JP3045109B2 - サーマルアスペリティ補償方法、データ再生誤り補償方法、自動利得増幅システムおよび磁気ディスク装置 - Google Patents
サーマルアスペリティ補償方法、データ再生誤り補償方法、自動利得増幅システムおよび磁気ディスク装置Info
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Description
ドを利用した磁気ディスク装置に関し、特にサーマルア
スペリティによるデータ再生誤りを補償する方法、自動
利得増幅システムおよび装置に関する。
ては、磁束誘導型磁気ヘッドが用いられてきたがデータ
の高記録密度化に伴い磁気抵抗効果型ヘッド(以下、M
Rヘッドという)が用いられるようになってきた。また
一方で、磁気記録装置の高記録密度化にはヘッド・媒体
間の距離を小さくする必要がある。この距離が小さくな
ると媒体上の突起物、塵埃等の付着物によりヘッド・媒
体間に接触が起こることがある。この接触の際にMRヘ
ッドに瞬間的な温度上昇が起こり、MR膜の抵抗が大き
くなる。この抵抗変化によって図4に示すようなヘッド
の再生出力が急激に変動する現象が起こる。この現象は
サーマルアスペリティ(以下、TAと略す)として知ら
れている。TAが起こっている間はデータの弁別が出来
ずにデータ再生に誤りを生じる。
最小限に押さえる手段として、たとえば特開平6−28
785号公報は、一般に、自動利得制御における利得ル
ープおよび位相制御におけるタイミングループはサーマ
ルアスペリティにより発生される付加的な直流過渡現象
に極めて敏感であるので、TAの期間にこれらのフィー
ドバックループを不活性とするためにホールド回路を用
いるという方法を開示している。
平6−28785号で示される方法においては、TA発
生を検出直後に可変利得増幅器(以下、VGAと略す)
の利得(以下、ゲインという)をホールドした場合には
図5(C)に示すようにVGAのゲインが最適な値より
も小さくなってしまう部分が有り、データ再生誤りを生
じる場合があることである。
ールドするまでの間に遅延時間があり、この間に自動利
得制御(以下、AGCという)が働きホールド時にはV
GAのゲインが既に小さくなってしまっているからであ
る。また、VGAのゲインが小から大となるときの応答
は一般的に遅くゲインが大から小となるときと比較して
最適な値になるまでの時間が長いために再生誤りを起こ
しやすいからである。
タをリードする動作の開始時点でVGAのゲインホール
ドを行う場合において、データ開始位置に達する直前に
TAが発生しているとゲインが最適値にならずにデータ
再生誤りを生じてしまうことがある。
ンホールド前にTAが起きているためAGCが働きホー
ルド開始時には既にゲインが小さくなってしまっていて
ゲインが最適値よりも小さいにも関わらずその値でホー
ルドされてしまうことによりデータ再生誤りを生じるこ
とがあるからである。
に起因するデータ再生誤りの生じる確率を減少すること
が可能な磁気ディスク装置およびその補償方法を提供す
ることにある。
ステムは、リード信号を入力し、その出力を帰還するこ
とにより、通常時には一定振幅を出力する可変利得増幅
器(以下、VGA)を有する自動利得増幅システムであ
り、前記リード信号からサーマルアスペリティを検出し
てから所定の遅延時間後に、前記可変利得増幅器のゲイ
ンを所定の持続時間の間固定値とするためのゲイン決定
回路を備え、前記固定値は複数存在し、前記ゲイン決定
回路は、複数の前記固定値のゲインを任意に選択するこ
とができることを特徴とする。
信号を入力し、その出力を帰還することにより、通常時
には一定振幅を出力する可変利得増幅器(以下、VG
A)を有する自動利得増幅システムであり、前記可変利
得増幅器の固定値とした前記ゲイン、前記遅延時間、前
記接続時間を記憶する記憶手段と、磁気抵抗効果型ヘッ
ドにおけるサーマルアスペリティ(以下、TA)が主原
因となる出力信号の直流成分の振幅が所定の数だけ設定
された振幅範囲のどの範囲に属するかを検出するTA振
幅範囲検出手段を更に備えることを特徴とする。
イン決定回路は、前記VGAの出力を帰還して通常時に
おいて一定振幅を出力を得るための可変ゲインを与える
可変ゲイン決定部と、所定の互いに異なる固定ゲインを
与える複数の固定ゲイン決定部と、前記可変ゲイン決定
部および複数の前記固定ゲイン決定部の中から適切なゲ
インを与えるものを選択して前記VGAのゲイン制御信
号として前記VGAに接続するスイッチ部と、前記TA
振幅範囲検出手段の検出結果をもとに前記記憶手段のデ
ータを参照してどの前記固定ゲインをどのタイミングで
選択するかにつきスイッチ部を制御するゲイン選択/タ
イミング制御手段とを備えたことを特徴とする。
開始を示すリード開始信号を、前記ゲイン選択/タイミ
ング制御手段に出力するリード開始信号発生手段をさら
に備えることを特徴とする。
抵抗効果型ヘッドにおけるサーマルアスペリティ発生時
に、可変利得増幅器のゲインを通常時であれば所定の一
定の出力振幅が得られるようなゲインの値またはそれ以
上の値に所定の時間だけ固定し、その後に前記可変利得
増幅器のゲインを可変にして前記所定の一定の出力振幅
が得られるように制御することを特徴とする。
他の再生可能なデータをリードし、そのとき用いたゲイ
ンの値に可変利得増幅器を固定して再度再生誤りをした
データをリードすることを特徴とする。
タ再生誤りが生じたときに、他の再生可能なデータをリ
ードし、そのとき用いたゲインの値またはそれより大き
な値に可変利得増幅器を固定し、その後に前記可変利得
増幅器のゲインを可変にして前記所定の一定の出力振幅
が得られるように制御することを特徴とする。
でなくなった場合、特にゲインが最適値よりも小さくな
った場合にゲインを最適値またはより大きな値にある一
定の持続時間固定することによりVGA出力の応答を速
めてデータ再生誤りを生じる確率を減少させることが出
来る。また特にVGAのゲインホールドをある決まった
データの始まりから行う場合にTAがその直前に発生す
るとゲインが小さいままホールドされてしまいデータ再
生誤りを生じることがあるが、その場合にも誤りを防止
させることが出来る。
について図面を参照して詳細に説明する。
用されるVGA2にそのゲインを決定するゲイン決定回
路1が接続されている。VGA2は磁気ヘッドが磁気媒
体から読み出した信号を増幅したものをVGA入力信号
21として入力させ、VGA出力信号22として出力
し、データ弁別等の処理を後段にて行う。
およびタイミングを選択する際に利用されるデータを格
納した記憶手段3と、TA発生時にその振幅の大きさが
所定の数に設定された振幅範囲のどの範囲に属するかを
検出し、検出内容を示すTAレベル信号41を発生する
TA振幅範囲検出手段4が接続されている。そのゲイン
決定回路1は、ゲイン選択のためのスイッチ部12と、
VGA2にスイッチ部12を通して接続されたゲイン決
定部13と、スイッチ部12を制御するゲイン選択/タ
イミング制御手段11を備えている。ゲイン選択/タイ
ミング制御手段11は、スイッチ部12がゲイン決定部
13のどのゲイン決定部をどれだけの時間選択するかを
制御する手段である。さらにゲイン決定部13はリード
波形の出力が任意に設定されたある一定の振幅になるよ
うに自動的にゲインを変化する手段である可変ゲイン決
定部130と、ある固定ゲインにするための任意の数の
固定ゲイン決定部131〜13nとを備えている。
出した信号を増幅したものをVGA入力信号21として
入力させ、VGA出力信号22として出力し、データ弁
別等の処理を後段にて行う。
照して詳細に説明する。
スイッチ部12を介してゲイン決定部13に含まれる可
変ゲイン決定部130に接続されることにより決定され
ている。この可変ゲイン決定部130はVGA2の出力
であるVGA出力信号22を可変ゲイン決定部130へ
フィードバックすることにより、リード波形の出力があ
る一定の振幅になるように自動的にゲインを継続的に変
化させる。TA発生時におけるTAの振幅のピーク値が
ある一定値を越えた場合にTAレベル信号41がTA振
幅範囲検出手段4よりゲイン選択/タイミング制御手段
11に送られる。この信号はTAの振幅があらかじめ決
定されていた数の振幅範囲のどの範囲にあるかの情報を
示す信号である。この信号を受信したゲイン選択/タイ
ミング制御手段11は記憶手段3に設定されていた遅延
時間(図6の71)、持続時間(図6の72)をもって
スイッチ部12がゲイン決定部13中の固定ゲイン決定
部131〜13nのいずれか最適なものを選択するよう
に制御する。この最適なものとはTAが発生する直前と
同じゲインかそれよりもわずかに大きなゲインとなるよ
うな固定ゲイン決定部である。換言すれば、少なくとも
TA発生直前より小さくならない固定ゲイン決定部のう
ちで最も小さいゲインとなるものである。持続時間経過
後は可変ゲイン決定部130を選択し、通常の動作状態
に戻る。
いて説明する。
時にTA発生直前のゲインと同等かそれよりも大きなゲ
インとなるような固定ゲインにVGA2のゲインを固定
している。一般的にVGA2のゲイン変化時における応
答に関してはゲインが小から大に変化する応答時間より
もゲインが大から小に変化する応答時間の方が数倍速
い。TA発生時には再生信号の直流成分が急激に大きく
なるため、可変ゲイン決定部130を使用するときはV
GA出力信号22のフィードバックループによるAGC
が働き、それに応じてゲインが小さく設定されてしま
う。それにより再生信号が通常状態に戻る際にVGA2
でゲインが小から大への応答が起こるため最適なゲイン
に戻るのに時間がかかるので、データ再生誤りを生じや
すくなってしまう。そこで、ゲインをやや大きめに設定
することによりゲイン変化の方向を応答時間の速い大か
ら小への方向に変えることによって、より速くゲイン回
復位置に到達することができ、データ再生誤りの確率の
高い時間を短くすることが出来る。
インをホールドする従来技術があるが、TA発生を検出
してゲインをホールドするときには既にゲインが正常値
よりも小さくなってしまっており、ホールドを解除した
際に正常値になるまでゲインが小から大への応答が起こ
ってしまう。(図6の(B)) しかし本発明を用いた場合には図6(C)に示すように
TA発生後にゲインを大きめの固定値に固定することに
より、ゲインが大から小への速い応答にすることができ
ゲイン回復までの時間を早くすることができる。
面を参照して詳細に説明する。
成に加えてゲイン選択/タイミング制御手段11にリー
ド開始信号発生手段5から発生されるリード開始信号5
1が入力されているが、TA振幅範囲検出手段4から発
生されるTAレベル信号41が入力されている点は第1
の実施形態と同様である。
照して詳細に説明する。TAが発生するとリードはいっ
たん中断され、1回転後に磁気ヘッドが同一セクタ上に
きたとき、図2に示すようにリード開始信号51とTA
レベル信号41を用いてゲイン選択/タイミング制御手
段を制御することにより図5(D)の場合のようにTA
発生後にゲインホールドを行った場合のエラーを図7
(C)に示すようにゲイン回復位置を早めることが出来
るので防ぐことが可能になる。
ータ再生誤り発生60を検出した際に望ましくは同一の
ヘッドで他の再生可能なデータのリードを行い、そのと
きのゲインに対応する望ましい固定ゲインを記憶(6
1)し、もし上位装置(図示せず)が固定値のみ使用の
モードを指示した場合はその時に記憶された固定ゲイン
を用いてデータをリードする(62,63,64)。も
し上位装置が固定値のみ使用のモードを指示しない場合
はリード開始時に固定値にし、設定された持続時間経過
後に可変ゲインでリードするモードに替えること(6
2,63,65,66)によりデータ再生誤りをさらに
減少させることが出来る。
のデータのリード開始信号51のタイミングを基準とし
て決めることができる。
の実施の形態の効果に加えて、1つ前のリード開始信号
51とを基準として決めたタイミングでゲインホールド
する場合におけるデータ再生誤りを減少させる効果があ
る。
い、TAがその後にある場合には問題ないが、ゲイン固
定位置即ちゲインホールド区間より前にTAがあり、固
定した際にゲインが正常値に戻っていない場合にはゲイ
ンが小さいまま固定されエラーを起こす原因となってし
まうことがある(図7(B))。
にあるようにホールドする直前のゲインと固定時のゲイ
ンは独立であるためこのようなことは起きない。
関連づけてゲインホールド解除から正常なゲインに戻る
までの時間(応答猶予時間73)を考慮してリード開始
信号より前から行うのがよい。しかし、リード開始位置
信号からデータ開始位置までの時間に十分に余裕がある
場合はリード開始位置信号と同時またはそれより後でも
良い。ただし、どの場合においても再度エラーした場合
にはその固定した位置付近でTAが起きている可能性が
あるので固定する位置をさらに前後させるとエラーを回
避する確率が高まる。また、TA振幅範囲検出手段4か
らのTAレベル信号41を用いてゲインホールドのタイ
ミングを制御すればより最適なゲインホールドタイミン
グを得ることができる。
について詳細に説明する。
のゲインを決定するゲイン決定回路1が接続されている
がその中のゲイン選択および遅延時間、持続時間等のタ
イミングを選択する際に利用されるデータを格納した記
憶手段3には書き換えの出来るものが望ましい。具体的
にはランダムアクセスメモリ(RAM)や不揮発性のフ
ラッシュメモリ等が考えられる。書き換えの頻度が少な
い場合はある条件下で書き換えの可能なリードオンリー
メモリ(ROM)でも良い。スイッチ部12は電気的に
切替の出来るスイッチであればよいがゲイン決定部13
において決定されるゲインを変化させないものが望まし
い。VGAのゲインはゲイン決定端子の電圧で決まるこ
とが多いので一つの例として固定ゲイン決定部は抵抗分
圧等である電圧に固定する構成をとることができる。可
変ゲイン決定部は一般的に用いられているようにチャー
ジポンプ等を用いると良い。TA発生後からゲイン固定
までの遅延時間、ゲイン固定の接続時間は実験等から求
めた最適な時間に設定する。持続時間に関してはゲイン
が現在のゲインから所望のより大きなゲインに変化する
までの時間があれば十分である。
について詳細に説明する。
タ再生誤りをした際にもう一度同じデータをデータのリ
ード動作開始時からVGAのゲインをホールドしてリー
ドすることによりデータ再生誤りを減少させる動作を行
う場合があるが、TA発生位置がデータ開始時の直前の
場合には図5(D)のVGA出力波形のようにゲインが
最適値よりも小さいままホールドされてしまう場合があ
る。その時にTA発生前のゲインと同じかより大きなゲ
イン、もしくは別のリード可能なデータをリードした際
に使用するゲインに固定してリードする。または一度固
定ゲインにしてから可変ゲインにすることによりVGA
出力波形の振幅が最適な値に調整されデータ再生誤りを
さらに減少させることが出来る。別なリード可能なデー
タとは特性のばらつき等を考慮するとデータ再生誤りを
生じたのと同じヘッド、同じシリンダにあるデータが望
ましい。特に同じヘッドであることを優先するのがよ
い。
タ再生誤りを減少させることが出来ることである。
答時間を短くするようなゲインにVGAを固定し、また
は固定してから通常の可変ゲインに戻すことによりVG
A出力の振幅が最適値でない時間を短くできるためであ
る。
ゲインホールドする場合におけるデータ再生誤りを減少
させる効果がある。
た際に他の再生可能なデータのリードを行い、そのとき
のゲインを固定値として用いて、もしくはリード開始時
に固定値にし次に可変するモードに替えることによりデ
ータ再生誤りを減少させることが出来る。
実施の形態を示すブロック図である。
実施の形態を示すブロック図である。
誤り発生時の補償方法を示すフローチャートである。
ーマルアスペリティの影響の一例を示す波形図である。
ペリティのある信号の一例を示す波形図である。図5
(B)はサーマルアスペリティのある信号が入力された
VGAの出力波形でゲインホールドをしていない場合の
一例を示す波形図である。図5(C)はサーマルアスペ
リティのある信号が入力されたVGAの出力波形でTA
発生直後にゲインホールドをした場合の一例を示す波形
図である。図5(D)はサーマルアスペリティのある信
号が入力されたVGAの出力波形でTA発生後にゲイン
ホールドをした場合の一例を示す波形図である。
VGAの出力波形図である。図6(B)はTA発生検出
後にゲインホールドした場合(従来技術)のVGAの出
力波形図である。図6(C)は本発明のVGAの出力波
形図である。
VGAの出力波形図である。図7(B)はリード開始位
置と同時またはその前からゲインホールドした場合(従
来技術)のVGAの出力波形図である。図7(C)は本
発明のVGAの出力波形図である。
定部n
Claims (8)
- 【請求項1】リード信号を入力し、その出力を帰還する
ことにより、通常時には一定振幅を出力する可変利得増
幅器(以下、VGA)を有する自動利得増幅システムに
おいて、前記リード信号からサーマルアスペリティを検
出してから所定の遅延時間後に、前記可変利得増幅器の
ゲインを所定の持続時間の間固定値とするためのゲイン
決定回路を備え、前記固定値が複数存在し、前記ゲイン
決定回路は、複数の前記固定値のゲインを任意に選択す
ることができることを特徴とする自動利得増幅システ
ム。 - 【請求項2】リード信号を入力し、その出力を帰還する
ことにより、通常時には一定振幅を出力する可変利得増
幅器(以下、VGA)を有する自動利得増幅システムに
おいて、前記可変利得増幅器の固定値とした前記ゲイ
ン、前記遅延時間、前記持続時間を記憶する記憶手段
と、磁気抵抗効果型ヘッドにおけるサーマルアスペリテ
ィ(以下、TA)が主原因となる出力信号の直流成分の
振幅が所定の数だけ設定された振幅範囲のどの範囲に属
するかを検出するTA振幅範囲検出手段を更に備えるこ
とを特徴とする請求項1記載の自動利得増幅システム。 - 【請求項3】前記ゲイン決定回路は、前記VGAの出力
を帰還して通常時において一定振幅を出力を得るための
可変ゲインを与える可変ゲイン決定部と、所定の互いに
異なる固定ゲインを与える複数の固定ゲイン決定部と、
前記可変ゲイン決定部および複数の前記固定ゲイン決定
部の中から適切なゲインを与えるものを選択して前記V
GAのゲイン制御信号として前記VGAに接続するスイ
ッチ部と、前記TA振幅範囲検出手段の検出結果をもと
に前記記憶手段のデータを参照してどの前記固定ゲイン
をどのタイミングで選択するかにつきスイッチ部を制御
するゲイン選択/タイミング制御手段とを備えたことを
特徴とする請求項2記載の自動利得増幅システム。 - 【請求項4】リード開始を示すリード開始信号を、前記
ゲイン選択/タイミング制御手段に出力するリード開始
信号発生手段をさらに備えることを特徴とする請求項3
記載の自動利得増幅システム。 - 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の自動利得
増幅システムを備える磁気ディスク装置。 - 【請求項6】磁気抵抗効果型ヘッドにおけるサーマルア
スペリティ発生時に、可変利得増幅器のゲインを通常時
であれば所定の一定の出力振幅が得られるようなゲイン
の値より大きい値に所定の時間だけ固定し、その後に前
記可変利得増幅器のゲインを可変にして前記所定の一定
の出力振幅が得られるように制御することを特徴とする
サーマルアスペリティ補償方法。 - 【請求項7】サーマルアスペリティによりデータ再生誤
りが生じたときに、他の再生可能なデータをリードし、
そのとき用いたゲインの値に可変利得増幅器を固定して
再度再生誤りをしたデータをリードすることを特徴とす
るデータ再生誤り補償方法。 - 【請求項8】サーマルアスペリティによりデータ再生誤
りが生じたときに、他の再生可能なデータをリードし、
そのとき用いたゲインの値またはそれより大きな値に可
変利得増幅器を固定し、その後に前記可変利得増幅器の
ゲインを可変にして前記所定の一定の出力振幅が得られ
るように制御することを特徴とするデータ再生誤り補償
方法。
Priority Applications (2)
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JP9174144A JP3045109B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | サーマルアスペリティ補償方法、データ再生誤り補償方法、自動利得増幅システムおよび磁気ディスク装置 |
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