JP2002199838A - 防虫シート - Google Patents

防虫シート

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JP2002199838A
JP2002199838A JP2001000791A JP2001000791A JP2002199838A JP 2002199838 A JP2002199838 A JP 2002199838A JP 2001000791 A JP2001000791 A JP 2001000791A JP 2001000791 A JP2001000791 A JP 2001000791A JP 2002199838 A JP2002199838 A JP 2002199838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
insect repellent
insect
adhesive
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001000791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Yokota
浩規 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防虫シートの表面から蒸散した害虫忌避剤によ
り食器等が汚染されるおそれのない防虫シートを提供す
る。 【解決手段】基材シート1の表面に接触型害虫忌避剤を
含有する印刷インクにより印刷層2が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防虫シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、不織布等からなる吸水性基材シー
トに蒸散型害虫忌避剤を含浸させた防虫シートは公知で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな防虫シートに於いては、流し台、食器棚等に敷設し
た場合に、防虫シートから蒸散した害虫忌避剤が近傍に
載置された食器等を汚染するおそれがあるという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、防
虫シートの表面から蒸散した害虫忌避剤により食器等が
汚染されるおそれのない防虫シートを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の防虫シ
ートは、基材シートの表面に接触型害虫忌避剤を含有す
る印刷インクにより印刷層が設けられていることを特徴
とする。
【0006】請求項2の発明の防虫シートは、更に、基
材シートの裏面に粘着層が設けられていることを特徴と
する。
【0007】請求項1及び2の発明の防虫シートに於い
て、基材シートの材質は、表面印刷が可能であれば特に
限定されないが、経時に伴って防虫効果を失った防虫シ
ートを交換の為に剥離する際に、基材シートが損傷して
被貼着体の表面に部分的に残置されないよう、熱可塑性
樹脂シートの表面に薬品コーティングもしくはサンドブ
ラスト、エンボス等の機械的方法、又は二軸延伸により
表面に無数の微孔を形成せしめて印刷性を付与した合成
紙等が好適に用いられる。
【0008】請求項1及び2の発明の防虫シートに於い
て、基材シートの表面に接触型害虫忌避剤を含有する印
刷インクにより設けられる印刷層の内容は、特に限定さ
れず、例えば、使用場所に応じて切断する場合の目安と
なるような縦横格子状等の模様であっても、取扱方法や
注意事項を示す文字や図形であっても、美観を高める多
色の連続地模様であっても、何れでもよく、又、必ずし
も全面に印刷されていなくとも、使用場所等に応じて端
縁等に部分的に印刷されていてもよい。
【0009】印刷インクの材質は、特に限定されず、例
えば、アクリル樹脂、シクロヘキサノン、芳香族炭化水
素、セロソルブアセテートを含有する主剤85重量部に
対して、イソシアネート樹脂、酢酸エチルを含有する硬
化剤15重量部の混合物が挙げられる。印刷インクを希
釈する溶剤としては、特に限定されず、例えば、芳香族
炭化水素、シクロヘキサノン、イソホロンの混合液が挙
げられる。印刷インクに含有される接触型害虫忌避剤と
しては、特に限定されず、接触型であれば市販されてい
るものはどのようなものでも使用出来る。
【0010】請求項2の発明の防虫シートに於いて、基
材シートの裏面に、流し台等の床面、ゴミ容器の外周壁
等に貼着可能なように設けられた粘着層は、必ずしもシ
ートの裏面全面に設けられている必要はなく、線状、点
状等に部分的に設けられていてもよい。
【0011】粘着剤の材質は、特に限定されないが、被
貼着体の表面を損傷しないで剥離出来る程度の弱粘着力
と被貼着体の表面に糊残りを生じない凝集力を備えた再
剥離性粘着剤が好適に使用される。このような再剥離性
粘着剤としては、200g/25mm幅以下の粘着力を有
するもので、微球状粘着成分とそのバインダー成分とか
らなる再剥離性粘着剤、例えば、約10〜200μmの
平均粒径を有する(メタ)アクリレートの水懸濁重合体
と脂肪族カルボン酸のアルカリ金属塩等を含有する再剥
離性粘着剤等が挙げられる。粘着剤の塗布量は、乾燥状
態で8〜12g/m2 となされるのが好ましい。
【0012】シートの裏面の粘着層には、取扱を容易な
らしめるよう、剥離ライナーが積層されていてもよい。
剥離ライナーの材質は、特に限定されず、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(P
E)、無延伸ポリプロピレン(CPP)等の熱可塑性樹
脂フィルムに剥離剤としてシリコーンを塗工したものが
挙げられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は請求項1の発明の防虫シートの
1例を示す断面図、図2は請求項2の発明の防虫シート
の1例を示す断面図である。
【0014】図1に示されている請求項1の発明の防虫
シートに於いて、1は合成紙からなる基材シートであっ
て、基材シート1の表面には、接触型害虫忌避剤を含有
する印刷インクにより全面に印刷層2が設けられてい
る。
【0015】図2に示されている請求項2の発明の防虫
シートに於いては、基材シート1の裏面に再剥離性粘着
剤を用いて粘着層3が設けられていること以外は、請求
項1の発明の防虫シートと同様であるので、説明を省略
する。
【0016】
【発明の効果】本発明の防虫シートは、叙上の通り構成
されているので、防虫シートの表面から蒸散した害虫忌
避剤により食器等が汚染されるおそれがない。又、裏面
に粘着層が設けられた場合には、経時により防虫効果を
失った際の防虫シートの交換が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の防虫シートの1例を示す斜視
図。
【図2】請求項2の発明の防虫シートの1例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 基材シート 2 印刷層 3 粘着層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートの表面に接触型害虫忌避剤を
    含有する印刷インクにより印刷層が設けられていること
    を特徴とする防虫シート。
  2. 【請求項2】 基材シートの裏面に粘着層が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の防虫シート。
JP2001000791A 2001-01-05 2001-01-05 防虫シート Pending JP2002199838A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193961A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Sumika Life Tech Co Ltd 蒸散性防虫成分を含有する非加熱防虫具
JP2012521770A (ja) * 2009-03-30 2012-09-20 ティーエムエー・コーポレイション・プロプライエタリ・リミテッド 複合シロアリバリア
JP2014168443A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Polaris Co Ltd ダニ捕獲器

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