JP3965812B2 - 信号記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば光ディスク等のサーボ制御に特徴を有する信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンパクト・ディスクより小型で、且つ繰り返し記録が可能なミニディスク(以降、MDと省略する)が商品化されている。MDは振動に強く、また携帯性に優れており、今後様々な商品が開発されることが期待されている。
【0003】
まず始めに、MD記録再生装置を従来例として説明を行う。図7は、MD記録再生装置のブロック図を示すものである。但し、本発明に直接関係しない回路は、省略して記述している。
【0004】
図7において、10は録再モード設定端子であり、MD記録再生装置のモードを設定する端子である。例えばハイ(H)の場合に再生モード、ロー(L)の場合に記録モードとなる。但し、ここで言う記録モードとは、実際に信号をディスクに記録している期間を示すものであり、MD記録再生装置で音声の記録を行う場合、この記録モードと再生モードを繰り返しながらディスクへの記録を行う。
【0005】
11はディスクである。ディスク11上には、トラックが形成されており、トラック上に情報が記録される。12はディスク11を回転させるモータである。13はヘッドである。ディスク11に記録された情報の再生は、光ビームをトラック上に収束させ、トラックからの反射光を光電変換することにより行う。記録は、光ビームをトラック上に収束させ、トラックを熱するとともに、ディスク11の反対面から記録信号を磁界変調することにより行う。磁界変調を行う回路は図示していない。
【0006】
14は光量制御回路であり、ヘッド13の光ビームの光量を制御する回路である。録再モード設定端子10が再生モードの場合には、再生パワーを出力するように制御し、記録モードの場合には、記録パワーを出力するように制御する。一般的に光ビームのパワーは、記録時と再生時とでは異なり、記録時のパワーは再生時のパワーに比べてかなり大きい。ここでは、記録時のパワーが再生時のパワーの5倍に設定されるものとする。
【0007】
15は反射光量調整回路であり、ヘッド13によって光電変換された信号の振幅の平均値が一定となるように調整する回路である。いま、光量制御回路14によって、記録時のパワーが再生時のパワーの5倍に設定されているとすると、例えば、再生時に比べ記録時の振幅を5分の1に減衰させる。
【0008】
16はサーボ信号生成回路であり、反射光量調整回路15の出力信号からRF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボ信号を生成する。17はドロップアウト検出回路であり、反射光量調整回路15の出力信号からドロップアウトを検出し、ドロップアウト検出信号を出力する。ドロップアウトの検出方式は、様々考えられるが、ここでは、例えば、反射光量の総和の平均値が低下した場合にドロップアウトとみなすことにする。
【0009】
18はサーボ回路である。サーボ信号生成回路16が出力するサーボ信号を用いて、ディスク11が所定の回転をするように回転制御を行うとともに、ヘッド13がディスク11上の所望のトラック上に光ビームを収束させトレースするように位置制御を行う。また、ドロップアウト検出回路17からドロップアウト検出信号が出力された場合には、サーボ信号生成回路16が出力するサーボ信号を一時的に無効とし、ホールド状態とする。ドロップアウト検出信号が出力されなくなれば、再びサーボ信号を用いてサーボ制御を行う。
【0010】
図8は従来のMD記録再生装置の主要な信号波形を示す図である。図8(a)は、録再モード設定端子10からの波形を示すものである。Hは再生モード、Lは記録モードであることを示している。同図(b)は光ビームのパワーを示すものである。記録パワーは再生パワーに比べて5倍に設定されているが、一般的に切り替わり時は、図に示すように緩やかに変化する。同図(d)は反射光量調整回路15が、同図(c)の反射光量ゲインにより振幅を調整した後の反射光量の総和の平均値を示すものである。同図(e)はドロップアウト検出信号である。
【0011】
上述した従来のMD記録再生装置が再生モードにあり、記録モードに設定された場合について、図7及び図8を用いて説明する。
【0012】
再生モード時、ディスク11は、サーボ回路18によって、所定の回転をするように回転制御が行われているとともに、ヘッド13がディスク11上の所望のトラック上に光ビームを収束させトレースするように位置制御が行われている。
【0013】
ここで、録再モード設定端子10によって、再生モードから記録モードに、即ちHからLに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが5倍に設定される。これにより、図8(b)に示す通り、光ビームのパワーは再生パワーから記録パワーへと徐々に上昇する。
【0014】
また、再生モードから記録モードへの設定と同時に、図8(c)に示す通り、反射光量調整回路15は振幅を5分の1にする。これにより、図8(d)に示すとおり、調整後の反射光量の総和は、変化点で一時的に低下し、その後、徐々に上昇し、元通りのレベルに達する。
【0015】
またこの時、ドロップアウト検出回路17は反射光量の低下をドロップアウトと見なし、ドロップアウト検出信号を出力する。ドロップアウト検出信号がサーボ回路18に入力されると、サーボ回路18はサーボ信号の入力を無効とし、サーボ制御を一時的に停止し、ホールド状態とする。
【0016】
次に、記録モードから再生モードへの切換時について説明する。
【0017】
ここで、録再モード設定端子10によって、記録モードから再生モードに、即ちLからHに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが元通りの1倍に設定される。これにより、図8(b)に示す通り、光ビームのパワーは記録パワーから再生パワーへと徐々に低下する。
【0018】
また、記録モードから再生モードへの設定と同時に、図8(c)に示す通り、反射光量調整回路15は振幅を元通りの1倍にする。これにより、図8(d)に示すとおり、調整後の反射光量の総和は、変化点で一時的に上昇し、その後、徐々に下降し、元通りのレベルに達する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
MD記録再生装置は、信号をディスクに記録する際には、記録モードと再生モードを頻繁に繰り返す。しかしながら、図8(d)からも明らかなように、従来の信号記録再生装置では、記録モードと再生モードとの切換時には反射光量が乱れるという問題があった。
【0020】
従来例に示すように、再生モードから記録モードへの切換の場合には、ドロップアウト信号が検出されるため、ドロップアウト検出信号によってサーボ制御動作を一時的に停止させることにより、切換時のサーボ動作の安定を図ることが比較的可能であったが、記録モードから再生モードへの切換時にはドロップアウトが検出されないため、サーボ動作が不安定になるという問題があった。また、ドロップアウトの検出方式によっては、反射光量が上昇することによって、ドロップアウト検出回路が誤動作し、長期にわたってドロップアウト検出信号が出力され、サーボ動作が不安定になるという問題があった。
【0021】
また、ドロップアウト検出には、必ず検出遅延が発生するため、切換からドロップアウト検出までの時間にサーボ動作が不安定になる場合があるという問題があった。
【0022】
本発明は、モード切換時にもサーボ動作が安定な信号記録再生装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の信号記録再生装置は、記録媒体に光ビームを照射する照射手段と、前記光ビームの光量の強弱のモードを設定する設定手段と、前記設定手段の設定に応じて、前記光ビームの光量を制御する光量制御手段と、前記記録媒体からの反射光を受光する受光手段と、前記設定手段によって、前記光ビームの光量を増強させるモードに設定された場合には、前記光量制御手段により徐々に増大される前記光ビームの光量に応じて前記受光手段からの出力を徐々に減少させ、前記光ビームの光量を減少させるモードに設定された場合には、前記光量制御手段により徐々に減少される前記光ビームの光量に応じて前記受光手段からの出力を徐々に増大させる反射光量調整手段と、前記反射光量調整手段の出力信号を用いて前記記録媒体と前記照射手段の相対位置及び相対速度を制御するサーボ手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0025】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における信号記録再生装置のブロック図である。図1において、従来例と同じ動作をするものは、図7と同一符号を付して説明を省略し、実施の形態1の要旨である反射光量調整回路20について説明する。
【0026】
また、図2は、従来例の図8と同様、図1の主要な信号の波形を示すものであり、図2の(a)から(e)は、図8の(a)から(e)と同一箇所の信号波形を示すものである。
【0027】
従来例の反射光量調整回路15は、図8(c)に示すように、振幅の調整量を1倍から5分の1倍、或いは5分の1倍から1倍へと変化させるタイミングを、録再モード設定端子10が再生モードから記録モード、或いは記録モードから再生モードへ設定するタイミングと同時に変化させていた。
【0028】
しかし、本実施の形態の反射光量調整回路20は、図2(c)に示すように、調整量を下げるタイミングは、再生モードから記録モードの切換タイミングと同じであるが、調整量を上げるタイミングは、記録モードから再生モードの切換タイミングよりも、光ビームのパワーの立ち下がり時間の分だけ遅れるように制御することを特長としている。
【0029】
再生モードから記録モードへの切換は、従来例と同じであるため、動作が異なる記録モードから再生モードの切換時の動作について説明する。
【0030】
録再モード設定端子10によって、記録モードから再生モードに、即ちLからHに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが元通りの1倍に設定される。これにより、図2(b)に示す通り、光ビームのパワーは記録パワーから再生パワーへと徐々に低下する。
【0031】
しかし、反射光量調整回路20は、従来例の反射光量調整回路15と異なり、光ビームのパワーが再生パワーに変化した後、初めて振幅を元通りの1倍にするため、図2(d)に示すとおり、記録モードから再生モードの切換時に調整後の反射光量が一時的に低下する。この時、ドロップアウト検出回路17は、この反射光量の低下をドロップアウトと見なして、ドロップアウト検出信号を出力する。ドロップアウト検出回路17からドロップアウト検出信号が出力されると、サーボ回路18はサーボ信号を無効にし、ホールド動作を行う。
【0032】
以上のように、再生モードから記録モードへの切換時と同様、記録モードから再生モードの場合も反射光量が低下し、ドロップアウト検出信号が出力されるため、切換時にサーボ動作をホールドすることができ、サーボ動作が不安定になることを避けることができる。
【0033】
また、従来例では、図8(d)に示すように、記録モードから再生モードに切り換えた場合、調整後の反射光量が5倍に上昇するため、回路がオーバーフローしないように対策回路を付加する必要があったが、本実施の形態では、図2(d)に示すように反射光量が上昇することはない。従って、対策回路を付加する必要もなく、反射光量調整回路20等の回路設計が容易になるという効果がある。
【0034】
なお、実施の形態1において、サーボ回路18は、ドロップアウト検出信号が入力されると、サーボ信号を無効にするとしたが、サーボ信号の影響を低下させてもよい。
【0035】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図3は、本発明の実施の形態2における信号記録再生装置のブロック図である。図3において、従来例と同じ動作をするものは、図7と同一符号を付して説明を省略し、実施の形態2の要旨である反射光量調整回路30について説明する。
【0036】
また、図4は、従来例の図8と同様、図3の主要な信号の波形を示すものであり、図4の(a)から(e)は、図8の(a)から(e)と同一箇所の信号波形を示すものである。
【0037】
従来例の反射光量調整回路15は、振幅の調整量を1倍から5分の1倍、或いは5分の1倍から1倍へと変化させる際、図8(c)に示すようにモードの切換と同時に急激に変化させていた。
【0038】
しかし、本実施の形態の反射光量調整回路30は、図4(c)に示すように、調整量を下げる場合には、光ビームの光量に応じて、徐々に減少させていく。また、調整量を上げる場合には、光ビームの光量に応じて、徐々に増大させることを特長とする。
【0039】
まず始めに、再生モードから記録モードへの切換時について説明する。
【0040】
録再モード設定端子10によって、再生モードから記録モードに、即ちHからLに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが5倍に設定される。これにより、図4(b)に示す通り、光ビームのパワーは再生パワーから記録パワーへと徐々に上昇する。
【0041】
また、再生モードから記録モードへの設定と同時に、図4(c)に示す通り、反射光量調整回路30は振幅を5分の1に変化させる。但し、光ビームのパワーに応じて徐々に低下させるため、図4(d)に示すとおり、調整後の反射光量の総和には、乱れは発生しない。
【0042】
次に、記録モードから再生モードへの切換時について説明する。
【0043】
録再モード設定端子10によって、記録モードから再生モードに、即ちLからHに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが元通りの1倍に設定される。これにより、図4(b)に示す通り、光ビームのパワーは記録パワーから再生パワーへと徐々に低下する。
【0044】
また、記録モードから再生モードへの設定と同時に、図4(c)に示す通り、反射光量調整回路30は振幅元通りの1倍にする。但し、光ビームのパワーに応じて徐々に上昇させるため、図4(d)に示すとおり、調整後の反射光量の総和に和は、乱れは発生しない。
【0045】
以上のように、再生モードから記録モードの切替時、及び記録モードから再生モードへの切替時も調整後の反射光量は乱れることがない。このため、ドロップアウト検出回路17によってドロップアウトが検出されることもなく、サーボ回路18は安定してサーボ動作を続けることが可能となる。
【0046】
なお、図3では、反射光量調整回路30は、光量制御回路14の出力を入力とし、光ビームの光量に応じて変化するとしたが、光量制御回路14の出力を入力とせず、光ビームの光量の立ち上がり及び立ち下がりの時間を予め見積もり、予測に基づいて徐々に変化するようにしても良い。
【0047】
なお、実施の形態2において、サーボ回路18は、ドロップアウト検出信号が入力されると、サーボ信号を無効にするとしたが、サーボ信号の影響を低下させてもよい。
【0048】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図5は、本発明の実施の形態3における信号記録再生装置のブロック図である。図5において、従来例と同じ動作をするものは、図7と同一符号を付して説明を省略し、本実施の形態の要旨であるタイマ回路40及びサーボ回路41について説明する。
【0049】
また、図6は、従来例の図8と同様、図5の主要な信号の波形を示すものであり、図6の(a)から(e)は、図8の(a)から(e)と同一箇所の信号波形を示すものである。
【0050】
タイマ回路40は、再生モードから記録モード、或いは記録モードから再生モードへの切換時に、所定時間を計測し、図6(f)に示すホールド信号を出力する回路である。
【0051】
サーボ回路41は、従来のサーボ回路18と同機能の他、タイマ回路40が出力するホールド信号によってもサーボ信号生成回路16が出力するサーボ信号を無効としホールドする。
【0052】
まず始めに、再生モードから記録モードへの切換時について説明する。
【0053】
録再モード設定端子10によって、再生モードから記録モードに、即ちHからLに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが5倍に設定される。これにより、図6(b)に示す通り、光ビームのパワーは再生パワーから記録パワーへと徐々に上昇する。
【0054】
また、再生モードから記録モードへの設定と同時に、図6(c)に示す通り、反射光量調整回路15は振幅を5分の1にする。これにより、図6(d)に示すとおり、調整後の反射光量の総和は、変化点で一時的に低下し、その後、徐々に上昇し、元通りのレベルに達する。
【0055】
またこの時、ドロップアウト検出回路17は反射光量の低下をドロップアウトと見なし、ドロップアウト検出信号を出力する。
【0056】
以上の動作は従来例と同じである。本実施の形態が従来例と異なるのは、モードの切換と同時に所定期間ホールド信号がタイマ40から出力されることである。サーボ回路41は、ホールド信号及びドロップアウト検出信号が入力されるとサーボ信号の入力を無効とし、サーボ制御を一時的に停止し、ホールド状態とする。ホールド信号及びドロップアウト検出信号が入力されなくなれば、再びサーボ動作を再開する。
【0057】
次に、記録モードから再生モードへの切換時について説明する。
【0058】
録再モード設定端子10によって、記録モードから再生モードに、即ちLからHに設定されると、光量制御回路14によって光ビームのパワーが元通りの1倍に設定される。これにより、図6(b)に示す通り、光ビームのパワーは記録パワーから再生パワーへと徐々に低下する。
【0059】
また、記録モードから再生モードへの設定と同時に、図6(c)に示す通り、反射光量調整回路15は振幅を元通りの1倍にする。これにより、図6(d)に示すとおり、調整後の反射光量の総和は、変化点で一時的に上昇し、その後、緩やかに下降し、元通りのレベルに達する。
【0060】
以上の動作は従来例と同じである。本実施の形態が従来例と異なるのは、モードの切換と同時に直後から所定期間ホールド信号がタイマ40から出力されることである。サーボ回路41は、ホールド信号が入力されるとサーボ信号の入力を無効とし、サーボ制御を一時的に停止し、ホールド状態とする。ホールド信号が入力されなくなれば、再びサーボ動作を再開する。
【0061】
以上のように、再生モードから記録モード、或いは記録モードから再生モードの切換時には、タイマ回路40からホールド信号が出力され、サーボ回路41はサーボ信号を無効とするため、再生モードから記録モード、或いは記録モードから再生モードの切換時に、反射光量に乱れが発生しても、サーボ動作が不安定になることなくサーボ制御を継続することができる。
【0062】
また、ドロップアウト信号は切換タイミングよりも検出に要する分だけ遅延が発生するが、ホールド信号は遅延が発生しない。従って、例え切換のタイミングで反射光量に乱れが発生しても、乱れる前にサーボ動作を確実にホールドすることができるという効果がある。
【0063】
なお、実施の形態3では、ホールド信号は切換タイミングから所定時間だけ出力するようにしたが、切換タイミングよりも前から出力するものであっても良い。
【0064】
また、実施の形態3において、サーボ回路41は、ドロップアウト検出信号またはホールド信号が入力されると、サーボ信号を無効にするとしたが、サーボ信号の影響を低下させてもよい。
【0065】
なお、実施の形態1〜3において、記録モードと再生モードの2種類のモードで説明したが、3種類以上のモードを有している場合も本発明を同様に適用することは可能である。
【0066】
また、実施の形態1〜3を組み合わせて実施することも可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、再生モードから記録モード、或いは記録モードから再生モードへの移行時もサーボ動作が安定する。特にMDは、音声を記録する場合、記録モードと再生モードが繰り返しながら記録を行うため、本発明によって、安定な記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における信号記録再生装置の構成を示すブロック図
【図2】同信号記録再生装置の主要な信号の波形図
【図3】本発明の実施の形態2における信号記録再生装置の構成を示すブロック図
【図4】同信号記録再生装置の主要な信号の波形図
【図5】本発明の実施の形態3における信号記録再生装置の構成を示すブロック図
【図6】同信号記録再生装置の主要な信号の波形図
【図7】従来の記録再生装置のブロック図
【図8】従来の記録再生装置の主要な信号の波形図
【符号の説明】
11 ディスク
12 モータ
13 ヘッド
14 光量制御回路
16 サーボ信号生成回路
17 ドロップアウト検出回路
18 サーボ回路
20 反射光量調整回路
Claims (1)
- 記録媒体に光ビームを照射する照射手段と、
前記光ビームの光量の強弱のモードを設定する設定手段と、
前記設定手段の設定に応じて、前記光ビームの光量を制御する光量制御手段と、
前記記録媒体からの反射光を受光する受光手段と、
前記設定手段によって、前記光ビームの光量を増強させるモードに設定された場合には、前記光量制御手段により徐々に増大される前記光ビームの光量に応じて前記受光手段からの出力を徐々に減少させ、前記光ビームの光量を減少させるモードに設定された場合には、前記光量制御手段により徐々に減少される前記光ビームの光量に応じて前記受光手段からの出力を徐々に増大させる反射光量調整手段と、
前記反射光量調整手段の出力信号を用いて前記記録媒体と前記照射手段の相対位置及び相対速度を制御するサーボ手段とを備えた信号記録再生装置。
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