商品見本の近くに設置して商品情
    報をマルチメディアでインタラクティブに提供する電子
    POP装置において、 カードによって顧客の認証をする手段と、認証された顧
    客から商品の注文を受ける受注手段とを具備することを
    特徴とする電子POP装置。
  2. 【請求項2】上記商品が単一種類であって、上記受注手
    段が、その商品を指定することなく、その商品の数量を
    入力することで、その商品の注文を受ける手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子POP装置。
  3. 【請求項3】上記受注手段が、注文する商品を指定する
    商品指定手段と、注文する商品の数量を入力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の電子POP装
    置。
  4. 【請求項4】上記商品指定手段が、注文する商品のバー
    コードを読み取る手段、注文する商品の商品コードを入
    力する手段の少なくとも何れか1つを備えることを特徴
    とする請求項3記載の電子POP装置。
  5. 【請求項5】注文した商品のデータを控えとしてカード
    書き込む手段を具備することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項記載の電子POP装置。
  6. 【請求項6】注文した商品のデータを印刷した注文の控
    え書、クーポン券、ポイントシール、ポイントカードの
    少なくとも何れか1つを発行する手段を具備することを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の電子PO
    P装置。
  7. 【請求項7】アンケートをする手段を具備することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の電子POP
    装置。
  8. 【請求項8】着脱容易な記録媒体に書き込む手段を具備
    することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載
    の電子POP装置。
  9. 【請求項9】ネットワークに接続する手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の電子
    POP装置。
JP24119099A 1999-08-26 1999-08-27 電子pop装置 Pending JP2001067551A (ja)

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