JPH11185386A - 磁気記録再生装置及び同装置に適用されるフィルタ調整方法 - Google Patents

磁気記録再生装置及び同装置に適用されるフィルタ調整方法

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JPH11185386A
JPH11185386A JP9357338A JP35733897A JPH11185386A JP H11185386 A JPH11185386 A JP H11185386A JP 9357338 A JP9357338 A JP 9357338A JP 35733897 A JP35733897 A JP 35733897A JP H11185386 A JPH11185386 A JP H11185386A
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digital
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circuit
loop
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JP9357338A
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Akibumi Okazaki
晃文 岡崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル等化器のタップ係数を許容範囲内に収
めることで、アナログループからデジタルループへの移
行をスムーズに行えるようにする。 【解決手段】リードチャネル上のアナログフィルタのカ
ットオフ周波数及びブースト値を初期値に設定して(ス
テップS2)、ディスクからのデータリードを行うと、
リードデータはFIRフィルタでPR等化される。この
際、FIRフィルタの学習機能で等化誤差が最小になる
ようにタップ係数が調整される(ステップS3)。そし
て、調整されたタップ係数が許容範囲内に入るまでアナ
ログフィルタのカットオフ周波数及びブースト値を変更
して(ステップS4,S5)、データリードを行う動作
を繰り返し、調整されたFIRフィルタのタップ係数が
許容範囲内に入ったならば、その際のカットオフ周波数
及びブースト値を通常のモードで使用可能なようにEE
PROMに保存する(ステップS4,S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーシャルレスポ
ンス方式を適用した(リードチャネルを備えた)磁気記
録再生装置及び同装置に適用されるフィルタ調整方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置、例えば磁気ディスク
装置では、リードチャネルに、ピークディテクション方
式(ピーク検出方式)に代えて、パーシャルレスポンス
方式、即ちPRML(Partial Response Maximum Likel
ihood )方式を適用するようになってきている。このP
RML方式のリードチャネルでは、FIR(Finite Imp
ulse Response )フィルタに代表されるデジタル等化器
(デジタルフィルタ)が用いられる。FIRフィルタ
は、位相が遅れない上に、デジタル的に波形を整形でき
るため、パーシャルレスポンスを行う上で、重要な役割
を果たしている。
【0003】また近年は、PRML方式のリードチャネ
ルを含むLSI(PRML−LSI)に搭載されている
学習機能は、例えば特開平9−219067号、USP
5,381,359等に開示されているように、FIR
フィルタが自動的に、入力信号に応じて最適になるよう
に変形し波形整形を行う構成になっているのが殆どであ
る。
【0004】ところで、FIRフィルタにおいて理想的
なPR(Partial Response)等化を行うためには、多段
のタップが必要となる。FIRフィルタのタップ係数の
絶対値が大きくなると、デジタルフィードバックループ
の遅れ時間が長くなり、PLL(Phase LocK Loop )回
路、AGC(Automatic Gain Controll )アンプが動作
するのに遅れが生じる。そのため、PLL、AGCのセ
トリング(安定化)に要する時間が長くなり、ディスク
上のデータセクタにおいて、その時間に相当するプリア
ンブル部を必要とすることから、ディスクのフォーマッ
ト効率が大幅に悪化する。
【0005】このディスクのフォーマット効率を悪化さ
せないようにするための手法として、アナログループ
(FIRフィルタ、つまりデジタル等化器を含まないル
ープ)とデジタルループ(FIRフィルタ、つまりデジ
タル等化器を含むループ)とを切り替える方式が従来か
ら知られている。この方式は、図9に示すように、リー
ドゲートRGがオンになった直後は、FIRフィルタを
通さずに、A/D(アナログ/デジタル)変換直後のデ
ータでループにフィードバックをかけてAGCアンプと
PLL回路を動作させ、ある程度の時間が経過してルー
プが安定した時点で、デジタルループに切り替えるもの
である。
【0006】ところが、上記したアナログループとデジ
タルループとを切り替える方式では、FIRフィルタの
タップ係数の絶対値が大きい状態で、アナログループか
らデジタルループに移行したときに、位相に大きな誤差
を発生させるという問題がある。
【0007】そこで、例えば特開平9−219067号
では、FIRフィルタのタップ係数から生ずる位相ずれ
を予測して、アナログループからデジタルループに移行
したときに発生する位相誤差を、位相ずれ補正用FIR
フィルタを用いて補正する技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら本発明者
は、FIRフィルタのタップ係数の絶対値が大きい状態
で、アナログループからデジタルループに移行したとき
には、位相だけでなく、振幅(ゲイン)にも大きな誤差
を発生させるために、PLLとAGCの両ループ共に不
安定な状態となるという問題があることを認識するに至
った。
【0009】PRML方式のリードチャネル(リード/
ライトチャネル)では、位相誤差を振幅情報から検出す
るため、振幅誤差が多く残留する場合(FIRフィルタ
でのブーストが多いとき)は特に、検出した位相誤差が
あいまいになってしまい、PLLとAGC共にセトリン
グが悪くなる。
【0010】ここで、デジタル等化器で振幅が変動する
理由を、当該デジタル等化器が3タップのFIRフィル
タの場合を例に、図10乃至図12を参照して説明す
る。まず、図10に示す3タップFIRフィルタにおい
て、当該フィルタに信号(入力波形)が入力された場
合、例えばブーストをかける方向に、タップ係数をマイ
ナス側に設定すると、図11及び図12に示すように、
フィルタ出力(OUT)の振幅が小さくなる。すると、
それを補うために、FIRフィルタへの入力を大きくす
るようにAGCアンプにフィードバックがかかるため、
振幅が変動する。同様に、タップ係数をプラス側に設定
した場合(FIRフィルタをローパスフィルタとして動
作させる場合)には、フィルタ入力に対して、フィルタ
出力の振幅が大きくなる。すると、それを補うために、
FIRフィルタへの入力を小さくするようにAGCアン
プにフィードバックがかかるため、やはり振幅が変動す
る。
【0011】また、近年のリードチャネルは、リードゲ
ートRGがオフしている期間は、消費電力を抑えるため
に、A/D変換器やPLL回路を動作させず、入力波形
のピーク値でAGCアンプをコントロールするモードで
動作するタイプのものが殆どである。このようなリード
チャネルでは、実際にリードゲートRGがオンした瞬間
は、AGCアンプの出力振幅は大きな誤差を含んでい
る。
【0012】以上の理由により、アナログループからデ
ジタルループへの移行時に、デジタル等化器で振幅が変
動する。このように、アナログループからデジタルルー
プへの移行時に、デジタル等化器で振幅が変動するとい
うことは、AGCループ及びPLLループの最終目標値
が、デジタルループとアナログロープで大きく異なるこ
とを意味する。このデジタルループとアナログロープの
最終目標値の差は、デジタル等化器のタップ係数(の絶
対値)に比例して大きくなる。したがって各ヘッドの特
性(ヘッド自体の特性、ヘッドの浮上高さ)や、各ディ
スク(磁気記録媒体)の記録層の膜厚や磁化特性がばら
ついて、ユーザデンシティ(ディスクの転送レートと孤
立波形の振幅の50%の位置での波形幅(時間幅)との
積で決まる値)が極端に大きいものや、小さいものがあ
った場合には、デジタル等化器のタップ係数の絶対値が
大きくなり、アナログループからデジタルループに制御
ループが切り替わったときにスムーズに動作できず、デ
ジタル等化器の学習の失敗や、ECCエラーの原因とな
る。
【0013】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、パーシャルレスポンス方式のリードチャ
ネルで制御ループの最終目標値がデジタルループとアナ
ログループで大きく異なることで発生する不具合を解消
することができる磁気記録再生装置及び同装置に適用さ
れるフィルタ調整方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、パーシャルレ
スポンス方式の磁気記録再生装置において、AGCアン
プ(自動利得制御アンプ)とA/D変換器(アナログ/
デジタル変換器)との間に設けられるアナログフィル
タ、即ちAGCアンプから出力されるリード信号に含ま
れる高域ノイズを除去するローパスフィルタ機能及び通
過帯域での高域を強調するブースト機能を持つアナログ
フィルタのカットオフ周波数及びブースト値を調整する
フィルタ調整手段と、このフィルタ調整手段により上記
アナログフィルタのカットオフ周波数及びブースト値が
調整される毎に、デジタル等化器、即ちA/D変換器の
出力データをPR(パーシャルレスポンス)等化するデ
ジタル等化器のタップ係数が予め定められた許容範囲内
に入るか否かを判別する判別手段と、この判別手段によ
り、上記デジタル等化器のタップ係数が上記許容範囲内
に入ることが判別された場合、その際に上記フィルタ調
整手段により調整されているカットオフ周波数及びブー
スト値を上記アナログフィルタの最適なカットオフ周波
数及びブースト値として採用するフィルタパラメータ決
定手段とを備えたことを特徴とする。ここで、上記デジ
タル等化器には、タップ係数を調整する学習機能が付加
されている。
【0015】このような構成において、アナログフィル
タのカットオフ周波数及びブースト値を調整すると、デ
ジタル等化器に付加されている学習機能により、等化誤
差(MSE)で当該タップ係数が自動調整される。ここ
で、アナログフィルタのカットオフ周波数及びブースト
値の調整によっては、アナログフィルタ側でかなりのP
R等化が行われ、つまりデジタル等化器に負担をかけな
い状態でPR等化されるため、デジタル等化器のタップ
係数(の絶対値)は小さな値に調整されるようになる。
【0016】したがって、タップ係数を確認しながらア
ナログフィルタのカットオフ周波数及びブースト値を調
整することによって、デジタル等化器のタップ係数を許
容範囲内に収めることが可能となり、タップ係数が許容
範囲内に収まった際のアナログフィルタのカットオフ周
波数及びブースト値を、最適なカットオフ周波数及びブ
ースト値として採用することで、アナログループからデ
ジタルループへの移行をスムーズに行うことが可能とな
る。つまり、上記最適なカットオフ周波数及びブースト
値を採用することで、アナログループからデジタルルー
プへの切り替え時のデジタル等化器での入力に対する出
力の振幅変動量を少なくして、セトリング時間を短縮で
きる。この場合、データセクタのプリアンブル部の長さ
を短くすることができるため、記録媒体のフォーマット
効率を向上できる。
【0017】なお、上記のアナログフィルタのカットオ
フ周波数及びブースト値の調整動作は、所定の調整モー
ドにおいて実行される構成とするとよく、特に装置の製
造段階で調整モードを設定して、上記調整動作を行うと
よい。この場合、採用した最適なカットオフ周波数及び
ブースト値を不揮発性記憶手段に保存しておき、通常に
装置を使用する通常モードでは、この不揮発性記憶手段
に記憶されているカットオフ周波数及びブースト値を読
み出してアナログフィルタに設定すればよい。また、上
記最適なカットオフ周波数及びブースト値は、各磁気記
録媒体の記録面毎、つまりヘッド毎に求めるとよく、C
DR(Constant Density Recording)方式のフォーマッ
ト構成を適用している場合には、更に、記録面(ヘッ
ド)毎、ゾーン毎に求めるとよい。
【0018】また本発明は、上記磁気記録再生装置にお
いて、上記A/D変換器または上記デジタル等化器の出
力データをもとにAGCアンプにフィードバックをかけ
る制御回路(AGCコントロール回路)に、デジタル等
化器のタップ係数から当該デジタル等化器での入力に対
する出力の振幅変動量を求めて、その振幅変動量に相当
するAGCアンプのオフセット電圧値を決定するオフセ
ット電圧値決定回路と、アナログループの期間は、A/
D変換器の出力データ、及び上記オフセット電圧値決定
回路によって決定された電圧値のオフセット電圧をもと
にAGCアンプにフィードバックをかけるフィードバッ
ク回路(帰還回路)とを設けたことを特徴とする。
【0019】このような構成においては、デジタル等化
器のタップ係数から、当該デジタル等化器の入力に対す
る出力の振幅変動量が計算できることに着目して、この
振幅変動量を計算し、AGCアンプのオフセット電圧値
を決定する。そして、アナログループの期間は、A/D
変換器の出力データと当該オフセット電圧をもとにAG
Cアンプにフィードバックがかけられる。更に具体的に
述べるならば、A/D変換器の出力データ(の振幅)と
の比較の基準となる基準電圧値に当該オフセット電圧を
加えたものを新たな基準値として、A/D変換器の出力
データと比較することで、その比較結果にしたがってA
GCアンプにフィードバックがかけられる。
【0020】この結果、アナログループからデジタルル
ープに切り替わる前に、デジタルループに切り替わった
際にデジタル等化器で信号振幅が変動する(低下または
上昇する)分に相当するオフセット電圧分だけ、予めA
GCアンプのゲインが増減(上昇または低下)されるこ
とになる。具体的には、デジタル等化器がブーストをか
ける方向に等化している場合(タップ係数がマイナスの
場合)には、デジタル等化器で信号振幅が低下するた
め、予めAGCアンプのゲインが当該デジタル等化器で
低下する分(つまり、アナログループからデジタルルー
プに移行したときに生じるオフセット分)だけ上げられ
る。また、デジタル等化器がローパスフィルタとして動
作している場合(タップ係数がプラスの場合)には、デ
ジタル等化器で信号振幅が上昇するため、予めAGCア
ンプのゲインが当該デジタル等化器で上昇する分だけ下
げられる。
【0021】これにより、アナログループからデジタル
ループに切り替わった際のデジタル等化器での振幅変動
が小さく抑えられ、タップ係数が大きい場合でも安定動
作が確保される。
【0022】なお、タップ係数からデジタル等化器での
振幅変動量を求める動作を、装置全体を制御するCPU
によって行わせることも可能である。また、タップ係数
とデジタル等化器での振幅変動量(及び当該振幅変動量
に相当するオフセット電圧)との関係は決まっているこ
とから、予め対応テーブルを用意しておくことで、計算
を省略することも可能である。
【0023】また、先のデジタル等化器のタップ係数を
確認しながらアナログフィルタのカットオフ周波数及び
ブースト値を調整することにより、デジタル等化器のタ
ップ係数を許容範囲内に収めるようにした構成と、AG
Cアンプのゲインをデジタル等化器のタップ係数に応じ
て自動的に可変するようにした構成とを組み合わせるこ
とで、アナログループからデジタルループへの切り替え
を一層安定して行うことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。 [第1の実施形態]図1は本発明の第1の実施形態に係
る磁気ディスク装置のリードチャネルを中心とする構成
を示すブロック図である。
【0025】図1において、1はデータが磁気記録され
る媒体であるディスク(磁気ディスク)、2はディスク
1へのデータ書き込み(データ記録)及びディスク1か
らのデータ読み出し(データ再生)に用いられるヘッド
(磁気ヘッド)である。ヘッド2は、ディスク1の各デ
ータ面に対応してそれぞれ設けられているものとする。
なお本実施形態では、ディスク1は単一枚であるとする
が、複数枚積層して設けられることもある。
【0026】また、ディスク1の各面では、トラック
(シリンダ)の物理的な周の長さが長くなるディスク1
上の外周側の領域を有効に使用して当該ディスク1のフ
ォーマット効率を上げるために、当該ディスク1の各面
のデータ領域を半径方向に複数のゾーンに分割し、各ゾ
ーン毎に、シリンダ(トラック)当たりのデータセクタ
数が異なる(外周側のゾーンほど多くなる)構成、即ち
メディア転送レート(線記録密度)が異なる(外周側の
ゾーンのシリンダほど速くなる)CDR(Constant Den
sity Recording)方式のフォーマット構成を適用してい
る。ここで、1つのゾーン内の各シリンダのディスク転
送レートは等しい。
【0027】ディスク1はスピンドルモータ(SPM)
3により高速に回転する。ヘッド2はキャリッジ4と称
するヘッド移動機構に取り付けられて、このキャリッジ
4の移動によりディスク1の半径方向に移動する。キャ
リッジ4は、ボイスコイルモータ(VCM)5により駆
動される。
【0028】各ヘッド2は例えばフレキシブルプリント
配線板(FPC)に実装されたヘッドアンプ回路(Head
Amp)6と接続されている。ヘッドアンプ回路6は、ヘ
ッド2の切り替え、ヘッド2との間のリード/ライト信
号の入出力等を司るもので、ヘッド2で読み取られたア
ナログ出力(アナログ再生出力)を増幅するヘッドアン
プ、及びライトチャネルから送られてくる書き込みデー
タに従いヘッド2にライト信号(ライト電流)を出力す
るライトドライバ(いずれも図示せず)を有する。
【0029】ヘッドアンプ回路6は、AGCアンプ(A
GC)8と接続されている。AGCアンプ8は、ヘッド
アンプ回路6(内のヘッドアンプ)により増幅されたア
ナログ出力(ヘッド2のリード信号)を一定の振幅に増
幅する。
【0030】AGCアンプ8の出力は、アナログフィル
タ(AF)9の入力に接続されている。アナログフィル
タ9は、例えばアクティブフィルタであり、アナログ再
生信号に含まれる高周波ノイズ等をAGCアンプ8の出
力段で除去するローパスフィルタ機能の他、通過帯域で
の高域を強調するブースト機能を持つ。このアナログフ
ィルタ9は、カットオフ周波数とブースト値とが、外部
(ここではCPU20)から調整(設定)可能なように
なっている。
【0031】アナログフィルタ9の出力はA/D変換器
(A/D)10の入力に接続されている。A/D変換器
10は、PLL回路15から出力されるサンプリングク
ロック(以下、PLLクロックと称する)に同期して、
アナログフィルタ9からのリード信号(アナログ再生信
号)をデジタルデータに変換する。
【0032】A/D変換器10の出力はデジタル等化器
としての例えばFIRフィルタ(FIR)11の入力に
接続されている。FIRフィルタ11は、リードチャネ
ルのPR(Partial Response)特性を与えるものであ
る。このFIRフィルタ11には、特開平9−2190
67号、USP5,381,359等に開示されている
ような学習機能(フィルタ調整の学習機能)が付加され
ている。
【0033】FIRフィルタ11には、アナログループ
とデジタルループを切り替えるスイッチ12,13が接
続されている。スイッチ12は、FIRフィルタ11の
入力、即ちA/D変換器10の出力、または当該FIR
フィルタ11の出力をAGCコントロール回路14に切
り替え出力し、スイッチ13はFIRフィルタ11の入
力、即ちA/D変換器10の出力、または当該FIRフ
ィルタ11の出力をPLL回路15に切り替え出力す
る。
【0034】AGCコントロール回路14は、FIRフ
ィルタ11により生じる振幅誤差を計算してアナログル
ープとデジタルループでの振幅誤差がなくなるようにA
GCアンプ8にフィードバックをかける。
【0035】PLL回路15は、A/D変換器10また
はFIRフィルタ11の出力に同期したクロック(PL
Lクロック)を位相同期ループにて生成する。このクロ
ックは、A/D変換器10のサンプリングクロックとし
て用いられる他、FIRフィルタ11、AGCコントロ
ール回路14、次に述べる最尤復号器16等のタイミン
グクロックとして用いられる。
【0036】FIRフィルタ11の出力には最尤復号器
(最尤推定復号器)16が接続されている。最尤復号器
16は、例えばビタビ復号器(ビタビ検出器)であり、
ビタビ・アルゴリズムに基づきPR等化されたデジタル
データ(コードデータ列)から最尤のデータ系列(最も
確からしい系列)を検出してデコーダ(記録デコーダ)
17に出力する。デコーダ17は、最尤復号器16によ
り検出されたデータ系列をNRZコード等の記録データ
に復号化し、ディスクコントローラ(HDC18)に出
力する。
【0037】AGCアンプ8、アナログフィルタ9、A
/D変換器10、FIRフィルタ11、スイッチ12,
13、AGCコントロール回路14、PLL回路15、
最尤復号器16、及びデコーダ17は、リードチャネル
7を構成している。リードチャネル7は、図示せぬライ
トチャネルと共に、1つのLSI(PRML−LSIと
称される回路装置)に搭載されている。
【0038】HDC18は、ホストインタフェース19
を介して接続されるホスト装置との間のコマンド、デー
タの通信を制御すると共に、リードチャネル(リード/
ライトチャネル)との間のデータの通信を制御する。
【0039】CPU20は、例えばワンチップのマイク
ロプロセッサである。このCPU20は、ROM21に
格納されている制御プログラム(ファームウェア)に従
って磁気ディスク装置内の各部を制御する。特に本実施
形態では、CPU20は、アナログループからデジタル
ループにループ制御が切り替わった際の、AGCアンプ
8のゲインの変動が、ディスク1上のデータセクタのプ
リアンブル部内で引き込める範囲内に、アナログフィル
タ9のカットオフ周波数とブースト値、及びFIRフィ
ルタ11のタップ係数を調整する特徴のある制御を行う
ようになっている。
【0040】CP20には、磁気ディスク装置内の各部
を制御するための制御プログラムが格納されている不揮
発性メモリとしてのROM(Read Only Memory)21、
CPU20のワーク領域、ディスク1から読み出された
セクタ単位のリードデータ及びディスク1に書き込むた
めのライトデータを一時的に格納するためのバッファ領
域等を提供する書き替え可能な揮発性メモリとしてのR
AM(Random AccessMemory)22、及び磁気ディスク
装置の制御用のパラメータ類の保存などに用いられる書
き換え可能な不揮発性記憶装置(不揮発性メモリ)とし
てのEEPROM(Electrically Erasable and Progra
mmable Read Only Memory )23が接続されている。E
EPROM13に保存されるパラメータ類には、アナロ
グフィルタ9のカットオフ周波数、ブースト値、及びF
IRフィルタ11のタップ係数などのフィルタパラメー
タが含まれる。このカットオフ周波数、ブースト値、タ
ップ係数は、ディスク1の各面(ヘッド)毎に、ゾーン
別に保存される。
【0041】次に、図1の構成の磁気ディスク装置の動
作の概要を説明する。ヘッド2によりディスク1から読
み出された信号(リード信号)は、ヘッドアンプ回路6
で増幅される。ヘッドアンプ回路6で増幅されたリード
信号は、AGCアンプ8によりA/D変換器10のダイ
ナミックレンジに合うように一定の振幅に増幅された
後、即ち振幅を調整された後、A/D変換器10で量子
化されてデジタルデータに変換される。このリード信号
のデジタルデータ、つまりリードデータは、FIRフィ
ルタ11でPR等化される。
【0042】さて本実施形態においても、図9に示した
従来技術と同様に、アナログループとデジタルループと
を切り替える方式を適用している。即ち、HDC18か
らのリードゲートRGがオンになった直後は、スイッチ
12,13をFIRフィルタ11の入力段側、つまりA
/D変換器10の出力段側に切り替えて、AGCコント
ロール回路14とPLL回路15の入力を選択すること
で、A/D変換器10によるA/D変換直後のデータで
ループ(AGCループとPLLループ)にフィードバッ
クをかけてAGCアンプ8とPLL回路15を動作させ
る(アナログループ)。その後、ループが安定した時点
で、スイッチ12,13をFIRフィルタ11の出力段
側に切り替えることで、FIRフィルタ11の出力デー
タでループにフィードバックをかける(デジタルルー
プ)。
【0043】ところで、PRML方式のリードチャネル
では、PR等化をいかに正確に行うかが重要である。従
来は、等化誤差(Mean Squared-Error;MSE)を減ら
すことを最重要と考え、当該等化誤差(MSE)が最小
となるように、FIRフィルタに付加された学習機能に
より当該FIRフィルタのフィルタ調整を行っていた。
また、アナログフィルタについては、理論的に等化誤差
(MSE)が最小となるようなカットオフ周波数及びブ
ースト値が用いられていた。
【0044】しかし、等化誤差だけに着目してフィルタ
調整した場合、[発明が解決しようとする課題]の欄で
も述べたように、ヘッド、ディスク(磁気記録媒体)が
ばらついて、ユーザデンシティが大きくばらついた場
合、FIRフィルタに大きな負担がかかり、リードエラ
ーが発生するという問題があった。
【0045】また本発明者は、FIRフィルタのタップ
係数の絶対値が大きい状態で、アナログループからデジ
タルループに切り替わると、振幅(ゲイン)にも大きな
誤差を発生させることを認識するに至っている。
【0046】そこで本実施形態においては、アナログル
ープからデジタルループへの移行をスムーズに行うため
には、FIRフィルタ11のタップ係数の絶対値を低く
抑えることが必要であることに着目し、FIRフィルタ
11の前段側にあるアナログフィルタ9のカットオフ周
波数及びブースト値を調整して、当該アナログフィルタ
9でできるだけPR等化を行うことで、FIRフィルタ
11のタップ係数がある許容範囲を超えないようにして
いる。
【0047】即ち本実施形態では、等化誤差だけでフィ
ルタ調整するのではなく、磁気ディスク装置の製造段階
でFIRフィルタ11のタップ係数を確認しながらアナ
ログフィルタ9のカットオフ周波数及びブースト値を調
整することで、FIRフィルタ11のタップ係数を予め
定められた許容範囲に収め、ループ制御が切り替わった
ときの、AGCアンプ8の増幅度(ゲイン)の変動が、
ディスク1上のデータセクタのデータ部に先行するプリ
アンブル部内で引き込める(安定化する)ようにしてい
る。
【0048】以下、FIRフィルタ11のタップ係数を
確認しながらの、アナログフィルタ9のカットオフ周波
数及びブースト値の調整処理について、図2のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0049】まず、この調整処理(フィルタ調整処理)
は、図1の磁気ディスク装置の製造段階で、当該調整処
理を指示するコマンドがホスト装置から本装置にホスト
インタフェース19を介して与えられることで、ROM
21内の制御プログラム(中の所定のフィルタ調整ルー
チン)に従ってCPU20により実行される。この調整
処理が行われるモードを、フィルタ調整モードと呼ぶ。
なお、調整ルーチン(調整処理用のプログラム)をホス
ト装置から送るようにしても構わない。
【0050】CPU20は、ディスク1からのデータリ
ードの対象となる面(ヘッド)を示すヘッド番号Hと、
ゾーンを示すゾーン番号Zを、いずれも例えば0に初期
設定する(ステップS1)。次にCPU20は、アナロ
グフィルタ9のカットオフ周波数、ブースト値を予め定
められた初期値に設定する(ステップS2)。この初期
値には、理論的に等化誤差(MSE)が最小となるよう
なカットオフ周波数及びブースト値が用いられるものと
する。
【0051】この状態でCPU20が、ヘッド番号Hで
示されるディスク1上の面における、ゾーン番号Zで示
されるゾーンからのデータリードを行うと、リードチャ
ネル7において上述の動作が行われて、リードデータは
FIRフィルタ11でPR等化される。この際、当該F
IRフィルタ11の学習機能により、等化誤差(MS
E)が最小になるように、タップ係数が調整される(ス
テップS3)。
【0052】CPU20は、この学習機能によるフィル
タ調整後のFIRフィルタ11のタップ係数を読み込ん
で、その値が予め定められた許容範囲内であるか否かを
調べる(ステップS4)。このタップ係数の許容範囲
は、アナログループとデジタルループでの振幅差を少な
くするのに十分な値に設定される。
【0053】CPU20は、FIRフィルタ11のタッ
プ係数が許容範囲内にない場合には、アナログフィルタ
9のカットオフ周波数及びブースト値を変更する(ステ
ップS5)。そしてCPU20が、上記データリードを
再度行うと、FIRフィルタ11に付加された学習機能
により、等化誤差が最小になるように、タップ係数が調
整される(ステップS3)。
【0054】もし、この調整の結果、FIRフィルタ1
1のタップ係数が許容範囲に入ったならば、CPU20
は、そのときのアナログフィルタ9のカットオフ周波数
及びブースト値を、現在のヘッド番号H及びゾーン番号
Z(で示されるゾーンを対象とするリード時のアナログ
フィルタ9の最適設定値であるとして当該ヘッド番号H
及びゾーン番号Z)と対応付けてEEPROM23に保
存(登録)する(ステップS6)。
【0055】CPU20は、以上の動作を、同一ゾーン
番号Zについて、ディスク面(ヘッド番号H)を切り替
えながら(ステップS7)、繰り返す。そしてCPU2
0は、全てのディスク面の同一ゾーン番号Zのゾーンに
ついて終了すると(ステップS8)、今度はゾーン(ゾ
ーン番号Z)を切り替えて(ステップS9)、以上の動
作を繰り返す。やがて、全てのディスク面の全てのゾー
ンについて終了すると(ステップS10)、CPU20
は一連のフィルタ調整処理を終了する。このとき、EE
PROM23には、全てのディスク面について、各ゾー
ン毎の最適なアナログフィルタ9のカットオフ周波数及
びブースト値が登録されている。
【0056】さてCPU20は、ディスク1を通常にア
クセス(リードアクセス)する場合(通常モード時)に
は、そのアクセス先のディスク面、ゾーンに対応してE
EPROM23に登録されている、アナログフィルタ9
のカットオフ周波数及びブースト値を取り出して当該ア
ナログフィルタ9に設定する。これにより、アナログフ
ィルタ9でできるだけPR等化が行われるため、FIR
フィルタ11の負担が少なくなり、当該FIRフィルタ
11に付加された学習機能が働いても、タップ係数は上
記の許容範囲内に収まる。この結果、アナログモードか
らデジタルモードにループ制御が切り替わったときの、
AGCアンプ8の増幅度(ゲイン)の変動を、ディスク
1上のデータセクタのデータ部に先行するプリアンブル
部内で引き込めることが可能となる。
【0057】この様子を、リード信号、例えばアナログ
フィルタ9の出力波形(A/D変換器10の入力波形)
について、図3(a)に示す。また、比較のために、等
化誤差だけでフィルタ調整を行う従来方式を適用した場
合の、アナログフィルタ9のの出力波形を図3(b)に
示す。
【0058】明らかなように、本実施形態では、アナロ
グモードからデジタルモードへの移行時におけるAGC
アンプ8の出力の振幅の変動をプリアンブル部内で引き
込むことができる。
【0059】通常、プリアンブル部の長さは、設計仕様
(スペック)上許される最低のレベルのヘッドでも問題
なく動作するように、マージンを見込んで設計されてい
る。しかし、アナログフィルタ9とFIRフィルタ11
のPR等化の分担を、従来のような等化誤差だけを基準
にするのではなく、本実施形態のように、アナログルー
プからデジタルループへの移行時の引き込み期間を考慮
した配分にして、アナログフィルタ9でできるだけPR
等化を行うように、当該アナログフィルタ9のカットオ
フ周波数及びブースト値を調整することで、プリアンブ
ル長を短くでき、ディスク1のフォーマット効率を改善
できる。
【0060】なお、以上の説明では、ディスク1にCD
R方式のフォーマット構成を適用しているものとした
が、必ずしもCDR方式のフォーマット構成を適用する
必要はない。 [第2の実施形態]図4は本発明の第2の実施形態に係
る磁気ディスク装置のリードチャネルを中心とする構成
を示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号
を付してある。
【0061】図4の構成の特徴は、図1中のAGCコン
トロール回路14に代えて、FIRフィルタ11のタッ
プ係数から、アナログループとデジタルループでの振幅
誤差を計算し、その振幅誤差に相当するAGCアンプ8
のオフセット電圧を求めて、当該AGCアンプ8にフィ
ードバックするAGCコントロール回路54が用いられ
た、新規なリードチャネル47を備えていることであ
る。なお、ROM21は、図1中のROM21と異なる
制御プログラムを格納しているが、便宜的に図1中のR
OM21と同一符号(21)を使用している。
【0062】AGCコントロール回路54は、図5に示
すように、タイミング生成回路541、FIRオフセッ
ト電圧計算・出力回路542、基準電圧発生器543、
加算回路544、スイッチSW、コンパレータ545、
及びループフィルタ546から構成される。
【0063】タイミング生成回路541は、図6に示す
ように、アナログループ(アナログモード)からデジタ
ルループ(デジタルモード)への切り替わりのタイミン
グを表すタイミング信号(以下、Mode信号と称す
る)を生成するための、例えばタイマ回路である。タイ
ミング生成回路541は、HDC18からのリードゲー
トRGのオンのタイミングで、PLL回路15からのク
ロック(PLLクロック)のカウントを開始し、当該回
路541内に予め設定されているクロック数だけカウン
トすることで、図6に示すMode信号を出力する。こ
のカウントするクロック数の情報、即ちリードゲートR
Gがオンしてから、PLLクロックが何クロック入った
ら、アナログループからデジタルループに切り替えるか
の情報は、CPU20により設定される。
【0064】FIRオフセット電圧計算・出力回路54
2は、FIRフィルタ11のタップ係数から、アナログ
ループとデジタルループでの振幅誤差(振幅変動量)を
計算し、その振幅誤差に相当するAGCアンプ8のオフ
セット電圧(FIRオフセット電圧)を発生する。この
オフセット電圧は、デジタルループでの振幅の方が小さ
い場合、即ちFIRフィルタ11での入力に対して出力
の方が小さい場合にはプラスの電圧(正電圧)となり、
デジタルループでの振幅の方が大きい場合、即ちFIR
フィルタ11での入力に対して出力の方が大きい場合に
はマイナスの電圧(負電圧)となる。既に述べた、図1
1乃至図13に示した3タップFIRフィルタの入力と
出力で振幅が変わる例からわかるように、FIRフィル
タ11のタップ係数が決まれば、当該FIRフィルタ1
1の入力と出力での振幅の変動量(振幅誤差)は計算に
より取得できる。これについて、FIRフィルタ11の
タップ数が図11と同じ3タップで、タップ係数が−
0.25の場合(FIRフィルタ11がブーストをかけ
る方向に等化している場合)を例に説明する。
【0065】まず、図13に示すように、サンプル時点
5,6,7でのフィルタ入力の振幅が4,16,16の
場合、サンプル時点7におけるA,B,Cの各点の振幅
は、それぞれ16×−0.25=−4,16×1=1
6,4×−0.25=−1である。したがって、サンプ
ル時点7におけるフィルタ出力は、これらの総和である
−4+16−1=11となり、振幅が5減ることがわか
る(16→11)。つまり、FIRフィルタ11のタッ
プ係数が決まれば、当該FIRフィルタ11の入力と出
力での振幅の変動量は計算できる。
【0066】なお、FIRフィルタ11の各タップ係数
について、上記振幅の変動量を計算しておき、その対応
関係を示すテーブルを予め用意しておくことで、上記の
計算を不要とすることも可能である。
【0067】FIRオフセット電圧計算・出力回路54
2は、タップ係数をもとに取得した振幅変動量(振幅誤
差)に相当するプラスまたはマイナスのFIRオフセッ
ト電圧を発生する。
【0068】一方、基準電圧発生器543は、A/D変
換器10またはFIRフィルタ11からのリードデータ
の振幅との比較のための基準電圧を発生する。この基準
電圧発生器543からの基準電圧は加算回路544の一
方の入力に供給される。
【0069】さて、加算回路544の他方の入力と、F
IRオフセット電圧計算・出力回路542の出力との間
には、スイッチSWが設けられている。スイッチSW
は、タイミング生成回路541からのMode信号がデ
ジタルループ(デジタルモード)を示していない期間だ
けオン状態となって、FIRオフセット電圧計算・出力
回路542からのFIRオフセット電圧を加算回路54
4の上記他方の入力に供給する。
【0070】加算回路544は、スイッチSWがオン状
態にある期間、即ちデジタルループ(デジタルモード)
でない期間は、基準電圧発生器543からの基準電圧
に、スイッチSWを介して供給されるFIRオフセット
電圧計算・出力回路542からのFIRオフセット電圧
を加算して、コンパレータ545に出力する。したがっ
て、アナログループ(アナログモード)の期間は、次の
デジタルループ(デジタルモード)への切り替わりを想
定して、デジタルループ(デジタルモード)におけるF
IRフィルタ11の入力と出力との振幅変動量に相当す
るFIRオフセット電圧が基準電圧に加算された電圧が
コンパレータ545に出力されることになる。
【0071】一方、スイッチSWがオフ状態にある期
間、即ちデジタルループ(デジタルモード)の期間は、
加算回路544は、基準電圧発生器543からの基準電
圧をそのままコンパレータ545に出力する。つまり、
デジタルループ(デジタルモード)の期間は、オフセッ
ト電圧は0と等価である。
【0072】以上により、コンパレータ545では、ア
ナログループの期間は、A/D変換器10からのリード
データの振幅と、基準電圧にFIRオフセット電圧が加
算された電圧との比較が行われ、デジタルループの期間
は、FIRフィルタ11からのリードデータの振幅と、
基準電圧との比較が行われる。コンパレータ545は、
例えば差動増幅器で構成されており、振幅誤差に相当す
る電流を出力する。このコンパレータ545の出力は、
例えば積分回路からなるループフィルタ546でAGC
アンプ8の応答特性に適合するように整形され、誤差デ
ータとして当該AGCアンプ8に供給される。
【0073】したがって、アナログループにおいて、A
GCアンプ8のゲインは、従来のようなFIRオフセッ
ト電圧を加算しない場合、即ちリードデータの振幅を基
準電圧と比較する場合と比べて、FIRフィルタ11で
変動する分だけ増減される。
【0074】具体的には、FIRフィルタ11のタップ
係数がマイナスである場合(FIRフィルタ11がブー
ストをかける方向に等化している場合)には、FIRフ
ィルタ11の出力で入力より振幅が低下することを考慮
して、FIRオフセット電圧計算・出力回路542で、
その低下分に相当するプラスのFIRオフセット電圧が
発生されるため、AGCアンプ8のゲインは、FIRフ
ィルタ11で振幅が低下する分だけ、アナログループ
(アナログモード)において予め上げられる。また、F
IRフィルタ11のタップ係数がプラスである場合(F
IRフィルタ11がローパスフィルタとして動作してい
る場合)には、FIRフィルタ11の出力で入力より振
幅が上昇することを考慮して、FIRオフセット電圧計
算・出力回路542で、その上昇分に相当するマイナス
のFIRオフセット電圧が発生されるため、AGCアン
プ8のゲインはFIRフィルタ11で振幅が上昇する分
だけ、アナログループ(アナログモード)において予め
下げられる。
【0075】このように本実施形態においては、アナロ
グループでのリードデータの振幅との比較に、基準電圧
発生器543からの基準電圧をそのまま使うのではな
く、FIRフィルタ11のタップ係数で決まる、当該F
IRフィルタ11の入力と出力の振幅変動量に相当する
FIRオフセット電圧が加えられた電圧を用いること
で、予めAGCアンプ8のゲインをFIRフィルタ11
で振幅が変動する分だけ増減するようにしている。
【0076】この場合、アナログループ(アナログモー
ド)からデジタルループ(デジタルモード)に切り替わ
っても、AGCアンプ8のゲインがFIRフィルタ11
での振幅の変動分だけ予め増減されていることから、短
時間でセトリングできる。 [第3の実施形態]図7は本発明の第3の実施形態に係
る磁気ディスク装置のリードチャネルを中心とする構成
を示すブロック図であり、図4と同一部分には同一符号
を付してある。
【0077】図7の構成の特徴は、ROM21内の制御
プログラムに従って、CPU20がFIRフィルタ11
のタップ係数から、アナログループとデジタルループで
の振幅誤差に相当するAGCアンプ8のオフセット電圧
を計算する点と、図4中のAGCコントロール回路54
に代えて、CPU20により計算されたオフセット電圧
を発生して、AGCアンプ8にフィードバックするAG
Cコントロール回路84が用いられた、新規なリードチ
ャネル77を備えていることである。なお、ROM21
は、図4中のROM21と異なる制御プログラムを格納
しているが、便宜的に図4中のROM21と同一符号
(21)を使用している。
【0078】図8はAGCコントロール回路84の構成
を示すブロック図であり、図5と同一部分には同一符号
を付してある。図8のAGCコントロール回路84が、
図5のAGCコントロール回路54と異なる点は、図5
中のFIRオフセット電圧計算・出力回路542に代え
て、FIRオフセット電圧出力機能のみを持つFIRオ
フセット電圧出力回路842を備えていることである。
このFIRオフセット電圧出力回路842は、CPU2
0により計算された電圧値が設定されるレジスタと、当
該レジスタに設定された電圧値のオフセット電圧を出力
するD/A(デジタル/アナログ)変換器(いずれも図
示せず)により実現される。
【0079】図7の構成の磁気ディスク装置において、
CPU20は、FIRフィルタ11のタップ係数から、
当該FIRフィルタ11の入力と出力での振幅の変動量
(振幅誤差)に相当するAGCアンプ8でのオフセット
電圧を計算する。そしてCPU20は、計算した電圧値
を、図8に示すAGCコントロール回路84に設けられ
たFIRオフセット電圧出力回路842(内のレジス
タ)に設定する。FIRオフセット電圧出力回路842
は、CPU20により設定された電圧値をD/A変換し
て、対応するオフセット電圧を出力する。
【0080】以下の動作は、前記第2の実施形態と同様
であるため、説明を省略する。以上は、本発明を磁気デ
ィスク装置に適用した場合について説明したが、本発明
は、パーシャルレスポンス方式(PRML方式)を適用
するリードチャネルを持つ磁気記録再生装置であれば、
光磁気ディスク装置、フロッピーディスク装置、磁気テ
ープ装置などの磁気記録再生装置にも適用可能である。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ジタル等化器のタップ係数を確認しながらアナログフィ
ルタのカットオフ周波数及びブースト値を調整すること
により、デジタル等化器のタップ係数を許容範囲内に収
めることができるため、アナログループからデジタルル
ープへの移行をスムーズに行うことができ、セトリング
時間の短縮、更には記録媒体のフォーマット効率の向上
を図ることができる。
【0082】また本発明によれば、デジタル等化器のタ
ップ係数から、当該デジタル等化器の入力に対する出力
の振幅変動量を求め、アナログループの期間、その振幅
変動量に相当するAGCアンプのオフセット電圧を発生
して、その変動分を補う方向にAGCアンプにフィード
バックをかけることにより、アナログループからデジタ
ルループに切り替わった際のデジタル等化器での振幅変
動を小さく抑えることができ、タップ係数が大きい場合
でも安定動作を確保できる。
【0083】このように本発明によれば、PRML方式
のリードチャネルで制御ループの最終目標値がデジタル
ループとアナログループで大きく異なることで発生する
不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る磁気ディスク装
置のリードチャネルを中心とする構成を示すブロック
図。
【図2】同実施形態で適用される、FIRフィルタ11
のタップ係数を確認しながらの、アナログフィルタ9の
カットオフ周波数及びブースト値の調整処理を説明する
ためのフローチャート。
【図3】同実施形態における、アナログループからデジ
タルループへの切り替え前後のアナログフィルタ9の出
力段でのリード信号波形を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る磁気ディスク装
置のリードチャネルを中心とする構成を示すブロック
図。
【図5】図4中のAGCコントロール回路54の構成を
示すブロック図。
【図6】図4中のタイミング生成回路541の動作を説
明するためのタイミングチャート。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る磁気ディスク装
置のリードチャネルを中心とする構成を示すブロック
図。
【図8】図7中のAGCコントロール回路84の構成を
示すブロック図。
【図9】アナログループとデジタルループを切り替える
方式を説明するための図。
【図10】3タップのFIRフィルタの概略構成を示す
ブロック図。
【図11】図10のFIRフィルタにおける入出力波形
の一例を示す図。
【図12】図10のFIRフィルタにおける各点の振幅
の一例を示す図。
【符号の説明】
1…ディスク(記録媒体) 2…ヘッド 7,47,77…リードチャネル 8…AGCアンプ(自動利得制御アンプ) 9…アナログフィルタ 10…A/D変換器 11…FIRフィルタ(デジタル等化器) 12,13…スイッチ(制御ループ切り替え手段) 14,54,84…AGCコントロール回路(制御回
路) 15…PLL回路(位相ロックループ回路) 18…HDC 20…CPU(フィルタ調整手段、フィルタパラメータ
決定手段、フィルタパラメータ設定手段) 21…ROM 23…EEPROM(不揮発性記憶手段) 541…タイミング生成回路 542…FIRオフセット電圧計算・出力回路(オフセ
ット電圧値決定回路) 543…基準電圧発生器 544…加算回路 545…コンパレータ(比較手段) 842…FIRオフセット電圧出力回路 SW…スイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取ら
    れてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定の
    振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得制
    御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノイ
    ズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での高
    域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数及
    びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前記
    アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/デ
    ジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付加
    されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デー
    タをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器と、
    前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて生成
    する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御アンプ
    及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナログ
    /デジタル変換器の出力データでフィードバックをかけ
    るためのアナログループ及び前記デジタル等化器の出力
    データでフィードバックをかけるためのデジタルループ
    をリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定する
    制御ループ切り替え手段とを備えたパーシャルレスポン
    ス方式の磁気記録再生装置において、 前記アナログフィルタのカットオフ周波数及びブースト
    値を調整するフィルタ調整手段と、 前記フィルタ調整手段により前記アナログフィルタのカ
    ットオフ周波数及びブースト値が調整される毎に、前記
    デジタル等化器のタップ係数が予め定められた許容範囲
    内に入るか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により、前記デジタル等化器のタップ係数
    が前記許容範囲内に入ることが判別された場合、その際
    に前記フィルタ調整手段により調整されている前記カッ
    トオフ周波数及びブースト値を前記アナログフィルタの
    最適なカットオフ周波数及びブースト値として採用する
    フィルタパラメータ決定手段とを具備することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ調整手段は、所定のフィル
    タ調整モード時に起動されることを特徴とする請求項1
    記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタパラメータ決定手段により
    採用された前記カットオフ周波数及びブースト値を記憶
    するための不揮発性記憶手段と、 通常モードにおいて、前記不揮発性記憶手段に記憶され
    ている前記カットオフ周波数及びブースト値を前記アナ
    ログフィルタに設定するフィルタパラメータ設定手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項2記載の磁気記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取ら
    れてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定の
    振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得制
    御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノイ
    ズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での高
    域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数及
    びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前記
    アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/デ
    ジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付加
    されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デー
    タをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器と、
    前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて生成
    する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御アンプ
    及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナログ
    /デジタル変換器の出力データでフィードバックをかけ
    るためのアナログループ及び前記デジタル等化器の出力
    データでフィードバックをかけるためのデジタルループ
    をリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定する
    制御ループ切り替え手段と、前記アナログ/デジタル変
    換器または前記デジタル等化器の出力データをもとに前
    記自動利得制御アンプにフィードバックをかける制御回
    路とを備えたパーシャルレスポンス方式の磁気記録再生
    装置において、 前記制御回路は、 前記デジタル等化器のタップ係数から当該デジタル等化
    器での入力に対する出力の振幅変動量を求めて、その振
    幅変動量に相当する前記自動利得制御アンプのオフセッ
    ト電圧値を決定するオフセット電圧値決定回路と、 前記アナログループの期間は、前記アナログ/デジタル
    変換器の出力データ、及び前記オフセット電圧値決定回
    路によって決定された電圧値のオフセット電圧をもとに
    前記自動利得制御アンプにフィードバックをかけるフィ
    ードバック回路とを具備することを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記フィードバック回路は、 前記アナログループの期間は、前記オフセット電圧値決
    定回路によって決定された電圧値のオフセット電圧を予
    め定められた基準電圧に加算して出力し、前記デジタル
    ループの期間は、前記基準電圧をそのまま出力する加算
    回路と、 前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力データの振幅を前記加算回路の出力と比較し
    て、その比較結果に応じて前記自動利得制御アンプのゲ
    インを制御する比較回路とを備えていることを特徴とす
    る請求項3記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取ら
    れてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定の
    振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得制
    御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノイ
    ズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での高
    域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数及
    びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前記
    アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/デ
    ジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付加
    されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デー
    タをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器と、
    前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて生成
    する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御アンプ
    及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナログ
    /デジタル変換器の出力データでフィードバックをかけ
    るためのアナログループ及び前記デジタル等化器の出力
    データでフィードバックをかけるためのデジタルループ
    をリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定する
    制御ループ切り替え手段と、前記アナログ/デジタル変
    換器または前記デジタル等化器の出力データをもとに前
    記自動利得制御アンプにフィードバックをかける制御回
    路とを備えたパーシャルレスポンス方式の磁気記録再生
    装置において、 前記磁気記録再生装置全体を制御するCPUであって、
    前記デジタル等化器のタップ係数から当該デジタル等化
    器での入力に対する出力の振幅変動量を求めて、その振
    幅変動量に相当する前記自動利得制御アンプのオフセッ
    ト電圧値を決定するCPUを備えると共に、 前記制御回路に、 前記CPUによって決定された電圧値のオフセット電圧
    を出力するオフセット電圧出力回路、及び前記アナログ
    ループの期間は、前記アナログ/デジタル変換器の出力
    データ、及び前記オフセット電圧出力回路から出力され
    るオフセット電圧をもとに前記自動利得制御アンプにフ
    ィードバックをかけるフィードバック回路を設けたこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記フィードバック回路は、 前記アナログループの期間は、前記オフセット電圧出力
    回路から出力されるオフセット電圧を予め定められた基
    準電圧に加算して出力し、前記デジタルループの期間
    は、前記基準電圧をそのまま出力する加算回路と、 前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力データの振幅を前記加算回路の出力と比較し
    て、その比較結果に応じて前記自動利得制御アンプのゲ
    インを制御する比較回路とを備えていることを特徴とす
    る請求項5記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取ら
    れてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定の
    振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得制
    御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノイ
    ズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での高
    域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数及
    びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前記
    アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/デ
    ジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付加
    されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デー
    タをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器と、
    前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて生成
    する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御アンプ
    及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナログ
    /デジタル変換器の出力データでフィードバックをかけ
    るためのアナログループ及び前記デジタル等化器の出力
    データでフィードバックをかけるためのデジタルループ
    をリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定する
    制御ループ切り替え手段と、前記アナログ/デジタル変
    換器または前記デジタル等化器の出力データをもとに前
    記自動利得制御アンプにフィードバックをかける制御回
    路とを備えたパーシャルレスポンス方式のリードチャネ
    ルを搭載した、磁気記録再生装置用の回路装置におい
    て、 前記制御回路に、 前記デジタル等化器のタップ係数から当該デジタル等化
    器での入力に対する出力の振幅変動量を求めて、その振
    幅変動量に相当する自動利得制御アンプのオフセット電
    圧値を決定するオフセット電圧値決定回路と、 前記アナログループの期間は、前記アナログ/デジタル
    変換器の出力データ、及び前記オフセット電圧値決定回
    路によって決定された電圧値のオフセット電圧をもとに
    前記自動利得制御アンプにフィードバックをかけるフィ
    ードバック回路とを設けたことを特徴とする磁気記録再
    生装置用の回路装置。
  9. 【請求項9】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取ら
    れてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定の
    振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得制
    御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノイ
    ズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での高
    域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数及
    びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前記
    アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/デ
    ジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付加
    されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デー
    タをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器と、
    前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル等化
    器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて生成
    する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御アンプ
    及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナログ
    /デジタル変換器の出力データでフィードバックをかけ
    るためのアナログループ及び前記デジタル等化器の出力
    データでフィードバックをかけるためのデジタルループ
    をリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定する
    制御ループ切り替え手段と、前記アナログ/デジタル変
    換器または前記デジタル等化器の出力データをもとに前
    記自動利得制御アンプにフィードバックをかける制御回
    路とを備えたパーシャルレスポンス方式のリードチャネ
    ルを搭載した、磁気記録再生装置用の回路装置におい
    て、 前記制御回路に、 前記磁気記録再生装置全体を制御するCPUによって前
    記デジタル等化器のタップ係数から求められる、当該デ
    ジタル等化器での入力に対する出力の振幅変動量に相当
    する自動利得制御アンプのオフセット電圧値を受けて、
    当該電圧値のオフセット電圧を出力するオフセット電圧
    出力回路と、 前記アナログループの期間は、前記アナログ/デジタル
    変換器の出力データ、及び前記オフセット電圧出力回路
    から出力されるオフセット電圧をもとに前記自動利得制
    御アンプにフィードバックをかけるフィードバック回路
    とを設けたことを特徴とする磁気記録再生装置用の回路
    装置。
  10. 【請求項10】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取
    られてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定
    の振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得
    制御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノ
    イズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での
    高域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数
    及びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前
    記アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/
    デジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付
    加されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デ
    ータをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器
    と、前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル
    等化器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて
    生成する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御ア
    ンプ及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナ
    ログ/デジタル変換器の出力データでフィードバックを
    かけるためのアナログループ及び前記デジタル等化器の
    出力データでフィードバックをかけるためのデジタルル
    ープをリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定
    する制御ループ切り替え手段とを備えたパーシャルレス
    ポンス方式の磁気記録再生装置に適用されるフィルタ調
    整方法であって、 前記デジタル等化器のタップ係数を確認しながら前記ア
    ナログフィルタのカットオフ周波数及びブースト値を調
    整し、 前記デジタル等化器のタップ係数が予め定められた許容
    範囲内に入るような、前記アナログフィルタのカットオ
    フ周波数及びブースト値を決定することを特徴とするフ
    ィルタ調整方法。
  11. 【請求項11】 ヘッドにより磁気記録媒体から読み取
    られてヘッドアンプにより増幅されたリード信号を一定
    の振幅に増幅する自動利得制御アンプと、前記自動利得
    制御アンプから出力されるリード信号に含まれる高域ノ
    イズを除去するローパスフィルタ機能及び通過帯域での
    高域を強調するブースト機能を持つ、カットオフ周波数
    及びブースト値の設定が可能なアナログフィルタと、前
    記アナログフィルタの出力信号を量子化するアナログ/
    デジタル変換器と、タップ係数を調整する学習機能が付
    加されており、前記アナログ/デジタル変換器の出力デ
    ータをパーシャルレスポンス等化するデジタル等化器
    と、前記アナログ/デジタル変換器または前記デジタル
    等化器の出力に同期したクロックを位相同期ループにて
    生成する位相ロックループ回路と、前記自動利得制御ア
    ンプ及び前記位相ロックループ回路に対して、前記アナ
    ログ/デジタル変換器の出力データでフィードバックを
    かけるためのアナログループ及び前記デジタル等化器の
    出力データでフィードバックをかけるためのデジタルル
    ープをリードゲートのタイミングに応じて切り替え設定
    する制御ループ切り替え手段とを備えたパーシャルレス
    ポンス方式の磁気記録再生装置に適用される自動利得制
    御アンプの制御方法であって、 前記デジタル等化器のタップ係数から当該デジタル等化
    器での入力に対する出力の振幅変動量を求めて、その振
    幅変動量に相当する前記自動利得制御アンプのオフセッ
    ト電圧値を決定し、 前記アナログループの期間は、前記アナログ/デジタル
    変換器の出力データ、及び前記決定した電圧値のオフセ
    ット電圧をもとに前記自動利得制御アンプにフィードバ
    ックをかけることを特徴とする自動利得制御アンプの制
    御方法。
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