JPH08335322A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH08335322A
JPH08335322A JP14041295A JP14041295A JPH08335322A JP H08335322 A JPH08335322 A JP H08335322A JP 14041295 A JP14041295 A JP 14041295A JP 14041295 A JP14041295 A JP 14041295A JP H08335322 A JPH08335322 A JP H08335322A
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JP14041295A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Izumi
智紹 泉
Masataka Nikaido
正隆 二階堂
Tetsushi Kasahara
哲志 笠原
Keiko Shimizu
恵子 清水
Koji Arii
浩二 有井
Kiyohisa Azuma
清久 東
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ディスクの装着時だけでなく、必要に応じて
制御系誤差信号の自動補正を行い、急激な温度変化が生
じた場合でも最適な制御系誤差信号の検出を可能とする
こと。 【構成】誤差信号補正手段8は、メモリ制御手段5がメ
モリ手段4へ再生データの書き込みを中断している期間
に制御系誤差信号を自動補正する。また、誤差信号補正
手段8は、再生出力を停止あるいは一時停止する毎に、
所定時間経過毎に、所定温度変化毎に、再生エラーレー
トが悪化する毎に制御系誤差信号を自動補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ピックアップ制御系
における誤差信号(フォーカスエラー信号、トラッキン
グエラー信号)のオフセットあるいは振幅を補正する光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック材料からなる基板で構成さ
れている光ディスクは熱加圧成形とか、熱注入成形など
で成形時の熱歪みでその情報面に反りとかうねりがあ
り、光ディスクの回転駆動においてその情報面に上下の
振れが発生してトラックの真円度が損なわれる。また、
光ディスク自体の重量でのたわみも発生する。このよう
なことから、光ディスクの情報面では面振れ、トラック
振れが固定的に存在してくる。そこで、これら面振れと
かトラック振れに影響されずに情報を確実に記録再生で
きるようにするためのフォーカシングエラーとかトラッ
キングエラーを検出し、この検出に係るフォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号を用いて光ピックアッ
プを制御するようにしている。
【0003】ところで、このようなフォーカスエラー信
号とかトラッキングエラー信号(以下では両者をまとめ
て制御系誤差信号という)については、まず、制御系誤
差信号には説明を省略するが種々の原因で直流のオフセ
ットがあり、このオフセットについての制御上の考慮が
ないと例えば光ピックアップからのレーザビームがトラ
ックの中心になくて誤差がある状態であるにもかかわら
ず制御系誤差信号が誤差ゼロであるかのようになり正し
く情報の記録再生ができなくなる。また、制御系誤差信
号の大きさとその誤差の方向を示すその振幅がアンバラ
ンスであったり大きすぎたりしても同様に正しく情報の
記録再生ができなくなる。
【0004】そこで、近年、こうした光ディスクの面振
れとかの特性バラツキとか光ピックアップの経時変化な
どに起因して光ピックアップを制御する制御系誤差信号
の品質が劣化してそれのオフセットとか振幅とかが変化
してくるのを補償するため、光ディスクが装着される毎
に制御系誤差信号のオフセットあるいは振幅を自動的に
補正する装置が増えてきているのである。
【0005】このようなオフセットと振幅とに関して制
御系誤差信号を自動で補正する機能を備えた従来の光デ
ィスク装置について図11ないし図16を参照して説明
すると、まず図11において、1は所定のトラック形態
で記録情報としてその情報面に例えばディジタルオーデ
ィオ情報が記録される光ディスク、20は光ディスク1
を所定速度で回転駆動する回転駆動手段、2は光ディス
ク1の情報面に光ビームを集光し情報面からの反射光を
検出する光ピックアップ、11は光ピックアップ2の出
力101に基づいて光ディスク1へ記録されるディジタ
ルオーディオ情報を例えばコンパクトディスク(CD)
と同一の転送速度である約1.4Mbpsで再生し、復
調して再生出力信号120を出力する再生復調手段であ
る。
【0006】7は光ピックアップ2の出力101に基づ
き光ディスク1の情報面に対する光ビームの垂直方向
(フォーカス方向)の制御系誤差信号(光ディスク1と
光ピックアップ2との相対距離の誤差を示す信号:フォ
ーカスエラー信号)107、および半径方向(トラッキ
ング方向)の制御系誤差信号(光ピックアップ2の情報
面に対するレーザビーム位置と記録再生すべきトラック
位置とのずれを示す信号:トラッキングエラー信号)1
08を生成する誤差信号生成手段、9は少なくとも光デ
ィスク1が装着される毎にこれら誤差信号のオフセット
と振幅についての補正をするための補正指令111を出
力する補正指令手段、8は補正指令手段9より補正指令
111が入力される毎にフォーカスエラー信号107あ
るいはトラッキングエラー信号108のオフセットある
いは振幅を所定規格値と比較し、その比較結果に応じて
フォーカスエラー信号107あるいはトラッキングエラ
ー信号108のオフセットあるいは振幅を補正し、補正
したフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信
号をそれぞれフォーカスエラー補正信号109、トラッ
キングエラー補正信号110として出力する誤差信号補
正手段である。10は誤差信号補正手段8からのフォー
カスエラー補正信号109とトラッキングエラー補正信
号110を入力し、入力したこれら補正信号109,1
10に対応して光ピックアップ2をフォーカス方向およ
びトラッキング方向に駆動する制御信号112、113
を出力する駆動制御手段である。
【0007】次に、誤差信号補正手段8の補正動作の一
例として、トラッキングエラー信号108のオフセット
を自動補正する動作を図12、図13を用いて説明す
る。
【0008】図12において、30は誤差信号生成手段
7からのトラッキングエラー信号108にバイアス電圧
を注入し、このバイアス電圧が注入されたトラッキング
エラー信号108をオフセットが補正されたトラッキン
グエラー補正信号110として出力するバイアス電圧注
入手段、31はトラッキングエラー補正信号110を入
力してオフセット規格値Voffと比較し、その比較結
果に応じたバイアス電圧値300をバイアス電圧注入手
段30へ設定するオフセット補正手段である。
【0009】以上のように構成されたトラッキングエラ
ー信号108のオフセットを自動補正する誤差信号補正
手段8について、以下その動作を説明する。ここで、図
13(a)はトラッキングエラー信号108のオフセッ
ト補正前の波形、(b)はオフセット補正後の波形を示
すものである。
【0010】トラッキングエラー信号108のオフセッ
ト自動補正はレーザーオフ状態つまり光ピックアップ2
の動作停止状態で行われる。オフセット補正手段41
は、前記状態で得られるトラッキングエラー信号108
の直流成分Qをオフセットとし、これをオフセット規格
値Voffと比較する。その比較結果に応じたバイアス
電圧値300をバイアス電圧注入手段30へ設定し、ト
ラッキングエラー信号108の直流成分Qをオフセット
規格値Voffに等しくする。こうして、トラッキング
エラー信号108の直流成分Qが補正前では光ディスク
1の装着毎に異なるとしても補正後で常にオフセット規
格値Voffの一定値とされることで、そのオフセット
規格値Voffに対応したオフセットを見込んでトラッ
キングエラーを検出してトラッキングを制御すれば情報
面への正しい記録再生ができるわけである。
【0011】また、フォーカスエラー信号107のオフ
セット自動補正もレーザーオフ状態で行われ、その動作
は説明を省略するがトラッキングエラー信号108のオ
フセット自動補正と同様な動作が行われ、フォーカスエ
ラー信号107の直流成分をオフセット規格値に等しく
する。
【0012】次に、誤差信号補正手段8の補正動作の一
例として、トラッキングエラー信号108の振幅を自動
補正する動作を図14、図15を用いて説明する。
【0013】図14において、40はトラッキングエラ
ー信号108の増幅ゲインを切り換え、増幅ゲインが切
り換えられたトラッキングエラー信号108をトラッキ
ングエラー補正信号110として出力するゲイン切換手
段、41はトラッキングエラー補正信号110の上側ピ
ーク値P1および下側ピーク値P2をホールドするピー
クホールド手段、42は上側ピーク値P1および下側ピ
ーク値P2を入力して振幅規格値Vppと比較し、その
比較結果に応じたゲイン切換値400をゲイン切換手段
40へ設定する振幅補正手段である。
【0014】以上のように構成されたトラッキングエラ
ー信号108の振幅を自動補正する誤差信号補正手段8
について、以下その動作を説明する。ここで、図15
(a)はトラッキングエラー信号108の振幅補正前の
波形、(b)は振幅補正後の波形を示すものである。
【0015】トラッキングエラー信号108の振幅自動
補正は、レーザーオン、フォーカス制御オン、トラッキ
ング制御オフの制御状態で行われる。振幅補正手段42
は、上側ピーク値P1と下側ピーク値P2とからトラッ
キングエラー信号108の振幅値(P1−P2)を求め
て振幅規格値Vppと比較する。その比較結果に応じた
ゲイン切換値400をゲイン切換手段40へ設定し、振
幅値(P1−P2)を振幅規格値Vppに等しくする。
さらに、振幅補正手段42は、上側ピーク値P1および
下側ピーク値P2と直流基準レベルVrefとからトラ
ッキングエラー信号108の上側振幅値(P1−Vre
f)と下側振幅値(Vref−P2)とを求めて比較す
る。その比較結果に応じたゲイン切換値400をゲイン
切換手段40へ設定し、上側振幅値(P1−Vref)
と下側振幅値(Vref−P2)とを等しくする。こう
してトラッキングエラー信号108はその振幅が補正さ
れなければ光ディスクの装着毎に異なるとしても補正に
よって常に所定の振幅になるから、情報面への正しいト
ラッキングで記録再生ができるわけである。
【0016】また、フォーカスエラー信号107の振幅
自動補正は、レーザーオン、フォーカス制御オフ、トラ
ッキング制御オフの制御状態で行われ、その動作は説明
を省略するが、トラッキングエラー信号108の振幅自
動補正と同様な動作が行われる。
【0017】次に、制御系誤差信号を自動補正する流れ
の一例として、フォーカスエラー信号107およびトラ
ッキングエラー信号108のオフセット、振幅をもとに
自動補正する流れを図16を用いて説明する。
【0018】光ディスク1が装着されると(ステップ
1)、補正指令手段9は補正指令111を出力する(ス
テップ2)。誤差信号補正手段8は、補正指令111を
入力すると自動補正を開始する(ステップ3)。まずフ
ォーカスエラー信号107のオフセット補正を行った
(ステップ4)後に、トラッキングエラー信号108の
オフセット補正を行う(ステップ5)。ここで、オフセ
ット補正の順序は逆でもよい。オフセット補正が終了す
るとレーザーをオンし(ステップ6)、フォーカスエラ
ー信号107の振幅補正を行う(ステップ7)。ステッ
プ7が終了するとフォーカスエラー信号107の自動補
正は完了し、フォーカス制御をオンする(ステップ
8)。次にトラッキングエラー信号108の振幅補正を
行い(ステップ9)、ステップ9が終了するとトラッキ
ングエラー信号108の自動補正は完了し、トラッキン
グ制御をオンする(ステップ10)。最後に光ディスク
1の回転制御をオンし(ステップ11)、自動補正を終
了する(ステップ12)。自動補正が終了すると、再生
復調手段11より再生出力信号120が出力可能とな
る。ここで、自動補正開始(ステップ3)から自動補正
終了(ステップ12)までを自動補正処理とする(ステ
ップ100)。
【0019】以上のように上記従来例でも、誤差信号補
正手段8は光ディスク1が装着される毎に制御系誤差信
号のオフセットと振幅についての自動補正を行うように
してあるから、光ディスク1の特性バラツキ、光ピック
アップ2の経時変化および光ディスク1が装着された時
の温度特性などの影響を受けることなく良好な制御系誤
差信号を検出することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、誤差信号補正手段8は制御系誤差信号の自
動補正を光ディスク1の装着時のみに行うようになって
いただけであるから、装着時以降に急激な温度変化が生
じた場合には光ディスク1あるいは光ピックアップ2な
どの温度特性の影響を受けてオフセットとか、振幅が所
定値から外れてきて制御系誤差信号の品質が劣化して安
定な光ピックアップの制御が行えないという問題点を有
していた。
【0021】したがって、本発明は、誤差信号補正手段
が光ディスクの装着時だけでなく必要に応じて制御系誤
差信号のオフセットあるいは振幅の自動補正を行うよう
にして急激な温度変化が生じた場合でも最適な制御系誤
差信号の検出を可能として光ディスクへの正しい情報の
記録あるいは再生ができるようにすることを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
のトラック形態で情報が記録される光ディスクを回転駆
動する回転駆動手段と、光ディスクの情報面に光ビーム
を集光し情報面からの反射光を検出する光ピックアップ
と、光ピックアップの検出出力を用いて前記情報を再生
データとし出力する再生手段と、前記再生手段の再生デ
ータが書き込まれ、また読み出されるとともに、かつ読
み出された再生データが再生出力手段に出力されるメモ
リ手段と、前記メモリ手段への再生データの前記書き込
みと読み出しとを制御し、かつ該メモリ手段内の再生デ
ータの量が所定量以下になると前記メモリ手段への再生
データの書き込みを行うよう制御し、所定量以上になる
とその再生データの書き込みを中断するよう制御するメ
モリ制御手段と、前記メモリ手段より連続的に読み出さ
れる再生出力データを再生出力信号として外部へ出力す
る再生出力手段と、前記光ピックアップの検出出力に基
づいて前記光ディスクの情報面に対する光ビームの制御
上の相対位置的に誤差を示す誤差信号を生成出力する誤
差信号生成手段と、与えられる補正指令に従って、前記
誤差信号生成手段からの誤差信号のオフセットあるいは
振幅を所定規格値と比較し、その比較結果に応じて誤差
信号のオフセットあるいは振幅を補正する誤差信号補正
手段と、少なくとも前記光ディスクの装着時、および前
記メモリ制御手段による前記メモリ手段への前記再生デ
ータの書き込み中断期間に前記補正指令を出力する補正
指令手段と、前記誤差信号補正手段からの誤差補正信号
に基づいて前記光ピックアップを駆動制御する駆動制御
手段とを備えたものである。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て再生出力手段より出力される再生出力信号の出力状態
を指令する出力状態指令手段を備えたものである。
【0024】請求項3の発明は、請求項1の構成に加え
て所定時間を計数する時間計数手段を備えたものであ
る。
【0025】請求項4の発明は、請求項1の構成に加え
て温度変化を検出する温度変化検出手段を備えたもので
ある。
【0026】請求項5の発明は、請求項1の構成に加え
て再生手段より出力される再生データのエラーを検出す
るエラー検出手段を備えたものである。
【0027】
【作用】請求項1の発明は上記した構成により、補正指
令手段はメモリ制御手段がメモリ手段へ再生データの書
き込みを中断している期間に補正指令を出力し、誤差信
号補正手段は補正指令に従って誤差信号のオフセットあ
るいは振幅を補正することにより音声信号を連続再生中
でも制御系誤差信号の自動補正が可能となる。
【0028】請求項2の発明は上記した構成により、補
正指令手段は出力状態指令手段が再生出力信号の出力を
停止あるいは一時停止指令する毎に補正指令を出力し、
誤差信号補正手段は補正指令に従って誤差信号の振幅あ
るいはオフセットを補正することにより、音声信号の再
生中断時に制御系誤差信号の自動補正が可能となる。
【0029】請求項3の発明は上記した構成により、補
正指令手段は時間計数手段が所定時間を計数する毎に補
正指令を出力し、誤差信号補正手段は補正指令に従って
誤差信号の振幅あるいはオフセットを補正することによ
り、音声信号を連続再生中でも所定時間経過毎に制御系
誤差信号の自動補正が可能となる。
【0030】請求項4の発明は上記した構成により、補
正指令手段は温度変化検出手段が所定温度変化を検出す
る毎に補正指令を出力し、誤差信号補正手段は補正指令
に従って誤差信号の振幅あるいはオフセットを補正する
ことにより、音声信号を連続再生中でも所定温度変化毎
に制御系誤差信号の自動補正が可能となる。
【0031】請求項5の発明は上記した構成により、補
正指令手段のエラー検出手段が所定時間内に所定回数以
上のエラーを検出する毎に補正指令を出力し、誤差信号
補正手段は補正指令に従って誤差信号の振幅あるいはオ
フセットを補正することにより、音声信号を連続再生中
でも再生エラーレートが悪化する毎に制御系誤差信号の
自動補正が可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例に基
づいて説明する。
【0033】図1および図2は本発明の第1の実施例に
かかり、図1は、光ディスク装置のブロック図、図2
は、制御系誤差信号を自動補正する流れ図である。図1
において、従来例と同様な構成、動作を行うものについ
ては同一番号を付記しその詳しい説明を省略する。
【0034】図1を詳しく参照して、1は所定のトラッ
ク形態で記録情報の一例として例えば音声圧縮処理が施
されたディジタルオーディオ情報が記録されている光デ
ィスク、3は光ピックアップ2の出力101を入力と
し、光ディスク1に記録されている記録情報としての一
例であるディジタルオーディ情報を再生出力データの所
定転送速度よりも速い転送速度例えばCDと同一の転送
速度である約1.4Mbpsで再生し、再生データ10
2を出力する再生手段、4は再生データ102が間欠的
に書き込まれ、この書き込まれた再生データ102が前
記転送速度よりも遅い転送速度つまり圧縮音声信号の転
送速度である約292kbpsで音声出力データ103
として連続的に読み出されるメモリ手段である。5はメ
モリ手段4の書き込みアドレス104と読み出しアドレ
ス105とを制御するメモリ制御手段であり、メモリ手
段4に蓄えられているデータ量が所定量以下になるとメ
モリ手段4への再生データ102の書き込みを許可し、
所定量以上になるとメモリ手段4への再生データ102
の書き込みを禁止する。また、メモリ制御手段5は再生
データ102の書き込みを禁止している期間に書き込み
中断指令114を出力する。6はメモリ手段4より連続
的に読み出される再生出力データ103を入力し、音声
伸長処理を施した後に再生出力信号106を外部出力す
る再生出力手段である。補正指令手段9は、少なくとも
光ディスク1が装着される毎に補正指令111を出力す
るとともに、メモリ制御手段5より書き込み中断指令1
14が出力される毎に補正指令111を出力する。
【0035】ここで、誤差信号補正手段8で行われる補
正動作は従来例と同様であり説明は省略する。
【0036】次に制御系誤差信号を自動補正する流れの
一例として、フォーカスエラー信号107およびトラッ
キングエラー信号108の振幅、オフセットをもとに自
動補正する流れを図2を用いて説明する。なお、図2に
おいて、従来例における図16の自動補正開始(ステッ
プ3)から自動補正終了(ステップ12)までの動作は
同様であり、自動補正処理(ステップ100)として同
一ステップ番号を付記し説明を省略する。
【0037】図2において再生処理がスタートすると、
メモリ制御手段5はメモリ手段4へ再生データ102の
書き込みを開始する(ステップ21)とともに、メモリ
手段4より再生出力データ103の読み出しを開始する
(ステップ22)。メモリ制御手段5は、メモリ手段4
のデータ量が所定値以上か否かの判別を行い(ステップ
23)、所定値以下の場合はメモリ手段4へ再生データ
102の書き込みを継続し、所定値以上の場合は書き込
みを中断する(ステップ24)とともに、補正指令手段
9へ書き込み中断指令114を出力する(ステップ2
5)。補正指令手段9は、書き込み中断指令114を入
力する毎に誤差信号補正手段8へ補正指令111を出力
する(ステップ26)。
【0038】誤差信号補正手段8は補正指令111を入
力すると、ディスク回転制御オフ(ステップ27)、ト
ラッキング制御オフ(ステップ28)、フォーカス制御
オフ(ステップ29)、レーザーオフ(ステップ30)
した後に、フォーカスエラー信号107およびトラッキ
ングエラー信号108のオフセットおよび振幅の自動補
正処理を行う(ステップ100)。自動補正処理が完了
すると、メモリ制御手段5は、メモリ手段4のデータ量
が所定値以下か否かの判定を行い(ステップ31)、所
定値以上の場合はメモリ手段4へ再生データ102の書
き込み中断を継続し、所定値以下の場合は書き込みを再
開する(ステップ32)。メモリ手段4へ再生データ1
02の書き込みを再開するとステップ23へ戻る。
【0039】以上の期間、メモリ手段4は再生出力デー
タ103の読み出しを継続し、再生出力手段6は途切れ
ることなく再生出力信号106を連続出力する。ここ
で、ディスク回転制御オフ(ステップ27)からレーザ
ーオフ(ステップ30)までを制御系停止処理とする
(ステップ200)。
【0040】以上のように本第1の実施例によれば、誤
差信号補正手段8が少なくとも光ディスク1の装着時だ
けでなく、メモリ手段4へ再生データ102の書き込み
を中断している期間でも制御系誤差信号の自動補正を行
うことにより、広範囲な温度環境下でも最適な制御系誤
差信号の検出を可能とし、音声信号を途切れることなく
連続再生することができる。
【0041】なお、本第1の実施例では誤差信号補正手
段8がフォーカスエラー信号107とトラッキングエラ
ー信号108をともに補正したが、いずれか一方のみで
もよい。
【0042】なお、本第1の実施例では誤差信号補正手
段8がオフセットと振幅とを共に補正したが、いずれか
一方のみでもよく、振幅補正のみを行う場合はレーザー
オフ(ステップ30)とする必要はなく、また、トラッ
キングエラー信号108の振幅補正のみを行う場合に
は、フォーカス制御オフ(ステップ29)とする必要は
ない。
【0043】なお、本第1の実施例では再生時における
制御系誤差信号の自動補正を説明したが、記録時も同様
に間欠記録動作の待機期間に自動補正を行うことによ
り、広範囲な温度環境下でも最適な制御系誤差信号の検
出を可能とし、音声信号を途切れることなく連続記録す
ることができる。
【0044】図3および図4は本発明の第2の実施例に
かかり、図3は、光ディスク装置のブロック図、図4
は、制御系誤差信号を自動補正する流れ図である。図3
において、第1の実施例と同様な構成、動作を行うもの
は同一番号を付記し説明を省略する。
【0045】図3に示される第2の実施例の光ディスク
装置において、12は再生出力手段6へ出力状態指令1
21を出力し再生出力信号106の出力状態、例えば再
生、停止、一時停止、早送り再生、早戻し再生などを指
令する出力状態指令手段であり、再生出力信号106の
出力状態を停止あるいは一時停止指令する毎に出力停止
指令115を出力する。補正指令手段9は、少なくとも
光ディスク1が装着される毎に補正指令111を出力す
るとともに、出力状態指令手段12より出力停止指令1
15が出力される毎に補正指令111を出力する。
【0046】次に制御系誤差信号を自動補正する流れの
一例として、フォーカスエラー信号107およびトラッ
キングエラー信号108のオフセット、振幅をもとに自
動補正する流れを図4を用いて説明する。図4におい
て、第1の実施例と同様な動作を行うものは同一ステッ
プ番号を付記し説明を省略する。また、第1の実施例に
おける図2のディスク回転制御オフ(ステップ27)か
らレーザーオフ(ステップ30)までの動作は同様であ
り、制御系停止処理(ステップ200)として同一ステ
ップ番号を付記し説明を省略する。
【0047】図4において、メモリ手段4より再生出力
データ103の読み出しが開始すると(ステップ2
2)、補正指令手段9は、出力状態指令手段12より出
力停止指令115が出力されているか否かの判別を行う
(ステップ40)。出力停止指令115が出力されてい
る場合は誤差信号補正手段8へ補正指令111を出力し
(ステップ26)、出力停止指令115が出力されてい
ない場合はステップ41へ移行する。ステップ41で
は、メモリ制御手段5は、メモリ手段4のデータ量が所
定量以上か否かの判別を行い、所定量以下の場合はメモ
リ手段4へ再生データ102の書き込みを継続してステ
ップ40へ移行し、所定量以上の場合は書き込みを中断
する(ステップ24)。メモリ手段4へ再生データ10
2の書き込みを中断した後、補正指令手段9は、出力状
態指令手段12より出力停止指令115が出力されてい
るか否かの判別を行う(ステップ42)。出力停止指令
115が出力されている場合は誤差信号補正手段8へ補
正指令111を出力し(ステップ26)、出力停止指令
115が出力されていない場合はステップ43へ移行す
る。ステップ43では、メモリ制御手段5は、メモリ手
段4のデータ量が所定量以下が否かの判別を行い、所定
値以上の場合はメモリ手段4へ再生データ102の書き
込み中断を継続してステップ42へ移行し、所定量以上
の場合は書き込みを再開する(ステップ44)。メモリ
手段4へ再生データ102の書き込みを再開するとステ
ップ40へ戻る。また、誤差信号補正手段8は補正指令
111を入力すると(ステップ26)、制御系停止処理
が行われた(ステップ200)後に、フォーカスエラー
信号107およびトラッキングエラー信号108のオフ
セットおよび振幅の自動補正処理を行う(ステップ10
0)。自動補正処理が完了すると、光ディスク装置は停
止あるいは一時停止状態になる。
【0048】以上のように本第2の実施例によれば、誤
差信号補正手段8が少なくとも光ディスク1の装着時だ
けでなく、再生出力信号106の出力が停止あるいは一
時停止する毎に制御系誤差信号の自動補正を行うことに
より、広範囲な温度環境下でも最適な制御系誤差信号の
検出を可能とする。
【0049】図5および図6は本発明の第3の実施例に
かかり、図5は、光ディスク装置のブロック図、図6
は、制御系誤差信号を自動補正する流れ図である。図5
において、第1の実施例と同様な構成、動作を行うもの
は同一番号を付記し説明を省略する。
【0050】図5に示される第3の実施例の光ディスク
装置において、13は所定時間、例えば30分を計数す
る時間計数手段であり、30分を計数する毎に時間計数
指令116を出力する。補正指令手段9は、少なくとも
光ディスク1が装着される毎に補正指令111を出力す
るとともに、メモリ制御手段5より書き込み中断指令1
14が出力され、かつ時間計数手段13より時間計数指
令116が出力される毎に補正指令111を出力する。
【0051】次に制御系誤差信号を自動補正する流れの
一例として、フォーカスエラー信号107およびトラッ
キングエラー信号108のオフセット、振幅をもとに自
動補正する流れを図6を用いて説明する。図6におい
て、第1の実施例と同様な動作を行うものは同一ステッ
プ番号を付記し説明を省略する。
【0052】図6において、補正指令手段9は、書き込
み中断指令114を入力すると時間計数手段13より時
間計数指令116が出力されているか否かの判別を行う
(ステップ50)。時間計数指令116が出力されてい
る場合、補正指令手段9は誤差信号補正手段8へ補正指
令111を出力する(ステップ26)。誤差信号補正手
段8は補正指令111を入力すると、制御系停止処理が
行われた(ステップ200)後に、フォーカスエラー信
号107およびトラッキングエラー信号108の振幅お
よびオフセットの自動補正処理を行う(ステップ10
0)。自動補正処理が完了するとステップ51へ移行す
る。また、時間計数指令116が出力されていない場
合、即座にステップ51へ移行する。ステップ51で
は、メモリ制御手段5はメモリ手段4のデータ量が所定
値以下か否かの判別を行い、所定値以上の場合はステッ
プ50へ戻り、所定値以下の場合はメモリ手段4へ再生
データ102の書き込みを再開し(ステップ32)、ス
テップ23へ戻る。以上の期間、メモリ手段4は再生出
力データ103の読み出しを継続し、再生出力手段6は
途切れることなく再生出力信号106を連続出力する。
【0053】以上のように本実施例によれば、誤差信号
補正手段8が少なくとも光ディスク1の装着時だけでな
く、所定時間経過毎にメモリ手段4へ再生データ102
の書き込みを中断している期間で制御系誤差信号の自動
補正を行うことにより、広範囲な温度環境下でも最適な
制御系誤差信号の検出を可能とし、音声信号を途切れる
ことなく連続再生することができる。
【0054】図7および図8は本発明の第4の実施例に
かかり、図7は、光ディスク装置のブロック図、図8
は、制御系誤差信号を自動補正する流れ図である。図7
において、第1の実施例と同様な構成、動作を行うもの
は同一番号を付記し説明を省略する。
【0055】図7に示される第4の実施例の光ディスク
装置において、14は所定温度変化、例えば±20℃の
温度変化を検出する温度変化検出手段であり、±20℃
の温度変化を検出する毎に温度変化指令117を出力す
る。補正指令手段9は、少なくとも光ディスク1が装着
される毎に補正指令111を出力するとともに、メモリ
制御手段5より書き込み中断指令114が出力され、か
つ温度変化検出手段14により温度変化指令117が出
力される毎に補正指令111を出力する。
【0056】次に制御系誤差信号を自動補正する流れの
一例として、フォーカスエラー信号107およびトラッ
キングエラー信号108の振幅、オフセットをともに自
動補正する流れを図8を用いて説明する。図8におい
て、第1の実施例と同様な動作を行うものは同一ステッ
プ番号を付記し説明を省略する。
【0057】図8において、補正指令手段9は、書き込
み中断指令114を入力すると温度変化検出手段14よ
り温度変化指令117が出力されているか否かの判別を
行う(ステップ60)。温度変化指令117が出力され
ている場合、補正指令手段9は誤差信号補正手段8へ補
正指令111を出力する(ステップ26)。誤差信号補
正手段8は補正指令111を入力すると、制御系停止処
理が行われた(ステップ200)後に、フォーカスエラ
ー信号107およびトラッキングエラー信号108のオ
フセットおよび振幅の自動補正処理を行う(ステップ1
00)。自動補正処理が完了するとステップ61へ移行
する。また、温度変化指令117が出力されていない場
合、即座にステップ61へ移行する。ステップ61で
は、メモリ制御手段5はメモリ手段4のデータ量が所定
値以下か否かの判別を行い、所定値以上の場合はステッ
プ60へ戻り、所定値以下の場合はメモリ手段4へ再生
データ102の書き込みを再開し(ステップ32)、ス
テップ23へ戻る。以上の期間、メモリ手段4は再生出
力データ103の読み出しを継続し、再生出力手段6は
途切れることなく再生出力信号106を連続出力する。
【0058】以上のように本実施例によれば、誤差信号
補正手段8が少なくとも光ディスク1の装着時だけでな
く、所定温度変化毎にメモリ手段4へ再生データ102
の書き込みを中断している期間で制御系誤差信号の自動
補正を行うことにより、広範囲な温度環境下でも最適な
制御系誤差信号の検出を可能とし、音声信号を途切れる
ことなく連続再生することができる。
【0059】図9および図10は本発明の第5の実施例
にかかり、図9は、光ディスク装置のブロック図、図1
0は、制御系誤差信号を自動補正する流れ図である。図
9において、第1の実施例と同様な構成、動作を行うも
のは同一番号を付記し説明を省略する。
【0060】図9に示される第5の実施例の光ディスク
装置において、15は再生手段3より出力される再生デ
ータ102のエラー情報118を検出するエラー検出手
段であり、所定時間内に所定回数のエラーを検出する毎
にエラー検出指令119を出力する。補正指令手段9
は、少なくとも光ディスク1が装着される毎に補正指令
111を出力するとともに、メモリ制御手段5より書き
込み中断指令114が出力され、かつエラー検出手段1
5よりエラー検出指令119が出力される毎に補正指令
111を出力する。
【0061】次に制御系誤差信号を自動補正する流れの
一例として、フォーカスエラー信号107およびトラッ
キングエラー信号108のオフセット、振幅をともに自
動補正する流れを図10を用いて説明する。図10にお
いて、第1の実施例と同様な動作を行うものは同一ステ
ップ番号を付記し説明を省略する。
【0062】図10において、補正指令手段9は、書き
込み中断指令114を入力するとエラー検出手段15よ
りエラー検出指令119が出力されているか否かの判別
を行う(ステップ70)。エラー検出指令119が出力
されている場合、補正指令手段9は誤差信号補正手段8
へ補正指令111を出力する(ステップ26)。誤差信
号補正手段8は補正指令111を入力すると、制御系停
止処理が行われた(ステップ200)後に、フォーカス
エラー信号107およびトラッキングエラー信号108
の振幅およびオフセットの自動補正処理を行う(ステッ
プ100)。自動補正処理が完了するとステップ71へ
移行する。また、温度変化指令117が出力されていな
い場合、即座にステップ71へ移行する。ステップ71
では、メモリ制御手段5はメモリ手段4のデータ量が所
定値以下か否かの判別を行い、所定値以上の場合はステ
ップ70へ戻り、所定値以下の場合はメモリ手段4へ再
生データ102の書き込みを再開し(ステップ32)、
ステップ23へ戻る。以上の期間、メモリ手段4は再生
出力データ103の読み出しを継続し、再生出力手段6
は途切れることなく再生出力信号106を連続出力す
る。
【0063】以上のように本実施例によれば、誤差信号
補正手段8が少なくとも光ディスク1の装着時だけでな
く、再生エラーレートが悪化する毎にメモリ手段4へ再
生データ102の書き込みを中断している期間で制御系
誤差信号の自動補正を行うことにより、広範囲な温度環
境下でも最適な制御系誤差信号の検出を可能とし、音声
信号を途切れることなく連続再生することができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明は、光ディスクの装着時
だけでなく、メモリへ再生データの書き込みを中断して
いる期間で制御系誤差信号の自動補正を行うことによ
り、再生を途切れることなく広範囲な温度環境下でも最
適な制御系誤差信号の検出を可能とし、プレーヤビリテ
ィを向上することができる。
【0065】請求項2の発明は、光ディスクの装着時だ
けでなく、再生を停止あるいは一時停止する毎に制御系
誤差信号の自動補正を行うことにより、広範囲な温度環
境下でも最適な制御系誤差信号の検出を可能とし、プレ
ーヤビリティを向上することができる。
【0066】請求項3の発明は、光ディスクの装着時だ
けでなく、所定時間経過毎にメモリへ再生データの書き
込みを中断している期間で制御系誤差信号の自動補正を
行うことにより、音声連続再生を途切れることなく広範
囲な温度環境下でも最適な制御系誤差信号の検出を可能
とし、プレーヤビリティを向上することができる。
【0067】請求項4の発明は、光ディスクの装着時だ
けでなく、所定温度変化毎にメモリへ再生データの書き
込みを中断している期間で制御系誤差信号の自動補正を
行うことにより、再生を途切れることなく広範囲な温度
環境下でも最適な制御系誤差信号の検出を可能とし、プ
レーヤビリティを向上することができる。
【0068】請求項5の発明は、光ディスクの装着時だ
けでなく、再生エラーレートが悪化する毎にメモリへ再
生データの書き込みを中断している期間で制御系誤差信
号の自動補正を行うことにより、再生を途切れることな
く広範囲な温度環境下でも最適な制御系誤差信号の検出
を可能とし、プレーヤビリティを向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光ディスク装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る制御系誤差信号を
自動補正する流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る光ディスク装置の
ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る制御系誤差信号を
自動補正する流れ図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る光ディスク装置の
ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係る制御系誤差信号を
自動補正する流れ図である。
【図7】本発明の第4の実施例に係る光ディスク装置の
ブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る制御系誤差信号を
自動補正する流れ図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係る光ディスク装置の
ブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施例に係る制御系誤差信号
を自動補正する流れ図である。
【図11】従来の光ディスク装置のブロック図である。
【図12】トラッキングエラー信号のオフセットを自動
補正する誤差信号補正手段のブロック図である。
【図13】トラッキングエラー信号のオフセット補正前
後の波形図である。
【図14】トラッキングエラー信号の振幅を自動補正す
る誤差信号補正手段のブロック図である。
【図15】トラッキングエラー信号の振幅補正前後の波
形図である。
【図16】従来の光ディスク装置に係る制御系誤差信号
を自動補正する流れ図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 再生手段 4 メモリ手段 5 メモリ制御手段 6 再生出力手段 7 誤差信号生成手段 8 誤差信号補正手段 9 補正指令手段 10 駆動制御手段 20 回転駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 恵子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 有井 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 東 清久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のトラック形態で情報が記録される
    光ディスクを回転駆動する回転駆動手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光し、かつ情報
    面からの反射光を検出する光ピックアップと、 前記光ピックアップの検出出力を用いて前記情報を再生
    データとして出力する再生手段と、 前記再生手段の再生データが書き込まれ、また読み出さ
    れるとともに、かつ読み出された再生データが再生出力
    手段に出力されるメモリ手段と、 前記メモリ手段への再生データの前記書き込みと前記読
    み出しとを制御し、かつ該メモリ手段内の再生データの
    量が所定量以下になると前記メモリ手段への再生データ
    の書き込みを行うよう制御し、所定量以上になるとその
    再生データの書き込みを中断するよう制御するメモリ制
    御手段と、 前記メモリ手段より連続的に読み出される再生出力デー
    タを再生出力信号として外部へ出力する再生出力手段
    と、 前記光ピックアップの検出出力に基づいて前記光ディス
    クの情報面に対する光ビームの制御上の相対位置的な誤
    差を示す誤差信号を生成出力する誤差信号生成手段と、 与えられる補正指令に従って、前記誤差信号生成手段か
    らの誤差信号のオフセットあるいは振幅を所定規格値と
    比較するとともに、その比較結果に応じて前記誤差信号
    のオフセットあるいは振幅を補正し、この補正に係る誤
    差信号を誤差補正信号として出力する誤差信号補正手段
    と、 少なくとも前記光ディスクの装着時、および前記メモリ
    制御手段による前記メモリ手段への前記再生データの書
    き込み中断期間に前記補正指令を出力する補正指令手段
    と、 前記誤差信号補正手段からの誤差補正信号に基づいて前
    記光ピックアップを駆動制御する駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記再生出力手段に対して再生出力信号
    の出力状態を指令する出力状態指令手段をさらに備え、
    前記補正指令手段は前記出力状態指令手段が前記再生出
    力手段に対し再生出力信号の出力を停止あるいは一時停
    止を指令する毎に前記補正指令を出力し、前記誤差信号
    補正手段は前記補正指令に従って前記誤差信号のオフセ
    ットあるいは振幅を補正することを特徴とする請求項1
    記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 時間を計数する時間計数手段をさらに備
    え、前記補正指令手段は前記時間計数手段が所定時間を
    計数する毎に前記補正指令を出力し、前記誤差信号補正
    手段は前記補正指令に従って前記誤差信号のオフセット
    あるいは振幅を補正することを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 温度変化を検出する温度変化検出手段を
    さらに備え、前記補正指令手段は前記温度変化検出手段
    が所定温度変化を検出する毎に前記補正指令を出力し、
    前記誤差信号補正手段は前記補正指令に従って前記誤差
    信号のオフセットあるいは振幅を補正することを特徴と
    する請求項1記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記再生手段より出力される再生データ
    のエラーを検出するエラー検出手段をさらに備え、前記
    補正指令手段は、前記エラー検出手段が所定時間内に所
    定回数以上のエラーを検出する毎に前記補正指令を出力
    し、前記誤差信号補正手段は前記補正指令に従って前記
    誤差信号のオフセットあるいは振幅を補正することを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記再生手段が、前記記録情報を前記再
    生出力手段からの再生出力データの所定の転送速度より
    も速い転送速度で再生することを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリ手段が、前記再生手段からの
    再生データを間欠的に書き込まれ、書き込まれてある再
    生データを連続的に読み出されることを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006488A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Pioneer Corporation ホログラム記録再生装置及び、ホログラム再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2009026396A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Pioneer Electronic Corp 光ディスク再生装置、光ディスク装置の再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体
US8072866B2 (en) 2005-03-03 2011-12-06 Pioneer Corporation Marker selection method for hologram recording device

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