JP2002195114A - 吸気システム - Google Patents

吸気システム

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JP2002195114A
JP2002195114A JP2001328139A JP2001328139A JP2002195114A JP 2002195114 A JP2002195114 A JP 2002195114A JP 2001328139 A JP2001328139 A JP 2001328139A JP 2001328139 A JP2001328139 A JP 2001328139A JP 2002195114 A JP2002195114 A JP 2002195114A
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humidity sensor
intake system
water
flap
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Klaus Altmann
アルトマン クラウス
Andreas Epp
エップ アンドレアス
Thomas Haubold
ハウボルト トーマス
Klaus Lieb
リープ クラウス
Jochen Linhart
リンハルト ヨッヘン
Hermann Maurer
マウラー ヘルマン
Juergen Werner
ヴェルナー ユルゲン
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Mann and Hummel GmbH
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Filterwerk Mann and Hummel GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな組込みスペース内に組み込むことがで
き、しかも雪、飛沫水または衝撃水の侵入を阻止できる
ようにする。 【解決手段】 第1の粗空気流入部10が自動車内の吸
込みのために好都合な個所に配置されており、第2の粗
空気流入部11が自動車内の飛沫水等に対して保護され
た個所に配置されており、両粗空気流入部10,11
が、内燃機関に通じた1つの共通の管路12に合流させ
られており、第1の粗空気流入部10内に湿度センサ1
4が配置されており、第1の粗空気入口10に水が侵入
すると、湿度センサ14が信号を送出し、該信号が、フ
ラップ13を運動させるためのソレノイドアクチュエー
タ23を作動させるようになっており、フラップ13が
第1の切換位置で第2の粗空気流入部11を閉鎖してお
り、第2の位置で第1の粗空気入口10を閉鎖してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内燃機関
に用いられる吸気システムであって、当該吸気システム
が第1の粗空気流入部と、第2の粗空気流入部と、閉鎖
エレメントと、運動ユニットとを有しており、 −第2の粗空気流入部が、はねかけられる飛沫水および
打ちかけられる衝撃水に対して保護された個所に配置さ
れており、 −第1の粗空気流入部と第2の粗空気流入部とが、1つ
の共通の管路に合流させられており、該管路が内燃機関
に連通接続されており、 −第2の粗空気流入部が、閉鎖エレメントによって第1
の位置で閉鎖可能であり、第1の粗空気流入部が第2の
位置で前記閉鎖エレメントによって閉鎖可能であり、 −前記閉鎖エレメントが前記運動ユニットによって運動
可能であり、該運動ユニットが制御エレメントに接続さ
れており、該制御エレメントによって前記運動ユニット
が作動可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第1961386
0号明細書に基づき、自動車エンジンのための吸気フィ
ルタ装置が公知である。この吸気フィルタ装置は、フィ
ルタにより清浄化される前の粗空気のための粗室を有し
ており、この粗室は主流入部を備えた吸気管路と、副流
入部を備えた吸気管路とに接続されている。さらに、閉
鎖装置が設けられており、この閉鎖装置は交互に一方の
吸気管路を閉鎖し、かつ他方の吸気管路を開放すること
ができる。この閉鎖装置は操作装置を用いて運動させら
れ、この場合、自動車が水に浸水した場合に前記閉鎖装
置が主流入部を閉鎖し、かつ副流入部を開放する。この
操作装置はスライダに作用結合されている。このスライ
ダは、下端部で開いている管内に配置されており、この
場合、このスライダはこの管に対してシールされてい
る。スライダは永久磁石に作用結合されている。前記閉
鎖装置は別の永久磁石に作用結合されており、この場
合、前記閉鎖装置の永久磁石は前記操作装置の永久磁石
に対して回転可能に配置されている。
【0003】このような公知の構成における欠点は、エ
ンジンルーム内に配置されている前記管のために大きな
所要スペースが必要となることである。この管を過度に
小さく形成することはできない。なぜならば、さもない
と前記装置の切換点を正確に規定することができなくな
るからである。さらに、この機械的な切換装置は、車両
が、溜まり水のような静止した水に浸かった場合にしか
反応しない。飛沫水の場合には、切換のために十分とな
る圧力が形成されず、これにより吸気ポート内に水が侵
入して、エンジンの機能を損なってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の吸気システムを改良して、小さな組込み
スペース内に組み込むことができ、しかも雪、飛沫水ま
たは衝撃水の侵入を阻止することのできる吸気システム
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記制御エレメントが湿度センサ
であり、該湿度センサが、前記運動ユニットを制御する
ための信号出力部を有しているようにした。
【0006】
【発明の効果】自動車の内燃機関に用いられる本発明に
よる吸気システムは、第1の粗空気流入部と、第2の粗
空気流入部とを有しており、この場合、両粗空気流入部
は1つの共通の管路に合流させられており、この管路は
内燃機関に連通接続されている。この場合、両粗空気流
入部を、内燃機関の直前で、はじめて合流させることも
できる。これにより、各粗空気流入部は固有のコンポー
ネント、たとえば固有のフィルタエレメントを有してい
る。各粗空気流入部はそれぞれ開口を有しており、この
開口を通じて空気が吸気システム内へ流入し得るように
なっている。さらに各粗空気流入部は管路区分を有して
おり、この管路区分は前記開口を前記管路に接続してい
る。両粗空気流入部は、1つまたは複数の閉鎖エレメン
トによって閉鎖可能であり、これにより第1の粗空気流
入部を通じてか、または第2の粗空気流入部を通じて、
内燃機関に連通接続された管路に空気が流入するように
なる。閉鎖エレメントは各粗空気流入部を完全に閉鎖
し、これにより空気は、閉鎖されていない方の粗空気流
入部を通じてしか前記管路内に流入することができなく
なる。閉鎖エレメントは、たとえば相応する開口を備え
た旋回体によって形成することができる。この旋回体は
一方の終端位置において第1の粗空気流入部を開放し、
第2の終端位置において第1の粗空気流入部を閉鎖す
る。
【0007】流入した空気は内燃機関に連通接続された
管路によって、直接にまたは間接的に内燃機関へ案内さ
れる。空気が間接的に内燃機関へ案内される場合、空気
を前処理することができ、この場合、たとえば空気を乾
燥させるか、または冷却することができる。空気が直接
に内燃機関へ案内される場合には、管路内に別の構成部
分は必要とならない。
【0008】第1の粗空気流入部は、自動車内の、空気
吸込みのために有利な個所に配置されている。この場
合、フロント範囲が有利な個所となる。なぜならば、自
動車速度に相応して空気が粗空気流入部に押し込まれ、
これによりシリンダの充填度が改善されるからである。
さらに、フロント範囲で吸い込まれた空気は、エンジン
ルーム内に存在する空気よりも冷たい。しかし、フロン
ト範囲では、雪、氷、飛沫水または衝撃水が第1の粗空
気流入部へ侵入してしまう恐れもある。「飛沫水」もし
くは「しぶき」としては、空気と混合された、任意の大
きさの水滴が挙げられ、飛沫水は、たとえば先行する車
両によって路面から巻き上げられるか、または雨によっ
て形成され得る。「衝撃水(Schlagwasse
r)」とは、たとえば河川を横断する際に打ち寄せられ
る大きな波として発生するような、飛沫水よりも大きな
水量を意味する。第2の粗空気流入部は、自動車内の、
空気吸込みのためにはあまり好都合ではない個所に配置
されており、この場合、この個所は飛沫水および衝撃水
に対して保護されている。第2の粗空気流入部を配置す
るための有利な個所は、たとえばエンジンルームまたは
通気システムであってよい。
【0009】閉鎖エレメントを操作するためには、運動
ユニットが設けられており、この運動ユニットは制御エ
レメントに接続されている。運動ユニットは、たとえば
電動モータまたは負圧ボックスにより形成することがで
きる。運動ユニットは制御エレメントによって作動可能
となり、これにより運動ユニットは回転運動または並進
運動を実施し、この回転運動または並進運動は閉鎖エレ
メントを一方の終端位置へ運動させ、こうして第1の粗
空気流入部を閉鎖するか、または第2の粗空気流入部を
閉鎖する。制御エレメントは湿度センサにより形成され
ており、この湿度センサは運動ユニットを制御するため
の信号出力部を有しており、この場合、当然ながら湿度
センサを閉ループ制御(Regelung)のために使
用することもできる。
【0010】湿度センサは、内燃機関の機能をも損なう
恐れのある飛沫水が生じた際に既に運動ユニットへ信号
を送信するように調節することができる。この信号によ
り、第1の粗空気流入部は閉鎖される。湿度センサの別
の調節事例では、湿度センサが水によって取り囲まれた
際に、はじめて第1の粗空気流入部を閉鎖するための信
号送信が行われる。湿度センサの信号は直接的にも、た
とえばエンジン制御装置のような電子装置を介しても、
運動ユニットへ送信することができる。第1の粗空気流
入部が閉鎖エレメントによって閉鎖されるやいなや、第
2の粗空気流入部が開放され、これにより内燃機関は、
第2の粗空気流入部により吸い込まれた空気を燃焼のた
めに受け取る。
【0011】本発明の有利な構成では、閉鎖エレメント
がフラップである。このフラップは、たとえば円形、楕
円形または方形に形成されていてよい。これにより、こ
のフラップは第1の位置では第2の粗空気流入部を閉鎖
し、第2の位置では第1の粗空気流入部を閉鎖する。こ
の場合、フラップは中心でフラップ軸に配置されていて
よく、この場合、フラップをフラップ軸の回転運動によ
って運動させることができる。別の構成では、フラップ
軸が縁範囲に配置されていて、こうして妨害輪郭なしの
粗空気吸込みを可能にする。特に河川等の水域での浸水
時に第1の粗空気流入部内への水の侵入を阻止するため
に、フラップは全周にわたって延びるシール部材を有し
ていてよい。また、第1の粗空気流入部に第1のフラッ
プが配置されていて、第2の粗空気流入部に第2のフラ
ップが配置されているような構成も考えられる。この場
合、両フラップは互いに連動するように結合されてい
る。第1のフラップがその位置を変化させるやいなや、
第2のフラップも運動させられ、これにより、常に一方
の粗空気流入部が開放されていて、他方の粗空気流入部
が閉鎖されているようになる。両フラップの連動結合
は、機械的にたとえばステーを用いて行われるか、また
は電子的に特に湿度センサから出発した信号によって行
なわれ得る。
【0012】特別な構成では、フラップが、互いに対応
して結合された2つのフラップ部分を有している。これ
らのフラップ部分は互いに規定された角度を成して配置
されていてよく、この場合、両フラップ部分は直接に互
いに接触するか、または結合エレメントによって固く結
合されていてよい。この場合、両フラップ部分を互いに
平行に配置することが特に有利な構成となる。しかし、
両フラップ部分は局所的に分離されて配置されていて、
運動ユニットを介してのみ互いに対応していてもよい。
両フラップ部分は、たとえば円形、楕円形または方形の
横断面を有していてよい。この場合、それぞれ一方のフ
ラップ部分がそれぞれ一方の粗空気流入部を閉鎖する。
両フラップ部分は全周にわたって延びるシール部材を有
していてよく、これにより両粗空気流入部は密に閉鎖可
能となる。粗空気流入部を閉鎖するために前記フラップ
部分を使用することにより、両粗空気流入部は種々様々
な形式で、共通の管路に開口することができる。
【0013】さらに別の有利な構成では、運動ユニット
が、湿度センサに接続されているソレノイドアクチュエ
ータ(Hubmagnet)である。ソレノイドアクチ
ュエータは、閉鎖エレメントを運動させるために、軸方
向または半径方向の運動を実施することができる。湿度
センサが水を感知するやいなや、この湿度センサはソレ
ノイドアクチュエータへ信号を送出し、この信号はソレ
ノイドアクチュエータの運動を生ぜしめ、ひいては閉鎖
エレメントの位置チェンジを生ぜしめる。ソレノイドア
クチュエータは数分の1秒内で信号に応答し、これによ
り、水が侵入して、内燃機関へ到達し得る前に第1の粗
空気流入部が閉鎖されている。周知ように、ソレノイド
アクチュエータとは、線状運動を実施する可動子を備え
た操作電磁石であり、可動子と、ばねと、コイルと、ヨ
ークと、電気的な接続部とを有している。
【0014】本発明の特別な構成では、湿度センサが第
1の粗空気流入部と共に1つの平面もしくは1つのレベ
ルに配置されている。この場合、湿度センサは、この粗
空気流入部から遠ざけられた、主として水と接触する個
所に配置されていてよい。閉鎖エレメントは湿度センサ
の上方で、規定された距離を置いて配置されている。こ
れにより、水が感知されてから、第1の粗空気流入部が
閉鎖されるまでの間には、水が侵入し得ないようにする
ために十分な反応時間が残る。湿度センサはエンジンル
ーム内の所定の個所に配置されていると有利である。こ
れにより、湿度センサはエンジンルーム内の周辺条件を
検出する。水路通過時に湿度センサは粗空気流入部と同
時に溜まり水に浸かり、そして直ちに、より高い位置に
配置された閉鎖エレメントによる第1の粗空気流入部の
閉鎖を生ぜしめる。湿度センサを第1の粗空気流入部と
同じ平面もしくはレベルに配置することにより、湿度セ
ンサを第1の粗空気流入部よりも低い位置に配置した場
合に湿度センサによって行われる恐れのある、第1の粗
空気流入部の早すぎる閉鎖を阻止することができる。
【0015】本発明のさらに別の有利な構成では、湿度
センサが第1の粗空気流入部内に配置されている。した
がって、湿度センサは、第1の粗空気流入部内に形成さ
れる状態を正確に検出する。第1の粗空気流入部内に水
が侵入するやいなや、この湿度センサは閉鎖エレメント
による第1の粗空気流入部の閉鎖を生ぜしめる。閉鎖エ
レメントは湿度センサに後置されており、この場合、閉
鎖エレメントと湿度センサとの間の間隔は、水の感知後
に、この水が閉鎖エレメントの傍らを通過して、内燃機
関へ流入してしまう前に第1の粗空気流入部を閉鎖する
ために十分な反応時間が残るように選択されている。第
1の粗空気流入部内に湿度センサを配置することによ
り、実際に第1の粗空気流入部内に水が侵入した場合に
しか第1の粗空気流入部は閉鎖されなくなる。したがっ
て、空気吸込みは、内燃機関にとって好都合となる方の
粗空気流入部、つまり第1の粗空気流入部を介して行わ
れ、そして実際に水が第1の粗空気流入部に侵入した場
合にのみ、第1の粗空気流入部は閉鎖され、空気は第2
の粗空気流入部を介して吸い込まれる。
【0016】本発明のさらに別の有利な構成では、湿度
センサが加熱可能に形成されている。このためには、た
とえば抵抗加熱を使用することができる。しかし、隣接
した構成部分の熱を湿度センサの加熱のために利用する
ことも考えられる。湿度センサを加熱することにより、
たとえば雪または氷を溶かすことができる。さらに、湿
度センサの加熱を、付着した水滴を蒸発させるために利
用することもできる。
【0017】本発明のさらに別の有利な構成では、湿度
センサが、2つの電極を備えた導電率センサとして形成
されている。これらの電極が水と接触するやいなや、導
電率センサの導電率が変化する。導電率センサの構造、
特に電極の相互間隔は、第1の粗空気流入部をいつ閉鎖
し、かつ第2の粗空気流入部をいつ開放したいのか、と
いう切換条件に相応して選択されなければならない。電
極の相互間隔が小さくなればなるほど、電極はますます
早期に、たとえば唯一つの水滴によって接続されるよう
になり、これにより導電率センサは信号を送出し、そし
て運動ユニットに第1の粗空気流入部を閉鎖させる。両
電極が大きな相互間隔を有している場合には、1つの水
滴だけでは両電極を接続することができない。両電極が
たとえば浅瀬に浸漬された後で、はじめて導電率センサ
は第1の粗空気流入部を閉鎖するための信号を送出す
る。導電率センサの構成は、たとえば2つの電極を有し
ており、両電極は、たとえば空気、プラスチックまたは
セラミックスから成る絶縁層によって分離されている。
水がこの絶縁層上に存在して、この絶縁層を橋絡するや
いなや、両電極は互いに導電接続される。これによりセ
ンサ信号が形成され、閉鎖エレメントは運動ユニットに
よって第2の位置へもたらされる。絶縁層がどれぐらい
の幅に形成されているのかに応じて、湿度センサは既に
飛沫水を受けた場合に個々の水滴に反応するか、または
衝撃水を受けた場合に両電極が水によって完全に取り囲
まれた後で、はじめて反応する。
【0018】湿度センサは少なくとも2つの導電性のワ
イヤにより形成されていると有利である。この場合、両
ワイヤは互いに間隔を置いて配置されている。これらの
導電性のワイヤは、低い電気抵抗を有する材料、つまり
良好な導電体、たとえば金属または金属合金から成って
いる。互いに間隔を置いて配置されたワイヤは、互いに
平行にまたは互いに所定の角度を成して延びていてよ
い。
【0019】本発明のさらに別の有利な構成では、両導
電性のワイヤが1つの支持体に被着されており、この場
合、これらのワイヤはこの支持体内に埋め込まれている
か、またはこの支持体に載置されていてよい。支持体
は、乾燥した状態で前記導電性のワイヤを絶縁する支持
体材料から成っている。この支持体材料は、水を吸収し
得るように形成されていてよく、その場合、この支持体
材料は導電性となる。支持体の別の構成では、支持体材
料は水を吸収することができず、これにより水は水滴と
して支持体上に分離される。この水滴がこの場合、電気
的に絶縁性の支持体材料を橋絡し、そして両ワイヤを互
いに接続し、これにより、第1の粗空気流入部の閉鎖を
生ぜしめる電流の流れが生じる。
【0020】本発明のさらに別の有利な構成では、湿度
センサが、互いに間隔を置いて配置された2つのコンデ
ンサプレートを有する容量センサである。両コンデンサ
プレートは1つの交流電圧源に接続されており、これに
より規定の電界強さを有する電界が形成される。この電
界強さは周知のように、印加された電圧と、両コンデン
サプレートの相互距離とに関連している。両コンデンサ
プレートの相互間距離が大きくなればなるほど、電界は
ますます弱くなる。コンデンサの容量はコンデンサプレ
ートの面積および間隔と、両コンデンサプレートの間の
物質の比誘電率(Permittivitaetsza
hl)とに関連している。
【0021】コンデンサプレートは導電性の材料、たと
えば金属を有している。この導電性の材料は、非導電性
の材料、たとえばプラスチックから成る保護層を有して
いてよい。この保護層は、たとえば防食層であってよ
く、この防食層はコンデンサプレートを完全に取り囲ん
でいる。これにより、コンデンサプレート自体は水また
は空気とは直接に接触しなくなる。コンデンサプレート
は評価ユニットに接続されており、この評価ユニットで
は、両コンデンサプレートの間の電界が評価される。評
価ユニットは高周波数の交流電圧を用いてコンデンサプ
レートの容量を測定する。空気は約1の比誘電率を有し
ており、水は約80の比誘電率を有している。空気の代
わりに水が吸い込まれるやいなや、両コンデンサプレー
トの間の比誘電率が著しく変化し、これにより評価ユニ
ットは運動ユニットへ信号を送出し、第1の粗空気流入
部は閉鎖エレメントによって閉鎖される。
【0022】容量センサは、このセンサが衝撃水にのみ
反応するように、つまり両コンデンサプレートの間の比
誘電率が著しく変化した場合にのみ反応するように調節
することができる。しかし、別の調節設定においては、
第1の粗空気流入部を閉鎖するために比誘電率の僅かな
変化だけで十分であってよい。
【0023】両コンデンサプレートは自動車内の任意の
個所で互いに平行にまたは互いに鏡像対称的に配置され
ていてよい。有利な構成では、容量センサが第1の粗空
気流入部に配置されており、この場合、コンデンサプレ
ートは半円形に形成されていて、第1の粗空気流入部を
取り囲んでいてよい。容量センサの使用に基づき、目下
どの媒体が吸い込まれたのかを知るための信頼性の良い
情報が提供され得る。容量センサは汚れに対して鈍感で
あり、つまり汚れに対して安定的である。
【0024】本発明のさらに別の有利な構成は、容量セ
ンサの同心的な構造である。この場合、両コンデンサプ
レートは円筒状に形成されており、この場合、外側のコ
ンデンサプレートが内側のコンデンサプレートを取り囲
んでいる。このような同心的に形成された容量センサ
は、直接に第1の粗空気流入部内に配置されていてよ
く、この場合、外側のコンデンサプレートの輪郭は第1
の粗空気流入部の内側輪郭に相当している。内側のコン
デンサプレートを外側のコンデンサプレート内に位置固
定するためには、1つまたは複数のウェブが設けられて
いてよい。このウェブは吸込空気の流れに極めて僅かな
影響しか及ぼさない。さらに、ウェブは電気的に絶縁性
の材料、特にコンデンサプレートの保護層と同じ材料か
ら成っていてよい。同心的に形成された容量センサの使
用に基づき、両コンデンサプレートの間に安定した電界
が形成され、これにより容量センサは妨害影響因子に対
して鈍感に、つまり安定的になる。
【0025】容量センサのさらに別の構成では、複数の
コンデンサプレートが第1の粗空気流入部内で互いに所
定の角度を成して延びている。この場合、各コンデンサ
プレートは一方では第1の管路区分に接触し、他方では
第1の粗空気流入部内に中心で位置固定されている。こ
の構成では、前記角度が有利には90゜であってよく、
これにより4つの電界が形成可能でかつ評価可能とな
る。
【0026】本発明のさらに別の有利な構成では、複数
の湿度センサが配置されている。この場合、たとえば2
つの同一の湿度センサが設けられていてよく、この場
合、これらの湿度センサはエンジンルーム内の互いに異
なる個所に配置されていてもよい。これにより、切換ロ
ジック(Schaltlogik)を形成することがで
きる。さらに、これらの湿度センサを互いに異なる作用
原理または感度と組み合わせることもできる。この場
合、これらの湿度センサは直接に相並んで、または互い
に異なる個所で自動車内に配置され得る。考えられ得る
配置形式では、たとえば高感度の湿度センサを第1の粗
空気流入部内に配置し、そして感度の低い方の湿度セン
サをエンジンルーム内で第1の粗空気流入部の下方に配
置することができる。これにより、互いに異なる切換バ
リエーションを形成することができる。鈍感な方の湿度
センサが水に浸漬されるやいなや、この湿度センサは、
高感度の方の湿度センサがまだ水と接触していないけれ
ども、第1の粗空気流入部を閉鎖するための信号を送出
することができる。別の変化形では、感度の異なる両湿
度センサが飛沫水と接触した場合に、鈍感な方の、つま
り感度の低い方の湿度センサはまだ信号を送出していな
いが、しかし高感度の方の湿度センサは第1の粗空気流
入部を閉鎖するための信号を送出する。
【0027】湿度センサの機能実行能力が、つまり湿度
センサが機能を実行し得る状態にあるかどうかが、内燃
機関の始動時にテスト可能であると有利である。内燃機
関が始動されるやいなや、センサテストが行われ、この
センサテストは湿度センサの機能実行能力をチェック
し、これによって湿度センサは、必要性が生じた場合に
確実に機能できる状態となる。内燃機関の操作者に湿度
センサの状態を表示するためには、湿度センサが、たと
えばモニタ照明に接続されていてよく、このモニタ照明
は、センサテスト後に湿度センサがエラーなく良好に動
作した場合に消灯する。センサテストの結果がネガティ
ブであった場合、つまり湿度センサが規定通りに正しく
動作しなかった場合には、モニタ照明が、たとえば点滅
するか、または点灯したままとなる。したがって、操作
者には、吸気システムが整然とした状態では動作せず、
浸水時に第1の粗空気流入部が場合によっては閉鎖され
なくなることが報知される。これにより、たとえば水路
通過を回避し、そして吸気システムの保守を緊急に実施
することができる。
【0028】本発明のさらに別の特に有利な構成では、
内燃機関の始動時に運動ユニットおよび閉鎖エレメント
の機能実行能力がチェック可能である。この場合、運動
ユニットおよび閉鎖エレメントは内燃機関の始動時にそ
の都度運動させられ、これにより全ての部分は必要性が
生じた場合に確実に機能できる状態となり、たとえば腐
食によって運動不能となる恐れはない。運動ユニットお
よび閉鎖エレメントの検査は、たとえばモニタ照明によ
って表示することができ、この場合、運動が適正に行わ
れた場合にのみモニタ照明は消灯する。
【0029】上で説明した本発明の有利な構成の特徴お
よびさらに別の特徴は、特許請求の範囲以外にも発明の
実施の形態および図面から明らかであり、この場合、個
々の特徴はそれぞれそれ自体単独で実現され得るか、ま
たは複数の互いに組み合わされた形でかつ別の領域で実
現されていてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0031】図1には、吸気システムが概略的に図示さ
れている。この吸気システムは、清浄化されていない粗
空気のための第1の粗空気流入部10と、第2の粗空気
流入部11とを有している。両粗空気流入部10,11
は1つの共通の管路12に開口している。この管路12
は内燃機関(図示しない)に通じている。第1の粗空気
流入部10は、管路12に密に結合された独立した別個
の構成部分として形成されている。別の実施例では、第
1の粗空気流入部10と第2の粗空気流入部11とが、
それぞれ管路12と一体に形成されていてよい。この吸
気システムはフラップ13を有しており、このフラップ
13はその位置に応じて、第1の粗空気流入部10を閉
鎖するか、または第2の粗空気流入部11を閉鎖する。
【0032】フラップ13は第1の位置では第2の粗空
気流入部11を閉鎖する。これにより、吸い込まれた空
気は第1の粗空気流入部10を通って吸気システムに流
入し、そして内燃機関に供給される。この第1の位置が
基本位置となる。なぜならば、第1の粗空気流入部10
が、内燃機関にとって、より好都合な条件を提供するか
らである。第1の位置からの離脱は、第1の粗空気流入
部10を通じて水または雪が吸気システム内に侵入した
場合にしか行われない。
【0033】水または雪が吸気システム内に侵入し得る
かどうかを検出するためには、湿度センサ14が設けら
れている。この湿度センサ14は負圧ボックス15に接
続されている。導電率センサとして形成されている湿度
センサ14が水または雪と接触するやいなや、湿度セン
サ14の導電率が変化し、そしてこの湿度センサ14か
ら接続線路16を介して負圧ボックス15へ信号が送信
される。この信号により、負圧ボックス15は運動を発
生させ、この運動によってフラップ13は第2の位置
(一点鎖線で示す)にまで運動させられる。この第2の
位置では、第1の粗空気流入部10が閉鎖されて、第2
の粗空気流入部11が開放される。フラップ軸17を有
するフラップ13は負圧ボックス15に接続されてお
り、これによりフラップ軸17は回転運動させられ、ひ
いてはフラップ13が第1の位置から第2の位置(一点
鎖線で示す)へ運動する。
【0034】第1の粗空気流入部10は、第1の開口1
8と、この第1の開口18に続いた第1の管路区分19
とによって形成される。湿度センサ14は、水がフラッ
プ13の傍らを通って管路12内へ侵入しないように配
置されている。第2の粗空気流入部11は、第2の開口
20と第2の管路区分21とによって形成される。第2
の開口20は、自動車内の、飛沫水および衝撃水に対し
て保護された個所に配置されており、この個所は第1の
開口18よりも上方に位置している。両管路区分19,
21は、自動車内の任意の空間曲線に追従していてよ
く、これにより当該吸気システムをエンジンルーム内に
良好にフィットさせて取り付けることができる。
【0035】図2には、吸気システムの変化実施例が図
示されている。図1に示した実施例に相当する構成部分
は、同じ符号を備えている。図2の実施例では、湿度セ
ンサ14が第1の粗空気流入部10内で第1の開口18
の範囲に配置されている。第1の粗空気流入部10を閉
鎖するためのフラップ13は、湿度センサ14に対して
規定の間隔Aを置いて第1の管路区分19に配置されて
いる。この間隔Aは、湿度センサ14により水が検知さ
れてから第1の粗空気流入部10が実際に閉鎖されるま
でにかかる反応時間の間に、引き続き第1の粗空気流入
部10内を進行得る水が、内燃機関に連通接続されてい
る管路12内には到達しないように設定されている。管
路12への移行部を形成するフラップ13に水が到着す
るまでに、フラップ13が閉鎖されていなければならな
い。したがって、フラップ13が第1の粗空気流入部1
0を閉鎖した場合に、水は第2の位置(一点鎖線で示
す)で、最大でもフラップ13のところまでしか進行す
ることができず、管路12内へは侵入し得なくなる。
【0036】この実施例では、フラップ13が2つのフ
ラップ部分22を有しており、この場合、両フラップ部
分22は互いに固く結合されている。第1の位置では、
両フラップ部分22のうちの一方のフラップ部分が第2
の粗空気流入部11を閉鎖する。第2の位置(一点鎖線
で示す)では、他方のフラップ部分22が第1の粗空気
流入部10を閉鎖し、第2の粗空気流入部11は開放さ
れる。フラップ13はソレノイドアクチュエータ(Hu
bmagnet)23によって運動させられる(ソレノ
イドアクチュエータは90゜だけ回転させられた状態で
図示されている)。
【0037】管路12は粗範囲24と清浄範囲25とを
有している。粗範囲24と清浄範囲25との間には、フ
ィルタハウジング26が配置されている。このフィルタ
ハウジング26内には、フィルタエレメント27が密に
導入されており、これにより、清浄範囲25は粗範囲2
4から密に分離されている。さらに、フィルタハウジン
グ26内には、第2の湿度センサ28が配置されてお
り、この第2の湿度センサ28はフィルタハウジング2
6内の吸い込まれた空気を監視する。この第2の湿度セ
ンサ28は、互いに平行に配置された2つの電極29を
備えた導電率センサである。たとえば飛沫水のような湿
分に対して第1の湿度センサ14よりも敏感に反応する
この第2の湿度センサ28が、フィルタハウジング26
内へ水が侵入したことを報知する信号を発生させるやい
なや、やはりソレノイドアクチュエータ23を作動させ
ることができる。これにより、第1の粗空気流入部10
がフラップ13によって閉鎖される。
【0038】フィルタエレメント27により清浄化され
た空気は、管路12の清浄範囲25において吸込空気分
配器30に供給される。この吸込空気分配器30の空気
供給は内燃機関の運転状態に対応して、スロットルバル
ブ31によって調整され得る。
【0039】図3には、切換線図が示されている。この
切換線図は、当該吸気システム内で水が検知された場合
の時間的なシーケンスを示している。時間軸は水平方向
に延びており、電圧軸は鉛直方向に延びている。この切
換線図には、5つの曲線が描かれている。曲線Iでは湿
度センサ14の電圧経過が描かれており、曲線IIでは
湿度センサ14の切換信号が描かれており、曲線III
では運動ユニットの制御信号が描かれており、曲線IV
では運動ユニットの運動が描かれており、曲線Vではフ
ラップ13の位置が描かれている。湿度センサ14(た
とえば図1、図2または図4に示したもの)に水が接触
しなかった場合には、フラップ13(図1または図2に
示したもの)は第1の位置に位置する。aで湿度センサ
14は水と接触しており、これにより湿度センサ14の
電圧が変化する。電圧変化により、切換信号bが形成さ
れ、この切換信号は湿度センサ14の信号出力部によっ
て運動ユニットへ伝送される。cで運動ユニットを運動
させるための制御信号が形成され、dで運動ユニットの
運動が開始する。この運動はeで完了されている。これ
により、フラップ13は第1の粗空気流入部10を完全
に閉鎖する。水検知の時点aからeで第1の粗空気流入
部10が完全に閉鎖されるまでには、1秒よりも短い反
応時間Rが経過している。高速のコンポーネントの場合
には、数ミリ秒の反応時間を実現することができる。こ
れにより、管路12内へ水を侵入させないためには、湿
度センサ14とフラップ13との間の小さな間隔Aでも
十分となる。
【0040】図4には、導電率センサとして形成された
湿度センサ14が図示されている。この導電率センサは
2つの電極29を有しており、両電極29は絶縁部32
によって互いに分離されている。さらに、この湿度セン
サ14は電子評価装置33を有しており、この電子評価
装置33はセンサハウジング34内に組み込まれてい
る。信号出力部35を介して、電子評価装置33からフ
ラップ13(図1または図2に示したもの)へ信号を伝
送することができる。
【0041】環状の絶縁部32が少なくとも部分的に水
によって取り囲まれると、直ちに両電極29が互いに導
電接続される。1つの小さな水滴によってのみ絶縁部3
2の橋絡が形成された場合には、湿度センサ14の導電
率は、湿度センサ14が水によって完全に取り囲まれた
場合よりも僅かにしか変化しない。したがって、湿度セ
ンサ14は、第1の粗空気流入部10(図示しない)が
既に飛沫水を受けただけで閉鎖されるか、または衝撃水
を受けてはじめて閉鎖されるように調節され得る。
【0042】図5には、複数の電極29を備えた湿度セ
ンサ14が図示されている。この実施例では、湿度セン
サ14が、互いに異なる電極間隔Dを有する3つの電極
対36を有している。この場合、電極29は空気によっ
てのみ互いに絶縁される。電極間隔Dが水によって橋絡
されるやいなや、水が感知される。3つの電極対36は
全て同じセンサハウジング34に配置されている。3つ
の電極対36の値は、センサハウジング34内に配置さ
れている同じ電子評価装置33で処理され、この場合、
切換ロジックが格納されている。最も小さな電極間隔D
を有する第1の電極対36が水を感知し、その他の2つ
の電極対36が水を感知しない場合、この水は飛沫水で
ある。3つの電極対36の全てが水を感知した場合に
は、たとえば浅瀬を横断する際に受ける衝撃水が考えら
れる。第1の粗空気流入部10(図1または図2に示し
たもの)をいつ閉鎖させたいのかに応じて、これらの電
極対36の結果は結合されて、信号として運動ユニット
(図示しない)へ送出されなければならない。
【0043】図6には、吸気システムが斜視図で示され
ている。この吸気システムは第1の粗空気流入部10
と、第2の粗空気流入部11と、管路12とを有してお
り、この管路12は内燃機関(図示しない)に連通接続
されている。第1の粗空気流入部10は第1の開口18
を有しており、この第1の開口18を通じて空気が吸気
システム内に流入するようになっている。第1の粗空気
流入部10はさらに第1の管路区分19を有しており、
この第1の管路区分19は第1の開口18を管路12に
接続している。第2の粗空気流入部11は第2の開口2
0と第2の管路区分21とを有しており、この場合、第
2の管路区分21は第2の開口20を管路12に接続し
ている。第2の粗空気流入部11の横断面は第1の粗空
気流入部10の横断面よりも小さく形成されており、こ
れにより第2の粗空気流入部11は閉鎖不能に形成され
ていてよい。空気は常に、空気抵抗の小さな方の流入部
を通じて吸い込まれ、これにより、第2の粗空気流入部
11が閉鎖されていない状態でも、空気は開放された第
1の粗空気流入部10を通じて吸い込まれる。第1の粗
空気流入部10が閉鎖された状態で、はじめて空気は第
2の粗空気流入部11を通じて吸い込まれる。この実施
例では、第1の粗空気流入部10が管路12と一体に形
成されており、この場合、第1の粗空気流入部10は管
路12へシームレスに移行している。管路12を第1の
粗空気流入部10から分離するためには、フラップ13
が設けられている。このフラップ13はフラップ軸17
に配置されている。このフラップ軸17は旋回フラップ
調節器37に結合されており、この旋回フラップ調節器
37はフラップ軸17を回転運動させる。第2の粗空気
流入部11は、流れ方向で見てフラップ13の背後で、
つまりフラップ13の下流側で管路12に開口してい
る。
【0044】第1の粗空気流入部10には、湿度センサ
14が配置されている。この湿度センサ14は2つのコ
ンデンサプレート38によって形成される。両コンデン
サプレート38は湾曲させられて形成されており、この
場合、両コンデンサプレート38は第1の管路区分19
の部分範囲を軸方向および半径方向で取り囲んでいる。
さらに、両コンデンサプレート38は互いに向かい合っ
て位置するように配置されており、これにより電界39
が形成される。両コンデンサプレート38はそれぞれ1
つの電圧接続部40を有している。これらの電圧接続部
40は評価ユニット41に接続されている。この評価ユ
ニット41では、コンデンサプレート38により形成さ
れた電界39が評価される。第1の粗空気流入部10内
に水が侵入するやいなや、電界39が変化し、評価ユニ
ット41は信号を送出する。この信号は接続線路16を
介して旋回フラップ調節器37へ伝送されて、この旋回
フラップ調節器37の運動を生ぜしめる。これにより、
フラップ13は閉鎖された位置(図示しない)へ運動さ
せられる。評価ユニット41は比較的高い周波数の交流
電圧、特に10〜50kHzの範囲の交流電圧を用い
て、電界39の複素インピーダンスを測定する。
【0045】図7には、吸気システムが斜視図で図示さ
れている。図6に示した実施例に対応する構成部分は、
同じ符号を備えている。図7の実施例では、第1の粗空
気流入部10と第2の粗空気流入部11とがワンピース
に、つまり一体に形成されており、この場合、両粗空気
流入部10,11は1つの管42によって形成される。
この管42では、一方では第1の開口18を備えた第1
の粗空気流入部10が配置されており、他方では第2の
開口20を備えた第2の粗空気流入部11が配置されて
いる。内燃機関(図示しない)と連通するように接続さ
れている管路12は、作動範囲43でこの管42に開口
している。作動範囲43はフラップ13の両終端位置に
よって規定され、この場合、フラップ13は管42内に
密に嵌め込まれている。第1の終端位置(位置x)で
は、フラップ13が第2の粗空気流入部11を閉鎖し、
これにより管路12には、第1の粗空気流入部10を通
じて吸気システム内に流入した空気しか流入しない。第
2の終端位置(位置y)(一点鎖線で示す)では、フラ
ップ13が第1の粗空気流入部10を閉鎖し、これによ
り管路12には、第2の粗空気流入部11によって吸い
込まれた空気しか流入しない。フラップ13はスライダ
として形成されており、これによりフラップ位置を運動
させるための並進的(translatorisc
h.)な運動が必要となる。このためには、プッシュロ
ッド44が一方ではフラップ13に、他方では運動ユニ
ット(図示しない)に、それぞれ結合されている。この
運動ユニットは、たとえばソレノイドアクチュエータま
たは電動モータであってよい。
【0046】この実施例では、第1の粗空気流入部10
に配置されている湿度センサ14が、同心的に配置され
た2つのコンデンサプレート38によって形成されてい
る。第1のコンデンサプレート38は中空円筒状に形成
されており、この場合、この第1のコンデンサプレート
38は外側で第1の管路区分19に接触している。さら
に、第1のコンデンサプレート38は第2のコンデンサ
プレート38を取り囲んでおり、この第2のコンデンサ
プレート38は円筒状に形成されている。第2のコンデ
ンサプレートを第1のコンデンサプレート38内に位置
固定するためには、互いに90゜の角度を成して配置さ
れた複数のウェブ45が設けられている。ウェブ45は
少なくとも部分的に、電気的に絶縁性の材料から成って
おり、これによって両コンデンサプレート38の間で
は、直接的な電荷交換は行なわれ得なくなる。両コンデ
ンサプレート38はそれぞれ1つの電圧接続部40を有
しており、この電圧接続部40によって両コンデンサプ
レート38は評価ユニット41に接続されている。第1
のコンデンサプレート38と第2のコンデンサプレート
38との間に形成された電界39は、評価ユニット41
で評価される。第1の粗空気流入部10内に水が侵入す
るやいなや、両コンデンサプレート38の間の電界39
が変化し、これにより評価ユニット41は接続線路16
を介して運動ユニット(図示しない)へ信号を送出し、
これによりフラップ13が運動させられて、第1の粗空
気流入部10を閉鎖する。
【0047】図8には、図7の断面線A−Aに沿った断
面図が示されており、この場合、図面の左半部と右半部
とには、それぞれ異なる実施例が示されている。
【0048】図8の左半部に示した構成では、第1のコ
ンデンサプレート38の横断面が円環状に形成されてい
る。第1のコンデンサプレート38は金属から成ってい
て、プラスチックから成る第1の管路区分19に直接に
接触している。第2のコンデンサプレート38の横断面
は円形に形成されていて、プラスチックから成る複数の
ウェブ45によって第1のコンデンサプレート38の内
側に配置されている。ウェブ45は、これらのウェブ4
5ができるだけ小さな流れ抵抗しか形成しないように、
ただし第2のコンデンサプレート38を確実に位置固定
するように寸法設定されている。両コンデンサプレート
38はプラスチックから成る絶縁性の層46によって被
覆されており、この場合、この絶縁性の層46はこの実
施例では、第2のコンデンサプレート38を位置固定す
るウェブ45を形成している。
【0049】図8の右半部に示した実施例では、コンデ
ンサプレート38が互いに90゜の角度を成して配置さ
れている。この場合、全てのコンデンサプレート38は
第1の管路区分19に結合されていて、第1の粗空気流
入部10内の中央に絶縁固定されている。電界39は、
互いに角度を成して配置されたコンデンサプレート38
の間に形成される。
【0050】図9には、吸気システムの一部が図示され
ている。図6に示した実施例に相当する構成部分は同じ
符号を備えている。この実施例では、第1の粗空気流入
部10が方形の横断面50を有している。コンデンサプ
レート38は第1の管路区分19の外側で互いに平行に
配置されており、これにより電界39を簡単に評価する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸気システムを示す断面図であ
る。
【図2】本発明による吸気システムの別の実施例を示す
断面図である。
【図3】吸気システム内で水が検知された場合のシーケ
ンスを、時間と電圧との関係で示す切換線図である。
【図4】導電率センサとして形成された湿度センサの実
施例を示す概略図である。
【図5】複数の電極を備えた湿度センサの別の実施例を
示す概略図である。
【図6】容量センサとして形成された湿度センサを有す
る吸気システムを示す斜視図である。
【図7】容量センサとして形成された別の湿度センサを
有する吸気システムを示す斜視図である。
【図8】図7のA−A線に沿った断面図である。
【図9】吸気システムのさらに別の実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 第1の粗空気流入部、 11 第2の粗空気流入
部、 12 管路、13 フラップ、 14 湿度セン
サ、 15 負圧ボックス、 16 接続線路、 17
フラップ軸、 18 第1の開口、 19 第1の管
路区分、 20 第2の開口、 21 第2の管路区
分、 22 フラップ部分、 23 ソレノイドアクチ
ュエータ、 24 粗範囲、 25 清浄範囲、 26
フィルタハウジング、 27 フィルタエレメント、
28 第2の湿度センサ、 29 電極、 30 吸
込空気分配器、 31 スロットルバルブ、 32 絶
縁部、 33 電子評価装置、 34 センサハウジン
グ、 35 信号出力部、36 電極対、 37 旋回
フラップ調節器、 38 コンデンサプレート、39
電界、 40 電圧接続部、 41 評価ユニット、
42 管、 43 作動範囲、 44 プッシュロッ
ド、 45 ウェブ、 46 層、 50方形の横断面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/22 F02M 35/10 301A (72)発明者 アンドレアス エップ ドイツ連邦共和国 マールバッハ ハウプ トシュトラーセ 46 (72)発明者 トーマス ハウボルト ドイツ連邦共和国 マールバッハ アイザ ナッハヴェーク 7 (72)発明者 クラウス リープ ドイツ連邦共和国 バックナング ゴット リープ−ダイムラー−シュトラーセ 6 (72)発明者 ヨッヘン リンハルト ドイツ連邦共和国 ヴァイプリンゲン ウ ルリッヒシュトラーセ 11 (72)発明者 ヘルマン マウラー ドイツ連邦共和国 オーベルステンフェル ト フリーデンスシュトラーセ 24 (72)発明者 ユルゲン ヴェルナー ドイツ連邦共和国 バルトマンスヴァイラ ー シェーンブーフシュトラーセ 6 Fターム(参考) 2G060 AA01 AB02 AE19 AF06 AF10 AG10 KA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の内燃機関に用いられる吸気シス
    テムであって、当該吸気システムが第1の粗空気流入部
    (10)と、第2の粗空気流入部(11)と、閉鎖エレ
    メント(13)と、運動ユニットとを有しており、 −第2の粗空気流入部(11)が、飛沫水および衝撃水
    に対して保護された個所に配置されており、 −第1の粗空気流入部(10)と第2の粗空気流入部
    (11)とが、1つの共通の管路(12)に合流させら
    れており、該管路(12)が内燃機関に連通接続されて
    おり、 −第2の粗空気流入部(11)が、閉鎖エレメント(1
    3)によって第1の位置で閉鎖可能であり、第1の粗空
    気流入部(10)が第2の位置で前記閉鎖エレメント
    (13)によって閉鎖可能であり、 −前記閉鎖エレメント(13)が前記運動ユニットによ
    って運動可能であり、該運動ユニットが制御エレメント
    に接続されており、該制御エレメントによって前記運動
    ユニットが作動可能である形式のものにおいて、 前記制御エレメントが湿度センサ(14)であり、該湿
    度センサ(14)が、前記運動ユニットを制御するため
    の信号出力部を有していることを特徴とする吸気システ
    ム。
  2. 【請求項2】 湿度センサ(14)が、第1の粗空気流
    入部(10)と共に1つの平面に配置されている、請求
    項1記載の吸気システム。
  3. 【請求項3】 湿度センサ(14)が、第1の粗空気流
    入部(10)内に配置されている、請求項1または2記
    載の吸気システム。
  4. 【請求項4】 湿度センサ(14)が加熱可能である、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の吸気システ
    ム。
  5. 【請求項5】 湿度センサ(14)が導電率センサであ
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の吸気シス
    テム。
  6. 【請求項6】 湿度センサ(14)が、互いに間隔を置
    いて配置された少なくとも2つの導電性のワイヤにより
    形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の吸気システム。
  7. 【請求項7】 前記導電性のワイヤが、1つの支持体に
    被着されている、請求項6記載の吸気システム。
  8. 【請求項8】 湿度センサ(14)が容量センサであ
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の吸気シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記容量センサが同心的に形成されてい
    る、請求項8記載の吸気システム。
  10. 【請求項10】 複数の湿度センサ(14)が設けられ
    ている、請求項1から9までのいずれか1項記載の吸気
    システム。
  11. 【請求項11】 湿度センサ(14)の機能実行能力
    が、内燃機関のスタート時にテスト可能である、請求項
    1から10までのいずれか1項記載の吸気システム。
  12. 【請求項12】 前記運動ユニットおよび前記閉鎖エレ
    メント(13)の機能実行能力が、内燃機関のスタート
    時にチェック可能である、請求項1から11までのいず
    れか1項記載の吸気システム。
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