JPH10326403A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH10326403A
JPH10326403A JP13511897A JP13511897A JPH10326403A JP H10326403 A JPH10326403 A JP H10326403A JP 13511897 A JP13511897 A JP 13511897A JP 13511897 A JP13511897 A JP 13511897A JP H10326403 A JPH10326403 A JP H10326403A
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Noriyuki Shimada
紀幸 嶋田
剛 ▲高▼橋
Takeshi Takahashi
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生信号をACGにより一定の振幅に増幅し
て出力する磁気ディスク装置に関し、再生信号の直流レ
ベルに急激な増減が生じても、移行のデータの読み取り
を確実に行える磁気ディスク装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 データにエラーが発生し、再読み込みを
行う際に、MR型磁気ヘッド103と磁気ディスク10
1との接触により発生する熱応答現象による再生信号の
増加をコンパレータ33により検出し、コンパレータ3
3により検出された熱応答現象による再生信号増加時だ
け、AGCチャージポンプ32からアンプ121へAG
Cコントロール信号の供給を切断し、AGCコントロー
ル信号をコンパレータ33により検出された熱応答現象
による再生信号増加直前のAGCコントロール信号に固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
係り、特に、再生信号をACGにより一定の振幅に増幅
して出力する磁気ディスク装置に関する。近年、磁気デ
ィスク装置などの情報記録再生装置では、小型化、大容
量化にともない、高感度で、小型化が可能なMR(Magn
eto-Resistive ;磁気抵抗)型磁気ヘッドが搭載されて
いる。
【0002】しかし、MR型磁気ヘッドでは、磁気ディ
スクとの接触により熱応答現象(Thermal Asperity現
象)が発生する。熱応答現象が発生した場合、熱応答現
象が発生した磁気ディスク上の位置の情報にDC(直
流)不平衡が発生し、AGC(Automatic Gain Contro
l)によりアンプのゲインが大きく変動して、熱応答現
象が終了した位置の再生信号の増幅に影響を与え、熱応
答現象発生部分以外の再生信号がエラーとなってしま
う。熱応答現象は一時的なものであり、ギャップ部など
で発生した場合には、データに対して何ら関係ないにも
かかわらず、AGCによりデータ部分のエラーを誘発し
ていた。AGCによるエラー発生を低減する必要があっ
た。
【0003】
【従来の技術】図7に従来の磁気ディスク装置の一例の
ブロック構成図を示す。従来の磁気ディスク装置100
は、磁気ディスク101に磁気的に情報を記録する。磁
気ディスク101は、スピンドルモータ102により矢
印A方向に回転される。
【0004】磁気ディスク101の表面には、磁気ディ
スク101に磁気的に作用し、磁気ディスク101に情
報を記録するとともに、磁気ディスク101に記録され
た情報を読み出すMR型磁気ヘッド103が対向して配
置される。磁気ヘッド103は、アーム104に固定さ
れ、磁気ディスク101の回転により磁気ディスク10
1の表面からわずかに浮上した状態で、磁気ディスク1
01に情報の記録再生を行う。
【0005】アーム104は、回転軸105を中心に回
動自在に保持されており、先端に磁気ヘッド103が保
持され、回転軸105を挟んで反対側にはボイスコイル
モータ106とされている。アーム104は、ボイスコ
イルモータ106により回転軸105を中心に矢印B方
向に回動して、磁気ヘッド103を磁気ディスク101
の半径方向に移動させる。
【0006】磁気ヘッド103は、接続線107を介し
てヘッドIC(Integrated Circuit)108に接続され
る。ヘッドIC108は、磁気ディスク101から磁気
ヘッド103により読み出されたリード信号を増幅す
る。ヘッドIC108で増幅されたリード信号は、R/
W(Read/Write)制御回路109に供給される。
【0007】R/W制御回路109は、ヘッドIC10
8から供給されたリード信号を波形整形して、復調す
る。R/W制御回路109で復調された信号は、HDC
(HardDisk Drive Controler )112に供給される。
図8に従来の磁気ディスク装置の一例の読み出し制御回
路のブロック構成図を示す。
【0008】R/W制御回路109は、読み出し制御回
路(リードチャネル;Read Channel;RDC)120、
及び、書き込み制御回路(図示せず)を有する。読み出
し制御回路120は、リード信号を増幅するアンプ12
1、アンプ121で増幅されたリード信号から不要成分
を除去するフィルタ122、フィルタ122で不要成分
が除去されたリード信号の歪みを除去するイコライザ1
23、イコライザ123で歪みが除去されたリード信号
を所定のスライスレベルでスライスし、波形整形するレ
ベル検出回路124、レベル検出回路124で波形整形
された信号から元のデータを復調する復調器125、イ
コライザ123でイコライジングされたリード信号に同
期したクロックを生成するPLL(Phase Locked Loop
)回路126、フィルタ122の出力リード信号のレ
ベルに応じてアンプ121の利得をフィルタ122の出
力リード信号の振幅が一定になるよう制御するAGC
(Automatic Gain Control)コントローラ127から構
成される。
【0009】読み出し制御回路120に供給されたヘッ
ドIC108の出力再生信号は、まず、アンプ121に
供給される。アンプ121は、AGCコントローラ12
7からのAGCコントロール信号に応じて利得が制御さ
れ、ヘッドIC108から供給される再生信号の振幅が
一定になるように増幅を行う。アンプ121の出力再生
信号は、フィルタ122に供給される。
【0010】フィルタ122は、不要成分を除去するた
めのフィルタで、アンプ121から供給された再生信号
から不要成分を除去する。フィルタ122には、MPU
110からカットオフ周波数制御信号が供給される。フ
ィルタ122は、MPU110から供給されるカットオ
フ周波数制御信号によりカットオフ周波数fc が制御さ
れ、通過帯域が制御される。フィルタ122により不要
成分が除去された再生信号は、イコライザ123、及
び、AGCコントローラ127に供給される。
【0011】AGCコントローラ127は、フィルタ1
22の出力再生信号の振幅を検出して、振幅が所定の振
幅より大きければ、アンプ121の利得が小さなり、振
幅が所定の振幅より小さければ、アンプ121の利得が
大きくなるAGCコントロール信号を生成し、アンプ1
21に供給する。アンプ121は、AGCコントローラ
127から供給されるAGCコントロール信号により利
得が制御され、ヘッドIC108から供給される再生信
号の振幅が一定になるように増幅を行う。
【0012】一方、イコライザ123は、フィルタ12
2から供給された再生信号から歪みを除去する。イコラ
イザ123で歪みが除去された再生信号は、レベル検出
回路124、及び、PLL回路126に供給される。レ
ベル検出回路124は、イコライザ123で歪みが除去
された再生信号を所定のスライスレベルでスライスする
ことにより、再生信号をパルス状に波形整形する。イコ
ライザ123には、MPU110からスライスレベル制
御信号が供給されており、MPU110から供給される
スライスレベル制御信号に応じてスライスレベルが可変
される。
【0013】また、PLL回路126は、イコライザ1
23で歪みが除去された再生信号から、再生信号に同期
したクロックを生成する。PLL回路126で生成され
たクロックは、復調器125に供給されるとともに、復
調器125で復調されたデータと共にHDC112に供
給される。レベル検出回路124でパルス状にされた再
生信号は復調器125に供給される。復調器125は、
レベル検出回路124からの再生パルス信号、及び、P
LL回路126で生成されたクロックから元のデータの
復調を行う。
【0014】復調器125で復調されたデータは、PL
L回路126のクロックとともに、HDC112に供給
される。MPU110は、R/W制御回路109、DS
P(Digital Signal Processor)111、HDC(Hard
disk Drive Contorler )112に接続される。MPU
110は、磁気ディスク101に記録再生する情報の処
理を行うとともに、磁気ヘッド103により磁気ディス
ク101から読み取られた情報に応じて磁気ディスク1
01の回転、及び、磁気ヘッド103の位置決めの制御
を行う。
【0015】DSP111は、MPU110から供給さ
れる磁気ディスク101の回転速度を決定するディジタ
ルデータに応じてスピンドルモータ102の回転を制御
するディジタルデータを生成する。また、DSP111
は、MPU110から供給される磁気ヘッド103の位
置を決定するディジタルデータに応じてボイスコイルモ
ータ106を制御するディジタルデータを生成する。
【0016】DSP111で生成されたスピンドルモー
タ102の回転を制御するディジタルデータ、及び、ボ
イスコイルモータ106の回動位置を制御するディジタ
ルデータは、それぞれにDAC(Digital Analog Conve
rter)114に供給される。DAC113は、DSP1
11から供給されたスピンドルモータ102の回転を制
御するディジタルデータ、及び、ボイスコイルモータ1
06の回動位置を制御するディジタルデータをそれぞれ
にアナログ信号に変換する。
【0017】DSP113からDAC113に供給され
たスピンドルモータ102の回転を制御するディジタル
データは、DAC113でアナログ信号に変換された
後、スピンドル駆動回路114に供給される。スピンド
ル駆動回路114は、DAC113から供給されたアナ
ログ信号に応じてスピンドルモータ102を駆動する駆
動信号を生成してスピンドルモータ102に供給する。
スピンドルモータ102は、スピンドルモータ駆動回路
114から供給される駆動信号により回転され、磁気デ
ィスク101を矢印A方向に一定の回転速度で回転させ
る。
【0018】DSP111からDAC113に供給され
たボイスコイルモータ106の回動位置を制御するディ
ジタルデータは、DAC113でアナログ信号に変換さ
れた後、ボイスコイルモータ駆動回路115に供給され
る。ボイスコイルモータ駆動回路115は、DAC11
3から供給されたアナログ信号に応じてボイスコイルモ
ータ106を駆動する駆動信号を生成してボイスコイル
モータ106に供給する。ボイスコイルモータ106
は、ボイスコイルモータ駆動回路115から供給される
駆動信号により矢印B方向にアーム104の回動位置を
制御して、磁気ヘッド103の位置決めを行う。
【0019】一方、HDC112には、リードライトデ
ータを一時保持するメモリ116、及び、外部との接続
を行うインターフェース(IF)117が接続される。
HDC112は、磁気ディスク装置100と外部機器と
のデータの送受信を制御する。インターフェース117
には、ホストコンピュータ130が接続される。ホスト
コンピュータ130は、磁気ディスク装置100にデー
タの書き込み、読み出しを行い、データの処理を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の磁気
ディスク装置では、MR型磁気ヘッドと磁気ディスクの
突起との衝突により生じる熱応答現象により、再生信号
のDCレベルが一時的に増大し、AGC制御が係ると、
AGC制御では、再生信号の振幅を抑制しようとして、
アンプの利得を低減する制御を行う。
【0021】図9に従来の磁気ディスク装置の一例のデ
ータ領域再生時の動作波形図を示す。図9(A)は磁気
ディスク101のデータ領域のデータフォーマット、図
9(B)はリードゲート信号、図9(C)は再生信号、
図9(D)はAGCコントロール信号、図9(E)はア
ンプの出力再生信号を示す。磁気ディスク101のデー
タ領域は、ギャップ部GAP、プリアンブル部PREA
MBLE、トレーニング部TR、シンクバイト部SB、
データ部DATA、ECC(Error Checking and Corr
ecting)部ECCから構成される。
【0022】ここで、ギャップ部GAPに熱応答現象が
起こったときに、図9(C)に示すようにアンプに供給
される再生信号波形の出力直流レベルが一時的に増加す
る。再生信号が図9(C)に示すように増加すると、A
GCコントローラがこれにより制御され、図9(D)に
示すようにアンプに供給するAGCコントロール信号を
増加させる。アンプは、AGCコントロール信号の増加
により利得が低減される。AGCコントローラは、AG
Cコントロール信号が急激に変化すると、図9(D)に
示すようにAGCコントロール信号は低下が遅延され、
図9(B)に示すリードゲート信号がアサートされた後
でも、図9(E)に示すように充分な振幅が得られな
い。
【0023】図9(E)に示すように再生信号が十分な
振幅が得られないままで、データ部DATAの前のシン
クバイト部SBまで及び、シンクバイト検出に失敗する
と、データ部DATAの読み取りが行えず、リードエラ
ーが発生する等の問題点があった。また、この現象がデ
ータ領域の間に設けられた、サーボ領域のギャップ部で
発生すると、データ領域と同様にサーボ部の前に設けら
れたサーボマーク部SMが読みとれず、シークエラーが
発生する等の問題点があった。
【0024】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、再生信号の直流レベルに急激な増減が生じても、移
行のデータの読み取りを確実に行える磁気ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、情
報が磁気的に記録される磁気ディスクと、該磁気ディス
クから信号を再生する磁気ヘッドと、該磁気ヘッドによ
り該磁気ディスクから再生された再生信号を一定の振幅
になるように利得を制御しつつ、増幅する自動利得制御
増幅手段と、該自動利得制御増幅手段の出力再生信号に
より復調を行う復調手段とを具備する磁気ディスク装置
において、前記自動利得制御増幅手段の利得を保持する
利得保持手段と、前記復調手段の出力復調信号のエラー
を検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段でエ
ラーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、
前記利得保持手段を制御してエラーが発生した再生信号
の直前の利得に保持する制御手段を有することを特徴と
する。
【0026】請求項1によれば、再読み込み時には、自
動利得制御増幅手段の利得を一定に保持し、再生を行う
ことにより、磁気ディスクと磁気ヘッドとの衝突により
再生信号が急激に増減する、いわゆる、熱応答現象が発
生した場合に、熱応答現象による再生信号の急激な増減
により、自動利得制御増幅手段の利得が一時的に急激に
制御され、この利得の変動が熱応答現象発生部分以外の
再生信号が影響されることがないので、熱応答現象発生
部分以外の再生信号を安定して得られる。
【0027】請求項2は、前記磁気ディスクには、デー
タ領域の間に、ギャップ部を介してサーボ情報が記録さ
れており、前記制御手段は、前記サーボ情報にエラーが
発生したとき、再読み込みを行うとともに、前記再生信
号のうち前記サーボ情報の直前のギャップ部から利得を
一定に保持することを特徴とする。
【0028】請求項2によれば、サーボ情報にエラーが
発生したとき、再読み込みを行うとともに、再生信号の
うちサーボ情報の直前のギャップ部から利得を一定に保
持することにより、サーボ情報の再読み込み時には、ギ
ャップ部から自動利得制御増幅手段の利得が一定に保持
され、再生が行われるため、サーボ情報再生に関係ない
ギャップ部で熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象
による再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅
手段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動
が熱応答現象発生部分以外のサーボ情報が影響されるこ
とがないので、熱応答現象発生部分以外のサーボ情報を
安定して得られる。
【0029】請求項3は、前記アンプの出力再生信号の
直流レベルを検出するレベル検出手段を有し、前記制御
手段は、前記エラー検出手段でエラーが検出されたとき
に、再読み込みを行うとともに、前記レベル検出手段で
検出された直流レベルが所定のレベル以上のときに、前
記利得保持手段を制御して前記再生信号の直前の利得に
保持することを特徴とする。
【0030】請求項3によれば、エラー検出手段でエラ
ーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、レ
ベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以
上のときに、利得保持手段を制御して再生信号の直前の
利得に保持することにより、熱応答現象による再生信号
の急激な増減をレベル検出手段により検出し、熱応答現
象発生部分だけを一定の利得で増幅することができるの
で、熱応答現象発生部分以外では自動利得制御増幅手段
を動作されることができ、したがって、熱応答現象発生
部分以外の再生信号の振幅を一定にでき、再生信号の復
調を確実に行える。
【0031】請求項4は、前記レベル検出手段は、前記
磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突により生じる熱
応答現象を検知可能にスライスレベルが設定されたこと
を特徴とする。請求項4によれば、レベル検出手段のス
ライスレベルを磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突
により生じる熱応答現象を検知可能なレベルに設定する
ことにより熱応答現象を確実に検知でき、熱応答現象に
よるエラーを低減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1に本発明の磁気ディスク装置
の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、図7と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の磁気ディスク装置1は、図7に示す従来の磁
気ディスク装置100とは、R/W制御回路10の読み
出し制御回路20内に設けられたAGCコントローラ3
0の構成、及び、MPU40の動作が相違する。
【0033】図2に本発明の磁気ディスク装置の一実施
例の読み取り制御回路のブロック構成図を示す。同図
中、図8と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。本実施例の読み出し制御回路20のAGC
コントローラ30は、フィルタ122の出力再生信号を
直流信号に変換する全波整流器31、全波整流器31で
直流信号に変換された再生信号に応じたAGCコントロ
ール信号を生成するAGCチャージポンプ32、アンプ
121の出力再生信号のレベルを検出するコンパレータ
33と、MPU40から供給され、AGCホールド制御
信号とコンパレータ33の出力論理との論理和を出力す
るORゲート34、AGCチャージポンプ32とアンプ
121との接続点に接続され、AGCチャージポンプ3
2の出力AGCコントロール信号を保持するコンデンサ
C1 、AGCチャージポンプ32とアンプ121との間
に設けられ、ORゲート34の出力論理に応じてスイッ
チングされ、AGCコントロール信号のアンプ121へ
の供給を制御するスイッチSW1から構成される。
【0034】コンパレータ33には、MPU40から一
定のスライスレベルSL10が供給されており、アンプ1
21の出力再生信号レベルがスライスレベルSL10以上
となったときに、ハイレベルを出力し、アンプ121の
出力再生信号レベルがスライスレベルSL10以下のとき
にはローレベルを出力する。コンパレータ33の出力論
理は、ORゲート34に供給される。また、ORゲート
34には、MPU40からAGCホールド制御信号が供
給されており、コンパレータ11の出力論理とMPU4
0からのAGCホールド制御信号との論理和を取る。
【0035】すなわち、ORゲート34の出力論理は、
コンパレータ33の出力論理とMPU40からのAGC
ホールド制御信号とのうちいずれか一方がハイレベルの
ときには、ハイレベルとなり、コンパレータ33の出力
論理、及び、MPU40からのAGCホールド制御信号
の両方がローレベルであれば、ローレベルとなる。MP
U40からのAGCホールド制御信号は、読み出しデー
タにエラーが発生したときに、ギャップ部GAPからエ
ラーが発生したデータ領域の間ハイレベルとなる。一
方、コンパレータ33の出力論理は、熱応答現象などに
よりアンプ121の出力再生信号の直流レベルが増加
し、予め設定されたスライスレベルSL10より大きくな
ると、ハイレベルとなる。すなわち、AGCコントロー
ル信号が以上に増加するときに、ハイレベルとなる。
【0036】したがって、エラーが発生したデータ領域
のうち熱応答現象などで、直流レベルがスライスレベル
SL10以上となった部分だけ、ハイレベルとなる。OR
ゲート34の出力論理は、スイッチSW1 の制御端子に
供給される。スイッチSW1 は、制御端子がハイレベル
のときにオンし、制御端子がローレベルのときにはオフ
する。
【0037】スイッチSW1 がオンのときには、AGC
チャージポンプの出力信号によりアンプ121の利得が
制御される。また、スイッチSW1 がオフのときには、
コンデンサC1 に保持された直前の再生信号の状態に応
じた利得に固定された状態でアンプ121により再生信
号の増幅が行われる。このとき、AGCホールド制御信
号はMPU40の内部にエラー発生時にデータの再読み
込みを行う場合に、読み出し制御回路20の再生信号の
読み取り条件を設定するための情報が再読み込み回数毎
に予め格納されたリトライテーブル21により設定され
る。
【0038】図3に本発明の磁気ディスク装置の一実施
例のリトライテーブルのデータ構成図を示す。リトライ
テーブル21は、リトライ回数を示すリトライ回数情報
N、フィルタ122のカットオフ周波数fc を設定する
ためのカットオフ周波数設定情報Fc、レベル検出回路
124のスライスレベルslを設定するためのスライス
レベル設定情報SL、AGCホールドのオン・オフを制
御するAGCホールド情報Hから構成される。
【0039】リトライ回数情報Nは、リトライ回数
「1」〜「n」が格納される。このリトライ回数毎にフ
ィルタ122のカットオフ周波数fc を設定するための
情報、レベル検出回路124のスライスレベルsl、A
GCホールドのオン・オフが設定される。なお、MPU
40は、リトライをn回繰り返し、正常に情報を読み出
せない場合には、エラーと認識する。
【0040】カットオフ周波数設定情報Fc は、フィル
タ122のカットオフ周波数fc を設定するための情報
で、基準となるカットオフ周波数fc0に対する増減の情
報が格納される。例えば、リトライ回数N=1のとき
は、カットオフ周波数設定情報Fc は、「+10%」
で、基準となるカットオフ周波数fc0に対して「+10
%」のカットオフ周波数fc1が設定される。また、リト
ライ回数N=2のときは、カットオフ周波数設定情報F
c は、「−10%」で、基準となるカットオフ周波数f
c0に対して「−10%」のカットオフ周波数fc2が設定
される。さらに、リトライ回数N=nのときは、カット
オフ周波数設定情報Fc は、「−10%」で、基準とな
るカットオフ周波数fc0に対して「−10%」のカット
オフ周波数fcnが設定される。
【0041】スライスレベル設定情報SLは、レベル検
出回路124のスライスレベルslを設定するための情
報で、リトライ回数毎のスライスレベルsl1 〜sln
が格納される。例えば、リトライ回数N=1のときは、
スライスレベルsl1 が設定され、リトライ回数N=2
のときには、スライスレベルsl2 が設定され、また、
リトライ回数N=nのときには、スライスレベルsln
が設定される。
【0042】AGCホールド情報Hは、スイッチSW1
のオン・オフを設定するための情報で、リトライ回数毎
にオン、又は、オフの状態が設定される。例えば、リト
ライ回数N=1のときは、「オン」、リトライ回数N=
2のときは、「オフ」、リトライ回数「n」のときは、
「オフ」が設定される。図4に本発明の磁気ディスク装
置の一実施例のリトライ処理の動作フローチャートを示
す。
【0043】MPU40は、所望のデータの読み込みを
指示する(ステップS1)。MPU40によるデータ読
み込み指示によりR/W制御回路109の読み取り制御
回路120によりデータが復調され、HDC112に供
給される。HDC112は、復調されたデータを認識
し、エラーの有無を検出する。HDC112は、読み取
り制御回路120から供給されたデータにエラーを検出
すると、MPU40に読み出し指示を行ったデータにエ
ラーが発生した旨の通知を行う。
【0044】MPU40は、HDC112から読み出し
指示を行ったデータにエラーが発生した旨の通知を受け
ると、まず、リトライ回数を示すリトライカウントを
「1」にセットする(ステップS2、S3)。次に、M
PU40は、内部に設定されたリトライテーブル21を
参照し、リトライテーブル21からリトライカウントに
応じたフィルタ122のカットオフ周波数設定情報を読
み出し、フィルタ122に供給するカットオフ周波数設
定データを生成し、フィルタ122に供給し、また、ス
ライスレベル設定情報を読み出し、レベル検出回路12
4に供給するスライスレベル設定データを生成し、レベ
ル検出回路124に供給し、さらに、AGCホールド設
定情報Hを読み出し、ORゲート34に供給するAGC
ホールド制御信号を生成し、読み出そうとするデータの
データ領域のギャップ部を検出してから、データ領域が
終了するまで、ORゲート34に供給する(ステップS
4)。
【0045】読み出し制御回路20のフィルタ122
は、MPU40のステップS3で設定されたカットオフ
周波数設定データによりカットオフ周波数が設定され
る。また、読み出し制御回路20のレベル検出回路12
4は、MPUのステップS3で設定されたスライスレベ
ル設定データによりスライスレベルが設定される。さら
に、読み出し制御回路20のORゲート34には、読み
出そうとするデータのデータ領域のギャップ部からデー
タ領域が終了するまでの間、ハイレベル信号が供給され
る。
【0046】ここで、MPU40は、データの再読み込
を指示する(ステップS5)。MPU40によるデータ
読み込み指示によりR/W制御回路109の読み取り制
御回路20によりデータが復調され、HDC112に供
給される。HDC112は、復調されたデータを認識
し、エラーの有無を検出する。HDC112は、読み取
り制御回路120から供給されたデータにエラーを検出
すると、MPU40に読み出し指示を行ったデータにエ
ラーが発生した旨の通知を行う。
【0047】MPU40は、HDC112から読み出し
指示を行ったデータにエラーが発生した旨の通知を受け
ると、まず、リトライ回数を示すリトライカウントを
「+1」する(ステップS6、S7)。MPU40は、
ステップS7で「+1」されたリトライカウントが「n
+1」、すなわち、リトライオーバになったか否かの判
定を行う(ステップS8)。ステップS8で、リトライ
オーバになると、読み出し制御回路20の操作では、読
み出し不可能な状態であると判断できるので、上位装置
であるホストコンピュータ130に対してエラー報告を
行う(ステップS9)。
【0048】また、ステップS8でリトライカウントが
「n」以下であれば、リトライテーブル21に設定すべ
き条件があると判断できるので、ステップS4に戻っ
て、次にリトライカウント値に応じた条件でデータの再
読み込みを行う。熱応答現象により上記リトライ処理が
行われる場合について、図5、図6とともに説明する。
【0049】図5に本発明の一実施例のデータ領域再生
時の動作波形図を示す。図5(A)はデータ領域のフォ
ーマット、図5(B)はリードゲート制御信号、図5
(C)はアンプ121の出力再生信号、図5(D)はA
GCホールド制御信号、図5(E)はコンパレータ33
の出力信号、図5(F)はアンプ121に供給されるA
GCコントロール信号、図5(G)はフィルタ122の
出力再生信号の動作波形図である。
【0050】図5(A)に示すギャップ部GAPで図5
(C)に示すように熱応答現象による再生信号の直流レ
ベルの増加が生じたとすると、リトライテーブル21の
AGCホールド設定情報がオンとなるリトライ時には時
刻t0 でAGCホールド制御信号がハイレベルとされ
る。図5(C)に示されるように、時刻t1 で熱応答現
象により再生信号の直流レベルがコンパレータ33に設
定されたスライスレベルSL10を越えると、コンパレー
タ33の出力論理がハイレベルになり、ORゲート34
の出力論理がハイレベルとなる。
【0051】ORゲート34の出力論理が時刻t1 で、
ハイレベルとなると、スイッチSW1 がオフして、コン
デンサC1 に充電された充電電圧に応じた利得にアンプ
121の利得が固定される。すなわち、コンパレータ3
3の出力論理がハイレベルになる直前の時刻t0 での再
生信号に応じたAGCコントロール信号にアンプ121
の利得が設定される。
【0052】図5(C)に示すように時刻t2 で、熱応
答現象による再生信号の直流レベルの増加が治まり、コ
ンパレータ33に設定されたスライスレベルSL10より
小さくなると、図5(E)に示すようにコンパレータ3
3の出力論理はローレベルになる。コンパレータ33の
出力論理がローレベルになると、スイッチSW1 がオン
し、AGCチャージポンプから供給されるAGCコント
ロール信号に応じてアンプ121の利得が決定される。
すなわち、再生信号にAGCがかけられ、振幅を一定に
するような制御が行われる。
【0053】また、本実施例では、サーボ領域において
も、データ領域と同様なリトライ動作が行われる。図6
に本発明の一実施例のサーボ領域再生時の動作波形図を
示す。図6(A)はサーボ領域のフォーマット、図6
(B)はサーボゲート制御信号、図6(C)はアンプ1
21の出力再生信号、図6(D)はAGCホールド制御
信号、図6(E)はコンパレータ33の出力信号、図6
(F)はアンプ121に供給されるAGCコントロール
信号、図6(G)はフィルタ122の出力再生信号の動
作波形図である。
【0054】図6(A)に示すギャップ部GAPで図6
(C)に示すように熱応答現象による再生信号の直流レ
ベルの増加が生じたとすると、リトライテーブル21の
AGCホールド設定情報がオンとなるリトライ時には時
刻t10でAGCホールド制御信号がハイレベルとされ
る。図6(C)に示されるように、時刻t11で熱応答現
象により再生信号の直流レベルがコンパレータ33に設
定されたスライスレベルSL10を越えると、コンパレー
タ33の出力論理がハイレベルになり、ORゲート34
の出力論理がハイレベルとなる。
【0055】ORゲート34の出力論理が時刻t11で、
ハイレベルとなると、スイッチSW1 がオフして、コン
デンサC1 に充電された充電電圧に応じた利得にアンプ
121の利得が固定される。すなわち、コンパレータ3
3の出力論理がハイレベルになる直前の時刻t10での再
生信号に応じたAGCコントロール信号にアンプ121
の利得が設定される。
【0056】図6(C)に示すように時刻t12で、熱応
答現象による再生信号の直流レベルの増加が治まり、コ
ンパレータ33に設定されたスライスレベルSL10より
小さくなると、図6(E)に示すようにコンパレータ3
3の出力論理はローレベルになる。コンパレータ33の
出力論理がローレベルになると、スイッチSW1 がオン
し、AGCチャージポンプから供給されるAGCコント
ロール信号に応じてアンプ121の利得が決定される。
すなわち、再生信号にAGCがかけられ、振幅を一定に
するような制御が行われる。
【0057】以上のように、データ領域、及び、サーボ
領域のギャップ部GAPで、熱応答現象が発生した場合
には、熱応答現象が発生した時に、AGCコントロール
信号を直前の状態に固定し、熱応答現象により増加した
再生信号の直流レベルによりAGCコントロール信号が
上昇することがないため、熱応答現象終了後、迅速にA
GC状態に移行できる。すなわち、データ領域であれ
ば、プリアンブル部PREAMBLE、トレーニング部
TR、シンクバイト部SB、サーボ領域であれば、AG
Cフィールド部AGCFIELD、サーボマーク部S
M、グレイコード部GLAYCODE等のギャップ部G
AP直後のデータに熱応答現象の影響を与えることな
く、再生が可能となる。
【0058】また、このとき、本実施例では、熱応答現
象発生部分以外の部分に対しては、、AGCをかけるこ
とができるので、確実にデータの再生を行うことができ
る。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、再読み込み時には、自動利得制御増幅手段の利得を
一定に保持し、再生を行うことにより、磁気ディスクと
磁気ヘッドとの衝突により再生信号が急激に増減する、
いわゆる、熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象に
よる再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅手
段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動が
熱応答現象発生部分以外の再生信号が影響されることが
ないので、熱応答現象発生部分以外の再生信号を安定し
て得られる等の特長を有する。
【0060】請求項2によれば、サーボ情報にエラーが
発生したとき、再読み込みを行うとともに、再生信号の
うちサーボ情報の直前のギャップ部から利得を一定に保
持することにより、サーボ情報の再読み込み時には、ギ
ャップ部から自動利得制御増幅手段の利得が一定に保持
され、再生が行われるため、サーボ情報再生に関係ない
ギャップ部で熱応答現象が発生した場合に、熱応答現象
による再生信号の急激な増減により、自動利得制御増幅
手段の利得が一時的に急激に制御され、この利得の変動
が熱応答現象発生部分以外のサーボ情報が影響されるこ
とがないので、熱応答現象発生部分以外のサーボ情報を
安定して得られる等の特長を有する。
【0061】請求項3によれば、エラー検出手段でエラ
ーが検出されたときに、再読み込みを行うとともに、レ
ベル検出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以
上のときに、利得保持手段を制御して再生信号の直前の
利得に保持することにより、熱応答現象による再生信号
の急激な増減をレベル検出手段により検出し、熱応答現
象発生部分だけを一定の利得で増幅することができるの
で、熱応答現象発生部分以外では自動利得制御増幅手段
を動作されることができ、したがって、熱応答現象発生
部分以外の再生信号の振幅を一定にでき、再生信号の復
調を確実に行える等の特長を有する。
【0062】請求項4によれば、レベル検出手段のスラ
イスレベルを磁気ヘッドと前記磁気ディスクとの衝突に
より生じる熱応答現象を検知可能なレベルに設定するこ
とにより熱応答現象を確実に検知でき、熱応答現象によ
るエラーを低減できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のブロッ
ク構成図である。
【図2】本発明の磁気ディスク装置の一実施例の読み取
り制御回路のブロック構成図である。
【図3】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のリトラ
イテーブルのデータ構成図である。
【図4】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のリトラ
イ処理の動作フローチャートである。
【図5】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のデータ
領域再生時の動作波形図である。
【図6】本発明の磁気ディスク装置の一実施例のサーボ
領域再生時の動作波形図である。
【図7】従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成
図である。
【図8】従来の磁気ディスク装置の一例の読み取り制御
回路のブロック構成図である。
【図9】従来の磁気ディスク装置の一例のデータ領域再
生時の動作波形図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 10 R/W制御回路 40 MPU 21 リトライテーブル 20 読み出し制御回路 30 AGCコントローラ 33 コンパレータ 34 ORゲート 101 磁気ディスク 102 スピンドルモータ 103 磁気ヘッド 106 ボイスコイルモータ 121 アンプ 122 フィルタ 123 イコライザ 124 レベル検出回路 125 復調器 126 PLL回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が磁気的に記録される磁気ディスク
    と、該磁気ディスクから信号を再生する磁気ヘッドと、
    該磁気ヘッドにより該磁気ディスクから再生された再生
    信号を一定の振幅になるように利得を制御しつつ、増幅
    する自動利得制御増幅手段と、該自動利得制御増幅手段
    の出力再生信号により復調を行う復調手段とを具備する
    磁気ディスク装置において、 前記自動利得制御増幅手段の利得を保持する利得保持手
    段と、 前記復調手段の出力復調信号のエラーを検出するエラー
    検出手段と、 前記エラー検出手段でエラーが検出されたときに、再読
    み込みを行うとともに、前記利得保持手段を制御してエ
    ラーが発生した再生信号の直前の利得に保持する制御手
    段を有することを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気ディスクには、データ領域の間
    に、ギャップ部を介してサーボ情報が記録されており、 前記制御手段は、前記サーボ情報にエラーが発生したと
    き、再読み込みを行うとともに、前記再生信号のうち前
    記サーボ情報の直前のギャップ部から利得を一定に保持
    することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アンプの出力再生信号の直流レベル
    を検出するレベル検出手段を有し、 前記制御手段は、前記エラー検出手段でエラーが検出さ
    れたときに、再読み込みを行うとともに、前記レベル検
    出手段で検出された直流レベルが所定のレベル以上のと
    きに、前記利得保持手段を制御して前記再生信号の直前
    の利得に保持することを特徴とする請求項1又は2記載
    の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記レベル検出手段は、前記磁気ヘッド
    と前記磁気ディスクとの衝突により生じる熱応答現象を
    検知可能にスライスレベルが設定されたことを特徴とす
    る請求項3記載の磁気ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008135128A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Fujitsu Ltd ヘッドic、リード回路及び媒体記憶装置

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