JP2005334559A - 液塗布用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 両側に高さの高い中実の櫛歯と、内側に高さの低い内部に流路を設け、先端を吐出口とした櫛歯とからなる櫛歯列によって構成される小型の櫛部材を取着した注出部材を、チューブ容器の容器口部に取着し、注出部材を一定範囲で廻動し、上下動させることによって、中栓と注出部材との間の流路を開閉するとともに、液注出量を調節できるようにした液塗布用具、さらに、大気の導入を防ぐようにした合成樹脂製チューブ容器を取着した液塗布用具を提供すること。
【解決手段】 チューブ容器と、注出部材と櫛部材とを具えた液塗布用具であって、注出部材は、注出口部と、チューブ容器の口筒部に取付け可能な取付キャップを具備しており、櫛部材は、注出部材に取付けられた櫛基体と、該櫛基体に突設された櫛歯列からなっており、櫛歯列は、両側端の中実櫛歯と、その内側に配設され、内部に櫛基体に連通する流路を穿孔し、先端を注出口とした櫛歯とから構成されており、両側端の中実櫛歯が、内側の櫛歯よりも高くなっていることを特徴とする
【選択図】 図1

Description

本発明は、液塗布用具、とくに容器中の内容物を塗布するため、櫛部材を容器口部に取着した塗布用具に関するものである。
染毛剤塗布容器として、スクイズ可能な容器に櫛を取付け、櫛歯間に染毛剤を押出して頭髪に塗布するようにした櫛付塗布容器は、従来より知られている(特許文献1参照)。
また、チューブ容器の口部に、ブラシで形成した塗布部材を取着した液塗布用具も、従来より知られている(特許文献2参照)。
特開平11−9330号公報 実開平2−50226号公報
しかし、上記文献1記載の櫛付塗布容器では、櫛が普通の大きさを有するもので、頭髪全体や、ある程度の広さの部分に塗布するには効率的であるが、せまい部分に塗布する場合には、櫛部(4)を取外し、ノズル(12)から直接塗布するようにしていた。
そのため、取外しに手が汚れたり、塗布にあたっては、容器を押圧するので調整が困難で、適当な量を押出すことができないという問題があった。
上記特許文献2記載の従来技術は、容器を押圧することによって内容物を注出しながらブラシにより髪に塗布するようにしているが、塗布に使用しないとき、誤って容器を押圧すると、内容物が外に漏れてしまうという問題があった。
また、塗布ブラシにオーバーキャップを被せておいても、誤って容器を押圧すると、内容物がオーバーキャップ内に注出して溜まったり、さらには、オーバーキャップを押上げ内容物が外に漏れるという問題があった。
また、ブラシタイプであると、ブラシの間に抜け毛や塗布部材の汚れや固化した液が溜まり、水や洗浄液を使ってもなかなか取れないという問題もあった。
また、容器が一定の復元力がある合成樹脂の場合に、胴部が徐々に復元して内圧が低くなり、大気を導入するという問題があった。
そのため、内容物が少なくなると、次の押圧時に、すぐ内容物が出ないという問題や、大気(酸素など)による内容物の変質、雑菌などによる内容物の変質といった問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、両側に高さの高い中実の櫛歯と、内側に高さの低い内部に流路を設け、先端を吐出口とした櫛歯とからなる櫛歯列によって構成される小型の櫛部材を取着した注出部材を、チューブ容器の容器口部に取着し、注出部材を一定範囲で廻動し、上下動させることによって、中栓と注出部材との間の流路を開閉するとともに、液注出量を調節できるようにした液塗布用具、さらに、大気の導入を防ぐようにした合成樹脂製チューブ容器を取着した液塗布用具を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、液塗布用具として、チューブ容器と、注出部材と櫛部材とを具えた液塗布用具であって、注出部材は、注出口部と、チューブ容器の口筒部に取付け可能な取付キャップを具備しており、櫛部材は、注出部材に取付けられた櫛基体と、該櫛基体に突設された櫛歯列からなっており、櫛歯列は、両側端の中実櫛歯と、その内側に配設され、内部に櫛基体に連通する流路を穿孔し、先端を注出口とした櫛歯とから構成されており、両側端の中実櫛歯が、内側の櫛歯よりも高くなっていることを特徴とする構成を採用する。
櫛基体の実施例として、櫛基体が、注出口部の中心軸線に対し30°以下の角度で傾斜していることを特徴とする構成を採用する。
注出部材と中栓に関する実施例として、チューブ容器が、中栓を嵌着する開口を設けた突出部を具えた頂壁と、外周にねじが螺設された口筒部とを具備しており、中栓は、前記頂壁の突出部に嵌着され、下方に流通孔を具えた側周壁と、底壁とを具備しており、注出部材は、中栓の流通孔を開閉する連通筒を垂設し、内周に、前記口筒部のねじに螺合するねじを螺設した取付キャップとを具備していることを特徴とする構成を採用する。
チューブ容器と注出部材の実施例として、チューブ容器の口筒部の上端部に係止環を突設し、注出部材の取付キャップの内周に、前記係止環と係合する係合環を設け、口筒部の係止環によって、取付キャップの上昇可能範囲が規制されていることを特徴とする構成を採用する。
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
櫛部材の櫛歯列を両側に高さの高い中実の櫛歯と、内側に高さの低い先端に吐出口を具え、内側に流路を設けた櫛歯とで形成されているため、内容物を塗布するときに両側の中実の櫛歯を地肌に付けても高さが違うため、吐出口より出た内容物は両側の中実の櫛歯内に保持され、毛髪に塗布する際に地肌に直接つくということはない。
櫛部材の構造上、大きさを小さくすることもできる。
中栓に流通孔を穿孔し、注出部材に該流通孔を開閉する流通筒を設けるようにしたので、注出部材を一定範囲で廻動させ、中栓と櫛部材との間の流路を開閉でき、さらに、開閉度に応じて液注出量をも調節できるようになった。
また、注出部材から櫛部材を取外すことができ、取外した櫛部材を洗浄することができるようになった。
また、中栓の流通口を閉じることによって、容器内に大気の導入を防ぐことができ、さらに、容器の口筒部に逆止弁を設けたときには、復元力のある合成樹脂製のチューブ容器であっても、胴部が復元し、内圧が低下して容器内に大気が導入されることがなくなるので、大気(酸素など)や大気中の塵埃や雑菌などによって、内容液が変質したり、汚れたりすることをなくすことができる。
次に、本発明の実施形態について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器、Bは中栓、Cは注出部材、Dは注出部材Cに取着される櫛部材、Eはカバーキャップである。
図1、2に示すように、容器Aは、チューブ容器であって、口部1と押圧変形可能な胴部2とからなっている。
口部1は、頂壁3と口筒部4とを具えており,頂壁3は、中央に開口5を設けた突出部6が設けられている。
口筒部4は、上端を外方に突出して係止環7が設けられ、その下方に、上部縮径部8とねじ9を螺設したねじ部が設けられている。
図3に示すように、中栓Bは、上端にフランジ10を設けた側周壁11と底壁12とを具えている。
側周壁11のフランジ10下方には、開口5の下端縁に係合する係止環13が設けられており、その下方には、等間隔をおいて、複数の流通孔14が穿設されている。
底壁12には、側周壁11の内側に係止リング15が立設されている。
図4に示すように、注出部材Cは、上壁20を設けた上部側周壁21と、該上部側周壁21に、段部22を介して連設された下部側周壁23とからなる取付キャップ24を具えている。
上壁20には、中央に連通筒25を垂設した注出口部26が設けられており、注出口部26の上面には、注出口部の中心軸線に対して30°以下の一定の角度αで傾斜して上方に延びる注出筒27が立設され、注出筒27の外周下方には、係止環28が設けられている。
取付キャップ24の上部側周壁21の外周下端部の所定位置には、外方に突出する膨出環29が設けられている。
下部側周壁23の内面は、上部の縮径部30と、下部のねじ筒部31とからなり、縮径部30の内筒下端には、上昇時に口筒部4の係止環7と係合する係合環32が設けられ、ねじ筒部31内周には、ねじ33が螺設されている
図5(b)に示すように、櫛部材Dは、円筒形の櫛基体35と、該櫛基体35に突設された櫛歯列36とを具えている。
櫛基体35は、頂壁37と側周壁38とを具えており、側周壁38外周には、等間隔をおいて櫛歯列36が突設されており、側周壁38の内周には、下端より注出部材Cの注出筒27の外周上端が挿入され、下方には係止環28に嵌合する係合部39が設けられている。
櫛歯列36は、上下両側の中実櫛歯40と、両側の中実櫛歯40の内側に等間隔をおいて配置された中実櫛歯40より低い櫛歯41とからなっており、櫛歯41は、内部に櫛基体35の内周に連通する流路42が穿孔され、先端は吐出口43となっている。
図6に示すように、カバーキャップEは、櫛部材Dの櫛基体35と、それに連設された櫛歯列36の横断面と同形状の頂壁45と、該頂壁45の周縁から垂下する側周壁46とからなり、頂壁45および側周壁46と、櫛基体35と櫛歯列36との間の距離は、できるだけ短くしている。
側周壁46の下部は円形となっており、その下端には、注出部材Cの段部22に当接したときに、膨出環29と結合する係合環47が設けられている。
次に、本液塗布容器の組立について説明する。
図7(a)に示すように、中栓Bの容器Aへの取付けにあたって、容器Aの頂壁3の開口5上方より中栓Bの側周壁11底方から嵌入し、中栓Bのフランジ10と係止環13により容器Aの開口5に嵌合する。
注出部材Cの容器Aへの取付けにあたって、取付キャップ24を廻動して口筒部4に螺合させていくと、取付キャップ24は下降し、係合環32が係止環7と係合してクリック作用を与え、さらに廻動すると係止環7を乗り越えて下降し、取付キャップ24が最下降位置に達すると、注出口部26の連通筒25下端が中栓Bの底壁12に当接し、連通筒25外周が流通孔14を閉鎖し、また、底壁12の係止リング15が連通筒25内周に係止され、注出口部26内周への流路を塞ぐことになる。
櫛部材Dの注出部材Cへの取付けにあたって、櫛部材Dの側周壁38内周を注出部材Cの注出口部26の注出筒27外周に係合させていくと、側周壁38の係合部39と注出筒27の係止環28とが嵌合し、櫛部材Dは注出部材Cに固定される。
内容物の流路は、注出部材Cの注出口部26内周から櫛部材Dの櫛基体35内部を通り、櫛歯41の流路42を通り、吐出口43まで連通される。
次に、本液塗布用具の使用態様と作用効果について説明する。
使用にあたっては、図6(b)に示すカバーキャップEを取外すと、図7(a)に示すように、櫛部材Dの櫛歯列36が現れる。
取付キャップ24を上昇させるように廻動させると、取付キャップ24の下部側周壁23内周の係合環32が口部1から突出した係止環7に係合して、図7(b)に示すように、上昇が阻止され、クリック感が手に与えられる。
そのときには、注出部材Cの連通筒25が上昇し、中栓Bの側周壁11の流通孔14が開口され、容器A内部と注出口部26内周の流路が連通され、胴部2を押圧すると、内容液を櫛歯列36の吐出口43より吐出することができる。
取付キャップ24を廻動し、上下動させることによって、注出部材Cの連通筒25を介して中栓Bの流通孔14の開口幅が調整できるので、内容液の液注出量を調節することができる。
櫛部材Dの櫛歯列36を所望する被塗布部に押し当て、動かしていくと、所望する塗布範囲に塗布することができる。
この際、櫛歯列36は、両側に高さの高い中実櫛歯40と、内側に高さの低い先端に吐出口43を具えた内側に流路42を設けた櫛歯41とで形成されているため、内容物を塗布するときに、両側の中実櫛歯40を地肌に付けても高さが違うため、吐出口43より出た内容物は両側の中実櫛歯40先端と各櫛歯41先端との間に保持され、毛髪に塗布する際には、地肌に直接つくということはない。
塗布が終わったときには、取付キャップ24を下降させるように廻動させると、図7(a)に示すように、中栓Bの流通孔14が閉じられ、誤って容器胴部2を押圧しても、内容液が流出することはない。
また、カバーキャップEを注出部材Cに被嵌したときには、カバーキャップEの下端が注出部材Cの取付キャップ24の段部22に当接し、係合環47が取付キャップ24の膨出環29に嵌合されるので、カバーキャップE内の気密性が保たれ、さらに、カバーキャップE内の空気も少なく、櫛歯41内に入る空気は極わずかであるので、内容物の固化や、塵埃や殺菌による目詰まりなどを抑制できる。
また、塗布が終わると同時に、取付キャップ24を下降させ、注出部材Cにカバーキャップを被嵌すると、チューブ容器に復元性の大きい樹脂を用いていても、容器A内への大気の導入を少なくすることができる。
櫛部材Dが汚れた場合には、櫛部材Dを上方に引張ることにより側周壁38内周の係合部39と注出口部26の係止環28との嵌合が外れ、櫛部材Dを注出部材Cから取外すことができる。
取外した櫛部材Dは、水洗い、或いは洗浄液につけて洗ったりして、櫛歯列36に付着したゴミ、塵埃、或いは無用な液を取り去ることができる。
また、櫛部材Dを注出部材Cから取外し、注出部材Cの注出口部26を注出口として内容物を受け皿や手のひら等に吐出して使用することもできる。
取付キャップ24を上昇させるように廻動させ、取付キャップ24の下部側周壁23内周の係合環32が口部1から突出した係止環7に当接するまで上昇させると、手にクリック感が与えられるが、さらに廻動させると、係合環32が係止環7を乗り越えて上昇し、取付キャップ24の螺合を解き、注出部材Cを容器Aから取外すことができる。
このことにより、容器Aの内容物がなくなったら、注出部材Cを容器Aから取外し、容器Aと中栓Bを付け替え容器として取り替え、新しい容器に注出部材Cを組み付け、再度、本発明の液塗布容器として使用することができる。
次に、容器口部に逆流防止機構を設けた実施例について説明する。
中栓、注出部材、カバーキャップの構成は、第1実施例と同一であるので、同一の符号をもって図示して説明を簡略にすることにし、以下、相違点を中心に説明する。
図8、9において、Aaは容器、Bは中栓、Cは注出部材、Dは櫛部材、Eはカバーキャップである。
容器Aaは、一定の復元力を有する合成樹脂製のチューブ容器であって、口部1aと押圧変形可能な胴部2aとからなっている。
口部1aは、頂壁3aと口筒部4aとを具えており、頂壁3aには、中央に開口5aを設けた突出部6aが立設されている。
口筒部4aは、その外周上端には外方に突出する係止環7aが設けられ、その下方に縮径部8aとねじ9aを螺設したねじ部が設けられている。
口筒部4a内周には、弁部材50が装着されており、該弁部材50は、弁体51と弁支持体52とから構成されている。
弁体51は、口筒部4a内周に嵌合する嵌合筒53と、その中間から一つ、または複数の連結片54を介して連設された弁55とを具えている。
弁支持体52は、中央に弁孔56を穿孔した頂壁57と、側周壁58とからなり、側周壁58は、上段の縮径部58aと下段の拡径部58bとを具えている。
縮径部58aは、嵌合筒53内に嵌合され、下端の段部59によって嵌合筒53の下端を支持している。
拡径部58bの外周は、容器Aaの口筒部4a内周に嵌合され、外周中間には、嵌合突条60が突設されている。
口筒部4a内周下端部には、嵌合突条60の下方に位置して、拡径部58bに係合する嵌合突条61が設けられている。
弁部材50の口筒部4a内への装着は、内容液充填前の胴部2aの底開口部より挿入し、弁支持体52の嵌合突条60、口筒部4aの嵌合突条61によって固定される。
前記第1実施例と同様に、頂壁3aの突出部6aに、流通孔14を穿孔した側周壁11を具えた中栓Bが取着されており、前記口筒部4aには、前記中栓Bの流通孔14を開閉する連通筒25を垂設した上壁20と、口筒部4a外周のねじ9aに螺合するねじ33を螺設した下部側周壁23とを具えた取付キャップ24を具備した注出部材Cが上下自在に取着されている。
前記第1実施例と同様に、注出部材Cの注出筒27には、櫛部材Dの櫛歯列36を連設した櫛基体35が嵌着され、容器Aa内の内容液が、中栓B、注出部材Cの流路を通じて櫛歯41の吐出口43より吐出されるようになっている。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
液吐出容器の使用にあたって、第1実施例と同様に、カバーキャップEを取外して、注出部材Cを上昇させると、中栓Bの流通孔14が開口される。
次いで、胴部2aを押圧すると、図10に示すように、内圧によって弁55が押上げられ、弁孔56が開口されて、内容液が弁孔56を通じて口筒部4aの上部に、さらに中栓Bの流通孔14に送られ、注出部材C、櫛部材D内の流路を経て、櫛歯41の吐出口43より吐出される。
胴部2aの押圧を止めたときに、容器Aaが復元力のある合成樹脂であるため、胴部2aが復元して内圧が低下して、弁55によって弁孔56が閉ざされ、口筒部4aの上部の内容液は、胴部2a内に戻されることはない。
したがって、櫛歯41の吐出口43より大気が吸込まれることはなく、胴部2aの復元も阻止される。
そのため、吐出口43より大気中の塵埃や雑菌が入ることはなく、櫛歯の目詰まりや、内容液の変質を防ぐことができる。
また、浴場などで使用する場合でも、水が侵入することを防ぐこともできる。
以上のように、第2実施例は、格別の作用効果を有するものであるが、その他にも、第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、弁部材は、前記実施例の形状に限定されず、スリット弁など、前記効果と同様な効果を示すものであれば、任意の形状の弁部材を使用することができる。
本発明は内容物として、ヘアーマニュキアなどの頭髪への部分塗布用具として用いられるが、その他にも、白髪染め、ブリーチなどの脱色剤、整髪料などの塗布用具としても使用できる。
また、構造上小さくもできるので、頭髪だけではなく、眉毛やまつ毛などの塗布用具としても使用できる。
本発明の第1実施例液塗布用具の断面立面図である。 容器口筒部の一部断面立図である 中栓の説明図で、(a)は一部断面立面図、(b)は図(a)のA−A線における切断面図である。 注出部材の断面立面図である。 櫛部材の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 カバーキャップを被嵌した液塗布用具の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 中栓と注出部材との関係図で、(a)は使用前、(b)は使用時の断面図である。 第2実施例液塗布用具の断面立面図である。 弁部材の拡大説明図である。 注出時の弁部材の説明図である。
符号の説明
A、Aa 容器
B 中栓
C 注出部材
D 櫛部材
E カバーキャップ
1、1a 口部
2、2a 胴部
3、3a 頂壁
4、4a 口筒部
5、5a 開口
6、6a 突出部
7、7a 係止環
10 フランジ
11 側周壁
12 底壁
13 係止環
14 流通孔
15 係止リング
24 取付キャップ
25 連通筒
26 注出口部
27 注出筒
28 係止環
31 ねじ筒部
32 係合環
33 ねじ
35 櫛基体
36 櫛歯列
37 頂壁
38 側周壁
39 係合部
40 中実櫛歯
41 櫛歯
42 流路
43 吐出口
50 弁部材
51 弁体
52 弁支持体
53 嵌合筒
55 弁
56 弁孔
60、61 嵌合突条

Claims (4)

  1. チューブ容器と、注出部材と櫛部材とを具えた液塗布用具であって、
    注出部材は、注出口部と、チューブ容器の口筒部に取付け可能な取付キャップを具備しており、
    櫛部材は、注出部材に取付けられた櫛基体と、該櫛基体に突設された櫛歯列からなっており、
    櫛歯列は、両側端の中実櫛歯と、その内側に配設され、内部に櫛基体に連通する流路を穿孔し、先端を注出口とした櫛歯とから構成されており、
    両側端の中実櫛歯が、内側の櫛歯よりも高くなっていることを特徴とする液塗布用具。
  2. 櫛基体が、注出口部の中心軸線に対し30°以下の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1記載の液塗布用具。
  3. チューブ容器が、中栓を嵌着する開口を設けた突出部を具えた頂壁と、外周にねじが螺設された口筒部とを具備しており、
    中栓は、前記頂壁の突出部に嵌着され、下方に流通孔を具えた側周壁と、底壁とを具備しており、
    注出部材は、中栓の流通孔を開閉する連通筒を垂設し、内周に、前記口筒部のねじに螺合するねじを螺設した取付キャップとを具備していることを特徴とする請求項1、2記載の液塗布用具。
  4. チューブ容器の口筒部の上端部に係止環を突設し、注出部材の取付キャップの内周に、前記係止環と係合する係合環を設け、口筒部の係止環によって、取付キャップの上昇可能範囲が規制されていることを特徴とする請求項1〜3記載の液塗布用具。
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