JP3139964B2 - Mrヘッド用いた磁気ディスク装置及びこの装置におけるサーボ処理方法 - Google Patents

Mrヘッド用いた磁気ディスク装置及びこの装置におけるサーボ処理方法

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JP3139964B2
JP3139964B2 JP08163041A JP16304196A JP3139964B2 JP 3139964 B2 JP3139964 B2 JP 3139964B2 JP 08163041 A JP08163041 A JP 08163041A JP 16304196 A JP16304196 A JP 16304196A JP 3139964 B2 JP3139964 B2 JP 3139964B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits

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  • Magnetic Heads (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク装
置及びこの装置におけるサーボ処理方法に関し、特に、
MRヘッドのサーマルアスペリティが発生した場合であ
っても、適切な制御が行われる磁気ディスク装置及びこ
の装置におけるサーボ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デスクトップタイプのパーソナ
ルコンピューや、ノートブックタイプ等のポータブルコ
ンピュータの記憶装置としてハードディスク装置(HD
D)、いわゆる磁気ディスク装置が適用されている。こ
の磁気ディスク装置は、円板状のアルミ基板(アルミナ
処理)上に磁気記録膜が塗布/蒸着された記憶媒体(デ
ィスク)に対し、磁気ヘッドを用いてデータを記録、再
生する。
【0003】近年、このような磁気ディスク装置におけ
る、ディスクに記憶するデータの高密度化、小径大容量
化を図るため、磁気ヘッドにMR(Magnetoresistive He
ad)ヘッドが採用されている。このMRヘッドは、周囲
の磁界の変化によって電気抵抗値が変化する、鉄−ニッ
ケルのパーマロイ合金の薄膜等のMR効果を利用してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したMR
ヘッドには、サーマルアスペリティ(TA)と称される
特有の現象がある。このサーマルアスペリティとは、M
Rヘッドがディスク上の凹凸や塵に接触した場合、摩擦
熱によって電気抵抗値が変化することを意味する。従来
の磁気ディスク装置においては、このサーマルアスペリ
ティが発生した場合各種不具合が生じる。
【0005】MRヘッドをディスク上の所望の位置に位
置決めするために必要な情報を記憶するサーボエリアに
おいてサーマルアスペリティが発生した場合、MRヘッ
ドの位置を示す正確な情報が得られず、データの再生を
行えない場合がある。特に、従来の磁気ディスク装置で
は、サーボエリアにおいてエラーが発生した場合にデー
タの記録・再生処理を禁止する機能を有する装置があ
り、このような装置においては、サーマルアスペリティ
の発生によりエラーの検出されたセクタのデータエリア
に対してデータを記録・再生することができない。
【0006】この発明は、前述した実情に鑑みてなされ
たものであり、サーマルアスペリティがサーボエリアに
発生した場合であっても、このサーボエリアのデータセ
クタにおけるデータの記録・再生を可能とする磁気ディ
スク装置及びこの装置におけるサーボ処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の磁
気ディスク装置は、MRヘッドを適用した磁気ディスク
装置であり、記憶媒体であって、データエリアとサーボ
エリアとにより構成されるサーボセクタを複数個有する
トラックが、半径方向に同心円状に複数個設けられた磁
気ディスクと、前記MRヘッドを用いて前記磁気ディス
クに記憶されたデータをリードするリード手段と、この
リード手段によりリードされたデータに基づいて、サー
マルアスペリティの発生を検出するサーマルアスペリテ
ィ検出手段と、このサーマルアスペリティ検出手段によ
りサーマルアスペリティの発生が検出された場合、前記
発生したサーマルアスペリティが前記データエリアとサ
ーボエリアのいずれのエリアで発生したか判定する判定
手段とを具備することを特徴とする。
【0008】この第1の磁気ディスク装置において、前
記データエリアは、サーボセクタアドレスが記録されて
いるサーボセクタ部と、ヘッドアドレスが記録されてい
るヘッド部と、シリンダアドレスが記録されているシリ
ンダ部と、シリンダ内の前記MRヘッドの位置誤差を示
すためのデータが記録されているバースト部とを含み、
前記判定手段は、前記サーボエリアにおいて前記サーマ
ルアスペリティが発生したと判定した場合、このサーマ
ルアスペリティが前記サーボセクタ部と、ヘッド部と、
シリンダ部と、バースト部とのいずれで発生されたかを
判定する手段を含むように構成してもよい。
【0009】この第1の磁気ディスク装置によれば、磁
気ディスク装置にサーマルアスペリティをがサーボエリ
アまたはデータエリアのいずれの箇所で発生したか判定
され、磁気ディスク装置の出荷後にサーボエリアにサー
マルアスペリティが発生した場合、通常のアドレスエラ
ーの発生とは異なる処理が行われる。これにより、サー
マルアスペリティの発生したサーボセクタに存在するデ
ータセクタをライト/リードすることが可能となる。こ
の際、データを他の正常なデータセクタに移行する代替
処理(リアサイン処理)を行うことにより、再度同じデ
ータをリード/ライトする際のサーマルアスペリティの
発生を防止してもよい。
【0010】この発明に係る第2の磁気ディスク装置
は、MRヘッドを適用した磁気ディスク装置であり、記
憶媒体であって、前記MRヘッドの位置誤差を示すため
のデータが記録されているバースト部を含むサーボエリ
アとデータエリアとにより構成されるサーボセクタを複
数個有するトラックが、半径方向に同心円状に複数個設
けられた磁気ディスクと、制御電流に従って、前記MR
ヘッドを前記磁気ディスク上の位置に位置決めする位置
決め手段と、前記MRヘッドを用いて前記磁気ディスク
に記憶されたデータをリードするリード手段と、このリ
ード手段によりリードされたデータに基づいて、サーマ
ルアスペリティの発生を検出するサーマルアスペリティ
検出手段と、このサーマルアスペリティ検出手段により
サーマルアスペリティの発生が検出された場合、前記発
生したサーマルアスペリティが前記サーボ部において発
生したか判定する判定手段と、前記MRヘッドが所望の
位置に位置決めされるように前記位置決め手段に、前記
サーボ部に記録されたデータに従った制御電流を供給す
る第1供給手段と、前記判定手段により前記サーマルア
スペリティが前記サーボ部において発生したと判定され
た場合、前記第1供給手段による制御電流の代わりに適
切な電流を前記位置決め手段に供給する第2供給手段と
を具備することを特徴とする。
【0011】この第2の磁気ディスク装置において、前
記第2供給手段は、前記第1供給手段により前記位置決
め手段に供給される前記制御電流の平均値を前記位置決
め手段に供給するように構成してもよい。
【0012】又、前記第2供給手段は、DCオフセット
電流を前記位置決め手段に供給するように構成してもよ
い。この第2の磁気ディスク装置によれば、磁気ディス
ク装置にサーマルアスペリティをがサーボエリアのバー
ストエリアで発生したかが判定され、磁気ディスク装置
の出荷後にサーボエリアにサーマルアスペリティが発生
した場合、通常のアドレスエラーの発生とは異なる処理
が行われる。これにより、サーマルアスペリティの発生
したサーボセクタに存在するデータセクタをライト/リ
ードすることが可能となる。この際、データを他の正常
なデータセクタに移行する代替処理を行うことにより、
再度同じデータをリード/ライトする際のサーマルアス
ペリティの発生を防してもよい。
【0013】又、このサーマルアスペリティがサーボ信
号エリアで発生した場合であっても、即ち、本来得られ
る位置情報と異なる情報を得たとしても、前サーボセク
タのVCM制御電流の平均値、またはDCオフセット電
流値を補正した値をVCM制御電流値としてVCMドラ
イバに供給することにより、MRヘッドの位置決め制御
が不安定になることを防ぎ、適切な位置決め制御を継続
することができる。
【0014】この発明に係るサーボ制御方法は、MRヘ
ッドと、記憶媒体であって、データエリアとサーボエリ
アとにより構成されるサーボセクタを複数個有するトラ
ックが、半径方向に同心円状に複数個設けられた磁気デ
ィスクとを有する磁気ディスク装置におけるサーボ制御
方法であって、前記MRヘッドを用いて前記磁気ディス
クに記憶されたデータをリードするリードステップと、
このリードステップによりリードされたデータに基づい
て、サーマルアスペリティの発生を検出するサーマルア
スペリティ検出ステップと、このサーマルアスペリティ
検出ステップによりサーマルアスペリティの発生が検出
された場合、前記発生したサーマルアスペリティが前記
データエリアとサーボエリアのいずれのエリアで発生し
たか判定する判定ステップとを具備することを特徴とす
る。
【0015】又、このサーマルアスペリティがサーボ信
号エリアで発生した場合であっても、即ち、本来得られ
る位置情報と異なる情報を得たとしても、前サーボセク
タのVCM制御電流の平均値、またはDCオフセット電
流値を補正した値をVCM制御電流値としてVCMドラ
イバに供給することにより、MRヘッドの位置決め制御
が不安定になることを防ぎ、適切な位置決め制御を継続
することができる。
【0016】このサーボ制御方法において、前記データ
エリアは、サーボセクタアドレスが記録されているサー
ボセクタ部と、ヘッドアドレスが記録されているヘッド
部と、シリンダアドレスが記録されているシリンダ部
と、シリンダ内の前記MRヘッドの位置誤差を示すため
のデータが記録されているバースト部とを含み、前記判
定ステップは、前記サーボエリアにおいて前記サーマル
アスペリティが発生したと判定した場合、このサーマル
アスペリティが前記サーボセクタ部と、ヘッド部と、シ
リンダ部と、バースト部とのいずれで発生されたかを判
定するステップを含むようにしてもよい。
【0017】又、前記サーボ制御方法が、前記判定ステ
ップが、前記サーボエリアにおいて前記サーマルアスペ
リティが発生したと判定した場合、前記サーボエリアに
対応するデータエリアに記録されたデータを、所定の代
替サーボセクタのデータエリアに書込む代替処理を実行
するステップを具備するようにしてもよい。
【0018】このサーボ処理方法によれば、磁気ディス
ク装置にサーマルアスペリティをがサーボエリアまたは
データエリアのいずれの箇所で発生したか判定され、磁
気ディスク装置の出荷後にサーボエリアにサーマルアス
ペリティが発生した場合、通常のアドレスエラーの発生
とは異なる処理が行われる。これにより、サーマルアス
ペリティの発生したサーボセクタに存在するデータセク
タをライト/リードすることが可能となる。この際、デ
ータを他の正常なデータセクタに移行する代替処理を行
うことにより、再度同じデータをリード/ライトする際
のサーマルアスペリティの発生が防止される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係る実施の形態を説明する。図1は、この発明に係る磁
気ディスク装置におけるサーボ処理に係る構成を示す。
【0020】図1に示される磁気ディスク装置には、複
数枚の円板状のディスク1が記憶媒体として内蔵されて
いる。このディスク1の所定の位置には、データの記録
及び再生が不可能なセクタの位置を示すディフェクトテ
ーブル(DT)が設けられている。又、この実施の形態
においては、ディスク1には埋め込みサーボ方式が適用
されているとする。即ち、ディスク1には、図2に示さ
れるように、半径方向に同心円状の多数のトラックが形
成されている。各トラックは、複数のセクタ(サーボセ
クタ)100に分割されている。各サーボセクタ100
は、位置決め制御等に用いられるサーボデータが記録さ
れているサーボエリア110と、データが記録される
(複数のデータセクタを構成する)データエリア120
からなる。各サーボエリア110は、ディスク1上では
中心から各トラックを渡って放射状に等間隔で配置され
ている。
【0021】サーボエリア110は、図3に示されるよ
うなデータを記録するエリア構成を有する。GAPはサ
ーボエリアの開始及び終了を示すデータが記録されてい
る。サーボエリアの開始を示すGAPの後には、信号の
振幅を安定するために一定の周波数のデータが記録され
ているAGC(Automatic Gain Control)エリア、イレー
ズを示すデータが記録されているイレーズエリア、サー
ボセクタ番号を示すデータが記録されているサーボセク
タ番号エリア、ヘッド番号を示すデータが記録されてい
るヘッド番号エリア、シリンダ番号を示すデータが記録
されているシリンダ番号エリア、シリンダ内の位置誤差
を波形の振幅で示すためのデータが記録されているバー
スト信号エリアが設けられている。
【0022】再度図1を参照する。前述した構成を有す
る複数のディスク1の各面には、データの記録及び再生
に使用されるMRヘッド2が設けられている。ディスク
1は図示せぬスピンドルモータによって高速に回転す
る。MRヘッド2は、キャリッジ3と称するヘッド移動
機構に取り付けられており、このキャリッジ3の移動に
よりディスク1の半径方向に移動される。このキャリッ
ジ3は、ボイスコイルモータ(VCM)4により駆動さ
れる。
【0023】ボイスコイルモータ4は、このボイスコイ
ルモータ4に制御電流を供給することによりボイスコイ
ルモータ4の移動を制御するVCMドライバ5に接続さ
れている。VCMドライバ5の出力する制御電流の値
(制御量)は、CPU(CentralProcessing Unit) 6の
処理に従って、D/A(Digital/Analog)コンバータ7を
介してアナログ値で与えられる。
【0024】CPU6は、ROM(Read Only Memory)に
格納されているプログラムに従って磁気ディスク装置全
体の制御処理、例えば後述する代替処理等を実行する。
又、後述する制御電流の平均値を記憶するためのメモリ
61を有する。
【0025】プリアンプ9は、MRヘッド2に接続さ
れ、MRヘッド2から読み取られたアナログデータを増
幅し、リード/ライト回路10に増幅したデータを供給
する。リード/ライト回路10は、プリアンプ9により
増幅されたアナログデータを入力し、データ再生動作に
必要な信号処理、例えば、アナログ出力からNRZ(Non
-Return-Zero) のデータに変換するための信号処理を行
う。リード/ライト回路10は、又、データ記録動作に
必要な信号処理、例えばシーケンサ11から送られてき
たNRZデータ(ライトデータ)を変調してディスク1
に記録するデータに変換するための信号処理も行う。
【0026】シーケンサ11は、この磁気ディスク装置
が接続されている図示せぬホスト装置とのインターフェ
イスを行い、主にリード/ライトデータの送受信を行
う。又、シーケンサ11は、信号WG,RGを後述する
ライトリードフォルト発生器25に供給し、又、このラ
イトリードフォルト発生器25から送られるライトリー
ドフォルト(WRF)に応じ、動作を停止してエラーの
発生をホスト装置に通知する機能を有する。又、シーケ
ンサ11は、データをライトするタイミングでアクティ
ブとなるWG(Write Gate)信号、及びデータをリードす
るタイミングでアクティブとなるRG(Read Gate) 信号
を後述するライトリードフォルト発生器25に供給す
る。このWG信号、及びRG信号は、ライトリードフォ
ルト発生器25を介してリード/ライト回路10にも供
給される。
【0027】シーケンサ11は、ホストから送られたデ
ータを磁気ディスク1にライトする場合、WG信号をア
クティブにし、NRZのデータをリード/ライト回路1
0に送る。又、磁気ディスク1に記憶されたデータをホ
ストに転送する場合、RG信号をアクティブにしてリー
ド/ライト回路10からNRZのデータを受取り、ホス
トに転送する。
【0028】リード/ライト回路10は、又、前述した
データの記録・再生処理と共に、前記サーボエリア11
0に記録されているデータを再生する処理を行う。例え
ば、MRヘッド2からのリードデータから、パルスピー
クを検出することによりデータパルスを抽出し、このピ
ークをサンプルホールドしてバースト信号を含むアナロ
グ信号を処理する。即ち、後述するバーストホールド・
タイミングジェネレータ22からの指示に従ってバース
ト信号をホールドし、このバーストホールド信号をA/
Dコンバータ12を介してCPU6に供給する。
【0029】又、このリード/ライト回路10は、プリ
アンプ9から送られるデータからサーマルアスペリティ
(TA)の発生を検出する機能を有する。リード/ライ
ト回路10は、プリアンプ9から送られるデータの内、
図4の破線に示されるような、ディスク1から読み取り
得ない信号を検出するとサーマルアスペリティが発生し
たとして、後述するサーマルアスペリティ(TA)ステ
ータスレジスタ24に信号TAを送る。
【0030】又、リード/ライト回路10は、サーボエ
リア110に記録され、MRヘッド2により読み出され
たデータを2値化して、図1に示されるように、RDP
としてAGC検出器13,イレーズ検出器14,セクタ
マーク検出器15,及びシフトレジスタ16に供給す
る。
【0031】AGC検出器13は、リード/ライト回路
10から供給されるRPDからAGCエリアに記録され
たデータを検出する。AGC検出器13は、AGCエリ
アに記録されたデータを検出するとイレーズ検出器14
をイネーブルするための指示を出力する。イネーブル検
出器14は、AGC検出器13の指示に従って、リード
/ライト回路10から供給されるRPDからイレーズエ
リアに記録されたデータを検出する。イレーズ検出器1
4は、イレーズエリアに記録されたデータが検出された
場合、セクタマーク検出器15をイネーブルするための
指示を出力する。セクタマーク検出器15は、イレーズ
検出器14の出力する指示に従って、リード/ライト回
路10から供給されるRPDからセクタマークエリアに
記録されたデータを検出する。セクタマーク検出器15
は、セクタマークエリアに記録されたデータが検出され
た場合、サーボセクタパルス(SSP)をCPU6,シ
フトレジスタ16,及びカウンタ17に供給する。
【0032】シフトレジスタ16は、SSPの供給に応
じて機能するレジスタであり、リード/ライト回路10
から供給されるRDPから、サーボセクタ番号データ、
ヘッド番号データ、シリンダ番号データを取り込み、各
データを接続されている、サーボセクタ番号レジスタ1
8,ヘッド番号レジスタ19,及びシリンダ番号レジス
タ20にそれぞれセットする。これら各レジスタは、C
PU6に接続されている。又、サーボセクタ番号デー
タ、ヘッド番号データ、及びシリンダ番号データである
サーボ情報は、図5に示されるように、CLOCK,T
RUE,FAULSEのトライビットで構成されてい
る。TRUEとFAULSEとは同じ情報が書かれてい
る。アドレスエラーレジスタ21は、サーボセクタ番号
エラーフラグ、ヘッド番号エラーフラグ、シリンダ番号
エラーフラグを有し、TRUEとFAULSEが一致し
なかった場合、対応するフラグをセットする。
【0033】カウンタ17は、セクタマーク検出器15
から供給されるSSPに応じてカウントを開始し、カウ
ント値をバーストホールド・タイミングジェネレータ2
2及びフェーズ信号ジェネレータ23に供給する。バー
ストホールド・タイミングジェネレータ22は、カウン
タ17のカウント値をデコードし、バースト信号のホー
ルタイミングをリード/ライト回路10に通知する。
【0034】フェーズ信号ジェネレータ23は、カウン
タ17のカウント値をデコードし、図3に示されるよう
なタイミングで、セクタフェーズ、ヘッドフェーズ、シ
リンダフェーズ、及びバーストフェーズの各信号を生成
し、サーマルアスペリティ(TA)ステータスレジスタ
24にこれら各信号を供給する。
【0035】サーマルアスペリティステータスレジスタ
24は、TAサーボセクタエリア発生フラグ、TAヘッ
ドエリア発生フラグ、TAシリンダエリア発生フラグ、
及びTAバーストエリア発生フラグを有し、フェーズ信
号ジェネレータ23から送られる各フェーズ信号と、リ
ード/ライト回路10から送られる信号TAとの論理和
を取り、論理和が1の場合、対応するフラグをセットす
る。即ち、セクタフェーズと信号TAとの論理和が1と
なった場合、TAサーボセクタエリア発生フラグがセッ
トされる。これにより、サーボデータの読み取り時にサ
ーマルアスペリティが発生した場合、サーマルアスペリ
ティがサーボエリアのいずれの箇所で発生したかがフラ
グによって示される。
【0036】ライトリードフォルト発生器25は、CP
U6から送られる制御信号、シーケンサ11から送られ
る信号WG,RG、アドレスエラーレジスタ21に格納
されている各フラグ、及びTAステータスレジスタ24
に格納されている各フラグに従って、シーケンサ11の
動作停止を要求するライトリードフォルト(WRF)を
シーケンサ11に送出する。
【0037】ここで、ライトリードフォルト発生器25
の構成及び接続状態を図6に示す。ライトリードフォル
ト発生器25には、3つのセレクタ200,201,2
02が設けられている。各セレクタに2つのは入力A,
Bがあり、セレクトSに従っていずれかの入力を出力す
る。
【0038】セレクタ200の入力Aは、アドレスエラ
ーレジスタ21のサーボセクタ番号エラーフラグであ
る。セレクタ200の入力Bは、AND回路(AND)
203の出力である。このAND回路203は、サーボ
セクタ番号エラーフラグと、インバータ204により反
転された、TAステータスレジスタ24のTAサーボセ
クタエリア発生フラグとの論理積を出力する。
【0039】セレクタ201の入力Aは、アドレスエラ
ーレジスタ21のヘッド番号エラーフラグである。セレ
クタ201の入力Bは、AND回路(AND)205の
出力である。このAND回路205は、ヘッド番号エラ
ーフラグと、インバータ206により反転された、TA
ステータスレジスタ24のTAヘッドエリア発生フラグ
との論理積を出力する。
【0040】セレクタ202の入力Aは、アドレスエラ
ーレジスタ21のシリンダ番号エラーフラグである。セ
レクタ202の入力Bは、AND回路(AND)207
の出力である。このAND回路207は、ヘッド番号エ
ラーフラグと、インバータ208により反転された、T
Aステータスレジスタ24のTAシリンダエリア発生フ
ラグとの論理積を出力する。
【0041】フリップフロップ(F/F)209,21
0は、CPU6からの制御信号を保持し、これを出力す
る。フリップフロップ209には、CPU6により、M
ODEがセットされ、フリップフロップ209はこのM
ODEを前述したセレクタ200,201,202にセ
レクト(S)として供給する。ここで、各セレクタにお
けるセレクト(S)と出力(O)の関係を図7の論理表
に示す。尚、MODEは、CPU6によって、磁気ディ
スク装置の製造時には“0”に、出荷時には“1”にセ
ットされる。
【0042】フリップフロップ210の出力はOR回路
211に供給される。OR回路211には、この他、セ
レクタ200,201,202の各出力が供給され、こ
れら全入力の論理和をAND回路213に供給する。
【0043】OR回路212には、シーケンサ11から
のWG,RG信号が送られ、OR回路212はこれら入
力の論理和を計算し、これをAND回路213に供給す
る。シーケンサ11から供給されるWG,RG信号はラ
イト、リード処理の中断に使用される。例えば、フォル
トの条件が成立している時、WG信号がアクティブにな
っている場合にWG信号がノンアクティブに制御され、
ライト処理が中断される。
【0044】AND回路213は、OR回路211,2
12から送られる各論理和の論理積を計算し、これをフ
リップフロップ214に出力する。フリップフロップ2
14は、AND回路213の論理積が“1”である場
合、シーケンサ11にWRFを出力する。
【0045】次に、この実施の形態の動作を説明する。
先ず、サーボエリア110に記録されているサーボデー
タの読み取り動作を説明する。サーボデータは、リード
/ライト回路10によって2値化されRDPとしてAG
C検出器13、イレーズ検出器14、セクタマーク検出
器15、シフトレジスタ16に出力される。AGC検出
器13によりAGCエリアが検出された場合、イレーズ
検出器14がイネーブルされ、イレーズ検出が開始され
る。イレーズが検出された場合、セクタマーク検出器1
5がイネーブルされセクタマークの検出が開始される。
【0046】セクタマークが検出された場合、セクタマ
ーク検出器15からCPU6、シフトレジスタ16、及
びカウンタ17にサーボセクタパルス(SSP)が出力
される。SSPによってシフトレジスタ16がイネーブ
ルされ、サーボセクタ番号、ヘッド番号、シリンダ番号
がシフトレジスタに取り込まれ、その結果がそれぞれサ
ーボセクタ番号レジスタ18、ヘッド番号レジスタ1
9、シリンダ番号レジスタ20にセットされる。尚、読
み取られたサーボデータにおいて、TRUEとFAUL
SEが不一致の場合、アドレスエラーレジスタ21のサ
ーボセクタ番号エラーレジスタフラグ、ヘッド番号エラ
ーレジスタフラグ、シリンダ番号エラーレジスタフラグ
内の、不一致の発生したエリアに対応するフラグがセッ
トされる。
【0047】一方、SSPの入力に応じ、カウンタ17
が動作を開始する。このカウンタ17によるカウントは
デコードされ、バーストホールド・タイミング・ジェネ
レータ22からリード/ライト回路10にバースト信号
をホールドするタイミングが通知される。リード/ライ
ト回路10は、この通知に応じ、バースト信号の振幅を
ホールドし、A/Dコンバータ12によりデジタル化
し、CPU6に出力する。CPU6は、これにより、M
Rヘッド2の位置を知ることができる。
【0048】又、CPU6では、セクタマーク検出器1
5から送られるSSPに応じて割込みが発生し、プログ
ラムがインターフェイス処理からサーボ制御処理に移行
する。サーボ制御処理に移行すると、CPU6は、サー
ボセクタ番号レジスタ18、ヘッド番号レジスタ19、
及びシリンダ番号レジスタ20に格納されている位置情
報と、A/Dコンバータ12を介して供給されるバース
ト信号とに基づいて、MRヘッド2の正確な位置を得
る。MRヘッド2の位置が、目的とする位置とずれてい
る場合、これを補正する方向にD/Aコンバータ7を介
してVCM制御電圧を出力する。VCMドライバ5は、
制御電圧を電流に変換してVCM4を制御する。
【0049】このような、サーボデータの読み取り時に
サーマルアスペリティが発生した場合の動作を説明す
る。サーマルアスペリティの発生は、リードライト回路
10によって検出され、検出に応じてTA信号がサーマ
ルアスペリティステータスレジスタ24に送られる。サ
ーマルアスペリティステータスレジスタ24では、フェ
ーズ信号ジェネレータ23により生成されたセクタフェ
ーズ、ヘッドフェーズ、シリンダフェーズ、バーストフ
ェーズの各信号とTA信号との論理積が計算される。そ
して、サーマルアスペリティステータスレジスタ24に
サーマルアスペリティがサーボエリアのどの位置に発生
したかを示すフラグがセットされる。例えば、サーマル
アスペリティがヘッド番号エリアで発生した場合、TA
信号とヘッドフェーズとの論理積が“1”となり、TA
ヘッドエリア発生フラグがセットされる。サーマルアス
ペリティステータスレジスタ24に格納される情報は、
CPU6によって読み出すことができ、又、TAサーボ
セクタエリア発生フラグ、TAヘッドエリア発生フラ
グ、及びTAシリンダエリア発生フラグはライトリード
フォルト発生器25に送られる。
【0050】一方、サーマルアスペリティの発生を原因
とすることに限らず、サーボエリア110のサーボセク
タ番号エリア、ヘッド番号エリア、または、シリンダ番
号エリアのいずれかににおいてエラーが検出された場合
(TRUE及びFAULSEが不一致の場合)、前述し
たように、アドレスエラーレジスタ21の対応するフラ
グ(サーボセクタ番号エラーフラグ、ヘッド番号エラー
フラグ、シリンダ番号エラーフラグ)がセットされる。
これら各フラグは、ライトリードフォルト発生器25に
入力される。
【0051】ライトリードフォルト発生器25では、磁
気ディスク装置の製造時には、CPU6によってMOD
Eが“0”にセットされている。MODEが“0”であ
ることは、ライトリードフォルト発生器25内の3つの
セレクタ200,201,202に供給されるセレクト
(S)が“0”であることを意味する。従って、各セレ
クタは、図7に示される論理表に示されるように入力A
を選択してこれをOR回路211に出力する。これによ
り、サーマルアスペリティステータスレジスタ24にセ
ットされたサーマルアスペリティの発生を示す情報は無
視される。よって、アドレスエラーの原因がサーマルア
スペリティに依存せず、アドレスエラーのいずれかが発
生したらWRFが生成され、これがシーケンサ11に通
知される。シーケンサ11は、WRFに応じ、データの
記録もしくは再生を中断し、このサーボセクタに存在す
るデータセクタをディフェクトテーブル(DT)に登録
する。ディフェクトテーブルに登録されたデータセクタ
は、データの記録再生が不可能なエリアとして、以降使
用されない。
【0052】磁気ディスク装置の出荷時には、CPU6
によってMODEが“1”にセットされる。MODEが
“1”であることは、セレクタ200,201,202
に供給されるセレクト(S)が“1”であることを意味
し、各セレクタは、論理表に示されるように入力Bを選
択し、これをOR回路211に出力する。各セレクタ2
00,201,202における入力Bは、前述したよう
に、アドレスエラーレジスタに格納されているフラグ
と、サーマルアスペリティステータスレジスタ24に格
納されているフラグがインバータ204,206,20
8により反転された値との論理積である。これは、アド
レスエラーが発生した時、エラーの発生したアドレスの
エリアにサーマルアスペリティが発生したことを示すフ
ラグが立っていた場合は、AND回路203,205,
207の出力は“0”となる。このため、各セレクタ2
00,201,202の出力は“0”となり、OR回路
211の出力、AND回路213の出力、は共に“0”
となり、WRFは生成されない。これは、サーボセクタ
番号エリア、ヘッド番号エリア、またはシリンダ番号エ
リアのいずれかにおいてアドレスエラーが発生した場合
であっても、この原因がサーマルアスペリティの発生に
よるものである場合、WRFは生成されないことを意味
する。シーケンサは、WRFが入力されないので、デー
タの記録または再生を継続する。
【0053】前述した、ライトリードフォルト発生器2
5における動作は、あくまでもサーマルアスペリティが
サーボセクタ番号エリア、ヘッド番号エリア、またはシ
リンダ番号エリアのいずれかにおいて発生した場合の動
作である。
【0054】次に、バースト信号エリアにサーマルアス
ペリティが発生した場合の動作を説明する。バースト信
号エリアでサーマルアスペリティが発生した場合も、前
述したサーボセクタ番号エリア、ヘッド番号エリア、ま
たはシリンダ番号エリアに発生した場合と同様に、サー
マルアスペリティステータスレジスタ24の対応するフ
ラグがセットされる。即ち、サーマルアスペリティステ
ータスレジスタ24のTAバーストエリア発生フラグが
セットされる。但し、前述したサーボセクタ番号エリ
ア、ヘッド番号エリア、またはシリンダ番号エリアのい
ずれかにおける場合と異なり、セットされたフラグは、
ライトリードフォルト発生器25には送られず、CPU
6に通知される。
【0055】CPU6は、サーマルアスペリティステー
タスレジスタ24からの通知に応じ、そのバースト信号
によって得られたヘッドの位置情報を用いてはVCM制
御を行わない。代わりに、CPU6は、メモリ61に格
納されている前サーボセクタの制御電流の平均値をVC
M制御電流としてD/Aコンバータ7に出力する。
【0056】即ち、CPU6は、サーボ制御時には、読
み取られたサーボ信号に応じたVCM制御電流を出力す
ると共に、随時、前記サーボセクタの制御電流の平均値
をメモリ61に記録する。このサーボセクタの制御電流
の平均値は、図8に示されるように随時計算され、メモ
リ61に記録される。尚、このような計算は、MRヘッ
ド2のオントラック後の最初のサーボセクタから開始さ
れる。又、Io は予め定められたVCM制御電流のデフ
ォルト値である。これにより、CPU6が、サーマルア
スペリティの発生によって極端に不適切なバースト信号
が送られたとしても、適切なVCM制御電流をD/Aコ
ンバータ7に出力することが可能となり、位置決め処理
を継続することができる。
【0057】尚、磁気ディスク装置の製造時にバースト
エリアにサーマルアスペリティが発生していたことを示
すTAサーボエリア発生フラグが立っていた場合は、前
述した、サーボセクタ番号エリア、ヘッド番号エリア、
及びシリンダ番号エリアにおいてサーマルアスペリティ
が発生した場合と同様に、このサーボセクタに存在する
データセクタを示すアドレスがディスク1のディフェク
トテーブル(DT)に登録される。
【0058】以上の処理により、磁気ディスク装置の出
荷後、サーボエリアにおいてサーマルアスペリティが発
生した場合であっても、データのリードが可能となる。
更に、このサーマルアスペリティがサーボ信号エリアで
発生した場合であっても、即ち、本来得られる位置情報
と異なる情報を得たとしても、極端に不適切なVCM制
御電流値を供給することなくMRヘッド2の適切な位置
決め制御を継続することができる。
【0059】次に、この磁気ディスク装置において、デ
ータをリードする際の、代替処理を含んだ処理動作を図
9に示されるフローチャートを参照して説明する。先
ず、シーケンサ11は、ホストからのリードコマンドを
受取りこれをCPU6に通知する(ステップS1)。こ
の後、CPU6は、ホスト装置から受け取ったアドレス
に従って該当するトラックにMRヘッド2を位置決め
し、シーケンサ11は、リード/ライト回路10を制御
して、指定されたデータエリアからデータをリードす
る。このリード処理においてエラーが発生した場合、シ
ーケンサ11は予め定められた所定回数だけリード処理
を繰り返す(ステップS2)。
【0060】所定回数以内のリード処理でデータが正常
にリードされると(ステップS3,YES)、シーケン
サ11はこれをホスト装置に転送する(ステップS1
0)。所定回数以内にデータが正常にリードされなかっ
た場合(ステップS3,NO)で、且つエラーがサーボ
エリアに発生したサーマルアスペリティに起因していな
い場合(ステップS4,NO)、ライトリードフォルト
発生器からWRF信号がシーケンサ11に供給され、リ
ード処理が中断され、通常のエラー発生に応じた代替処
理が実行される。エラーが、サーボエリアに発生したサ
ーマルアスペリティに起因する場合(ステップS4,Y
ES)、アドレスエラーフラグがマスクされてWRF信
号は生成されず、リード/ライト回路10によるデータ
のリードが実行される(ステップS6,S7)。CPU
6及びシーケンサ11は、リードされたデータを、予め
設定された代替セクタに記録する(ステップS8)。
【0061】この後、サーマルアスペリティの発生した
セクタのアドレスは、ディスク1内のディフェクトテー
ブル(DT)に登録され、以降、リード/ライト処理に
使用されない(ステップS9)。シーケンサ11は、リ
ードしたデータをホストに転送する(ステップS1
0)。
【0062】以上の処理により、サーボエリアにサーマ
ルアスペリティが発生した場合であっても、該当するセ
クタのデータをリードすることが可能となり、更に、こ
のリードされたデータを他の代替セクタにライトするこ
とも可能となる。
【0063】尚、データのライト時には、エラーの原因
がサーマルアスペリティに関係なく、セクタのリアサイ
ン処理を行う代替処理を行えばよい。以上説明した実施
の形態では、バースト信号エリアにサーマルアスペリテ
ィが発生した場合、CPU6は、前サーボセクタのVC
M制御電流の平均値を出力していた。しかし、この平均
値の代わりに、DCオフセット電流値をVCM制御電流
値として出力してもよい。以下、このDCオフセット電
流値をVCM制御電流として供給する変形例について説
明する。
【0064】図10にこの磁気ディスク装置の内部構造
を示す斜視図を示す。この図に示されるFPC(Flexibl
e Printed Circuit)26は、図1に示されるプリアンプ
9とリード/ライト回路10との間を接続する回路であ
る。MRヘッド2がトラックに位置決めされている場
合、FPC26は曲がった状態であるため、このFPC
がまっすくな状態になろうとする力が常にキャリッジ3
に加わる。このような力がキャリッジ3に加わっていて
も、MRヘッド2が位置決めされた状態からずれないよ
うに、FPC26から加わる力とは反対の方向にVCM
に制御電流を供給する必要がある。この電流をDCオフ
セット電流と称する。
【0065】このDCオフセット電流は、ヘッドが位置
決めされているシリンダ毎に異なる。このため、前記実
施の形態のROM8内に、各シリンダにおけるオフセッ
ト量をテーブル形式等で記録しておく必要がある。従っ
て、この変形例では、図11に示されるように、ROM
8aには、CPU6の処理動作に必要となるプログラム
の他に、各シリンダ毎のオフセット量を初期値として記
録されるオフセットテーブルが設けられている。
【0066】但し、このオフセットテーブルに記憶され
ている初期値と、実際のDCオフセット電流値とは、シ
リンダ毎にずれが生じるため、磁気ディスク装置の電源
投入に応じた起動時に、所定のシリンダ数で分割された
エリア毎に補正が行われる。従って、オフセットテーブ
ルの初期値に補正値を加えた値がDCオフセット電流値
となる。このDCオフセット電流値は、MRヘッド2が
位置決めされているトラックのVCM制御電流値の平均
値とほぼ等しい値となる。
【0067】従って、サーマルアスペリティがサーボ信
号エリアで発生した場合であっても、即ち、本来得られ
る位置情報と異なる情報を得たとしても、オフセットテ
ーブルに記憶されている初期値を補正した値を、VCM
制御電流値として供給することにより、適切な位置決め
制御を継続することができる。従って、サーマルアスペ
リティの発生にもかかわらず、対象とするセクタのデー
タエリアに記録されたデータをリードすることができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、磁気ディスク装置にサーマルアスペリティをがサー
ボエリアのいずれの箇所で発生したかを検出する機能を
設け、磁気ディスク装置の出荷後にサーボエリアにサー
マルアスペリティが発生した場合、通常のアドレスエラ
ーの発生とは異なる処理が行われる。これにより、サー
マルアスペリティの発生したサーボセクタに存在するデ
ータセクタをライト/リードすることが可能となる。こ
の際、データを他の正常なデータセクタに移行する代替
処理を行うことにより、再度同じデータをリード/ライ
トする際のサーマルアスペリティの発生を防止すること
ができる。
【0069】又、このサーマルアスペリティがサーボ信
号エリアで発生した場合であっても、即ち、本来得られ
る位置情報と異なる情報を得たとしても、前サーボセク
タのVCM制御電流の平均値、またはDCオフセット電
流値を補正した値をVCM制御電流値としてVCMドラ
イバに供給することにより、MRヘッドの位置決め制御
が不安定になることを防ぎ、適切な位置決め制御を継続
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る磁気ディスク装
置のサーボ処理に係る構成を示すブロック図。
【図2】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のディ
スクのエリア構成を示す図。
【図3】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のサー
ボエリアの構成と、サーボセクタパルス(SSP)及び
各フェーズの発生タイミングと、サーマルアスペリティ
の発生を示す信号TAの一例とを示す図。
【図4】サーマルアスペリティの発生によるリード信号
の変動例を示す図。
【図5】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のトラ
イビットを説明する図。
【図6】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のライ
トリードフォルト発生器の構成及び接続状態を説明する
図。
【図7】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のライ
トリードフォルト発生器に適用されるセレクタの論理関
係を示す図。
【図8】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のCP
U内に設けられたメモリに記録される平均値の算出例を
示す図。
【図9】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のデー
タリード時における代替処理を説明するフローチャー
ト。
【図10】この実施の形態に係る磁気ディスク装置の内
部構成を示す斜視図。
【図11】この実施の形態に係る磁気ディスク装置のR
OMの変形例を示す図。
【符号の説明】
1…ディスク、2…MRヘッド、3…キャリッジ、4…
VCM、5…VCMドライバ、6…CPU、7…D/A
コンバータ、8…ROM、9…プリアンプ、10…リー
ド/ライト回路、12…A/Dコンバータ、13…AG
C検出器、14…イレーズ検出器、15…セクタマーク
検出器、16…シフトレジスタ、17…カウンタ、18
…サーボセクタ番号レジスタ、19…ヘッド番号レジス
タ、20…シリンダ番号レジスタ、21…アドレスエラ
ーレジスタ、22…バーストホールド・タイミングジェ
ネレータ、23…フェーズ信号ジェネレータ、24…サ
ーマルアスペリティステータスレジスタ、25…ライト
リードフォルト発生器、26…FPC、100…サーボ
セクタ、110…サーボエリア、120…データエリ
ア、200,201,202…セレクタ、203,20
5,207,213…AND回路、204,206,2
08…インバータ、209,210,214…フリップ
フロップ、211,212…OR回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/02 G11B 5/39 G11B 19/00 - 20/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MRヘッドを適用した磁気ディスク装置
    において、 記憶媒体であって、データエリアとサーボエリアとによ
    り構成されるサーボセクタを複数個有するトラックが、
    半径方向に同心円状に複数個設けられた磁気ディスク
    と、 前記MRヘッドを用いて前記磁気ディスクに記憶された
    データをリードするリード手段と、 このリード手段によりリードされたデータに基づいて、
    サーマルアスペリティの発生を検出するサーマルアスペ
    リティ検出手段と、 このサーマルアスペリティ検出手段によりサーマルアス
    ペリティの発生が検出された場合、前記発生したサーマ
    ルアスペリティが前記データエリアとサーボエリアのい
    ずれのエリアで発生したか判定する判定手段とを具備す
    ることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記データエリアは、 サーボセクタアドレスが記録されているサーボセクタ部
    と、 ヘッドアドレスが記録されているヘッド部と、 シリンダアドレスが記録されているシリンダ部と、 シリンダ内の前記MRヘッドの位置誤差を示すためのデ
    ータが記録されているバースト部とを含み、 前記判定手段は、前記サーボエリアにおいて前記サーマ
    ルアスペリティが発生したと判定した場合、このサーマ
    ルアスペリティが前記サーボセクタ部と、ヘッド部と、
    シリンダ部と、バースト部とのいずれで発生されたかを
    判定する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の磁
    気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 MRヘッドを適用した磁気ディスク装置
    において、 記憶媒体であって、前記MRヘッドの位置誤差を示すた
    めのデータが記録されているバースト部を含むサーボエ
    リアとデータエリアとにより構成されるサーボセクタを
    複数個有するトラックが、半径方向に同心円状に複数個
    設けられた磁気ディスクと、 制御電流に従って、前記MRヘッドを前記磁気ディスク
    上の位置に位置決めする位置決め手段と、 前記MRヘッドを用いて前記磁気ディスクに記憶された
    データをリードするリード手段と、 このリード手段によりリードされたデータに基づいて、
    サーマルアスペリティの発生を検出するサーマルアスペ
    リティ検出手段と、 このサーマルアスペリティ検出手段によりサーマルアス
    ペリティの発生が検出された場合、前記発生したサーマ
    ルアスペリティが前記サーボ部において発生したか判定
    する判定手段と、 前記MRヘッドが所望の位置に位置決めされるように前
    記位置決め手段に、前記サーボ部に記録されたデータに
    従った制御電流を供給する第1供給手段と、 前記判定手段により前記サーマルアスペリティが前記サ
    ーボ部において発生したと判定された場合、前記第1供
    給手段による制御電流の代わりに適切な電流を前記位置
    決め手段に供給する第2供給手段とを具備することを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第2供給手段は、前記第1供給手段
    により前記位置決め手段に供給される前記制御電流の平
    均値を前記位置決め手段に供給することを特徴とする請
    求項3記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記第2供給手段は、DCオフセット電
    流を前記位置決め手段に供給することを特徴とする請求
    項3記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 MRヘッドと、記憶媒体であって、デー
    タエリアとサーボエリアとにより構成されるサーボセク
    タを複数個有するトラックが、半径方向に同心円状に複
    数個設けられた磁気ディスクとを有する磁気ディスク装
    置におけるサーボ制御方法において、 前記MRヘッドを用いて前記磁気ディスクに記憶された
    データをリードするリードステップと、 このリードステップによりリードされたデータに基づい
    て、サーマルアスペリティの発生を検出するサーマルア
    スペリティ検出ステップと、 このサーマルアスペリティ検出ステップによりサーマル
    アスペリティの発生が検出された場合、前記発生したサ
    ーマルアスペリティが前記データエリアとサーボエリア
    のいずれのエリアで発生したか判定する判定ステップと
    を具備することを特徴とするサーボ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記データエリアは、 サーボセクタアドレスが記録されているサーボセクタ部
    と、 ヘッドアドレスが記録されているヘッド部と、 シリンダアドレスが記録されているシリンダ部と、 シリンダ内の前記MRヘッドの位置誤差を示すためのデ
    ータが記録されているバースト部とを含み、 前記判定ステップは、前記サーボエリアにおいて前記サ
    ーマルアスペリティが発生したと判定した場合、このサ
    ーマルアスペリティが前記サーボセクタ部と、ヘッド部
    と、シリンダ部と、バースト部とのいずれで発生された
    かを判定するステップを含むことを特徴とする請求項6
    記載のサーボ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記判定ステップが、前記サーボエリア
    において前記サーマルアスペリティが発生したと判定し
    た場合、前記サーボエリアに対応するデータエリアに記
    録されたデータを、所定の代替サーボセクタのデータエ
    リアに書込む代替処理を実行するステップを具備するこ
    とを特徴とする請求項6記載のサーボ制御方法。
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