JP2002197602A - 磁気抵抗非対称性を補正するための装置及び方法 - Google Patents

磁気抵抗非対称性を補正するための装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】磁気抵抗ヘッドからの非対称パルスが簡単かつ
効果的に補正されるように磁気抵抗非対称性補正装置及
び方法を提供する。 【解決手段】シフト回路、第1の利得回路、第2の利得
回路、及び第3の利得回路を備える。シフト回路は非対
称性の極性に応じて、シフト値を読取り信号に対して加
算又は除算することでシフトされた読取り信号を生成す
る。シフト回路は読取り信号、シフトされた読取り信
号、及びシフト値を生成する。第1、第2、及び第3の
利得回路は、それぞれ読取り信号、シフトされた読取り
信号、及びシフト値を受信し、それぞれの制御信号に応
じて増幅された出力をそれぞれが生成する。制御手段は
読取り信号を受信し、読取り信号の任意の非対称性の極
性を検出し、必要とする補正の量に応じて、シフト回路
へ極性信号を与えるとともに、第1、第2、及び第3の
利得回路へ、それぞれの制御信号を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗ヘッドの
分野に関するもので、特に該磁気抵抗ヘッドからの出力
(読取り信号)の非対称性(磁気抵抗非対称性ともい
う)を補正するための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術および背景となる技術】ディスク・ドライ
ブで現在使用されている磁気抵抗ヘッド(以下、MRヘ
ッドともいう)は、温度やバイアス・ポイント変化等の
様々な理由による非対称パルスをしばしば生ずる。
【0003】図2に示すような波形の非対称性は以下の
式によって与えられる。すなわち、
【0004】 非対称性 = (最大値 − 最小値)/最大値
【0005】もし最小値が30mVであり、最大値が6
0mV(絶対値)であるならば、非対称性は50%とな
る。このことを負の非対称性と定義する(図2参照)。
【0006】非対称性の問題は、回路技術を用いる前に
解決されてきてた。補正回路の目的は、そのような非対
称波長を利用し、それを正及び負のパルスが等しくなる
ように(すなわち、対称となるように)整形する。
【0007】米国特許第6,072,647号は、MR
ヘッドにおけるバイアス電流を変えることでMRヘッド
の非対称性を補正する方法を開示している。これは、再
生信号に基づいている。
【0008】米国特許第6,043,943号(特公平
10−214403号公報)はマッチング遅延回路を必
要とする非対称性補正の方法を開示している。
【0009】米国特許第5,943,177号は、ピー
ク検出及び整流回路に基づいた非対称性の検出方法及び
補正の方法を開示している。また、この方法は信号の正
及び負のローブを分けることを含む。
【0010】特開平06−23410号公報は、MRヘ
ッドにおけるバイアス電流を変化させる補正方法を開示
している。
【0011】米国特許第6,052,245号は、非対
称性を補正するため積算方法の遅延に基づいたデジタル
・インプリメンテーションである検出方法を開示してい
る。
【0012】米国特許第5,999,349号は、非対
称性を補正するためのデジタル方法を開示している。こ
の特許では、タップ重みが変化して波長の形状を変える
方法が記載されている。しかし、この非対称性補正方法
は複雑である。
【0013】米国特許第5,986,831号は、複数
の試料を複数のステータスに区分するデジタル・フイル
タを使用し、続いて等化波形を生成する回路を使用する
MR非対称性検出を処理する。
【0014】米国特許第5,787,005号は、ピー
ク・ホールド回路に基づいた方法を開示している。
【0015】従来の非対称性補正方法の多くがヘッド・
バイアス電流の変化に依存し、または補正を実施する上
でマッチング遅延回路の使用に依存していることから、
パフォーマンスは制御困難であるレイアウト及びプロセ
ス・パラメータに対してかなり依存するものである。
【0016】したがって、制御困難なレイアウト及びプ
ロセス・パラメータとは独立した改善された非対称性補
正回路を提供し、それによって従来の問題点や限界を克
服することが求められている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
第1の目的は、磁気抵抗非対称性補正装置及び方法を提
供することである。
【0018】本発明の別の目的は、磁気抵抗ヘッドから
の非対称パルスが簡単かつ効果的に補正されるように上
記の問題点を解決する磁気抵抗非対称性補正装置及び方
法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のそれらの目的及
び他の目的は、以下に説明する方法及び装置によって達
成される。
【0020】本発明の一態様によれば、補正の範囲と実
際の回路の大きさから、模範的な実施形態のインプリメ
ンテーションはBICMOS技術での読取りチャンネル
に対して十分に適している。
【0021】本発明の一態様によれば、模範的な実施形
態例は研究室及びシミュレーションの両方で効果的であ
ることが明らかになった。
【0022】本発明の一態様によれば、模範的な実施形
態例は磁気抵抗(MR)ヘッドの歩留まりを有利に増加
させる。なぜなら、回路を読取りパスに置くことで、よ
りいっそう大きなヘッド非対称性を許容し、ドライブ上
での許容エラー率を得ることが可能であろう。非対称性
がより大きなヘッドを出荷することで、構成部品の歩留
まりが増える。
【0023】本発明の一態様によれば、非対称性の量の
検出又は測定を行うことなく、非対称性の補正は有利に
達成される。
【0024】本発明の一態様によれば、本発明の模範的
な実施形態例では、磁気抵抗(MR)ヘッドにおけるバ
イアス条件の変化が含まれない。その代わり、模範的な
実施形態例は読取りチャンネルにおいて非線形及び線形
差動段階を用いることによるアナログ波形の整形の新規
な方法を用いる。
【0025】本発明の一態様によれば、模範的な実施形
態例は、正及び負のパルスが等しくなるように非対称性
を補正する。
【0026】本発明の一態様によれば、模範的な実施形
態例は、従来の方法とはかなり異なる方法で非対称性を
補正する。補正を実施する際にマッチング遅延回路に依
存する既知の非対称性補正回路と比較して、本発明の模
範的な実施形態例はマッチング遅延回路を必要としな
い。したがって、本発明の模範的な実施形態例の実施
は、制御が困難なレイアウト及びプロセス・パラメータ
とは無関係である。
【0027】本発明の一態様によれば、 磁気抵抗ヘッ
ドの磁気抵抗非対称性を補正するための回路装置は、シ
フト回路、第1の利得回路、第2の利得回路、及び第3
の利得回路を備える。ここで、シフト回路は、磁気抵抗
ヘッドの読取り信号と読取り信号の任意の非対称性の極
性を示す極性信号とを受信する。また、シフト回路は非
対称性の極性に応じて、シフト値を読取り信号に対して
加算又は除算することでシフトされた読取り信号を生成
する。さらに、シフト回路は読取り信号、シフトされた
読取り信号、及びシフト値を生成する。第1の利得回
路、第2の利得回路、及び第3の利得回路は、それぞれ
読取り信号、シフトされた読取り信号、及びシフト値を
受信し、それぞれの制御信号を受信する。また第1の利
得回路、第2の利得回路、及び第3の利得回路は、それ
ぞれの制御信号に応じて増幅された出力をそれぞれが生
成する。
【0028】本発明の一態様によれば、それぞれの制御
信号及び極性信号は、制御手段によって読取り信号から
派生し、制御手段は読取り信号を受信し、読取り信号の
任意の非対称性の極性を検出し、必要とする補正の量に
応じて、シフト回路へ極性信号を与えるとともに、第1
の利得回路、第2の利得回路、及び第3の利得回路へ、
それぞれの制御信号を与える。
【0029】本発明の一態様によれば、第1の利得回
路、第2の利得回路、及び第3の利得回路からのそれぞ
れの出力を統合された出力として受信し、また統合され
た出力に作用するように任意の共通モードを補正する共
通モード調整手段を有する。また、共通モード調整手段
は共通モード・フィードバック回路を有するものであて
もよい。さらに、第1の利得回路、第2の利得回路、及
び第3の利得回路からのそれぞれの出力を受信し、また
共通モード調整手段へ統合された出力を与える一対のエ
ミッタ・フォロワを有するものであってもよい。
【0030】本発明の一態様によれば、制御手段は、読
取り信号を受信し、読取り信号での任意の非対称性及び
任意の非対称性の極性を検出し、極性信号を生成し、さ
らに必要とする非対称性の補正量を示すデジタル補正信
号を生成する検出手段と、デジタル補正信号を受信し、
必要とする補正量に応じて第1の利得回路、第2の利得
回路、及び第3の利得回路に対してそれぞれの制御信号
を生成するデジタル・アナログ変換器とを有する。
【0031】本発明の一態様によれば、第1の利得回
路、第2の利得回路、及び第3の利得回路は、所定の相
互コンダクタンス特性を持つ差動増幅器対を有し、所定
の相互コンダクタンス特性は差動増幅器対の一方の側へ
電流を印加することで変化する。第1の利得回路、第2
の利得回路、及び第3の利得回路は、一実施形態例とし
て差動バイポーラ・トランジスタ対であってもよい。
【0032】本発明の一態様によれば、磁気抵抗ヘッド
からの読取り信号における非対称性を補正するための方
法であって、読取り信号の非対称性の量と検出された非
対称性の極性とを検出するステップと、変更されていな
い読取り信号を受信する線形利得段階である第1の利得
段階、検出された非対称性の極性に基づいてシフト値に
よって変更された読取り信号を受信する非線形利得段階
である第2の利得段階、及びシフト値を受信する第3の
利得段階のそれぞれの出力を統合することによって補正
された読取り信号を生成するステップとを有する。ここ
で、第1の利得段階、第2の利得段階、及び第3の利得
段階は、検出された非対称性に基づいて制御された利得
をそれぞれが有する。
【0033】本発明の上記態様及びそれらとは別の態様
は、以下の詳細な説明によって明らかになるだろう。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好ましい実施形態例を説明する。なお、以下に説明す
る実施形態例はあくまでも例として示すものであり、特
定の物理的構成に本発明の概念を限定するために構成さ
れるものではないことに留意すべきである。
【0035】既に説明したように、ディスク・ドライブ
に現在使用される磁気抵抗(MR)ヘッドは、温度及び
バイアス・ポイントの変動等、様々な理由で非対称パル
スをしばしば生ずる。以下に説明する模範的な回路にイ
ンプリメントされた本発明の目的は、そのような非対称
波形を利用し、正及び負のパルスが等しく(すなわち、
対称的に)なるように整形することである。すなわち、
非対称性の補正は、非対称性の量を検出又は測定するこ
となく、有利に達成することである。
【0036】図1は、本発明に基づく実施形態例として
の磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正装置を説明す
るためのブロック図である。図1のブロック図では、磁
気抵抗(MR)ヘッドブロック1が磁気抵抗(MR)ヘ
ッド104を有するディスク・ドライブの磁気抵抗読取
りチャンネルを構成する読取り経路内で可変利得増幅器
102と低域濾波回路(ロー・パス・フィルタ)103
との間にMR非対称性補正回路101が置かれている。
図に示すように、磁気抵抗ヘッド読取チャンネルは、M
Rヘッド104、該MRヘッド104からの読取り信号
を受信するとともに前置増幅した読取り信号を出力する
前置増幅器105と、前置増幅した読取り信号を受信す
るとともに補正した読取り信号を出力する非対称性補正
回路101と、前記補正した読取り信号を受信するとと
もに濾過した読取り信号を出力する低域濾波回路103
と、濾過した読取り信号を受信するとともにそれを表す
デジタル信号を出力するアナログ・デジタル変換器10
6とを有する。
【0037】模範的実施形態例のインプリメンテーショ
ンは、BICMOS技術での読取りチャンネルに十分適
しており、その理由として補正の範囲及び実際の回路の
大きさが挙げられる。模範的実施形態のインプリメンテ
ーションは、研究室及びシミュレーション実験で有効で
あることが示されている。模範的実施形態例は、MRヘ
ッドの歩留まりを有利に増加させる。なぜなら、読取り
経路内に回路を置くことでより大きなMRヘッド非対称
性を許容し、デバイス上の許容可能なエラー率を得るこ
とを可能とする。非対称性がよりいっそう大きいMRヘ
ッドの出荷が可能であることから、構成部品の歩留まり
を高めることができる。いくつかの従来の装置とは対照
的に、本発明はMRヘッドにおけるバイアス状態を変化
させることを有利に含まない。その代わりに、模範的実
施形態例は読取りチャンネルにおいて非線形及び線形差
動段を用いることによるアナログ波整形の新規な方法を
用いる。また、補正を行う際にマッチング遅延回路に依
存する他の周知の非対称性補正回路とは対照的に、本発
明の模範的実施例は、マッチング遅延回路を必要としな
い。したがって、本発明の模範的実施形態例の実行は、
制御が困難なプロセス・パラメータ及びレイアウトとは
無関係である。
【0038】本発明の模範的実施形態例に基づく磁気抵
抗(MR)非対称性補正にインプリメントされた概念を
以下に説明する。本発明の模範的実施形態例にもとづく
MR非対称性補正回路101は、動作の2つの基本的モ
ードを有する。第1のモードは正常モードである。MR
非対称性補正回路101は、おおよそ1つの対称的な利
得を有する信号を送る。第2のモードは補正モードであ
る。信号を対称性のあるものにするために該信号に対し
て電流のかたちで補正が加えられる。
【0039】この非対称性補正回路が根拠とする考え
は、差動双極対が特定の相互コンダクタンス(GM)特
性を持つということである。このGM特性は差動双極対
の一方の側に対して電流が好ましく印加されることで変
化する。線形化1:4:4:1差動双極対の典型的特性
を図3に示す(同様に参照すべき文献:James R. Schmo
ok, "An Input Stage Transcoductance Reduction Tech
nique for High-Slew Rate Operational Amplifiers",
IEEE Journal of Solid-State Circuits, vol. SC-10,
pp. 407-411, Dec. 1975)。
【0040】信号が通過すると、得られたそのような線
形化差動双極対Vout対Vinを図4に示す。入力信号
は、Vin=0Vを基準にして対称的となる。
【0041】差動対が非線形である場合のGM特性を図
5に示す。そのような差動双極対はよりいっそう小さ
く、そのことは図5から明らかである。図6は、図5の
GM特性を有する非線形化差動双極対から得たVout
in特性を示す。これらの効果を組み合わせることで非
対称性波形を補正することができることが分かる。
【0042】ここで上記した新規概念の模範的回路のイ
ンプリメンテーションを図7及び図8を参照しながら説
明する。図7及び図8は、本発明の模範的実施形態例に
もとづいた図1のMR非対称性補正回路101を説明す
るための回路図で、図7はMR非対称性補正回路101
の一部を示し、図8は、図7と接続したMR非対称性補
正回路101の残りの部分を示し、図7と図8とは相互
に続く。
【0043】概ね、図7及び図8を参照すると、MRヘ
ッド非対称性を補正するための回路装置は、MRヘッド
からの読取り信号(Vin)と読取り信号の非対称性の極
性検出に基づいた入力制御信号(極性)を受信するシフ
ト回路とを有する。非対称性の極性に応じて、シフト回
路704は読取り信号に対してシフト電圧を加算又は除
算のいずれか一方を行うことでシフトされた読取り信号
を生成する。シフト回路704は読取り信号、シフトさ
れた読取り信号、及びシフト電圧を出力する。第1、第
2、及び第3の利得回路701、702、及び703が
それぞれ与えられ、各々がデジタル・アナログ変換器
(DAC)707から各々の制御信号を受信する。第
1、第2、及び第3の利得回路701、702、及び7
03は、受信した各々の制御信号に基づいて該制御信号
の大きさに比例して増幅された出力信号をそれぞれ出力
する。
【0044】検出回路708は、読取り信号Vin及びそ
の極性における非対称性を検出し、所望の補正量に応じ
て各々の制御信号を極性の切り換え及びシフト制御を行
うシフト回路704、第1、第2、及び第3の利得回路
701、704、及び703へDAC707を介して送
る。検出回路708は、デジタル制御ループを有するも
のであってもよく、所望の補正量は、例えば該デジタル
制御ループによって決定される。ここで、当業者が容易
に理解できるように、検出回路708は当業者に知られ
ている他の多数の形態のいずれかを採用したものであっ
てもよい。例えば、可変利得増幅器/連続的タイム・フ
ィルタ(VGA/CTF)からの読取り信号出力は、ア
ナログ・デジタル変換器(ADC)によってデジタル化
され、ゲート化された試料の数が手作業で記録される。
続いて、適当な補正量がDAC707を介してアナログ
非対称性補正回路に与えられる。補正量は、ゲート化試
料に基づいて、MRヘッド非対称性の複雑な数学的計算
に基づいたものである。この全体的な制御プロセスは手
作業で行われるが、次世代の読取りチャンネルとして完
全に自動化されたものであってもよい。ここでは、その
ような完全に自動化された変形例の説明を省くことにす
る。なぜなら、本発明の完全理解に必要ではなく、また
別の特許出願の主題となるからである。
【0045】共通モード・フィードバック回路(CMF
B)705は、波形整形で生じた共通モードにおける変
化を調整する。
【0046】より詳細に実施形態例を検討することで、
図7及び図8においてVinで示されるMRヘッド読取り
信号は、2通りの方法で処理される。第1の方法では、
MRヘッド読取り信号は変化することなく第1の利得回
路(線形GM段階)701を通過し、一方他の方法では
第2の利得回路(非線形GM1段階)702で所定量の
補正(図7のVsift)がなされる。非対称回路は直流電
流をGM対Vin曲線の1つの側に加え、交流オフセット
が補正の間誘導される。
【0047】したがって、第2の非線形差動対、すなわ
ち何ら信号が印加されていない第3の利得回路(非線形
GM2段階)703は、この効果をキャンセルするため
に使用される。図7及び図8の極性切り換え及びシフト
制御回路704は、補正を正又は負の信号のいずれか一
方に対して加えるために使用される。次に、これら3つ
の差動対(すなわち線形GM段階701、非線形GM1
段階702及び非線形GM2段階703)の出力を合計
し、エミッタ・ホロワ706を用いて共通モード・フィ
ードバック回路(CMFB)705に接続する。
【0048】全ての異なる差動対の電流は、DAC70
7によって制御される。補正量に基づいた電流変化は信
号に必要である。補正量は、デジタル制御ループを介し
て決定される。図7及び図8に示す回路は、シミュレー
ション及び実験評価において最大で40%の非対称性を
補正することができる。
【0049】非線形差動対がシフト・アップして線形化
差動対に加算された場合、図9に示すようなGM特性が
生成される。したがって、Vout対Vin特性は、図10
に示すようなかたちに変わる。図中、y軸の右側部分の
曲線の勾配が左側部分の曲線の勾配よりも大きいことか
ら、この差動対は信号の正の部分を高め、その一方で負
の部分を維持する。このことは、正の補正(負の非対称
性)と呼ぶことができ、正の側の増幅が負の側の増幅よ
りも小さい。負の補正(正の非対称性)のVou t対Vin
特性を図11に示す。
【0050】例えば、双曲差動対は限定された差動範囲
を有し、その対は4:11:4差動対によって置き換わ
る。この非対称性補正方法は、2つの差動対のFM特性
を加算するものと考えられる。必要とする補正の大きさ
及び方向に依存して、GM特性が一方の側に、かつ適当
な電流で与えられる。
【0051】非対称信号がこの回路の中に入力される
と、非対称性の極性、すなわち正又は負の極性が測定か
ら得られる。非対称性の極性に応じて、信号に対してV
shiftが加算又は除算される。この非線形GM1段階7
02の段階で加えられたシフトは、線形GM段階701
の交流点を変える。非線形GM2段階703は、GM1
段階701からのものと等しい交流シフトを与えるが、
該線形GM段階701が同一の交流レベルを持つように
異符号である。
【0052】したがって、制御信号KASYMは、アナログ
・デジタル変換器(DAC)707に印加され、読取り
信号内の非対称性のほとんどが無くなるまで増加し始め
る。KASYMが増加するので、よりいっそう多くの線形特
性とよりいっそう劣った非線形特性のほとんどが波形の
整形に適用される。このことは線形段階701における
負荷抵抗器を通る電流を変化させるので、線形段階の共
通モードが移動する。共通モード・フィードバック(C
MFB)回路705は、低域濾波回路103(図1参
照)に入力されるMR補正回路出力(Vout)の共通
モードを補正する。
【0053】クレームされた発明の装置を製造し、かつ
使用する方法が図面を参照しながら説明した上記の好ま
しい実施形態例において十分に開示されていることは、
当業者が容易に理解することができるだろう。
【0054】また、上記した本発明の好ましい実施形態
例に対して特許請求の範囲に記載した発明の範囲から逸
脱することなく、本発明の等価物として種々の修正、変
更、及び付加が可能である。
【0055】上記の説明及び図面に示した本発明の好ま
しい実施形態例を構成する構成要素と等価な構成要素
は、上記実施形態例を構成する構成要素と置き換えて使
用することができる。しかし、このことは、と特定の等
価物又はその組み合わせに対して特許請求の範囲によっ
て規定された発明を限定するものではなく、全ての可能
な等価物の徹底的な処理を意味するものでもない。当業
者は、特許請求の範囲によって定められた本発明の精神
及び範囲内で使用できる既知の、又はこれから開発され
る他の等価な構成要素があることを理解するだろう。
【0056】例えば、上記の実施形態例は異なる双曲対
が優先的に電流を異なる対の一面に加えることによって
変化する特定の相互コンダクタンス(GM)特性を有す
るという考えに基づいているが、当業者は本発明が差動
双曲対に限定されるものではないことを理解するだろ
う。差動対の一方の側又は他方の側の利得が調整可能で
ある限り、任意の種類の差動利得段階、例えば電解効果
トランジスタを有するものを使用することができる。
【0057】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性を補正するた
めの装置であって、シフト回路、第1の利得回路、第2
の利得回路、及び第3の利得回路を備え、前記シフト回
路は、磁気抵抗ヘッドの読取り信号と前記読取り信号の
任意の非対称性の極性を示す極性信号とを受信するシフ
ト回路を有し、前記非対称性の極性に応じて、シフト値
を前記読取り信号に対して加算又は除算することでシフ
トされた読取り信号を生成し、また前記読取り信号、前
記シフトされた読取り信号、及び前記シフト値を生成す
るシフト回路であり、さらに、前記第1の利得回路、前
記第2の利得回路、及び前記第3の利得回路は、それぞ
れ前記読取り信号、前記シフトされた読取り信号、及び
前記シフト値を受信するとともに、それぞれの制御信号
を受信し、また前記第1の利得回路、前記第2の利得回
路、及び前記第3の利得回路は、前記それぞれの制御信
号に応じて増幅された出力をそれぞれが生成することを
特徴とする磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正装
置。 (2) 前記それぞれの制御信号及び前記極性信号は、
制御手段によって前記読取り信号から派生し、前記制御
手段は前記読取り信号を受信し、前記読取り信号の任意
の非対称性の極性を検出し、必要とする補正の量に応じ
て、前記シフト回路へ前記極性信号を与えるとともに、
前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び前記第
3の利得回路へ、前記それぞれの制御信号を与えること
を特徴とする上記(1)に記載の装置。 (3)前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び
前記第3の利得回路からの前記それぞれの出力を統合さ
れた出力として受信し、また前記統合された出力に作用
するように任意の共通モードを補正する共通モード調整
手段をさらに有することを特徴とする上記(1)に記載
の装置。 (4)前記共通モード調整手段は共通モード・フィード
バック回路を有することを特徴とする上記(3)に記載
の装置。 (5)前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び
前記第3の利得回路からの前記それぞれの出力を受信
し、また前記共通モード調整手段へ前記統合された出力
を与える一対のエミッタ・フォロワをさらに有すること
を特徴とする上記(3)に記載の装置。 (6)前記それぞれの制御信号及び前記極性信号は、制
御手段によって前記読取り信号から派生し、前記制御手
段は前記読取り信号を受信し、前記読取り信号の任意の
非対称性の極性を検出し、必要とする補正の量に応じ
て、前記シフト回路へ前記極性信号を与えるとともに、
前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び前記第
3の利得回路へ、前記それぞれの制御信号を与えるもの
で、前記制御手段は、前記読取り信号を受信し、前記読
取り信号での任意の非対称性及び前記任意の非対称性の
極性を検出し、前記極性信号を生成し、さらに必要とす
る非対称性の補正量を示すデジタル補正信号を生成する
検出手段と、前記デジタル補正信号を受信し、必要とす
る補正量に応じて前記第1の利得回路、前記第2の利得
回路、及び前記第3の利得回路に対して前記それぞれの
制御信号を生成するデジタル・アナログ変換器とを有す
ることを特徴とする上記(1)に記載の装置。 (7)磁気抵抗ヘッドからの読取り信号における非対称
性を補正するための方法であって、上記(1)に基づく
装置を利用することを含むことを特徴とする磁気抵抗ヘ
ッドの磁気抵抗非対称性補正方法。 (8)前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び
前記第3の利得回路は、所定の相互コンダクタンス特性
を持つ差動増幅器対を有し、前記所定の相互コンダクタ
ンス特性は前記差動増幅器対の一方の側へ電流を印加す
ることで変化することを特徴とする上記(1)に記載の
装置。 (9)前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び
前記第3の利得回路は、差動バイポーラ・トランジスタ
対を有することを特徴とする上記(8)に記載の装置。 (10)磁気抵抗ヘッドからの読取り信号における非対
称性を補正するための方法であって、上記(2)に基づ
く装置を利用することを含むことを特徴とする磁気抵抗
ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。 (11)磁気抵抗ヘッドからの読取り信号における非対
称性を補正するための方法であって、上記(3)に基づ
く装置を利用することを含むことを特徴とする磁気抵抗
ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。 (12)磁気抵抗ヘッドからの読取り信号における非対
称性を補正するための方法であって、上記(6)に基づ
く装置を利用することを含むことを特徴とする磁気抵抗
ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。 (13)磁気抵抗ヘッドからの読取り信号における非対
称性を補正するための方法であって、前記読取り信号の
非対称性の量と前記検出された非対称性の極性とを検出
するステップと、変更されていない前記読取り信号を受
信する線形利得段階である第1の利得段階、検出された
前記非対称性の極性に基づいてシフト値によって変更さ
れた前記読取り信号を受信する非線形利得段階である前
記第2の利得段階、及び前記シフト値を受信する第3の
利得段階のそれぞれの出力を統合することによって補正
された読取り信号を生成するステップとを有し、前記第
1の利得段階、前記第2の利得段階、及び前記第3の利
得段階は、検出された前記非対称性に基づいて制御され
た利得をそれぞれが有することを特徴とする磁気抵抗ヘ
ッドの磁気抵抗非対称性補正方法。 (14)磁気抵抗ヘッド読取りチャンネルで読取り信号
の任意の非対称性を補正する装置であって、前記読取り
信号の任意の非対称性と該非対称性の極性とを検出する
ための検出手段と、前記検出手段に基づいて前記読取り
信号の任意の検出された非対称性を補正するための補正
手段と、を備えたことを特徴とする装置。 (15)前記補正手段は、前記検出手段から非対称性極
性制御信号と前記読取り信号とを受信し、前記読取り信
号、シフトされた読取り信号、及びシフト信号を出力す
る極性切り換え及びシフト制御回路手段と、前記読取り
信号、前記シフトした読取り信号、及び前記シフト信号
をそれぞれ受信し、またそれぞれの出力を生成するため
に与えられた増幅の量を調整するそれぞれの別個の利得
制御信号を各々が受信する第1の利得手段、第2の利得
手段、及び第3の利得手段と、前記第1の利得手段、前
記第2の利得手段、及び前記第3の利得手段からの前記
それぞれの出力を受信して統合された出力とし、該統合
された出力で作用するように任意の共通モードを調整す
ることを特徴とする上記(14)に記載の装置。 (16)前記補正手段は、さらに、前記読取り信号にお
ける非対称性の量を示す前記検出手段からのデジタル信
号を受信し、受信された前記デジタルに基づいて前記第
1の利得手段、前記第2の利得手段、及び前記第3の利
得手段へ前記それぞれの利得制御信号を与えるデジタル
・アナログ変換手段を有することを特徴とする上記(1
5)に記載の装置。 (17)前記磁気抵抗ヘッド読取りチャンネルは、磁気
抵抗ヘッドと、前記磁気抵抗ヘッドからの読取り信号を
受信し、前置増幅された読取り信号を出力するように結
合した前置増幅器と、前記前置増幅された信号を受信
し、増幅された読取り信号を出力するように結合した可
変利得増幅器と、前記検出手段及び前記補正手段を有
し、かつ前記増幅された読取り信号の受信及び補正され
た読取り信号の出力を行うように結合した補正手段と、
前記補正された読取り信号を受信し、かつ濾過された読
取り信号を出力するように結合した低域濾波回路と、前
記濾過された読取り信号を受信し、該濾過された読取り
信号を表すデジタル信号を出力するアナログ・デジタル
変換器と、を備えることを特徴とする上記(14)に記
載の装置。 (18)前記第1の利得手段、前記第2の利得手段、及
び前記第3の利得手段は、所定の相互コンダクタンス特
性を持つ差動増幅器対をそれぞれ有し、さらに、前記所
定の相互コンダクタンス特性は前記差動増幅器対の一方
の側へ電流を印加することによって変化することを特徴
とする上記(15)に記載の装置。 (19)前記第一の利得回路、前記第二の利得回路、及
び前記第三の利得回路は、それぞれ異なる双極子対を有
することを特徴とする上記(18)に記載の装置。 (20)磁気抵抗ヘッドからの読取り信号の非対称性を
補正する方法であって、上記(14)に記載の装置の使
用が含まれることを特徴とする磁気抵抗ヘッド非対称性
補正方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例にもとづく磁気抵抗非対
称性補正装置を説明するためのブロック図である。
【図2】負の非対称性の波形の一例を示すグラフであ
る。
【図3】線形化双曲差動対の典型的な相互コンダクタン
ス(GM)特性を説明するためのグラフである。
【図4】図3のGM特性を有する線形化差動対から得た
out対Vin特性を説明するためのグラフである。
【図5】非線形化差動対の典型的なGM特性を説明する
ためのグラフである。
【図6】図5のGM特性を有する非線形差動対から得た
out対Vin特性を説明するためのグラフである。
【図7】図1に示す本発明の一実施形態例にもとづく磁
気抵抗非対称性補正回路を説明するための図8に続くブ
ロック図である。
【図8】図1に示す本発明の一実施形態例にもとづく磁
気抵抗非対称性補正回路を説明するための図7に続くブ
ロック図である。
【図9】正の補正(負の非対称性)について線形化差動
対に対してシフトアップ及び加算がなされた非線形差動
対のGM特性を示すグラフである。
【図10】正の補正(負の非対称性)について図9のG
M特性を有する差動対のVout及びVin特性を示すグラ
フである。
【図11】負の補正(正の非対称性)についてVout
in特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 磁気抵抗(MR)ヘッド非対称性補正回路
ブロック 101 MR非対称性補正回路 102 可変利得増幅器 103 低域濾波回路 104 磁気抵抗(MR)ヘッド 105 前置増幅器 106 アナログ・デジタル変換器 701 第1の利得回路(線形GM段階) 702 第2の利得回路(非線形GM1段階) 703 第3の利得回路(非線形GM2段階) 704 シフト回路(極性切り換え及びシフト制御
回路) 705 共通モード・フィードバック(CMFB)
回路 706 エミッタ・フロワ 707 アナログ・デジタル変換器(DAC) 708 検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャイディプ・バウミック アメリカ合衆国55901 ミネソタ州、 ロ ーチェウスター、 ハイウェイ・52、 ノ ース 2441 アパートメント3−208 (72)発明者 ロバート・アンドリュー・カーティス アメリカ合衆国55906 ミネソタ州、 ロ ーチェスター、 セブンティーンス・スト リート、 ノースイースト 2157 (72)発明者 カラス・ベレンダ・クラッセン アメリカ合衆国95120 カリフォルニア州、 サン・ノゼ、 アンジョウ・クリーク・ サークル 7171 (72)発明者 レイモンド・アラン・リチェッタ アメリカ合衆国55902 ミネソタ州、 ロ ーチェスター、 ハイ・メドウ・レーン、 サウスウェスト 922 (72)発明者 ジェイコブ・コーニリス・レオナルダス・ ヴァン・ペッペン アメリカ合衆国95123 カリフォルニア州、 サン・ノゼ、 フットヒル・ドライブ 972 Fターム(参考) 5D031 AA04 BB02 DD05 DD11 DD20 5D034 BA02 BB14

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性を補正
    するための装置であって、 シフト回路、第1の利得回路、第2の利得回路、及び第
    3の利得回路を備え、 前記シフト回路は、磁気抵抗ヘッドの読取り信号と前記
    読取り信号の任意の非対称性の極性を示す極性信号とを
    受信するシフト回路を有し、前記非対称性の極性に応じ
    て、シフト値を前記読取り信号に対して加算又は除算す
    ることでシフトされた読取り信号を生成し、また前記読
    取り信号、前記シフトされた読取り信号、及び前記シフ
    ト値を生成するシフト回路であり、さらに、 前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び前記第
    3の利得回路は、それぞれ前記読取り信号、前記シフト
    された読取り信号、及び前記シフト値を受信するととも
    に、それぞれの制御信号を受信し、また前記第1の利得
    回路、前記第2の利得回路、及び前記第3の利得回路
    は、前記それぞれの制御信号に応じて増幅された出力を
    それぞれが生成することを特徴とする磁気抵抗ヘッドの
    磁気抵抗非対称性補正装置。
  2. 【請求項2】 前記それぞれの制御信号及び前記極性信
    号は、制御手段によって前記読取り信号から派生し、前
    記制御手段は前記読取り信号を受信し、前記読取り信号
    の任意の非対称性の極性を検出し、必要とする補正の量
    に応じて、前記シフト回路へ前記極性信号を与えるとと
    もに、前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び
    前記第3の利得回路へ、前記それぞれの制御信号を与え
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記第1の利得回路、前記第2の利得回
    路、及び前記第3の利得回路からの前記それぞれの出力
    を統合された出力として受信し、また前記統合された出
    力に作用するように任意の共通モードを補正する共通モ
    ード調整手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記共通モード調整手段は共通モード・フ
    ィードバック回路を有することを特徴とする請求項3に
    記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第1の利得回路、前記第2の利得回
    路、及び前記第3の利得回路からの前記それぞれの出力
    を受信し、また前記共通モード調整手段へ前記統合され
    た出力を与える一対のエミッタ・フォロワをさらに有す
    ることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記それぞれの制御信号及び前記極性信号
    は、制御手段によって前記読取り信号から派生し、前記
    制御手段は前記読取り信号を受信し、前記読取り信号の
    任意の非対称性の極性を検出し、必要とする補正の量に
    応じて、前記シフト回路へ前記極性信号を与えるととも
    に、前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び前
    記第3の利得回路へ、前記それぞれの制御信号を与える
    もので、 前記制御手段は、 前記読取り信号を受信し、前記読取り信号での任意の非
    対称性及び前記任意の非対称性の極性を検出し、前記極
    性信号を生成し、さらに必要とする非対称性の補正量を
    示すデジタル補正信号を生成する検出手段と、 前記デジタル補正信号を受信し、必要とする補正量に応
    じて前記第1の利得回路、前記第2の利得回路、及び前
    記第3の利得回路に対して前記それぞれの制御信号を生
    成するデジタル・アナログ変換器とを有することを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】磁気抵抗ヘッドからの読取り信号における
    非対称性を補正するための方法であって、 請求項1に基づく装置を利用することを含むことを特徴
    とする磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。
  8. 【請求項8】前記第1の利得回路、前記第2の利得回
    路、及び前記第3の利得回路は、所定の相互コンダクタ
    ンス特性を持つ差動増幅器対を有し、前記所定の相互コ
    ンダクタンス特性は前記差動増幅器対の一方の側へ電流
    を印加することで変化することを特徴とする請求項1に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】前記第1の利得回路、前記第2の利得回
    路、及び前記第3の利得回路は、差動バイポーラ・トラ
    ンジスタ対を有することを特徴とする請求項8に記載の
    装置。
  10. 【請求項10】磁気抵抗ヘッドからの読取り信号におけ
    る非対称性を補正するための方法であって、 請求項2に基づく装置を利用することを含むことを特徴
    とする磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。
  11. 【請求項11】磁気抵抗ヘッドからの読取り信号におけ
    る非対称性を補正するための方法であって、 請求項3に基づく装置を利用することを含むことを特徴
    とする磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。
  12. 【請求項12】磁気抵抗ヘッドからの読取り信号におけ
    る非対称性を補正するための方法であって、 請求項6に基づく装置を利用することを含むことを特徴
    とする磁気抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。
  13. 【請求項13】磁気抵抗ヘッドからの読取り信号におけ
    る非対称性を補正するための方法であって、 前記読取り信号の非対称性の量と前記検出された非対称
    性の極性とを検出するステップと、 変更されていない前記読取り信号を受信する線形利得段
    階である第1の利得段階、 検出された前記非対称性の極性に基づいてシフト値によ
    って変更された前記読取り信号を受信する非線形利得段
    階である前記第2の利得段階、及び前記シフト値を受信
    する第3の利得段階のそれぞれの出力を統合することに
    よって補正された読取り信号を生成するステップとを有
    し、 前記第1の利得段階、前記第2の利得段階、及び前記第
    3の利得段階は、検出された前記非対称性に基づいて制
    御された利得をそれぞれが有することを特徴とする磁気
    抵抗ヘッドの磁気抵抗非対称性補正方法。
  14. 【請求項14】磁気抵抗ヘッド読取りチャンネルで読取
    り信号の任意の非対称性を補正する装置であって、 前記読取り信号の任意の非対称性と該非対称性の極性と
    を検出するための検出手段と、 前記検出手段に基づいて前記読取り信号の任意の検出さ
    れた非対称性を補正するための補正手段と、 を備えたことを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】前記補正手段は、 前記検出手段から非対称性極性制御信号と前記読取り信
    号とを受信し、前記読取り信号、シフトされた読取り信
    号、及びシフト信号を出力する極性切り換え及びシフト
    制御回路手段と、 前記読取り信号、前記シフトした読取り信号、及び前記
    シフト信号をそれぞれ受信し、またそれぞれの出力を生
    成するために与えられた増幅の量を調整するそれぞれの
    別個の利得制御信号を各々が受信する第1の利得手段、
    第2の利得手段、及び第3の利得手段と、 前記第1の利得手段、前記第2の利得手段、及び前記第
    3の利得手段からの前記それぞれの出力を受信して統合
    された出力とし、該統合された出力で作用するように任
    意の共通モードを調整することを特徴とする請求項14
    に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記補正手段は、さらに、 前記読取り信号における非対称性の量を示す前記検出手
    段からのデジタル信号を受信し、受信された前記デジタ
    ルに基づいて前記第1の利得手段、前記第2の利得手
    段、及び前記第3の利得手段へ前記それぞれの利得制御
    信号を与えるデジタル・アナログ変換手段を有すること
    を特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記磁気抵抗ヘッド読取りチャンネル
    は、 磁気抵抗ヘッドと、 前記磁気抵抗ヘッドからの読取り信号を受信し、前置増
    幅された読取り信号を出力するように結合した前置増幅
    器と、 前記前置増幅された信号を受信し、増幅された読取り信
    号を出力するように結合した可変利得増幅器と、 前記検出手段及び前記補正手段を有し、かつ前記増幅さ
    れた読取り信号の受信及び補正された読取り信号の出力
    を行うように結合した補正手段と、 前記補正された読取り信号を受信し、かつ濾過された読
    取り信号を出力するように結合した低域濾波回路と、 前記濾過された読取り信号を受信し、該濾過された読取
    り信号を表すデジタル信号を出力するアナログ・デジタ
    ル変換器と、 を備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記第1の利得手段、前記第2の利得手
    段、及び前記第3の利得手段は、所定の相互コンダクタ
    ンス特性を持つ差動増幅器対をそれぞれ有し、さらに、 前記所定の相互コンダクタンス特性は前記差動増幅器対
    の一方の側へ電流を印加することによって変化すること
    を特徴とする請求項15に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記第一の利得回路、前記第二の利得回
    路、及び前記第三の利得回路は、それぞれ異なる双極子
    対を有することを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】磁気抵抗ヘッドからの読取り信号の非対
    称性を補正する方法であって、請求項14に記載の装置
    の使用が含まれることを特徴とする磁気抵抗ヘッド非対
    称性補正方法。
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