JPH09204674A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH09204674A
JPH09204674A JP8011454A JP1145496A JPH09204674A JP H09204674 A JPH09204674 A JP H09204674A JP 8011454 A JP8011454 A JP 8011454A JP 1145496 A JP1145496 A JP 1145496A JP H09204674 A JPH09204674 A JP H09204674A
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Yoshihiro Saga
吉博 嵯峨
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00718Groove and land recording, i.e. user data recorded both in the grooves and on the lands
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のディスクとランドグルーブ記録用のデ
ィスクを用いて記録や再生を行う場合、2種類のディス
クの互換性がとれなかった。 【解決手段】 トラッキングエラー信号と所定基準レベ
ルを比較して光ディスク上の光スポットのトラックずれ
を検出する手段と、予め付与された種別情報に基づいて
光ディスクの種別またはディスクの所定記録領域ごとの
種別を判別する手段とを備え、判別結果に基づいて、デ
ィスクのランド部とグルーブ部の一方に記録を行う領域
では所定基準レベルを第1の基準レベルに設定すること
によって光スポットのトラック飛びを検出し、ディスク
のランドグルーブ記録領域では所定基準レベルを第2の
基準レベルに設定することによって光スポットのデトラ
ックを検出する。また、フォーカスずれを検出する場合
も同様に判別結果に応じて所定基準レベルを切り換える
ことにより、フォーカス外れとデフォーカスを検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
情報記録媒体に光学的に情報を記録し、あるいは記録情
報を再生する光学的情報記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の光ディスクにおいては、ト
ラックの凹部あるいは凸部のいずれか一方に情報を記録
するのが一般的である。このような通常の光ディスクに
おいては、記録容量を増加するためトラックピッチを狭
めていくと、光ビームが隣接トラックにも漏れ込んでし
まう。そのため、隣接トラックからの信号が再生信号に
混入し(以下、この現象をクロストークという)、再生
信号の品位が劣化して情報の再生が行えない事態が生じ
る。
【0003】一方、光ディスクの記録容量を増大化する
方法として、例えば特開昭61−29423号公報に記
載されているように、ディスクのトラックの凹部と凸
部、即ちトラックのランド部とグルーブ部の両方に情報
を記録するランドグルーブ記録が知られている。また、
ランドグルーブ記録ではトラックの溝の深さを最適値に
設定することによって、再生トラックと隣接トラック間
の干渉を低減でき、隣接トラックからのクロストークを
除去することが可能である。
【0004】但し、この場合、情報の記録や消去を行う
ときは、クロストークの低減効果は得られないが、光デ
ィスクの情報の記録は次のようにして行うため、記録も
可能である。即ち、情報の記録に際しては、集光された
光ビームをディスクの記録層に照射し、記録層をキュリ
ー点温度以上に昇温する。このとき、光ビームが照射さ
れているスポット中心の温度は高く、スポット中心から
離れるほど温度は低くなるので、光スポットの中のキュ
リー温度以上に昇温された部分のみが記録マークとして
記録される。従って、記録マークの幅は光スポット径よ
りも小さく形成されるため、記録トラックと隣接トラッ
ク間の距離が光スポットのサイズよりも小さくても、ト
ラック間の距離が記録マークのトラック直交方向の幅よ
りも小さくならない限り、情報の記録を行うことができ
る。
【0005】ところで、以上のようなトラックの凹部と
凸部のいずれか一方に情報を記録する通常の光ディスク
と、トラックの凹部と凸部の両方に記録が可能な光ディ
スクの2種類の光ディスクを用いて、1つの情報記録再
生装置で記録、再生しようとすると、様々な問題が生じ
る。以下、この問題について詳細に説明する。図5はデ
ィスク上の光スポットの位置とトラッキングエラー信号
の関係を示した図である。a点及びc点はディスクのト
ラックのグルーブ部の中心、b点及びd点はランド部の
中心である。
【0006】ここで、図5においては、通常のディスク
を用いてb点を中心とするランド部に光ビームを照射し
て記録を行っているものとする。この記録中に外部から
振動が加わったり、ディスク上の傷などによって外乱が
加わり、光ビームを集光する対物レンズがc点の方向に
移動したとすると、c点は情報を記録しないグルーブ部
であるので、記録データの破壊は発生しない。しかし、
記録スポットが更に移動し、c点とd点の間に移動した
とすると、記録スポットがd点を中心とするランド部の
一部に照射されるので、そのランド部上に記録されてい
るデータに上書きしてしまい、データの破壊が生じる。
【0007】また、ランドグルーブ記録用のディスクを
用いて図5のb点を中心とするランド部に記録スポット
を照射して情報を記録中に同様に外乱が加わり、対物レ
ンズがc点の方向に移動したとする。この場合は、c点
におけるグルーブ部にもデータが記録されているため、
記録スポットがλL 以上移動し、b点とc点の中間点に
移動しても、隣接するグルーブ部のデータが破壊され
る。このようにランドグルーブ記録では、記録スポット
がわずかに移動しただけでも、データの破壊が生じる。
【0008】また、ランドグルーブ記録においては、記
録あるいは再生スポットがトラックの凹部または凸部の
中心に位置するときは隣接トラックとの間のクロストー
クを除去することは可能である。しかし、記録または再
生スポットがトラックの凹部あるいは凸部の中心から少
しでも変位すると(以下、デトラックという)、凹部及
び凸部にも情報が記録されているので、クロストークの
影響が無視できず、最悪の場合、情報の再生ができない
事態が生じる。
【0009】次に、フォーカス制御に異常が発生した場
合の問題点を通常のディスクとランドグルーブ記録用の
ディスクを用いたときで説明する。図6はフォーカスエ
ラー信号を示した図である。横軸は対物レンズとディス
ク表面の距離、縦軸はフォーカスエラー信号の振幅レベ
ルである。通常、フォーカス制御は、図6の対物レンズ
とディスク表面の距離がジャストフォーカス点を中心と
して、フォーカスエラー信号の極大値と極小値の間に相
当する範囲にあるときに可能である。通常のディスクを
用いた場合、記録または再生中に振動などの外乱が加わ
り、対物レンズとディスク表面の距離がフォーカス制御
範囲から外れると、フォーカス制御は困難となり、記録
や再生ができない状態となる。これは、フォーカス外れ
と呼ばれている。
【0010】一方、ランドグルーブ記録用のディスクを
用いた場合は、記録あるいは消去時に光ビームの焦点が
ずれるデフォーカスが発生すると、光ビームのスポット
径が大きくなって、記録マーク幅がランド幅やグルーブ
幅よりも大きくなることがある。このような場合、隣接
トラックに記録されているデータ上に誤記録あるいは誤
消去してしまい、データを破壊をする事態が生じる。ま
た、再生時にデフォーカスが生じると、クロストークが
大きくなり、情報の再生が困難な事態が生じることがあ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、外乱な
どによりトラッキング制御とフォーカス制御に異常が生
じた場合、通常のディスクに比べてランドグルーブ記録
用のディスクではわずかにトラックずれが生じてもデー
タを破壊し、わずかにフォーカスずれが生じてもデータ
を破壊する事態が生じる。このようなデータ破壊を防ぐ
には、トラックずれやフォーカスずれを検出し、記録や
再生動作を中止すればよいのであるが、1つの情報記録
再生装置で通常のディスクとランドグルーブ記録用のデ
ィスクを用いて記録や再生を行おうとすると、2種類の
ディスクの互換性がとれないという問題があった。即
ち、ランドグルーブ記録用のディスクに合わせてトラッ
クずれやフォーカスずれを検知する検知レベルを設定す
ると、通常のディスクに対してもデータの破壊や誤再生
の生じないわずかなトラックずれや、わずかなフォーカ
スずれも検知してしまい、必要以上に記録、再生動作を
中止するという問題があった。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、記録
媒体の種別に応じてトラックずれやフォーカスずれを検
知する検知レベルを設定することにより、各々最適な検
出レベルでトラックずれやフォーカスずれを検出するこ
とが可能な光学的情報記録再生装置を提供することを目
的としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、情報ト
ラックのランド部とグルーブ部のいずれか一方に情報を
記録する記録媒体と、全部または一部にランド部とグル
ーブ部の両方に情報を記録するランドグルーブ記録領域
を有する記録媒体の両方に情報の記録あるいは記録情報
の再生を行う光学的情報記録再生装置であって、前記記
録媒体による反射光から生成されたトラッキングエラー
信号と所定基準レベルを比較して前記記録媒体上の光ス
ポットのトラックずれを検出する手段と、予め付与され
た種別情報に基づいて記録媒体の種別、または記録媒体
の所定記録領域ごとの種別を判別する手段とを備え、前
記判別手段の判別結果に基づいて、記録媒体のランド部
とグルーブ部の一方に記録を行う領域では前記所定基準
レベルを第1の基準レベルに設定することによって光ス
ポットのトラック飛びを検出し、記録媒体のランドグル
ーブ記録領域では前記所定基準レベルを第2の基準レベ
ルに設定することによって光スポットのデトラックを検
出することを特徴とする光学的情報記録再生装置によっ
て達成される。
【0014】また、本発明の目的は、情報トラックのラ
ンド部とグルーブ部のいずれか一方に情報を記録する記
録媒体と、全部または一部にランド部とグルーブ部の両
方に情報を記録するランドグルーブ記録領域を有する記
録媒体の両方に情報の記録あるいは記録情報の再生を行
う光学的情報記録再生装置であって、前記記録媒体によ
る反射光から生成されたフォーカスエラー信号と所定基
準レベルを比較して前記記録媒体上の光スポットのフォ
ーカスずれを検出する手段と、予め付与された種別情報
に基づいて記録媒体の種別、または記録媒体の所定記録
領域ごとの種別を判別する手段とを備え、前記判別手段
の判別結果に基づいて、記録媒体のランド部とグルーブ
部の一方に記録を行う領域では前記所定基準レベルを第
1の基準レベルに設定することによって光スポットのフ
ォーカス外れを検出し、記録媒体のランドグルーブ記録
領域では前記所定基準レベルを第2の基準レベルに設定
することによって光スポットのデフォーカスを検出する
ことを特徴とする光学的情報記録再生装置によって達成
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の光学
的情報記録再生装置の第1の実施形態を示したブロック
図である。図1において、1は情報記録媒体であるとこ
ろの光ディスクであり、図示しないスピンドルモータの
駆動によって所定の速度で回転する。光ディスク1に
は、予めトラックのランドとグルーブのいずれか一方に
情報を記録するディスクであるのか、ランドとグルーブ
の両方に情報を記録するディスクであるのかを示す種別
情報が付与されている。本実施形態では、この種別情報
はディスクのコントロールトラックなどの所定記録領域
に記録されている。
【0016】光ディスク1の下面には、情報記録用の光
ビーム、情報再生用の光ビームを照射する光ヘッド2が
設けられている。光ヘッド2は、光源である半導体レー
ザ(図示せず)、半導体レーザから射出されたレーザビ
ームを絞り込み、光ディスク1に微小光スポットとして
照射する対物レンズ3、対物レンズ3を光ディスク1の
トラッキング方向及びフォーカス方向に移動させるアク
チュエータ4、光ディスク1から反射したレーザビーム
を受光する光センサ(図示せず)などから構成されてい
る。アクチュエータ4は、対物レンズ3をフォーカス方
向に移動させるフォーカスアクチュエータと、対物レン
ズ3をトラッキング方向に移動させるトラッキングアク
チュエータからなっている。
【0017】フォーカスエラー信号生成回路5は光ヘッ
ド2内の光センサの受光信号をもとに図6に示したよう
なフォーカスエラー信号を生成する回路である。フォー
カスエラー信号の検出方式としては、例えば非点収差法
などが用いられる。フォーカスエラー信号生成回路5で
生成されたフォーカスエラー信号は、フォーカスサーボ
を安定化するためのフォーカス位相補償回路6、フォー
カスサーボループをオン、オフするスイッチ7を経由し
てフォーカスドライバー8に供給される。そして、フォ
ーカスドライバー8により光ヘッド2内のフォーカスア
クチュエータを駆動し、対物レンズ3をフォーカス方向
に変位させることで、光ディスク1に照射された光ビー
ムが回転しているディスクの媒体面に焦点を結ぶように
フォーカス制御が行われる。また、本実施形態では、フ
ォーカスエラー信号を所定の基準電圧と比較してデフォ
ーカスやフォーカス外れを検出するフォーカス異常検出
回路が設けられている。即ち、光ディスクの種別に応じ
て通常の光ディスクを用いる場合はフォーカス外れを検
出し、ランドグルーブ記録用の光ディスクを用いる場合
は、前述のように少しでもデフォーカスを生じると記録
再生に影響を与えるので、デフォーカスを検出するよう
になっている。
【0018】デフォーカスやフォーカス外れを検出する
場合、フォーカスエラー信号の振幅を各々の所定電圧範
囲と比較し、フォーカスエラー信号の振幅が各々の所定
電圧範囲から外れたときにデフォーカスやフォーカス外
れを検出するのであるが、本実施形態では、使用する光
ディスクに応じてデフォーカスあるいはフォーカス外れ
と判断する所定電圧範囲を切り換えるように構成されて
いる。具体的に説明すると、まず、基準電圧発生回路
9,10はランド部とグルーブ部の両方に情報を記録す
るランドグルーブ記録用の光ディスクに対応し、基準電
圧発生回路9は所定電圧範囲の上限の基準電圧、基準電
圧発生回路10は所定電圧範囲の下限の基準電圧を発生
する。
【0019】基準電圧発生回路9の上限の基準電圧とし
ては、図6に示すように所定電圧のVLFに設定され、基
準電圧発生回路10の下限の基準電圧としては、−VLF
に設定されている。つまり、本実施形態では、ランドグ
ルーブ記録の場合、図6に示すように情報の記録や再生
に重大な影響を与えるフォーカスの両方向のデフォーカ
ス量をνL としており、これにフォーカスエラー信号の
上限の基準電圧VLF、下限の基準電圧−VLFが対応して
いる。なお、この場合、デフォーカス量νL はフォーカ
スずれによる記録マークの幅がランド部またはグルーブ
部の幅よりも大きくなる量に対応している。
【0020】また、基準電圧発生回路11,12はトラ
ックのランド部かグルーブ部のいずれか一方に情報を記
録する通常の光ディスクに対応し、基準電圧発生回路1
1は所定電圧範囲の上限の基準電圧、基準電圧発生回路
12は所定電圧範囲の下限の基準電圧を発生する。基準
電圧発生回路11の上限の基準電圧としては、図6に示
すようにフォーカスエラー信号の最大値よりもやや小さ
いVNFに設定され、基準電圧発生回路12の下限の基準
電圧としてはフォーカスエラー信号の最小値よりもやや
大きい−VNFに設定されている。
【0021】各々所定電圧範囲の上限の基準電圧を発生
する基準電圧発生回路9,11の出力電圧はスイッチ1
3でいずれか一方が選択され、比較器14でフォーカス
エラー信号と比較される。また、各々所定電圧範囲の下
限の基準電圧を発生する基準電圧発生回路10,12の
出力電圧はスイッチ15でいずれか一方が選択され、比
較器16でフォーカスエラー信号と比較される。比較器
14ではフォーカスエラー信号が上限の基準電圧よりも
大きくなるとハイレベルの出力信号を、比較器16でも
フォーカスエラー信号が下限の基準電圧よりも小さくな
るとハイレベルの出力信号をそれぞれ出力し、これらの
比較器14,16の出力信号はオア回路17で論理和を
とってシステム処理部18へ出力される。オア回路17
からハイレベルの信号が出力されると、詳しく後述する
ように記録あるいは再生動作を中止するようになってい
る。
【0022】トラッキングエラー信号生成回路19は光
ヘッド2内の光センサの受光信号をもとにトラッキング
エラー信号を生成する回路である。生成されたトラッキ
ングエラー信号は、トラッキングサーボを安定化するた
めのトラッキング位相補償回路20、トラッキングサー
ボループをオン、オフするためのスイッチ21を経由し
てトラッキングドライバー22へ供給される。トラッキ
ングドライバー22では光ヘッド2内のトラッキングア
クチュエータを駆動し、対物レンズ3をトラッキング方
向に変位させることで、光ヘッド2から照射された光ビ
ームが回転している光ディスク1の情報トラックに追従
して走査するようにトラッキング制御が行われる。ま
た、本実施形態では、トラッキングエラー信号を所定の
基準電圧と比較して光ビームのデトラックやトラック飛
びを検出するトラッキング異常検出回路が設けられてい
る。これも、光ディスクの種別に応じて通常の光ディス
クを用いる場合はトラック飛びを検出し、ランドグルー
ブ記録用の光ディスクを用いる場合は、少しでも光ビー
ムがトラックずれを生じるとデータ破壊などを生じるの
で、デトラックを検出するようになっている。
【0023】具体的に説明すると、まず、基準電圧発生
回路23及び24はランドグルーブ記録用の光ディスク
を用いる場合、デトラックを検出する際の所定電圧範囲
の上限と下限の基準電圧を発生する回路である。基準電
圧発生回路23は所定電圧範囲の上限の基準電圧を、基
準電圧発生回路24は下限の基準電圧をそれぞれ発生す
る。本実施形態では、図5に示すように上限の基準電圧
はVLTに、下限の基準電圧は−VLTに設定されている。
即ち、ランドグルーブ記録を行う場合、図5に示すよう
に情報の記録や再生に重大な影響を及ぼすデトラック量
をλL としている。デトラック量λL は図5に示すよう
にトラックのランド部またはグルーブ部の幅と記録マー
ク幅の差の1/2に相当し、光スポットがランド部また
はグルーブ部の中心からλL だけずれると、前述のよう
にデータ破壊を生じる。従って、所定電圧範囲の上限及
び下限の基準電圧VLT,−VLTは光スポットがランド部
またはグルーブ部の中心から左右の両方向にλL だけず
れたときのトラッキングエラー信号の振幅に対応してい
る。
【0024】基準電圧発生回路25、26は、通常の光
ディスクを用いる場合、トラック飛びを検出する際の所
定電圧範囲の上限と下限の基準電圧を発生する回路であ
る。基準電圧発生回路25は所定電圧範囲の上限の基準
電圧を発生し、基準電圧発生回路26は下限の基準電圧
を発生する。上限の基準電圧は図5に示すようにトラッ
キングエラー信号の振幅の最大値よりもやや小さいVNT
に、下限の基準電圧はトラッキングエラー信号の最小値
よりもやや大きい−VNTに設定されている。この場合、
トラック飛びを検出する際の光スポットのトラックずれ
量は隣接するランド部の中心間(図5のb,d間)の距
離の約1/4、または隣接するグルーブ部の中心間(図
5のa,c間)の距離の約1/4に相当している。従っ
て、トラック飛びを検出する際の所定電圧範囲の上限、
下限の基準電圧VLT,−VLTは光スポットがトラックの
ランド部またはグルーブ部の中心から左右の両方向に先
の1/4の距離だけずれたときのトラッキングエラー信
号の振幅に対応している。但し、実際には図5のように
1/4の距離よりも小さくトラッキングエラー信号の最
大値よりも小さい値、最小値よりもやや大きい値の範囲
でトラック飛びを検出している。
【0025】各々所定電圧範囲の上限の基準電圧を発生
する基準電圧発生回路23及び25の出力電圧はスイッ
チ27で選択され、比較器28でトラッキングエラー信
号と比較される。同様に、各々所定電圧範囲の下限の基
準電圧を発生する基準電圧発生回路24及び26の出力
電圧はスイッチ29で選択され、比較器30でトラッキ
ングエラー信号と比較される。比較器28ではトラッキ
ングエラー信号の振幅が上限の基準電圧よりも大きくな
るとハイレベルの出力信号を出力し、比較器30ではト
ラッキングエラー信号の振幅が下限の基準電圧よりも小
さくなるとハイレベルの出力信号を出力する。比較器2
8と30の出力信号はオア回路31で論理和をとってシ
ステム処理部18に出力される。システム処理部18で
は、詳しく後述するようにオア回路31からハイレベル
の信号が出力されると、記録あるいは再生動作を中止す
るようになっている。
【0026】システム処理部18は、本実施形態の光学
的情報記録再生装置の主制御回路であり、装置内の各部
を制御して情報の記録や再生を行う。具体的には、シス
テム処理部18ではスイッチ7やスイッチ21を制御し
てフォーカスサーボループやトラッキングサーボループ
の開閉制御、記録再生回路32を制御して光ディスク1
に情報を記録したり、光ディスク1の記録情報を再生し
たりする制御を行う。記録再生回路32内には、システ
ム処理部18から送られた記録データを変調して記録に
適した記録信号を生成する回路、記録信号に応じて光ヘ
ッド2内の半導体レーザを駆動するレーザ駆動回路など
が設けられていて、半導体レーザの光ビームを光ディス
ク1に照射することで情報の記録を行う。
【0027】また、記録再生回路32内には、光ヘッド
2内の光センサの受光信号をもとに再生信号を生成した
り、復調したりする回路などが設けられ、システム処理
部18の制御に基づいて光ヘッド2から再生用の光ビー
ムを光ディスク1に照射し、このときのディスクからの
反射光から記録情報が再生される。更に、システム処理
部18では、装置にセットされた光ディスクの種別に応
じてスイッチ13と15及びスイッチ27と29を切り
換える制御を行う。
【0028】次に、本実施形態の具体的な動作について
説明する。まず、光ディスク1が装置内にセットされる
と、システム処理部18ではスイッチ7をオンし、フォ
ーカスサーボを起動する。次いで、スイッチ21をオン
し、トラッキングサーボを起動する。これで、装置はデ
ィスク上の情報を読み出すことが可能な状態となる。シ
ステム処理部18では、図示しないシーク制御回路を制
御し、光ヘッド2を前述のようにディスクの種別情報が
記録されたコントロールトラックにアクセスする。続い
て、システム処理部18では記録再生回路32を制御し
てコントロールトラックを再生し、ディスクの種別情報
を読み出してディスクの種別を判別し、それに応じてス
イッチ13,15及びスイッチ27,29の接続を切り
換える制御を行う。
【0029】例えば、種別情報によりランドグルーブ記
録用の光ディスクであると判別した場合は、システム処
理部18ではスイッチ13,15及びスイッチ27,2
9をそれぞれX端子側に接続する。これにより、比較器
14に基準電圧発生回路9のVLF、比較器16に基準電
圧発生回路10の−VLFが入力され、以後、フォーカス
エラー信号の振幅がVLF〜−VLFの範囲内にあるかどう
かを監視することによってデフォーカスの発生が検出さ
れる。また、比較器28に基準電圧発生回路23の
LT、比較器30に基準電圧発生回路24の−VLTが入
力され、以後、トラッキングエラー信号の振幅がVLT
−VLTの範囲にあるかどうかを監視することによってデ
トラックの発生が検出される。こうしてディスクの種別
に応じてスイッチの設定が行われ、セットされたディス
クに対して情報の記録あるいは記録情報の再生が可能な
状態となる。
【0030】ここで、ディスクに情報の記録を行ってい
るときに外部振動が加わり、光ヘッド2から照射された
光ビームがトラックずれを生じてトラッキングエラー信
号の振幅がVLTよりも大きくなると、比較器28の出力
信号はハイレベルとなる。また、トラッキングエラー信
号が−VLTよりも小さくなると、比較器30の出力信号
がハイレベルとなる。このように外部振動などによりト
ラッキングエラー信号がVLT〜−VLTの範囲から外れる
と、比較器28または比較器30の出力信号がハイレベ
ルとなり、デトラック検出信号としてオア回路17を介
しシステム処理部18へ送られる。システム処理部18
では、デトラックが検出されると、直ちに記録再生回路
32を制御して変調動作を中止するなどして記録動作を
中止し、また記録再生回路32内のレーザ駆動回路を制
御して半導体レーザの光出力を記録ができない程度の光
出力に低下させる。このようにして記録動作を中止する
制御を行う。また、情報を再生しているときに外部振動
などによりデトラックが検出されると、システム処理部
18は記録時の制御と同様に再生動作を中止する制御を
行う。
【0031】一方、情報の記録時に外部振動が加わり、
フォーカスエラー信号がVLFよりも大きくなると、比較
器14の出力信号がハイレベルとなり、フォーカスエラ
ー信号が−VLFよりも小さくなると、比較器16の出力
信号がハイレベルとなる。このようにフォーカスエラー
信号がVLF〜−VLFの範囲から外れると、比較器14ま
たは比較器16の出力信号がハイレベルとなり、デフォ
ーカス検出信号としてオア回路17を介しシステム処理
部18に送られる。システム処理部18では、デフォー
カスが検出されると、先の説明と同様に半導体レーザの
光出力を低下させるなどして記録動作を中止する制御を
行う。また、情報の再生時にデフォーカスが検出された
場合も、システム処理部18は同様に再生動作を中止す
る制御を行う。
【0032】次に、通常の光ディスクがセットされた場
合の動作について説明する。装置にセットされたディス
クが通常の光ディスクであると判別した場合は、システ
ム処理部18はスイッチ13,15及びスイッチ27,
29をそれぞれY端子側に接続する。これにより、比較
器14にVNF、比較器16に−VNFが入力され、フォー
カスエラー信号がVNF〜−VNFの範囲内にあるかどうか
を監視することによってフォーカス外れの発生を検出す
る状態となる。また、比較器28にVNT、比較器30に
−VNTが入力され、トラッキングエラー信号がVNT〜−
NTの範囲内にあるかどうかを監視することによってト
ラッキング飛びの発生を検出する状態となる。以上でス
イッチの設定が終了し、ディスクに情報の記録、あるい
は記録情報の再生が可能な状態となる。
【0033】ここで、情報の記録中に外部振動などが加
わり、トラッキングエラー信号の振幅がVLTよりも大き
くなると、比較器28の出力信号がハイレベルとなり、
トラッキングエラー信号が−VLTよりも小さくなると、
比較器30の出力信号がハイレベルとなる。このように
トラッキングエラー信号がVLT〜−VLTの範囲から外れ
ると、比較器28または比較器30の出力信号がハイレ
ベルとなり、トラック飛び検出信号としてシステム処理
部18に送られる。システム処理部18ではトラック飛
びが検出されると、前述のように直ちに半導体レーザの
光出力を低下させるなどして記録動作を中止する制御を
行い、同時にスイッチ7と21をオフしてトラッキング
サーボとフォーカスサーボをオフする制御を行う。情報
の再生中にトラック飛びが検出された場合も、システム
処理部18は再生動作を中止し、トラッキングサーボと
フォーカスサーボをオフする制御を行う。
【0034】一方、情報の記録中に外部振動などが加わ
り、フォーカスエラー信号がVNFよりも大きくなると比
較器14の出力信号はハイレベルとなり、フォーカスエ
ラー信号が−VNFよりも小さくなると、比較器16の出
力信号はハイレベルとなる。このようにフォーカスエラ
ー信号がVNF〜−VNFの範囲から外れると、比較器14
または比較器16の出力信号がハイレベルとなり、フォ
ーカス外れ検出信号としてシステム処理部18へ送られ
る。システム処理部18ではフォーカス外れが検出され
ると、先の説明と同様に半導体レーザの光出力を低下さ
せるなどして情報の記録動作を中止する制御を行う。ま
た、スイッチ7と21をオフしてトラッキングサーボと
フォーカスサーボを中断する制御を行う。情報の再生中
にフォーカス外れが検出された場合も、システム処理部
18は再生動作を中止し、トラッキングサーボとフォー
カスサーボをオフする制御を行う。
【0035】以上のように本実施形態では、ランドグル
ーブ記録用のディスクを用いる場合は、光スポットのト
ラックずれを検出する基準電圧範囲をVLT〜−VLTに、
光スポットのフォーカスずれを検出する基準電圧範囲を
LF〜−VLFにそれぞれ設定し、デトラック及びデフォ
ーカスを検出して記録や再生動作を中止するので、記録
や消去を行うときは隣接トラックへの誤記録や誤消去を
行うことがなく、データの破壊を防止することができ
る。また、情報を再生する場合も、隣接トラックからの
クロストークにより再生信号の品位が低下することによ
って生じる情報の誤再生を防止することができる。
【0036】一方、通常のディスクを用いる場合は、ト
ラックずれを検出する基準電圧範囲をVNT〜−VNTに、
フォーカスずれを検出する基準電圧範囲をVNF〜−VNF
に設定してトラック飛びやフォーカス外れを検出するこ
とにより、同様に隣接トラックのデータ破壊や隣接トラ
ックからのクロストークによる誤再生を防止することが
できる。また、通常のディスクを用いた場合、これに応
じてトラックずれやフォーカスずれを検出する検出レベ
ルを設定するので、外部振動が加わったときなどわずか
な振動で記録や再生動作を中止することがなく、必要以
上に装置の動作が停止するという事態を防止することが
できる。従って、ディスクの種別に応じてトラックずれ
やフォーカスずれを検出する検出レベルを最適設定する
ことにより、異なる種別のディスクであっても装置との
互換性をとることが可能となり、1つの装置で通常のデ
ィスク及びランドグルーブ記録用のディスクの両方に対
して各々最適条件で記録や再生を行うことができる。ま
た、通常のディスクを用いた場合、トラック飛びやフォ
ーカス外れが検出されたときに、トラッキングサーボと
フォーカスサーボをオフすることにより、ディスクの損
傷や装置の破損などを防止することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図2は本実施形態の構成を示したブロック図で
ある。この実施形態は、装置の制御をデジタル信号処理
によって行うという例である。なお、図2では図1と同
一部分は同一符号を付して説明を省略する。図2におい
て、マイクロプロセッサ33は図1のシステム処理部1
8の機能、フォーカスサーボの機能、トラッキングサー
ボの機能、あるいは光ヘッド2のシーク制御の機能など
を担うプロセッサ回路である。装置の制御は全てマイク
ロプロセッサ33によるデジタル信号処理によって行
う。フォーカスエラー信号生成回路5で得られたフォー
カスエラー信号はA/Dコンバータ34により所定のサ
ンプリング周期でマイクロプロセッサ33に取り込まれ
る。また、トラッキングエラー信号生成回路19で得ら
れたトラッキングエラー信号もA/Dコンバータ34で
所定のサンプリング周期でマイクロプロセッサ33に取
り込まれる。
【0038】マイクロプロセッサ33では、予め決めら
れた制御プログラムに従い、フォーカスエラー信号の値
に対して位相補償演算処理を行うことで、フォーカスサ
ーボを安定化する。次いで、位相補償演算処理後のフォ
ーカスエラー信号の値に所定の定数を乗算する。この所
定の定数は、フォーカスサーボループのループゲインを
決定するものである。こうして処理されたフォーカスエ
ラー信号の値はD/Aコンバータ35でアナログ信号に
変換され、フォーカスドライバー8に供給される。後は
先の説明と同じで、フォーカスドライバー8によりフォ
ーカスアクチュエータを駆動し、対物レンズ3をフォー
カス方向に移動させることで、光ビームのフォーカス位
置が制御される。
【0039】また、マイクロプロセッサ33では、トラ
ッキングエラー信号の値に対しても同様に位相補償演算
処理を行い、続いて所定の定数を乗算する処理を行う。
この処理後のフォーカスエラー値はD/Aコンバータ3
5を介してトラッキングドライバー22に供給される。
トラッキングドライバー22はトラッキングアクチュエ
ータを駆動し、対物レンズ3をトラッキング方向に移動
させることで、光ビームのトラッキング位置が制御され
る。マイクロプロセッサ33では、所定のサンプリング
周期ごとに以上のような処理を行うことにより、光ヘッ
ド2から照射された光ビームが回転しているディスクの
記録層に合焦するように、また、光ビームがトラックに
追従して走査するようにフォーカス制御とトラッキング
制御を行う。なお、メモリ部36はマイクロプロセッサ
33の制御に必要な定数などを記憶するメモリであり、
第1の実施形態で説明したデフォーカスやフォーカス外
れを検出する際の基準電圧となるVNF,VLF、デトラッ
クやトラック飛びを検出する際の基準電圧となるVNT
LTなどもメモリ部36に記憶されている。
【0040】次に、本実施形態の具体的な動作を図3に
基づいて説明する。まず、光ディスクが装置にセットさ
れると、マイクロプロセッサ33は先に説明したような
フォーカスサーボとトラッキングサーボの処理を開始す
る。ディスクの情報の読み出しが可能な状態になると、
マイクロプロセッサ33はシーク制御を行い、光ヘッド
2をディスクの種別情報が記録されているコントロール
トラックにアクセスする。次いで、記録再生回路32を
制御してディスクの種別情報を読み出して通常のディス
クであるのか、ランドグルーブ記録用のディスクである
のかを判別し、判別結果をメモリ部36に記憶させてお
く。こうして装置はディスクに情報の記録、あるいは記
録情報の再生が可能な状態となり、以後フォーカス制御
やトラッキング制御と並行して図3のフローチャートの
処理を行う。
【0041】そこで、図3の処理について説明する。図
3において、まずA/Dコンバータ34からトラッキン
グエラー信号が出力されると、マイクロプロセッサ33
はその値を変数(レジスタ)VTEに書き込み(S1)、
A/Dコンバータ34からフォーカスエラー信号が出力
されると、その値を変数(レジスタ)VFEに書き込む
(S2)。次いで、マイクロプロセッサ33は現在装着
されているディスクの種別を判別する(S3)。これ
は、前述のようにディスクがセットされたときにディス
クの種別情報がメモリ部36に記憶されているので、そ
れを読み出してディスクの種別を判別する。
【0042】もし、ディスクの種別がランドグルーブ記
録用のディスクであった場合は、S4に進み、変数VTE
のトラッキングエラー信号の値とメモリ部36に記憶さ
れているVLTを比較し、|VTE|>VLTであるかどうか
を判断する。即ち、VLTの値は図5に示すようにデトラ
ックを検出する際の基準電圧であり、|VTE|とVLT
比較することによってトラッキングエラー信号が図5の
LT〜−VLTの範囲内にあるかどうかを判断する。|V
TE|<VLTであれば、トラッキングエラー信号は所定範
囲内に入っており、デトラックは生じていないので、S
5に進み、変数VFEのフォーカスエラー信号の値とメモ
リ部36に記憶されているVLFを比較して|VFE|>V
LFであるかどうかを判断する。
【0043】この場合、VLFは図6に示すようにデフォ
ーカスを検出する際の基準電圧であり、|VFE|とVLF
を比較することによってフォーカスエラー信号の値がV
LF〜−VLFの範囲内にあるかどうかを判断する。|VFE
|<VLFであれば、フォーカスエラー信号は所定範囲内
に入っており、デフォーカスは生じていないので、S7
に進んで次の処理を行う。一方、S4の判断の結果、|
TE|>VLTである場合は、光スポットがデトラックが
生じていると判断し、直ちに記録または再生動作を中止
する制御を行う(S6)。記録中であるときは、併せて
レーザ駆動回路を制御し、半導体レーザの光出力を低下
させる制御を行う。また、S5の判断の結果、|VFE
>VLFであった場合は、デフォーカスが生じていると判
断し、同様にS6で記録または再生動作を中止し、記録
中であるときは半導体レーザの光出力を低下させる。
【0044】以上でランドグルーブ記録用のディスクに
対してデトラック及びデフォーカスの検出を終了するの
であるが、トラック飛びやフォーカス外れの可能性があ
るので、続けてS7以降の処理を行う。具体的に説明す
ると、まず|VTE|とVNTを比較することによって光ス
ポットのトラック飛びを検出する(S7)。VNTは図5
のようにトラック飛びを検出する際の基準電圧である。
S7で|VTE|<VNTであった場合は、トラッキングエ
ラー信号はVNT〜−VNTの範囲内に入っているので、ト
ラッキング制御は正常と判断する。トラッキング制御が
正常であれば、S8に進み、|VFE|とVNFを比較する
ことによってフォーカス外れの検出を行う。VNFは図6
のようにフォーカス外れを検出する際の基準電圧であ
り、|VFE|<VNFであれば、フォーカスエラー信号は
−VNF〜VNFの範囲に入っているので、フォーカス制御
は正常であると判断し、処理を終了する。
【0045】一方、S7で|VTE|>VNTであった場合
は、トラッキングエラー信号が所定範囲から外れている
ので、トラック飛びが発生したと判断し、直ちに記録ま
たは再生動作を中止する制御を行う(S9)。記録中で
あったときは、併せて半導体レーザの光出力を低下させ
る。但し、この場合、S6で既に記録または再生動作を
中止しているときは、何も行わないものとする。次い
で、トラッキングサーボをオフし(S10)、フォーカ
スサーボをオフし(S11)、その後エラー処理を行
う。エラー処理においては、装置を再起動し、記録でき
なかった情報を再度記録したり、再生できなかった情報
を再度再生したりする処理を行う。以上で1回の処理が
終了し、次のサンプリング周期でトラッキングエラー信
号とフォーカスエラー信号が取り込まれると、全く同様
の処理を行い、以下所定のサンプリング周期ごとに図3
の処理を繰り返し行う。
【0046】次に、S3において、セットされたディス
クの種別が通常のディスクと判別した場合は、S7に進
んでトラック飛びとフォーカス外れを検出する処理を行
う。S7以降の処理については先に詳しく説明したので
簡単に説明する。まず|VTE|とVNTを比較してトラッ
ク飛びが発生していないかどうかを判断し(S7)、ト
ラック飛びが生じていなければ、|VFE|とVNFを比較
してフォーカス外れが発生していないかどうかを判断す
る(S8)。トラック飛びやフォーカス外れが生じてな
ければ、その時点で処理を終了する。一方、トラック飛
びやフォーカス外れを検出した場合は、記録または再生
動作を中止(S9)、トラッキングサーボをオフし(S
10)、フォーカスサーボをオフし(S11)、エラー
処理を行う。以上で1回の処理が終了し、以下所定のサ
ンプリング周期で同様の処理を繰り返し行う。
【0047】本実施形態においても、第1の実施形態と
全く同様の効果を得られるばかりでなく、デジタル信号
処理による構成としたので、トラッキングエラー信号や
フォーカスエラー信号の比較回路、スイッチ、あるいは
オア回路などの回路部品が不要となり、装置の構成を簡
単化することができる。
【0048】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。本実施形態は、通常の光ディスクやランドグル
ーブ記録用の光ディスクに加えて、ランド部とグルーブ
部の両方に記録または再生を行う領域とランド部とグル
ーブ部のいずれか一方に記録または再生を行う領域が混
在した光ディスクを用いるようにした例である。第3の
実施形態の構成は図2と同じである。また、通常、ディ
スクのトラックは複数のセクタに分割され、各セクタの
先頭位置に記録、再生に必要なアドレス情報や同期パタ
ーンなどが記録されたプリフォーマット部が設けられて
いるが、本実施形態では、このプリフォーマット部でデ
ィスクの種別がわかるようにしておく。一部にランドグ
ルーブ記録用のセクタを含むディスクでは、プリフォー
マット部でそのセクタが通常の記録領域であるのか、ラ
ンドグルーブ記録領域であるのかがわかるようにしてお
く。例えば、プリフォーマット部にディスクの種別やセ
クタの種別を示す情報を記録しておくものとする。更
に、記録再生回路32はディスクのプリフォーマット部
を再生する場合、プリフォーマット部を光スポットが通
過中であることを示す情報、及びそのディスクやセクタ
の種別情報をマイクロプロセッサ33に出力するものと
する。
【0049】本実施形態の具体的な動作を図4に基づい
て説明する。本実施形態では、ディスクが装置にセット
されると、マイクロプロセッサ33はフォーカスサー
ボ、トラッキングサーボを開始し、記録や再生が可能な
状態とする。この後、マイクロプロセッサ33はフォー
カスサーボやトラッキングサーボと並行して図4の処理
を行う。なお、ここでは、前述のように通常の記録領域
とランドグルーブ記録領域が混在したディスクが装置に
セットされたものとする。図4において、まず、マイク
ロプロセッサ33は記録再生回路32からの情報に基づ
いてセクタの先頭に設けられているプリフォーマット部
を再生中であるかどうかを判断する(S1)。プリフォ
ーマット部を再生中であれば、マイクロプロセッサ33
はそのセクタが通常の記録領域であるのか、ランドグル
ーブ記録領域であるのか、セクタの種別を判断する(S
2)。これは、前述のようにプリフォーマット部に予め
そのセクタの種別を示す情報を記録するなどしてセクタ
の種別がわかるようにしているので、それをもとに判断
する。
【0050】もし、セクタの種別がランドグルーブ記録
用であれば、メモリ部36に設けられたDフラグ(セク
タの種別を示すフラグ)をランドグルーブ記録領域であ
ることを示す値にセットし(S3)、通常のセクタであ
れば、Dフラグを通常のセクタであることを示す値にセ
ットする(S4)。次いで、マイクロプロセッサ33で
はプリフォーマット部の再生を終了すると、A/Dコン
バータ34で取り込まれたトラッキングエラー信号の値
を変数VTEに書き込み(S5)、フォーカスエラー信号
の値を変数VFEに書き込む(S6)。続いて、メモリ部
36のDフラグの内容に基づいてそのセクタがランドグ
ルーブ記録領域であるかどうかを判別し(S7)、判別
結果に応じてデトラックとデフォーカスの検出、あるい
はトラック飛びとフォーカス外れを検出する処理を行
う。
【0051】S7の判別結果に応じた処理は図3と全く
同じであるので、簡単に説明する。まず、そのセクタが
ランドグルーブ記録用のセクタと判別した場合は、マイ
クロプロセッサ33ではS5で得られたトラッキングエ
ラー信号の値|VTE|とメモリ部36に記憶されている
LTの値を比較し、光スポットのデトラックを検出する
(S8)。また、S6で得られたフォーカスエラー信号
の値|VFE|とメモリ部36に記憶されているVLFの値
を比較し、光スポットのデフォーカスを検出する(S
9)。ここで、もしデトラックまたはデフォーカスが生
じていれば、直ちに記録または再生動作を中止し(S1
0)、デトラックやデフォーカスが生じていなければそ
のままS11以降の処理を行う。
【0052】S11以降の処理は、前述のようにトラッ
ク飛びやフォーカス外れが発生している可能性があるの
で、デトラックやデフォーカスの検出に引き続いて行
う。まず、マイクロプロセッサ33は|VTE|とメモリ
部36に記憶されているVNTを比較してトラック飛びが
発生していないかどうかを判断する(S11)。また、
|VFE|とメモリ部36に記憶されているVNFを比較し
てフォーカス外れが発生していないかどうかを判断する
(S12)。トラック飛びやフォーカス外れが発生して
いなければ処理を終了し、もしトラック飛びまたはフォ
ーカス外れが発生していれば、直ちに記録または再生動
作を中止する(S13)。但し、この場合先にデトラッ
クやデフォーカスが発生し、S10で記録または再生動
作を中止している場合は、何も行わないものとする。次
いで、トラッキングサーボをオフし(S14)、フォー
カスサーボをオフし(S15)、その後、前述のような
エラー処理を行う。
【0053】一方、S7において、そのセクタを通常の
セクタと判別した場合は、直接S11に進み、トラック
飛びとフォーカス外れを検出する。即ち、S11で前述
のようにトラック飛びが発生していないかどうかを判断
し、S12でフォーカス外れ発生していないかどうかを
判断する。トラック飛びやフォーカス外れが発生してい
なければそのまま処理を終了し、もしトラック飛びまた
はフォーカス外れが発生していれば、直ちに記録または
再生動作を中止する(S13)。続いて、トラッキング
サーボをオフし(S14)、フォーカスサーボをオフし
(S15)、その後エラー処理を行う。以上で1回の処
理が終了し、以下所定のサンプリング周期ごとに同様の
処理を繰り返し行う。なお、通常のディスクやランドグ
ルーブ記録用のディスクがセットされた場合において
も、セクタの先頭のプリフォーマット部でディスクの種
別が判別できるので、図4の処理を行うことによってデ
ィスクの種別に応じてトラックずれやフォーカスずれを
検出する検出レベルを設定することができる。
【0054】本実施形態では、プリフォーマット部にデ
ィスクの種別やセクタの種別を付与し、それに基づいて
トラックずれやフォーカスずれの検出レベルを切り換え
るようにしたので、1つの装置で通常のディスク、ラン
ドグルーブ記録用のディスク及び通常の記録領域トラン
ドグルーブ記録領域の混在したディスクの3つのディス
クの互換性をとることができる。従って、このような3
種類の記録媒体に対して第1、第2の実施形態と全く同
様に各々最適な検出レベルの条件で光スポットのトラッ
クずれやフォーカスずれを検出でき、必要以上に装置の
動作が停止するという事態を防止することができる。
【0055】なお、第3の実施形態において、通常記録
や再生を行わない待機状態のときはトラッキングサーボ
やフォーカスサーボはオンしているのであるが、このよ
うな場合、Dフラグを通常の記録領域を示す値にセット
しておくのが望ましい。こうすることにより、待機状態
であるときに、振動などの外乱が加わったとしても、図
4のS14,S15でトラッキングサーボとフォーカス
サーボがオフされるので、ディスクの損傷や装置の破壊
などを防止することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体の種別や記録媒体の所定記録領域ごとの種別に応
じて光スポットのトラックずれを検出する検出レベルや
光スポットのフォーカスずれを検出する検出レベルを切
り換えるようにしたので、通常の記録媒体、ランドグル
ーブ記録用媒体、あるいは一部にランドグルーブ記録領
域を含む記録媒体に対し各々最適検出レベルでトラック
ずれやフォーカスずれを検出することができる。従っ
て、通常の記録媒体を用いた場合、それに応じて検出レ
ベルを設定できるので、わずかな振動などでトラック飛
びやフォーカス外れを検出することがなく、必要以上に
記録や再生動作を中止するような事態を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の第1の実施
形態の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示したブロック図で
ある。
【図3】図2の実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施形態を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】光ディスクの表面のトラックとトラッキングエ
ラー信号の関係を示した図である。
【図6】光ディスク表面と対物レンズの距離とフォーカ
スエラー信号の関係を示した図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ヘッド 3 対物レンズ 4 アクチュエータ 5 フォーカスエラー信号生成回路 7,13,15,21,27,29 スイッチ 8 フォーカスドライバー 9〜12,23〜26 基準電圧発生回路 14,16,28,30 比較器 17,31 オア回路 18 システム処理部 19 トラッキングエラー信号生成回路 22 トラッキングドライバー 32 記録再生回路 33 マイクロプロセッサ 34 A/Dコンバータ 35 D/Aコンバータ 36 メモリ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報トラックのランド部とグルーブ部の
    いずれか一方に情報を記録する記録媒体と、全部または
    一部にランド部とグルーブ部の両方に情報を記録するラ
    ンドグルーブ記録領域を有する記録媒体の両方に情報の
    記録あるいは記録情報の再生を行う光学的情報記録再生
    装置であって、前記記録媒体による反射光から生成され
    たトラッキングエラー信号と所定基準レベルを比較して
    前記記録媒体上の光スポットのトラックずれを検出する
    手段と、予め付与された種別情報に基づいて記録媒体の
    種別、または記録媒体の所定記録領域ごとの種別を判別
    する手段とを備え、前記判別手段の判別結果に基づい
    て、記録媒体のランド部とグルーブ部の一方に記録を行
    う領域では前記所定基準レベルを第1の基準レベルに設
    定することによって光スポットのトラック飛びを検出
    し、記録媒体のランドグルーブ記録領域では前記所定基
    準レベルを第2の基準レベルに設定することによって光
    スポットのデトラックを検出することを特徴とする光学
    的情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記第1の基準レベルは、トラッキングエ
    ラー信号の最大値よりもやや小さいレベルとトラッキン
    グエラー信号の最小値よりもやや大きなレベルの間のレ
    ベル範囲に設定されていることを特徴とする光学的情報
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記第2の基準レベルは、光スポットのト
    ラックずれ量がトラックのランド部またはグルーブ部の
    幅と記録マークの幅の差の略1/2のずれ量以内に相当
    するレベル範囲に設定されていることを特徴とする光学
    的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 情報トラックのランド部とグルーブ部の
    いずれか一方に情報を記録する記録媒体と、全部または
    一部にランド部とグルーブ部の両方に情報を記録するラ
    ンドグルーブ記録領域を有する記録媒体の両方に情報の
    記録あるいは記録情報の再生を行う光学的情報記録再生
    装置であって、前記記録媒体による反射光から生成され
    たフォーカスエラー信号と所定基準レベルを比較して前
    記記録媒体上の光スポットのフォーカスずれを検出する
    手段と、予め付与された種別情報に基づいて記録媒体の
    種別、または記録媒体の所定記録領域ごとの種別を判別
    する手段とを備え、前記判別手段の判別結果に基づい
    て、記録媒体のランド部とグルーブ部の一方に記録を行
    う領域では前記所定基準レベルを第1の基準レベルに設
    定することによって光スポットのフォーカス外れを検出
    し、記録媒体のランドグルーブ記録領域では前記所定基
    準レベルを第2の基準レベルに設定することによって光
    スポットのデフォーカスを検出することを特徴とする光
    学的情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記第1の基準レベルは、フォーカスエラ
    ー信号の最大値よりもやや小さいレベルとフォーカスエ
    ラー信号の最小値よりもやや大きなレベルの間のレベル
    範囲に設定されていることを特徴とする光学的情報記録
    再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記第2の基準レベルは、光スポットのフ
    ォーカスずれ量が記録マークの幅がランド部またはグル
    ーブ部の幅よりも大きくなるずれ量以内に相当するレベ
    ル範囲に設定されていることを特徴とする光学的情報記
    録再生装置。
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