JP2002202911A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents

不揮発性メモリ装置

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JP2002202911A JP2000402543A JP2000402543A JP2002202911A JP 2002202911 A JP2002202911 A JP 2002202911A JP 2000402543 A JP2000402543 A JP 2000402543A JP 2000402543 A JP2000402543 A JP 2000402543A JP 2002202911 A JP2002202911 A JP 2002202911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶容量の変更を容易に行い得る不揮発性メ
モリ装置を提供する。 【解決手段】 複数のメモリモジュールMOD0〜MO
D7と、外部からのアクセス要求に応じて上記複数のメ
モリモジュールの動作を制御するためのコントローラ2
10と、このコントローラから出力された選択信号をデ
コードすることによって、上記メモリモジュールを選択
的にイネーブル状態とするためのモジュール選択デコー
ダ220とを設け、上記メモリモジュールが着脱自在に
装着されることにより、メモリモジュールの増減による
記憶容量の変更を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリ装
置に関し、例えば電気的に消去及び書込み可能なフラッ
シュメモリを備えたフラッシュメモリシステムに適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】浮遊ゲートに対する電子の注入や電子の
引き抜きによって情報を記憶させることができる不揮発
性半導体メモリとして、フラッシュメモリを挙げること
ができる。フラッシュメモリはフローティングゲート
(浮遊ゲート)、コントロールゲート、ソース及びドレ
インを持つメモリセルトランジスタを有する。このメモ
リセルトランジスタは、上記フローティングゲートに電
子が注入されると閾値電圧が上昇し、また、上記フロー
ティングゲートから電子を引き抜くと閾値電圧が低下す
る。上記メモリセルトランジスタは、データ読み出しの
ためのワード線電圧(コントロールゲート印加電圧)に
対する閾値電圧の高低に応じた情報を記憶することにな
る。特に制限されないが、本明細書においてメモリセル
トランジスタの閾値電圧が低い状態を消去状態、高い状
態を書き込み状態と称する。
【0003】このようなフラッシュメモリを複数個設
け、データバス及びアドレスバスを共通化したメモリモ
ジュールとして、特開平11−273370号公報に記
載されたICメモリがある。このICメモリにおいて
は、データ制御部でデータバスと各メモリチップとの間
のコマンドや各種データの入出力を行い、コマンド制御
部で、外部からのコマンドに従って外部より入力された
チップイネーブル信号からメモリチップに対するチップ
イネーブルを生成し、シリアルクロック発生器でメモリ
チップに対する内部シリアルクロック信号を生成して出
力し、メモリチップの同一セクタアドレスに対して、連
続したデータの読み出し、データの書き込み又はデータ
の消去を1回のコマンド及びセクタアドレスの入力で行
うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリなど
の不揮発性メモリを使用したメモリシステムは、そこに
搭載されるメモリチップ数が固定的であり、例えば64
MB製品や128MB製品などのように、記憶容量別に
製品化されている。ユーザシステムにおいては、ユーザ
システムの構成に応じて必要な記憶容量を備えたメモリ
システムが装着される。
【0005】しかしながら、ひとつの基板に複数の不揮
発性メモリチップを直接実装することにより、記憶容量
別にメモリシステムを製造する場合には、メモリシステ
ムにおいて記憶容量を変更することはできないから、製
造メーカは、記憶容量毎に在庫を抱えるおそれがある。
また、メモリシステムにおいて基板に搭載された複数の
メモリチップのうちのひとつに異常があれば、そのよう
なチップを含むメモリシステムは不良品扱いとされる。
【0006】さらに、ハードディスクの代わりに使用さ
れるようなメモリシステムが適用される場合等には、当
該メモリシステムの記憶容量は大容量であることが望ま
れる。そしてその場合には多数のメモリチップが搭載さ
れるようなメモリシステムについて本願発明者が検討し
たところ、ひとつのボードに複数の不揮発性メモリが搭
載されている場合において、そこに搭載されている複数
の不揮発性メモリが一斉にリセットされた場合には、当
該リセットに起因して瞬間的に大電流が流れ、電源回路
の供給電圧の低下によりリセット期間が長期化したり、
リセット処理が十分に行われなかったり、さらには電源
回路の損傷を招くおそれがあることが見いだされた。
【0007】本発明の目的は、記憶容量の変更を容易に
行い得る不揮発性メモリ装置を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、不揮発性メモリのリ
セット動作に起因する大電流を緩和するための技術を提
供することにある。
【0009】本発明の上記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0011】すなわち、それぞれ複数の不揮発性メモリ
を含んで成る複数のメモリモジュールと、外部からのア
クセス要求に応じて上記複数のメモリモジュールの動作
を制御するためのコントローラと、上記コントローラか
ら出力された選択信号をデコードすることによって、上
記メモリモジュールを選択的にイネーブル状態とするた
めのモジュールイネーブル信号を得るモジュール選択デ
コーダとを含み、上記メモリモジュールが着脱自在に装
着されて成る。
【0012】上記の手段によれば、モジュール選択デコ
ーダは、上記コントローラから出力された選択信号をデ
コードすることによって、上記メモリモジュールを選択
的にイネーブル状態とするためのモジュールイネーブル
信号を形成する。このモジュールイネーブル信号によっ
て、メモリモジュールの選択が行われる。メモリモジュ
ールは着脱自在であるため、メモリモジュールの増減に
よって、不揮発性メモリ装置全体の記憶容量の変更が可
能とされる。
【0013】このとき、上記複数のメモリモジュール
は、上記コントローラから出力された選択信号をデコー
ドすることによって、上記不揮発性メモリを選択するた
めのチップ選択デコーダと、上記モジュール選択デコー
ダの出力信号と、上記チップ選択デコーダの出力信号と
に基づいて、上記不揮発性メモリを選択するためのチッ
プ選択信号を形成する第1制御論理とをそれぞれ含んで
容易に構成することができる。
【0014】また、上記複数のメモリモジュールは、上
記コントローラから出力された選択信号をデコードする
ことによって、上記不揮発性メモリを選択するためのチ
ップ選択デコーダと、上記モジュール選択デコーダの出
力信号と、上記チップ選択デコーダの出力信号とに基づ
いて、上記不揮発性メモリを選択するためのチップ選択
信号を形成する第1制御論理と、上記モジュール選択デ
コーダの出力信号によって非選択状態とされているメモ
リモジュールにおける上記複数の不揮発性メモリに対し
て上記コントローラからの制御信号伝達を阻止するため
の第2制御論理とをそれぞれ含んで容易に構成すること
ができる。
【0015】上記のように上記モジュール選択デコーダ
の出力信号によって非選択状態とされているメモリモジ
ュールにおける上記複数の不揮発性メモリには、上記コ
ントローラから出力された制御信号の伝達が阻止される
ため、メモリモジュール数が増加された場合でも、上記
コントローラの出力部から見た負荷が不所望に増大する
のを回避することができ、大容量化によりメモリモジュ
ール数が増加された場合でも、上記コントローラの出力
部の駆動能力を上げる必要はないので、コントローラの
設計変更を伴わずに済む。
【0016】上記コントローラからの指示に従って上記
複数のメモリモジュールを、上記メモリモジュール毎に
互いに異なるタイミングで順次リセット可能なリセット
制御部を設けることができる。このリセット制御部によ
れば、上記メモリモジュール毎に互いに異なるタイミン
グで順次リセットされることから、リセットに起因する
電流が経時的に分散され、各メモリモジュール毎のリセ
ットに起因する電流が集中するのを回避することができ
る。
【0017】上記コントローラからの指示に従って上記
複数のメモリモジュールを、上記不揮発性メモリ毎に互
いに異なるタイミングで順次リセット可能なリセット制
御部を設けることもでき、その場合においても、上記複
数のメモリモジュールは、上記不揮発性メモリ毎に互い
に異なるタイミングで順次リセットされることから、リ
セットに起因する電流が経時的に分散され、各不揮発性
メモリ毎のリセットに起因する電流が集中するのを回避
することができる。
【0018】上記リセット制御部は、上記メモリモジュ
ール毎のリセット信号の入力端子に対応する出力端子を
有する情報保持手段を備えることで容易に形成すること
ができ、その場合において上記コントローラによって上
記情報保持手段の保持情報を更新することで上記リセッ
ト信号が順次ネゲートされる。このとき、上記情報保持
手段は、フリップフロップ回路やシフトレジスタによっ
て容易に形成することができる。
【0019】また、複数の不揮発性メモリを有すると
き、上記コントローラは、上記複数の不揮発性メモリの
一部の不揮発性メモリに対する書き込み動作に並行して
別の不揮発性メモリに書き込みデータを転送制御するこ
とでライトインターリブを可能とするメモリ制御部と、
上記コントローラ全体の動作を制御するためのマイクロ
・プロセッシング・ユニットとを含んで構成することが
できる。
【0020】上記インターリブによれば、例えば第1不
揮発性メモリに対して書き込みデータを転送制御し、上
記第1不揮発性メモリにおいて上記書き込みデータの書
き込み処理が行われている期間に、次の書き込みデータ
を、上記第1不揮発性メモリとは異なる第2不揮発性メ
モリに転送制御することができるので、データ書き込み
のパフォーマンスの向上を達成することができる。この
とき、インターリブは、同一のメモリモジュールにおけ
る不揮発性メモリを利用して行うこともできるし、互い
に異なるメモリモジュールに設けられている不揮発性メ
モリを利用して行うこともできる。また、第1不揮発性
メモリ、第2不揮発性メモリが共に書き込み処理してい
る期間に、上記第1不揮発性メモリ、第2不揮発性メモ
リとは異なる第3不揮発性メモリに転送制御することに
よってパフォーマンスをさらに向上させることも可能で
ある。同様に第4不揮発性メモリ、第5不揮発性メモ
リ、さらに多数個の不揮発性メモリを含めて、同様の手
順で転送制御することによって、さらなるパフォーマン
スの向上を達成することも可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には、本発明にかかる不揮発
性メモリ装置の一例であるフラッシュメモリシステムが
示される。図1に示されるフラッシュメモリシステム2
00は、特に制限されないが、8個のメモリモジュール
MOD0〜MOD7、モジュール選択デコーダ220、
リセット制御部230、及びコントローラ210が親基
板240に搭載されて成り、例えばコンピュータシステ
ムなどのホストシステム100によってアクセス可能と
される。すなわち、ホストシステム100からの書き込
み要求によって書き込み用データをメモリモジュールM
OD0〜MOD7に書き込むことができ、また、ホスト
システム100からの読み出し要求により、メモリモジ
ュールMOD0〜MOD7の記憶情報を読み出すことが
できる。メモリモジュールMOD0〜MOD7は、特に
制限されないが、それぞれ複数のフラッシュメモリが搭
載されて成り、親基板240に設けられたソケットを介
して親基板240に装着される。コントローラ210
は、フラッシュメモリシステム200の外部からのアク
セス要求に応じて上記複数のメモリモジュールの動作を
制御する。モジュール選択デコーダ220は、上記コン
トローラ210から出力された複数ビット構成の選択信
号の一部をデコードすることによって、上記複数のメモ
リモジュールMOD0〜MOD7からひとつのメモリモ
ジュールを選択的にイネーブル状態とするためのモジュ
ールイネーブル信号を得る。リセット制御部230は、
上記コントローラからの指示に従って上記複数のメモリ
モジュールMOD0〜MOD7を、上記メモリモジュー
ル毎に互いに異なるタイミングで順次リセット可能なリ
セット信号を生成する。
【0022】図2には、上記フラッシュメモリシステム
200のさらに詳細な構成例が示される。
【0023】コントローラ210からは、7ビット構成
の選択信号CSが出力される。この7ビット構成の選択
信号のうち、上位3ビットはモジュール選択デコーダ2
20に伝達され、下位4ビットは各メモリモジュールM
OD0〜MOD7に伝達される。モジュール選択デコー
ダ220は、モジュールイネーブル信号ME_N00〜
ME_N07を生成し、上記コントローラ210から出
力された7ビット構成の選択信号のうち、上位3ビット
をデコードすることによってモジュールイネーブル信号
ME_N00〜ME_N07の中のひとつを選択レベル
にする。このモジュールイネーブル信号ME_N00〜
ME_N07は、メモリモジュールMOD0〜MOD7
を個別的にイネーブル状態とするための信号として、そ
れぞれ対応するメモリモジュールMOD0〜MOD7に
伝達される。また、コントローラ210には、8ビット
構成のデータ入出力端子が設けられ、このデータ入力端
子はI/Oバスを介して上記複数のメモリモジュールM
OD0〜MOD7に結合されるとともに、リセット制御
部230に結合される。さらに、コントローラ210か
らは、コマンドデータイネーブル信号CDE_N、アウ
トプットイネーブル信号OE_N、ライトイネーブル信
号WE_N、及びシリアルクロック信号SCが出力さ
れ、それらは上記複数のメモリモジュールMOD0〜M
OD7に伝達される。そしてコントローラ210から
は、リセット書き込みイネーブル信号RST_CTRL
_WE、及びリセット信号RST_Nが出力され、それ
らはリセット制御部230に伝達される。リセット制御
部230は、特に制限されないが、上記メモリモジュー
ル毎のリセット信号の入力端子に対応する出力端子を有
するフリップフロップ回路FFによって構成される。フ
リップフロップ回路FFの保持情報の更新は、コントロ
ーラ210によって行われる。すなわち、コントローラ
210によってリセット書き込みイネーブル信号RST
_CTRL_WEが立ち上がった際に、I/Oバスを介
して伝達された情報がフリップフロップ回路FFに書き
込まれる。このフリップフロップ回路FFの保持情報が
コントローラ210によって更新されることによって、
メモリモジュールMOD0〜MOD7のリセットが互い
に異なるタイミングで行われるように、メモリモジュー
ル毎のリセット信号RES_N_M0〜RES_N_M
7のネゲートタイミングが制御される。
【0024】次に、メモリモジュールMOD0〜MOD
7の詳細な構成について説明する。尚、メモリモジュー
ルMOD0〜MOD7は互いに同一構成とされるため、
代表的に示されるメモリモジュールMOD0についての
み詳細に説明する。
【0025】メモリモジュールMOD0は、特に制限さ
れないが、16個のフラッシュメモリFM00〜FM1
5、チップ選択デコーダ51、ゲートG00〜G15、
トランシーバ52、及び制御信号マスク部53を含む。
【0026】フラッシュメモリFM00〜FM15は、
互いに同一構成とされ、それぞれ独立してデータの読み
出し及び書き込みが可能とされる。例えばフラッシュメ
モリFM00は、次のように構成される。
【0027】図9にはフラッシュメモリFM00の全体
的な回路ブロック図が示される。同図に示されるフラッ
シュメモリFM00は、特に制限されないが、一つのメ
モリセルに2ビットの情報を記憶する4値フラッシュメ
モリとされる。
【0028】同図においてメモリアレイ3は、メモリマ
ット、データラッチ回路及びセンスラッチ回路を有す
る。このメモリマットは電気的に消去及び書き込み可能
な不揮発性のメモリセルトランジスタを多数有する。メ
モリセルトランジスタ(フラッシュメモリセルとも記
す)は、例えば半導体基板若しくはウェル内に形成され
たソース及びドレインと、ソースとドレインとの間のチ
ャンネル領域にトンネル酸化膜を介して形成されたフロ
ーティングゲート、そしてフローティングゲートに層間
絶縁膜を介して重ねられたコントロールゲートによって
構成される。コントロールゲートはワード線6に、ドレ
インはビット線5に、ソースは図示を省略するソース線
に接続される。
【0029】フラッシュメモリFM00の外部入出力端
子I/O000は8ビット構成であり、この外部入出力
端子I/O000は、アドレス入力端子、データ入力端
子、データ出力端子、コマンド入力端子に兼用される。
外部入出力端子I/O000から入力されたXアドレス
信号はマルチプレクサ7を介してXアドレスバッファ8
に供給される。Xアドレスデコーダ9はXアドレスバッ
ファ8から出力される内部相補アドレス信号をデコード
してワード線を駆動する。
【0030】上記ビット線5の一端側には、センスラッ
チ回路が設けられ、他端にはデータラッチ回路が設けら
れている。ビット線5はYアドレスデコーダ11から出
力される選択信号に基づいてYゲートアレイ回路13で
選択される。外部入出力端子I/O000から入力され
たYアドレス信号はYアドレスカウンタ12にプリセッ
トされ、プリセット値を起点に順次インクリメントされ
たアドレス信号が上記Yアドレスデコーダ11に与えら
れる。
【0031】Yゲートアレイ回路13で選択されたビッ
ト線は、データ出力動作時には出力バッファ15の入力
端子に導通され、データ入力動作時には入力バッファ1
7を介してデータ制御回路16の出力端子に導通され
る。出力バッファ15、入力バッファ17と上記入出力
端子I/O000との接続は上記マルチプレクサ7で制
御される。入出力端子I/O000から供給されるコマ
ンドはマルチプレクサ7及び入力バッファ17を介して
モード制御回路18に与えられる。
【0032】制御信号バッファ回路19には、アクセス
制御信号としてチップイネーブル信号CE_N00の入
力端子CE_N000、アウトプットイネーブル信号O
E_Nの入力端子OE_N000、ライトイネーブル信
号WE_Nの入力端子WE_N000、シリアルクロッ
ク信号SCの入力端子SC000、リセット信号RES
_N_M0の入力端子RES_N00及びコマンドデー
タイネーブル信号CDE_Nの入力端子CDE_N00
0が結合される。モード制御回路18は、それら信号の
状態に応じて外部との信号インタフェース機能などを制
御し、また、入力されたコマンドに従って内部動作を制
御する。入出力端子I/O000に対するコマンド入力
又はデータ入力の場合、上記端子CDE_N000から
入力されたコマンドデータイネーブル信号ががアサート
され、コマンド入力であれば更に端子WE_N000の
信号がアサートされ、データ入力であれば端子WE_N
000の信号がネゲートされる。アドレス入力であれ
ば、上記端子CDE_N000の信号がネゲートされ、
端子WE_N000の信号がアサートされる。これによ
り、モード制御回路18は、外部入出力端子I/O00
0からマルチプレクスされて入力されるコマンド、デー
タ及びアドレスを区別できる。尚、図示されてはいない
が、消去や書込み動作中にレディー(RDY)信号、ビ
ジー(BSY)信号をアサートしてその状態を外部に知
らせることができる。
【0033】内部電源回路(内部電圧発生回路)20
は、書込み、消去、ベリファイ、読み出しなどのための
各種内部電圧とされる動作電源21を生成して、上記X
アドレスデコーダ9やメモリセルアレイ3に供給する。
【0034】上記モード制御回路18は、入力コマンド
に従ってフラッシュメモリFM00を全体的に制御す
る。フラッシュメモリFM00の動作は、基本的にコマ
ンドによって決定される。フラッシュメモリのコマンド
には、例えば読み出し、消去、書込み、及び追加書込み
の各コマンドがある。コマンドコードは16進数表記さ
れる。16進数であることは記号「h」で示される。
【0035】フラッシュメモリFM00はその内部状態
を示すためにステータスレジスタ180を有し、その内
容は、信号OE_N000をアサートすることによって
入出力端子I/O000から読み出すことができる。
【0036】フラッシュメモリFM00が実現しようと
する多値情報記憶技術において、一つのメモリセルの情
報記憶状態は、消去状態(“11”)、第1の書込み状
態(“10”)、第2の書込み状態(“00”)、第3
の書込み状態(“01”)の中から選ばれた一つの状態
とされる。全部で4通りの情報記憶状態は、2ビットの
データによって決定される状態とされる。すなわち、2
ビットのデータを一つのメモリセルで記憶する。
【0037】例えば消去の後の書込み動作時にワード線
に印加する書込みベリファイ電圧を相互に異なる3種類
の電圧に設定し、これらの3種類の電圧を順次切り替え
て、3回に分けて書込み動作を行なう。書込み選択のビ
ット線には0V、非選択のビット線には6Vを印加す
る。特に制限されないが、ワード線は例えば17Vとさ
れる。上記書き込み高電圧印加時間を多くするにしたが
ってメモリセルの閾値電圧が上昇される。3種類の書き
込み閾値電圧制御は、そのような高電圧状態の時間制
御、更にはワード線に印加する高電圧のレベル制御によ
って行うことができる。
【0038】ビット線に0Vを印加するか、6Vを印加
するかは、センスラッチ回路にラッチさせる書込み制御
情報の論理値で決定される。書込み動作選択メモリマッ
ト側においてセンスラッチのラッチデータが論理値
“1”で書込み非選択、論理値“0”で書き込み選択と
なるように制御される。その制御の詳細は後述する。
尚、セクタ一括消去時には、選択ワード線が−16Vと
され、非選択ワード線が0Vとされ、選択ビット線は2
Vとされる。
【0039】さらに、図2においてチップ選択デコーダ
51は、上記コントローラ210から出力された7ビッ
ト構成の選択信号CSにおける下位4ビット(第2選択
信号)を取り込み、それをデコードすることによって、
上記複数のフラッシュメモリFM00〜FM15からひ
とつのフラッシュメモリを選択するための信号を得る。
16個の論理ゲートG00〜G15は、上記チップ選択
デコーダ51の出力信号と、メモリモジュール選択デコ
ーダ220からのモジュールイネーブル信号ME_N0
0とのオア論理を得ることによって、フラッシュメモリ
FM00〜FM15を選択的にイネーブル状態とするた
めのチップイネーブル信号CE_N00〜CE_15が
形成される。例えばチップイネーブル信号CE_N00
がローレベルにアサートされることによってフラッシュ
メモリFM00がイネーブル状態にされ、チップイネー
ブル信号CE_N15がローレベルにアサートされるこ
とによってフラッシュメモリFM15がイネーブル状態
にされる。
【0040】トランシーバ52は、データの転送方向を
決定するもので、互いに逆方向に並列接続されたトライ
ステートバッファB1,B2と、このトライステートバ
ッファB1,B2を選択的に導通状態とするための論理
ゲート521,522とを含む。論理ゲート521,5
22の一方の入力端子には、モジュール選択デコーダ2
20からのモジュールイネーブ信号ME_N00が伝達
され、論理ゲート521,522の他方の入力端子に
は、コントローラ210からのアウトプットイネーブル
信号OE_Nが、DIR信号として伝達される。モジュ
ール選択デコーダ220からのモジュールイネーブ信号
ME_N00がローレベルにアサートされた状態で、ア
ウトプットイネーブル信号OE_N(DIR)がハイレ
ベルの場合には、論理ゲート522の出力信号がハイレ
ベルにされることでトライステートバッファB1が導通
状態とされる。このとき、論理ゲート521の出力信号
はローレベルとされるため、トライステートバッファB
2は非導通状態とされる。トライステートバッファB1
が導通状態とされた場合には、コントローラ210から
I/Oバスを介して伝達されたデータがフラッシュメモ
リFM00〜FM15に伝達される。また、モジュール
選択デコーダ220からのモジュールイネーブ信号ME
_N00がローレベルにアサートされた状態で、アウト
プットイネーブル信号OE_N(DIR)がローレベル
の場合には、論理ゲート521の出力信号がハイレベル
にされることで、トライステートバッファB2が導通状
態とされる。このとき、論理ゲート522の出力信号は
ローレベルとされるため、トライステートバッファB1
は非導通状態とされる。トライステートバッファB2が
導通状態とされた場合には、フラッシュメモリFM00
〜FM15から読み出されたデータがトライステートバ
ッファB2を介してコントローラ210や別のメモリモ
ジュールMOD1〜MOD7に伝達される。
【0041】制御信号マスク部53は、入力信号のオア
論理を得る4個の論理ゲート531〜534を含む。モ
ジュール選択デコーダ220からのモジュールイネーブ
ル信号ME_N00がローレベルにアサートされている
期間において、コントローラ210から出力された各種
信号CDE_N、OE_N、WE_N、SCが、対応す
る論理ゲート531〜534を介してフラッシュメモリ
FM00〜FM15に伝達される。モジュール選択デコ
ーダ220からのモジュールイネーブル信号ME_N0
0がハイレベルにネゲートされている期間において、コ
ントローラ210から出力された各種信号CDE_N、
OE_N、WE_N、SCは、論理ゲート531〜53
4でマスクされるため、フラッシュメモリFM00〜F
M15には伝達されない。
【0042】図6には、上記コントローラ210の構成
例が示される。
【0043】上記コントローラ210は、特に制限され
ないが、マイクロプロセッシングユニット(MPU)2
11、このMPU211とコントローラの内部ブロック
とのデータ転送を仲介するためのMPUインタフェース
212、データ転送におけるエラー訂正を行うためのエ
ラー訂正部215、ホストシステム100との間のデー
タ転送を仲介するためのホストインタフェース213、
メモリモジュールMOD0〜MOD7の動作制御のため
メモリ制御部216、及びデータ転送速度差を緩衝する
ためのバッファ214とを含んで成る。上記バッファ2
14は、ホストシステム100とホストインタフェース
213との間のデータ転送速度と、メモリモジュールM
OD0〜MOD7とメモリ制御部216との間のデータ
転送速度との差を緩衝させるために配置される。上記ホ
ストインタフェース213は、特に制限されないが、A
TA規格あるいはPCMCIA規格などによるインタフ
ェースとされる。
【0044】ここで、図2に示される各種信号CS、C
DE_N、OE_N、WE_N、SC、RST_CTR
L_WE、RST_N、及びI/Oバスに出力されるデ
ータ等は、全てコントローラ210内のメモリ制御部2
16から出力される。
【0045】図3には、メモリモジュールMOD0にお
けるフラッシュメモリFM15からのリード時の動作タ
イミングが示される。
【0046】コントローラ210から出力された7ビッ
ト構成の選択信号CS〔6:0〕が「0Fh」の場合、
それの上位3ビットがモジュール選択デコーダ220で
デコードされ、モジュールイネーブル信号ME_N00
がローレベルにアサートされることによって、メモリモ
ジュールMOD0が選択される。このとき、他のメモリ
モジュールMOD1〜MOD7は非選択状態とされる。
また、上記選択信号CS〔6:0〕の下位4ビットがチ
ップ選択デコーダ51でデコードされ、そのデコード出
力信号と、上記モジュール選択デコーダ220のデコー
ド出力信号とに基づいて、論理ゲートG15の出力信号
であるチップイネーブル信号CE_N15がローレベル
にアサートされることで、メモリモジュールMOD0に
おけるフラッシュメモリFM15が選択される。このと
き、メモリモジュールMOD0における他のフラッシュ
メモリFM00〜FM14は非選択状態とされる。
【0047】モジュール選択デコーダ220によってモ
ジュールイネーブル信号ME_N00がローレベルにア
サートされているため、メモリモジュールMOD0にお
いては、制御信号マスク部53でのマスクが解除され、
コントローラ210から出力された各種信号CDE_
N,OE_N,WE_N,SCが、メモリモジュールM
OD0における制御信号マスク部53を介してフラッシ
ュメモリFM15に伝達される。尚、このとき、他のメ
モリモジュールMOD1〜MOD7においては、モジュ
ール選択デコーダ220からのモジュールイネーブル信
号ME_N01〜ME_N07がハイレベルにネゲート
されていることから、コントローラ210から出力され
た各種信号CDE_N,OE_N,WE_N,SCは、
各メモリモジュールMOD1〜MOD7における制御信
号マスク部53においてマスクされるため、フラッシュ
メモリFM00〜FM15には伝達されない。このよう
に非選択状態のメモリモジュールにおいては、コントロ
ーラ210から出力された各種信号CDE_N,OE_
N,WE_N,SCがマスクされるため、コントローラ
210における各種信号CDE_N,OE_N,WE_
N,SCの出力バッファから見た負荷の軽減を図ること
ができる。
【0048】また、アウトプットイネーブル信号OE_
Nの論理によって、トランシーバ52が制御されること
により、バスの転送方向性が決定される。すなわち、ア
ウトプットイネーブル信号OE_Nがハイレベルにネゲ
ートされている期間では、トライステートバッファB1
が導通されることによって、コントローラ210からフ
ラッシュメモリFM00〜FM15へ向かうデータ転送
が可能とされる。また、アウトプットイネーブル信号O
E_Nがローレベルにアサートされている期間では、ト
ライステートバッファB2が導通されることによってフ
ラッシュメモリFM00〜FM15から、コントローラ
210へ向かうデータ転送が可能とされる。
【0049】モジュールイネーブル信号ME_N00が
ローレベルにアサートされている期間において、先ず、
「00h」のコマンド受信が行われ、「SA1」のアド
レス受信,「SA2」のアドレス受信が行われた後、ア
ウトプットイネーブル信号OE_Nがローレベルにネゲ
ートされた期間では、トライステートバッファB2が導
通されることによって、フラッシュメモリFM00〜F
M15からコントローラ210へ向かうデータ転送が可
能とされ、フラッシュメモリFM15から読み出された
データD1〜D2111がトライステートバッファB2
を介してコントローラ210に伝達される。
【0050】そして、コントローラ210から出力され
た7ビット構成の選択信号CS〔6:0〕が「7Fh」
になり、そしてモジュールイネーブル信号ME_N00
がハイレベルにネゲートされることによって、メモリモ
ジュールMOD0における制御信号マスク部53の作用
によってコントローラ210から出力されたコントロー
ラ210から出力された各種信号CDE_N,OE_
N,WE_N,SCがマスクされる。
【0051】尚、他のメモリモジュールMOD1など
は、非選択状態とされ、そこへ入力される各種信号など
もハイレベルにネゲートされている。
【0052】図4には、メモリモジュールMOD0にお
けるフラッシュメモリFM15へのライトを行う場合の
動作タイミングが示される。
【0053】コントローラ210から出力された7ビッ
ト構成の選択信号CS〔6:0〕が「0Fh」の場合、
それの上位3ビットがモジュール選択デコーダ220で
デコードされ、モジュールイネーブル信号ME_N00
がローレベルにアサートされることによって、メモリモ
ジュールMOD0が選択される。また、上記選択信号C
S〔6:0〕の下位4ビットがチップ選択デコーダ51
でデコードされ、そのデコード出力信号と、上記モジュ
ール選択デコーダ220のデコード出力信号とに基づい
て、論理ゲートG15の出力信号であるチップイネーブ
ル信号CE_N15がローレベルにアサートされること
で、メモリモジュールMOD0におけるフラッシュメモ
リFM15が選択される。
【0054】モジュールイネーブル信号ME_N00が
ローレベルにアサートされている期間において、先ず、
「1Fh」のコマンド受信が行われ、「SA1」のアド
レス受信,「SA2」のアドレス受信、書き込みデータ
(プログラムデータ)の受信、及びデータ書き込み(プ
ログラム)が行われる。尚、プログラムの場合には、ス
テータスレジスタ180の値が読み出されることによ
り、プログラム(書き込み)が終了されたか否かの判別
が行われる。
【0055】アウトプットイネーブル信号OE_Nはハ
イレベルにネゲートされており、この期間においてトラ
イステートバッファB1が導通されることによって、コ
ントローラ210からフラッシュメモリFM00〜FM
15へ向かうデータ転送が可能とされる。書き込みデー
タは、PD0〜PD2111で示される。「40h」の
コマンド受信により、メモリセルへのプログラム(書き
込み)が開始される。
【0056】図5には、リセット時の動作タイミングが
示される。
【0057】コントローラ210によってリセット信号
RST_Nがローレベルにアサートされると、リセット
制御部230内のフリップフロップ回路FFは、「00
h」で初期化される。フリップフロップ回路FF出力は
8ビット構成であり、この8ビット構成の各ビットは、
各メモリモジュールMOD0〜MOD7毎のリセット入
力端子に接続されている。これにより、フリップフロッ
プ回路FFに、論理値“1”が書き込まれたビットに対
応するメモリモジュールはリセット解除される。コント
ローラ210によってリセット書き込みイネーブル信号
RST_CTRL_WEがハイレベルにアサートされる
毎に、I/Oバスの値の取り込みが行われることで、フ
リップフロップ回路FFの保持情報が順次更新される。
図5に示される例では、フリップフロップ回路FFの保
持情報が「00h」「01h」「03h」「07h」の
ように更新されることによって、フリップフロップ回路
FFの出力ビットは、最下位ビットから順次論理値
“1”に反転される。図5に示される例では、フリップ
フロップ回路FFの出力が「00h」の場合、メモリモ
ジュールMOD0〜MOD7が全てリセット状態にあ
る。フリップフロップ回路FFの出力が「01h」の場
合に、メモリモジュールMOD0におけるリセット信号
RES_N_M0がハイレベルにされることで、メモリ
モジュールMOD0における全てのフラッシュメモリF
M00〜FM15についてのリセットが解除される。ま
た、フリップフロップ回路FFの出力が「03h」の場
合に、メモリモジュールMOD1におけるリセット信号
RES_N_M1がハイレベルにされることで、メモリ
モジュールMOD1における全てのフラッシュメモリF
M00〜FM15についてのリセットが解除される。メ
モリモジュールは、リセットが解除された直後に多くの
電流が流れるため、上記のようにメモリモジュール毎の
リセット解除のタイミングがずれることで、リセットに
起因する電流を経時的に分散することができるので、各
メモリモジュール毎のリセットに起因する電流が集中す
ることを回避することができる。また、同様の機能を実
現するためには、フリップフロップ回路FFの入力側
に、I/Oバスに代えてシフトレジスタを接続しても実
現可能であり、さらにはフリップフロップ回路でなくて
も、各モジュールに供給するリセット信号供給タイミン
グをずらすことが可能であれば良い。
【0058】上記コントローラ210での制御によりラ
イトインターリブを行うことができる。
【0059】フラッシュメモリFM00〜FM15は、
書き込み用データが転送された後、内部の書き込み処理
(プログラム)に多大な時間を必要とする。フラッシュ
メモリはこのプログラム中には、コントローラ210か
ら次のコマンドを受け付けることができない。そこで、
ライトインターリブでは、ひとつのフラッシュメモリの
プログラム中に、次のフラッシュメモリへの書き込みデ
ータ転送を開始する。プログラムが完了するまでの待ち
時間に次の書き込みデータの転送を行うことで、フラッ
シュメモリへの書き込みデータの転送を行うことによ
り、書き込みのパフォーマンスを上げることができる。
【0060】図7には、ライトインターリブの基本動作
が示される。
【0061】同一のメモリブロックMOD0におけるフ
ラッシュメモリFM00とフラッシュメモリFM01
(図示されない)とを使ってライトインターリブが行わ
れる場合が示される。
【0062】先ず、フラッシュメモリFM00が選択さ
れ、その状態でコマンド発行及びセクタアドレスの指定
が行われる(a)。次に、フラッシュメモリFM00へ
の書き込みデータが転送され(b)、コマンド(PS)
によりフラッシュメモリFM00へのプログラム(書き
込み)開始が指示され(c)、それに従ってフラッシュ
メモリFM00ではプログラムが行われる。
【0063】上記フラッシュメモリFM00へのプログ
ラム中に、今度は、フラッシュメモリFM01が選択さ
れ、その状態でコマンド発行及びセクタアドレスの指定
が行われる(d)。次に、フラッシュメモリFM01へ
の書き込みデータが転送され(e)、コマンド(PS)
によりフラッシュメモリFM01へのプログラム(書き
込み)開始が指示され(f)、それに従ってフラッシュ
メモリFM01でのプログラムが行われる。
【0064】次に、フラッシュメモリFM00が選択さ
れてこのフラッシュメモリFM00のステータス(R
S)が読み出される(g)。ビジー(BSY)が返され
た場合、それは、フラッシュメモリFM00はプログラ
ム継続中であることを示している。ビジー(BSY)が
返された場合には、引き続きステータス読み出しが繰り
返される。そしてこのステータス読み出しにおいてレデ
ィ(RDY)が返された場合には、それは、フラッシュ
メモリFM00はプログラムが完了されたことを示して
いる。
【0065】同様に、フラッシュメモリFM01が選択
されてこのフラッシュメモリFM01のステータス(R
S)が読み出され(h)、フラッシュメモリFM01で
のプログラムが完了されたか否かの判別が行われる。
【0066】図8にはライトインターリブにおける各部
の動作タイミングが示される。
【0067】図8においては、同一のメモリブロックM
OD0におけるフラッシュメモリFM00とフラッシュ
メモリFM01(図示されない)とを使ってライトイン
ターリブが行われる場合が示される。
【0068】先ず、期間T1ではフラッシュメモリFM
00は、コマンド受信、「SA1」のアドレス受信、
「SA2」のアドレス受信、書き込みデータ(プログラ
ムデータ)の受信が行われる。すなわち、コントローラ
210から出力された7ビット構成の選択信号CS
〔6:0〕が「00h」の場合、それの上位3ビットが
モジュール選択デコーダ220でデコードされ、モジュ
ールイネーブル信号ME_N00がローレベルにアサー
トされることによって、メモリモジュールMOD0が選
択される。また、上記選択信号CS〔6:0〕の下位4
ビットがチップ選択デコーダ51でデコードされ、その
デコード出力信号と、上記モジュール選択デコーダ22
0のデコード出力信号とに基づいて、論理ゲートG00
の出力信号であるチップイネーブル信号CE_N00が
ローレベルにアサートされることで、メモリモジュール
MOD0におけるフラッシュメモリFM00が選択され
る。
【0069】モジュール選択デコーダ220によってモ
ジュールイネーブル信号ME_N00がローレベルにア
サートされているため、メモリモジュールMOD0にお
いては、制御信号マスク部53でのマスクが解除され、
コントローラ210から出力された各種信号CDE_
N,OE_N,WE_N,SCが、メモリモジュールM
OD0における制御信号マスク部53を介してフラッシ
ュメモリFM00に伝達される。
【0070】アウトプットイネーブル信号OE_Nがハ
イレベルにネゲートされていることから、トランシーバ
52では、トライステートバッファB1が導通されるこ
とによって、コントローラ210からフラッシュメモリ
FM00へ向かうデータ転送が可能とされる。
【0071】チップイネーブル信号CE_N00がロー
レベルにアサートされている期間において、先ず、「1
Fh」のコマンド受信が行われ、「SA1」のアドレス
受信,「SA2」のアドレス受信が行われた後、コント
ローラ210から伝達されたシリアルクロック信号SC
に基づくシリアルクロック信号に同期して、書き込みデ
ータPD00〜PD21110の取り込みが行われる。
尚、書き込みデータの取り込みは、期間T2にまで及
ぶ。
【0072】期間T2において、「40h」のコマンド
受信が行われることにより、フラッシュメモリFM00
では、上記書き込みデータPD00〜PD21110のプ
ログラム(書き込み)が開始される。上記書き込みデー
タPD00〜PD21110のプログラム(書き込み)が
開始された後、コントローラ210から出力された7ビ
ット構成の選択信号CS〔6:0〕が「00h」から
「01h」に変更される。この選択信号の変更により、
論理ゲートG01の出力信号であるチップイネーブル信
号CE_N01がローレベルにアサートされることで、
メモリモジュールMOD0におけるフラッシュメモリF
M01が選択される。
【0073】チップイネーブル信号CE_N01がロー
レベルにアサートされている期間において、先ず、「1
Fh」のコマンド受信が行われ、「SA1」のアドレス
受信,「SA2」のアドレス受信が行われた後、コント
ローラ210から伝達されたシリアルクロック信号SC
に基づくシリアルクロック信号に同期して、書き込みデ
ータPD01〜PD21111の取り込みが行われる。
尚、書き込みデータの取り込みは、期間T3にまで及
ぶ。
【0074】期間T3において、「40h」のコマンド
受信が行われることにより、フラッシュメモリFM01
では、上記書き込みデータPD01〜PD21111のプ
ログラム(書き込み)が開始される。
【0075】上記書き込みデータPD01〜PD211
1のプログラム(書き込み)が開始された後、コント
ローラ210から出力された7ビット構成の選択信号C
S〔6:0〕が「01h」から「00h」に変更され
る。この選択信号の変更により、論理ゲートG00の出
力信号であるチップイネーブル信号CE_N00がロー
レベルにアサートされることで、メモリモジュールMO
D0におけるフラッシュメモリFM00が選択され、コ
ントローラ210によってフラッシュメモリFM00の
ステータス読み出しが行われる(T4)。このステータ
ス読み出しにおいて、レディ(RDY)が返された場合
には、それはプログラムの完了を示しているから、7ビ
ット構成の選択信号CS〔6:0〕が「00h」から
「01h」に変更され、フラッシュメモリFM01のス
テータス読み出しが行われる(T5)。
【0076】このようにライトインターリブにおいて
は、フラッシュメモリFM00のプログラム中に、別の
フラッシュメモリFM01への書き込みデータ転送を開
始するようにしているため、書き込みのパフォーマンス
を上げることができる。
【0077】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
【0078】(1)複数のメモリモジュールMOD0〜
MOD7と、外部からのアクセス要求に応じて上記複数
のメモリモジュールの動作を制御するためのコントロー
ラ210と、このコントローラから出力された選択信号
をデコードすることによって、上記複数のメモリモジュ
ールからひとつのメモリモジュールを選択的にイネーブ
ル状態とするためのモジュールイネーブル信号を得るモ
ジュール選択デコーダ220とが設けられ、上記メモリ
モジュールが着脱自在に装着されることにより、メモリ
モジュールの増減によってフラッシュメモリシステムの
記憶容量の変更を容易に行うことができる。このように
フラッシュメモリシステムの記憶容量の変更を容易に行
うことができるため、容量毎にフラッシュメモリシステ
ムの在庫を抱えることを回避することができる。また、
メモリモジュールの増減によって、不揮発性メモリ装置
全体の記憶容量の変更が可能とされるから、不揮発性メ
モリあるいメモリモジュールが破損した場合において
も、メモリモジュールの交換によって修復可能となる。
【0079】(2)上記複数のメモリモジュールMOD
0〜MOD7は、コントローラ210から出力された7
ビット構成の選択信号のうちの上位3ビットをデコード
することによって、上記複数のフラッシュメモリからひ
とつのフラッシュメモリを選択するための信号を得るチ
ップ選択デコーダ51と、モジュール選択デコーダ22
0の出力信号と、上記チップ選択デコーダ51の出力信
号とに基づいて、上記複数の不揮発性メモリからひとつ
の不揮発性メモリを選択するためのチップ選択信号を形
成する論理ゲートG00〜G15とをそれぞれ含むこと
により、メモリモジュールMOD0〜MOD7毎のチッ
プ選択信号CE_N00〜CE_N15を簡単に生成す
ることができる。
【0080】(3)モジュール選択デコーダ220の出
力信号によって非選択状態とされているメモリモジュー
ルにおける上記複数の不揮発性メモリには、上記コント
ローラから出力された制御信号の伝達を阻止するための
制御信号マスク部53が設けられることにより、メモリ
モジュール数が増加された場合でも、上記コントローラ
210の出力部から見た負荷が不所望に増大するのを回
避することができるため、大容量化によりメモリモジュ
ール数が増加された場合でも、上記コントローラ210
の出力部の駆動能力を上げる必要はないので、コントロ
ーラ210の設計変更を伴わずに済む。
【0081】(4)コントローラ210からの指示に従
って複数のメモリモジュールMOD0〜MOD7を、当
該メモリモジュール毎に互いに異なるタイミングで順次
リセット可能なリセット制御部230を設けることによ
り、メモリモジュール毎に互いに異なるタイミングで順
次リセットされることから、リセットに起因する電流が
経時的に分散され、各メモリモジュール毎のリセットに
起因する電流が集中するのを回避することができる。
【0082】(5)リセット制御部230は、メモリモ
ジュール毎のリセット信号の入力端子に対応する出力端
子を有するフリップフロップ回路FFを備えることで容
易に形成することができ、その場合において上記コント
ローラ210によって上記フリップフロップ回路FFの
保持情報を更新することで上記リセット信号を順次ネゲ
ートすることができる。
【0083】(6)コントローラ210は、複数のフラ
ッシュメモリFM00〜FM15のうちの所定のフラッ
シュメモリFM00に対して書き込みデータを転送制御
し、上記フラッシュメモリFM00において上記書き込
みデータの書き込み処理が行われている期間に、次の書
き込みデータを、例えばフラッシュメモリFM01に転
送制御することでライトインターリブを行うようにして
いるので、データ書き込みのパフォーマンスの向上を図
ることができる。
【0084】以上本発明者によってなされた発明を具体
的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0085】例えば、メモリモジュールMOD0〜MO
D7は少なくとも1個のフラッシュメモリを含んで構成
することができる。また、フラッシュメモリシステム2
00は、少なくとも1個のメモリモジュールを含んで構
成することができる。
【0086】上記の例では、フラッシュメモリFM00
〜FM15を多値メモリとし、一つのメモリセルの情報
記憶状態は、消去状態(“11”)、第1の書込み状態
(“10”)、第2の書込み状態(“00”)、第3の
書込み状態(“01”)の中から選ばれた一つの状態と
され、全部で4通りの情報記憶状態を2ビットのデータ
によって決定するようにしたが、これに代えて、1ビッ
トのデータを一つのメモリセルで記憶する、いわゆる2
値メモリによってフラッシュメモリFM00〜FM15
を構成しても良い。
【0087】リセット制御部230の機能としては、複
数の出力ビットにおける特定の論理値を順次変更できれ
ば良いから、リセット制御部230は、フリップフロッ
プ回路FFに代えてシフトレジスタによって構成するこ
ともできる。
【0088】フラッシュメモリシステムのリセットは、
上記の例ではメモリモジュール毎に互いに異なるタイミ
ングで行うようにしたが、リセット制御部230の制御
により、フラッシュメモリ毎に互いに異なるタイミング
でリセットを行うようにしても、リセットに起因する電
流の集中化を回避することができる。この場合、リセッ
ト制御部230においては、各フラッシュメモリFM0
0〜FM15に入力されるリセット信号のネゲートタイ
ミングが互いに異なるようにリセット信号が形成され
る。
【0089】上記の例では、図6に示されるようにコン
トローラ210内にバッファ214を含む構成について
説明したが、この内蔵バッファ214に代えて、当該コ
ントローラ210の外部に配置されたバッファを使用す
るようにしても良い。
【0090】上記の例ではチップ選択デコーダ51のデ
コード出力信号に基づいて、複数のフラッシュメモリF
M00〜FM15のうちからひとつのフラッシュメモリ
が選択される場合について説明したが、チップ選択デコ
ーダ51によって複数のフラッシュメモリが同時に選択
されるようにしても良い。例えばチップ選択デコーダ5
1のデコード出力によって、チップイネーブル信号CE
_N00,CE01_N01のふたつが同時にローレベ
ルにアサートされることによって、フラッシュメモリF
M00,FM01の双方が同時に選択され、フラッシュ
メモリFM00,FM01への同時アクセスが可能とな
る。複数のフラッシュメモリへの同時アクセスを可能と
するには、同時アクセスされるフラッシュメモリの数に
応じてI/Oバスのバス幅が広げられる。例えばひとつ
のフラッシュメモリへのデータ書き込みやデータ読み出
しのために8ビットのバス幅が必要とされる場合であっ
て、ふたつのフラッシュメモリへの同時アクセスを可能
とするには、I/Oバスのバス幅を16ビット構成と
し、上位8ビットをひとつのフラッシュメモリに割り当
て、下位8ビットを別のフラッシュメモリに割り当てる
ようにする。
【0091】上記の例では、2個のフラッシュメモリ間
でライトインターリブを行う場合について説明したが、
ライトインターリブは3個以上のフラッシュメモリ間で
行うことができる。例えば3個のフラッシュメモリ間で
のライトインタリーブは次のように行うことができる。
【0092】先ず、フラッシュメモリFM00が選択さ
れ、その状態でコマンド発行及びセクタアドレスの指定
が行われ、次いでフラッシュメモリFM00への書き込
みデータが転送され、コマンドによりフラッシュメモリ
FM00へプログラム(書き込み)開始が指示され、そ
れに従ってフラッシュメモリFM00へのプログラムが
行われる。
【0093】そして上記フラッシュメモリFM00のプ
ログラム中に、今度は、フラッシュメモリFM01が選
択され、その状態でコマンド発行及びセクタアドレスの
指定が行われる。次に、フラッシュメモリFM01への
書き込みデータが転送され、コマンドによりフラッシュ
メモリFM01へプログラム(書き込み)開始が指示さ
れ、それに従ってフラッシュメモリFM01のプログラ
ムが行われる。
【0094】次に、上記フラッシュメモリFM00及び
FM01へのプログラム中に、今度は、フラッシュメモ
リFM02が選択され、その状態でコマンド発行及びセ
クタアドレスの指定が行われる。そしてこのフラッシュ
メモリFM02への書き込みデータが転送され、コマン
ドによりフラッシュメモリFM02へプログラム(書き
込み)開始が指示され、それに従ってフラッシュメモリ
FM02のプログラムが行われる。
【0095】このようにフラッシュメモリのプログラム
中に、別のフラッシュメモリへのコマンド発行及びセク
タアドレスの指定、そして書き込みデータの転送が行わ
れることで、3個以上のフラッシュメモリ間のライトイ
ンターリブが可能とされる。
【0096】尚、ライトインターリブによる書き込み
は、互いに異なるメモリモジュールMOD0〜MOD7
間で行うこともできる。
【0097】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリシステムに適用した場合について説明した
が、本発明はそれに限定されるものではなく、各種不揮
発性メモリを含んで成る不揮発性メモリ装置に適用する
ことができる。
【0098】本発明は、少なくとも不揮発性メモリを含
むことを条件に適用することができる。
【0099】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0100】すなわち、モジュール選択デコーダは、コ
ントローラから出力された選択信号をデコードすること
によって、メモリモジュールを選択的にイネーブル状態
とするためのモジュールイネーブル信号を形成し、この
モジュールイネーブル信号によって、メモリモジュール
の選択が行われる。メモリモジュールは着脱自在である
ため、メモリモジュールの増減によって、不揮発性メモ
リ装置全体の記憶容量の変更が可能とされる。
【0101】このとき、上記複数のメモリモジュール
は、上記コントローラから出力された選択信号をデコー
ドすることによって、上記不揮発性メモリを選択するた
めの信号を得るチップ選択デコーダと、上記モジュール
選択デコーダの出力信号と、上記チップ選択デコーダの
出力信号とに基づいて、上記不揮発性メモリを選択する
ためのチップ選択信号を形成する第1制御論理とをそれ
ぞれ含んで容易に構成することができる。
【0102】モジュール選択デコーダの出力信号によっ
て非選択状態とされているメモリモジュールにおける複
数の不揮発性メモリには、コントローラから出力された
制御信号の伝達が阻止されるため、メモリモジュール数
が増加された場合でも、コントローラの出力部から見た
負荷が不所望に増大するのを回避することができ、大容
量化によりメモリモジュール数が増加された場合でも、
上記コントローラの出力部の駆動能力を上げる必要はな
いので、コントローラの設計変更を伴わずに済む。
【0103】コントローラからの指示に従って複数のメ
モリモジュールを、メモリモジュール毎に互いに異なる
タイミングで順次リセット可能なリセット制御部を設け
ることにより、それにより上記メモリモジュール毎又は
不揮発性メモリ毎に互いに異なるタイミングで順次リセ
ットされることから、リセットに起因する電流が経時的
に分散され、各メモリモジュール毎のリセットに起因す
る電流が集中するのを回避することができるから、不揮
発性メモリのリセット動作に起因する大電流を緩和する
ことができる。
【0104】また、上記複数の不揮発性メモリにおける
第1不揮発性メモリに対して書き込みデータを転送制御
し、上記第1不揮発性メモリにおいて上記書き込みデー
タの書き込み処理が行われている期間に、次の書き込み
データを、上記第1不揮発性メモリとは異なる第2不揮
発性メモリに転送制御することでライトインターリブを
可能とするメモリ制御部が設けられることにより、デー
タ書き込みのパフォーマンスの向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる不揮発性メモリ装置の一例であ
るフラッシュメモリシステムの構成例ブロック図であ
る。
【図2】上記フラッシュメモリシステムのさらに詳細な
構成例ブロック図である。
【図3】上記フラッシュメモリシステムにおけるリード
時の主要部の動作タイミング図である。
【図4】上記フラッシュメモリシステムにおけるライト
時の主要部の動作タイミング図である。
【図5】上記フラッシュメモリシステムにおけるリセッ
ト時の動作タイミング図である。
【図6】上記フラッシュメモリシステムに含まれるコン
トローラの構成例ブロック図である。
【図7】上記フラッシュメモリシステムにおけるライト
インターリブの基本動作説明図である。
【図8】上記フラッシュメモリシステムにおけるライト
インターリブが行われる場合の動作タイミング図であ
る。
【図9】上記フラッシュメモリシステムに含まれるフラ
ッシュメモリの構成例ブロック図である。
【符号の説明】
51 チップ選択デコーダ 52 トランシーバ 53 制御信号マスク部 100 ホストシステム 200 フラッシュメモリシステム 210 コントローラ 211 MPU 212 MPUインタフェース 213 ホストインタフェース 214 バッファ 215 エラー訂正部 216 メモリ制御部 220 モジュール選択デコーダ 230 リセット制御部 240 親基板 MOD0〜MOD7 メモリモジュール FM0〜FM15 フラッシュメモリ FF フリップフロップ回路
フロントページの続き (72)発明者 塩田 茂雅 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 田村 隆之 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 渋谷 洋文 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 中村 靖宏 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B025 AD02 AE00 AE08 5B060 HA00 MM01 MM06 MM09 MM15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ1以上の不揮発性メモリを含ん
    で成る1以上のメモリモジュールと、 外部からのアクセス要求に応じて上記1以上のメモリモ
    ジュールの動作を制御するためのコントローラと、 上記コントローラから出力された選択信号をデコードす
    ることによって、上記メモリモジュールを選択的にイネ
    ーブル状態とするためのモジュールイネーブル信号を得
    るモジュール選択デコーダと、を含み、上記メモリモジ
    ュールが着脱自在に装着されて成ることを特徴とする不
    揮発性メモリ装置。
  2. 【請求項2】 上記メモリモジュールは、上記コントロ
    ーラから出力された選択信号をデコードすることによっ
    て不揮発性メモリを選択するためのチップ選択デコーダ
    と、 上記モジュール選択デコーダの出力信号と、上記チップ
    選択デコーダの出力信号とに基づいて、上記不揮発性メ
    モリを選択するためのチップ選択信号を形成する第1制
    御論理と、をそれぞれ含んで成る請求項1記載の不揮発
    性メモリ装置。
  3. 【請求項3】 上記メモリモジュールは、上記コントロ
    ーラから出力された選択信号をデコードすることによっ
    て、上記不揮発性メモリを選択するためのチップ選択デ
    コーダと、 上記モジュール選択デコーダの出力信号と、上記チップ
    選択デコーダの出力信号とに基づいて、上記不揮発性メ
    モリを選択するためのチップ選択信号を形成する第1制
    御論理と、 上記モジュール選択デコーダの出力信号によって非選択
    状態とされているメモリモジュールにおける上記1以上
    の不揮発性メモリに対する上記コントローラからの制御
    信号伝達を阻止するための第2制御論理と、をそれぞれ
    含んで成る請求項1記載の不揮発性メモリ装置。
  4. 【請求項4】 上記コントローラからの指示に従って上
    記1以上のメモリモジュールを、上記メモリモジュール
    毎に互いに異なるタイミングで順次リセット可能なリセ
    ット制御部を含む請求項1乃至3の何れか1項記載の不
    揮発性メモリ装置。
  5. 【請求項5】 上記コントローラからの指示に従って上
    記1以上のメモリモジュールを、上記不揮発性メモリ毎
    に互いに異なるタイミングで順次リセット可能なリセッ
    ト制御部を含む請求項1乃至3の何れか1項記載の不揮
    発性メモリ装置。
  6. 【請求項6】 上記リセット制御部は、上記メモリモジ
    ュール毎のリセット信号の入力端子に対応する出力端子
    を有する情報保持手段を備え、 上記コントローラによって上記情報保持手段の保持情報
    が更新されることで上記リセット信号が順次ネゲートさ
    れる請求項4項記載の不揮発性メモリ装置。
  7. 【請求項7】 複数の不揮発性メモリを有し、上記コン
    トローラは、上記複数の不揮発性メモリの一部の不揮発
    性メモリによる書込み動作に並行して、別の不揮発性メ
    モリに書き込みデータを転送制御することでライトイン
    ターリブを可能とするメモリ制御部と、 上記コントローラ全体の動作を制御するためのマイクロ
    ・プロセッシング・ユニットと、を含んで成る請求項1
    乃至6の何れか1項記載の不揮発性メモリ装置。
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