JP3149381U - 害虫忌避粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で害虫忌避効果の持続性に優れ、かつ皮膚や被服に悪影響を及ぼし難い害虫忌避粘着シートを提供する。【解決手段】揮発性の害虫忌避成分を含有する害虫忌避層3と、害虫忌避層3の一方の側に設けられた、害虫忌避成分の透過を制御する透過制御層2と、害虫忌避層3の他方の側に設けられた、害虫忌避成分を実質的に透過しないバリア層5と、バリア層5において害虫忌避層3の反対側に設けられた、動物の皮膚および/または被服に対して感圧接着可能な粘着剤層6とを備えた、動物に対する害虫を忌避するための害虫忌避粘着シート1。【選択図】図1

Description

本考案は、皮膚や被服に貼付して蚊等の害虫を忌避する害虫忌避粘着シートに関するものである。
従来より、蚊、アブ、ブユ等の吸血害虫を忌避するには、虫よけスプレーによって、ディート等の昆虫忌避剤を含有する液体を皮膚に噴霧することが行われている。しかしながら、このように液体を噴霧すると、当該液体を口から吸引してむせてしまうことがある。また、昆虫忌避剤を皮膚に直接付着させるため、人によってはアレルギーや肌荒れを起こすことがある。
これに対し、不織布にユーカリ油を含浸させ、ラベルにした製品が知られている。しかしながら、ユーカリ油は揮発性が高いため、不織布から短時間で放出されてしまい、持続性に問題がある。
また、ディートを含浸させた織成の材料片またはストリップからなるパッドに、カバー部材を取り付けた虫よけ装置が提案されている(特許文献1)。かかるカバー部材によれば、ディートが気化することを防止することができる。
特開平2−142702
しかしながら、特許文献1に記載の虫よけ装置のようにカバー部材を取り付けると、構成が複雑になり、製造コストが上昇する。また、カバー部材を開閉する操作が必要になり、使い勝手が悪いという問題もある。また、ディートは神経障害や皮膚炎の原因となることが知られており、安全上の問題もある。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で害虫忌避効果の持続性に優れ、かつ皮膚や被服に悪影響を及ぼし難い害虫忌避粘着シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、動物に対する害虫を忌避するための害虫忌避粘着シートであって、揮発性の害虫忌避成分を含有する害虫忌避層と、前記害虫忌避層の一方の側に設けられた、前記害虫忌避成分の透過を制御する透過制御層と、前記害虫忌避層の他方の側に設けられた、前記害虫忌避成分を実質的に透過しないバリア層と、前記バリア層において前記害虫忌避層の反対側に設けられた、前記動物の皮膚および/または被服に対して感圧接着可能な粘着剤層とを備えたことを特徴とする害虫忌避粘着シートを提供する(考案1)。
上記考案(考案1)に係る害虫忌避粘着シートにおいては、透過制御層によって害虫忌避成分の透過を制御するため、害虫忌避成分が短時間で揮発しきることを防止し、害虫忌避効果を持続させることができる。また、バリア層があることで、害虫忌避成分が皮膚や被服に直接付着することが防止されるため、当該害虫忌避粘着シートにおいては、害虫忌避成分が皮膚や被服に悪影響を及ぼし難いものとなっている。
上記考案(考案1)において、前記害虫忌避層は、接着性を有することが好ましい(考案2)。
上記考案(考案2)において、前記害虫忌避層は、前記害虫忌避成分を含有する粘着剤層であってもよい(考案3)。
上記考案(考案3)において、前記害虫忌避層は、予め形成した粘着剤層に前記害虫忌避成分を含浸させたものであることが好ましい(考案4)。
上記考案(考案2)において、前記害虫忌避層は、接着剤と前記害虫忌避成分とを混合したものであってもよい(考案5)。
上記考案(考案5)において、前記接着剤は、熱可塑性樹脂を主成分とすることが好ましい(考案6)。
上記考案(考案1〜6)においては、前記害虫忌避成分が天然物由来であることが好ましい(考案7)。
上記考案(考案7)においては、前記害虫忌避成分が、ラベンダー油、シトロネラ油、シナモン油、ユーカリ油、レモンユーカリ油、ヒバ油、タイム油およびティートリー油からなる群から選ばれる少なくとも一種の精油であることが好ましく(考案8)、特に、ラベンダー油であることが好ましい(考案9)。
上記考案(考案1〜9)において、前記透過制御層は、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンもしくはポリスチレンからなるフィルム、紙または布であることが好ましく(考案10)、特に、ポリエチレンまたは無延伸ポリプロピレンからなるフィルムであることが好ましい(考案11)。
上記考案(考案10,11)において、前記透過制御層の厚さは、20〜50μmであることが好ましい(考案12)。
上記考案(考案1〜12)において、前記バリア層は、ポリエステル、ポリハロゲン化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネートまたはポリテトラフルオロエチレンからなるフィルムであることが好ましく(考案13)、特に、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルムであることが好ましい(考案14)。
上記考案(考案13,14)において、前記バリア層の厚さは、25〜45μmであることが好ましい(考案15)。
上記考案(考案1〜15)においては、表面側から順に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを積層してなることが好ましい(考案16)。
上記考案(考案1〜15)においては、前記害虫忌避粘着シートの表面側から認識可能な印刷層をさらに備えていてもよい(考案17)。
上記考案(考案17)において、前記印刷層は、前記バリア層に印刷されてなる層であり、前記害虫忌避層および前記透過制御層は透明であることが好ましい(考案18)。
上記考案(考案17,18)においては、表面側から順に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記印刷層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを積層してなり、前記透過制御層および前記害虫忌避層が透明であることが好ましい(考案19)。
上記考案(考案1〜19)において、前記粘着剤層の粘着面には、剥離シートが積層されていてもよい(考案20)。
上記考案(考案1〜20)に係る害虫忌避粘着シートにおいては、形状が円形であってもよい(考案21)。
上記考案(考案1〜16)においては、1枚の剥離シート上に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを備えた積層体が、平面方向に複数設けられていてもよい(考案22)。
上記考案(考案17〜19)においては、1枚の剥離シート上に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記印刷層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを備えた積層体が、平面方向に複数設けられていてもよい(考案23)。
上記考案(考案22,23)においては、前記積層体の形状が円形であってもよい(考案24)。
本考案に係る害虫忌避粘着シートは、簡易な構成で害虫忌避効果の持続性に優れ、かつ皮膚や被服に悪影響を及ぼし難い。
本考案の一実施形態に係る害虫忌避粘着シートの断面図である。 同実施形態に係る害虫忌避粘着シートの平面図である。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る害虫忌避粘着シートの断面図であり、図2は同実施形態に係る害虫忌避粘着シートの平面図である。
本実施形態に係る害虫忌避粘着シート1は、図1に示すように、表面側から順に、透過制御層2と、害虫忌避層3と、印刷層4と、バリア層5と、粘着剤層6と、剥離シート7とを積層して構成される。この害虫忌避粘着シート1において、剥離シート7以外の、透過制御層2、害虫忌避層3、印刷層4、バリア層5および粘着剤層6からなる積層体は、ラベル部1’を構成する。
図2に示すように、本実施形態に係る害虫忌避粘着シート1のラベル部1’は、一例として平面視円形状(例えば直径2.5〜4.5cm)となっており、1枚の剥離シート7上に複数(図2では6つ)積層されているが、これに限定されるものではない。例えば、ラベル部1’は、例えば、四角形等の多角形状であってもよいし、ラベル部1’と剥離シート7とは同一形状であってもよい。
また、図2に示すように、本実施形態に係る害虫忌避粘着シート1においては、印刷層4によって、一例として「A」、「B」、「C」の文字が塗り分けられて表示されているが、これに限定されるものではなく、所望の模様、例えばキャラクターが表示されてもよい。本実施形態では、印刷層4の模様が害虫忌避粘着シート1の表面側から認識可能なように、透過制御層2および害虫忌避層3は透明である。
害虫忌避層3は、揮発性の害虫忌避成分を含有する層であり、好ましくは透過制御層2および印刷層4(印刷層4がない場合にはバリア層5)に対して接着性を有する層である。これにより、害虫忌避層3を介して透過制御層2と印刷層4(またはバリア層5)とを接着することができる。
揮発性の害虫忌避成分としては、蚊、ブヨ、ブユ等の害虫、特に吸血害虫を忌避する成分であれば特に限定されないが、動物に対する安全性の高い天然物由来のものであることが好ましい。かかる天然物由来の害虫忌避成分としては、例えば、ラベンダー油、シトロネラ油、シナモン油、ユーカリ油、レモンユーカリ油、ヒバ油、タイム油、ティートリー油等の精油が挙げられ、それぞれ1種を単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。上記精油の中でも、特に蚊に対する忌避効果の高いラベンダー油を使用することが好ましい。これらの精油は、人間に対してだけでなく動物に対しても安全性が高いため、当該精油を使用した害虫忌避粘着シート1は、人間用の害虫忌避粘着シート、そして犬、猫等の動物用の害虫忌避粘着シートとして使用することができる。
接着性を有する害虫忌避層3は、一例として、害虫忌避成分を含有する粘着剤層で構成することができる。この場合、害虫忌避層3は、予め形成した粘着剤層に害虫忌避成分を含浸させたものであることが好ましい(この害虫忌避層3を以下「害虫忌避層3A」という)。粘着剤に害虫忌避成分を添加したものを塗布すると、加熱乾燥時に多量の害虫忌避成分が揮散してしまうが、上記のように予め形成した粘着剤層に害虫忌避成分を含浸させると、害虫忌避成分の揮散がほとんどなく、害虫忌避層3に所望の量の害虫忌避成分を含有させることができる。
害虫忌避層3Aにおいて、上記粘着剤層を構成する粘着剤としては、害虫忌避成分を変性せず、かつ害虫忌避成分の揮発を阻害しない粘着剤であればよく、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を使用することができる。
アクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−ジエチルブチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸トリデシル等の(メタ)アクリル酸エステルの一種または二種以上と、それら(メタ)アクリル酸エステルと共重合可能な(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、メタクリル酸メチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル等の官能性モノマーとの共重合物などを使用することができる。
ゴム系粘着剤としては、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブテンゴム、ブチルゴム等の合成ゴムや、天然ゴムを主成分とするものを使用することができる。
ビニルエーテル系粘着剤としては、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル等を使用することができる。
シリコーン系粘着剤としては、シリコーンガムとシリコーンレジンとの重合物により構成されるものを使用することができ、白金触媒硬化型のものであってもよいし、過酸化物硬化系のものであってもよい。
粘着剤には、必要に応じて、テルペン系樹脂、石油系樹脂等の粘着付与剤;流動パラフィン、動植物油(例えばオリーブ油、大豆油、牛油、トン脂)、ポリブテン、低級イソプレン、ワックス等の粘着力・保持力調整剤などを配合することができる。
粘着剤層に対する害虫忌避成分の含浸量は、質量基準では5〜35質量%であることが好ましく、特に10〜25質量%であることが好ましい。また、面積基準では、2〜15g/mであるのが好ましく、特に4〜10g/mであることが好ましい。害虫忌避成分の含浸量が5質量%未満であると、害虫忌避成分の揮発が不十分になる可能性がある。また、害虫忌避成分の含浸量が35質量%を超えると、害虫忌避成分が粘着剤中に含浸しきれず、保管中に害虫忌避粘着シート1からしみ出してしまうおそれがある。また、香りが強くなりすぎて使用上も好ましくない。
また、接着性を有する害虫忌避層3は、接着剤と害虫忌避成分とを混合した材料で形成してもよい。接着剤としては、上記粘着剤の他、害虫忌避成分を変性せず、かつ害虫忌避成分の揮発を阻害しない各種接着剤を使用することができるが、中でも熱可塑性樹脂を主成分とする接着剤を使用することが好ましい(この害虫忌避層3を以下「害虫忌避層3B」という)。熱可塑性樹脂を主成分とする接着剤を使用することで、溶剤を用いることなく、加熱融解により接着剤と害虫忌避剤とを混合し、両者を同時に塗布することができる。
上記熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、それらの共重合体等のポリオレフィン、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、スチレン系樹脂、または石油樹脂等を使用することができる。それらの中でも、塗布時の害虫忌避成分の揮発を避けるために、融点の低い熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。また、必要に応じて流動パラフィン、動植物油(例えばオリーブ油、大豆油、牛油、トン脂等)、ポリブテン、低級イソプレン、ワックス等を配合することができる。
害虫忌避層3Bにおいて、接着剤100質量部に対する害虫忌避成分の配合量は、質量基準では5〜35質量%であることが好ましく、特に10〜25質量%であることが好ましい。また、面積基準では、2〜15g/mであるのが好ましく、特に4〜10g/mであることが好ましい。害虫忌避成分の配合量が5質量%未満であると、害虫忌避成分の揮発が不十分になる可能性がある。また、害虫忌避成分の配合量が35質量%を超えると、害虫忌避成分が粘着剤中に含浸しきれず、保管中に害虫忌避粘着シートからしみ出してしまうおそれがある。また、香りが強くなりすぎて使用上も好ましくない。
害虫忌避層3の厚さは、10〜60μmであることが好ましく、特に20〜40μmであることが好ましい。害虫忌避層3の厚さが10μm未満では、害虫忌避成分の必要量を含浸させられず、害虫忌避効果を持続させることが困難になるおそれがある。一方、害虫忌避層3の厚さが60μmを超えると、害虫忌避粘着シート1の総厚が増して取り扱いづらくなる。またコスト上も好ましくない。
透過制御層2は、上記害虫忌避層3から揮発する害虫忌避成分の透過を制御する層である。この透過制御層2の存在により、害虫忌避成分が短時間で揮発しきることを防止し、害虫忌避効果を持続させることができる。
透過制御層2としては、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンもしくはポリスチレンからなるフィルム、紙または布等を使用することが好ましく、特に、ポリエチレンまたは無延伸ポリプロピレンからなるポリオレフィンフィルムを使用することが好ましい。また、そのフィルムの厚さは、20〜50μmであることが好ましく、特に25〜45μmであることが好ましい。かかるフィルムであれば、害虫忌避成分を適度に徐放させて、害虫忌避効果を長時間に渉って得ることができる。紙または布の場合、フィルムに比べて害虫忌避成分の透過性が高いため、比較的厚手であることが好ましい。坪量で規定すると、紙の場合、30〜150g/m、布の場合、40〜250g/mであることが好ましい。
印刷層4は、必ずしも設けなくても構わないが、本実施形態のように設ける場合には、製造工程上、バリア層5上に印刷して形成することが好ましい。印刷方法としては、特に限定されることなく、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷等の汎用の印刷方法を用いることができる。
印刷層4は、害虫忌避粘着シート1の全面に設けられてもよいし、一部に設けられてもよい。前述したように、本実施形態における印刷層4では、図2に示すように「A」、「B」、「C」の文字が塗り分けられている。
バリア層5は、上記害虫忌避層3から揮発する害虫忌避成分を実質的に透過しない層である。このバリア層5の存在により、害虫忌避粘着シート1の裏面側から、粘着剤層6を通して害虫忌避成分が皮膚や被服に直接付着することが防止される。したがって、害虫忌避成分が皮膚や被服に悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
バリア層5としては、害虫忌避成分が実質的に透過しない程度に緻密な高分子フィルム;そのような高分子材料をコーティングした紙;金属;金属薄膜を蒸着した高分子フィルム;シリカ、アルミナ等の酸化物をコーティングした高分子フィルムなどを使用することができるが、好ましくは、害虫忌避成分が実質的に透過しない程度に緻密な高分子フィルムを使用する。
害虫忌避成分が実質的に透過しない程度に緻密な高分子フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリハロゲン化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロエチレンなどからなるフィルムが挙げられ、中でも特にポリエチレンテレフタレートからなるフィルムが好ましい。さらに、これらの高分子材料による発泡フィルムを使用することもできる。その場合、独立気泡型の発泡フィルムがより好ましい。また、上記フィルムの厚さは、10〜60μmであることが好ましく、特に25〜45μmであることが好ましい。かかるフィルムであれば、害虫忌避層3から揮発する害虫忌避成分が当該フィルムを透過することを効果的に防止することができる。
なお、本実施形態では、印刷層4があるため、上記フィルムの表面には、インキとの密着性を高めるために、プライマー処理、コロナ処理、プラズマ処理等の表面処理を施すことが好ましい。
粘着剤層6は、害虫忌避粘着シート1を動物の皮膚および/または被服に対して貼付するための層であり、動物の皮膚および/または被服に対して感圧接着性を有する層である。
害虫忌避粘着シート1を動物、特にヒトの皮膚に対して貼付する場合、粘着剤層6を構成する粘着剤は、皮膚への固定力を備え、かつ皮膚刺激の少ないものが好ましい。また、害虫忌避粘着シート1を被服またはヒト以外の動物に貼付する場合、織布、不織布、毛等の粗面に対しても接着力を呈するように、粘着剤層6を構成する粘着剤は、高タックであるものが好ましい。
上記粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等から適宜選択すればよい。各粘着剤の具体例は、上記害虫忌避層3Aの粘着剤層として例示したものと同様である。
粘着剤層6の厚さは、通常は10〜50μm程度であり、好ましく15〜30μm程度である。
剥離シート7としては、特に限定されることなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンなどの樹脂からなる樹脂フィルム、またはそれらをシリコーン樹脂系、フッ素樹脂系、長鎖アルキル基含有カルバメート等の剥離剤で剥離処理したもの;グラシン紙、クレーコート紙、ラミネート紙等の紙を上記剥離剤で剥離処理した剥離紙を使用することができる。
剥離シート7の厚さは、通常10〜250μm程度であり、好ましくは20〜200μm程度である。
次に、上記害虫忌避粘着シート1の製造方法について説明する。
第1に、害虫忌避層3Aを備えた害虫忌避粘着シート1の製造方法の一例を説明する。
最初に、害虫忌避層3Aを構成する粘着剤と、所望によりさらに溶剤とを含有する塗布剤を調製し、キスロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター、エアナイフコーター、ダイコーター、バーコーター、グラビアコーター、カーテンコーター等の塗工機によって上記塗布剤を剥離シートの剥離面(剥離性を有する面)に塗布して乾燥させ、粘着剤層を形成する。
次いで、露出した粘着剤層に害虫忌避成分を含浸させ害虫忌避層3Aとする。具体的には、害虫忌避成分と、所望により上記粘着剤層の粘着剤と相溶性の良い溶剤とを含有する塗布剤を調製し、グラビアコート、マイヤーバーコート、スプレーコート、カーテンコート、ノズルからのすじ塗布、ディッピング等の塗布方法によって上記塗布剤を粘着剤層に塗布することにより、害虫忌避成分を粘着剤層に含浸させる。その害虫忌避層3Aの上に透過制御層2を圧着し、剥離シートと害虫忌避層3Aと透過制御層2とからなる積層体Iを得る。かかる方法によれば、剥離シートに塗布した粘着剤を乾燥させる際に害虫忌避成分を揮散させることがないため、粘着剤と害虫忌避成分とを混合して剥離シートに塗布・乾燥する場合よりも、害虫忌避成分を無駄に消費することなく、害虫忌避成分を多量に含んだ害虫忌避層3Aを形成することができる。
一方、粘着剤層6を構成する粘着剤と、所望によりさらに溶剤とを含有する塗布剤を調製し、キスロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター、エアナイフコーター、ダイコーター、バーコーター、グラビアコーター、カーテンコーター等の塗工機によって上記塗布剤を剥離シート7の剥離面に塗布して乾燥させ、粘着剤層6を形成する。その粘着剤層6の上にバリア層5を圧着し、そしてバリア層5の表面に所望の印刷を施し、印刷層4を形成する。このようにして、剥離シート7と粘着剤層6とバリア層5と印刷層4とからなる積層体IIを得る。
次に、上記積層体Iから剥離シートを除去し、露出した害虫忌避層3Aと、積層体IIの印刷層4とを貼り合わせるようにして、積層体Iと積層体IIとを積層する。そして最後に、ラベル部1’の抜き加工を行い、図1および図2に示すような、透過制御層2と害虫忌避層3Aと印刷層4とバリア層5と粘着剤層6と剥離シート7とからなる害虫忌避粘着シート1を得る。
第2に、害虫忌避層3Bを備えた害虫忌避粘着シート1の製造方法の一例を説明する。
最初に、バリア層5の表面に所望の印刷を施し、印刷層4を形成する。そして、熱可塑性樹脂を主成分とする接着剤を加熱溶融させ、これに害虫忌避成分を添加したものを使用して、上記バリア層5の印刷層4と、透過制御層2とを接着し、透過制御層2と害虫忌避層3Bと印刷層4とバリア層5とからなる積層体IIIを得る。
一方、粘着剤層6を構成する粘着剤と、所望によりさらに溶剤とを含有する塗布剤を調製し、キスロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター、エアナイフコーター、ダイコーター、バーコーター、グラビアコーター、カーテンコーター等の塗工機によって上記塗布剤を剥離シート7の剥離面に塗布して乾燥させ、粘着剤層6を形成する。このようにして、剥離シート7と粘着剤層6とからなる積層体IVを得る。
次に、上記積層体IIIのバリア層5と、積層体IVの粘着剤層6とを貼り合わせるようにして、積層体IIIと積層体IVとを積層する。そして最後に、ラベル部1’の抜き加工を行い、図1および図2に示すような、透過制御層2と害虫忌避層3Bと印刷層4とバリア層5と粘着剤層6と剥離シート7とからなる害虫忌避粘着シート1を得る。
害虫忌避粘着シート1を使用するには、ラベル部1’を剥離シート7から剥がして、露出した粘着剤層6を介して当該ラベル部1’を皮膚や被服に貼付すればよい。害虫忌避層3中の害虫忌避成分は、適度に透過制御層2を透過して揮発するため、ラベル部1’の周りにおいて蚊、ブヨ、ブユ等の害虫、特に吸血害虫を忌避することができる。この害虫忌避粘着シート1は、簡易な構成で害虫忌避効果の持続性に優れ、かつ害虫忌避成分が皮膚や被服に悪影響を及ぼし難い。
以上説明した実施形態は、本考案の理解を容易にするために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本考案の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、害虫忌避粘着シート1において、剥離シート7は省略されてもよい。また、害虫忌避粘着シート1において、印刷層4は省略されてもよいし、バリア層5ではなく透過制御層2に印刷されてもよい。これらの場合、透過制御層2および害虫忌避層3は、透明である必要はない。
以下、実施例等により本考案をさらに具体的に説明するが、本考案の範囲はこれらの実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〕
ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面にシリコーン系剥離剤を塗布した剥離フィルム(リンテック社製,SP−PET3811,厚さ38μm)上に、アクリル系粘着剤(リンテック社製,PK)を、乾燥後の厚さが30g/mになるように塗布して乾燥させ、粘着剤層を形成した。次にこの粘着剤層に、害虫忌避成分としてのラベンダー油をグラビアロールにて含有量が6g/mになるように塗布して、害虫忌避層3Aを形成した。この害虫忌避層3Aに、透過制御層2としての無延伸ポリプロピレンフィルム(東レ合成フィルム社製,厚さ40μm)を貼り合わせて積層体Iを得た。
次に、発泡ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績社製,クリスパー,厚さ38μm)からなるバリア層5上に、アクリル系粘着剤(リンテック社製,PLシン)を乾燥後の塗布量が22g/mになるように塗布して乾燥させ、粘着剤層6を形成した。この粘着剤層6に、剥離シート7(リンテック社製剥離紙,SP−8LK)を貼り合わせた。このバリア層5の粘着剤塗布面と反対の面に、キャラクター印刷による印刷層4を設けて積層体IIを得た。
最後に、積層体Iの剥離フィルムを剥がして、積層体Iの害虫忌避層3と、積層体IIの印刷層4とを貼り合わせ、剥離シート7以外の層を円形(径3.5cm)に打ち抜き、害虫忌避粘着シートを得た。
〔試験例1〕
実施例1で得られた害虫忌避粘着シートのラベル部を、綿ブロード布(A4サイズ;120g/m)の中心に貼付し、これを実施例1の試料とした。また、不織布にユーカリ油を含浸させ、ラベルにした製品(東京企画販売社製,ぴたシャット)を、同綿ブロード布の中心に貼付し、これを比較例1の試料とした。さらに、何も貼付していない同綿ブロード布を、比較例2の試料(ブランク)とした。
約30cm×30cm×30cmの大きさの蚊飼育ケージを用意し、その中の雰囲気を25±2℃の温度、70〜80%の湿度とした。この蚊飼育ケージ中に、試供蚊(ヒトスジシマカ雌成虫;羽化後7日程度で交尾を終えたもの)30匹を放った。そして、上記試料を巻いたモニターの腕を上記蚊飼育ケージ中に2分間暴露し、その間、試料に止まった蚊の数を計測した。この試験を、貼付直後、貼付から1時間後、3時間後、6時間後および8時間後に行った。なお、各時間毎に、使用する試供蚊を交換した。結果を表1に示す。
Figure 0003149381
表1から明らかなように、実施例1の害虫忌避粘着シートは、長時間に渉って蚊忌避効果を発揮した。比較例1のシートは透過制御層2に相当する層がないため、害虫忌避成分が、貼付直後では実施例1に比較して大量に揮発して顕著な忌避効果を示したが、短時間で揮発し尽くしたため、時間の経過と共に害虫忌避効果が低下したと考えられる。
本考案に係る害虫忌避粘着シートは、特に蚊を忌避するための虫よけラベルとして有用である。
1…害虫忌避粘着シート
1’…ラベル部
2…透過制御層
3…害虫忌避層
4…印刷層
5…バリア層
6…粘着剤層
7…剥離シート

Claims (24)

  1. 動物に対する害虫を忌避するための害虫忌避粘着シートであって、
    揮発性の害虫忌避成分を含有する害虫忌避層と、
    前記害虫忌避層の一方の側に設けられた、前記害虫忌避成分の透過を制御する透過制御層と、
    前記害虫忌避層の他方の側に設けられた、前記害虫忌避成分を実質的に透過しないバリア層と、
    前記バリア層において前記害虫忌避層の反対側に設けられた、前記動物の皮膚および/または被服に対して感圧接着可能な粘着剤層と
    を備えたことを特徴とする害虫忌避粘着シート。
  2. 前記害虫忌避層は、接着性を有することを特徴とする請求項1に記載の害虫忌避粘着シート。
  3. 前記害虫忌避層は、前記害虫忌避成分を含有する粘着剤層であることを特徴とする請求項2に記載の害虫忌避粘着シート。
  4. 前記害虫忌避層は、予め形成した粘着剤層に前記害虫忌避成分を含浸させたものであることを特徴とする請求項3に記載の害虫忌避粘着シート。
  5. 前記害虫忌避層は、接着剤と前記害虫忌避成分とを混合したものであることを特徴とする請求項2に記載の害虫忌避粘着シート。
  6. 前記接着剤は、熱可塑性樹脂を主成分とすることを特徴とする請求項5に記載の害虫忌避粘着シート。
  7. 前記害虫忌避成分が天然物由来であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  8. 前記害虫忌避成分が、ラベンダー油、シトロネラ油、シナモン油、ユーカリ油、レモンユーカリ油、ヒバ油、タイム油およびティートリー油からなる群から選ばれる少なくとも一種の精油であることを特徴とする請求項7に記載の害虫忌避粘着シート。
  9. 前記害虫忌避成分が、ラベンダー油であることを特徴とする請求項7に記載の害虫忌避粘着シート。
  10. 前記透過制御層は、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンもしくはポリスチレンからなるフィルム、紙または布であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  11. 前記透過制御層は、ポリエチレンまたは無延伸ポリプロピレンからなるフィルムであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  12. 前記透過制御層の厚さは、20〜50μmであることを特徴とする請求項10または11に記載の害虫忌避粘着シート。
  13. 前記バリア層は、ポリエステル、ポリハロゲン化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリカーボネートまたはポリテトラフルオロエチレンからなるフィルムであることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  14. 前記バリア層は、ポリエチレンテレフタレートからなるフィルムであることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  15. 前記バリア層の厚さは、25〜45μmであることを特徴とする請求項13または14に記載の害虫忌避粘着シート。
  16. 表面側から順に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを積層してなることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  17. 前記害虫忌避粘着シートの表面側から認識可能な印刷層をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  18. 前記印刷層は、前記バリア層に印刷されてなる層であり、
    前記害虫忌避層および前記透過制御層は透明である
    ことを特徴とする請求項17に記載の害虫忌避粘着シート。
  19. 表面側から順に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記印刷層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを積層してなり、
    前記透過制御層および前記害虫忌避層が透明である
    ことを特徴とする請求項17または18に記載の害虫忌避粘着シート。
  20. 前記粘着剤層の粘着面には、剥離シートが積層されていることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  21. 形状が円形であることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  22. 1枚の剥離シート上に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを備えた積層体が、平面方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  23. 1枚の剥離シート上に、前記透過制御層と、前記害虫忌避層と、前記印刷層と、前記バリア層と、前記粘着剤層とを備えた積層体が、平面方向に複数設けられていることを特徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の害虫忌避粘着シート。
  24. 前記積層体の形状が円形であることを特徴とする請求項22または23に記載の害虫忌避粘着シート。
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