JP4070361B2 - 保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、個人で作成した文字や画像の情報を出力するシートに関するものであり、特に品物や壁に貼り付けて使用する接着剤付き印刷シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
個人で作成した文字や画像の情報は、インクジェットプリンタなどの出力装置を用いて、普通紙や専用紙などに出力することができる。また、その普通紙や専用紙などの裏面に接着剤などが塗布され、剥離材で覆われているシール状のものは、その剥離材を剥がして、他の品物や壁などに貼り付けることができる。
【0003】
しかし、情報を出力した普通紙や専用紙の表面は水分などに弱く、水のかかる恐れのある品物や壁に貼り付けることができなかった。また空気中の水分などでも、情報を出力した面に影響を及ぼすことがあった。そこで、どのような場所でも貼り付けて使用できるように、情報を出力した面上に透明な保護シートを貼り付けて使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの場合、情報を出力した面に保護シートを四角にきっちり合わせて貼り付けることができず、印刷したシートと保護シートの角や辺がずれていることがあり、見た目にきれいでないことがあった。
【0005】
また、予め印刷シートより大きな保護シートを用意しておき、印刷シートに貼り付けた後にはみ出している部分を切るものや、最初から使うサイズよりも印刷シートと保護シートが大きなサイズにしてあり、保護シートを貼り付けた後に使うサイズに切るものもあり、切る手間がかかったり、時には切り間違いを起こしたりすることがあった。
【0006】
さらに、ラミネートフィルムを用いて、機械を使ってきれいに貼り付けることはできるが、その機械が必要であり、高価になるのが問題であった。
【0007】
したがって本発明は、簡単にきれいに保護シートを印刷面に貼り合わせることができ、安価な接着剤付き印刷シートを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成させる本発明の保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートは、インクジェットプリンタ用印刷層、基材、接着層、剥離材という順で層状になっている印刷シートと、剥離材、接着層、基材という順で層状になっている保護シートとがあり、少なくとも保護シートの基材が透明で、印刷シートのインクジェットプリンタ用印刷層と保護シートの剥離材とが同一面にあり、印刷シートの基材と保護シートの基材とが一端で接合されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明を詳細に説明する。ただし、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、請求項に記載されている保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート1である。印刷シート6は、インクジェットプリンタ用印刷層11、基材12、接着層13、剥離材14という順で層状になっている。保護シート7は、剥離材15、接着層16、基材17という順で層状になっている。印刷シート6のインクジェットプリンタ用印刷層11と保護シート7の剥離材15とが同一面にあり、印刷シート6の基材12と保護シート7の基材17とが一端(接合部18)で接合されている。
【0011】
インクジェットプリンタ用印刷層の厚みは1〜100μmの範囲にして、主に水性樹脂からなり、インクの定着性や吸収性を上げるために各種微粒子などを混合して、必要に応じてこれらの性能を害しない程度の、酸化防止剤、レベリング剤などの添加剤を混ぜることもある。水性樹脂としては、ポリビニルアルコール類、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリル酸エステルなどが使用できる。微粒子としては、粒径が1〜10μmで、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウムなどや、酸化チタンなどの金属系微粒子、及びポリエチレン、ポリスチレンなどのプラスティック系微粒子などがある。
【0012】
透明な基材としては、厚みが25〜175μmの範囲のものが好ましく、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、メタクリル酸メチル、ポリスチレン等の樹脂フィルムが好ましい。また、印刷シートの基材の場合、上記の透明な基材と同じものでも、紙や合成紙などや、透明でない柔軟性のあるプラスティックなどでも構わない。
【0013】
接着剤としては、アクリル酸エステル共重合樹脂、メタクリル酸エステル共重合樹脂、変性酢酸ビニル樹脂などを、乾燥膜厚5μmになるように塗布・乾燥して生成する。
【0014】
剥離材としては、例えばシリコン系樹脂などの剥離性を発揮する樹脂が塗布された合成紙などからできている厚さ30μmの剥離紙を利用することができる。
【0015】
請求項のそれぞれの層、すなわち印刷シートのインクジェットプリンタ用印刷層、接着剤、剥離材、保護シートの接着剤、剥離材は、それぞれを個々に塗布・乾燥、もしくは貼り付けを、バーコーター、ロールコーター、ブレードコーターなどを用いて行なうことにより形成する。
【0016】
請求項の接合部は、それぞれの層を形成した後に接合する。接合の方法は、新たに接合部に接着剤を塗布して接合する。
【0017】
印刷シートのインクジェットプリンタ用印刷層と保護シートの剥離材とを同一面にするために、接合する時に印刷シートのインクジェットプリンタ用印刷層と保護シートの剥離材とが同一面になるように配置する
【0018】
【実施例】
本発明の請求項について説明する。
【0019】
印刷シートと保護シートの両方の基材に、厚さ75μmのポリエステルフィルムを使用した。
【0020】
印刷シートは、インクジェットプリンタ用印刷層、接着層、剥離材の順に形成し、作製した。印刷シートのインクジェットプリンタ用印刷層は、ポリビニルアルコール9重量部、シリカ微粒子9重量部、水82重量部に調合された塗工液を、乾燥膜厚が20μmになるように、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形成した。印刷シートの接着層は、アクリル酸エステル共重合樹脂10重量部、イソプロピルアルコールを90重量部に調合された接着液を、乾燥膜厚が5μmになるように、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形成した。印刷シートの剥離材は、その接着層上に厚さ30μmの剥離紙を貼り合わせて形成した。
【0021】
保護シートは、接着層、剥離材の順に形成し、作製した。保護シートの接着層は、アクリル酸エステル共重合樹脂10重量部、イソプロピルアルコールを90重量部に調合された接着液を、乾燥膜厚が5μmになるように、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形成した。保護シートの剥離材は、その接着層上に厚さ30μmの剥離紙を貼り合わせて形成した。
【0022】
図1のように、印刷シートと保護シートのそれぞれの一辺を合わせて、エポキシ系の接着剤を用いて接着し、一端を接合した。
【0023】
このようにして、本発明の請求項に記載した保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートを作製した。
【0024】
[使用例1]実施例で作製した保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートで、A3サイズのものをインクジェットプリンタにセットし、個人で作成した画像を出力し、保護シートの剥離紙を剥がし、画像上に貼り合わせ、風呂場の壁に貼り付けて使用した。殺風景な風呂場の壁が楽しくなった。
【0025】
[使用例2]実施例で作製した保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートで、A5サイズのものをインクジェットプリンタにセットし、個人で作成した画像を出力し、保護シートの剥離材を剥がし、画像上に貼り合わせ、A5サイズのマウスパッド上に貼り付けることにより、使用した。好きな画像のマウスパッドを使用でき、楽しく作業を進められるようになった。
【0026】
【発明の効果】
本発明の保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートを使用すれば、そのまま出力装置にかけることができ、個人で作成した文字や画像の情報を出力し、保護シートの剥離材を剥がして、情報を出力した面上に貼ることにより、情報が保護することができ、印刷シートの剥離材を剥がして、品物や壁に貼り付けることにより、その出力情報を簡易に安価にどんな場所でも楽しめるようになった。これにより、家の中の壁紙や風呂場用の壁紙に利用したり、マウスパッドに貼り付けて利用したり、シールとして利用したりと、個人用に楽しめる題材が増え、生活の楽しみも増えた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項に記載した形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 印刷シート
2 保護シート
11 インクジェットプリンタ用印刷層
12 基材
13 接着層
14 剥離材
15 剥離材
16 接着層
17 基材
18 接合部

Claims (1)

  1. インクジェットプリンタ用印刷層、基材、接着層、剥離材という順で層状になっている印刷シートと、剥離材、接着層、基材という順で層状になっている保護シートとがあり、少なくとも保護シートの基材が透明で、印刷シートのインクジェットプリンタ用印刷層と保護シートの剥離材とが同一面にあり、印刷シートの基材と保護シートの基材とが一端で接合されていることを特徴とする保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート。
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