JP2002200892A - 被膜原料を受け止め且つ配分する装置 - Google Patents
被膜原料を受け止め且つ配分する装置Info
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- A45D40/02—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
- A45D40/04—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/0005—Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
- B65D83/0011—Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container moved by a screw-shaft
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被膜原料を受け止め配布する装置を、詰める
処理の間の望ましくない気泡形成を避け、よって望まし
くない原料の決裂を大部分排除できるように改良する。 【解決手段】 ピストン形状エレメント（１１）の底面
の外側プロフィールが、スリーブベース（４）と、及び
／又は、通り抜け開口部（５）を経てスリーブ形状エレ
メント（２）の中に内側に突出する、ソケット形状回転
グリップ（６）の領域（８）との、対応する外側プロフ
ィールを、補完すべく形成されることを特徴とする。
処理の間の望ましくない気泡形成を避け、よって望まし
くない原料の決裂を大部分排除できるように改良する。 【解決手段】 ピストン形状エレメント（１１）の底面
の外側プロフィールが、スリーブベース（４）と、及び
／又は、通り抜け開口部（５）を経てスリーブ形状エレ
メント（２）の中に内側に突出する、ソケット形状回転
グリップ（６）の領域（８）との、対応する外側プロフ
ィールを、補完すべく形成されることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、次のような装置に
関する。即ち、内ねじやま部が備わり被膜原料の塊を担
持するピストン形状エレメントが、回転しないように固
定され且つ長手方向には配布端部にまで移動されるよ
う、内部で設置されるスリーブ形状受け止めエレメント
を含む、被膜原料を受け止め配布する装置において、上
記エレメントは、他の端部に備わり外部から操作可能な
ソケット形状回転グリップにより移動可能であり、上記
回転グリップは、受け止めエレメントのスリーブベース
の通り抜け開口部の中に回転可能なように装着され、軸
方向には固定され、更にピストン形状エレメントの内ね
じやま部と協働して操作される、スクリュスピンドルを
含む、装置である。
関する。即ち、内ねじやま部が備わり被膜原料の塊を担
持するピストン形状エレメントが、回転しないように固
定され且つ長手方向には配布端部にまで移動されるよ
う、内部で設置されるスリーブ形状受け止めエレメント
を含む、被膜原料を受け止め配布する装置において、上
記エレメントは、他の端部に備わり外部から操作可能な
ソケット形状回転グリップにより移動可能であり、上記
回転グリップは、受け止めエレメントのスリーブベース
の通り抜け開口部の中に回転可能なように装着され、軸
方向には固定され、更にピストン形状エレメントの内ね
じやま部と協働して操作される、スクリュスピンドルを
含む、装置である。
【０００２】
【従来の技術】出願された発明において、例えば、ＤＥ
２１ ３９ ０２３ Ｂ２に係る形態において、その
種の装置が相当以前に公知となっている。そのような公
知の接着剤スティックは円筒スリーブを含み、その開口
配分端部は、使用しないときには、スリーブ内に詰めら
れる接着剤塊が乾燥するのを避けるための、着脱可能閉
めキャップが被せられている。スリーブ内部の接着剤の
塊は、ピストン形状エレメントの中に型どりされ、これ
と共にスリーブの中で回転せぬよう固定されて保持さ
れ、スリーブの長手方向には移動するように設定されて
おり、ピストン形状エレメントには、移動のために、中
心に内ねじやま孔が備わり、該内ねじやま孔の中にはス
クリュスピンドルが噛み合い、該スクリュスピンドル
は、接着剤の塊を貫通してスリーブの略全体長に達し、
節立ち状のナッツ形状のソケット形状回転グリップと端
部にて統合し、該ソケット形状回転グリップは、スリー
ブの他の端部に装着し、そこから即ちスリーブの最下部
にて外側に突出し装置の操作を可能ならしめ、スリーブ
をしっかり保持して、回転グリップが一つ若しくは他の
方向に回転し、よって、ピストン形状エレメント及びそ
れと接合する接着剤の塊が、一つ若しくは他の方向にス
リーブに対して移動し、接着剤を配分することや、スリ
ーブの中に接着剤の塊を引っ込めることを可能にする。
２１ ３９ ０２３ Ｂ２に係る形態において、その
種の装置が相当以前に公知となっている。そのような公
知の接着剤スティックは円筒スリーブを含み、その開口
配分端部は、使用しないときには、スリーブ内に詰めら
れる接着剤塊が乾燥するのを避けるための、着脱可能閉
めキャップが被せられている。スリーブ内部の接着剤の
塊は、ピストン形状エレメントの中に型どりされ、これ
と共にスリーブの中で回転せぬよう固定されて保持さ
れ、スリーブの長手方向には移動するように設定されて
おり、ピストン形状エレメントには、移動のために、中
心に内ねじやま孔が備わり、該内ねじやま孔の中にはス
クリュスピンドルが噛み合い、該スクリュスピンドル
は、接着剤の塊を貫通してスリーブの略全体長に達し、
節立ち状のナッツ形状のソケット形状回転グリップと端
部にて統合し、該ソケット形状回転グリップは、スリー
ブの他の端部に装着し、そこから即ちスリーブの最下部
にて外側に突出し装置の操作を可能ならしめ、スリーブ
をしっかり保持して、回転グリップが一つ若しくは他の
方向に回転し、よって、ピストン形状エレメント及びそ
れと接合する接着剤の塊が、一つ若しくは他の方向にス
リーブに対して移動し、接着剤を配分することや、スリ
ーブの中に接着剤の塊を引っ込めることを可能にする。
【０００３】この公知の装置は、容易に操作でき同時に
非常に正確であるという目的を実現するので、長期間特
に好ましいものとされてきた。しかしながら、実際に
は、被膜原料を装置の中に詰める処理の間に、塊の中に
気泡の形成がしばしば生じることが示されており、そう
すると次のような結果が生じ得、又しばしば実際に生じ
ている。即ち、装置の後の処理において、被膜原料のピ
ストンからの塊の決裂が生じ従って所謂“接着剤の戻
り”が促進されない。そのような詰める処理を促進しこ
の上記効果を防ぐために、特にＤＥ ２１ ３９ １２
３ Ｂ２に係る技術にて記されているが、詰める処理の
間にスリーブ形状エレメントから空気が下方に排出し得
るような通気孔が、スリーブ形状エレメントの中に予め
設定される。しかしながら、この通気孔は、塊の決裂を
防げない。むしろ促進するように思われる。
非常に正確であるという目的を実現するので、長期間特
に好ましいものとされてきた。しかしながら、実際に
は、被膜原料を装置の中に詰める処理の間に、塊の中に
気泡の形成がしばしば生じることが示されており、そう
すると次のような結果が生じ得、又しばしば実際に生じ
ている。即ち、装置の後の処理において、被膜原料のピ
ストンからの塊の決裂が生じ従って所謂“接着剤の戻
り”が促進されない。そのような詰める処理を促進しこ
の上記効果を防ぐために、特にＤＥ ２１ ３９ １２
３ Ｂ２に係る技術にて記されているが、詰める処理の
間にスリーブ形状エレメントから空気が下方に排出し得
るような通気孔が、スリーブ形状エレメントの中に予め
設定される。しかしながら、この通気孔は、塊の決裂を
防げない。むしろ促進するように思われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、詰める処理の間の望ましくない気泡形成を避け、よ
って望ましくない原料の決裂を大部分排除できるよう
な、種類に係る装置を改良することである。
は、詰める処理の間の望ましくない気泡形成を避け、よ
って望ましくない原料の決裂を大部分排除できるよう
な、種類に係る装置を改良することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記目
的は、次のような開示にて示される種類の装置により達
成される。即ち、ピストン形状エレメントの底面の外側
プロフィールが、スリーブベースと、及び／又は、通り
抜け開口部を経てスリーブ形状エレメントの中に内側に
突出する、ソケット形状回転グリップの領域との、対応
する外側プロフィールを、補完すべく形成される。
的は、次のような開示にて示される種類の装置により達
成される。即ち、ピストン形状エレメントの底面の外側
プロフィールが、スリーブベースと、及び／又は、通り
抜け開口部を経てスリーブ形状エレメントの中に内側に
突出する、ソケット形状回転グリップの領域との、対応
する外側プロフィールを、補完すべく形成される。
【０００６】以前の解決策とは逆に、下方のピストンの
セッティングではピストン形状エレメントの下には実際
には空洞が生じないように、スリーブベースの周囲領域
に対して、又は、スリーブ形状エレメントの中に突出す
るソケット形状回転グリップの領域に対して、いわば正
確に適合するように、底面にてピストン形状エレメント
を形成することが、本発明に従って、提示されている。
このことにより、ピストン形状エレメントとスリーブベ
ースとの間にて対応するフリースペースが実際には存在
しないので、詰める処理の間にピストン形状エレメント
の下方に装置内部に空気は集まらないという結果とな
る。装置の中に詰められる被膜接着剤の塊を冷却する処
理の間、ピストン形状エレメントの下方領域には実際に
は空気が存在しないので、その領域から塊の中へ空気は
吸収され得ない。従って気泡の形成はほぼ完全に防が
れ、ピストン形状エレメントからの被膜原料塊の望まし
くない原料決裂は、装置の操作の間には、もはや発生し
ない。
セッティングではピストン形状エレメントの下には実際
には空洞が生じないように、スリーブベースの周囲領域
に対して、又は、スリーブ形状エレメントの中に突出す
るソケット形状回転グリップの領域に対して、いわば正
確に適合するように、底面にてピストン形状エレメント
を形成することが、本発明に従って、提示されている。
このことにより、ピストン形状エレメントとスリーブベ
ースとの間にて対応するフリースペースが実際には存在
しないので、詰める処理の間にピストン形状エレメント
の下方に装置内部に空気は集まらないという結果とな
る。装置の中に詰められる被膜接着剤の塊を冷却する処
理の間、ピストン形状エレメントの下方領域には実際に
は空気が存在しないので、その領域から塊の中へ空気は
吸収され得ない。従って気泡の形成はほぼ完全に防が
れ、ピストン形状エレメントからの被膜原料塊の望まし
くない原料決裂は、装置の操作の間には、もはや発生し
ない。
【０００７】スリーブベースと、通り抜け開口部を囲む
領域は、通常、屋根形状、即ち円錐の外側プロフィール
を有しているので、ピストン形状エレメントの補完の構
成を完成するには、上側にて環状の内側の壁領域の中に
達する円錐の内側の壁と下側にて、隣接する、環状の外
側の壁を、ピストン形状エレメントが有すべく、設定さ
れているのが好ましい。
領域は、通常、屋根形状、即ち円錐の外側プロフィール
を有しているので、ピストン形状エレメントの補完の構
成を完成するには、上側にて環状の内側の壁領域の中に
達する円錐の内側の壁と下側にて、隣接する、環状の外
側の壁を、ピストン形状エレメントが有すべく、設定さ
れているのが好ましい。
【０００８】更なる好適な実施形態では、少なくとも一
つの通気開口部が、ピストン形状エレメントの最下部領
域の中に形成されている。被膜原料の塊の一部は、詰め
る処理の間に通気開口部領域の中に僅かに流れ込むの
で、ピストン形状エレメントにて被膜原料の塊をつなぎ
留める作用は更に改良される。然も、詰める処理の間に
空気は通気開口部を経て下方に排出し得るので、詰める
処理は、それ自体公知のやり方において簡素化する。
つの通気開口部が、ピストン形状エレメントの最下部領
域の中に形成されている。被膜原料の塊の一部は、詰め
る処理の間に通気開口部領域の中に僅かに流れ込むの
で、ピストン形状エレメントにて被膜原料の塊をつなぎ
留める作用は更に改良される。然も、詰める処理の間に
空気は通気開口部を経て下方に排出し得るので、詰める
処理は、それ自体公知のやり方において簡素化する。
【０００９】通気開口部それ自身は、例えば、通気孔と
して、又は、通気溝として、形成され得る。
して、又は、通気溝として、形成され得る。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明は、図面を参照しつつ、実
施例により以下に詳細に説明される。この図面は、本発
明に係る装置の断面を、一つの形態で示す。
施例により以下に詳細に説明される。この図面は、本発
明に係る装置の断面を、一つの形態で示す。
【００１１】被膜原料を受け止め配布する、本発明に係
る装置は、図面にて、概略符号１により示され、実施の
形態においては、接着剤スティックとして構成される。
即ち被膜原料は接着剤の塊である。該装置は、リップバ
ームスティックとしても構成され得るのは明白であり、
他の利用も同様に可能である。
る装置は、図面にて、概略符号１により示され、実施の
形態においては、接着剤スティックとして構成される。
即ち被膜原料は接着剤の塊である。該装置は、リップバ
ームスティックとしても構成され得るのは明白であり、
他の利用も同様に可能である。
【００１２】先ず最初に、本発明に係る装置１は、スリ
ーブ形状受け止めエレメント２を含み、利用時には開い
ているその上方配布端部には符号３が付されている。周
回の戻り止めビーズを備える絞り部位（図示せず。）
は、スリーブ形状受け止めエレメント２の配布端部領域
３の外側に配置され得る。このことは、閉めキャップを
戻り止めし且つシールしてフィットさせ得るという目的
に、適うものである。
ーブ形状受け止めエレメント２を含み、利用時には開い
ているその上方配布端部には符号３が付されている。周
回の戻り止めビーズを備える絞り部位（図示せず。）
は、スリーブ形状受け止めエレメント２の配布端部領域
３の外側に配置され得る。このことは、閉めキャップを
戻り止めし且つシールしてフィットさせ得るという目的
に、適うものである。
【００１３】スリーブ形状受け止めエレメント２は、開
口端部３の反対の端部にて、中心通り抜け開口部５を備
えるスリーブベース４を有する。この場合、スリーブベ
ース４は、中心ベース領域４ａと、通り抜け開口部５を
画する円錐形先細開口部とを有する。
口端部３の反対の端部にて、中心通り抜け開口部５を備
えるスリーブベース４を有する。この場合、スリーブベ
ース４は、中心ベース領域４ａと、通り抜け開口部５を
画する円錐形先細開口部とを有する。
【００１４】ソケット形状回転グリップ６は、スリーブ
ベース４の通り抜け開口部５を媒介として、受け止めエ
レメント２に装着される。そのため、ソケット形状回転
グリップ６は、上方にて、広幅の円錐領域８の中に伸び
る管状突出部７を有し、その広幅の円錐領域８は管状突
出部７へ移行する部位にて周回状戻り止めビーズ９が備
わる。その周回状戻り止めビーズ９は、以下のような大
きさである。つまり、スリーブ形状受け止めエレメント
２の中にソケット形状回転グリップ６を挿入する際に、
回転グリップ６が、円錐領域４ｂの端部で戻り止めビー
ズ９が噛み合うことで戻り止め状態となり、軸方向には
固定されるが回転可能なように装着される、というもの
である。回転グリップ６の円錐領域８は上方に向かって
先細となり、スクリュスピンドル１０の中に、望ましく
は統合して、伸びていく。そのスクリュスピンドル１０
の長さは、受け止めエレメント２の内部高さに略相当す
る。装置を組み立てるに当たり、スクリュスピンドル１
０を伴う回転グリップ６は、下方から通り抜け開口部５
を経て受け止めエレメント２の中に差し込まれその位置
にカチッとはめられ、前に説明したように、戻り止めビ
ーズ９は、スリーブベース４の領域４ｂにて戻り止めし
て、特に、回転グリップ６がスリーブ形状受け止めエレ
メント２に対して回転可能であり同時に受け止めエレメ
ント２にて軸方向には少しのあそびを備えつつも固定さ
れているように、支える。
ベース４の通り抜け開口部５を媒介として、受け止めエ
レメント２に装着される。そのため、ソケット形状回転
グリップ６は、上方にて、広幅の円錐領域８の中に伸び
る管状突出部７を有し、その広幅の円錐領域８は管状突
出部７へ移行する部位にて周回状戻り止めビーズ９が備
わる。その周回状戻り止めビーズ９は、以下のような大
きさである。つまり、スリーブ形状受け止めエレメント
２の中にソケット形状回転グリップ６を挿入する際に、
回転グリップ６が、円錐領域４ｂの端部で戻り止めビー
ズ９が噛み合うことで戻り止め状態となり、軸方向には
固定されるが回転可能なように装着される、というもの
である。回転グリップ６の円錐領域８は上方に向かって
先細となり、スクリュスピンドル１０の中に、望ましく
は統合して、伸びていく。そのスクリュスピンドル１０
の長さは、受け止めエレメント２の内部高さに略相当す
る。装置を組み立てるに当たり、スクリュスピンドル１
０を伴う回転グリップ６は、下方から通り抜け開口部５
を経て受け止めエレメント２の中に差し込まれその位置
にカチッとはめられ、前に説明したように、戻り止めビ
ーズ９は、スリーブベース４の領域４ｂにて戻り止めし
て、特に、回転グリップ６がスリーブ形状受け止めエレ
メント２に対して回転可能であり同時に受け止めエレメ
ント２にて軸方向には少しのあそびを備えつつも固定さ
れているように、支える。
【００１５】回転グリップ６が受け止めエレメント２に
装着されると、内ねじやま部１２が装備されたピストン
形状エレメント１１が、自由端部３からスリーブ形状受
け止めエレメント２の中に差し込まれてスクリュスピン
ドル１０にねじ込まれる。ピストン形状エレメント１１
は外側において、受け止めエレメント２の高さ全体に伸
びる溝１３と噛み合う突起部を有し、それにより受け止
めエレメント２に対してピストン形状エレメント１１が
回転しないように固定される。スクリュスピンドル１０
を回転することにより、ピストン形状エレメント１１
は、受け止めエレメント２に対して縦方向に沿い、一方
向又は他方向に移動される。
装着されると、内ねじやま部１２が装備されたピストン
形状エレメント１１が、自由端部３からスリーブ形状受
け止めエレメント２の中に差し込まれてスクリュスピン
ドル１０にねじ込まれる。ピストン形状エレメント１１
は外側において、受け止めエレメント２の高さ全体に伸
びる溝１３と噛み合う突起部を有し、それにより受け止
めエレメント２に対してピストン形状エレメント１１が
回転しないように固定される。スクリュスピンドル１０
を回転することにより、ピストン形状エレメント１１
は、受け止めエレメント２に対して縦方向に沿い、一方
向又は他方向に移動される。
【００１６】ピストン形状エレメント１１は、内側にお
いて、例えば接着剤などの被膜原料塊（図示せず。）を
保持する受け止め領域１４を有する。
いて、例えば接着剤などの被膜原料塊（図示せず。）を
保持する受け止め領域１４を有する。
【００１７】ピストン形状エレメント１１の外側プロフ
ィールの設計は、意味のあるものである。ピストン形状
エレメント１１の底面の外側プロフィールは、特に、ス
リーブベース４と、ソケット形状回転グリップ６の円錐
領域８との、対応する外側プロフィールを補完するよう
に形成され、その円錐領域８は、通り抜け開口部７を経
由してスリーブ形状エレメント２の内側に突出する。そ
のため、本実施形態では、ピストン形状エレメント１１
は先ず環状の外側の壁１５を有し、その環状の外側の壁
１５に対しては下面にて円錐形の内側の壁１６が隣接
し、その円錐形の内側の壁１６は上面にて環状の内側の
壁領域１７の中に達する。その環状の内側の壁領域１７
は、内側において、スクリュスピンドル１０のための内
ねじやま部１２を備える。
ィールの設計は、意味のあるものである。ピストン形状
エレメント１１の底面の外側プロフィールは、特に、ス
リーブベース４と、ソケット形状回転グリップ６の円錐
領域８との、対応する外側プロフィールを補完するよう
に形成され、その円錐領域８は、通り抜け開口部７を経
由してスリーブ形状エレメント２の内側に突出する。そ
のため、本実施形態では、ピストン形状エレメント１１
は先ず環状の外側の壁１５を有し、その環状の外側の壁
１５に対しては下面にて円錐形の内側の壁１６が隣接
し、その円錐形の内側の壁１６は上面にて環状の内側の
壁領域１７の中に達する。その環状の内側の壁領域１７
は、内側において、スクリュスピンドル１０のための内
ねじやま部１２を備える。
【００１８】ピストン形状エレメント１１のこの形状の
ため、ピストン形状エレメント１１が最下位置、即ち、
最も遠くねじ締めされた位置（図参照）にあれば、ピス
トン形状エレメント１１の底面の外側プロフィールと、
スリーブ形状受け止めエレメント２（円錐領域４ｂ）及
びソケット形状回転グリップ６の円錐形領域８の隣接領
域との間には、空気が集まるようなフリースペースは存
在しない。
ため、ピストン形状エレメント１１が最下位置、即ち、
最も遠くねじ締めされた位置（図参照）にあれば、ピス
トン形状エレメント１１の底面の外側プロフィールと、
スリーブ形状受け止めエレメント２（円錐領域４ｂ）及
びソケット形状回転グリップ６の円錐形領域８の隣接領
域との間には、空気が集まるようなフリースペースは存
在しない。
【００１９】少なくとも一つの通気開口部１８が、通気
穴として構成されるのが好ましいが、ピストン形状エレ
メント１１の最下領域内に備わるのが望ましい。
穴として構成されるのが好ましいが、ピストン形状エレ
メント１１の最下領域内に備わるのが望ましい。
【００２０】上記のように装置１を組み立てた後に、被
膜原料の塊が、装置１自身の中に詰められる。その場合
その塊が、最初ピストン形状エレメント１１の中に流入
し、そこではピストン形状エレメント１１の中に配置さ
れる空気は、通気開口部１８を介して外へ出得る。その
場合被膜原料の塊の一部が、通気開口部１８の領域の中
へ入り込み、更にピストン形状エレメント１１のその位
置で静止し得る。
膜原料の塊が、装置１自身の中に詰められる。その場合
その塊が、最初ピストン形状エレメント１１の中に流入
し、そこではピストン形状エレメント１１の中に配置さ
れる空気は、通気開口部１８を介して外へ出得る。その
場合被膜原料の塊の一部が、通気開口部１８の領域の中
へ入り込み、更にピストン形状エレメント１１のその位
置で静止し得る。
【００２１】装置に被膜原料の塊が完全に詰められた
後、被膜原料の塊は装置１の中で冷却される。その場
合、相当範囲での圧力降下に伴い体積の減少が通常発生
する。しかしながら、公知の技術とは異なり、ピストン
形状エレメント１１の底面の外側プロフィールと、スリ
ーブベース４の隣接領域４ｂ又は円錐領域８の隣接領域
との間のフリースペース１９は、空気が集まるには非常
に小さい体積であるから、実際には、空気は冷却処理の
間にピストン形状エレメント１１の領域の中に入り込め
ず、その被膜原料の塊の中に気泡を形成することがな
い。
後、被膜原料の塊は装置１の中で冷却される。その場
合、相当範囲での圧力降下に伴い体積の減少が通常発生
する。しかしながら、公知の技術とは異なり、ピストン
形状エレメント１１の底面の外側プロフィールと、スリ
ーブベース４の隣接領域４ｂ又は円錐領域８の隣接領域
との間のフリースペース１９は、空気が集まるには非常
に小さい体積であるから、実際には、空気は冷却処理の
間にピストン形状エレメント１１の領域の中に入り込め
ず、その被膜原料の塊の中に気泡を形成することがな
い。
【００２２】本発明が、例示の実施形態に限定されない
のは明白である。更なる形態が、基本概念から乖離する
ことなく、実施可能である。従って、特に、通り抜け開
口部５を伴うスリーブベース４の形状は、他の形状で形
成可能である。例えば、スリーブベース４の円錐領域４
ｂは、スピンドル１０の後方領域の中に伸展可能であ
る。そのような形状の場合、ピストン形状エレメント１
１の底面の外側プロフィールは、スリーブベース４の円
錐領域４ｂの形状と補完し合うように決定される。
のは明白である。更なる形態が、基本概念から乖離する
ことなく、実施可能である。従って、特に、通り抜け開
口部５を伴うスリーブベース４の形状は、他の形状で形
成可能である。例えば、スリーブベース４の円錐領域４
ｂは、スピンドル１０の後方領域の中に伸展可能であ
る。そのような形状の場合、ピストン形状エレメント１
１の底面の外側プロフィールは、スリーブベース４の円
錐領域４ｂの形状と補完し合うように決定される。
【図１】 本発明に係る装置の断面図である。
１・・・装置、２・・・スリーブ形状受け止めエレメン
ト、３・・・配布端部領域、４・・・スリーブベース、
５・・・通り抜け開口部、６・・・ソケット形状回転グ
リップ、７・・・管状突出部、８・・・円錐形領域、９
・・・周回状戻り止めビーズ、１０・・・スクリュスピ
ンドル、１１・・・ピストン形状エレメント、１２・・
・内ねじやま部、１３・・・溝、１４・・・受け止め領
域、１５・・・環状の外側の壁、１６・・・円錐形の内
側の壁、１７・・・環状の内側の壁領域、１８・・・通
気開口部、１９・・・フリースペース。
ト、３・・・配布端部領域、４・・・スリーブベース、
５・・・通り抜け開口部、６・・・ソケット形状回転グ
リップ、７・・・管状突出部、８・・・円錐形領域、９
・・・周回状戻り止めビーズ、１０・・・スクリュスピ
ンドル、１１・・・ピストン形状エレメント、１２・・
・内ねじやま部、１３・・・溝、１４・・・受け止め領
域、１５・・・環状の外側の壁、１６・・・円錐形の内
側の壁、１７・・・環状の内側の壁領域、１８・・・通
気開口部、１９・・・フリースペース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・ゴンツァレツ−ケーン ドイツ連邦共和国40221デュッセルドルフ、 フェーアシュトラーセ243番 (72)発明者 アクセル・ウヴェ・コッホラー ドイツ連邦共和国41363ユッヘン、ペスタ ロッツィシュトラーセ33番 (72)発明者 ペーター・ククリク ドイツ連邦共和国42781ハーン、プレラー ト−マルシャル−シュトラーセ２番 (72)発明者 ライナー・ダーム ドイツ連邦共和国40822メットマン、ゲル ハルト−ハウプトマン−ヴェーク１アー番 (72)発明者 カルステン・ヴォルフ ドイツ連邦共和国31515ヴンシュトロフ、 シュレジールヴェーク９番
Claims (4)
- 【請求項１】 内ねじやま部が備わり被膜原料の塊を担
持するピストン形状エレメントが、回転しないように固
定され且つ長手方向には配布端部にまで移動されるよ
う、内部に設置されるスリーブ形状受け止めエレメント
を含む、被膜原料を受け止め配布する装置において、 上記エレメントは、他の端部に備わり外部から操作可能
なソケット形状回転グリップにより移動可能であり、 上記回転グリップは、受け止めエレメントのスリーブベ
ースの通り抜け開口部の中に回転可能なように装着さ
れ、軸方向には固定され、更にピストン形状エレメント
の内ねじやま部と協働して操作される、スクリュスピン
ドルを含み、 ピストン形状エレメント（１１）の底面の外側プロフィ
ールが、スリーブベース（４）と、及び／又は、通り抜
け開口部（５）を経てスリーブ形状エレメント（２）の
中に内側に突出する、ソケット形状回転グリップ（６）
の領域（８）との、対応する外側プロフィールを、補完
すべく形成されることを特徴とする、装置。 - 【請求項２】 ピストン形状エレメント（１１）が、上
方において環状の内側の壁領域（１７）の中にまで達す
る円錐形の内側の壁（１６）と、底面にて隣接する環状
の外側の壁（１５）を備えることを特徴とする、請求項
１に記載の装置。 - 【請求項３】 少なくとも一つの通気開口部（１８）
が、ピストン形状エレメント（１１）の最下部領域内に
形成されることを特徴とする、請求項１又は請求項２の
いずれか一つに記載の装置。 - 【請求項４】 少なくとも一つの通気開口部（１８）
が、通気孔又は通気溝として形成されていることを特徴
とする、請求項３に記載の装置。
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