JPH08194906A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH08194906A
JPH08194906A JP7006981A JP698195A JPH08194906A JP H08194906 A JPH08194906 A JP H08194906A JP 7006981 A JP7006981 A JP 7006981A JP 698195 A JP698195 A JP 698195A JP H08194906 A JPH08194906 A JP H08194906A
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JP
Japan
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training
pattern
bit
detector
bit pattern
Prior art date
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JP7006981A
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English (en)
Inventor
Umeo Oshio
梅夫 押尾
Yoshiyuki Nagasaka
吉之 長坂
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/513,222 priority patent/US5623474A/en
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トレーニングパターンの終了を可能な限り早め
に検出して不必要なトレーニング動作による等化誤差の
発生を防止する。 【構成】波形等化に使用するトレーニングパターンを予
めディスク媒体に記録し、読取波形のビット間干渉を適
応型イコライザ76で抑圧する波形等化を行う。誤差検
出器80は、ディスク媒体から読み出されたトレーニン
グパターンに基づいて、読出波形のビット間干渉による
誤差を最小とするように適応型イコライザ76の等化量
を調整するトレーニング動作を行う。ビットパターン検
出器82は、トレーニングパターンに含まれる所定のビ
ットパターン00を検出し、最初のビットパターン00
の検出で誤差検出器80にトレーニング動作の開始を指
示する。カウンタ84は、ビットパターン検出器82に
よるビットパターン00の検出回数を計数して所定値に
達した時、誤差検出器80にトレーニング動作の終了を
指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応型イコライザとし
て知られたトランスバーサル・フィルタを用いて読取波
形のビット間干渉を抑えるように波形等化を行うパーシ
ャル・レスポンス方式を採用したディスク装置に関し、
特に、ディスク媒体にプリフォーマットされたトレーニ
ングパターンを使用して適応型イコライザの波形等化量
を自動的に調整するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置、光ディスク装
置等の復調回路にレベル検出方式であるパーシャルレス
ポンス方式(Partial Response)、例えばPR4ML方
式(Partial Response Class 4 Maximum Likelyhood )
を採用した場合には、伝送路を含めた波形等化をいかに
正確に行うかが非常に重要である。
【0003】波形等化を正確に行わなければ、読取波形
のサンプリング・ポイントがずれることに起因し、イコ
ライジングによる等化誤差が発生し、それだけエラーレ
ートは悪化する。またディスク装置において、ディスク
媒体及びヘッドを含めた伝送路の電磁変換特性は、温度
変化や経年変化等により刻々と変化する。これを補正す
るためにトランスバーサル・フィルタとして知られた適
応型波形等化器を使用する。
【0004】このためディスク媒体のデータフレームの
先頭に、トランスバーサル・フィルタの波形等化量をト
レーニング動作により決定するための波形パターンを記
録したトレーニングエリアを設けている。トレーニング
エリアには、ビット間干渉の検出に適した所定のビット
パターンが記録されてている。トランスバーサル・フィ
ルタは、データフレームのリードに先立ってトレーニン
グエリアのビットパターンの波形を読み込み、等化誤差
を最小とするようにフィードバック制御によるタップ係
数を調整する。
【0005】このトレーニングにより、その時のディス
ク媒体及びヘッドを含めた伝送路の電磁変換特性に適合
した最適等化量に調整でき、その後は、次のトレーニン
グエリアがくるまで等化量は最適状態に固定される。こ
のようにデータをリードする直前に、毎回等化量を調整
することで正確に波形等化を行う。図12は従来のパー
シャルレスポンス方式を採用した磁気ディスク装置に設
けられるデータ復調回路を示す。ヘッド115の読取信
号は、AGCアンプ170で増幅された後、(1+D)
フィルタでアナログ的なフィルタリングを行い、ADコ
ンバータでデジタル波形データとしてサンプリングさ
れ、トランスバーサルフィルタを備えたアダプティブ・
イコライザ176でビット間干渉を抑圧する波形等化が
施され、ビタビ復調器178で最尤アルゴリズムに従っ
て正しいビット0又は1が検出される。
【0006】誤差検出器180は、ヘッド115のトレ
ーニングパターンの読取信号に基づいて、アダプティブ
・イコライザ176の等化誤差を最小とするようにトラ
ンスバーサル・フィルタのタップ係数を調整するトレー
ニング動作を行う。誤差検出器180は、00パターン
検出器182でトレーニングパターンの開始を検出した
ときに出力される開始指示信号E12を受けてトレーニ
ング動作を開始する。
【0007】また誤差検出器180はシンクバイト検出
器184でトレーニングパターンに続くシンクバイトの
パターンを検出したときに出力される停止指示信号E1
3を受けてトレーニング動作を停止する。尚、00パタ
ーン検出器182,シンクバイト検出器184は、リー
ドゲート信号E11によりイネーブル状態となる。ここ
で、トレーニングパターンには、ビット間干渉量の検出
のし易さから、一般に、「100110011」パター
ンを複数回繰り返す方法が採用されている。
【0008】図13(A)はトレーニング領域の記録パ
ターンを前後の記録パターンと共に示す。即ち、プリア
ンブル186に続いてトレーニング領域188が設けら
れ、ここでは「100110011」パターンを2回繰
り返している。トレーニング領域188に続いてはシン
クバイト190のパターン「100111111」が設
けられ、ID部192に移る。ここで、シンクバイト1
90は、次に続くID部192のID情報を読むための
フラグとして書き込まれている。
【0009】リード動作の際には、データフレームの開
始となる時刻t1で図13(B)のリードゲート信号E
11がHレベルに立上ってイネーブルとなり、00パタ
ーン検出器182は、時刻t2の「00」パターンの入
力からパターン検出期間T1を経過した時刻t3で、H
レベルとなる検出信号E12を出力し、誤差検出器18
0によるトレーニング動作が開始される。
【0010】図13(A)のトレーニング領域188の
パターン読取信号は時刻t4で終了するが、次のシンク
バイト190の読取信号を入力したシンクバイト検出器
184は、シンクバイト190が終了する時刻t5より
シンクバイト検出時間T12を経過した時刻t6でシン
クバイトを検出し、図13(D)の検出信号E13をH
レベルとし、誤差検出器180によるトレーニング動作
を終了させる。
【0011】即ち、アダプティブ・イコライザ176の
トレーニング動作は、トレーニングパターンに含まれる
最初の“00”パターンで始まり、次のシンクバイトを
検出して終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁気ディデスク装置におけるトレーニング動
作にあっては、トレーニングパターンの中の最初の「0
0」パターンの検出は、数ビットの時間で完了するが、
シンクバイトの検出はシンクバイトパターンが全て読み
終わった後に検出するために、約10ビット以上の時間
が必要である。一方、アダプティブ・イコライザ176
のトレーニング動作は、できるだけトレーニングパター
ン内で行う必要があり、トレーニングパターンから外れ
ると、誤差検出器180が等化誤差を大きくするように
誤動作してしまう。
【0013】このように従来は、時刻t3からのトレー
ニングの開始は問題ないが、終了時刻t6がトレーニン
グ領域188を外れてしまうために、時刻t4からt6
までの誤トレーニング期間T14が発生し、アダプティ
ブ・イコライザ176が誤トレーニング期間T14にわ
たる誤差検出器180の不必要なトレーニング動作で、
等化誤差が大きくなった状態に調整されてしまい、エラ
ーレートが保証できない恐れがあった。
【0014】従って本発明は、トレーニングパターンの
終了を可能な限り早めに検出して不必要なトレーニング
動作による等化誤差の発生を防止するようにした磁気デ
ィスク装置を提供する。またデータ面にサーボ情報を記
録してヘッドの位置を検出するエンベディッドサーボ方
式(データ面サーボ方式)を採用した磁気ディスク装置
にあっては、アダプティブ・イコライザの等化量調整に
使用するトレーニングパターンを、通常、データフレー
ム(セクタ)の先頭に設けている。しかし、トレーニン
グエリアを各データフレーム毎に設けたことで、その分
だけデータを格納する領域が減り、フォーマット効率が
低下して記憶容量の増加を妨げる。
【0015】そこで本発明の他の目的は、ディスク媒体
の記憶容量の低減を最小限とするようにトレーニングエ
リアを設定した磁気ディスク装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明の磁気ディスク装置は、図1
(A)のように、波形等化に使用するトレーニングパタ
ーンを予め記録したディスク媒体と、ディスク媒体のリ
ードヘッド15による読取信号の信号波形のビット間干
渉を抑圧するように波形を等化する適応型イコライザ7
6と、ディスク媒体から読み出されたトレーニングパタ
ーンに基づいて、読出波形のビット間干渉による誤差を
最小とするように適応型イコライザ76の等化量を調整
するトレーニング動作を行う誤差検出器80とを備え
る。
【0017】このような磁気ディスク装置につき本発明
にあっては、トレーニングパターンの読取信号に含まれ
る所定のビットパターンを検出し、最初のビットパター
ンの検出で誤差検出器80にトレーニング動作の開始を
指示するビットパターン検出器82と、ビットパターン
検出器82によるビットパターンの検出回数を計数し、
検出回数が所定値に達した時に誤差検出器80にトレー
ニング動作の終了を指示するカウンタ84とを設けたこ
とを特徴とする。
【0018】ここで、ディスク媒体には、トレーニング
パターンとして例えば図1(B)のように、「1001
10011」を1又は複数回繰り返すパターンが記録さ
れる。ビットパターン検出器82は、ビットパターン
「00」、「11」又は「0011」を検出して誤差検
出器80にトレーニング動作の開始を指示し、カウンタ
84はトレーニングパターンに含まれるN回のビットパ
ターン「00」、「11」又は「0011」の検出を計
数したときに誤差検出器80にトレーニング動作の終了
を指示する。
【0019】またカウンタ84は、トレーニングパター
ンに含まれるN回のビットパターン「00」、「11」
又は「0011」より少ない所定回数、例えば(N−
1)を計数したときに誤差検出器80にトレーニング動
作の開始を指示し、検出抜けによる誤トレーニング期間
の拡大を防ぐようにしてもよい。一方、エンベディッド
サーボ方式(データ面サーボ方式)でトレーニングパタ
ーンを記録にしても記憶容量の低減を最小限に抑えるた
め、本発明は、図1(C)のように、ディスク媒体のサ
ーボフレーム毎に、トレーニングパターンを記録したト
レーニグエリアを設けたことを特徴とする。この場合、
トレーニングエリアは、サーボフレームの最後、先頭又
は内部のいずれであってもよい。
【0020】
【作用】このような本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、トレーニングパターンに含まれるビットパターン、
例えば「00」パターンを最初に検出したときにトレー
ニング動作を開始する点は従来と同じであるが、トレー
ニングパターンの中に含まれる「00」パターンの検出
回数を数えて所定の回数になったときにトレーニング動
作を終了させる。
【0021】このため、トレーニングエリアの読出しが
済んでからトレーニング動作を終了させるまでの、トレ
ーニングパターン以外のパターンによって誤ったトレー
ニング動作が行われてしまう期間を大幅に短縮できる。
従って、トレーニング動作の際の誤差検出器による等化
誤差の誤検出がなくなり、そのときのディスク媒体及び
ヘッドを含む伝送路の特性に適合した最適な波形等化量
が適応型イコライザに設定され、エラーレートを保証す
ることができる。
【0022】またトレーニング動作を終了させるための
「00」パターンの検出回数を、検出抜けを考慮してト
レーニングパターンに含まれる「00」パターンの数よ
り少なくしておくことで冗長性をもたせ、「00」パタ
ーンの検出抜けを起こした場合でも、トレーニングエリ
ア内でトレーニング動作を確実に終了することができ
る。
【0023】またエンベディッドサーボ方式のディスク
媒体について、サーボフレームがデータフレームに対し
少ない点に着目し、トレーニングエリアをサーボフレー
ム毎に設けたことで、従来のデータフレーム毎に設けた
場合に比べトレーニングエリアが占める領域を低減で
き、トレーニングエリアを設けた場合のフォーマット効
率の低下を抑えることができる。
【0024】
【実施例】図2はエンベディッドサーボ方式(データ面
サーボ方式)を採用した本発明の磁気ディスク装置の全
体的な回路ブロック図である。図2において、本発明の
磁気ディスク装置は、ディスクエンクロージャ10とド
ライブコントローラ12で構成される。ディスクエンク
ロージャ10には、複数枚の磁気ディスクが回転自在に
設けられている。
【0025】例えば磁気ディスクが3枚設けられていた
とすると、6つのディスク面が得られ、全てのディスク
面をデータ面として使用している。ディスクエンクロー
ジャ10には、3つの磁気ディスクにおける6つのデー
タ面に対応して、データヘッド14−1〜14−6が設
けられている。データヘッド14−1〜14−6の各々
には、リードヘッド15−1〜15−6とライトヘッド
16−1〜16−6が設けられる。リードヘッド15−
1〜15−6としてはMRヘッドが使用され、ライトヘ
ッド16−1〜16−6としては通常のインダクティブ
ヘッドが使用される。またディスクエンクロージャ10
には、ディスクを回転するスピンドルモータ22、ヘッ
ド位置決めを行うVCM20が設けられる。
【0026】ドライブコントローラ12には制御部とし
て機能するMPU24が設けられ、MPU24のバス2
5に対しては、プログラムメモリとして使用する読出専
用のEEPROM26、書込可能なDRAM28が設け
られる。MPU24のバス25には、更にインタフェー
ス回路30、データ転送用バッファメモリ32が設けら
れる。インタフェース回路30は例えばSCSIが使用
され、上位のディスク制御装置との間でコマンドやデー
タのやり取りを行う。更にキャッシュコントローラ34
とキャッシュメモリ36が設けられる。
【0027】ディスクエンクロージャのスピンドルモー
タ22の制御は、PMW回路42およびドライバ44に
より行われる。またディスクエンクロージャのVCM2
0のヘッド位置決め制御は、DAコンバータ38および
ドライバ40で行われる。いずれの場合もMPU24に
よるプログラム制御でスピンドルモータ22の駆動およ
びVCM20によるヘッド位置決め制御が行われる。
【0028】ディスクエンクロージャ10側の磁気ディ
スクに対するライト動作を行うためデータ変調回路48
が設けられ、またリード動作を行うためデータ復調回路
50が設けられる。データ変調回路48およびデータ復
調回路50は、フォーマッタとしての機能をもつハード
ディスクコントローラ46を経由してバッファメモリ3
2との間でデータ転送を行い、またハードディスクコン
トローラはヘッドIC回路18に対するリード/ライト
切替え、ヘッド選択を行う。
【0029】更にドライブコントローラ12にはディス
クエンクロージャ10のヘッドIC回路18で選択して
いるデータヘッド14−1〜14−6のいずれかに設け
ているリードヘッドで読み出したデータ面のサーボ情報
から、ヘッド位置を復調するサーボ復調回路52を設け
ている。サーボ復調回路52で得られたヘッド位置信号
は、ADコンバータ54によりMPU24に取り込ま
れ、ヘッド位置決め制御に使用される。
【0030】更に、データヘッド14−1〜14−6の
リードヘッド15−1〜15−6としてMRヘッドを使
用しているため、MRヘッドの動作点を決めるバイアス
電流(センス電流)を供給するバイアス電流設定回路5
8が設けられる。バイアス電流設定回路58に対して
は、MPU24側で決定されたバイアス電流設定データ
がDAコンバータ56でアナログ電圧に変換されて供給
され、DAコンバータ56の出力電圧に応じたバイアス
電流をMRヘッドに流す。
【0031】図3は、図2のドライブコントローラ12
に設けられたデータ復調回路50のブロック図であり、
レベル検出方式であるPR4ML方式を採用している。
図3において、ディスクエンクロージャ側についてはリ
ードヘッド15−1が選択された状態を固定接続で示し
ている。モディファイ・リオバイナリとして知られたP
R4ML方式の波形を等化するデータ復調回路50は、
AGCアンプ70に続いて(1+D)フィルタ72によ
りPR4等化に先立つアナログフィルタ処理を行う。
【0032】続いてADコンバータ74が設けられ、
(1+D)フィルタ72のアナログ出力信号を記録周波
数に応じた周期でサンプリングしてデジタルデータに変
換する。ADコンバータ74でサンプリングされた読取
波形のデジタルデータは、アダプティブ・イコライザ7
6に与えられ、波形データに、設定された等化量に従っ
た波形等化を施して、ビット間干渉を抑圧する。
【0033】アダプティブ・イコライザ76としては、
適応型等化器として知られたトランスバーサル・フィル
タが使用され、トランスバーサル・フィルタのタップ係
数を調整することで最適等化量を決めることができる。
このトランスバーサル・フィルタの最適等化量を決める
タップ係数の調整は、予め定められたトレーニングパタ
ーンを供給しながら、誤差検出器80により入力波形と
出力等化波形の等化誤差を検出し、この誤差をアダプテ
ィブ・イコライザ76にフィードバックして誤差を最小
とするように等化量を決めることで調整される。
【0034】アダプティブ・イコライザ76でパーシャ
ル・レスポンス方式に従った波形等化が施された波形デ
ータはビタビ復調器78に与えられ、最尤法のアルゴリ
ズムに従って、現在から過去に遡る一定のビット長のデ
ータ列の推定により現時点で最も正しいビット検出を行
ってデータを復調する。更にビタビ復調器78で検出さ
れたデータ列は、図示しないデコーダ・デスクランブラ
回路で例えば8−9ランレングス逆変換および元のデー
タ列に戻すためのデスクランブルが施され、最終的なリ
ードデータであるNRZデータとして出力される。
【0035】アダプティブ・イコライザ76にトレーニ
ングパターンの読取波形が入力したときの誤差検出器8
0によるトレーニング動作は、ビットパターン検出器8
2の検出信号E2で開始され、カウンタ84の出力信号
E4で終了する。ここで、本発明の磁気ディスク装置で
使用する磁気ディスクには、図4(A)に示す9ビット
のトレーニングパターン「100110011」が使用
され、例えば図4(B)のようにトレーニングパターン
が2回繰り返した状態で記録されている。
【0036】このようなディスク媒体のトレーニングパ
ターンの記録状態に対し、図3のビットパターン検出器
82は、トレーニングパターンに含まれるビットパター
ン「00」を検出し、リードゲート信号E1がHレベル
とイネーブル状態になった状態で最初に「00」パター
ンの検出が行われたとき、誤差検出器80に対し開始指
示信号E2を出力して、誤差検出器80によるアダプテ
ィブ・イコライザ76のトレーニング動作を開始する。
【0037】ビットパターン検出器82は、アダプティ
ブ・イコライザ76で波形等化されたトレーニングパタ
ーンの読取信号が出力されている間に亘り、トレーニン
グパターンに含まれる「00」パターンを検出するごと
にカウンタ84に対しパターン検出信号E3を出力す
る。トレーニングパターンとして図4(B)のパターン
を使用した場合、その中に「00」パターンは4つ含ま
れている。したがってカウンタ84はビットパターン検
出器82からの「00」の検出信号E3を計数し、トレ
ーニングパターンに含まれる回数4回に計数値が達した
ときに、誤差検出器80に対し終了指示信号E4を出力
してトレーニング動作を終了させる。勿論、ビットパタ
ーン検出器82およびカウンタ84は、データ復調回路
50が動作状態となるリードゲート信号E1がHレベル
となるイネーブル状態で動作可能となる。
【0038】このようなビットパターン検出器82によ
るトレーニングパターンの「00」ビットパターンの検
出とカウンタ84による「00」パターンの検出回数4
回に基づくトレーニング動作の開始と終了は、トレーニ
ングパターンに含まれる他のビットパターンについても
同様に行うことができる。図4(C)は、検出パターン
として図4(B)に含まれるビットパターン「00」以
外にビットパターン「11」および「00111」を示
しており、これらについても、トレーニングエリアでの
検出回数は4回となる。
【0039】図4(D)は、図3(C)の検出パターン
の検出回数を1つ少ない3回として冗長性をもたせた場
合である。このようにカウンタ84が終了指示信号E4
を出力する計数値を、実際にパターンが存在する数より
1つ少なくしておくことで、トレーニングパターンの中
で対象となる検出パターンの検出に失敗したような誤動
作があっても確実にトレーニングエリアの終了を検出す
ることができる。
【0040】図5は、図2のディスク装置で使用するデ
ィスク媒体のトラックフォーマットである。エンベディ
ッドサーボ方式のディスク媒体にあっては、先頭のイン
デックス86に続いてサーボフレーム88−1を設け、
その後ろに例えば2つのデータフレーム90−1,90
−2を設け、以下同様に、1つのサーボフレームと2つ
のデータフレームを繰り返している。
【0041】データフレーム90−1,90−2,90
−3,・・・には、データフレーム90−1に代表して
示すように、プリアンアブル92、トレーニング領域9
4、シンクバイト96、ID部98、プリアンブル10
0、トレーニング領域102、シンクバイト104およ
びデータ領域106が形成されている。図3のデータ復
調回路に設けたアダプティブ・イコライザ76のトレー
ニング動作に使用するトレーニングパターンは、ID部
98とデータ領域106に対応して2箇所に分けて設け
られている。即ち、トレーニング領域94でID部98
をリードするためのトレーニング動作が行われ、またト
レーニング領域102でデータ領域106をリードする
ためのトレーニング動作が行われる。
【0042】図6のタイミングチャートは、図3のデー
タ復調回路に設けたビットパターン検出器82とカウン
タ84による誤差検出器80のトレーニング動作を示
す。今、図6(A)の記録パターンに示すように、図5
のデータフレーム90−1の先頭側のプリアンブル92
からID部98までの記録パターンのリードヘッドによ
る読出しが行われたとする。
【0043】この記録パターンにおいて、プリアンブル
94はビット1の記録状態にあり、トレーニング領域9
4にあっては、図6(B)のトレーニングパターンの記
録状態にある。シンクバイト96については、シンクバ
イトパターン「100111111」が記録され、その
後ろにID部98のデータが続いている。リード動作を
行うと、まず図6(B)のように、時刻t1のデータフ
レームの開始タイミングでリードゲート信号E1がHレ
ベルとなり、ビットパターン検出器82およびカウンタ
84がイネーブル状態となる。この状態で、読取りで得
られた信号は、アダプティブ・イコライザ76より出力
されて、ビットパターン検出器82で予め設定した「0
0」パターンと比較される。
【0044】トレーニング領域94で最初の「00」パ
ターンの取込みが完了した時刻t2より、例えば4ビッ
ト経過した時刻t3のタイミングで、ビットパターン検
出器82の出力信号E2がHレベルに立ち上がり、この
出力信号E2が誤差検出器80に対するトレーニング動
作の開始指示信号となり、時刻t3より誤差検出器80
のトレーニング動作が開始される。
【0045】トレーニング動作は、DAコンバータ74
でサンプリングされた入力波形とアダプティブ・イコラ
イザ76で等化された出力波形との等化誤差を検出し、
この誤差を最小とするようにアダプティブ・イコライザ
の等化量即ちトランスバーサルフィルタのタップ係数を
調整する。トレーニング領域94のトレーニングパター
ンの中の「00」パターンは、続いて時刻t4,t6,
t8のタイミングで取り込まれ、時刻t2の取込みと同
様、パターン検出時間T1を経過した時刻t5,t7,
t10のタイミングで、図6(D)のように、ビットパ
ターン検出器82よりカウンタ84に対しHレベルに立
ち上がって3ビット目で立ち下がる出力信号E3を各々
出力する。
【0046】カウンタ84は、ビットパターン検出器8
2からの出力信号E3を計数しており、時刻t10のタ
イミングで4回目の出力信号E3を計数すると、予め定
めた設定値4に達することから、図6(E)のように出
力信号E4をHレベルとし、これが誤差検出器80に対
する終了指示信号となってトレーニング動作が終了す
る。
【0047】カウンタ84の出力信号E4により、誤差
検出器80のトレーニング動作が終了する時刻t10に
対し、トレーニング領域94の読取りはそれより前の時
刻t9で終了しており、時刻t9からシンクバイト96
の読取りになっている。このため、時刻t9からt10
までの期間が5トレーニング期間T3となるが、この5
トレーニング期間T3は2ビット程度のごく僅かな期間
にすぎない。
【0048】このため、ごく短い5トレーニング期間T
3でシンクバイトの先頭ビット部分が入力して、誤差検
出器80によるトレーニング動作が行われることになる
が、この間の誤った誤差検出はごく僅かにすぎず、それ
までのトレーニング期間T2に亘るトレーニング動作で
調整されたアダプティブ・イコライザ76の等化に対す
る影響はごく僅かに抑えることができる。
【0049】これによって、アダプティブ・イコライザ
76の等化量はほぼトレーニング信号のパターンに従っ
た最適値に調整され、次にトレーニングパターンが得ら
れるまで固定した等化量として使用される。図7のタイ
ミングチャートは、図3のビットパターン検出器82で
「0011」パターンを検出するようにした場合のタイ
ミングチャートである。この場合、図7(A)の記録パ
ターンのトレーニング領域94の最初の「0011」パ
ターンの取込みが済んだ時刻t2からパターン検出時間
T2を経過した時刻t3で図7(C)のビットパターン
検出器82の出力信号E2がHレベルとなって、誤差検
出器80にトレーニング動作の開始を指示する。
【0050】同時に、図7(D)のビットパターン検出
器82のカウンタ84に対する出力信号E3がHレベル
に立ち上がり、カウンタ84の計数動作が行われる。そ
の後は「0011」パターンの取込みが完了する時刻t
4,t6,t8よりパターン検出時間T2を経過した時
刻t5,t7,t10のタイミングで、図7(D)のよ
うに、ビットパターン検出器82よりカウンタ84に出
力信号E3が送出され、時刻t10でカウンタ84の計
数値が所定値4に達することで出力信号E4がHレベル
となり、誤差検出器80に対し終了指示信号を出してト
レーニング動作を終了させる。
【0051】この図7の「0011」パターンの検出に
ついては、図6の「00」パターンの検出に比べ、検出
パターンが2ビットから4ビットになった分だけ時刻t
8からt10までの5トレーニング期間T3が長くなる
が、図13に示したシンクバイトの検出に基づくトレー
ニング動作の終了に比べるとごく僅かな5トレーニング
期間で済み、トレーニング領域94のトレーニングパタ
ーンで調整されたアダプティブ・イコライザ76の等化
量が誤トレーニング期間T3のシンクバイトパターンで
変動してしまう度合を大幅に低減できる。
【0052】また図4(C)に示したように、「11」
パターンを用いたトレーニング動作の開始と終了を行う
ようにしてもよい。但し、「11」パターンについて
は、プリアンブル94の部分にも存在することから、ト
レーニング動作の開始は「11」パターンの検出値が所
定値に達したときに行い、終了については、その値にト
レーニング領域94の中の「11」パターンの数4を加
えた計数値に達したときにトレーニング動作を終了させ
ればよい。
【0053】図8は図2のエンベディッドサーボ方式
(データ面サーボ方式)で使用するディスク媒体のトラ
ックフォーマットの他の実施例である。この図8の実施
例にあっては、インデックス86に続くサーボフレーム
88−1の後ろに、プリアンブル110と、トレーニン
グ領域112で構成されるトレーニングフレーム108
−1を設けたことを特徴とする。そして、トレーニング
フレーム108−1の後ろに2つのデータフレーム90
−1,90−2を設ける。
【0054】このサーボフレーム、トレーニングフレー
ム、データフレームの繰返しは、サーボフレーム88−
2以降についても同様に繰り返す。このため図8の実施
例にあっては、トラックフォーマットの中のサーボフレ
ーム88−1,88−2,88−3,・・・ごとにトレ
ーニングフレーム108−1,108−2,108−
3,・・・が設けられる。
【0055】サーボフレームごとにトレーニングフレー
ムを設けたことで、データフレームについては例えばデ
ータフレーム90−1を取り出して示すように、プリア
ンブル92、シンクバイト96、ID部98、プリアン
ブル100、シンクバイト102およびデータ領域10
6で構成され、図5に示したように、ID部98、デー
タ領域106に対応した2箇所のトレーニング領域9
4,92を設ける必要がない。
【0056】このため、サーボフレームごとにトレーニ
ングフレームを設けたことで、サーボフレームの数はデ
ータフレームに比べて、この実施例にあっては半分と少
ないことから、トラックフォーマットに含まれるトレー
ニング領域の占める割合を大幅に低減できる。また従
来、データフレームの2箇所に設けていたトレーニング
領域が不要となり、この分のトラックフォーマットに占
めるトレーニング領域の割合が低減される。
【0057】この結果、エンベディッドサーボ方式でパ
ーシャルレスポンス方式の波形等化を行うためのトレー
ニングパターンを設けていても、トレーニングパターン
を設けたことによるディスク媒体の記憶容量の低減を最
小限に抑えることができる。図9は、エンベディッドサ
ーボ方式のディスク媒体でサーボフレームごとにトレー
ニングフレームを設ける場合の他の実施例であり、図8
にあっては、各サーボフレーム88−1,88−2,8
8−3,・・・の後ろにトレーニングフレーム108−
1,108−2,108−3,・・・を設けていたが、
図9の実施例にあっては、サーボフレーム88−1,8
8−2,88−3,・・・の前にトレーニングフレーム
108−1,108−2,108−3,・・・を設けた
ことを特徴とする。これ以外に、サーボフレーム88−
1,88−2,88−3,・・・の中にトレーニング領
域112を含めるようにしてもよい。
【0058】図10は、サーボ面サーボ方式を採用した
本発明の磁気ディスク装置のブロック図である。サーボ
面サーボ方式を使用した磁気ディスク装置にあっては、
例えば磁気ディスクの枚数を3枚とすると、媒体面は6
枚となり、その内の1枚をサーボ面としてサーボ情報を
記録し、残り5つの媒体面をデータ面としている。ディ
スクエンクロージャ10には、ディスク媒体のサーボ面
に対応してサーボ情報を読み出すためのサーボヘッド1
7が設けられる。
【0059】データ面の数は5つであることから、デー
タヘッド14−1〜14−5が設けられる。サーボヘッ
ド17で読み取られたサーボ面のサーボ情報は、ヘッド
IC回路18を介してサーボ復調回路52に与えられ、
復調されたヘッド位置信号をADコンバータ54で取り
込んでMPU24に供給している。図11は、図10の
サーボ面サーボ方式におけるトラックフォーマットであ
り、先頭のインデックス114に続いてID部116−
1とデータ領域118−1が設けられ、以下これが繰り
返されている。ID部116−1,116−2,116
−3,116−4,・・・には、ID部116−1に代
表して示すように、プリアンブル120、トレーニング
領域122、シンクバイト124、IDデータ126、
プリアンブル128、ユーザデータ130が設けられ
る。
【0060】トレーニング領域122には、図4(A)
のトレーニングパターン「100110011」が例え
ば図4(B)のように2回繰り返した状態で記録されて
いる。図10のデータ復調回路50の構成は、図2の実
施例について示した図3と同じ回路構成をとり、そのト
レーニング動作も「00」パターンについては図6のタ
イミングチャートと同じであり、また「0011]パタ
ーンについては図7のタイミングチャートと同じにな
る。
【0061】尚、上記の実施例は、ディスクエンクロー
ジャとドライブコントローラで構成されるディスクドラ
イブ側にフォーマッタとしての処理機能を設け、ライト
データの変調とリードデータの復調を完全に行うように
した磁気ディスク装置を例にとっているが、フォーマッ
タ機能をディスクドライバ側に設けずに上位のディスク
制御装置に設け、NRZデータのレベルで上位のディス
ク制御装置との間でデータのやり取りを行い、フォーマ
ッタ機能は上位のディスク制御装置で一括して行うよう
にした磁気ディスク装置についてもそのまま適用でき
る。
【0062】またトレーニングパターンは「10011
0011」を使用した場合を例にとっているが、これ以
外のトレーニングパターンであってもよいことは勿論で
ある。更に本発明は上記の実施例に示した数値による限
定は受けない。更に磁気ディスク装置以外に光ディスク
装置にも適用できる
【0063】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、トレーニングパターンの中の所定ビットパターンの
検出でトレーニング動作を開始した後に、パターンの検
出回数を計数して所定値に達したときにトレーニング動
作を終了させることで、トレーニング期間にトレーニン
グパターン以外のパターンが入ってしまう誤トレーニン
グ期間を最小限に抑えることができ、トレーニングによ
り適応型イコライザの等化誤差を最小とする等化量の最
適調整状態を設定して、その後のデータリードの波形等
化が適切にでき、磁気ディスク装置のエラーレートを低
減して信頼性を向上することができる。
【0064】また、エンベディッドサーボ方式のトラッ
クフォーマットにおけるサーボフレームごとにトレーニ
ングパターンを設けることで、トラック当たりのトレー
ニングエリアの数を大幅に低減し、トレーニングエリア
を設けた場合の記憶容量の低減を抑えて、フォーマット
効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】エンベディッドサーボ方式を採用した本発明の
磁気ディスク装置のブロック図
【図3】図2のデータ復調回路のブロック図
【図4】図2で用いるトレーニングパターン、検出パタ
ーン、検出回数の説明図
【図5】図2の実施例のトラックフォーマットの説明図
【図6】図3で「00」パターンを検出する場合のタイ
ミングチャート
【図7】図3で「0011」パターンを検出する場合の
タイミングチャート
【図8】サーボフレームの末尾にトレーニングエリアを
設けたトラックフォーマットの説明図
【図9】サーボフレームの先頭にトレーニングエリアを
設けたトラックフォーマットの説明図
【図10】サーボ面サーボ方式を採用した本発明の磁気
ディスク装置のブロック図
【図11】図10の実施例のトラックフォーマットの説
明図
【図12】従来のデータ復調回路のブロック図
【図13】図12のトレーニング動作のタイミングチャ
ート
【符号の説明】
10:ディスクエンクロージャ 12:ドライブコントローラ 14,14−1〜14−6:データヘッド 15:リードヘッド(MRヘッド) 16,16−1〜16−6:ライトヘッド 17:サーボヘッド 18:ヘッドIC回路 20:ボイスコイルモータ(VCM) 22:スピンドルモータ 24:MPU 26:EEPROM 28:DRAM 30:インタフェース回路 32:バッファメモリ 34:キャッシュコントローラ 36:キャッシュメモリ 38,56:DAコンバータ 40,44:ドライバ 42:PWM回路 46:ハードディスクコントローラ 48:データ変調回路 50:データ復調回路 52:サーボ復調回路 54:ADコンバータ 58:バイアス電流設定回路 70:AGCアンプ 72:1+Dフィルタ 74:ADコンバータ 76:アダプティブ・イコライザ(適応型イコライザ) 78:ビタビ復調器 80:誤差検出器 82:ビットパターン検出器 84:カウンタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形等化に使用するトレーニングパターン
    を予め記録したディスク媒体と、 前記ディスク媒体のリードヘッドによる読取信号の信号
    波形のビット間干渉を抑圧するように波形を等化する適
    応型イコライザと、 前記ディスク媒体から読み出されたトレーニングパター
    ンに基づいて、読出波形のビット間干渉による誤差を最
    小とするように前記適応型イコライザフィルタの等化量
    を調整するトレーニング動作を行う誤差検出器と、を備
    えたディスク装置において、 前記トレーニングパターンの読取信号に含まれる所定の
    ビットパターンを検出し、最初の前記ビットパターンの
    検出で前記誤差検出器にトレーニング動作の開始を指示
    するビットパターン検出器と、 前記ビットパターン検出器による前記ビットパターンの
    検出回数を計数し、該検出回数が所定値に達した時に前
    記誤差検出器にトレーニング動作の終了を指示するカウ
    ンタと、を備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスク装置に於いて、前
    記ディスク媒体にトレーニングパターンとして「100
    110011」の1又は複数回の繰返しパターンを記録
    したことを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のディスク装置に於いて、前
    記ビットパターン検出器はビットパターン「00」を検
    出して前記誤差検出器にトレーニング動作の開始を指示
    することを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のディスク装置に於いて、前
    記カウンタは、前記ビットパターン検出器によるビット
    パターン「00」の検出回数を計数し、前記トレーニン
    グパターンに含まれるビットパターン「00」の数Nに
    達したときに、前記誤差検出器にトレーニング動作の終
    了を指示することを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載のディスク装置に於いて、前
    記ビットパターン検出器は、ビットパターン「11」を
    検出して前記誤差検出器にトレーニング動作の開始を指
    示することを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のディスク装置に於いて、前
    記カウンタは、前記ビットパターン検出器によるビット
    パターン「11」の検出回数を計数し、前記トレーニン
    グパターンに含まれるビットパターン「11」の数Nに
    達したときに、前記誤差検出器にトレーニング動作の終
    了を指示することを特徴とするディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載のディスク装置に於いて、前
    記ビットパターン検出器は、ビットパターン「001
    1」を検出して前記誤差検出器にトレーニング動作の開
    始を指示することを特徴とするディスク装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のディスク装置に於いて、前
    記カウンタは、前記ビットパターン検出器によるビット
    パターン「0011」の検出回数を計数し、前記トレー
    ニングパターンに含まれるビットパターン「0011」
    の数Nに達したときに、前記誤差検出器にトレーニング
    動作の終了を指示することを特徴とするディスク装置。
  9. 【請求項9】請求項3,5又は7記載のディスク装置に
    於いて、前記カウンタは、計数値が前記トレーニングパ
    ターンに含まれる検出対象のビットパターンの数より少
    ない所定値に達したときに、前記誤差検出器にトレーニ
    ング動作の終了を指示することを特徴とするディスク装
    置。
  10. 【請求項10】データ面のトラック毎に、ヘッド位置を
    検出するサーボ情報を記録した複数のサーボフレームを
    配置したディスク媒体と、 前記ディスク媒体のリードヘッドによる読取信号の信号
    波形のビット間干渉を抑圧するように波形を等化する適
    応型イコライザと、 前記ディスク媒体から読み出されたトレーニングパター
    ンに基づいて、読出波形のビット間干渉による誤差を最
    小とするように前記適応型イコライザの等化量を調整す
    るトレーニング動作を行う誤差検出器と、を備え、 前記ディスク媒体は、前記サーボフレーム毎に前記トレ
    ーニングパターンを記録したトレーニグエリアを有する
    ことを特徴とするディスク装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載のディスク装置に於い
    て、前記トレーニングエリアを前記サーボフレームの最
    後に設けたことを特徴とするディスク装置。
  12. 【請求項12】請求項10記載のディスク装置に於い
    て、前記トレーニングエリアを前記サーボフレームの前
    に設けたことを特徴とするディスク装置。
  13. 【請求項13】請求項10記載のディスク装置に於い
    て、前記トレーニングエリアを前記サーボフレームの中
    に設けたことを特徴とするディスク装置。
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