JP2001010293A - 保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート - Google Patents
保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートInfo
- Publication number
- JP2001010293A JP2001010293A JP11185521A JP18552199A JP2001010293A JP 2001010293 A JP2001010293 A JP 2001010293A JP 11185521 A JP11185521 A JP 11185521A JP 18552199 A JP18552199 A JP 18552199A JP 2001010293 A JP2001010293 A JP 2001010293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- printing
- layer
- adhesive
- protective sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Abstract
ートで、特に品物や壁に貼り付けて使用するものであ
り、その情報を出力した面に保護シートを容易に貼り付
けることができ、安価で個人で簡単に利用できる印刷シ
ートを提供する。 【解決手段】情報を出力する印刷シートとその情報を出
力した面を保護する保護シートとが、一端で接合してい
て、そのまま出力装置にかけられる、保護シートと一体
化した接着剤付き印刷シートである。
Description
字や画像の情報を出力するシートに関するものであり、
特に品物や壁に貼り付けて使用する接着剤付き印刷シー
トに関する。
ーザプリンタやインクジェットプリンタなどの出力装置
を用いて、普通紙や専用紙などに出力することができ
る。また、その普通紙や専用紙などの裏面に接着剤など
が塗布され、剥離材で覆われているシール状のものは、
その剥離材を剥がして、他の品物や壁などに貼り付ける
ことができる。
表面は水分などに弱く、水のかかる恐れのある品物や壁
に貼り付けることができなかった。また空気中の水分な
どでも、情報を出力した面に影響を及ぼすことがあっ
た。そこで、どのような場所でも貼り付けて使用できる
ように、情報を出力した面上に透明な保護シートを貼り
付けて使用している。
合、情報を出力した面に保護シートを四角にきっちり合
わせて貼り付けることができず、印刷したシートと保護
シートの角や辺がずれていることがあり、見た目にきれ
いでないことがあった。
トを用意しておき、印刷シートに貼り付けた後にはみ出
している部分を切るものや、最初から使うサイズよりも
印刷シートと保護シートが大きなサイズにしてあり、保
護シートを貼り付けた後に使うサイズに切るものもあ
り、切る手間がかかったり、時には切り間違いを起こし
たりすることがあった。
械を使ってきれいに貼り付けることはできるが、その機
械が必要であり、高価になるのが問題であった。
シートを印刷面に貼り合わせることができ、安価な接着
剤付き印刷シートを提供するものである。
本発明の保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート
は、印刷層、基材、接着層、剥離材という順で層状にな
っている印刷シートと、剥離材、接着層、基材という順
で層状になっている保護シートとがあり、少なくとも保
護シートの基材が透明で、印刷シートの印刷層と保護シ
ートの剥離材とが同一面にあり、印刷シートの基材と保
護シートの基材とが一端で接合されていることを特徴と
するものや、もしくは、印刷層、透明な基材、接着層、
剥離材という順で層状になっている印刷シートと、剥離
材、接着層、透明な基材という順で層状になっている保
護シートとがあり、印刷シートの印刷層と保護シートの
剥離材とが同一面にあり、印刷シートの透明な基材と保
護シートの透明な基材とが一体ものであることを特徴と
するものである。
説明する。ただし、本発明はこれらの形態に限定される
ものではない。
ートと一体化した接着剤付き印刷シート1である。印刷
シート6は、印刷層11、基材12、接着層13、剥離
材14という順で層状になっている。保護シート7は、
剥離材15、接着層16、基材17という順で層状にな
っている。印刷シート6の印刷層11と保護シート7の
剥離材15とが同一面にあり、印刷シート6の基材12
と保護シート7の基材17とが一端(接合部18)で接
合されている。
ートと一体化した接着剤付き印刷シート2である。印刷
シート8は、印刷層21、透明な基材22、接着層2
3、剥離材24という順で層状になっている。保護シー
ト9は、剥離材25、接着層26、透明な基材22とい
う順で層状になっている。印刷シート8の印刷層21と
保護シート9の剥離材25とが同一面にあり、印刷シー
ト8と保護シート9の透明な基材22は一体ものであ
る。
で出力する場合には、インクジェットインク受容層から
なり、レーザプリンタならレーザプリンタトナー用受容
層からなるなど、出力機に適した受容層を形成してお
く。
る場合、印刷層の厚みは1〜100μmの範囲にして、
主に水性樹脂からなり、インクの定着性や吸収性を上げ
るために各種微粒子などを混合して、必要に応じてこれ
らの性能を害しない程度の、酸化防止剤、レベリング剤
などの添加剤を混ぜることもある。水性樹脂としては、
ポリビニルアルコール類、ポリウレタン、ポリエステ
ル、ポリアクリル酸エステルなどが使用できる。微粒子
としては、粒径が1〜10μmで、シリカ、アルミナ、
炭酸カルシウムなどや、酸化チタンなどの金属系微粒
子、及びポリエチレン、ポリスチレンなどのプラスティ
ック系微粒子などがある。
る程度の柔軟性を必要とするので、厚みが25〜175
μmの範囲のものが好ましく、ポリエステル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル、メタクリル酸メチル、ポリスチレン等の樹脂フィ
ルムが好ましい。また、請求項1に記載されている印刷
シートの基材の場合、上記の透明な基材と同じもので
も、紙や合成紙などや、透明でない柔軟性のあるプラス
ティックなどでも構わない。
合樹脂、メタクリル酸エステル共重合樹脂、変性酢酸ビ
ニル樹脂などを、乾燥膜厚5μmになるように塗布・乾
燥して生成する。
どの剥離性を発揮する樹脂が塗布された合成紙などから
できている厚さ30μmの剥離紙を利用することができ
る。
刷シートの印刷層、接着剤、剥離材、保護シートの接着
剤、剥離材は、それぞれを個々に塗布・乾燥、もしくは
貼り付けを、バーコーター、ロールコーター、ブレード
コーターなどを用いて行なうことにより形成する。
した後に接合することも、形成する前に接合することも
できる。接合の方法は、新たに接合部に接着剤を塗布し
て接合する方法や圧着、熱融着などの方法がある。また
図3のように、保護シートの接着剤を利用し、折り曲げ
て接合する方法もある。
とを同一面にするために、請求項1では、接合する時に
印刷シートの印刷層と保護シートの剥離材とが同一面に
なるように配置し、請求項2では、それぞれの層を形成
する時に同一面になるように塗布面を塗り分ける。
トがインクジェットプリンタ用である場合について説明
する。
厚さ75μmのポリエステルフィルムを使用した。
順に形成し、作製した。印刷シートの印刷層は、ポリビ
ニルアルコール9重量部、シリカ微粒子9重量部、水8
2重量部に調合された塗工液を、乾燥膜厚が20μmに
なるように、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形
成した。印刷シートの接着層は、アクリル酸エステル共
重合樹脂10重量部、イソプロピルアルコールを90重
量部に調合された接着液を、乾燥膜厚が5μmになるよ
うに、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形成し
た。印刷シートの剥離材は、その接着層上に厚さ30μ
mの剥離紙を貼り合わせて形成した。
し、作製した。保護シートの接着層は、アクリル酸エス
テル共重合樹脂10重量部、イソプロピルアルコールを
90重量部に調合された接着液を、乾燥膜厚が5μmに
なるように、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形
成した。保護シートの剥離材は、その接着層上に厚さ3
0μmの剥離紙を貼り合わせて形成した。
それぞれの一辺を合わせて、エポキシ系の接着剤を用い
て接着し、一端を接合した。
した保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートを作
製した。
1に記載した印刷シートと保護シートの接合方法と異な
る場合について説明する。
施例1に記載した方法で作製した。保護シートの剥離材
を端から5mmの位置で、スリッターを用いてスリット
を施し、その部分の剥離材を剥がして、印刷シートの印
刷層の端に貼り付け、スリット位置で折り曲げることに
より、印刷シートの印刷層と保護シートの剥離材を同一
面にして、印刷シートと保護シートの一端を接合した。
した保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートを作
製した。
ートがインクジェットプリンタ用である場合について説
明する。
透明な基材に、厚さ75μmのポリエステルフィルムを
使用した。
分に、ポリビニルアルコール9重量部、シリカ微粒子9
重量部、水82重量部に調合された塗工液を、乾燥膜厚
が20μmになるように、バーコーターを用いて塗布・
乾燥させて形成した。印刷シートの接着層は、印刷層に
対して透明な基材を挟んで反対面に、アクリル酸エステ
ル共重合樹脂10重量部、イソプロピルアルコールを9
0重量部に調合された接着液を、乾燥膜厚が5μmにな
るように、バーコーターを用いて塗布・乾燥させて形成
した。印刷シートの剥離材は、その接着層上に厚さ30
μmの剥離紙を貼り合わせて形成した。
層側の残り半分に、アクリル酸エステル共重合樹脂10
重量部、イソプロピルアルコールを90重量部に調合さ
れた接着液を、乾燥膜厚が5μmになるように、バーコ
ーターを用いて塗布・乾燥させて形成した。保護シート
の剥離材は、その接着層上に厚さ30μmの剥離紙を貼
り合わせて形成した。
した保護シートと一体化した接着剤付き印刷シートを作
製した。
トと一体化した接着剤付き印刷シートで、A3サイズの
ものをインクジェットプリンタにセットし、個人で作成
した画像を出力し、保護シートの剥離紙を剥がし、画像
上に貼り合わせ、風呂場の壁に貼り付けて使用した。殺
風景な風呂場の壁が楽しくなった。
トと一体化した接着剤付き印刷シートで、A5サイズの
ものをインクジェットプリンタにセットし、個人で作成
した画像を出力し、保護シートの剥離材を剥がし、画像
上に貼り合わせ、A5サイズのマウスパッド上に貼り付
けることにより、使用した。好きな画像のマウスパッド
を使用でき、楽しく作業を進められるようになった。
付き印刷シートを使用すれば、そのまま出力装置にかけ
ることができ、個人で作成した文字や画像の情報を出力
し、保護シートの剥離材を剥がして、情報を出力した面
上に貼ることにより、情報が保護することができ、印刷
シートの剥離材を剥がして、品物や壁に貼り付けること
により、その出力情報を簡易に安価にどんな場所でも楽
しめるようになった。これにより、家の中の壁紙や風呂
場用の壁紙に利用したり、マウスパッドに貼り付けて利
用したり、シールとして利用したりと、個人用に楽しめ
る題材が増え、生活の楽しみも増えた。
図。
図。
なる接合方法を示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】印刷層、基材、接着層、剥離材という順で
層状になっている印刷シートと、剥離材、接着層、基材
という順で層状になっている保護シートとがあり、少な
くとも保護シートの基材が透明で、印刷シートの印刷層
と保護シートの剥離材とが同一面にあり、印刷シートの
基材と保護シートの基材とが一端で接合されていること
を特徴とする保護シートと一体化した接着剤付き印刷シ
ート。 - 【請求項2】印刷層、透明な基材、接着層、剥離材とい
う順で層状になっている印刷シートと、剥離材、接着
層、透明な基材という順で層状になっている保護シート
とがあり、印刷シートの印刷層と保護シートの剥離材と
が同一面にあり、印刷シートの透明な基材と保護シート
の透明な基材とが一体ものであることを特徴とする保護
シートと一体化した接着剤付き印刷シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18552199A JP4070361B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18552199A JP4070361B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001010293A true JP2001010293A (ja) | 2001-01-16 |
JP4070361B2 JP4070361B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
ID=16172259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18552199A Expired - Fee Related JP4070361B2 (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4070361B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012013887A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Pastel Corp | 取っ手付き再剥離シール |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18552199A patent/JP4070361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012013887A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Pastel Corp | 取っ手付き再剥離シール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4070361B2 (ja) | 2008-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2001126125A (ru) | Чувствительная к давлению ламинированная лента из бумаги и пластиковой пленки | |
JPH10501478A (ja) | 両面が被覆されている再付着可能なテープのパッドを備えたアルバム | |
JP7062508B2 (ja) | ラベル及びこれが連接してなるラベルシート | |
JP2001010293A (ja) | 保護シートと一体化した接着剤付き印刷シート | |
JP2007046028A (ja) | 粘着シートと両面テープ及び離型紙 | |
JP2001293976A (ja) | シート類付きフォーム | |
JP3416816B2 (ja) | 印字用シート | |
JP2004093790A (ja) | 粘着式掲示板装置 | |
JP2000255173A (ja) | 熱転写受像用紙 | |
JP5648337B2 (ja) | 配送伝票 | |
JP2000218960A (ja) | 抗菌性カバー | |
JP3530569B2 (ja) | カード又は用紙等のラミネート方法 | |
JP2002348548A (ja) | ミクロ吸盤粘着剤付き広告ポスターシートの製造方法 | |
KR200292442Y1 (ko) | 서류에 접착식으로 위치이동 가능하게 부착하기 위한위치이동 가능한 지지 기재를 갖는 라벨 제품 | |
JP2008095057A (ja) | 機能性粘着フイルム、及び、印刷離型紙。 | |
JPH091719A (ja) | 目隠し転写用品 | |
JP2000129224A (ja) | 装飾用粘着シート | |
JPH01311182A (ja) | 再剥離性シール材 | |
JP2540459Y2 (ja) | 写真アルバム | |
JP2021088615A (ja) | 剥離紙付粘着シート | |
JP3505707B2 (ja) | 印字用シート | |
JP2007090611A (ja) | 展示パネル用台板及び展示パネル | |
JP2004037780A (ja) | 情報表示体 | |
JPH0750224Y2 (ja) | 台紙等に固定しやすい二次情報印字カ−ド | |
JP2006276137A (ja) | 展示パネル用台板と印刷シートを用いた展示パネル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071011 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |