JP2001319330A - 記憶装置 - Google Patents
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- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Abstract
ート処理やエラーリカバリ処理を適切に行う。 【解決手段】キャリブレート処理部122 はキャリブレー
ト動作条件が成立するとキャリブレートを実行する。キ
ャリブレート無効化部124 は、連続データの処理中にキ
ャリブレート動作条件が成立しても、キャリブレートの
実行を一時的に無効化し、連続データの処理終了後にキ
ャリブレートを実行させる。エラーリカバリ部120 はエ
ラー発生時にエラーを解消するリカバリを行った後にリ
トライし、エラーリカバリが正常終了した際にキャリブ
レート処理を実行する。このとき連続データの処理中で
あればキャリブレートの実行を一時的に無効化する。
Description
の記録と再生を行う記憶装置に関し、特に、連続データ
の記録又は再生中に起きるキャリブレート要求を適切に
処理する記憶装置に関する。
相変化型光ディスク(PD)、ハードディスクやコンパ
クトディスク(CD,CD−R,CD−RW)等の光デ
ィスクの記憶媒体を使用して情報の記録と再生を行う光
学的記憶装置は、コンピュータの外部記憶装置として通
常のコンピュータデータ及びコンピュータ実行プログラ
ム等を記録している。
ータ等の時間的に連続するデータストリームである連続
データ(シーケンシャルデータ)をコンピュータで扱う
ようになっている。光学的記憶装置は、このような持続
した転送速度が重要である大容量の連続データを繰り返
し記録再生する十分にかなう有用な装置である。
度変化等の様々な変動要因、更に過去のシークエラー回
数等の統計情報に基づいてキャリブレーションの動作条
件を判断し、動作条件が成立した際に装置の動作パラメ
ータを調整して最適化するキャリブレートを、データ処
理を一時的に中断して実行している。
の埃や傷または媒体成形時の欠陥等に原因して起きるエ
ラー及び外部振動によるサーボ異常等のエラーが起こっ
た場合は、エラーリカバリを行った後のリトライで正常
終了させている。
チメディアに対応したデータ処理システムに光学的記憶
装置を使用する場合、音響データや動画データ等の連続
したデータストリームを記録再生する必要がある。音響
データや動画データを記録再生する場合、これらのデー
タは一般に連続したデータであるため、光ディスク媒体
上に連続した形で記録して再生するシーケンシャル処理
がなされる。
ータは、その性質上、連続して記録再生する必要がある
ため、記録再生の途中で長時間待たされたりすると、後
続のデータを次々と処理できなくなり、エラーとなって
しまう場合がある。このように、音響データや動画デー
タの記録再生には、なるべく処理を中断しないようにす
る必要がある。
化や経過時間で変化する種々のパラメータを調整するた
めにサーボキャリブレートを実行している。またシーク
エラーの統計情報から設定回数を越えた場合にも、装置
のばらつきや装置と媒体の偏心情報を調整するサーボキ
ャリブレートを実行している。このようなサーボキャリ
ブレート処理には3〜4秒といった時間がかかる。
は、即時にエラーリカバリ処理を起動し、エラーリカバ
リ動作後のリトライで正常終了させている。このエラー
リカバリ処理は、エラーの程度に対応した重度エラーリ
カバリ処理、中度エラーリカバリ処理、軽度エラーリカ
バリ処理を行い、正常終了した場合にはキャリブレート
処理を実行する。このようにエラーのエラーリカバリ処
理にキャリブレート処理が加わることで6〜7秒かかる
こととなる。
又は再生中に、キャリブレートが起動されると、データ
転送バッファでは吸収しきれない記録再生の停止時間が
生じ、再生中の画面データの停止等の弊害が起こる可能
性がある。
ずにキャリブレートやエラーリカバリを適切に行うよう
にした記憶装置を提供することを目的とする。
図である。本発明の記憶装置は、所定のキャリブレート
動作条件が成立した際にキャリブレートを実行するキャ
リブレート処理部122と、連続データの処理中にキャ
リブレート動作条件が成立した場合、キャリブレートの
実行を一時的に無効化し、連続データの処理終了後にキ
ャリブレートを実行させるキャリブレート無効化部12
4とを備えたことを特徴とする。
な時間的に連続的な動作が最優先である性格の連続デー
タを記録又は再生している場合には、キャリブレート動
作条件が成立しても、その実行が連続データの再生又は
記録が終了するまで一時中断され、連続データの記録又
は再生を中断することがない。
ータの処理中か否かを判断する連続データ判断部140
を備え、この連続データ判断部140は、記録又は再生
が所定時間継続し且つ媒体上の再生又は記録トラックが
連続している場合に連続データの処理中と判断する。ま
た連続データ判断部140は、連続データの処理モード
が設定されている場合に連続データの処理中と判断す
る。
毎の装置の温度変化が所定値以上となった場合、媒体ロ
ード後の経過時間が所定値以上となった場合、又は統計
情報として求めているシークエラーの回数が所定値以上
となった場合に、キャリブレート動作条件が成立したと
判断する。
エラーリカバリを行った後にリトライし、エラーリカバ
リが正常終了した際にキャリブレートを実行するエラー
リカバリ処理部120を備え、キャリブレート無効化部
124は、エラーリカバリ処理部でキャリブレート処理
を実行する際に、連続データの処理中であればキャリブ
レートの実行を一時的に無効化し、連続データの処理終
了後にキャリブレートを実行させることを特徴とする。
エラーを重度エラー、中度エラー、及び軽度エラーに分
類し、重度エラーが発生した場合は重度エラーリカバリ
処理を実行し、軽度エラーが発生した場合または重度エ
ラーリカバリ処理が正常終了した場合は軽度エラーリカ
バリ処理を実行し、軽度エラーリカバリ処理が正常終了
した場合は所定のキャリブレート動作条件が成立した場
合にキャリブレートを実行し、更に、中度エラーリカバ
リ処理が正常終了した場合はキャリブレート動作条件を
判断せずにキャリブレートを強制的に実行する。
は連続データの処理中であればキャリブレートの実行を
一時的に無効化し、連続データの処理終了後にキャリブ
レートを実行させる。
に対するリカバリ処理につき、連続データの記録又は再
生中に発生したエラーの場合は、キャリブレート処理の
実行は連続データの再生又は記録が終了するまで一時中
断され、エラーリカバリに時間がかかりすぎて、連続デ
ータの記録又は再生を中断してしまうようなことはな
い。
ブレートの一時的な無効化を示すステータス(一時無効
フラグ)を生成して記憶し、連続データの処理が終了し
且つ他の処理も行われていない場合に、一時的に無効化
したキャリブレート処理を実行する。
となる光ディスクドライブの回路ブロック図である。本
発明の光ディスクドライブは、コントロールユニット1
0とエンクロージャ12で構成される。コントロールユ
ニット10には光ディスクドライブの全体的な制御を行
うMPU14、上位装置との間でコマンド及びデータの
やり取りを行うインタフェースコントローラ16、光デ
ィスク媒体に対するデータのリード、ライトに必要なフ
ォーマッタやECC機能(誤り検出訂正機能)を備えた
光ディスクコントローラ(ODC)18、バッファメモ
リ20を備える。
イト系統としてエンコーダ22とレーザダイオード制御
回路24が設けられ、レーザダイオード制御回路24の
制御出力はエンクロージャ12側に設けたレーザダイオ
ードユニット30に与えられている。レーザダイオード
ユニット30はレーザダイオード(光源)とモニタ用の
受光素子を一体に備える。
記録再生を行う光ディスク、例えばリムーバルなMOカ
ートリッジ媒体として、この実施形態にあっては128
MB、230MB、540MB、640MBのMOカー
トリッジ媒体、ダイレクトオーバライト対応型の230
MB、540MB、640MB媒体、更にMSR(Magne
tic Super Resolution) の1.3GB媒体のいずれかを
使用することができる。
体については、媒体上のマークの有無に対応してデータ
を記録するピットポジション変調記録(PPM記録)を
採用している。また媒体の記録フォーマットは、ZCA
Vであり、128MBは1ゾーンである。
0MB、640MB及び1.3GBのMOカートリッジ
媒体については、マークのエッジ即ち前縁と後縁をデー
タに対応させるパルス幅変調記録(PWM記録)を採用
している。尚、PPM記録はマーク記録とも呼ばれ、P
WM記録はエッジ記録とも呼ばれる。
の記憶容量の差はセクタ容量の違いによるもので、セク
タ容量が2KBのとき640MB媒体となり、一方、5
12Bのときは540MB媒体となる。また媒体の記録
フォーマットはZCAVであり、230MBは10ゾー
ン、640MBは11ゾーン、540MB及び1.3G
Bは18ゾーンである。
は、128MB、230MB、540MB、640MB
または1.3GBの各記憶容量のMOカートリッジ、更
にダイレクトオーバライト対応型媒体カートリッジに対
応可能である。
トリッジをローディングした際には、まず媒体のID部
をリードし、そのピット間隔からMPU14において媒
体の種別を認識し、種別結果を光ディスクコントローラ
18に通知することで、128MB媒体であればPPM
記録に対応したフォーマッタ処理を行い、230MB,
540MB,640MBまたは1.3GB媒体であれば
PWM記録に従ったフォーマッタ処理を行うことにな
る。
ド系統としては、デコーダ26、リードLSI回路28
が設けられる。リードLSI回路28に対しては、エン
クロージャ12に設けたディテクタ32によるレーザダ
イオード30からのビームの戻り光の受光信号が、ヘッ
ドアンプ34を介してID信号及びMO信号として入力
されている。
ィルタ、セクタマーク検出回路、シンセサイザ及びPL
L等の回路機能が設けられ、入力したID信号及びMO
信号よりリードクロックとリードデータを作成し、デコ
ーダ26に出力している。またスピンドルモータ40に
よる媒体の記録方式としてゾーンCAVを採用している
ことから、リードLSI回路28に対してはMPU14
より、内蔵したシンセサイザに対しゾーンに対応した周
波数のクロックをリードクロックとして発生する。
ーダ26の復調方式は、光ディスクコントローラ18に
よる媒体種別に応じ、128MB媒体についてはPPM
記録の変調及び復調方式に切り替えられる。一方、23
0MB媒体,540MB媒体,640MB媒体及び1.
3GB媒体については、PWM記録の変調及び復調方式
に切り替えられる。
設けた温度センサ36の検出信号が与えられている。M
PU14は、温度センサ36で検出した装置内部の環境
温度に基づき、レーザダイオード制御回路24における
リード、ライト、イレーズの各発光パワーを最適値に制
御する試し記録処理(テストライト処理)を行う。
エンクロージャ12側に設けたスピンドルモータ40を
制御する。MOカートリッジの記録フォーマットはZC
AVであることから、スピンドルモータ40を例えば3
600rpmの一定速度で回転させる。
ドを解読して記録再生を制御する機能が設けられ、コマ
ンドで指定された媒体のセクタに対するレーザビームの
位置決めと、レーザパワーの制御により記録又は再生を
制御する。
ンドによる記録又は再生でエラーが発生した場合に、エ
ラー要因を解消するエラーリカバリを行つた後にリトラ
イによってコマンド実行を正常終了させるエラーリカバ
リ機能が設けられる。このエラーリカバリには正常終了
の際にキャリブレーションを行うようになっている。
過時間、温度変化、もしくはシークエラーの統計情報か
らキャリブレーション動作条件の成立を判断し、サーボ
系の変動要因を調整して最適化するキャリブレートを行
う。本発明にあっては、もし連続データの記録又は再生
中であった場合には、キャリブレートを一時的に無効化
して中断し、連続データの記録又は再生を終了した後の
アクセス停止タイミングでキャリブレートを実行する。
エンクロージャ12側に設けた電磁石44を制御する。
電磁石44は装置内にローディングされたMOカートリ
ッジのビーム照射側と反対側に配置されており、記録時
及び消去時に媒体に外部磁界を供給する。
ド30からのビームの位置決めを行うためのサーボ機能
を実現する。このため、エンクロージャ12側の光学ユ
ニットに媒体からのビーム戻り光を受光する4分割ディ
テクタ46を設け、FES検出回路(フォーカスエラー
信号検出回路)48が、4分割ディテクタ46の受光出
力からフォーカスエラー信号E1を作成してDSP15
に入力している。
信号検出回路)50が4分割ディテクタ46の受光出力
からトラッキングエラー信号E2を作成し、DSP15
に入力している。
(トラックゼロクロス検出回路)45に入力され、トラ
ックゼロクロスパルスE3を作成してDSP15に入力
している。DSP15は、ビーム位置決めのため、ドラ
イバ54,58を介してフォーカスアクチュエータ56
及びVCM64を制御駆動している。
ロージャの概略は図3のようになる。図3において、ハ
ウジング66内にはスピンドルモータ40が設けられ、
スピンドルモータ40の回転軸のハブに対しインレット
ドア68側よりMOカートリッジ70を挿入すること
で、内部のMO媒体72がスピンドルモータ40の回転
軸のハブに装着されるローディングが行われる。
のMO媒体72の下側には、VCM64により媒体トラ
ックを横切る方向に移動自在なキャリッジ76が設けら
れている。キャリッジ76上には対物レンズ80が搭載
され、固定光学系78に設けている半導体レーザからの
ビームをプリズム82を介して入射し、MO媒体72の
媒体面にビームスポットを結像している。対物レンズ8
0は図2のエンクロージャ12に示したフォーカスアク
チュエータ56により光軸方向に移動制御される。
回路45及びDSP16の機能ブロック図である。
分割ディテクタ46の出力から図示しない前段の回路に
おいてトラッキングエラー信号TESiを作成する。こ
のトラッキングエラー信号TESiは、AGC回路(自
動ゲイン制御回路)501に入力され、トラッキングエ
ラー信号TESiのゲインを調整する。
Sオフセット補正信号E2とを加算する。TESオフセ
ット補正信号E2はトラッキングエラー信号TESiの
オフセットを調整するものであり、MPU14側の振幅
/オフセット計算部141から与えられる。
ー信号の信号感度を調整する。ゲイン調整回路503に
は、並列接続された4つの増幅回路AMPとそれぞれに
信号入力を選択するスイッチSW4を備える。そしてD
SP15のADコンバータのレンジを越えないように4
つの増幅回路AMPの1つが選択される。
振幅/オフセット計算部141は、ゲイン調整回路50
3のスイッチSWを選択するためのゲイン選択信号e1
を出力する。
ッキングエラー信号は、ノッチ回路504及び低域フィ
ルタ(LPF)506を通過し、ノイズ除去及び波形成
型されたトラッキングエラー信号E3を出力する。
回路45に入力される。TZC回路45では、コンパレ
ータ452が低域フィルタ(LPF)451を通過した
トラッキングエラー信号TESiと所定のスライスレベ
ルとを比較し、トラックゼロクロスパルス信号(TZC
パルス信号)E2を出力する。
(ADC)90は、TES検出回路50のTES信号E
3をデジタルデータに変換する。ADコンバータ90の
出力はサンプリング周波数ごとにDSP15に読み込ま
れる。
ノード95にADコンバータ90で読み込まれたトラッ
キングエラー信号が入力し、TES入力段オフセット信
号e3を加算する。利得制御部96はノード95からの
トラッキングエラー信号に利得11を乗算し、回路定数
や信号感度などの入力感度のばらつきを吸収する。
部110に入力され、入力されたトラッキングエラー信
号の絶対値とオフトラックスライスレベルSLとを比較
し、オフトラックの判定を行う。例えばトラッキングエ
ラー信号の絶対値がオフトラックスライスレベルSLよ
り大きい時にはオフトラックと判定される。
フラグがセットされる。このオフトラックスライスレベ
ルSLは、リード処理時とライト/イレーズ処理時とで
切り替えられる。通常、ライト/イレーズ処理時のオフ
トラックスライスレベルはリード処理時のそれよりも小
さいレベルに設定される。
ックフラグがセットされると、DSP15の主制御部1
72はスイッチ100をオフし、トラックサーボをオフ
する。またMPU14にサーボエラー割込みが通知され
る。
に入力される。PID演算部98は位相補償処理を行
う。スイッチ100のオンにより、トラックサーボがオ
ンしている時にPID演算部98の出力は利得制御部1
02に入力される。利得制御部102はPID演算部1
00の出力に利得G2を乗算し、ドライバの駆動感度、
アクチュエータの加速度などの出力感度のばらつきを吸
収する。
力に出力段オフセット信号e4を加算する。このノード
104の出力はリミッタ106を介してDAコンバータ
108に与えられる。DAコンバータ108はリミッタ
106のデジタルデータをアナログトラック電流に変換
して図2のドライバ58に出力し、VCM60を駆動す
る。
理時に目標位置と現在位置との差がセットされ、この差
に応じた速度信号を図2のドライバ58に出力してVC
M60を駆動する。
バータ90から出力されたトラッキングエラー信号の振
幅値を測定する。MPU14に設けられた振幅/オフセ
ット計算部141は、振幅測定部92で測定された振幅
値からトラッキングエラー信号のゲイン及びオフセット
を計算する。
されたゲインe1、オフセットe2,e3は、MPU1
4のメモリに格納され、制御パラメータとして使用され
る。
ムウェアで実現される本発明によるキャリブレート処理
及びリカバリ処理の機能ブロック図である。図5におい
て、MPU14のファームウェアには、制御レジスタ1
14、コマンド処理部116、アクセス実行部118、
リカバリ処理部120、キャリブレート処理部122及
びキャリブレート無効化部124が設けられる。
ディングされた光磁気ディスク媒体の媒体種別、ホスト
からの記録または再生のための受信コマンド、更に連続
データの処理を示すモードの設定モードが格納されてい
る。コマンド処理部116には記録処理部126と再生
処理部128が設けられる。
らのコマンドがライトコマンドであれば、記録処理部1
26が動作し、アクセス実行部118によりレーザビー
ムをコマンドで指定された目標トラックの目標セクタに
シークしてオントラックした状態で、レーザダイオード
を消去パワーに制御して目標セクタのイレーズを行った
後、レーザパワーを記録パワーに制御して目標セクタの
データ書込みを行う。
トからの入力コマンドがリードコマンドであった場合に
は、再生処理部128が動作し、アクセス実行部118
によりレーザビームを、リードコマンドで指定された目
標トラックの目標セクタにシーク制御してオントラック
した状態で、レーザダイオードをリードパワーに制御し
てデータの読出しを行う。
処理部116による記録または再生時にエラーが発生し
た際にエラーリカバリ動作を行ってエラー要因を解消し
た後にリトライを行って、記録または再生を正常終了さ
せる。この実施形態にあってエラーリカバリ処理部12
0には、エラーの度合いに応じたリカバリ処理を行うた
め、重度エラーリカバリ部130、中度エラーリカバリ
部132及び軽度エラーリカバリ部134が設けられて
いる。
エラーまたは中度エラーについては、中度エラーリカバ
リ部132及び軽度エラーリカバリ部134が個別にリ
カバリ処理を行うが、重度エラーリカバリについては重
度エラーリカバリ部130でリカバリ処理を行った後、
軽度エラーリカバリ部134でリカバリ処理を行うよう
にしている。
度エラーリカバリが正常終了した場合、または軽度エラ
ーリカバリのみで正常終了した場合には、キャリブレー
ト処理部122によるキャリブレートを実行する。また
中度エラーリカバリが正常終了した場合にもキャリブレ
ートを行う。このリカバリ処理の詳細は後の説明で更に
明らかにされる。
レート動作条件を判断する動作条件判断部136と、キ
ャリブレート動作条件の成立を判断した際に実際にキャ
リブレートを実行するキャリブレート実行部138を備
える。
ト動作条件は、例えば次の3つを判断する。 (1)媒体ロードから一定時間経過するごとの温度変化
が設定値以上であること (2)媒体ロードからの経過時間が設定値以上であるこ
と (3)媒体ロードからのシークエラー回数が設定値以上
であること もちろん、このような3つのキャリブレート動作条件が
成立してキャリブレートを実行して終了した際にはキャ
リブレート終了時点を媒体ロード時点と見做して、温度
変化、経過時間及びシークエラー回数に基づくキャリブ
レート動作条件の判断を行うことになる。
レート動作条件として判断している装置温度の変化、経
過時間による変動要因を調整して、最適な動作状態とす
るために必要な主にサーボ系の調整処理を実行する。
データ判断部140と一時無効フラグ142が設けられ
ている。キャリブレート無効化部124は、キャリブレ
ート処理部122に設けた動作条件判断部136による
キャリブレート動作条件の成立の有無をチェックしてお
り、キャリブレート動作条件の成立が判断されると連続
データ判断部140を動作し、現在、コマンド処理部1
16で記録または再生中のホストからのコマンドに基づ
くデータが連続データか否か判断する。
ータが連続データであることを判断すると、一時無効フ
ラグ142をセットし、キャリブレート実行部138に
よるキャリブレートの実行を無効として中断させる。
リブレートの実行を中断した状態においては、連続デー
タ判断部140はコマンド処理部116による連続デー
タの記録または再生を監視しており、連続データの記録
または再生が終了すると、終了後にホストからのコマン
ドによる他の記録または再生などが行われていない停止
状態を確認して、一時無効フラグ142のセットで中断
していたキャリブレートをキャリブレート実行部138
に実行させる。
連続データを判断した際のキャリブレートの一時無効化
は、エラーリカバリ処理部120におけるエラーリカバ
リの終了後に行われるキャリブレートについても同様に
して、もし連続データの処理中であることを判断した場
合には、一時無効フラグ142をセットしてキャリブレ
ートを中断し、連続データの再生または終了後の他の記
録または再生が行われていない停止状態で中断したキャ
リブレートをキャリブレート実行部138に実行させ
る。
動作を示したフローチャートである。光ディスクドライ
ブの電源を投入すると、ステップS1で初期化処理が行
われる。この初期化処理にあっては、レーザダイオード
の発光パワーの調整によるイレーズパワー、ライトパワ
ー、リードパワーのそれぞれのデフォルト値、温度補正
係数の設定調整、更にキャリブレートに相当するサーボ
系の一連の調整処理が含まれる。
ると、ステップS3に進み、ホストからのコマンド受領
をチェックしている。ホストからのコマンド受領がない
場合には、ステップS7のキャリブレート処理に進み、
予め設定したキャリブレート動作条件が成立するか否か
判断し、キャリブレート動作条件が成立した場合にはキ
ャリブレートを実行する。
領した場合には、ステップS4に進み、コマンド実行に
よりデータの記録または再生を行う。ここで、ホストか
ら連続データを記録する場合のライトコマンドは、1ラ
イトコマンドで予め定めた複数のブロックデータを転送
してきており、この複数ブロック単位のコマンドデータ
の受信による書込みを繰り返すことになる。
ロックデータの書込先となる目標セクタから目標トラッ
クを判断し、前回のライトコマンドの最終トラック番号
と今回のライトコマンドの先頭トラック番号の連続性か
ら連続データの書込みであることが判断できる。
ードコマンドにあっては、先頭の目標セクタとこれに続
く連続再生するブロック数を指定していることから、再
生セクタのブロック数をトラック換算することでトラッ
ク番号の連続を認識して連続データの再生を判断するこ
とができる。
は、例えば再生トラックが連続して且つ所定時間再生動
作が連続した場合に連続データの再生と判断すればよ
い。もちろん、リードコマンドのブロック数から再生ト
ラック数が求まることから、所定トラック数の再生の場
合例えば連続した5トラック以上の再生の場合に、連続
データの再生と判断するようにしてもよい。
による記録または再生中にサーボ系のエラー発生が判別
されると、記録または再生を中断して、ステップS6の
エラーリカバリを行う。このエラーリカバリは、エラー
の度合、即ち重度エラー、中度エラー、軽度エラーに対
応したリカバリ処理を行う。
た場合にも、ステップS7のキャリブレート処理を実行
することになる。ステップS3〜S7の処理は、ステッ
プS8で媒体アンロードが判別されるまで繰り返され
る。ステップS8で媒体アンロードが判別されると、ス
テップS9に進み、装置停止でなければステップS2に
戻り、次の媒体ロードを待つことになる。
ート処理の詳細を示したフローチャートであり、図5の
キャリブレート処理部122及びキャリブレート無効化
部124の処理動作となる。
ずステップS1で一時無効フラグがセットされているか
否かチェックする。通常の記録再生時にあっては、一時
無効フラグはセットされていないことから、ステップS
2に進み、連続データの記録または再生か否かチェック
する。
ンピュータのデータやプログラムなどのようにランダム
アクセスの場合には、連続データでないことからステッ
プS3に進み、キャリブレート動作条件が成立したか否
か判断する。キャリブレート動作条件が成立していれば
ステップS4に進み、キャリブレートを実行する。
が連続データであることが判別された場合には、ステッ
プS5に進み、キャリブレート動作条件の成立をチェッ
クする。キャリブレート動作条件が成立していれば、ス
テップS6で一時無効フラグをセットし、この場合には
キャリブレートは実行しない。
れた場合には、次のキャリブレート処理のステップS1
で一時無効フラグのセットが判別され、ステップS7に
進む。ステップS7にあっては記録再生中か否かチェッ
クし、記録再生中であれば、図6のメインルーチンにそ
のままリターンする。
た場合には、ステップS8に進み、一定時間以上、記録
または再生の終了から他の記録または再生が行われてい
ない停止か否かチェックする。ステップS8で一定時間
以上停止であれば、ステップS9に進み、連続データの
記録または再生中に生じたキャリブレート動作条件で中
断したキャリブレートを実行する。
データの判断処理の詳細である。この連続データ判断処
理は、まずステップS1で連続データモードか否かチェ
ックする。図5のMPU5のファームウェアに設けた制
御レジスタ114には連続データの処理モードの有無を
示す設定モードの登録が行われており、このレジスタ1
14の設定モードを読み取って、もし連続データモード
が設定されていればステップS5に進み、連続データと
判断する。
なければステップS2に進み、再生か否かチェックす
る。再生であった場合にはステップS3に進み、再生動
作の連続時間が設定値以上か否かチェックする。連続時
間が設定値以上であればステップS4に進み、媒体上の
再生トラックが連続しているか否かチェックし、連続し
ていれば、ステップS5で連続データと判断する。
ステップS7に進み、記録動作の連続時間が設定値以上
か否か判断し、設定値以上であればステップS8で媒体
上の記録トラックが連続しているかどうか判断し、連続
していればステップS9で連続データとする。それ以外
については、ステップS6,S10のように通常データ
と判断する。
ータ処理専用ドライブとして駆動させる場合は、ランダ
ムアクセスかシーケンシャルアクセスかを見分ける必要
はない。モード設定は、ビットスイッチなどで設定可能
にしても良い。
キャリブレート動作条件の判断処理である。このキャリ
ブレート動作条件の判断処理にあっては、まずステップ
S1で媒体ロードから一定時間、例えば1分経過した時
の温度変化が設定値以上例えば5℃以上か否かチェック
し、5℃以上であればステップS4でキャリブレート動
作条件の成立を判断する。
の経過時間が設定値以上か否かチェックしており、経過
時間が例えば5分以上であれば、ステップS4でキャリ
ブレート動作条件の成立を判断する。
のシークエラーの回数が設定値以上、例えば16回以上
か否かチェックしており、シークエラーの回数が16回
以上であれば、ステップS4に進み、キャリブレート動
作条件の成立を判断する。もちろん、ステップS1,S
2,S3のいずれの動作条件も成立していない場合に
は、ステップS5で動作条件不成立と判断する。
成立が判断された場合には、図7のステップS3からス
テップS4に進んで直ちにキャリブレート処理を実行す
る。また図7のステップS5の連続データの処理中にあ
っては、ステップS6で一時無効フラグをセットした
後、ステップS7,S8で連続データの記録または再生
が終了して一定停止時間が経った時に、ステップS9
で、中断したキャリブレートを実行することになる。
成立した後にキャリブレートが実行されると、図9のス
テップS1,S2,S3はキャリブレートが終了した時
点を媒体ロード時点と見做して、再度、動作条件成立の
判断を繰り返すことになる。
るキャリブレート実行処理の詳細である。このキャリブ
レート実行処理は、まずステップS1でDSP再起動を
行う。DSP再起動は、LSIクロックを最大化し、D
SPがハングアップしてストップ状態に陥った場合に再
起動を行わせる。
DSPのサーボ制御に使用している各種のパラメータを
初期状態に設定する。続いてステップS3でフォーカス
サーボを一旦切る。このフォーカスサーボを切った状態
で、ステップS4でレーザダイオードのパワー初期化を
行う。
に移動させた後、ステップS6でフォーカスサーボをオ
ンして起動する。続いてステップS7でキャリッジをト
ラックサーボ初期位置に移動し、ステップS8でトラッ
キングエラー信号の振幅測定を行い、またステップS9
でトラッキングエラー信号のオフセット測定を行った
後、ステップS10でトラックサーボをオンする。
して補正量を決定する偏心情報測定処理を行う。続いて
ステップS12でキャリッジの軸摩擦状態を学習してキ
ャリッジの動作構成を行うトラックフィードフォワード
学習を行う。最終的にステップS14でシーク加速度測
定を行う。
常、3〜4秒程度の時間が掛かることになる。なお、図
10のキャリブレート実行処理は1つの例を示すもの
で、これ以外の調整処理を含めてもよいし、図10の中
の特定の調整処理を省略するようにしてもよいことはも
ちろんである。
カバリの詳細であり、図5のエラーリカバリ処理部12
0による処理動作となる。
ホストから受領したコマンドによるデータの記録または
再生の際に発生したエラーが重度エラーか否かチェック
する。重度エラーであればステップS2に進み、重度エ
ラーリカバリ処理を実行する。この重度エラーリカバリ
処理がステップS3で正常終了すると、ステップS4で
軽度エラーリカバリ処理を行う。
正常終了すると、ステップS10に進み、キャリブレー
ト動作条件をチェックし、動作条件が成立していればス
テップS11で連続データか否かチェックし、連続デー
タでなければステップS8でキャリブレートを実行し、
ステップS9でキャリブレートの正常終了を判別してエ
ラーリカバリ処理を終了する。
には、ステップS12で一時無効フラグをセットし、こ
の場合には図7のステップS1,S7,S8,S9の処
理で連続データの記録または再生終了後の一定時間停止
した状態でキャリブレートを実行することになる。
した場合には、ステップS1からステップS4に進み、
まず軽度エラーリカバリ処理を行う。軽度エラーリカバ
リ処理がもし異常終了であった場合には、ステップS5
からステップS6に進み、中度エラーリカバリ処理を行
う。中度エラーリカバリ処理の正常終了がステップS7
で判別されると、この場合にはキャリブレート動作条件
を判断することなく、ステップS8に進んで強制的にキ
ャリブレート処理を実行する。
した場合には、ステップS1からステップS4に進み、
軽度エラーリカバリ処理を行う。軽度エラーリカバリ処
理が正常終了となればステップS5からS10に進み、
キャリブレート動作条件を判断する。
動作条件が成立していた場合には、連続データでないこ
とを条件にステップS8でキャリブレートを実行する。
また連続データであればステップS12で一度無効フラ
グをセットし、連続データの記録再生終了後の一定停止
時間経過時点で中断したキャリブレートを実行すること
になる。
ラーリカバリ処理、中度エラーリカバリ処理及び重度エ
ラーリカバリ処理のそれぞれを説明する。
ック状態に短時間で復旧できるような簡単なリカバリ処
理であり、次の手順に従って処理する。 (1)DSP15側で所定回数のオフトラックが連続し
て発生した時にMPU14にエラー割込みを通知する。 (2)MPU14はトラッキングエラー信号の振幅が規
定値以上出ていることを判定する。 (3)トラッキングエラー信号の振幅が出ていることを
条件に、MPU14はDSP15に対しトラックサーボ
オンコマンドを発行し、図4のスイッチ100をオンす
る。
リ処理は、トラックサーボをオンすることによって短時
間にオントラック状態に復帰させるもので、MPU14
からDSP15にトラックサーボオンコマンドを発行さ
せる処理となる。
で行われる。 (1)DSP15に対しMPU14はフォーカスサーボ
オフコマンドを発行する。 (2)フォーカスサーボオフの正常終了で、MPU14
はキャリッジをホームポジションセンサがオンする位置
に位置付けるプッシュイン処理を行う。 (3)プッシュイン処理が正常終了すると、MPU14
はプッシュイン状態を解除してキャリッジをグルーブの
ある位置に位置付けるステップアウト処理を行う。即ち
キャリッジをホームポジションセンサがオフする位置ま
で移動する。 (4)ステップアウト処理が正常終了した時にMPU1
4はDSP15にフォーカスサーボオンコマンドを発行
し、フォーカスサーボループをオンする。 (5)フォーカスサーボオンが正常終了した場合に、M
PU14はDSP15に対しトラックサーボオンコマン
ドを発行し、図4のDSP15におけるスイッチ100
をオンする。トラックサーボオンによりオントラックし
たら正常終了とする。
ントラックできない位置例えばトラック上の鏡面部など
に光ビームが外れた場合を想定し、インナの基準位置に
キャリッジを位置付けた後にトラックの存在する位置に
位置付けを行って、サーボオンコマンドによりオントラ
ック状態に復帰させる処理となる。
行う。 (1)MPU14はDSP15にフォーカスサーボオフ
コマンドを発行してフォーカスサーボをオフする。 (2)フォーカスサーボオフの正常終了でMPU14は
キャリッジをホームポジションセンサがオンする位置に
位置付けるプッシュイン処理を行う。 (3)プッシュイン処理が正常終了で、MPU14はキ
ャリッジをグルーブのある位置、即ちホームポジション
センサがオフする位置まで移動するステップアウト処理
を行う。 (4)ステップアウト処理の正常終了でMPU14はD
SP15にフォーカスサーボオンコマンドを発行し、フ
ォーカスサーボループをオンする。 (5)フォーカスサーボオンの正常終了でMPU14は
トラッキングエラー信号のキャリブレーション処理を行
う。このトラッキングエラー信号のキャリブレーション
処理は、図4に示した振幅測定部92の測定結果に基づ
く振幅/オフセット計算部141によるトラッキングエ
ラー信号の振幅及びオフセットの調整である。 (6)トラッキングエラー信号のキャリブレーション処
理の正常終了を受けて、MPU14はDSP15に対し
トラックサーボオンコマンドを発行し、トラックサーボ
ループをスイッチ100によりオンする。 (7)トラックサーボオンコマンドによりオントラック
したら、正常終了として処理を終了する。
ビームがトラックの側端部に追従し不安定な状態である
場合を想定し、トラッキングエラー信号のオフセット及
びゲインを調整して光ビームをトラックセンタに追従さ
せる処理となる。また中度リカバリ処理と同様、インナ
側の基準位置(ホームポジション)に位置付けした後に
トラックのある位置に戻してオントラックし、サーボオ
ンコマンドによりオントラック状態に復旧させることに
なる。
かる光学的記憶媒体において、効果的であるが、他の磁
気記憶媒体等にも応用可能である。また本発明は上記の
実施形態に限定されず、本発明の目的及び利点を損なわ
ない範囲で種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。また本発明は上記の実
施形態に示した数値による限定は受けない。
キャリブレートを実行するキャリブレート処理部と、連
続データの処理中に前記キャリブレート動作条件が成立
した場合、前記キャリブレートの実行を一時的に無効化
し、連続データの処理終了後にキャリブレートを実行さ
せるキャリブレート無効化部と、を備えたことを特徴と
する光学的記憶装置。(1) (付記2)(連続データの判断) 付記1記載の光学的記憶装置に於いて、前記キャリブレ
ート無効化部は、連続データの処理を判断する連続デー
タ判断部を備え、前記連続データ判断部は、記録又は再
生が所定時間継続し且つ媒体上の再生又は記録トラック
が連続している場合に連続データの処理中と判断するこ
とを特徴とする光学的記憶装置。(2) (付記3)(オリジナル2:モード設定) 付記1記載の光学的記憶装置に於いて、前記連続データ
判断部は、連続データ処理モードが設定されている場合
に連続データの処理中と判断することを特徴とする光学
的記憶装置。(3) (付記4)(キャリブレート動作条件) 付記1記載の光学的記憶装置に於いて、前記キャリブレ
ート処理部は、所定時間毎の装置の温度変化が所定値以
上となった場合、媒体ロード後の経過時間が所定値以上
となった場合、又はシークエラーの回数が所定値以上と
なった場合に前記キャリブレート動作条件が成立したと
判断することを特徴とする光学的記憶装置。
理) 付記1記載の光学的記憶装置に於いて、更に、エラー発
生時にエラーを解消するエラーリカバリを行った後にリ
トライし、エラーリカバリが正常終了した際にキャリブ
レート処理を実行するエラーリカバリ処理部を備え、前
記キャリブレート無効化部は、前記エラーリカバリ処理
部でキャリブレート処理を実行する際に、連続データの
処理中であれば前記キャリブレートの実行を一時的に無
効化し、連続データの処理終了後にキャリブレートを実
行させることを特徴とする光学的記憶装置。(4) (付記6)(リカバリ処理詳細) 付記1記載の光学的記憶装置に於いて、前記エラーリカ
バリ処理部は、発生したエラーを重度エラー、中度エラ
ー、及び軽度エラーに分類し、重度エラーが発生した場
合は重度エラーリカバリ処理を実行し、軽度エラーが発
生した場合または前記重度エラーリカバリ処理が正常終
了した場合は軽度エラーリカバリ処理を実行し、前記軽
度エラーリカバリ処理が正常終了した場合は所定のキャ
リブレート動作条件が成立した場合にキャリブレーショ
ン処理を実行し、前記中度エラーリカバリ処理が正常終
了した場合は前記キャリブレート動作条件を判断せずに
キャリブレート処理を強制的に実行し、前記キャリブレ
ート無効化部は、連続データの処理中であれば前記キャ
リブレートの実行を一時的に無効化し、連続データの処
理終了後にキャリブレートを実行させることを特徴とす
る光学的記憶装置。
リブレート無効化部は、キャリブレートの一時的な無効
化を示すステータスを生成して記憶し、連続データの処
理が終了し且つ他の処理も行われていない場合に、前記
一時的に無効化したキャリブレート処理を実行すること
を特徴とする光学的記憶装置。(5)
ば、音響データや動画データなどのような時間的に連続
な動作が最優先となる連続データを記録または再生して
いる場合に、温度や経過時間などに起因した変動要因を
調整して装置を最適化するためのキャリブレート動作条
件が成立しても、連続データの再生または記録が終了す
るまではキャリブレートの実行を無効化して一時中断す
るようにしたため、連続データの記録または再生中にキ
ャリブレートによる処理の停止が入ることで、記憶装置
を使用した動画データの記録または再生において連続デ
ータの処理が中断し、バッファ上に蓄積データが一杯に
なるバッファオーバランによってコマ落ちしたり、バッ
ファ上の先読みデータがなくなって、読み出しに時間が
かかり、次のコマがなかなか来ないバッファアンダーラ
ンなどが発生することを防ぎ、連続データの記録または
再生の処理能力を損うことなく、装置の変動要因を調整
するキャリブレートを適切に実行することができる。
るエラーリカバリ処理で行われるキャリブレートについ
ても、連続データの記録または再生中については一時無
効フラグをセットしてキャリブレートの実行を中断する
ことで、リカバリ処理とキャリブレートの両方を加えた
時間、連続データの記録または再生が中断されることに
よる処理の異常の発生を確実に防止することができる。
構造の説明図
の機能ブロック図
カバリ処理の機能ブロック図
チャート
ート
理のフローチャート
ーチャート
Claims (5)
- 【請求項1】所定の動作条件が成立した際にキャリブレ
ートを実行するキャリブレート処理部と、 連続データの処理中に前記キャリブレート動作条件が成
立した場合、前記キャリブレートの実行を一時的に無効
化し、連続データの処理終了後にキャリブレートを実行
させるキャリブレート無効化部と、を備えたことを特徴
とする記憶装置。 - 【請求項2】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記キ
ャリブレート無効化部は、連続データの処理中か否かを
判断する連続データ判断部を備え、前記連続データ判断
部は、記録又は再生が所定時間継続し且つ媒体上の再生
又は記録トラックが連続している場合に連続データの処
理中と判断することを特徴とする記憶装置。 - 【請求項3】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記連
続データ判断部は、連続データの処理モードが設定され
ている場合に連続データの処理中と判断することを特徴
とする記憶装置。 - 【請求項4】請求項1記載の記憶装置に於いて、更に、
エラー発生時にエラーを解消するリカバリを行った後に
リトライし、エラーリカバリが正常終了した際にキャリ
ブレート処理を実行するエラーリカバリ処理部を備え、 前記キャリブレート無効化部は、前記エラーリカバリ処
理部でキャリブレート処理を実行する際に、連続データ
の処理中であれば前記キャリブレートの実行を一時的に
無効化し、連続データの処理終了後にキャリブレートを
実行させることを特徴とする記憶装置。 - 【請求項5】請求項1記載の記憶装置に於いて、 前記エラーリカバリ処理部は、発生したエラーを重度エ
ラー、中度エラー、及び軽度エラーに分類し、 重度エラーが発生した場合は重度エラーリカバリ処理を
実行し、 軽度エラーが発生した場合または前記重度エラーリカバ
リ処理が正常終了した場合は軽度エラーリカバリ処理を
実行し、 前記軽度エラーリカバリ処理が正常終了した場合は所定
のキャリブレート動作条件が成立した場合にキャリブレ
ーション処理を実行し、 前記軽度エラーリカバリ処理が正常終了した場合は前記
キャリブレート動作条件を判断せずにキャリブレート処
理を強制的に実行し、 前記キャリブレート無効化部は、連続データの処理中で
あれば前記キャリブレートの実行を一時的に無効化し、
連続データの処理終了後にキャリブレートを実行させる
ことを特徴とする記憶装置。
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