JP3421896B2 - 光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方法

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JP3421896B2
JP3421896B2 JP34415495A JP34415495A JP3421896B2 JP 3421896 B2 JP3421896 B2 JP 3421896B2 JP 34415495 A JP34415495 A JP 34415495A JP 34415495 A JP34415495 A JP 34415495A JP 3421896 B2 JP3421896 B2 JP 3421896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクと光学
ピックアップの相対的な傾きを補正しながら記録再生を
行う光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク記録再生装置は、光
学ピックアップを用いて、トラッキング制御及びフォー
カス制御を行いながら、レーザ光を光ディスクの記録面
上に集光させて情報信号の記録再生を行う。このとき、
光ディスクの記録面に入射するレーザ光の入射角度がず
れると、記録面上におけるレーザ光の収差が大きくなる
ため、記録再生時のエラーレートが増大してしまう。し
たがって、光ディスク記録再生装置では、光ディスクの
記録面に入射するレーザ光の入射角度が、常に所定の角
度となるようにする必要がある。
【0003】特に、光ディスクの高密度化に対応するた
めに、光学ピックアップの対物レンズの開口数NAを大
きくして、光ディスクの記録面に集光するレーザ光の径
を細く絞るようにした光ディスク記録再生装置では、レ
ーザ光入射角度に対する要求がより厳しいものとなる。
これは、対物レンズの開口数NAが大きいほど、レーザ
光の入射角度が変化したときに生じる収差が大きくなる
ため、レーザ光の入射角度の変化によってエラーレート
が大幅に増大してしまうからである。したがって、特
に、光ディスクの高密度化に対応するために光学ピック
アップの対物レンズの開口数NAをより大きくした光デ
ィスク記録再生装置では、光ディスクの記録面に入射す
るレーザ光の入射角度を、常に所定の角度となるように
制御することが非常に重要となっている。
【0004】そこで、光ディスク記録再生装置には、レ
ーザ光の光ディスクへの入射角度が所定の角度となるよ
うに、光ディスクの径方向の反り(以下、ラディアルス
キューと呼ぶ。)によって生じる光学ピックアップと光
ディスクの相対的な傾きを補正するラディアルスキュー
サーボ機構が設けられている。
【0005】このような光ディスク記録再生装置は、図
5に示すように、光ディスク100の記録面100a上
にレーザ光L1を集光させて情報信号の記録再生を行う
光学ピックアップ101と、光学ピックアップ101と
光ディスク100の相対的な傾きθを検出するスキュー
センサ102とが搭載された光学ユニット103を備え
ている。ここで、スキューセンサ102は、光ディスク
100にレーザ光L2を照射し、その反射光を検出する
ことにより、光学ピックアップ101と光ディスク10
0の相対的な傾きθを検出し、この傾きθを示すスキュ
ーエラー信号を出力する。また、この光ディスク記録再
生装置は、スキューセンサ102に接続されたラディア
ルスキューサーボ回路104を備えている。ここで、ラ
ディアルスキューサーボ回路104は、スキューセンサ
102からのスキューエラー信号を処理し、光学ピック
アップ101の傾きを補正するための制御電圧を光学ユ
ニット103に取り付けられたスキューモータ105に
送出する。
【0006】そして、このスキューモータ105は、ラ
ディアルスキューサーボ回路104からの制御電圧に応
じて光学ユニット103を動かし、光ディスク100の
記録面100aに入射するレーザ光L1の入射角度が常
に所定の角度となるようにラディアルスキューサーボを
行う。
【0007】このような光ディスク記録再生装置におい
て、ラディアルスキューサーボ回路104では、図6に
示すように、スキューセンサ102から出力されたスキ
ューエラー信号をスキューエラー検出回路110によっ
て所定のレベルまで増幅し、増幅されたスキューエラー
信号から不要な高周波ノイズ成分をフィルタ111によ
って除去し、不要なノイズ成分が除去されたスキューエ
ラー信号に対して不感帯設定回路112によって後述す
るような不感帯を設定し、不感帯が設定されたスキュー
エラー信号に基づいてドライブ回路113によって制御
電圧を生成する。そして、ドライブ回路113によって
生成された制御電圧は、スキューモータ105へ送出さ
れる。
【0008】ここで、不感帯設定回路112は、スキュ
ーエラー信号のレベルが所定の範囲内にあるときに、ス
キューエラー信号をゼロとし、この部分を不感帯として
設定する。これにより、ドライブ回路113からの出力
は、図7に示すように、不感帯120においてはゼロと
なり、その前後において、スキューエラー信号のレベル
に応じた制御電圧が出力されることとなる。なお、この
ように不感帯120を設定するのは、ラディアルスキュ
ーサーボが安定に動作するように、記録再生に問題がな
いレベルでは制御電圧が生成されないようにするためで
ある。ここで、もし、不感帯120が設定されていない
と、常に制御電圧が生成されスキューモータ105が駆
動されることとなり、いわゆるハンチングが生じてしま
い、逆にラディアルスキューサーボの動作が不安定なも
のとなってしまう。
【0009】ところで、以上のようなラディアルスキュ
ーサーボ回路104における過渡応答特性は、フィルタ
111のカットオフ周波数によって変化する。すなわ
ち、フィルタ111としてカットオフ周波数が比較的に
高いローパスフィルタを用いたとき、フィルタ111を
通した後のスキューエラー信号、すなわち図6中のポイ
ント111bにおけるスキューエラー信号は、例えば、
図8(1)に示すようになる。この図8(1)におい
て、A点は、スキューエラー信号S1が目標値となるよ
うに制御電圧が生成されたポイントを示しており、B点
は、スキューエラー信号S1が目標値を越えてオーバー
シュートしたポイントを示しており、C点は、スキュー
エラー信号S1がほぼゼロとなるように整定されたポイ
ントを示している。また、A点からC点までの時間T1
は、ラディアルスキューサーボによる整定に要した整定
時間である。
【0010】一方、フィルタ111としてカットオフ周
波数が比較的に低いローパスフィルタを用いたとき、フ
ィルタ111を通した後のスキューエラー信号、すなわ
ち図6中のポイント111bにおけるスキューエラー信
号は、例えば、図8(2)に示すようになる。この図8
(2)において、A点は、図8(1)と同様に、スキュ
ーエラー信号S2が目標値となるように制御電圧が生成
されたポイントを示しており、D点は、スキューエラー
信号S2が目標値を越えてオーバーシュートしたポイン
トを示しており、E点は、スキューエラー信号S2がほ
ぼゼロとなるように整定されたポイントを示している。
また、A点からE点までの時間T2は、ラディアルスキ
ューサーボによる整定に要した整定時間である。
【0011】図8(1)に示すように、カットオフ周波
数が比較的に高いローパスフィルタを用いたときには、
スキューエラー信号S1が目標値を越えてオーバーシュ
ートするポイントが早く、その結果、整定に要する時間
T1が短いのに対して、図8(2)に示すように、カッ
トオフ周波数が比較的に低いローパスフィルタを用いた
ときには、スキューエラー信号S2が目標値を越えてオ
ーバーシュートするポイントが遅く、その結果、整定に
要する時間T2が長くなってしまっている。
【0012】すなわち、フィルタ111として、カット
オフ周波数が比較的に高いローパスフィルタを用いたと
きの方が、カットオフ周波数が比較的に低いローパスフ
ィルタを用いたときに比べて、整定時間が短くて済み、
ラディアルスキューサーボを速やかに行える。したがっ
て、過渡応答特性の観点からは、ラディアルスキューサ
ーボ回路104のフィルタ111には、カットオフ周波
数が比較的に高いローパスフィルタを用いた方が好まし
いこととなる。
【0013】ところで、一般に光ディスク100は、径
方向の反りであるラディアルスキューだけでなく、周方
向の反り(以下、タンジェンシャルスキューと呼ぶ。)
も有している。そのため、光ディスク100の記録再生
時には、スキューエラー信号に光ディスク100の回転
周期と同期した交流成分の信号が含まれることとなる。
【0014】そして、タンジェンシャルスキューによる
影響がある場合、ラディアルスキューサーボを行いなが
ら定常的に記録再生を行うと、フィルタ111を通す前
のスキューエラー信号、すなわち図6中のポイント11
1aにおけるスキューエラー信号の波形は、例えば、図
9に示すようになる。この図9において、実線S3はス
キューエラー信号を示しており、点線S0はスキューエ
ラー信号がゼロのレベルを示している。このように、タ
ンジェンシャルスキューによる影響がある場合には、ラ
ディアルスキューサーボを行っても、タンジェンシャル
スキューの影響により、光ディスク100の回転周期と
同期した交流成分がスキューエラー信号に含まれること
となる。
【0015】ここで、ラディアルスキューサーボ回路1
04のフィルタ111として、光ディスク100の回転
周波数よりもカットオフ周波数が低いローパスフィルタ
を用いたときには、このローパスフィルタによってタン
ジェンシャルスキューの影響が取り除かれ、ラディアル
スキューの影響だけがスキューエラー信号に反映される
こととなる。すなわち、光ディスク100の回転周波数
よりもカットオフ周波数が低いローパスフィルタを通し
た後のスキューエラー信号は、タンジェンシャルスキュ
ーによる影響が取り除かれた信号となり、定常的に記録
再生がなされているときには、例えば、図10(1a)
に示すようになる。
【0016】この図10(1a)に示すように、定常的
に記録再生がなされているとき、光ディスク100の回
転周波数よりもカットオフ周波数が低いローパスフィル
タを通した後のスキューエラー信号S4は、タンジェン
シャルスキューによる影響が取り除かれ、安定した信号
となり、ほぼ不感帯120の範囲内に収まることとな
る。したがって、このとき、ラディアルスキューサーボ
回路104から不要な制御電圧が出力されるようなこと
はなく、図10(1b)に示すように、ラディアルスキ
ューサーボ回路からの制御電圧V1は、ほぼゼロのまま
となる。
【0017】これに対して、ラディアルスキューサーボ
回路104のフィルタ111として、光ディスク100
の回転周波数よりもカットオフ周波数が高いローパスフ
ィルタを用いたときには、タンジェンシャルスキューの
影響が取り除かれずに、タンジェンシャルスキューとラ
ディアルスキューの両方の影響がスキューエラー信号に
反映されることとなる。すなわち、光ディスク100の
回転周波数よりもカットオフ周波数が高いローパスフィ
ルタを通した後のスキューエラー信号は、タンジェンシ
ャルスキューとラディアルスキューの両方の影響を含ん
だ信号となり、定常的に記録再生がなされているときに
も、例えば、図10(2a)に示すようになる。
【0018】この図10(2a)に示すように、定常的
に記録再生がなされているときでも、光ディスク100
の回転周波数よりもカットオフ周波数が高いローパスフ
ィルタを通した後のスキューエラー信号S5は、タンジ
ェンシャルスキューの影響を含んでいるため、不安定な
信号となり、たびたび不感帯120の範囲を越えてしま
うようになる。そして、このようにタンジェンシャルス
キューの影響によってスキューエラー信号S5が不感帯
120の範囲を越えてしまうと、図10(2b)に示す
ように、ラディアルスキューサーボ回路104から不要
な制御電圧V2が出力されてハンチングが生じてしま
い、ラディアルスキューサーボの動作が不安定なものと
なってしまう。
【0019】したがって、タンジェンシャルスキューの
影響を取り除いて、ラディアルスキューサーボ時のハン
チングを防止するという観点からは、フィルタとしてカ
ットオフ周波数が光ディスクの回転周波数よりも低いロ
ーパスフィルタを用いた方が好ましいこととなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明のように、
ラディアルスキューサーボの過渡応答特性の観点から
は、ラディアルスキューサーボ回路のフィルタとして、
カットオフ周波数が高いローパスフィルタを用いた方が
好ましいが、タンジェンシャルスキューの影響を取り除
くという観点からは、ラディアルスキューサーボ回路の
フィルタとして、カットオフ周波数が低いローパスフィ
ルタを用いた方が好ましい。
【0021】換言すると、従来の光ディスク記録再生装
置では、ラディアルスキューサーボ回路のフィルタとし
て、カットオフ周波数が低いローパスフィルタを用いた
ときには、ラディアルスキューサーボの応答速度が遅く
なってしまうという問題があり、ラディアルスキューサ
ーボ回路のフィルタとして、カットオフ周波数が高いロ
ーパスフィルタを用いたときには、ラディアルスキュー
サーボ時にハンチングが生じてしまうという問題があっ
た。
【0022】そこで、本発明は、このような従来の実情
に鑑みて提案されたものであり、ラディアルスキューサ
ーボ時に良好な応答速度が得られ、しかも、ラディアル
スキューサーボ時にハンチングが生じるようなことがな
い光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再生方
法を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明者が鋭意研究を重ねた結果、光学ピックアッ
プによるアクセスを開始した時や、光ディスクを光ディ
スク記録再生装置にローディングした時のように、光デ
ィスクに対して非定常的に記録再生がなされる場合に
は、ハンチングを防止するよりも、ラディアルスキュー
サーボの応答速度を速くすることが重要であり、逆に、
光ディスクに対して定常的に記録再生がなされている場
合には、ラディアルスキューサーボの応答速度を速くす
るよりも、ハンチングを防止することが重要であること
を見いだした。
【0024】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものであり、すなわち、本発明に係る光ディスク記
録再生装置は、光ディスクと光学ピックアップの相対的
な傾きを検出して、上記傾きを示すスキューエラー信号
を出力する傾き検出手段と、上記スキューエラー信号に
基づいて上記傾きを補正するための補正信号を生成する
補正信号生成手段と、上記補正信号に基づいて上記傾き
を補正する傾き補正手段とを有する光ディスク記録再生
装置において、上記補正信号生成手段が、上記スキュー
エラー信号から高周波成分を除去するフィルタを複数備
え、トラッキング制御及びフォーカス制御が正常になさ
れ、且つ上記スキューエラー信号のレベルが所定の範囲
内に収まっているか否かに基づき記録再生の状態を判断
して使用するフィルタの切り替えを行い、該スキューエ
ラー信号のレベルが所定の範囲内であるときは、上記補
正信号の生成を抑制することを特徴とするものである。
【0025】ここで、上記補正信号生成手段は、例え
ば、定常記録再生時か否かによって使用するフィルタを
切り換える。或いは、上記補正信号生成手段は、例え
ば、ディスク回転周波数よりもカットオフ周波数が低い
第1のフィルタと、ディスク回転周波数よりもカットオ
フ周波数が高い第2のフィルタとを備え、定常記録再生
時には上記第1のフィルタを使用し、定常記録再生以外
の時には上記第2のフィルタを使用する。
【0026】この光ディスク記録再生装置では、記録再
生の状態によって使用するフィルタを切り換えることが
できるので、光ディスクに対して非定常的に記録再生が
なされる場合には、ラディアルスキューサーボの応答速
度を速くすることが可能であり、また、光ディスクに対
して定常的に記録再生がなされている場合には、ラディ
アルスキューサーボ時のハンチングを防止することが可
能である。
【0027】一方、本発明に係る光ディスクの記録再生
方法は、トラッキング制御及びフォーカス制御が正常に
なされ、且つ上記スキューエラー信号のレベルが所定の
範囲内に収まっているか否かに基づき記録再生の状態を
判断してフィルタの切り替えを行ない、光ディスクに対
して定常的に記録再生がなされるときには、カットオフ
周波数がディスク回転周波数よりも低い第1のフィルタ
により、光ディスクと光学ピックアップの相対的な傾き
を示すスキューエラー信号から高周波成分を除去した上
で、スキューエラー信号に基づいて上記傾きを補正し、
光ディスクに対して定常的に記録再生がなされていない
ときには、カットオフ周波数がディスク回転周波数より
も高い第2のフィルタにより、光ディスクと光学ピック
アップの相対的な傾きを示すスキューエラー信号から高
周波成分を除去した上で、スキューエラー信号に基づい
て上記傾きを補正し、該スキューエラー信号のレベルが
上記所定の範囲内にあるときは、上記傾きの補正を抑制
することを特徴とするものである。
【0028】この光ディスクの記録再生方法では、光デ
ィスクに対して定常的に記録再生がなされるときには、
カットオフ周波数がディスク回転周波数よりも低い第1
のフィルタを使用するので、ラディアルスキューサーボ
時のハンチングが防止される。また、光ディスクに対し
て非定常的に記録再生がなされるときには、カットオフ
周波数がディスク回転周波数よりも高い第2のフィルタ
を使用するので、ラディアルスキューサーボの応答速度
が速くなる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能で
あることは言うまでもない。
【0030】まず、本発明を適用した光ディスク記録再
生装置の一構成例について説明する。
【0031】この光ディスク記録再生装置は、図1に示
すように、光ディスク1の記録面上にレーザ光を集光さ
せて情報信号の記録再生を行う光学ピックアップ2と、
光学ピックアップ2と光ディスク1の相対的な傾きを検
出するスキューセンサ3とが搭載された光学ユニット4
を備えている。ここで、スキューセンサ3は、光ディス
ク1と光学ピックアップ2の相対的な傾きを検出して、
この傾きを示すスキューエラー信号を出力するものであ
り、傾き検出手段として機能する。
【0032】また、この光ディスク記録再生装置は、ス
キューセンサ3から出力されたスキューエラー信号を処
理して、光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な
傾きを補正するための制御電圧を出力するラディアルス
キューサーボ回路5と、ラディアルスキューサーボ回路
5からの制御電圧に基づいて、光ディスク1と光学ピッ
クアップ2の相対的な傾きを補正するスキューモータ6
とを備えている。
【0033】ここで、ラディアルスキューサーボ回路5
は、スキューセンサ3から出力されたスキューエラー信
号に基づいて、光ディスク1と光学ピックアップ2の相
対的な傾きを補正するための補正信号として、制御電圧
を生成し出力するものであり、補正信号生成手段として
機能する。一方、スキューモータ6は、ラディアルスキ
ューサーボ回路5からの制御電圧に基づいて、光学ユニ
ット4の支持部材7の一端をカム8を介して駆動するこ
とにより、光ディスク1と光学ユニット4の相対的な傾
きを変化させ、これにより、光ディスク1と光学ピック
アップ2の相対的な傾きを変化させる。すなわち、この
スキューモータ6は、補正信号である制御電圧に基づい
て光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な傾きを
補正する傾き補正手段として機能する。
【0034】また、この光ディスク記録再生装置は、光
学ユニット4を光ディスク1の径方向に平行移動させる
ためのスレッドモータ9と、スレッドモータ9の動作を
制御することによって光学ピックアップ2のスレッド位
置を制御するスレッドサーボ回路10と、光ディスク1
を回転させるためのスピンドルモータ11と、スピンド
ルモータ11の回転を制御するスピンドルサーボ回路1
2と、光学ピックアップ2からのレーザ光が光ディスク
1の所定の位置に集光するようにトラッキング制御及び
フォーカス制御を行うトラッキング・フォーカスサーボ
回路13とを備えるとともに、中央演算処理装置(以
下、CPUと呼ぶ。)14を備えており、このCPU1
4により、上記ラディアルスキューサーボ回路5、スレ
ッドサーボ回路10、スピンドルサーボ回路12及びト
ラッキング・フォーカスサーボ回路13による処理が制
御される。
【0035】上記光ディスク記録再生装置において、ラ
ディアルスキューサーボ回路5は、図2に示すように、
スキューセンサ3から出力されたスキューエラー信号を
所定のレベルにまで増幅するスキューエラー検出回路2
1と、スキューエラー検出回路21によって増幅された
スキューエラー信号から不要な高周波ノイズ成分を除去
するフィルタ部22と、フィルタ部22によって不要な
高周波ノイズ成分が除去されたスキューエラー信号に対
して不感帯を設定する不感帯設定回路23と、不感帯設
定回路23によって不感帯が設定されたスキューエラー
信号に基づいて制御電圧を生成するドライブ回路24と
を備えている。
【0036】ここで、フィルタ部22は、スピンドルモ
ータ11による光ディスク1の回転周波数よりもカット
オフ周波数が低い第1のローパスフィルタ22aと、ス
ピンドルモータ11による光ディスク1の回転周波数よ
りもカットオフ周波数が高い第2のローパスフィルタ2
2bとを備えており、CPU14からの切り換え制御信
号に基づいて、使用されるフィルタが切り換わるように
なっている。
【0037】すなわち、CPU14は、定常記録再生時
には、第1のローパスフィルタ22aを使用するように
フィルタ部22に切り換え制御信号を送出し、これによ
り、ラディアルスキューサーボ回路5において、第1の
ローパスフィルタ22aが使用されるようになる。ま
た、CPU14は、定常記録再生以外の時、すなわち非
定常記録再生時には、第2のローパスフィルタ22bを
使用するようにフィルタ部22に切り換え制御信号を送
出し、これにより、ラディアルスキューサーボ回路5に
おいて、第2のローパスフィルタ22bが使用されるよ
うになる。なお、非定常記録再生時とは、光学ピックア
ップ2による光ディスク1に対するアクセスが開始され
た時や、光ディスク1を光ディスク記録再生装置にロー
ディングした時のように、光ディスク1に対して非定常
的に記録再生がなされる時のことであり、一方、定常記
録再生時とは、光ディスク1に対して定常的に記録再生
がなされている時のことである。
【0038】このように、本実施の形態に係る光ディス
ク記録再生装置では、定常記録再生時には、光ディスク
1の回転周波数よりもカットオフ周波数が低い第1のロ
ーパスフィルタ22aが使用され、非定常記録再生時に
は、光ディスク1の回転周波数よりもカットオフ周波数
が高い第2のローパスフィルタ22bが使用される。し
たがって、この光ディスク記録再生装置では、光ディス
ク1に対して定常的に記録再生を行うときには、ラディ
アルスキューサーボ時のハンチングの発生が防止され、
また、光ディスク1に対して非定常的に記録再生を行う
ときには、ラディアルスキューサーボの応答速度が速く
なる。
【0039】つぎに、上記光ディスク記録再生装置を用
いた光ディスクの記録再生方法について説明する。
【0040】この光ディスク記録再生装置を用いて光デ
ィスク1に対して記録再生を行う際は、先ず、光ディス
ク記録再生装置に光ディスク1をセットする。そして、
光ディスク1がセットされたら、スピンドルサーボ回路
12からの信号に基づいてスピンドルモータ11を回転
させ、これによって光ディスク1を回転させる。同時
に、スキューセンサ3によって光ディスク1と光学ピッ
クアップ2の相対的な傾きを検出し、この傾きが所定値
以上のときには、ラディアルスキューサーボ回路5から
の信号に基づいてスキューモータ6を動かし、これによ
って光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な傾き
を変化させて、光ディスク1に対するレーザ光の入射角
度を補正する。
【0041】その後、トラッキング・フォーカスサーボ
回路13からの信号に基づいて、光学ピックアップ2を
動かして、光学ピックアップ2からのレーザ光が光ディ
スク1の所定の位置に集光するようにトラッキング制御
及びフォーカス制御を行いながら、スレッドサーボ回路
10からの信号に基づいてスレッドモータ9を動かし
て、光学ユニット4を光ディスク1の半径方向に移動さ
せ、所望する位置において光ディスク1に対して記録再
生を行う。そして、このときもスキューセンサ3によっ
て光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な傾きを
検出し、この傾きが所定値以上となったときには、ラデ
ィアルスキューサーボ回路5からの信号に基づいてスキ
ューモータ6を動かし、これによって光ディスク1と光
学ピックアップ2の相対的な傾きを変化させて、光ディ
スク1に対するレーザ光の入射角度を補正する。
【0042】つぎに、以上のような記録再生時に行われ
るラディアルスキューサーボについて、更に詳細に説明
する。
【0043】上述したようにラディアルスキューサーボ
回路5は、定常記録再生時には、光ディスク1の回転周
波数よりもカットオフ周波数が低い第1のローパスフィ
ルタ22aを使用し、非定常記録再生時には、光ディス
ク1の回転周波数よりもカットオフ周波数が高い第2の
ローパスフィルタ22bを使用する。
【0044】このようなフィルタの切り換え動作は、図
3のフローチャートに示すように行われる。すなわち、
先ず、ステップST1において、CPU14は、光ディ
スク1に対して定常的に記録再生がなされているかを判
断する。ここで、CPU14は、例えば、トラッキング
制御及びフォーカス制御が正常になされ、且つ、スキュ
ーエラー信号が不感帯内に収まっているときに、光ディ
スク1に対して定常的に記録再生がなされているものと
判断する。
【0045】そして、光ディスク1に対して定常的に記
録再生がなされていると判断されたら、ステップST2
に進み、CPU14は、第1のローパスフィルタ22a
を使用するように、ラディアルスキューサーボ回路5の
フィルタ部22に切り換え制御信号を送出する。これに
より、ラディアルスキューサーボ回路5において、第1
のローパスフィルタ22aが使用されるようになる。
【0046】一方、光ディスク1に対して定常的に記録
再生がなされていないと判断されたら、ステップST3
に進み、CPU14は、第2のローパスフィルタ22b
を使用するように、ラディアルスキューサーボ回路5の
フィルタ部22に切り換え制御信号を送出する。これに
より、ラディアルスキューサーボ回路5において、第2
のローパスフィルタ22bが使用されるようになる。
【0047】そして、第1のローパスフィルタ22aが
使用される定常記録再生時のラディアルスキューサーボ
は、以下のように行われる。
【0048】すなわち、定常記録再生時におけるラディ
アルスキューサーボでは、先ず、スキューセンサ3によ
って、光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な傾
きを検出し、この傾きを示すスキューエラー信号をスキ
ューセンサ3からラディアルスキューサーボ回路5のス
キューエラー検出回路21に送出する。次に、スキュー
エラー検出回路21によって、スキューセンサ3から送
出されたスキューエラー信号を所定のレベルまで増幅
し、その後、第1のローパスフィルタ22aによって、
スキューエラー信号から不要な高周波ノイズ成分を除去
する。次に、不要なノイズ成分が除去されたスキューエ
ラー信号に対して、不感帯設定回路23によって不感帯
を設定し、その後、不感帯が設定されたスキューエラー
信号に基づいてドライブ回路24によって制御電圧を生
成し、この制御電圧をスキューモータ6に送出する。そ
して、スキューモータ6は、この制御電圧に基づいて、
光学ユニット4の傾きを変化させ、これにより、光ディ
スク1と光学ピックアップ2の相対的な傾きを補正す
る。
【0049】このようなラディアルスキューサーボで
は、ラディアルスキューサーボ回路5のフィルタとし
て、光ディスク1の回転周波数よりもカットオフ周波数
が低い第1のローパスフィルタ22aを使用しているの
で、スキューエラー信号からタンジェンシャルスキュー
の影響が取り除かれる。したがって、ラディアルスキュ
ーサーボ時のハンチングが防止され、ラディアルスキュ
ーサーボが安定になされることとなる。
【0050】一方、第2のローパスフィルタ22bが使
用される非定常記録再生時のラディアルスキューサーボ
は、以下のように行われる。
【0051】すなわち、非定常記録再生時におけるラデ
ィアルスキューサーボでは、先ず、スキューセンサ3に
よって、光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な
傾きを検出し、この傾きを示すスキューエラー信号をス
キューセンサ3からラディアルスキューサーボ回路4の
スキューエラー検出回路21に送出する。次に、スキュ
ーエラー検出回路21によって、スキューセンサ3から
送出されたスキューエラー信号を所定のレベルまで増幅
し、その後、第2のローパスフィルタ22bによって、
スキューエラー信号から不要な高周波ノイズ成分を除去
する。次に、不要なノイズ成分が除去されたスキューエ
ラー信号に対して、不感帯設定回路23によって不感帯
を設定し、その後、不感帯が設定されたスキューエラー
信号に基づいてドライブ回路24によって制御電圧を生
成し、この制御電圧をスキューモータ6に送出する。そ
して、スキューモータ6は、この制御電圧に基づいて、
光学ユニット4の傾きを変化させ、これにより、光ディ
スク1と光学ピックアップ2の相対的な傾きを補正す
る。
【0052】このようなラディアルスキューサーボで
は、ラディアルスキューサーボ回路5のフィルタとし
て、光ディスク1の回転周波数よりもカットオフ周波数
が高い第2のローパスフィルタ22bを使用しているの
で、応答速度が速く、すみやかに光ディスク1と光学ピ
ックアップ2の相対的な傾きの補正がなされる。
【0053】なお、以上の説明では、ラディアルスキュ
ーサーボを行う際に、光学ユニット4の傾きを変化させ
ることにより、光ディスク1と光学ピックアップ2の相
対的な傾きを補正したが、ラディアルスキューサーボの
方法は、これに限られるものではない。すなわち、例え
ば、スピンドルモータ11の傾きを変化させることによ
り、光ディスク1と光学ピックアップ2の相対的な傾き
を補正することも可能であるし、また、光学ピックアッ
プ2自体の傾きを変化させることにより、光ディスク1
と光学ピックアップ2の相対的な傾きを補正することも
可能である。
【0054】また、以上の説明では、ラディアルスキュ
ーサーボ回路5によってスキューセンサ3からのスキュ
ーエラー信号を処理したが、このようなスキューエラー
信号の処理は、CPU14によるプログラム処理によっ
て行うことも可能である。すなわち、例えば、図4に示
すように、スキューセンサ3からのスキューエラー信号
をA/Dコンバータ14aを介してCPU14に入力
し、CPU14内のプログラムによってスキューエラー
信号に対して上述のスキューエラー検出回路21、フィ
ルタ部22及び不感帯設定回路23において行われるよ
うな処理を施し、その後、スキューエラー信号をCPU
14からD/Aコンバータ14bを介して、ドライブ回
路24に送出するようにしてもよい。
【0055】なお、本発明は、光学ピックアップを用い
て光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク記録再
生装置、及び光学ピックアップを用いて光ディスクに対
して記録再生を行う光ディスクの記録再生方法に対し
て、広く適用可能である。したがって、本発明は、例え
ば、光磁気ディスクのように磁気光学効果を利用した光
ディスクに対して記録再生を行う場合にも適用可能であ
る。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る光ディスク記録再生装置及び光ディスクの記録再
生方法では、トラッキング制御及びフォーカス制御が正
常になされ、且つ上記スキューエラー信号のレベルが所
定の範囲内に収まっているか否かに基づき定常記録再生
時か否かを判断してフィルタを使い分けているので、定
常記録再生時には、ラディアルスキューサーボ時のハン
チングの発生を抑えて動作を安定なものとすることがで
き、また、定常記録再生以外の時には、ラディアルスキ
ューサーボの応答速度を速くすることができる。
【0057】また、通常の記録再生において、非定常的
に記録再生がなされる時間と、定常的に記録再生がなさ
れる時間とでは、定常的に記録再生がなされる時間の方
が圧倒的に長い。そして、本発明によれば、駆動時間が
長い定常記録再生時におけるラディアルスキューサーボ
の動作が大幅に少なくなるため、消費電力を大幅に低減
することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク記録再生装置の一
構成例を模式的に示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した光ディスク記録再生装置のラ
ディアルスキューサーボ回路の一構成例を示すブロック
図である。
【図3】フィルタ切り換え時の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】ラディアルスキューサーボにCPUを使用する
際の構成例を示すブロック図である。
【図5】従来の光ディスク記録再生装置の一構成例を模
式的に示すブロック図である。
【図6】従来の光ディスク記録再生装置のラディアルス
キューサーボ回路の一構成例を示すブロック図である。
【図7】スキューエラー信号と制御電圧との関係の一例
を示す特性図である。
【図8】カットオフ周波数が高いローパスフィルタを使
用したときのスキューエラー信号の過渡応答特性の一例
と、カットオフ周波数が低いローパスフィルタを使用し
たときのスキューエラー信号の過渡応答特性の一例とを
示す図である。
【図9】タンジェンシャルスキューの影響を受けたスキ
ューエラー信号の波形の一例を示す図である。
【図10】定常記録再生時にカットオフ周波数が高いロ
ーパスフィルタを使用したときのスキューエラー信号及
び制御電圧の一例と、定常記録再生時にカットオフ周波
数が低いローパスフィルタを使用したときのスキューエ
ラー信号及び制御電圧の一例とを示す図である
【符号の説明】 1 光ディスク 2 光学ピックアップ 3 スキューセンサ 4 光学ユニット 5 ラディアルスキューサーボ回路 6 スキューモータ 7 支持部材 8 カム 9 スレッドモータ 10 スレッドサーボ回路 11 スピンドルモータ 12 スピンドルサーボ回路 13 トラッキング・フォーカスサーボ回路 14 CPU 21 スキューエラー検出回路 22 フィルタ部 22a 第1のローパスフィルタ 22b 第2のローパスフィルタ 23 不感帯設定回路 24 ドライブ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクと光学ピックアップの相対的
    な傾きを検出して、上記傾きを示すスキューエラー信号
    を出力する傾き検出手段と、上記スキューエラー信号に
    基づいて上記傾きを補正するための補正信号を生成する
    補正信号生成手段と、上記補正信号に基づいて上記傾き
    を補正する傾き補正手段とを有する光ディスク記録再生
    装置において、 上記補正信号生成手段が、上記スキューエラー信号から
    高周波成分を除去するフィルタを複数備え、トラッキン
    グ制御及びフォーカス制御が正常になされ、且つ上記ス
    キューエラー信号のレベルが所定の範囲内に収まってい
    るか否かに基づき記録再生の状態を判断して使用するフ
    ィルタの切り替えを行い、該スキューエラー信号のレベ
    ルが所定の範囲内であるときは、上記補正信号の生成を
    抑制することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記補正信号生成手段が、定常記録再生
    時か否かによって使用するフィルタを切り換えることを
    特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記補正信号生成手段が、ディスク回転
    周波数よりもカットオフ周波数が低い第1のフィルタ
    と、ディスク回転周波数よりもカットオフ周波数が高い
    第2のフィルタとを備え、定常記録再生時には上記第1
    のフィルタを使用し、定常記録再生以外の時には上記第
    2のフィルタを使用することを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 トラッキング制御及びフォーカス制御が
    正常になされ、且つ上記スキューエラー信号のレベルが
    所定の範囲内に収まっているか否かに基づき記録再生の
    状態を判断してフィルタの切り替えを行ない、 光ディスクに対して定常的に記録再生がなされるときに
    は、カットオフ周波数がディスク回転周波数よりも低い
    第1のフィルタにより、光ディスクと光学ピックアップ
    の相対的な傾きを示すスキューエラー信号から高周波成
    分を除去した上で、スキューエラー信号に基づいて上記
    傾きを補正し、 光ディスクに対して定常的に記録再生がなされていない
    ときには、カットオフ周波数がディスク回転周波数より
    も高い第2のフィルタにより、光ディスクと光学ピック
    アップの相対的な傾きを示すスキューエラー信号から高
    周波成分を除去した上で、スキューエラー信号に基づい
    て上記傾きを補正し、 該スキューエラー信号のレベルが上記所定の範囲内にあ
    るときは、上記傾きの補正を抑制することを特徴とする
    光ディスクの記録再生方法。
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