JP2006276967A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 パワーオンリセットの途中でデータ処理部が暴走してもデッドロック状態に陥ることのない半導体装置を提供する。
【解決手段】 命令を実行可能なデータ処理部(8)と外部インタフェース部(7)とを有する第1の半導体デバイス(3)と、前記第1の半導体デバイスによる制御を受ける第2の半導体デバイス(4)とを含む。外部インタフェース部は、前記半導体装置の外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答してデータ処理部にリセット例外処理を開始させ、リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理において所定の状態に達したときは初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる。前記所定の状態とは、例えばリセット例外処理中にデータ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メモリカード、更にはメモリカードにICカード用マイクロコンピュータを搭載したマルチファンクションカード等の半導体装置に関し、例えば動作電源電圧が1.8Vのような低電圧動作されるメモリカード、或いは動作電源電圧が1.8Vと3.3Vの双方に対応したデュアル・ボルテージのメモリカードなどの不揮発性メモリカードに適用して有効な技術に関する。
ホスト装置のカードスロットに着脱自在(リムーバブル)な不揮発性メモリカードは、カードスロットに装着されることによってホストシステムから動作電源が供給される。不揮発性メモリカードはカードコントローラとフラッシュメモリを有する。カードコントローラは命令を実行するデータ処理部として例えばマイクロコンピュータを有する。カードコントローラに動作電源が投入されると、前記マイクロコンピュータはパワーオンリセットされる。例えば、投入された動作電源が動作可能な最低電圧以上になると、マイクロコンピュータのリセット端子がローレベルにされることによって、マイクロコンピュータ内部の初期化が開始される。ホストシステムから初期化コマンドが与えられると、これに応答してマイクロコンピュータのリセット端子がハイレベルにされ、これによって、マイクロコンピュータはリセット例外処理を開始する。リセット例外処理の一環としてマイクロコンピュータはフラッシュメモリをアクセスしてメモリカードのID情報などをリードする。ここで、フラッシュメモリの製造プロセスとカードコントローラの製造プロセスは相違される。フラッシュメモリは記憶情報の書き換えに高電圧を必要とするからである。したがって、カードコントローラとフラッシュメモリでは動作可能な最低電圧(動作可能最低電圧)も相違され、動作可能最低電圧はフラッシュメモリに比べてカードコントローラの方が低くなっているのが一般的である。このため、電源電圧がカードコントローラの動作可能最低電圧に到達したときマイクロコンピュータにパワーオンリセット処理を開始させても、電源電圧がフラッシュメモリの動作可能最低電圧に達していない場合があり、このような状態でフラッシュメモリがフラッシュメモリからID情報をリードしても、リードエラー若しくはデータエラーを生ずる虞がある。
これに対して特許文献1記載の技術では、フラッシュメモリ上にユニークなデータを書き込んでおき、パワーオンリセット処理の際に前記ユニークなデータが正しく読出せた場合は正常処理を実施し、読み出されなかった場合は、マイクロコンピュータをスリープ状態に移行し、スリープ状態で再度初期化コマンドを受け付けると、マイクロコンピュータの内部を初期化してから再度リセット例外処理を行なう仕組みを設けた。
またマイクロコンピュータにおいてプログラムの暴走を検知しリセット動作等を行うためにウォッチドッグタイマ等を用いる技術は特許文献2に記載されている。
特開2003−85508号公報 特開昭60−27038号公報
しかしながら上記特許文献2記載の対策は、マイクロコンピュータが本来正常動作をしているにも拘わらず、何らかの原因によりマイクロコンピュータのプログラム実行が暴走した場合に、それを検知し暴走状態から回復することを目的としている。
また上記特許文献1記載の対策はマイクロコンピュータが本来正常動作する電圧が供給され、動作をすることを前提としているため、マイクロコンピュータが正常動作しない電圧でリセット信号がローレベルにされてマイクロコンピュータにリセット例外処理が指示されると、マイクロコンピュータ自体が暴走状態となり、スリープ状態に移行することすらできない。しかも、メモリカードが正常動作しているとき初期化コマンドが投入されても不所望なリセット例外処理が実行されないように、初期化コマンドに応答してマイクロコンピュータにパワーオンリセット例外処理を指示した状態を示すフラグをカードコントローラが持っている。このフラグをクリアしない限りホスト装置からの初期化コマンドに応答することもできない。マイクロコンピュータが暴走状態になると、ホスト装置が初期化コマンドを何回発行してもメモリカードはホスト装置にレスポンスを返せず、ビジー状態のままになってしまう。メモリカードを挿抜し直さなければ最早動作させることはできない。
特に、上述の事態が顕在化するのは動作電源が低電圧化されたときである。例えば動作電源電圧が公称で3.3Vの場合に、フラッシュメモリの動作可能最低電圧が2.5Vのときマイクロコンピュータの動作可能最低電圧は2.0のようにそれとの差が比較的大きくなっている。このときメモリカードとしての動作可能最低電圧を2.5Vとすれば、電圧検出回路の検出精度(2.50±0.10V)が製造プロセスの影響によって大きく変動しても、リセット例外処理時の動作電源電圧がマイクロコンピュータの動作可能最低電圧以下になることは実質的にない。これに対して動作電源電圧が公称で1.8Vの場合にはフラッシュメモリの動作可能最低電圧が1.6Vであるのに対してマイクロコンピュータの動作可能最低電圧は1.5のようにそれとの差が極めて小さくなっている。このときメモリカードとしての動作可能最低電圧は通常1.5Vとされるので、電圧検出回路の検出精度(1.50±0.10V)が製造プロセスの影響によって大きく変動すると、動作電源電圧はマイクロコンピュータの動作可能最低電圧よりも低い状態でマイクロコンピュータにリセット例外処理が指示されてしまう虞がある。
動作電源電圧が3.3Vと1.8Vの何れにも対応することができるデュアル・ボルテージのメモリカードにおいても低電位側の電源電圧1.8Vで動作させる場合には事情は同じである。
本発明の目的は、パワーオンリセットの途中でデータ処理部が暴走してもデッドロック状態に陥ることのない半導体装置ならびに半導体デバイスを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
〔1〕本発明に係る半導体装置は、命令を実行可能なデータ処理部(8)と外部インタフェース部(7)とを有する第1の半導体デバイス(3)と、前記第1の半導体デバイスによる制御を受ける第2の半導体デバイス(4)とを含む。前記外部インタフェース部は、前記半導体装置の外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、前記半導体装置の外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部にリセット例外処理を開始させ、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、前記リセット例外処理において所定の状態に達したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる。前記所定の状態とは、例えばリセット例外処理中にデータ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態である。
上記より、初期化コマンドに応答して前記データ処理部がリセット例外処理を開始したとき、データ処理部が暴走しても、外部インタフェース部は前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させることが可能になる。データ処理部はパワーオンリセットの途中で暴走してもデッドロック状態に陥らない。リセット例外処理が正常に終了したときはその後に初期化コマンドが発行されても半導体装置が不所望にリセットされる事態を抑制することができる。
本発明の一つの具体的な形態として、前記外部インタフェース部はタイマー回路(21)を有し、前記タイマー回路は、前記リセット例外処理の開始に同期して計時動作を開始し、リセット例外処理の完了に要する時間よりも長いタイムアウト時間の経過を検出し、前記外部インタフェース部は、前記タイマー回路により前記タイムアウト時間の経過が検出されたときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる。上記より、データ処理部が暴走すればタイマー回路がタイムアウトするので、初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始することができる。リセット例外処理を完了するときは例えばその最後でタイマー回路の動作を停止させれば、後から発行される初期化コマンドに不所望に応答することはない。
更に具体的な形態として、前記タイマー回路のタイムアウト時間を指定する情報がプログラムされた指定回路(24)を有する。指定回路は例えばヒューズプログラム回路又はアルミマスタースライスなどによって実現すればよい。タイマー回路はフリップフロップを直接接続したカウンタ回路によって実現することができる。
本発明の別の一つの具体的な形態として、前記データ処理部は、データプロセッサ(10)、ROM(32)及び判定回路(31)を有し、前記ROMは前記リセット例外処理のためのプログラムを保有する。前記判定回路は少なくとも前記リセット例外処理の完了に要する時間までに前記ROMの所定アドレスから読み出された情報が期待値と不一致になっているか否かを検出可能である。このとき前記外部インタフェース部は前記不一致を検出したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる。上記より、リセット例外処理が指示されたときデータ処理部の動作電源電圧が動作保証最低電圧に到達していなかった場合には、ROMに対するリードアクセスでデータエラーを生じ、前記不一致が検出されることになるので、初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始することができる。前記ROMの所定アドレスは例えばリセット例外処理プログラムの先頭アドレスとされる。
本発明の更に別の一つの具体的な形態として、上記タイマー回路によるタイムアップ制御と、ROMのリードデータに対する判定制御との双方の手段を採用してもよい。
本発明の更に別の一つの具体的な形態として、前記外部インタフェース部は、前記半導体装置の外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になった後に前記半導体装置の外部から供給される初期化コマンドを最初に受け付けたとき、第1状態から第2状態に変化される第1フラグと、前記リセット例外処理において前記所定の状態に達したとき第1状態から第2状態に変化され、その後に前記リセット例外処理を完了したとき第2状態から第1状態に変化される第2フラグと、を更に有する。このとき、前記外部インタフェース部は、前記第1フラグ及び第2フラグが共に第1状態のとき、又は第1フラグ及び第2フラグが共に第2状態のとき、前記初期化コマンドに応答して前記データ処理部にリセット例外処理を開始させ、前記第1フラグが第2状態且つ第2フラグが第1状態のとき前記初期化コマンドが供給されても前記データ処理部にリセット例外処理を開始させない。
本発明の更に別の一つの具体的な形態として、前記第2の半導体デバイスはフラッシュメモリであり、前記第1の半導体デバイスは前記フラッシュメモリのアクセス制御と外部インタフェース制御を行うメモリカードコントローラである。さらに、半導体装置は前記メモリカードコントローラに接続されたICカード用マイクロコンピュータを備えていてもよい。
〔2〕別の観点による半導体装置は、第1の半導体デバイスと前記第1の半導体デバイスの制御を受ける第2の半導体デバイスとを含む。前記第1の半導体デバイスは、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答してリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理の開始から所定時間が経過したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始する。
更に別の観点による半導体装置は、第1の半導体デバイスと前記第1の半導体デバイスの制御を受ける第2の半導体デバイスとを含み、前記第1の半導体デバイスは、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答してリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、前記リセット例外処理が完了される前に前記リセット例外処理のためのプログラムを格納するメモリに対するリードアクセス異常を検出したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始する。
本発明の一つの具体的な形態として、前記第2の半導体デバイスはフラッシュメモリであり、前記第1の半導体デバイスは前記フラッシュメモリのアクセス制御と外部インタフェース制御を行うメモリカードコントローラである。
更に別の観点による半導体装置は、データ処理部を有する第1の半導体デバイスと前記第1の半導体デバイスの制御を受ける第2の半導体デバイスとを含み、前記第1の半導体デバイスは、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上ということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理中に前記データ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態に達したときは前記初期化コマンドに再度応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始する。
〔3〕本発明に係る半導体デバイスは、命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有し、半導体基板に形成され、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理の開始から所定時間が経過したときは前記初期化コマンドに再度応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始する。
本発明に係る別の半導体デバイスは、命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有し、半導体基板に形成され、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理中に前記データ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態に達したときは前記初期化コマンドに再度応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、メモリカード等の半導体装置又はメモリカードコントローラなどの半導体デバイスにおいてパワーオンリセットの途中でデータ処理部が暴走してもデッドロック状態に陥ることを防止することができる。
図1にはメモリカードの一例が示される。同図に示されるメモリカード(MCDD)1は、例えばマルチメディアカード、即ちMultiMediaCard(MultiMediaCardは、InfineonTechnologiesAGの登録商標である。以下、「MMC」と略記する。)仕様に準拠した不揮発性のメモリカードである。メモリカード1はホスト装置(HOST)2から発行されたMMC仕様に準拠したメモリカードコマンドに応答して動作されるファイルメモリとして構成される。
ホスト装置2は、例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータ、音楽再生(及び録音)装置、カメラ、ビデオカメラ、自動預金預払機、街角端末、及び決済端末等とされる。
メモリカード1は、カード基板に各々個別に半導体集積回路チップ化されたメモリカードコントローラ(MCCNT)3とフラッシュメモリ(FLASH)4とを内蔵し、前記カード基板の表面に複数の外部接続端子が露出されている。フラッシュメモリ4は、不揮発性の半導体メモリを記憶媒体とするメモリチップであり、フラッシュメモリコマンドによりデータの読み書きができる。フラッシュメモリ4の詳細な構成についてはここでは説明を省略するが、例えばフラッシュメモリ4はフローティングゲートを電荷蓄積領域として持つ不揮発性メモリセル、シリコンナイトライドなどの絶縁性電荷蓄積領域を持つ不揮発性メモリセルを多数備える。前記不揮発性メモリセルは選択的に電化蓄積領域に電子が注入されることによって閾値電圧が高くされ、逆に電荷蓄積領域から電子の放出が行われることによって閾値電圧が低くされる。例えば閾値電圧を高くすることを書き込み、低くすることを消去と称する。書き込み及び消去には高電圧を必要とする。例えばフラッシュメモリ4はチャージポンプを用いた昇圧回路を有し、この昇圧回路によって電源電圧を昇圧して前記高電圧を生成する。
特に図示はしないが、MMCの外部端子は、電源端子、クロック入力端子、コマンド入出力端子、データ入出力端子、グランド端子、チップ選択端子等の7つの端子から構成される。MMC仕様は、MMC1の動作モードとしてMMCモードとSPIモードという2種類を規定しており、動作モードによってMMC外部端子の使用法は異なる。
メモリカードコントローラ3は、ホスト装置とインタフェースされる外部インタフェース部7、データ処理部8、バッファメモリ部9、及びフラッシュメモリ4に接続されるフラッシュメモリインタフェース回路(FIF)15を有し、それらはバス6により共通接続されている。
前記データ処理部8は、マイクロプロセッサ(MPU)10、ROM11、RAM12及びプロセッサインタフェース(MIF)13を有する。MPU10は命令実行シーケンスの制御と命令デコードを行う命令制御部と、命令デコード結果に従ってオペランドアクセス及び演算を行って命令を実行する命令実行部とを有する。ROM11はMPU10が実行する命令などを保有する。RAM12はMPU10のワーク領域などに用いられる。MIF13はMPC10にバス6を接続する。MPU10はFLASH4をアクセスするとき、アクセスコマンドをFIF15を介してFLASH4に与える。
バッファメモリ部9はバッファインタフェース回路(BIF)16とバッファメモリ(BMRY)17を有する。MPU10はHOST2から転送された書き込みデータをBMRY17に一時的に蓄積する。MPU10はFLASH4に書き込みコマンドを与えるときBMRY17が保有する書き込みデータをFLASH4に供給する。また、FLASH4の記憶データをHOST2に供給するとき、MPU10はFLASH4から読み出したデータをBMRY17に一時的に蓄積する。MPU10はBMRY17に蓄積したデータを順次HOST2に向けて転送する。
データ処理部7は、ホストインタフェース回路(HIF)14、ホストインタフェース制御回路(CONT)18、クロック発生回路(CPG)19、電圧検出回路(VDTC)20、タイマー回路(TMR)21、及びプログラム回路(PGM)24を有する。CONT18はホスト装置2からメモリカードコマンドを受信して、そのコマンドを受け付けると、ホスト装置2に応答の通知を返す。CONT18はコマンドを受け付けると、そのメモリカードコマンドを解釈し、MPU10にそのコマンド内容に応じた割り込みを発行する。MPU10はその割り込みに応じた処理を行なう。CPG19はメモリカードコントローラ3の内部クロックCLKを生成する。
メモリカード1の動作電源電圧は、図2に例示されるように公称1.8Vとされる。特に制限されないが、40はメモリカードコントローラ3の動作可能な電圧範囲(1.5V〜2.5V)、41はフラッシュメモリ4の動作可能な電圧範囲(1.6V〜2.2V)である。動作可能な電圧範囲40と41が異なるのはメモリカードコントローラ3とフラッシュメモリ4の半導体製造プロセスなどが相違することに起因する。特に制限されないが、メモリカード1の使用上推奨される電圧範囲は42の電圧範囲(1.65V〜1.95V)とされ、43の電圧範囲(0.5V以上)はその動作マージンである。このとき、電圧検出回路20は、メモリカード1の外部から供給される電源電圧Vddが電圧範囲40の下限電圧(VLmcc)である1.5V以上になったかを検出する。その検出精度は±0.10Vである。この検出精度の範囲内において電源電圧Vddが領域IPG内にあればメモリカードコントローラ3は正常動作するが、領域NRM内にあればメモリカードコントローラ3の正常動作は保証されない。特に、領域IRGの電圧範囲で生ずる誤動作はMCU10で顕在化する。MCU10はクロックに同期して高速に動作されるためである。電圧検出回路を除くその他の回路部分では、その動作状態は回路のスタティックな状態で決まるので、領域IRGの電圧範囲であっても誤動作の虞は実質的にないと考えられる。メモリカードコントローラ3の製造プロセスの変動によるその検出精度の影響は、ロジック回路部分が受ける影響よりも大きくなることが予想される。電圧検出回路20はアナログ的な回路構成によって上記下限電圧VLmccを検出しなければならないからである。このとき、前記検出電圧を動作範囲の下限電圧(VLmcc)としたのは、後述するパワーオンリセット例外処理途上におけるデッドロックを抑止する構成を採用することによって、仮に検出ミスを生じても再度パワーオンリセット例外処理に移行できるようにしたので、極力早いタイミングからカードを動作させるための処理を開始するためである。上記デッドロック抑止の構成について説明する。
前記ホストインタフェース制御回路18はホスト装置2から供給されるコマンドに応答して対応する割り込み信号(例外処理要求信号を含む)をMPU10に与えるが、その割り込み信号の一つとして、リセット信号φrstを出力する。動作電源が投入されてリセット信号φrstがローレベルにされるとMPU10の内部がハードウェア的に初期化され、その後、リセット信号φrstがローレベルにされると、所謂リセットが解除され、MPU10はパワーオンリセット例外処理を実行する。
前記タイマー21は複数のフリップフロップを直列に接続したカウンタ回路によって構成され、前記パワーオンリセット例外処理の実行に必要な時間よりも長いタイムアウト時間の経過を検出する。前記ホストインタフェース制御回路18から出力されるタイマー制御信号φtmrがアサートされることによってタイマー回路21は計数動作を開始し、タイムアウト時間の経過に応ずる計数値に到達すると、タイムアウト信号φtoutをホストインタフェース制御回路18に出力する。計数動作の途中でタイマー制御信号φtmrがネゲートされると、タイマー回路21は計数動作を停止して初期化される。プログラム回路24は前記タイマー回路のタイムアウト時間を指定する情報がプログラムされた回路であり、例えばアルミマスタースライス、又はヒューズプログラム回路によって構成される。例えば、タイマー回路24は、このプログラム回路24でプログラムされた情報に基づいて、タイムアウト信号φtoutを出力する出力ノードまでのフリップフロップの直列段数が相違されるようになっており、直列段数が多いほどタイムアウト時間が長くされる。アルミマスタースライスの場合は、製造プロセスに応じてフォトマスクを変更することにより、ヒューズプログラム回路を用いる場合にはデバイステストによって得られる特性に応じてヒューズのプログラム状態を決定することにより、タイムアウト時間を決めればよい。タイムアウト時間を厳密に決める必要がなければプログラム回路24は必要ない。
前記電圧検出回路20は、メモリカード1をホスト装置2に挿入したとき供給開始される電源電圧Vddが前記下限電圧VLmcc以上になったことを検出すると、ホストインタフェース制御回路18に検出信号φdtcをアサートする。
前記ホストインタフェース制御回路18は、検出信号φdtcがアサートされると、クロック制御信号φckをアサートしてCPG19からクロック信号CLKを出力させる。クロック信号CLKはMPU10を始めとしてクロック同期回路に供給される。前記ホストインタフェース制御回路18は、検出信号φdtcがアサートされた後にホスト装置2から供給される初期化コマンドを最初に受け付けたとき、リセット状態からセット状態(第1状態から第2状態)に変化される初期化コマンド受付フラグ(第1フラグ)ICMDRと、タイムアウト信号φtoutがアサートされたときリセット状態からセット状態に変化され、前記リセット例外処理を完了したときはセット状態からリセット状態に戻される初期化失敗フラグ(第2フラグ)IFAILとを有する。初期化失敗フラグIFAILをリセット状態に戻す処理は、例えばMPU10が初期化コマンドに対する応答レスポンスをホスト装置2に返すとき一緒に行えばよい。前記ホストインタフェース制御回路18は、ホスト装置2からの初期化コマンドφcmdを受信したとき、前記初期化コマンド受付フラグICMDRと初期化失敗フラグIFAILを参照する。このとき、前記ホストインタフェース制御回路18は、前記初期化コマンド受付フラグICMDR及び初期化失敗フラグIFAILが共にリセット状態のとき、又は初期化コマンド受付フラグICMDR及び初期化失敗フラグIFAILが共にセット状態のとき、前記初期化コマンドに応答してMPU10にリセット例外処理を指示する。また、前記ホストインタフェース制御回路18は、前記初期化コマンド受付フラグICMDRがセット状態且つ初期化失敗フラグIFAILがリセット状態のとき前記初期化コマンドが供給されてもMPU10にリセット例外処理を開始させない。
前記ホストインタフェース制御回路18は、検出信号φdtcがアサートされると、リセット信号φrstをローレベルにしてMPU10に対して初期化を指示する。前記ホストインタフェース制御回路18は、前記フラグICMDR、IFAILを参照し、検出信号φdtcがアサートされた後にホスト装置2から始めて初期化コマンドφcmdが供給されると、少なくとも前記MPU10のハードウェア的な初期化動作に必要な遅延時間を経過した後に、リセット信号φrstをハイレベルに変化させてリセット例外処理を指示すると共に、タイマー制御信号φtmrをアサートする。リセット例外処理を終了したときMPU10はタイマー制御信号φtmrをネゲートし、フラグIFAILをリセットする。この後、MPU10はフラッシュメモリ4を正常にアクセスできることを確かめてから、フラッシュメモリ4からID情報をリードし、リードしたID情報に基づく初期設定を行ってから、初期化コマンドに対する応答レスポンスをホスト装置2に返して、メインルーチンに戻る。これによって、メモリカード1はその後ホスト装置2からのコマンドに応答してメモリ動作を行うことが可能にされる。一方、タイムアウト信号φtoutがアサートされると、フラグIFAILがリセット状態に戻される。このときは当然リセット例外処理が正常に終了していないのでホスト装置2には初期化コマンドに対する応答レスポンスが返されない。このためホスト装置2は再び初期化コマンドφcmdを供給してくる。このとき、フラグIFAILはリセット状態に戻されているので、ホストインタフェース制御回路18は、リセット信号φrstをローレベルにしてMPU10に初期化を指示し、少なくとも前記MPU10のハードウェア的な初期化動作に必要な遅延時間を経過した後に、リセット信号φrstとタイマー制御信号φtmrをアサートして、再びMPU10にリセット例外処理を実行させることができる。動作電源Vddが所要の電圧に遷移するまで上記動作を繰り返すことができるので、パワーオンリセット処理の途中でMPU10がデッドロックに陥ることによってメモリカードの動作が一切不可能になる事態を抑制することができる。
図3にはメモリカード1におけるパワーオンリセットの制御フローが示される。ホスト装置2のカードスロットに挿入されたメモリカード1に電源が投入されると、電圧検出回路によって電源電圧Vddが電圧VLmccを超えたか否かの検出が行われる(S1)。それを検出すると初期化コマンドが発行されるのを待ち(S2)、初期化コマンドが発行されると、MCU10に対してリセット例外処理を実行させ(S3)、タイマー回路21を起動させる(S4)。タイマー回路21はカウント動作を開始し(S5)、タイマー動作が中断されれば動作を停止し(S6、S7)、タイムアウト時間になると、初期化コマンド待ちの動作状態(S2)に戻る。MCU10はリセット例外処理を完了するとタイマー制御信号φtmrをネゲートし(S8)、今度はフラッシュメモリ4の所定アドレスをリードアクセスし(S9)、期待するチェックデータにリードデータが一致するかを判定する(S10)。一致すれば、フラッシュメモリ4からIDデータを読み取って、フラッシュメモリをファイルアクセスするために必要な初期設定を行い(S11)、最後に初期化コマンドに対する応答レスポンスをホスト装置2に返す。これにより、メモリカード1は、ホスト装置2からのコマンド待ち状態にされ(S12)、コマンドに応答して動作可能にされる(S13)。前記判定ステップS10でデータチェックに異常があればMCU10はスリープ命令を実行して動作を停止する(S149)。スリープ状態にされたMCU10は、割り込みや例外処理要求があったとき起動される。ここでは、ホスト装置2から初期化コマンドが再発行されて、インタフェース制御回路18から再度リセット例外処理が指示されることによってMPU10は動作を再開する。
図4にはメモリカードの第2の例が示される。図1との相違点は、上記デッドロックを抑止するのにタイマー回路21の代わりに判定回路(DECS)31を採用したことである。また、マスクROM11の代わりにフラッシュメモリ又はEEPROMなどの電気的に書き換え可能なプログラマブルROM(PROM)32を採用している。前記PROM32はROM11と同様に前記リセット例外処理のためのプログラムを保有する。前記判定回路31は少なくとも前記リセット例外処理の完了に要する時間までに前記ROMの所定アドレスから読み出された情報が期待値と不一致になっているか否かを検出可能である。不一致を検出したとき検出信号φerrをアサートする。前記PROMの所定アドレスは例えばリセット例外処理プログラムの先頭アドレスとされる。前記ホストインタフェース制御部18は、検出信号φerrがアサートされたときは、タイムアウト信号φtoutがアサートされたときと同じ制御を行って、初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる。ここでは詳細は説明しないが、フラグIFAILに対するリセット制御は検出信号φerrがアサートされたとき、上記タイムアウト信号φtoutがアサートされた場合と同様に行う。この構成の場合にも、リセット例外処理が指示されたときMPU10の動作電源電圧が動作保証最低電圧に到達していなかった場合には、PROM32に対するリードアクセスでデータエラーを生じ、前記不一致が検出されることになるので、初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始することができ、MPU10のデッドロックを抑止することができる。その他の構成は図1と同様であるからその詳細な説明は省略する。
図5にはメモリカードの第3の例が示される。ここでは上記デッドロックを抑止するのに図1のタイマー回路21と図4の検出回路31を併せ持っている。ここでは、検出信号φerrがアサートされたときはタイマー回路21の動作も停止され、初期化される。図5の構成によれば、図1と図4の構成に比べて、パワーオン時における異常検出の精度が上がる。
図6にはメモリカードの第4の例が示される。ここでは図1の構成をデュアル・ボルテージのメモリカードに適用した。図1の構成に比べて第2の電圧検出回路30が設けられている。
デュアル・ボルテージのメモリカード1は、図2に例示されるように公称1.8Vの動作電源(低電位電源)と、図7に例示される公称3.3Vの動作電源(高電位電源)との双方に対応するものである。
公称3.3Vの動作電源に対応したメモリカードを想定すると、40Aはメモリカードコントローラの動作可能な電圧範囲(2.0V〜3.9V)、41Aはフラッシュメモリの動作可能な電圧範囲(2.5V〜3.9V)である。動作可能な電圧範囲40Aと41Aが異なるのはメモリカードコントローラとフラッシュメモリの半導体製造プロセスなどが相違することに起因する。特に制限されないが、公称3.3Vの動作電源に対して、メモリカードの使用上推奨される電圧範囲は42Aの電圧範囲(2.7V〜3.6V)とされ、43Aの電圧範囲(1.0V以上)はその動作マージンである。このとき、動作電源の電圧検出回路は、メモリカードの外部から供給される電源電圧Vddが電圧範囲41Aの下限電圧(VLfsh)である2.5V以上になったかを検出する。その検出精度は±0.10Vである。この検出精度の範囲内であれば、電源電圧Vddは既にメモリカードの動作範囲に入っているので、Vddが2.5V以上になった後にMCUにリセット例外処理を実行させれば、動作電圧が低すぎると言う理由でMCUが暴走する虞はない。
実際のデュアル・ボルテージのメモリカード1は、高電位電源に対しては電圧レギュレータで降圧して低電位電源の場合と同様の電圧範囲でカードコントローラを動作させる構成を採用するもの、或いは、双方の電源に対して動作可能な耐圧をカードコントローラに採用するものがある。前者の場合、電源電圧Vddを直接受けて動作される回路部分、例えば電源電圧Vddの入力回路や電圧検出回路20,30は高耐圧であることを要する。また、フラッシュメモリ4に対しては何れの動作電源であっても書き込み・消去の高電圧を得るための昇圧動作が必要であり、外部からの動作電源Vddをそのままフラッシュメモリ4に供給するようになっている。当然フラッシュメモリは低電位電源であるのか高電位電源であるのかを判断して、昇圧率を変更したりするデュアル・ボルテージ電源に対応する機能を備えている。電圧検出回路30は、動作電源Vddが電圧VLfshを超えたか否かを検出し、超えたとき、検出信号φdtc2をアサートして外部インタフェース制御回路18に供給する。検出信号φdtc2がアサートされると、外部インタフェース制御回路18は、FIF15に対し、フラッシュメモリ4の高電位電源による動作に対応するレベル変換機能をイネーブルにする。
このデュアル・ボルテージ対応のメモリカード1における動作電源電圧Vddの範囲は図8又は図9のようにされる。図8は動作電源電圧Vddの範囲として図2に図7の範囲を重ねた範囲を持つ。MCU10は図2の電圧範囲40と図7の電圧範囲40Aに対してフルレンジの動作電源電圧範囲を持つ。図9では高電位電源に対し、2.6V〜3.9Vの範囲を動作可能な電圧範囲とする。これは、高電位電源に対して電圧レギュレータを用いて降圧した内部電源にてメモリカードコントローラ3を動作させる回路構成を採用する場合に、前記電圧レギュレータの動作能力を考慮したとき、降圧動作不安定になる電圧範囲を動作可能な範囲から除外したことによる。フルレンジで降圧動作が安定であれば図8の動作電源電圧範囲であってよい。図8、図9においてIRG2は、少なくともフラッシュメモリ3の動作に異常を生ずる電圧範囲であることを示している。
このデュアル・ボルテージ対応のメモリカード1においても、パワーオンリセットの処理は今までと同じである。図6の場合は図1と同様に動作されればよい。デュアル・ボルテージ対応のメモリカード1においても、パワーオンリセット処理の点に関しては図4又は図5の構成を同じように採用することが可能である。
図10にはメモリカードの第5の例が示される。基本的な構成は図1と同じであるが、ICカード用マイクロコンピュータ5がそれ専用のインタフェース回路(ICIF)33を介してバス6に接続されている。ICカード用マイクロコンピュータ5の外部端子、電気信号プロトコル、コマンドはISO/IEC7816規格に準拠している。ICカード用マイクロコンピュータ5の外部端子には、電源端子20、クロック入力端子21、リセット端子、入出力端子23、及びグランド端子とされる。ICIF33はホスト装置2からメモリカードコマンドに付随して供給されたICカードコマンドをICカード用マイクロコンピュータ5に供給してその動作を制御する。ICカード用マイクロコンピュータ5は、特に図示は省略するが、演算処理を行うためのCPU(マイコン)、データ(プログラムを含む。)を記憶するためのROM、RAM、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、暗号/復号に関する処理を行うための暗号器を構成する暗号コプロセッサ、及び外部とデータを送受信するためのシリアルインターフェースを備える。ICカード用マイクロコンピュータ5には、セキュリティ評価基準の国際標準であるISO/IEC15408の評価・認証機関によって認証済みである製品を利用するのが望ましい。一般に、セキュリティ処理を行なう機能を持つICカードを実際の電子決済サービスなどで利用する場合、そのICカードはISO/IEC15408の評価・認証機関による評価と認定を受ける必要がある。メモリカード1にセキュリティ処理を行なう機能を追加することによってメモリカード1を実現し、それを実際の電子決済サービスなどで利用する場合、メモリカード1も同様にISO/IEC15408の評価・認証機関による評価と認定を受ける必要がある。メモリカード1は、評価・認証機関によって認証済みのICカード用マイクロコンピュータ5を内蔵し、そのICカード用マイクロコンピュータ5を利用してセキュリティ処理をおこなう構造を持つことにより、セキュリティ処理機能を得る。したがって、メモリカード1はISO/IEC15408に基づくセキュリティ評価基準を容易に満足することができ、MMCにセキュリティ処理機能を追加するための開発期間を短縮することができる。但し、ISO/IEC15408の評価・認証機関により認証済の製品ではないICカード用マイクロコンピュータ5を排除するものではなく、ICカード用マイクロコンピュータ5により提供するサービスが求めるセキュリティ強度に応じたICカード用マイクロコンピュータ5を用いればよい。例えばプリペイド方式の電子決済サービスであれば、そのICカードはISO/IEC15408の評価・認証を受けていなくても、予め支払いされた金額までにおいて、電子決済を受けることが認められる場合もある。
ICカード用マイクロコンピュータ5にも前記リセット信号φrstをMCU10と同じように供給して初期化すればよい。但し、ICカード用マイクロコンピュータ5に対してはICカードコマンドに従って任意にリセット可能にされている。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、ホスト装置からの初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる条件はタイマー回路21によるタイムアウト、判定回路31による不一致検出に限定されない。リセット例外処理中にデータ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想されるその他の状態を条件とするようにしてもよい。
メモリカードに採用するメモリはフラッシュメモリに限定されず、EEPROM、マスクROMなどであっても良い。メモリカードコントローラとメモリとの組み合わせに限定されず、命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有するコントローラと、このコントローラの制御を受けるデバイスとを搭載した半導体装置にも適用することができる。また、本発明は、命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有するコントローラのような半導体デバイスとしても適用可能である。
メモリカードの第1の例としてパワーオンリセット時のデッドロックをタイマー回路を用いて抑止するようにした構成を例示するブロック図である。 メモリカードの動作電源電圧として公称1.8Vの電源を使用する場合の動作電圧範囲を例示する説明図である。 メモリカードにおけるパワーオンリセットの制御フローを例示するフローチャートである。 メモリカードの第2の例として上記デッドロックを抑止するのにタイマー回路の代わりに判定回路31を採用した構成を例示するブロック図である。 メモリカードの第3の例として上記デッドロックを抑止するのに図1のタイマー回路と図4の検出回路を併せ持った構成を例示するブロック図である。 メモリカードの第4の例として図1の構成をデュアル・ボルテージのメモリカードに適用した構成を例示するブロック図である。 メモリカードの動作電源電圧として公称3.3Vの電源を使用する場合の動作電圧範囲を例示する説明図である。 デュアル・ボルテージ対応のメモリカードにおける動作電源電圧の範囲として図2に図7の範囲を重ねた範囲を持つ例を示した説明図である。 デュアル・ボルテージ対応のメモリカードにおける高電位電源に対する動作範囲としてマイクロプロセッサの動作電圧範囲を図8よりも制限した例を示した説明図である。 メモリカードの第5の例としてICカード用マイクロコンピュータを更に搭載した構成を例示するブロック図である。
符号の説明
1 メモリカード
2 ホスト装置
3 メモリカードコントローラ
4 フラッシュメモリ
5 ICカード用マイクロコンピュータ
7 外部インタフェース部
8 データ処理部
10 MPU
11 ROM
12 RAM
18 ホストインタフェース制御回路
20 電圧検出回路
21 タイマー回路
22 初期化コマンド受付フラグ
23 初期化失敗フラグ
24 プログラム回路
φcmd 初期化コマンド
φrst リセット信号
φtout タイムアウト信号
φdtc 電圧検出信号
31 判定回路
32 プログラマブルROM
φerr 不一致の検出信号
Vdd 外部から供給される動作電源電圧

Claims (15)

  1. 命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有する第1の半導体デバイスと、
    前記第1の半導体デバイスによる制御を受ける第2の半導体デバイスと、
    を含む半導体装置であって、
    前記外部インタフェース部は、前記半導体装置の外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、前記半導体装置の外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部にリセット例外処理を開始させ、
    前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、
    前記リセット例外処理において所定の状態に達したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる、半導体装置。
  2. 前記所定の状態は、リセット例外処理中にデータ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態である請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記外部インタフェース部はタイマー回路を有し、
    前記タイマー回路は、前記リセット例外処理の開始に同期して計時動作を開始し、リセット例外処理の完了に要する時間よりも長いタイムアウト時間の経過を検出し、
    前記外部インタフェース部は、前記タイマー回路により前記タイムアウト時間の経過が検出されたときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記タイマー回路のタイムアウト時間を指定する情報がプログラムされた指定回路を有する請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記データ処理部は、データプロセッサ、ROM及び判定回路を有し、
    前記ROMは前記リセット例外処理のためのプログラムを保有し、
    前記判定回路は少なくとも前記リセット例外処理の完了に要する時間までに前記ROMの所定アドレスから読み出された情報が期待値と不一致になっていることを検出可能であり、
    前記外部インタフェース部は前記不一致を検出したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる、請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記外部インタフェース部はタイマー回路を有し、
    前記タイマー回路は、前記リセット例外処理の開始に同期して計時動作を開始し、リセット例外処理の完了に要する時間よりも長いタイムアウト時間の経過を検出し、
    前記データ処理部は、データプロセッサ、ROM及び判定回路を有し、
    前記ROMは前記リセット例外処理のためのプログラムを保有し、
    前記判定回路は少なくとも前記リセット例外処理の完了に要する時間までに前記ROMの所定アドレスから読み出された情報が期待値と不一致になっていることを検出可能であり、
    前記外部インタフェース部は、前記タイマー回路により前記タイムアウト時間の経過が検出されたとき、又は前記判定回路により前記不一致が検出されたとき、前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始させる、請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記外部インタフェース部は、前記半導体装置の外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になった後に前記半導体装置の外部から供給される初期化コマンドを最初に受け付けたとき、第1状態から第2状態に変化される第1フラグと、
    前記リセット例外処理において前記所定の状態に達したとき第1状態から第2状態に変化され、その後に前記リセット例外処理を完了したとき第2状態から第1状態に変化される第2フラグと、を更に有し、
    前記外部インタフェース部は、前記第1フラグ及び第2フラグが共に第1状態のとき、又は第1フラグ及び第2フラグが共に第2状態のとき、前記初期化コマンドに応答して前記データ処理部にリセット例外処理を開始させ、
    前記第1フラグが第2状態且つ第2フラグが第1状態のとき前記初期化コマンドが供給されても前記データ処理部にリセット例外処理を開始させない、請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記第2の半導体デバイスはフラッシュメモリであり、
    前記第1の半導体デバイスは前記フラッシュメモリのアクセス制御と外部インタフェース制御を行うメモリカードコントローラである請求項1記載の半導体装置。
  9. 前記メモリカードコントローラに接続されたICカード用マイクロコンピュータを有する請求項8記載の半導体装置。
  10. 第1の半導体デバイスと前記第1の半導体デバイスの制御を受ける第2の半導体デバイスとを含む半導体装置であって、
    前記第1の半導体デバイスは、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答してリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理の開始から所定時間が経過したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始する、半導体装置。
  11. 第1の半導体デバイスと前記第1の半導体デバイスの制御を受ける第2の半導体デバイスとを含む半導体装置であって、
    前記第1の半導体デバイスは、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答してリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、前記リセット例外処理が完了される前に前記リセット例外処理のためのプログラムを格納するメモリに対するリードアクセス異常を検出したときは前記初期化コマンドに再度応答してリセット例外処理を開始する、半導体装置。
  12. 前記第2の半導体デバイスはフラッシュメモリであり、
    前記第1の半導体デバイスは前記フラッシュメモリのアクセス制御と外部インタフェース制御を行うメモリカードコントローラである請求項10又は11記載の半導体装置。
  13. データ処理部を有する第1の半導体デバイスと前記第1の半導体デバイスの制御を受ける第2の半導体デバイスとを含む半導体装置であって、
    前記第1の半導体デバイスは、外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上ということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理中に前記データ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態に達したときは前記初期化コマンドに再度応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始する、半導体装置。
  14. 命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有し、半導体基板に形成された半導体デバイスであって、
    外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理の開始から所定時間が経過した後において前記リセット例外処理を完了していないときは前記初期化コマンドに再度応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始する、半導体デバイス。
  15. 命令を実行可能なデータ処理部と外部インタフェース部とを有し、半導体基板に形成された半導体デバイスであって、
    外部から供給される動作電源電圧が所定電圧以上になったということを検出したとき、外部から供給される初期化コマンドに応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始し、前記リセット例外処理を完了した後では前記初期化コマンドに応答せず、リセット例外処理中に前記データ処理部が暴走した状態又は暴走すると予想される状態に達したときは前記初期化コマンドに再度応答して前記データ処理部のリセット例外処理を開始する、半導体デバイス。
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