JP2000011305A - 磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検出方法及びその回路 - Google Patents

磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検出方法及びその回路

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JP2000011305A
JP2000011305A JP10171144A JP17114498A JP2000011305A JP 2000011305 A JP2000011305 A JP 2000011305A JP 10171144 A JP10171144 A JP 10171144A JP 17114498 A JP17114498 A JP 17114498A JP 2000011305 A JP2000011305 A JP 2000011305A
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thermal
storage device
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泰彦 高橋
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    • G11B5/035Equalising

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気抵抗素子が、磁気記憶媒体に接触したこ
とを検出する磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検出
方法及びその回路に関し、各磁気抵抗素子の特性に応じ
たスライスレベルにより、サーマルアスピリティを検出
する。 【解決手段】 磁気抵抗素子2ー1、2ー2の出力の振
幅を検出して、出力レベルのm倍(m>1)のスライス
レベルを作成する。磁気抵抗素子の出力から、出力の相
対値のスライスレベルを作成するため、各磁気抵抗素子
の出力レベルに応じた大きさのスライスレベルを自動作
成できる。各磁気抵抗素子の特性に応じたスライスレベ
ルを自動作成できるため、各磁気抵抗素子のサーマルア
スピリティを正確に検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗素子によ
り、磁気記憶媒体のデータを読み取る磁気記憶装置のサ
ーマルアスピリティ検出方法及びその回路に関する。
【0002】磁気ディスク装置においては、磁気ヘッド
が、回転する磁気ディスクからデータを読み出し、書き
込む。この磁気ヘッドは、磁気ディスクの回転により浮
上する。この磁気ディスク装置の記憶密度の高密度化を
可能とするため、磁気抵抗素子が、磁気ヘッドの読み取
り素子として用いられている。
【0003】磁気抵抗素子(MR素子)は、磁界の強さ
に応じて、抵抗値が変化する素子である。この磁気ヘッ
ドは、磁気ディスクから浮上した状態で、磁気ディスク
のデータを読み取る。記憶密度を向上するため、磁気デ
ィスクからの磁界のもれを小さくする必要がある。この
ため、磁気ヘッドの浮上量を小さくする必要があり、浮
上量は、数十ミクロンまで小さくなっている。
【0004】一方、磁気ディスクの表面には、数ミクロ
ン〜数十ミクロン程度の凹凸があり、完全な平らでな
い。この磁気ディスクの凹凸により、磁気ヘッドが磁気
ディスクに接触することがある。磁気抵抗素子は、この
接触により、熱を生じる。この接触熱により、磁気抵抗
素子の抵抗値が変化して、読み取り出力のベースライン
が変化する。これをサーマルアスピリティ(TA)とい
う。このため、正常に信号を読みだすことができない。
【0005】このため、磁気抵抗素子が、磁気ディスク
に接触したことを検出して、読み出し信号に何らかの対
処をする必要があり、サーマルアスピリティ(Thermal
Asperity) を検出する技術が必要となる。
【0006】
【従来の技術】図12は、従来のリード回路の構成図、
図13は、従来のTA(サーマルアスピリティ)検出回
路の構成図、図14は、従来技術の波形図である。
【0007】図12に示すように、磁気ヘッド91ー
1、91ー2は、回転する磁気ディスク90のデータを
読み取り、書き込む。1枚の磁気ディスク90に対し、
2つの磁気ヘッド91ー1、91ー2が設けられる。こ
の磁気ヘッド91ー1、91ー2は、読み取り素子とし
て磁気抵抗素子を有する。
【0008】磁気ディスク装置の全部の磁気ヘッド(磁
気抵抗素子)に対し、1つのリード回路98が設けられ
る。スイッチ97は、1つのリード回路98に、選択さ
れた磁気ヘッドを接続する。リードアンプ92は、選択
された磁気ヘッド(磁気抵抗素子)91ー1、91ー2
の読み取り信号を増幅する。
【0009】サーマルアスピリティ検出回路93は、磁
気ヘッド91ー1、91ー2の読み取り出力からサーマ
ルアスピリティを検出する。ハイパスフィルタ94は、
リードアンプ92で増幅された読み取り信号の低周波数
成分をカットする。アナログ/デジタル変換器95は、
読み取り信号をデジタル値に変換する。リードチャネル
回路96は、マイクロプロセッサで構成されている。リ
ードチャネル回路96は、デジタル値の読み取り信号を
復調して、リードデータを出力する。
【0010】この従来のサーマルアスピリティ検出回路
93は、図13に示すように、スライスレベルSLを発
生する電位源100と、磁気ヘッド(磁気抵抗素子)9
1ー1、91ー2の読み取り信号レベルと、スライスレ
ベルSLとを比較する比較回路99とで構成されてい
た。
【0011】図14に示すように、磁気ディスク90に
接触しない時の磁気抵抗素子の読み取り出力RSー1
は、ベースラインが一定である。しかし、磁気抵抗素子
が、磁気ディスク90に接触した場合には、読み取り出
力は、図14のRSー2のように変化する。即ち、磁気
抵抗素子が、磁気ディスク90に接触すると、磁気抵抗
素子の熱により、磁気抵抗素子の読み取り出力RSー2
のベースラインは、急激に上昇する。そして、ベースラ
インは、磁気抵抗素子の熱の低下に伴い、次第元の値に
戻る。
【0012】従来、このような出力変化を示すサーマル
アスピリティを検出するため、読み取り信号と、各ヘッ
ドに共通の一定のスライスレベルSLとを比較してい
た。そして、読み取りレベルが、スライスレベルSLを
越えると、サーマルアスピリティ検出信号TAFを発生
していた。
【0013】このサーマルアスピリティ検出信号TAF
は、リードチャネル回路96に通知され、リードチャネ
ル回路96は、読み取り信号のベースラインを補正する
処理を行う。例えば、リードチャネル回路96は、サー
マルアスピリティ検出信号TAFを受けると、リードリ
トライを行い、再度そのトラックの読み取りを行う。
【0014】そして、リードリトライ時には、リードチ
ャネル回路96は、ハイパスフィルタ94を動作して、
読み取り信号RSー2の低周波数成分をカットする。ベ
ースラインの変化の周波数は、読み取り信号のデータ部
分の周波数に比し、低い。このため、読み取り信号RS
ー2は、図14に示す波形RSー3のように、ベースラ
インの変化した部分の低周波数成分がカットされる。こ
れにより、ベースラインの変化した部分の時間(長さ)
を小さくする。
【0015】このベースラインの変化した部分は、小さ
いので、この部分のデータが異常と判定されても、後段
のエラー訂正により救済することができる。尚、サーマ
ルアスピリティを検出した時のみに、ハイパスフィルタ
を動作させる理由は、常時ハイパスフィルタを動作させ
ると、常時読み取り信号の低周波数成分がカットされ、
信号レベルが低下して、読み取りエラーが多くなるから
である。サーマルアスピリティを検出した時のみに、ハ
イパスフィルタを動作させることにより、信号レベルの
低下を最小限の範囲に抑えることができる。
【0016】このように、従来は、スライスレベルを各
ヘッドに共通の絶対値で設定していた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。
【0018】第1に、リード回路98(サーマルアスピ
リティ検出回路93)は、磁気ディスク装置の各ヘッド
に対し、1つ設けられる。ところが、各磁気ヘッド(磁
気抵抗素子)の出力レベルは、磁気抵抗素子の抵抗値
や、センス電流の相違に応じて、異なる。従来は、この
ような各磁気抵抗素子毎に異なる出力レベルに対し、共
通のスライスレベルを設定していたため、各磁気抵抗素
子のサーマルアスピリティを正確に検出することができ
ないという問題があった。
【0019】第2に、この問題を避けるためには、各磁
気抵抗素子の出力レベルを測定し、各磁気抵抗素子のサ
ーマルアスピリティ検出のスライスレベルを設定する方
法をとる必要がある。この方法では、磁気ディスク装置
内の各磁気抵抗素子の特性を測定して、スライスレベル
を決定する必要があるという問題があった。しかも、こ
の方法では、各磁気抵抗素子のスライスレベルをメモリ
に格納し、磁気ヘッド(磁気抵抗素子)の選択時に、選
択された磁気ヘッド(磁気抵抗素子)のスライスレベル
を、サーマルアスピリティ検出回路に設定する必要があ
るという問題があった。これにより、サーマルアスピリ
ティの検出のため、測定の手間がかり、且つヘッド選択
時に、制御が必要となるという問題が生じる。
【0020】本発明の目的は、各磁気抵抗素子の特性に
応じたスライスレベルにより、サーマルアスピリティを
検出するための磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検
出方法及びその回路を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、各磁気抵抗素子の特
性を測定することなく、各磁気抵抗素子の特性に応じた
スライスレベルにより、サーマルアスピリティを検出す
るための磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検出方法
及びその回路を提供することにある。
【0022】本発明の更に他の目的は、ヘッド選択時
に、各磁気抵抗素子のスライスレベルを設定することな
く、各磁気抵抗素子の特性に応じたスライスレベルによ
り、サーマルアスピリティを検出するための磁気記憶装
置のサーマルアスピリティ検出方法及びその回路を提供
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記憶装置の
サーマルアスピリティ検出方法は、磁気抵抗素子の出力
の振幅を検出して、前記出力レベルのm倍(m>1)の
スライスレベルを作成する第1のステップと、磁気抵抗
素子の出力信号と、前記スライスレベルとを比較して、
サーマルアスピリティ検出信号を発生する第2のステッ
プとを有する。
【0024】又、本発明の磁気記憶装置のサーマルアス
ピリティ検出回路は、磁気抵抗素子の出力の振幅を検出
して、前記出力レベルのm倍(m>1)のスライスレベ
ルを作成するスライスレベル作成回路と、磁気抵抗素子
の出力信号と、前記スライスレベルとを比較して、サー
マルアスピリティ検出信号を発生する比較回路とを有す
る。
【0025】本発明は、磁気抵抗素子の出力からスライ
スレベルを作成する。即ち、磁気抵抗素子の出力の振幅
を検出して、出力レベルのm倍(m>1)のスライスレ
ベルを作成する。このように、磁気抵抗素子の出力か
ら、出力の相対値のスライスレベルを作成するため、各
磁気抵抗素子の出力レベルに応じた大きさのスライスレ
ベルを自動作成できる。
【0026】このため、各磁気抵抗素子の特性に応じた
スライスレベルを自動作成できるため、各磁気抵抗素子
のサーマルアスピリティを正確に検出できる。しかも、
各磁気抵抗素子の特性を測定することなく、実現できる
ため、測定の手間を省くことができる。更に、ヘッド選
択時のスライスレベルの設定制御が不要なため、ファー
ムウェアの負担を軽減できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態の回路図、図2は、図1の構成の波形図である。
【0028】図1に示すように、磁気ディスク1は、図
示しないスピンドルモータにより回転される。磁気ディ
スク1の表裏面に、一対の磁気ヘッド2ー1、2ー2が
設けられている。この磁気ヘッド2ー1、2ー2は、読
み取り素子として磁気抵抗素子を有する。
【0029】スイッチ3は、磁気ヘッド2ー1、2ー2
を切り換えるものである。リードアンプ4は、磁気ヘッ
ド(磁気抵抗素子)2ー1、2ー2の読み取り出力を増
幅して、ハイパスフィルタ94(図12参照)に出力す
る。
【0030】サーマルアスピリティ検出回路9は、振幅
検出回路5と、ローパスフィルタ6と、増幅回路7と、
比較回路8とで構成されている。振幅検出回路5は、読
み取り信号RSの振幅を検出するものであり、整流器で
構成されている。図2に示すように、振幅検出出力AS
は、読み取り信号(入力信号)RSのエンベロープを示
す。
【0031】ローパスフィルタ6は、整流出力の高周波
数成分を除去する。このローパスフィルタ6は、磁気ヘ
ッドの接触直後に生じる高周波数成分を除去したフィル
タ出力BS(図2参照)を発生する。増幅回路7は、フ
ィルタ出力BSのレベルをm倍(m>1)して、スライ
スレベルSLを作成する。
【0032】比較回路8は、入力信号RSとスライスレ
ベルSLとを比較して、入力信号RSがスライスレベル
SLを越えた時に、サーマルアスピリティ検出信号TA
Fを発生する。
【0033】この回路の動作を説明する。読み取り信号
RSは、振幅検出回路5で、振幅検出され、振幅検出信
号ASを発生される。この振幅検出信号ASは、ローパ
スフィルタ6で、高周波数成分を除去する。この理由
は、サーマルアスピリティによりDCレベルが急激に変
動して、振幅検出回路5が、その変動に追従すると、サ
ーマルアスピリティの立ち上がりを検出できないおそれ
があるからである。
【0034】このため、図2のローパスフィルタ出力B
Sに示すように、ローパスフィルタ6により、振幅検出
回路5の出力ASの高周波数成分を除去し、スライスレ
ベルが、読み取り信号RSのDCレベルの急激な変動に
追従しないようにした。これにより、スライスレベル
が、読み取り信号の変動に追従し、誤動作を起こすこと
を最小限に抑えることができる。
【0035】このローパスフィルタ出力BSは、増幅回
路7で、m倍(m>1)に増幅され、スライスレベルS
Lが作成される。比較回路8は、入力信号RSとスライ
スレベルSLとを比較して、入力信号RSがスライスレ
ベルSLを越えた時に、サーマルアスピリティ検出信号
TAFを発生する。
【0036】このサーマルアスピリティ検出信号TAF
は、リードチャネル回路96(図12参照)に入力す
る。リードチャネル回路96は、前述したように、読み
取り信号のベースラインを補正する処理を行う。例え
ば、リードチャネル回路96は、サーマルアスピリティ
検出信号TAFを受けると、リードリトライを行い、再
度そのトラックの読み取りを行う。
【0037】そして、リードリトライ時には、リードチ
ャネル回路96は、ハイパスフィルタ94を動作して、
読み取り信号RSの低周波数成分を除去する。これによ
り、ベースラインの変化した部分の時間(長さ)を小さ
くする。このベースラインの変化した部分は、小さいの
で、この部分のデータが異常と判定されても、後段のエ
ラー訂正により救済することができる。
【0038】又、この実施の形態では、サーマルアスピ
リティによる読み取り信号の立ち上がりの時点で、検出
信号TAFを発生できるため、リードリトライを行わず
に、直ちに、ハイパスフィルタを動作することができ
る。
【0039】このようにして、磁気抵抗素子の読み取り
信号の振幅を検出して、m倍のスライスレベルを作成す
るため、各磁気抵抗素子の読み取り信号レベルの相対値
としてのスライスレベルを作成できる。このため、磁気
抵抗素子の出力レベルに対応した最適のスライスレベル
を自動作成できる。従って、磁気抵抗素子の出力レベル
が相違しても、正確にサーマルアスピリティを検出する
ことができる。
【0040】又、ローパスフィルタ6により、高周波数
成分を除去したので、スライスレベルが、読み取り信号
RSのDCレベルの急激な変動に追従することを防止で
きる。これにより、スライスレベルが、読み取り信号の
変動に追従し、誤動作を起こすことを最小限に抑えるこ
とができる。
【0041】図3は、本発明の第2の実施の形態の回路
図、図4は、図3の構成の波形図である。
【0042】図3において、図1で示したものと同一の
ものは、同一の記号で示してある。ハイパスフィルタ1
0は、振幅検出回路5の前段に設けられ、読み取り信号
RSの低周波数成分を除去する。
【0043】この回路の動作を説明する。読み取り信号
RSは、ハイパスフィルタ10で、低周波数成分を除去
する。この理由は、サーマルアスピリティによりDCレ
ベルが急激に変動して、振幅検出回路5が、その変動に
追従すると、サーマルアスピリティのによる読み取り信
号の変動を検出できないおそれがあるからである。
【0044】このため、図4のハイパスフィルタ出力C
Sに示すように、ハイパスフィルタ10により、信号振
幅レベルに影響のない低周波数成分をカットオフする。
これにより、スライスレベルが、読み取り信号RSのD
Cレベルの変動に追従しないようにした。これにより、
スライスレベルが、読み取り信号の変動に追従し、誤動
作を起こすことを最小限に抑えることができる。
【0045】このハイパスフィルタ10の出力CSは、
振幅検出回路5で、振幅検出され、振幅検出信号DSを
発生される。この振幅検出信号DSは、増幅回路7で、
m倍(m>1)に増幅され、スライスレベルSLが作成
される。比較回路8は、入力信号RSとスライスレベル
SLとを比較して、入力信号RSがスライスレベルSL
を越えた時に、サーマルアスピリティ検出信号TAFを
発生する。
【0046】このサーマルアスピリティ検出信号TAF
は、図1の例と同様に、リードチャネル回路96(図1
2参照)に入力して、リードチャネル回路96は、前述
したように、読み取り信号のベースラインを補正する処
理を行う。例えば、リードチャネル回路96は、サーマ
ルアスピリティ検出信号TAFを受けると、リードリト
ライを行い、再度そのトラックの読み取りを行う。
【0047】そして、リードリトライ時には、リードチ
ャネル回路96は、ハイパスフィルタ94を動作して、
読み取り信号RSの低周波数成分を除去する。これによ
り、ベースラインの変化した部分の時間(長さ)を小さ
くする。
【0048】このようにして、磁気抵抗素子の読み取り
信号の振幅を検出して、m倍のスライスレベルを作成す
るため、各磁気抵抗素子の読み取り信号レベルの相対値
としてのスライスレベルを作成できる。このため、磁気
抵抗素子の出力レベルに対応した最適のスライスレベル
を自動作成できる。従って、磁気抵抗素子の出力レベル
が相違しても、正確にサーマルアスピリティを検出する
ことができる。
【0049】又、ハイパスフィルタ10により、低周波
数成分を除去したので、スライスレベルが、読み取り信
号RSのDCレベルの変動に追従することを防止でき
る。これにより、スライスレベルが、読み取り信号の変
動に追従し、誤動作を起こすことを最小限に抑えること
ができる。
【0050】図5は、本発明の第3の実施の形態の回路
図、図6は、図5の構成の波形図である。
【0051】図5において、図1及び図3で示したもの
と同一のものは、同一の記号で示してある。図5におい
て、ホールド回路11は、振幅検出回路5の振幅検出レ
ベルを、サーマルアスピリティ検出信号TAFに応じて
ホールドする。
【0052】この回路の動作を説明する。読み取り信号
RSは、振幅検出回路5で、振幅検出され、振幅検出信
号ASを発生される。この振幅検出信号ASは、サーマ
ルアスピリティ検出信号TAFの発生時に、レベルをホ
ールドするホールド回路11により、レベルホールドさ
れる。
【0053】この理由は、サーマルアスピリティにより
DCレベルが急激に変動して、振幅検出回路5が、その
変動に追従すると、サーマルアスピリティの立ち上がり
を検出できないおそれがあるからである。
【0054】このため、図6のホールド出力ESに示す
ように、サーマルアスピリティ検出信号の発生時に、ホ
ールド回路11により、振幅検出回路5の出力AS(図
2参照)のレベルをホールドし、読み取り信号RSのD
Cレベルの変動の時定数が長くても、スライスレベルが
その変動に追従しないようにした。これにより、スライ
スレベルが、読み取り信号の変動に追従し、誤動作を起
こすことを最小限に抑えることができる。
【0055】このホールド出力ESは、増幅回路7で、
m倍(m>1)に増幅され、スライスレベルSLが作成
される。比較回路8は、入力信号RSとスライスレベル
SLとを比較して、入力信号RSがスライスレベルSL
を越えた時に、サーマルアスピリティ検出信号TAFを
発生する。
【0056】このサーマルアスピリティ検出信号TAF
は、リードチャネル回路96(図12参照)に入力す
る。リードチャネル回路96は、前述したように、読み
取り信号のベースラインを補正する処理を行う。例え
ば、リードチャネル回路96は、サーマルアスピリティ
検出信号TAFを受けると、リードリトライを行い、再
度そのトラックの読み取りを行う。
【0057】そして、リードリトライ時には、リードチ
ャネル回路96は、ハイパスフィルタ94を動作して、
読み取り信号RSの低周波数成分を除去する。これによ
り、ベースラインの変化した部分の時間(長さ)を小さ
くする。このベースラインの変化した部分は、小さいの
で、この部分のデータが異常と判定されても、後段のエ
ラー訂正により救済することができる。
【0058】又、この実施の形態では、サーマルアスピ
リティによる読み取り信号の立ち上がりの時点で、検出
信号TAFを発生できるため、リードリトライを行わず
に、直ちに、ハイパスフィルタを動作することができ
る。
【0059】このようにして、磁気抵抗素子の読み取り
信号の振幅を検出して、m倍のスライスレベルを作成す
るため、各磁気抵抗素子の読み取り信号レベルの相対値
としてのスライスレベルを作成できる。このため、磁気
抵抗素子の出力レベルに対応した最適のスライスレベル
を自動作成できる。従って、磁気抵抗素子の出力レベル
が相違しても、正確にサーマルアスピリティを検出する
ことができる。
【0060】又、ホールド回路11により、検出時のレ
ベルをホールドしたので、スライスレベルが、読み取り
信号RSのDCレベルの急激な変動に追従することを防
止できる。これにより、スライスレベルが、読み取り信
号の変動に追従し、誤動作を起こすことを最小限に抑え
ることができる。
【0061】図7は、本発明の第4の実施の形態の回路
図である。
【0062】図7において、図1、図3、図5で示した
ものと同一のものは、同一の記号で示してある。この実
施例では、読み取り信号RSを増幅器12でn倍(n<
m)して、比較回路8に入力している。そして、振幅検
出回路5の前段に増幅回路7を設け、読み取り信号RS
をm倍(m>1)している。更に、第1の実施の形態で
説明したローパスフィルタ6を振幅検出回路5の後段に
設け、第3の実施の形態で説明したホールド回路11を
このローパスフィルタ6の後段に設けている。
【0063】この実施の形態では、第1の実施の形態で
説明したように、ローパスフィルタ6により、振幅検出
回路5の振幅検出出力の高周波数成分を除去し、第3の
実施の形態で説明したように、ホールド回路で、検出時
のレベルをホールドする。
【0064】このため、第1の実施の形態で説明したよ
うに、スライスレベルが読み取り信号の変動に追従する
ことを防止でき、且つ第3の実施の形態で説明したよう
に、変動の時定数が長くても、スライスレベルが読み取
り信号の変動に追従することを防止できる。
【0065】図8は、本発明の第5の実施の形態の回路
図である。
【0066】図8において、図1、図3、図5で示した
ものと同一のものは、同一の記号で示してある。この実
施例では、読み取り信号RSを増幅回路7でm倍(m>
1)した後、比較回路8の入力は、、アッテネータ(減
衰器)13でレベルを減衰される。更に、第2の実施の
形態で説明したハイパスフィルタ10を振幅検出回路5
の前段に設け、第3の実施の形態で説明したホールド回
路11をこの振幅検出回路5の後段に設けている。
【0067】この実施の形態では、第2の実施の形態で
説明したように、ハイパスフィルタ10により、読み取
り信号RSの低周波数成分を除去し、第3の実施の形態
で説明したように、ホールド回路で、検出時のレベルを
ホールドする。
【0068】このため、第2の実施の形態で説明したよ
うに、スライスレベルが読み取り信号の変動に追従する
ことを防止でき、且つ第3の実施の形態で説明したよう
に、変動の時定数が長くても、スライスレベルが読み取
り信号の変動に追従することを防止できる。
【0069】図9は、本発明の第6の実施の形態の回路
図である。
【0070】図9において、図1、図3、図5で示した
ものと同一のものは、同一の記号で示してある。この実
施例では、図1の振幅検出回路をデジタル処理回路で構
成している。即ち、振幅検出回路は、アナログ読み取り
信号をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換器
14と、波形のエンベロープを演算するエンベロープ演
算器15とで構成されている。又、ローパスフィルタ6
は、デジタルローパスフィルタで構成されている。更
に、デジタル/アナログ変換器16は、デジタルのロー
パスフィルタ出力をアナログのスライスレベルSLに変
換する。
【0071】この実施例は、サーマルアスピリティ検出
回路をデジタル回路で構成したものであり、第1の実施
の形態と同様の作用効果を奏する。又、サーマルアスピ
リティ検出信号TAFにより、アナログ/デジタル変換
器14を制御しているため、アナログ/デジタル変換器
14は、第3の実施の形態で示したホールド回路の機能
を奏する。
【0072】図10は、本発明の第7の実施の形態の回
路図である。
【0073】図9において、図1、図3、図7で示した
ものと同一のものは、同一の記号で示してある。この実
施例では、図3の振幅検出回路をデジタル処理回路で構
成している。即ち、振幅検出回路は、アナログハイパス
フィルタ出力をデジタル値に変換するアナログ/デジタ
ル変換器14と、波形のエンベロープを演算するエンベ
ロープ演算器15とで構成されている。デジタル/アナ
ログ変換器16は、デジタルのエンペロープ演算出力を
アナログのスライスレベルSLに変換する。
【0074】この実施例は、サーマルアスピリティ検出
回路をデジタル回路で構成したものであり、第2の実施
の形態と同様の作用効果を奏する。又、サーマルアスピ
リティ検出信号TAFにより、アナログ/デジタル変換
器14を制御しているため、アナログ/デジタル変換器
14は、第3の実施の形態で示したホールド回路の機能
を奏する。
【0075】図11は、本発明の第8の実施の形態の回
路図である。
【0076】図11において、図1、図7、図9で示し
たものと同一のものは、同一の記号で示してある。この
実施例でも、図1の振幅検出回路をデジタル処理回路で
構成している。即ち、振幅検出回路は、アナログ読み取
り信号をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換
器14と、波形のエンベロープを演算するエンベロープ
演算器15とで構成されている。又、ローパスフィルタ
6は、デジタルローパスフィルタで構成されている。更
に、デジタル/アナログ変換器16は、デジタルのロー
パスフィルタ出力をアナログのスライスレベルSLに変
換する。
【0077】更に、読み取り信号RSは、増幅回路7で
m倍(m>1)される。そして、増幅回路7の出力は、
アッテネータ(減衰器)13でレベル減衰された後、比
較回路8に入力する。又、増幅回路7の出力は、アナロ
グ/デジタル変換器14に入力される。
【0078】この実施例は、サーマルアスピリティ検出
回路をデジタル回路で構成したものであり、第1の実施
の形態及び第6の実施の形態と同様の作用効果を奏す
る。又、サーマルアスピリティ検出信号TAFにより、
アナログ/デジタル変換器14を制御しているため、ア
ナログ/デジタル変換器14は、第3の実施の形態で示
したホールド回路の機能を奏する。
【0079】上述の実施の態様の他に、本発明は、次の
ような変形が可能である。
【0080】(1) 磁気記憶装置を、磁気ディスク装置で
説明したが、磁気カード装置、磁気テープ装置等他の磁
気記憶装置に適用できる。
【0081】(2) ローパスフィルタ、ハイパスフィル
タ、ホールド回路を適宜組み合わせたサーマルアスピリ
ティ検出回路を構成することもできる。
【0082】以上、本発明の実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0084】(1) 磁気抵抗素子の出力から、出力の相対
値のスライスレベルを作成するため、各磁気抵抗素子の
出力レベルに応じた大きさのスライスレベルを自動作成
できる。このため、各磁気抵抗素子の特性に応じたスラ
イスレベルを自動作成できるため、各磁気抵抗素子のサ
ーマルアスピリティを正確に検出できる。
【0085】(2) 各磁気抵抗素子の特性を測定すること
なく、実現できるため、測定の手間を省くことができ
る。
【0086】(3) ヘッド選択時のスライスレベルの設定
制御が不要なため、ファームウェアの負担を軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の波形図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の波形図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の回路図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の回路図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の回路図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態の回路図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態の回路図である。
【図12】従来のリード回路の構成図である。
【図13】従来のTA検出回路の構成図である。
【図14】従来技術の波形図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク(磁気記憶媒体) 2ー1、2ー2 磁気ヘッド(磁気抵抗素子) 4 リードアンプ 5 振幅検出回路 6 ローパスフィルタ 7 増幅回路 8 比較回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗素子により、磁気記憶媒体のデ
    ータを読み取る磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検
    出方法において、 前記磁気抵抗素子の出力の振幅を検出して、前記出力レ
    ベルのm倍(m>1)のスライスレベルを作成する第1
    のステップと、 前記磁気抵抗素子の出力信号と、前記スライスレベルと
    を比較して、サーマルアスピリティ検出信号を発生する
    第2のステップとを有することを特徴とする磁気記憶装
    置のサーマルアスピリティ検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出方法において、 前記第1のステップは、 前記磁気抵抗素子の出力のレベルをm倍(m>1)する
    ステップを有することを特徴とする磁気記憶装置のサー
    マルアスピリティ検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出方法において、 前記第1のステップは、 前記磁気抵抗素子の出力の所定の周波数成分を除去する
    ステップを有することを特徴とする磁気記憶装置のサー
    マルアスピリティ検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項3の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出方法において、 前記除去するステップは、 前記磁気抵抗素子の出力の低周波数成分を除去するステ
    ップで構成されていることを特徴とする磁気記憶装置の
    サーマルアスピリティ検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項3の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出方法において、 前記除去するステップは、 前記磁気抵抗素子の出力の高周波数成分を除去するステ
    ップで構成されていることを特徴とする磁気記憶装置の
    サーマルアスピリティ検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項1の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出方法において、 前記第1のステップは、 前記サーマルアスピリティ検出信号に応じて、前記磁気
    抵抗素子の出力レベルをホールドするステップを有する
    ことを特徴とする磁気記憶装置のサーマルアスピリティ
    検出方法。
  7. 【請求項7】 磁気抵抗素子により、磁気記憶媒体のデ
    ータを読み取る磁気記憶装置のサーマルアスピリティ検
    出回路において、 前記磁気抵抗素子の出力の振幅を検出して、前記出力レ
    ベルのm倍(m>1)のスライスレベルを作成するスラ
    イスレベル作成回路と、 前記磁気抵抗素子の出力信号と、前記スライスレベルと
    を比較して、サーマルアスピリティ検出信号を発生する
    比較回路とを有することを特徴とする磁気記憶装置のサ
    ーマルアスピリティ検出回路。
  8. 【請求項8】 請求項7の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出回路において、 前記スライスレベル作成回路は、 前記磁気抵抗素子の出力の振幅を検出する振幅検出回路
    を有することを特徴とする磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出回路。
  9. 【請求項9】 請求項7の磁気記憶装置のサーマルアス
    ピリティ検出回路において、 前記スライスレベル作成回路は、 前記磁気抵抗素子の出力のレベルをm倍(m>1)する
    増幅回路を有することを特徴とする磁気記憶装置のサー
    マルアスピリティ検出回路。
  10. 【請求項10】 請求項7の磁気記憶装置のサーマルア
    スピリティ検出回路において、 前記スライスレベル検出回路は、 前記磁気抵抗素子の出力の所定の周波数成分を除去する
    ためのフィルターを有することを特徴とする磁気記憶装
    置のサーマルアスピリティ検出回路。
  11. 【請求項11】 請求項10の磁気記憶装置のサーマル
    アスピリティ検出回路において、 前記フィルターは、 前記磁気抵抗素子の出力の低周波数成分を除去するハイ
    パスフィルターで構成されていることを特徴とする磁気
    記憶装置のサーマルアスピリティ検出回路。
  12. 【請求項12】 請求項10の磁気記憶装置のサーマル
    アスピリティ検出回路において、 前記フィルターは、 前記磁気抵抗素子の出力の高周波数成分を除去するロー
    パスフィルターで構成されていることを特徴とする磁気
    記憶装置のサーマルアスピリティ検出回路。
  13. 【請求項13】 請求項7の磁気記憶装置のサーマルア
    スピリティ検出回路において、 前記スライスレベル検出回路は、 前記サーマルアスピリティ検出信号に応じて、前記磁気
    抵抗素子の出力レベルをホールドするホールド回路を有
    することを特徴とする磁気記憶装置のサーマルアスピリ
    ティ検出回路。
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