JP2000149458A - タイミングリカバリpllの制御方法及び信号処理回路 - Google Patents

タイミングリカバリpllの制御方法及び信号処理回路

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JP2000149458A JP10315999A JP31599998A JP2000149458A JP 2000149458 A JP2000149458 A JP 2000149458A JP 10315999 A JP10315999 A JP 10315999A JP 31599998 A JP31599998 A JP 31599998A JP 2000149458 A JP2000149458 A JP 2000149458A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タイミングリカバリPLLの疑似ロックを防ぐ
とともに、引き込み期間の長期化を防ぐことができるタ
イミングリカバリPLLの制御方法を提供すること。 【解決手段】プリアンブル検出回路52は、加算器62
の演算結果と第1基準信号REF1とを比較し、その比
較結果に基づく検出信号K1を出力し、符号情報作成回
路53は、演算結果と第2基準信号REF2とを比較
し、その比較結果をトリガとして第2符号信号S14を
生成する。位相誤差検出回路55は、第1符号信号S1
4又は第2符号信号S15と、演算結果である信号S1
3及び第3基準信号REF3に基づいてリード信号RD
の位相誤差を検出し、その検出結果に基づく制御信号S
17を出力する。その制御信号S17に基づいて、タイ
ミングリカバリPLL56は、クロック信号CLKの位
相引き込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体からプリ
アンブルを読み出した信号にクロック信号を引き込むタ
イミングリカバリPLLと、クロック信号に基づいて記
録媒体から読み出されたデータの符号再生を行う判定帰
還型等化器を備えた信号処理回路及びその回路の制御方
法に関するものである。
【0002】近年、記録媒体は、記録される情報の高密
度化が進められるとともに、情報を読み出す速度の高速
化が進められている。判定帰還型等化器は、記録媒体か
ら読み出されたデータを、タイミングリカバリPLLに
て生成されるクロック信号に基づいて符号再生する。そ
のタイミングリカバリPLLは、記録媒体に記録された
引き込みパターン(プリアンブルデータ)に基づいて、
判定帰還型等化器から出力される再生データのタイミン
グにクロック信号のタイミングを合わせる、所謂引き込
み動作を行う。そのような判定帰還型等化器には、高速
動作、高記録密度のための制御とともに、動作の安定化
が要求されている。そのため、タイミングリカバリPL
Lにおいても、引き込み動作の安定化を図る必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】図5は、従来の信号処理回路の一部回路
図を示す。この信号処理回路10は、アナログ−デジタ
ル変換器(ADC)11、判定帰還型等化器12、係数
レジスタ13,14、PLL位相誤差検出回路15、タ
イミングリカバリPLL(TR−PLL)16、制御回
路17を含む。
【0004】ADC11は、TR−PLL16から入力
されるクロック信号CLKに基づいて記録媒体から読み
出されたデータであるアナログ信号をサンプリングする
ことにより、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
ADC11は、その変換結果を判定帰還型等化器12に
出力する。
【0005】判定帰還型等化器(DFE:Decision Fee
dback Equalizer )12は、フォワード(FW)フィル
タ21、加算器22、コンパレータ23、シフトレジス
タ24、フィードバック(FB)フィルタ25、インバ
ータ回路26、スイッチ27,28,29を備える。
【0006】ADC11から出力されるデジタル信号
は、FWフィルタ21に入力される。FWフィルタ21
には、第1スイッチ27を介して係数レジスタ13,1
4が接続される。第1係数レジスタ13には、スタート
アップ時、即ち読み出し動作の初期においてFWフィル
タ21にて用いる第1フィルタ係数(スタート値)が予
め格納される。第2係数レジスタ14には、通常動作時
(プリアンブルデータ検出後)においてFWフィルタ2
1にて用いる第2フィルタ係数(通常値)が予め格納さ
れる。FWフィルタ21には、第1スイッチ27の切り
替えにより、スタート値のフィルタ係数又は通常値のフ
ィルタ係数が入力される。
【0007】FWフィルタ21は、第1フィルタ係数を
用いて、読み出し動作の初期期間において、クロック信
号CLKに基づいてADC11から入力される入力信号
のS/N比を最大にするような波形の信号生成を行う。
また、FWフィルタ21は、第2フィルタ値を用いて、
通常動作時に、上記期間と同様に信号生成を行う。これ
により、FWフィルタ21は、フィルタリング後の信号
S1を加算器22に出力する。
【0008】加算器22は、FWフィルタ21の出力信
号S1に、FBフィルタ25から出力される帰還信号S
2の反転信号を加算演算する。即ち、加算器22は、出
力信号S1から帰還信号S2を減算演算する減算器とし
て作用する。加算器22は、演算結果を信号S3として
コンパレータ23に出力する。
【0009】コンパレータ23は、信号S3の電圧と基
準電圧REFを比較し、その比較結果に基づく符号情
報、即ち「1」又は「0」の判定信号S4を、第2スイ
ッチ28を介してシフトレジスタ24に出力する。
【0010】シフトレジスタ24は、コンパレータ23
から出力される判定信号S4を、クロック信号CLKに
同期してサンプリングし、そのサンプリングデータを順
次記憶する。これにより、シフトレジスタ24は、標本
化された過去の複数ビットのデータを記憶する。
【0011】シフトレジスタ24に記憶されたデータ、
詳しくはシフトレジスタの第1ビット目のレジスタに記
憶されたデータ、即ちコンパレータ23から出力される
判定信号S4は、再生信号として出力される。記録媒体
に書き込まれたデータである。即ち、DFE12は、記
録媒体に書き込まれたデータを符号再生する。この再生
信号DATAは、データ復号処理が施され、マイコン等
の外部装置に出力される。
【0012】FBフィルタ25は、シフトレジスタ24
から入力される信号中に含まれる符号間干渉を取り除く
ように動作する。FBフィルタ25は、シフトレジスタ
24に記憶された複数ビットのデータに基づく帰還信号
S2を出力する。その帰還信号S2は、第3スイッチ2
9を介して加算器22に出力する。
【0013】加算器22の出力信号S3は、PLL位相
誤差検出回路(以下、誤差検出回路という)15に出力
される。誤差検出回路15には、シフトレジスタ24へ
の入力信号S6が入力される。この入力信号S6は、第
2スイッチ28の切り替え動作により、コンパレータ2
3の出力信号S4、又はインバータ回路26の出力信号
S5が入力される。
【0014】誤差検出回路15は、加算器22の演算結
果とコンパレータ23から出力される符号情報、即ち信
号S3,S6に基づいて、読み出し信号の位相と、TR
−PLL16にて生成されるクロック信号CLKの位相
の誤差を検出し、その検出結果に応じた制御信号S7を
TR−PLL16に出力する。TR−PLL16は、入
力される制御信号S7に基づいて、生成するクロック信
号CLKの位相を読み出し信号の位相に引き込む、所謂
位相引き込みを行う。このクロック信号CLKにより、
シフトレジスタ24は、コンパレータ23の出力信号を
クロック信号CLKのエッジに応答してサンプリングす
る。これにより、シフトレジスタ24は、リード信号R
Dのビット転送速度でサンプリングすることにより、磁
気ディスクの記録データに対応する判定信号を記憶す
る。
【0015】制御回路17は、シフトレジスタ24から
出力される信号DATAの状態と、読み出し動作の開始
から読み出したバイト数に基づいて、各スイッチ27〜
29の制御を行う。プリアンブルは所定のビット数が連
続する繰り返しパターンのデータであり、記録媒体に
は、予め所定のデータ数のプリアンブルデータが格納さ
れている。従って、読み出したプリアンブルデータのデ
ータ数に基づいて、制御回路17は、所定のタイミング
にて各スイッチ27〜29を制御するように構成されて
いる。
【0016】詳述すると、制御回路17は、次のように
してデータの読み出し時における制御を行う。 (1) 読み出し動作開始時において、制御回路17は、第
1スイッチ27を第1係数レジスタ側、第2スイッチ2
8をコンパレータ側、第3スイッチ29をオフ、に制御
する。これにより、FWフィルタ21は、第1係数レジ
スタ13から入力される第1フィルタ係数(スタート
値)を用いてADC11からの入力信号を波形整形す
る。この時、第3スイッチ29がオフであるため、加算
器22は、FWフィルタ21の出力信号S1を出力す
る。従って、誤差検出回路15は、このDFE12に入
力される読み出し信号に基づく制御信号をTR−PLL
16に出力する。このようにして、TR−PLL16
は、読み出し信号に基づいて位相引き込みを行う。
【0017】(2) 制御回路17は、シフトレジスタ24
から入力される信号DATAに基づいて、プリアンブル
データの特徴を示すビット列(この場合は、”+++”又
は”---”)を所定回数(例えば3回)入力すると、次
の制御を行う。即ち、制御回路17は、第1スイッチ2
7を第2係数レジスタ側、第2スイッチ28をインバー
タ側、第3スイッチ29をオン、に制御する。尚、”
+”はサンプリングしたリード信号RDの電圧が基準電
圧REFよりも高いことを示し、”−”はそれが低いこ
とを示す。
【0018】FWフィルタ21は、第2係数レジスタ1
4から入力される第2フィルタ係数(通常値)を用いて
ADC11からの入力信号を波形整形する。シフトレジ
スタ24の出力信号は、インバータ回路26により反転
される。シフトレジスタ24は、その反転信号を第2ス
イッチ28を介して入力する。従って、シフトレジスタ
24は、プリアンブルデータの特徴を示すビット列”++
+---”を、繰り返し記憶する。これにより、シフトレジ
スタ24は、その記憶データをプリアンブルデータに初
期化する。
【0019】加算器22は、オンした第3スイッチ29
を介してFBフィルタ25から出力される出力信号S2
を入力する。即ち、制御回路17は、DFE12のフィ
ードバックループをオンに制御する。これにより、加算
器22は、リード信号RDに基づいてFWフィルタ21
から出力される信号S1と、FBフィルタ25を介して
帰還される信号S2を演算し、その演算結果を信号S3
としてコンパレータ及び誤差検出回路15に出力する。
【0020】(3) 制御回路17は、上記(2) に示す制御
の後、シフトレジスタ24から入力されるデータ数をカ
ウントする。そして、制御回路17は、そのカウント値
に基づいて、所定データ数経過後(例えば5バイト後)
に、TR−PLL16における周波数引き込みをイネー
ブルにする。
【0021】(4) 制御回路17は、上記(3) に示す制御
の後、シフトレジスタ24から入力されるデータ数をカ
ウントする。そして、制御回路17は、そのカウント値
に基づいて、所定データ数経過後(例えば6バイト後)
に、第1スイッチ27を第2係数レジスタ側、第2スイ
ッチ28をコンパレータ側、第3スイッチ29をオン、
に制御する。
【0022】このようにして、TR−PLL16は、ク
ロック信号CLKの位相引き込みを行う。そして、DF
E12は、クロック信号CLKに基づいて、符号間干渉
を取り除いた再生信号を出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
では、プリアンブル後のデータをリードする前に、FW
フィルタ21の係数を、データリード用の第2フィルタ
係数に変更することが必要である。このことは、TR−
PLL16の引き込み動作の途中において、FWフィル
タ21の特性を大きく変更する。しかしながら、FWフ
ィルタ21は多段構成であるため、変更された係数のみ
に基づくデータが出力されるまでに時間がかかる。この
間にFWフィルタ21から出力される信号S1は、TR
−PLL16の状態を不安定にし、疑似ロックを引き起
こす要因となる。このため、第1スイッチ27を切り換
えてから第2フィルタ係数に基づく信号S1が出力され
るまでの間、TR−PLL16の動作を停止させる必要
がある。このことは、引き込み期間を長くし、処理時間
の短縮を妨げる要因となる。
【0024】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はタイミングリカバリPL
Lの疑似ロックを防ぐとともに、引き込み期間の長期化
を防ぐことができるタイミングリカバリPLLの制御方
法及び信号処理回路を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、プリアンブル信号が検出されない場合に加算器
の演算結果と所定レベルの基準信号とを比較した比較結
果をトリガとして演算結果に基づいて第2の符号情報が
生成される。その第2の符号情報と演算結果に基づいて
クロック信号に対するリード信号の位相誤差が検出さ
れ、その検出結果に基づいてクロック信号の位相引き込
みが行われるため、タイミングリカバリPLLは疑似ロ
ックに陥らない。
【0026】トリガは、請求項2に記載の発明のよう
に、基準信号以上の演算結果が2個連続した現象であ
り、そのトリガに基づいて第2の符号情報が作成され
る。請求項3に記載の発明によれば、プリアンブル検出
回路では、判定帰還型等化器の加算器から出力される演
算結果と第1の基準信号とが比較され、その比較結果に
基づいてリード信号がプリアンブル信号か否かが判定さ
れ、その判定結果に基づく検出信号が出力される。符号
情報作成回路では、演算結果と第2の基準信号とが比較
され、その比較結果がトリガとされ、該トリガにより第
2の符号情報が生成される。位相誤差検出回路では、セ
レクタにて選択符号情報として選択された第1の符号情
報又は第2の符号情報,演算結果,第3の基準信号に基
づいてリード信号の位相誤差が検出される。その位相誤
差に基づいてタイミングリカバリPLLにてクロック信
号の位相引き込みが行われるため、タイミングリカバリ
PLLは疑似ロックに陥らない。
【0027】符号情報作成回路は、請求項4に記載の発
明のように、第2の基準信号以上の演算結果が2個連続
した場合に、その現象をトリガとして第2の符号情報を
作成する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図4に従って説明する。尚、説明の便宜
上、図5と同様の構成については同一の符号を付してそ
の説明を一部省略する。
【0029】図1は、ハードディスク装置の概略構成を
示す。ハードディスク装置31は、ホストコンピュータ
32に接続されている。ハードディスク装置31は、ホ
ストコンピュータ32の書き込み要求に応答し、ホスト
コンピュータ32から入力される記録データを記録媒体
としての磁気ディスク33に記録する。また、ハードデ
ィスク装置31は、ホストコンピュータ32の読み出し
要求に応答し、磁気ディスク33に記録された格納デー
タを読み出し、ホストコンピュータ32に出力する。
【0030】ハードディスク装置31は、磁気ディスク
33、第1,第2モータM1,M2、ヘッド装置34、
信号処理回路35、サーボ回路36、マイクロプロセッ
サ(MPU)37、メモリ(RAM)38、ハードディ
スクコントローラ(HDC)39、インタフェース回路
40を含む。各回路35〜40は、バス41に接続され
ている。
【0031】磁気ディスク33は、第1モータM1によ
り一定の回転数にて回転駆動される。ヘッド装置34
は、第2モータM2により磁気ディスク33の半径方向
に位置制御される。ヘッド装置34は、磁気ディスク3
3に記録された情報を読み出してリード信号RDとして
信号処理回路35に出力する。
【0032】信号処理回路(リード/ライトチャネルI
Cと呼ばれる)35は、リード信号RDを、そのリード
信号RDに同期してサンプリングしてディジタル信号に
変換する。信号処理回路35は、変換後のディジタル信
号に復号処理を施し、その処理後の信号を出力する。
【0033】サーボ回路36は、バス41を介して信号
処理回路35の出力信号が入力される。サーボ回路36
は、第1モータM1を制御し、磁気ディスク33を一定
速度にて回転駆動させる。サーボ回路36は、出力信号
に含まれるサーボのための情報に基づいて、第2モータ
M2を制御し、ヘッド装置34を目的のトラックにオン
トラックさせる。
【0034】MPU37は、RAM38に予め記憶され
たプログラムデータに基づいて、ホストコンピュータ3
2から入力される書き込み/読み出し処理等のためのコ
マンドを解析し、バス41を介してHDC39等に制御
のための信号を出力する。HDC39は、MPU37か
ら入力される信号に基づいて、信号処理回路35、サー
ボ回路36を制御する。HDC39は、バス41を介し
て信号処理回路35の出力信号を入力する。
【0035】HDC39は、入力されたデータを所定の
バイト数よりなるセクタ単位に組み立て、その組み立て
たセクタ毎に例えばECC(Error Correcting Code )誤
り訂正処理等の処理を行い、その処理後のデータをバス
41を介してインタフェース回路40に出力する。イン
タフェース回路40は、所定の通信方式に基づいてHD
C39の出力データを変換して読み出しデータとしてホ
ストコンピュータ32へ出力する。
【0036】図2は、信号処理回路35を構成するデー
タ読み出し回路のブロック回路図を示す。信号処理回路
35は、アナログ−デジタル変換回路(ADC)11、
判定帰還型等化器(DFE:Decision Feedback Equaliz
er)51、プリアンブル(PR)検出回路52、符号情
報作成回路53、セレクタ54、PLL位相誤差検出回
路(以下、誤差検出回路という)55、タイミングリカ
バリPLL(TR−PLL)56を含む。
【0037】ADC11は、TR−PLL56から入力
されるクロック信号CLKに基づいて記録媒体から読み
出されたデータであるアナログ信号をサンプリングする
ことにより、リード信号RDをデジタル信号に変換す
る。ADC11は、その変換結果を判定帰還型等化器5
1に出力する。
【0038】DFE51は、フォワード(FW)フィル
タ(前置フィルタ)61、加算器62、シフトレジスタ
63、フィードバック(FB)フィルタ(帰還フィル
タ)64、スイッチ65を含む。
【0039】ADC11から出力されるデジタル信号
は、FWフィルタ61に入力される。FWフィルタ61
は、任意の伝達特性を持つデジタルフィルタであり、リ
ードデータ用のフィルタ係数が設定されている。FWフ
ィルタ61は、クロック信号CLKに基づいて、フィル
タ係数を用いてADC11から入力される入力信号のS
/N比を最大にするような波形の信号生成を行う。FW
フィルタ61は、フィルタリング後の信号S11を加算
器62に出力する。
【0040】加算器62は、図5に示す従来の加算器2
2とコンパレータ23の機能を併せ持つ。即ち、加算器
62は、FWフィルタ61の出力信号S11に、FBフ
ィルタ64から出力される帰還信号S12の反転信号を
加算演算する。即ち、加算器62は、出力信号S11か
ら帰還信号S12を減算演算する減算器として作用す
る。加算器62は、その演算結果としての信号S13を
PR検出回路52,符号情報作成回路53,誤差検出回
路55に出力する。
【0041】更に、加算器62は、演算結果の値と基準
電圧REF(図示略)を比較し、その比較結果に基づく
符号情報、即ち「1」又は「0」の第1符号信号S14
をシフトレジスタ63,セレクタ54に出力する。
【0042】シフトレジスタ63は、加算器62から出
力される第1符号信号S14を、クロック信号CLKに
同期して順次記憶する。これにより、シフトレジスタ6
3は、標本化された過去の複数ビットのデータを記憶す
る。
【0043】シフトレジスタ63に記憶されたデータ、
詳しくはシフトレジスタの第1ビット目のレジスタに記
憶されたデータ、即ち加算器62から出力される第1符
号信号S14は、再生信号DATAとして出力される。
これは、記録媒体に書き込まれたデータである。即ち、
DFE51は、記録媒体に書き込まれたデータを符号再
生する。この再生信号DATAは、データ復号処理が施
され、マイコン等の装置に出力される。
【0044】FBフィルタ64は、シフトレジスタ63
から入力される信号中に含まれる符号間干渉を取り除く
ように動作する。FBフィルタ64は、シフトレジスタ
63に記憶された複数ビットのデータに基づく帰還信号
S12を出力する。その帰還信号S12は、スイッチ6
5を介して加算器62に出力される。
【0045】PR検出回路52には、加算器62の演算
結果である信号S13と第1基準信号REF1が入力さ
れる。この第1基準信号REF1は所定の一定レベルで
あり、そのレベルは演算結果に基づく符号判定の誤りを
低減するために設定される。即ち、演算結果の符号をゼ
ロ(0)以上か否かにより判定する方法では、ノイズ等
の影響によって、判定を誤る場合がある。そのため、第
1基準信号REF1のレベルを、ノイズ等の影響を受け
ないレベルとすることで、判定誤りを防ぐわけである。
尚、第1基準信号REF1のレベルは、本実施形態では
図3に示すように、ゼロ(0)よりも高い一定レベルに
設定されている。尚、第1基準信号REF1のレベルを
ゼロよりも低い一定レベルに設定してもよい。
【0046】図3は、加算器62の演算結果である信号
S13の波形を正方向のみ表現したものである。そし
て、左側から順番に、クロック信号CLKに基づくサン
プリングタイミングが正常(信号S13の位相とほぼ一
致している)な場合の波形、サンプリングタイミングが
バラツキの範囲内にある場合の波形、TR−PLL56
において疑似ロックの可能性が大きい場合の波形、を示
す。
【0047】PR検出回路52は、演算結果と第1基準
信号REF1を比較し、その比較結果に基づいて、リー
ド信号RDがプリアンブルデータを読み出した信号であ
るか否かを検出する。詳述すれば、PR検出回路52
は、比較結果に基づいて、プリアンブルデータの特徴を
示すビット列(この場合は、”+++”又は”---”)を所
定回数(例えば3回)入力すると、そのビット列をプリ
アンブルと判定する。尚、”+”はサンプリングしたリ
ード信号RDの電圧が基準電圧REFよりも高いことを
示し、”−”はそれが低いことを示す。そして、PR検
出回路52は、その検出結果に基づいて、プリアンブル
を検出した場合にはHレベルの検出信号K1を、それを
検出しない場合にはLレベルの検出信号K1を出力す
る。尚、検出信号K1のレベルは適宜変更されてもよ
い。
【0048】符号情報作成回路53には、加算器62の
演算結果である信号S13と第2基準信号REF2が入
力される。第2基準信号REF2のレベルは、TR−P
LL56において疑似ロックの可能性が大きいリード信
号RDのサンプリングポイントにおけるレベルに基づい
て設定される。
【0049】即ち、図3の左側,中央に示すように、位
相がほぼ一致している、又はバラツキの範囲内にある波
形の場合、連続する3個の演算結果の値が第1基準信号
REF1のレベルよりも大きくなり、且つ2個目の演算
結果の値が両側の演算結果の値よりも大きくなる。
【0050】更に位相ずれが大きくなると、図3の右側
に示すように、連続する2個の演算結果の値がほぼ同じ
値となる。この連続する2個の演算結果を検出するよう
に、第2基準信号REF2のレベルが設定される。この
ように設定された第2基準信号REF2に対して、図3
の左側,中央に示す波形は、連続する3個のうちの中央
(2個目)のサンプリングポイントにおける値が第2基
準信号REF2のレベルよりも大きくなる。
【0051】従って、符号情報作成回路53は、演算結
果と第2基準信号REF2を比較し、その比較結果に基
づいて演算結果の正・負を判定する。符号情報作成回路
53は、判定結果に基づいて第2基準信号REF2のレ
ベル以上の値を持つサンプリングポイントが2個連続し
た場合に、それらサンプリングポイントに基づいてプリ
アンブルデータに対応する符号情報を作成し、その符号
情報を第2符号信号S15として出力する。
【0052】即ち、符号情報作成回路53は、判定結果
に基づいて第2基準信号REF2のレベル以上の値を持
つサンプリングポイントの入力をトリガとする。そし
て、符号情報作成回路53は、そのトリガに応答して第
2基準信号REF2よりも大きな値を持つ2個連続した
サンプリングポイントに基づいてプリアンブルデータに
対応する符号情報を持つ第2符号信号S15を出力す
る。
【0053】セレクタ54には、第1,第2符号信号S
14,S15、検出信号K1が入力される。セレクタ5
4は、検出信号K1に応答して、符号信号S14,S1
5の一方を選択し、その選択した信号を選択符号信号S
16として誤差検出回路55に出力する。詳しくは、セ
レクタ54は、Hレベルの検出信号K1に応答して第1
符号信号S14を選択し、Lレベルの検出信号K1に応
答して第2符号信号S15を選択する。
【0054】符号信号S14,S15は、それぞれ加算
器62の符号情報、符号情報作成回路53の符号情報で
ある。即ち、セレクタ54は、検出信号K1に応答し
て、加算器62の符号情報又は符号情報作成回路53の
符号情報を選択し、その選択符号情報を選択符号信号S
16として誤差検出回路55に出力する。
【0055】誤差検出回路55には、演算結果としての
信号S13、選択符号情報としての選択符号信号S1
6、第3基準信号REF3が入力される。第3基準信号
REF3は、理想的なプリアンブルに対応してFWフィ
ルタ61から出力される出力信号S11の特定ポイント
における値を持つ。特定ポイントは、プリアンブルデー
タを読み出したリード信号RDの位相とクロック信号C
LKの位相が一致している理想的な状態において、その
クロック信号CLKに基づいてリード信号RDをサンプ
リングしたポイントである。これらポイントのレベル
は、プリアンブルデータに対応する特徴を持つ。第3基
準信号REF3は、プリアンブルデータの特徴に対応す
るレベルに設定されている。
【0056】即ち、第3基準信号REF3と信号S13
の差がリード信号RDとクロック信号CLKの位相誤差
に対応する。従って、誤差検出回路55は、演算結果で
ある信号S13の値と第3基準信号REF3のレベルの
差を、リード信号RDとクロック信号CLKの位相誤差
とする。そして、誤差検出回路55は、その位相誤差と
選択符号情報(選択符号信号S16)に基づく量(パル
ス幅)をパルス信号(制御信号)S17をTR−PLL
56に出力する。
【0057】TR−PLL56は、入力される制御信号
S17に基づいて、生成するクロック信号CLKの位相
をリード信号RDの位相に引き込む、所謂位相引き込み
を行う。詳述すると、TR−PLL56は、ループフィ
ルタ66と電圧制御発振器(VCO)67を含む。ルー
プフィルタ66は、誤差検出回路55から出力されるパ
ルス信号S17を平滑した直流電圧を出力信号S18と
してVCO67に出力する。VCO67は、ループフィ
ルタ66の出力信号S18の電圧値に応じた周波数を持
つクロック信号CLKを生成する。
【0058】上記のようにして、誤差検出回路55は、
加算器62の出力信号S13とクロック信号CLKの位
相差に応じてループフィルタ44の出力信号S18の電
圧値を上昇/下降させる。これにより、TR−PLL5
6は、VCO67から出力されるクロック信号CLKの
周波数を、プリアンブルデータを読み出している時のリ
ード信号RDの周波数に一致させようとする、所謂引き
込み動作する。
【0059】このクロック信号CLKにより、シフトレ
ジスタ63は、加算器62から出力される第1符号信号
S14をクロック信号CLKのエッジに応答してサンプ
リングする。これにより、シフトレジスタ63は、リー
ド信号RDのビット転送速度でサンプリングすることに
より、前記磁気ディスク33の記録データに対応する第
1符号信号S14を記憶する。
【0060】このようにして、TR−PLL56は、プ
リアンブルデータを読み出した信号に対してクロック信
号CLKの位相引き込みを行う。そして、DFE51
は、クロック信号CLKに基づいて、リード信号RDか
ら符号間干渉を取り除いた再生信号DATAを出力す
る。
【0061】次に、上記の信号処理回路35の作用を、
図4に従って説明する。図4は、信号処理回路35の動
作フローチャートを示す。先ず、プリアンブルパターン
がFWフィルタ61、加算器62を介して、PR検出回
路52に入力される(ステップ1)。PR検出回路52
は、リード動作を開始し、入力された信号がプリアンブ
ルデータか否かを判定する(ステップ2)。PR検出回
路52は、プリアンブルを検出(ステップ3)した場
合、その加算結果に基づく検出信号K1を出力する。こ
の検出信号K1に基づいて、セレクタ54は、加算器6
2から出力される符号情報である第1符号信号S14
を、選択符号信号S16として誤差検出回路55に出力
する。これにより、誤差検出回路55は、加算器62か
ら出力される第1符号情報に基づいてTR−PLL56
を制御するノーマルモードとなる(ステップ4)。即
ち、誤差検出回路55は、加算器62の演算結果と符号
情報(正・負)から位相誤差を検出し、その検出結果に
基づく制御信号S17をTR−PLL56のループフィ
ルタ66へ出力する(ステップ5)。このようにして、
TR−PLL56の位相制御が行われる。
【0062】一方、ステップ3においてプリアンブルが
検出されなかった場合、符号情報作成回路53は、加算
器62の演算結果(信号S13)が一定レベル(第2基
準信号REF2)以上か否かを判定し、その判定結果を
トリガとして、位相誤差検出用の符号情報(正・負の情
報)を発生する疑似ロック対策モードとなる(ステップ
6)。その符号情報に基づく第2符号信号S15は、セ
レクタ54を介して誤差検出回路55に入力される。誤
差検出回路55は、第2符号信号S15,加算器55の
演算結果(信号S13),第3基準信号REF3に基づ
いて検出した位相誤差にてTR−PLL56を制御する
(ステップ7)。即ち、誤差検出回路55は、位相誤差
を検出し、その検出結果に基づく制御信号S17をTR
−PLL56のループフィルタ66へ出力する(ステッ
プ8)。TR−PLL56は、制御信号S17に基づい
て、クロック信号CLKの位相を合わせる。
【0063】このようにして、サンプルタイミングが修
正されることにより、PR検出回路52で、プリアンブ
ルが検出されるようになる。そのプリアンブルが検出さ
れた後、ノーマルモードに切り替えられ、誤差検出回路
55は加算器62から出力される符号情報(第1符号信
号S14)と演算結果(信号S13)により位相誤差を
検出する。
【0064】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)プリアンブル検出回路52は、DFE51の加算
器62から出力される演算結果と第1基準信号REF1
とを比較し、その比較結果に基づく検出信号K1を出力
する。符号情報作成回路53は、演算結果と第2基準信
号REF2とを比較し、その比較結果をトリガとして第
2符号信号S14を生成する。位相誤差検出回路55
は、セレクタ54にて選択符号信号S16として選択さ
れた第1符号信号S14又は第2符号信号S15と、演
算結果である信号S13及び第3基準信号REF3に基
づいてリード信号RDの位相誤差を検出し、その検出結
果に基づく制御信号S17を出力する。その制御信号S
17に基づいて、タイミングリカバリPLL56は、ク
ロック信号CLKの位相引き込みを行うようにした。そ
の結果、FWフィルタ61の係数を変更する必要がな
く、TR−PLL56の疑似ロックを防ぎ、安定度を高
めることができる。このことは、引き込み帰還の長期化
を防ぐと共に、高精度符号再生に寄与するところが大き
い。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2に記
載の発明によれば、タイミングリカバリPLLの疑似ロ
ックを防ぐとともに、引き込み期間の長期化を防ぐこと
が可能なタイミングリカバリPLLの制御方法を提供す
ることができる。
【0066】また、請求項3,4に記載の発明によれ
ば、タイミングリカバリPLLの疑似ロックを防ぐとと
もに、引き込み期間の長期化を防ぐことが可能な信号処
理回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のハードディスク装置の概略構成
図。
【図2】 一実施形態の信号処理回路のブロック回路
図。
【図3】 加算器の演算結果と符号情報の説明図。
【図4】 信号処理回路の動作を示すフローチャート。
【図5】 従来の信号処理回路のブロック回路図。
【符号の説明】
35 信号処理回路 51 判定帰還型等化器(DFE) 52 プリアンブル検出回路 53 符号情報作成回路 54 セレクタ 55 PLL位相誤差検出回路 56 タイミングリカバリPLL 62 加算器 CLK クロック信号 K1 検出信号 RD リード信号 REF1 第1基準信号 REF2 第2基準信号 REF3 第3基準信号 S13 演算結果としての信号 S14 第1の符号情報としての第1符号信号 S15 第2の符号情報としての第2符号信号 S16 選択符号情報としての選択符号信号 S17 制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 CC04 GM12 5J106 AA04 BB03 CC01 CC21 CC37 CC41 DD09 DD13 DD36 DD39 EE01 FF06 KK03 KK30 5K047 AA02 AA04 CC11 GG11 HH53 MM46 MM60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 判定帰還型等化器の加算器から出力され
    る演算結果と第1の符号情報に基づいて、記録媒体の情
    報を読み出したリード信号のうち、前記情報としてプリ
    アンブルデータを読み出したプリアンブル信号信号に対
    してクロック信号の位相引き込みを行うタイミングリカ
    バリPLLの制御方法であって、 前記リード信号が前記プリアンブル信号か否かを検出
    し、その検出結果に基づいてプリアンブル信号を検出し
    ない場合に前記演算結果と所定レベルの基準信号とを比
    較し、その比較結果をトリガとして前記演算結果に基づ
    いて前記プリアンブル信号に対応する第2の符号情報を
    生成し、該第2の符号情報と前記演算結果に基づいて前
    記クロック信号に対する前記リード信号の位相誤差を検
    出し、その検出結果に基づいて前記クロック信号の位相
    引き込みを行うことを特徴とするタイミングリカバリP
    LLの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記基準信号以上の前記演算結果が2個
    連続した場合に、その現象を前記トリガとして前記第2
    の符号情報を作成することを特徴とする請求項1に記載
    のタイミングリカバリPLLの制御方法。
  3. 【請求項3】 記録媒体からプリアンブルデータを読み
    出したリード信号に対してクロック信号の位相引き込み
    を行うタイミングリカバリPLLと、前記クロック信号
    に基づいて前記記録媒体から記録データを読み出したリ
    ード信号から符号間干渉を取り除いた再生信号を出力す
    る判定帰還型等化器と、を備えた信号処理回路であっ
    て、 前記判定帰還型等化器は、前記リード信号に基づく演算
    結果と第1の符号情報を出力する加算器を備え、 前記演算結果と第1の基準信号とを比較し、その比較結
    果に基づいて前記リード信号がプリアンブル信号か否か
    を判定し、その判定結果に基づく検出信号を出力するプ
    リアンブル検出回路と、 前記演算結果と第2の基準信号とを比較し、その比較結
    果をトリガとし、該トリガにより前記演算結果に基づい
    て前記プリアンブルデータに対応する第2の符号情報を
    生成する符号情報作成回路と、 前記検出信号に基づいて前記第1の符号情報又は前記第
    2の符号情報を選択し、その選択符号情報を出力するセ
    レクタと、 前記選択符号情報と前記演算結果と第3の基準信号とに
    基づいて前記クロック信号に対する前記リード信号の位
    相誤差を検出し、その検出結果に基づく制御信号を出力
    する位相誤差検出回路と、を備え、 前記タイミングリカバリPLLは、前記制御信号に基づ
    いて前記クロック信号の位相引き込みを行うことを特徴
    とする信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記符号情報作成回路は、前記第2の基
    準信号以上の前記演算結果が2個連続した場合に、その
    現象を前記トリガとして前記第2の符号情報を作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の信号処理回路。
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