JP3228793B2 - 磁気記録再生装置のagc回路 - Google Patents

磁気記録再生装置のagc回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生装置の
AGC回路に関し、特に、パーシャルレスポンス方式を
用いた磁気ディスク装置の復調系における自動振幅制御
回路(AGC)に関する。近年、磁気ディスク装置は装
置の小型化、大容量化を達成するために記録密度が高く
なり、再生信号の符号間干渉が大きくなっている。この
ため、最近では、符号間干渉を利用したパーシャルレス
ポンス方式の磁気ディスクが実用化されている。このパ
ーシャルレスポンス方式の磁気ディスク装置では、磁気
ディスクの記録媒体の不均一から生じる振幅変動を抑制
するために、再生信号の自動振幅制御回路(Automatic
Gain Control: 以後AGCという) が不可欠であり、こ
のAGC回路出来、不出来が振幅検出の特性を大きく
左右する。従って、性能の良い磁気ディスク装置のAG
C回路が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の磁気ディスク装置のAGC
回路80の構成を示すものであり、この図には、磁気デ
ィスク装置の磁気ディスクおよびヘッドは省略されてお
り、ヘッドからの再生信号のみが示されている。データ
が記録された磁気ディスクからヘッドにより読み出され
た再生信号は、可変利得アンプ81によって増幅された
後、エンベロープ検出回路82と比較器83からなる連
続制御系と、サンプルホルダ84とレベル検出器85か
らなる離散制御系の2系統に分岐される。連続制御系と
離散制御系は、その何れか一方が切換スイッチ86によ
って後段のループフィルタ87に接続され、ループフィ
ルタ87からの信号が利得可変アンプ81にフィードバ
ックされる。切換スイッチ86は、リードゲート信号が
入力されるタイミング発生回路90の出力によって切換
動作が行われる。また、離散制御系のサンプルホルダ8
4からのサンプリングされた信号は、クロック再生回路
88と復調回路89に入力される。クロック再生回路8
8では、入力されたサンプリング信号からクロックが抽
出され、このクロックがサンプルホルダ84に入力され
る。更に、復調回路89では、例えば、最尤検出によっ
てデータの復調が行われて再生データが得られる。これ
らのクロック信号の再生とデータの再生は本発明の趣旨
ではないので、これ以上の説明を省略する。
【0003】以上のように構成された従来のパーシャル
レスポンス方式の磁気ディスク装置のAGC回路80で
は、磁気ディスクのデータ領域に先立ってギャップ領域
があり、タイミング発生回路90による切換スイッチ8
6の切り換えにより、ギャップ領域の再生時には再生信
号が連続制御系を通り、データ領域の再生時には再生信
号が離散制御系を通るようになっている。ギャップ領域
にはそのエンベロープが全て1となるトレーニング信号
が記録されており、このギャップ領域からの再生信号の
エンベロープがエンベロープ検出回路82において検出
され、比較器83において目標値と比較され、その誤差
信号がループフィルタ87を介して利得可変アンプ81
にフィードバックされる。この過程において、再生信号
の振幅が一定に保たれる。この後、データ領域の再生に
移ると、タイミング発生回路90によって切換スイッチ
86が離散制御系に切り換わり、サンプルホルダ84で
サンプリングされた信号のレベルがレベル検出器85で
検出されて再生信号の振幅が一定に保たれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気ディスク装置のAGC回路では、タイミング発生回
路90により、決まった時間で連続制御系から離散制御
系にフィードバック系が切り換えられていたので、ギャ
ップ領域に記録されるトレーニング信号には、系が安定
するだけの十分な余裕を持たせなければならず、データ
領域の割にギャップ領域が長くなり、フレーム効率が悪
くなるという問題があった。そして、ギャップ領域を短
くすると、サンプリングクロックが確定する前にAGC
系が離散的制御に切り換わることになり、AGCが誤動
作してその影響を受けてクロック系も不安定な状態に陥
り、データ領域で再生が出来なくなる問題があった。
【0005】そこで、本発明は、オール1のトレーニン
グ信号のエベロープを検出して振幅を一定に保った状
態で、サンプリングした信号の振幅とエベロープの目
標値と比較することによってサンプリングクロックの位
相が確定したかどうか判定し、目標値に近づいた時点で
AGCの系を離散的制御に切り換えることにより、サン
プリングクロックが安定してAGCの誤動作がなく、し
かも、できるだけギャップ領域を短くすることができる
磁気記録再生装置のAGC回路を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の磁気記録再生装置のAGC回路の原理構成が図1に
示される。本発明は図1に示すように、パーシャルレス
ポンス方式を用いた磁気記録再生装置からの再生信号を
復調する復調回路への信号レベルを制御する磁気記録再
生装置のAGC回路であって、磁気記録媒体から読み出
された再生信号を増幅する利得可変増幅器1の後段に、
エンベロープ検出回路2とエンベロープ信号を目標値と
比較する比較器3とを備える連続制御系と、サンプルホ
ルダ4とサンプリング信号のレベル検出器5とを備える
離散制御系とが並列に設けられ、切換スイッチ6によっ
て2つの制御系の何れか一方の信号をループフィルタ7
を介して利得可変増幅器1にフィードバックすることに
より、利得可変増幅器1の利得を制御するものにおい
て、サンプルホルダ4からのサンプリング信号の振幅
と、エベロープ信号の目標値とを比較して誤差信号を
発生する比較手段8と、この誤差信号が所定の閾値よ
りも大きい時はループフィルタ7を連続制御系に接続
し、閾値以下の時はループフィルタ7を離散制御系に接
続するように、切換スイッチ6を切り換え制御系切換
手段9とを設けたことを特徴とする。
【0007】この磁気記録再生装置のAGC回路におい
て、制御系切換手段9がフィルタ10と比較器11とを
備え、比較手段8からの誤差信号の平均誤差が比較器1
1の閾値よりも大きい時はループフィルタ7が連続制御
系に接続され、閾値以下の時はループフィルタ7が離散
制御系に接続されるよう、切換スイッチ6を切り換え
ようにしても良い。また、ループフィルタ7から利得可
変増幅器1への制御信号のフィードバック経路に制御信
号の保持手段12を設け、磁気記録媒体のギャップ領域
の再生中に比較器11で平均誤差が閾値よりも小さくな
らない場合、保持手段12に入力データをそのまま保持
させてその出力が以後の入力データによって変化しない
ようにし、平均誤差が閾値よりも小さくなった時点で、
制御系切換手段9が切換スイッチ6の接続先を連続制御
系から離散制御系に切り換えると共に、保持手段12に
入力データをそのまま出力させるようにしても良い。
【0008】さらに、比較手段8における目標値が、エ
ンベロープ検出回路2の出力を1/√2倍に分圧する電
圧分圧器13の出力であっても良く、更にまた、ループ
フィルタ7が、切換スイッチ6の後段ではなく、切換ス
イッチ6の前段の連続制御系と離散制御系にそれぞれ設
けられていても良い。
【0009】
【作用】本発明の磁気記録再生装置のAGC回路によれ
ば、ギャップ領域からの再生信号のエベロープ検出で
連続的な自動振幅制御が掛かりクロックとは無関係にト
レーニング信号の振幅が一定になる。そして、トレーニ
ング信号の振幅が一定になった状態でサンプリングクロ
ックの位相が合ってくるとギャップ領域の離散的な信号
の振幅が+1、+1、-1、-1、+1、+1、-1、-1....の目標と
する振幅レベルに収束する。このように、離散的な信号
の振幅と目標値との誤差が小さくなったことでサンプリ
ングクロックの位相が確定したと判定され、AGCの系
離散制御系に切り換えられる。
【0010】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の第1の一実施例の磁気ディ
スク装置のAGC回路20の構成を示すものであり、図
8に示した従来の磁気ディスク装置のAGC回路80と
同じ構成部材については同じ符号が付してある。図2の
磁気ディスク装置のAGC回路20では、磁気ディスク
装置の磁気ディスクおよびヘッドは省略されており、ヘ
ッドからの再生信号のみが示されている。
【0011】この実施例の磁気ディスク装置もパーシャ
ルレスポンス方式であり、その磁気ディスクにはデータ
領域に先立ってギャップ領域があり、ここには、そのエ
ンベロープが全て1となるトレーニング信号が記録され
ている。この実施例の磁気ディスク装置のAGC回路2
0においても、再生信号は可変利得アンプ81によって
増幅された後、エンベロープ検出回路82と比較器83
からなる連続制御系と、サンプルホルダ84とレベル検
出器85からなる離散制御系の2系統に分岐される。連
続制御系と離散制御系は、その何れか一方が切換スイッ
チ86によって後段のループフィルタ87に接続され、
ループフィルタ87からの信号が利得可変アンプ81に
フィードバックされる。
【0012】また、離散制御系のサンプルホルダ84か
らのサンプリングされた信号は、クロック再生回路88
と復調回路89に入力される。クロック再生回路88で
は、入力されたサンプリング信号からクロックが抽出さ
れ、このクロックがサンプルホルダ84に入力される。
更に、復調回路89では、例えば、最尤検出によってデ
ータの復調が行われて再生データが得られる。
【0013】切換スイッチ86は従来の磁気ディスク装
置のAGC回路80では、リードゲート信号が入力され
るタイミング発生回路90の出力によって切換動作が行
われていたが、この実施例ではタイミング発生回路90
の代わりに、第1の比較器21とフィルタ22、および
第2の比較器23とからなる制御系切換回路25によっ
て、切換スイッチ86が切り換えられる。第1の比較器
21は、サンプルホルダ84からのサンプリング信号の
振幅と、比較器83に入力されるエベロープ信号の目
標値とを比較して誤差信号を発生する。この誤差信号は
フィルタ22で平滑された後に第2の比較器23に入力
され、ここで閾値と比較される。そして、誤差信号がこ
の閾値よりも大きい時は切換スイッチ86が連続制御系
に接続され、閾値以内になると、切換スイッチ86が切
り換えられループフィルタ87が連続制御系から離散制
御系に接続される。
【0014】図3(a),(b),(c) はそれぞれ、図2の磁気
ディスク装置のAGC回路20における利得可変アンプ
81の出力波形、サンプルホルダ84の出力波形、およ
びエンベロープ検出回路82の出力波形を示すものであ
る。なお、図3(a) の×印がサンプリング時刻を示して
いる。この実施例の磁気ディスク装置のAGC回路20
では、ギャップ領域からの再生信号は連続制御系を通
り、このときのエベロープ検出で連続的な自動振幅制
御が掛かり、図3(a) に示すように、クロックとは無関
係にトレーニング信号の振幅が一定になっていく。そし
て、トレーニング信号の振幅が一定になった状態でサン
プリングクロックの位相が合ってくると、ギャップ領域
の離散的な信号の振幅が図3(b) に示すように、+1、+
1、-1、-1、+1、+1、-1、-1....の目標とする振幅レベ
ルに収束し、エンベロープの幅も一定になる。
【0015】このように、離散的な信号の振幅と目標値
との誤差が小さくなったことが、第1の比較器21およ
び第2の比較器23で検出されると、サンプリングクロ
ックの位相が確定したと判定され、AGCの系が連続制
御系から離散制御系に切り換えられる。すなわち、第2
の比較器23での平均誤差が閾値よりも小さくなった時
点で連続制御系が離散制御系に切り換えられる。
【0016】このように、以上説明した実施例では、サ
ンプリングクロックの位相が確定した状態で、連続制御
系から離散制御系に切り換えられるので、離散制御系で
の引き込みが速くなり、トレーニング信号が短くなり、
フレーム効率が良くなる。図4は本発明の第2の実施例
の磁気ディスク装置のAGC回路40の構成を示すもの
であり、図2において説明した第1の実施例の磁気ディ
スク装置のAGC回路20と同じ構成部材には同じ符号
が付されている。この実施例の磁気ディスク装置のAG
C回路40は、図2の磁気ディスク装置のAGC回路2
0において、ギャップ領域の再生の終了時点で第2の比
較器23での平均誤差が閾値よりも小さくならなかった
場合に対応することができるものである。従って、図4
の実施例の磁気ディスク装置のAGC回路40が図2の
実施例の磁気ディスク装置のAGC回路20と異なる点
は、図2の実施例の磁気ディスク装置のAGC回路20
のループフィルタ87と、利得可変アンプ81との間
に、保持回路41が設けられている点のみである。
【0017】図5はこの保持回路41の動作を示すフロ
ーチャートである。ステップ501においてはまず、ギ
ャップ領域に書かれたトレーニング信号の再生中か否
判定される。トレーニング信号の再生中はステップ5
02に進み、比較器23における誤差が閾値よりも小さ
いか否かが判定される。この判定により、閾値≦誤差の
時はステップ503に進む。ステップ503ではトレー
ニング信号が終了したか否か、即ち、ギャップ領域の再
生が終了したか否かが判定される。そして、ギャップ領
域の再生が終了した時は、ギャップ領域の機関におい
て、第2の比較器23での平均誤差が閾値よりも小さく
ならなかった場合であるので、保持回路41は入力デー
タをそのまま保持してその出力が以後の入力データによ
って変化しないようにする。
【0018】一方、ステップ501においてトレーニン
グ信号の再生中でないと判定された時、ステップ502
において閾値>誤差の時、およびステップ503におい
てトレーニング信号が終了しない時は、いずれもステッ
プ505に進んで保持回路41に入力されるデータをそ
のまま出力する。このように、図4の実施例の磁気ディ
スク装置のAGC回路40においては、トレーニング信
号の期間中に比較器23で平均誤差が閾値よりも下回ら
ない場合は、エンベロープ検出による振幅制御信号が保
持回路41によって保持され、次のトレーニング信号の
期間中に比較器23で平均誤差がしきい値よりも小さく
なった時点で離散制御が開始される。
【0019】図6は本発明の第3の実施例の磁気ディス
ク装置のAGC回路60の構成を示すものであり、図2
において説明した第1の実施例の磁気ディスク装置のA
GC回路20と同じ構成部材には同じ符号が付されてい
る。この実施例の磁気ディスク装置のAGC回路60が
図2の実施例の磁気ディスク装置のAGC回路20と異
なる点は、第1の比較器21における目標値を、連続制
御系の比較器83の目標値とせず、連続制御系のエンベ
ロープ検出回路82の出力を1/√2倍に分圧する分圧
器61の出力電圧値とした点のみである。
【0020】このようにすると、クロック再生回路が引
き込んだ時に、トレーニング信号のエンベロープの1/
√2倍の振幅にサンプルホールド値が一致するので、サ
ンプル系のAGCにループを素早く切り換えることがで
き、この結果、トレーニング信号が短く、フレーム効率
を高めることができる。図7は本発明の第4の実施例の
磁気ディスク装置のAGC回路70の構成を示すもので
あり、図2において説明した第1の実施例の磁気ディス
ク装置のAGC回路20と同じ構成部材には同じ符号が
付されている。この実施例の磁気ディスク装置のAGC
回路70が図2の実施例の磁気ディスク装置のAGC回
路20と異なる点は、切換スイッチ86の後段に配置さ
れていたループフィルタ87を廃し、連続制御系では比
較器83と切換スイッチ86の間に、離散制御系ではレ
ベル検出器85と切換スイッチ86の間に、それぞれル
ープフィルタ71,72を設けた点にある。このように
連続制御系と離散制御系でループフィルタをそれぞれ持
つと、ループフィルタをそれぞれの系で最適に設定する
ことができ、サンプリングクロックの位相の確定が速く
なる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オール1のトレーニング信号のエベロープを検出して
振幅を一定に保った状態で、サンプリングした信号の振
幅とエベロープの目標値と比較することによってサン
プリングクロックの位相が確定したかどうか判定し、目
標値に近づいた時点でAGCの系を離散的制御に切り換
えることにより、サンプリングクロックが安定してAG
Cの誤動作がなく、しかも、AGC回路の離散制御での
引込が速くなるので、トレーニング信号が短くなりフレ
ーム効率が良くなるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置のAGC回路の構成
を示す原理構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例の磁気ディスク装置のA
GC回路の構成を示すブロック回路図である。
【図3】図2の要部における動作波形を示し、(a) は利
得制御増幅器の出力波形図、(b) はサンプルホルダの出
力波形図、(c) はエンベロープ検出回路の出力波形図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例の磁気ディスク装置のA
GC回路の構成を示すブロック回路図である。
【図5】図4の保持回路の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3の実施例の磁気ディスク装置のA
GC回路の構成を示すブロック回路図である。
【図7】本発明の第4の実施例の磁気ディスク装置のA
GC回路の構成を示すブロック回路図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置のAGC回路の構成を
示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1…利得可変増幅器 2…エンベロープ検出回路 3…比較器 4…サンプルホルダ 5…レベル検出器 6…切換スイッチ 7…ループフィルタ 8…比較手段 9…制御系切換手段 10…フィルタ 11…比較器 12…保持手段 13…電圧分圧器 20,40,60,70…本発明の実施例のAGC回路 21…第1の比較器 22…フィルタ 23…第2の比較器 41…保持回路 61…分圧器 71…72 ループフィルタ 81…可変利得アンプ 82…エンベロープ検出回路 83…比較器 84…サンプルホルダ 85…レベル検出器 86…切換スイッチ 87…ループフィルタ 88…クロック再生回路 89…復調回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーシャルレスポンス方式を用いた磁気
    記録再生装置からの再生信号を復調する復調回路への信
    号レベルを制御する磁気記録再生装置のAGC回路であ
    って、磁気記録媒体から読み出された再生信号を増幅す
    る利得可変増幅器(1) の後段に、エンベロープ検出回路
    (2) とエンベロープ信号を目標値と比較する比較器(3)
    とを備える連続制御系と、サンプルホルダ(4) とサンプ
    リング信号のレベル検出器(5) とを備える離散制御系と
    が並列に設けられ、切換スイッチ(6) によって前記2つ
    の制御系の何れか一方の信号をループフィルタ(7) を介
    して前記利得可変増幅器(1) にフィードバックすること
    により、前記利得可変増幅器(1) の利得を制御するもの
    において、 前記サンプルホルダ(4) からのサンプリング信号の振幅
    と、前記エベロープ信号の目標値とを比較して誤差信
    号を発生する比較手段(8) と、 この誤差信号が所定の閾値よりも大きい時は前記ルー
    プフィルタ(7)を前記連続制御系に接続し、前記閾値以
    下の時は前記ループフィルタ(7) を前記離散制御系に接
    続するように、前記切換スイッチ(6) を切り換え制御
    系切換手段(9)と、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置のAGC回
    路。
  2. 【請求項2】 前記制御系切換手段(9)がフィルタ(10)
    と比較器(11)とを備え、 前記比較手段(8)からの誤差信号の平均誤差が、前記
    較器(11)の閾値よりも大きい時は前記ループフィルタ
    (7)が前記連続制御系に接続され、前記閾値以下の時は
    前記ループフィルタ(7)が前記離散制御系に接続される
    よう、前記切換スイッチ(6)を切り換えことを特徴と
    する請求項1に記載の磁気記録再生装置のAGC回路。
  3. 【請求項3】 前記ループフィルタ(7) から前記利得可
    変増幅器(1) への制御信号のフィードバック経路に制御
    信号の保持手段(12)を設け、前記磁気記録媒体のギャッ
    プ領域の再生中に前記比較器(11)で平均誤差が閾値より
    も小さくならない場合、前記保持手段(12)に入力データ
    をそのまま保持させてその出力が以後の入力データによ
    って変化しないようにし、平均誤差が閾値よりも小さく
    なった時点で、前記制御系切換手段(9) が前記切換スイ
    ッチ(6) の接続先を連続制御系から離散制御系に切り換
    えると共に、前記保持手段(12)に入力データをそのまま
    出力させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載
    の磁気記録再生装置のAGC回路。
  4. 【請求項4】 前記比較手段(8) における目標値が、前
    記エンベロープ検出回路(2) の出力を1/√2倍に分圧
    する電圧分圧器(13)の出力であることを特徴とする請求
    項2または3に記載の磁気記録再生装置のAGC回路。
  5. 【請求項5】 前記ループフィルタ(7) が、前記切換ス
    イッチ(6) の後段ではなく、前記前記切換スイッチ(6)
    の前段の前記連続制御系と離散制御系にそれぞれ設けら
    れていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項
    に記載の磁気記録再生装置のAGC回路。
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