JP6547958B2 - 吸気ダクト - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

この発明は、エンジンの燃焼室に空気を案内する吸気ダクトに関する。
車両の前端にはフロントグリルを有するフロントバンパーが設けられている。このフロントバンパーの車両後方側には、車両前方に向けて開口して空気の導入が可能な導入口を有する吸気ダクトが設けられている。この吸気ダクトは、導入口から導入された空気をエンジンの燃焼室に案内する。
吸気ダクトは、例えば車両が浸水することによって車両前方に向けて開口した導入口から水が浸入することが考えられる。そこで、例えば特許文献1の吸気ダクトでは、吸気ダクトの下壁の一部を構成する可動壁が、導入口から浸入した水の水流によって回動可能に設けられている。この可動壁が回動することで導入口の開口面積を縮小させることで水の浸入を抑えるようになっている。また、可動壁は吸気ダクトの下壁を構成していることから回動することで吸気ダクトの下壁の一部が開口することとなり、その開口から水を排出することができるようになっている。
特開2010‐121594号公報
ところで、上記のような吸気ダクトでは、水の浸入を抑えたり、浸入した水を排出することができるようになっているが、水が吸気ダクトの導入口から浸入する状況下ではその導入口の開口面積が縮小されていることから空気の導入が確保しにくい。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両前方に向けて開口した導入口から水が浸入した場合であっても排水並びに空気の導入を確保することができる吸気ダクトを提供することにある。
上記課題を解決するための吸気ダクトは、車両前方に向けて開口した第1開口部と、前記第1開口部の車両上下方向上端部よりも車両上下方向下側に位置する開口を少なくとも含む第2開口部と、前記第1開口部よりも車両上下方向上側に位置する開口を少なくとも含む第3開口部と、前記第2開口部及び前記第3開口部を塞ぐ閉塞状態と前記第2開口部及び前記第3開口部を開放した開放状態とに切り換え可能に構成され、内部に浸入した水によって作用する力により移動することで前記閉塞状態から前記開放状態に切り換えられる開閉部と、を備える。
上記構成によれば、開閉部は、内部に浸入した水によって作用する力により移動することで第2開口部及び第3開口部が開放された開放状態に切り換えられる。このため、第1開口部から水が浸入した場合に、第1開口部の車両上下方向上端部よりも車両上下方向下側に位置する開口を少なくとも含む第2開口部から水を排出することができ、第1開口部よりも車両上下方向上側に位置する開口を少なくとも含む第3開口部から空気を導入することができる。
吸気ダクトの一実施形態の一部を破断した状態を示す斜視図。 同形態の吸気ダクトの開閉部の閉塞状態を示す断面図。 同形態の吸気ダクトの開閉部の開放状態を示す断面図。 別の形態の吸気ダクトの斜視図。 同形態の吸気ダクトの開閉部の閉塞状態を示す断面図。 同形態の吸気ダクトの開閉部の開放状態を示す断面図。 別の形態の吸気ダクトの断面図。
以下、吸気ダクトの一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、車両の吸気ダクト10は、車両前方のエンジンルーム内に載置されたエンジンにエンジンルーム内に流入した空気を案内するものである。
吸気ダクト10は、内部が中空筒状のダクト本体11を有する。
ダクト本体11は、車両左右方向に延びる形状であり、車両左右方向の一方側の端部(図1において左上側)において空気の導入を行う空気導入部12と、空気導入部12において導入された空気を案内する案内部13とを有する。
図2及び図3に示すように、空気導入部12は、車両上下方向と垂直な断面と車両前後方向と垂直な断面とがいずれも四角状をなす。空気導入部12は、車両前後方向の前方に面した前壁14に形成される第1導入用開口部15と、車両上下方向の下方に面した下壁16に形成される排水用開口部17(図3参照)と、車両前後方向における後方(エンジン側)に面した後壁18に形成される第2導入用開口部19とを有する。
図1及び図3に示すように、排水用開口部17は、前壁14よりも車両上下方向において下側の下壁16に設けられているため、第1導入用開口部15よりも車両上下方向における下側に開口部17全体が位置する。
図2及び図3に示すように、第2導入用開口部19は、排水用開口部17よりも車両上下方向において上側の位置に設けられる。また、第2導入用開口部19は、その下方側の部分が第1導入用開口部15の上方側の部分と車両前後方向から視てオーバーラップする位置であって、第2導入用開口部19の上方側の部分が第1導入用開口部15と車両前後方向から視てオーバーラップしない位置に形成される。より詳しくは、第2導入用開口部19は、第1導入用開口部15の上端部よりも車両上下方向において上側の位置に第2導入用開口部19の上端部が位置するように形成される。このため、第2導入用開口部19は、第1導入用開口部15の上端部から第2導入用開口部19の上端部までの差Gの分だけ車両上下方向において上側、すなわち高い位置にある開口部分を有する。
図1に示すように、案内部13は、空気導入部12の下壁16の端部から斜め上方に延びる傾斜面13aを有して空気導入部12との間に段差Dを有するようになっている。このため、第1導入用開口部15から水が浸入した場合であっても案内部13側への浸入が抑えられるようになっている。
また、本実施形態のダクト本体11には、排水用開口部17及び第2導入用開口部19を閉塞状態と開放状態とに切り換える開閉部20を備える。
開閉部20は、例えば排水用開口部17の前端部に設けられたヒンジ21に傾動可能に支持される第1板材22と、第1板材22の後端に設けられたヒンジ23に傾動可能に支持される第2板材24とを有する。
第2板材24は、傾動可能に支持するヒンジ23寄りの位置に、開口部24aを有する。
開閉部20の第1板材22は、ヒンジ21に設けられた図示しない付勢部材(例えばコイルばね)によってヒンジ21の回転軸回り(図2及び図3において反時計回り方向であって図2において矢印Y1で示す方向)に付勢されている。ヒンジ21は図2に示すように、開閉部20の第1板材22が排水用開口部17を閉塞した状態から第1板材22が更にヒンジ21の回転軸回りに移動することを規制するストッパを備えている。
また、開閉部20の第2板材24は、ヒンジ23に設けられた図示しない付勢部材(例えばコイルばね)によって第2板材24が第1板材22に対してヒンジ23の回転軸回り(図2及び図3において時計回り方向であって図2において矢印Y2で示す方向)に付勢されている。このため、開閉部20の第2板材24が第2導入用開口部19を閉塞した状態に保持されている。なお、本実施形態では、第2板材24が第2導入用開口部19を閉塞した状態において、第2板材24と第1板材22とが略垂直の状態となっている。
また、開閉部20の第1板材22に対してヒンジ21に設けられる前記付勢部材の付勢力に抗する力が作用すると、開閉部20の第1板材22がヒンジ21の回動軸を中心に付勢力とは反対方向(図2及び図3において時計回り方向であって図3において矢印Y3で示す方向)に傾動するようになっている。その結果、排水用開口部17が開放した状態となり、第1板材22の傾動にともなって開放された排水用開口部17から水が排出可能となっている。
また、前記付勢部材の付勢力に抗する力が作用することで開閉部20(第1板材22)がヒンジ21の回動軸を中心に傾動すると、第2板材24の上端が空気導入部12の後壁18に摺接しながら下方に移動する。その結果、第2板材24がヒンジ23の回動軸を中心にヒンジ23に設けられる前記付勢部材の付勢力とは反対方向(図2及び図3において反時計回り方向であって図3において矢印Y4で示す方向)に傾動するようになっている。このとき、第2板材24によって閉塞されていた第2導入用開口部19が開放状態となるため、第2導入用開口部19からエンジンルーム内の空気を導入可能となっている。
以上説明した吸気ダクト10の構成において課題を解決するための手段の欄に記載した第1開口部、第2開口部、第3開口部はそれぞれ第1導入用開口部15、排水用開口部17、第2導入用開口部19に対応する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図2に示すように、本実施形態の吸気ダクト10は、通常時においては開閉部20によって第2導入用開口部19並びに排水用開口部17が閉塞状態となっているため、空気導入部12の第1導入用開口部15から空気が導入されて案内部13を介してエンジン側に案内される。
また、図3に示すように例えば車両が被水して吸気ダクト10の第1導入用開口部15から水が浸入した場合、開閉部20に作用する水の力(水が開閉部20に衝突する際の力や水の自重)によって前記付勢部材による付勢力に抗して開閉部20の第1板材22がヒンジ21の回動軸を中心に傾動し、それに伴って第2板材24がヒンジ23の回動軸を中心に傾動する。これにより、第1導入用開口部15から浸入した水は開閉部20の傾動に伴って開放された排水用開口部17から排出される。なお、第2板材24の開口部24aからも排水することができるため排水性向上に寄与する。
その一方で、開閉部20がヒンジ21の回動軸中心に傾動することで、第1導入用開口部15よりも高い位置に形成される第2導入用開口部19が開放状態とされるため、第1導入用開口部15から導入できる空気の量が減った場合であっても第2導入用開口部19から空気が導入される。より詳しくは、第1導入用開口部15の上端部と同程度の水位の水がダクト本体11内に浸入した場合、第1導入用開口部15から導入できる空気の量が略ゼロとなるが、第2導入用開口部19が第1導入用開口部15の上端部よりも車両上下方向上側の位置に開口する部分からエンジン側の空気が導入される。
そして、吸気ダクト10内の水が排水用開口部17から排出されると前記付勢部材の付勢力に抗する力(水によって開閉部20に作用する力)が減少する。その結果、開閉部20の第1板材22が前記付勢部材の付勢力によってヒンジ21の回動軸中心に排水用開口部17を閉塞する方向に傾動し、更に第2板材24がヒンジ23の回動軸を中心に第2導入用開口部19を閉塞する方向に傾動することで開閉部20によって排水用開口部17及び第2導入用開口部19が閉塞状態となる。
上述した吸気ダクト10によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)開閉部20は、ダクト本体11内に浸入した水によって作用する力によりダクト本体11に対して相対移動することで排水用開口部17及び第2導入用開口部19が開放された開放状態に切り換えられる。このため、第1導入用開口部15から水が浸入した場合であっても、排水用開口部17から水を排出することができ、第2導入用開口部19から空気を導入することができる。
(2)また、ダクト本体11内に水が浸入していない状態においてはエンジン側に位置する第2導入用開口部19が閉塞状態であるため、エンジン側の温度の高い空気が第2導入用開口部19から吸気ダクト10内に導入されない。
なお、上述の実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・図4〜図6に示すように、吸気ダクト10は、ダクト本体30と開閉部31とを有する。ダクト本体30は、空気導入部32と四角筒状の案内部33とを有する。
空気導入部32は、車両上下方向において上側に位置する上壁32aと、上壁の車両左右方向両側から下方に延出する側壁32bとを有して断面が略U字状をなすように構成される。
空気導入部32には、空気導入部32の側壁32bに開閉部31がヒンジ34の回動軸を中心として傾動可能に取り付けられている。空気導入部32はその下方に開閉部31が取り付けられることで略筒状をなすように構成される。ダクト本体30の空気導入部32に開閉部31を取り付けた状態における車両前後方向の前側に、第1開口部としての第1導入用開口部35が形成されている。第1導入用開口部35は車両前後方向における前方側へ向けて開口しており、第1導入用開口部35から吸気ダクト10内に導入されてエンジンに案内される。
また、ダクト本体30の空気導入部32に開閉部31を取り付けた状態であって車両前後方向の後側に第2開口部としての排水用開口部36が設けられている。
排水用開口部36は、その全体が第1導入用開口部35の車両上下方向上端部よりも車両上下方向下側に位置するようになっている。
また、空気導入部32の各側壁32bには、車両左右方向両側へ向けて開口した第3開口部としての第2導入用開口部37が設けられている。なお、第2導入用開口部37は、上記実施形態の第2導入用開口部19と同様に、第1導入用開口部35の上端部よりも車両上下方向において上側の位置に第2導入用開口部37の上端部が位置するように設けられる。このため、第2導入用開口部37は、第1導入用開口部35の上端部から第2導入用開口部37の上端部までの差Gの分だけ車両上下方向において上側、すなわち高い位置にある開口部分を有する。
図5及び図6に示すように、開閉部31は、第1板材38と、第1板材38に対して傾斜する第2板材39と、第2板材39の車両左右方向両側に設けられる閉塞部40とを有する。第1板材38と第2板材39との間には前記ダクト本体30に回動可能に支持されるヒンジ34が設けられ、ヒンジ34の回動軸を中心として第1板材38及び第2板材39とが傾動可動に支持される。
閉塞部40は、第2板材39の車両左右方向両端部から第2板材39に対して略直交するように形成される。閉塞部40は、略半円板状をなすよう構成される。閉塞部40は開閉部31の傾動範囲における位置によって空気導入部32の車両左右方向両側の側壁32bに設けられる第2導入用開口部37を閉塞状態と開放状態とを切り換えるために用いられる。
ここで、上述の開閉部31は、図示しない付勢部材(例えばコイルばね等)によってヒンジ34の回動軸回り(図5及び図6において反時計回り方向であって図5において矢印Y5で示す方向)に付勢されている。開閉部31は、通常時においては図5に示すように第2板材39が案内部33の下壁33aの端部と当接した位置に保持されている。この状態では、第1板材38がダクト本体30の上壁(空気導入部32の上壁32a)に対して平行に配置されるとともに、第2板材39が車両前後方向における後側に向かうに従って上昇するように傾斜して配置される構成となっている。このとき、開閉部31の閉塞部40は、第2導入用開口部37を塞いで閉塞状態とする。
また、開閉部31に対して前記付勢部材の付勢力に抗する力が作用すると、開閉部31がヒンジ34の回動軸を中心に付勢力とは反対方向(図5及び図6において時計回り方向であって図6において矢印Y6で示す方向)に傾動するようになっている。これにより、開閉部31の第1板材38の前端が上昇して第1導入用開口部35の断面積が縮小されるとともに、第1導入用開口部35の第2板材39の後端が下降することで排水用開口部36が開放状態となる。このとき、閉塞部40も下降することで、第2導入用開口部37が開放された開放状態となる。つまり、開閉部31が付勢力に抗して傾動することで排水用開口部36及び第2導入用開口部37が開放状態となる。これにより、第1導入用開口部35から水が浸入した場合であっても開閉部31に作用する水の力(水が開閉部31に衝突する際の力や水の自重)によって開閉部31が付勢力に抗してヒンジ34の回動軸を中心に傾動することで排水用開口部36から水を排出することができ、第2導入用開口部37から空気を導入することができる。
そして、吸気ダクト10内の水が排水用開口部36から排出されると前記付勢部材の付勢力に抗する力(水によって開閉部31に作用する力)が減少する。その結果、開閉部31が前記付勢力によってヒンジ34の回動軸中心に排水用開口部36及び第2導入用開口部37を閉塞する方向に傾動し、開閉部31の第2板材39及び閉塞部40によって排水用開口部36及び第2導入用開口部37が閉塞状態となる。
・上記実施形態では、排水用開口部17を下壁16に設ける構成としたが、これに限らず、図7に示すように排水用開口部17に相当する排水用開口部41を後壁18に設ける構成としてもよい。即ち、後壁18に排水用開口部41と第2導入用開口部19に相当する第2導入用開口部42とを有する構成としてもよい。第2導入用開口部42は排水用開口部41よりも車両上下方向における上側に開口部42全体が位置する。また、第2導入用開口部42は、第1導入用開口部15に相当する第1導入用開口部43の上端部から第2導入用開口部42の上端部までの差Gの分だけ車両上下方向において上側、すなわち高い位置にある開口部分を有する。
図7に示すように、開閉部44は、後壁18の排水用開口部41と第2導入用開口部42との間に設けられたヒンジ45の回動軸を中心に傾動可能に支持される。開閉部44は、第1板材46と、第1板材46と略平行な第2板材47と、第1板材46の端部及び第2板材47の端部とを接続するとともにヒンジ45に支持される接続部48とを有する。
ここで、上述の開閉部44は、図示しない付勢部材(例えばコイルばね等)によってヒンジ45の回動軸回り(図7において矢印Y7で示す方向)に付勢されている。このため、開閉部44は、通常時においては図7に示すように第1板材46が後壁18の後面18aと当接して排水用開口部41を閉塞し、第2板材47が後壁18の前面18bと当接して第2導入用開口部42を閉塞した状態で保持されている。
また、開閉部44に対して前記付勢部材の付勢力に抗する力が作用すると、開閉部44がヒンジ45の回動軸を中心に付勢力とは反対方向(矢印Y7とは反対方向)に傾動するようになっている。このとき、開閉部44の第1板材46が後壁18の後面18aと離間することで排水用開口部41が開放され、第2板材47が後壁18の前面18bと離間することで第2導入用開口部42が開放された開放状態となる。これにより、第1導入用開口部43から水が浸入した場合であっても開閉部44の第1板材46に作用する水の力(水が開閉部44に衝突する際の力や水の自重)によって開閉部44が付勢力に抗してヒンジ45の回動軸を中心に傾動することで排水用開口部41から水を排出することができ、第2導入用開口部42から空気を導入することができる。
・上記実施形態では、第2導入用開口部19の下方側の部分が第1導入用開口部15の上方側の部分と車両前後方向から視てオーバーラップする位置であって、第2導入用開口部19の上方側の部分が第1導入用開口部15と車両前後方向から視てオーバーラップしない位置となるように第2導入用開口部19を設けることとしたが、これに限らない。例えば、第2導入用開口部19全体が第1導入用開口部15よりも車両上下方向において上側となる位置に第2導入用開口部19を設ける構成を採用してもよい。
また、上述した第1導入用開口部35と第2導入用開口部37についても同様に第2導入用開口部37全体が第1導入用開口部35よりも車両上下方向において上側となる位置に第2導入用開口部37を設ける構成を採用してもよい。
また、第1導入用開口部43と第2導入用開口部42についても同様に第2導入用開口部42全体が第1導入用開口部43よりも車両上下方向において上側となる位置に第2導入用開口部42を設ける構成を採用してもよい。
・上記実施形態並びに上記別の形態では、開閉部20,31,44の傾動動作によって第2導入用開口部19,37,42と排水用開口部17,36,41とを閉塞状態と開放状態とで切り換える構成としたが、これに限らない。例えば開閉部の車両上下方向のスライド動作によって第2導入用開口部と排水用開口部とを閉塞状態と開放状態とで切り換える構成としてもよい。
10…吸気ダクト、15…第1開口部としての第1導入用開口部、17…第2開口部としての排水用開口部、19…第3開口部としての第2導入用開口部、20…開閉部、31…開閉部、35…第1開口部としての第1導入用開口部、36…第2開口部としての排水用開口部、37…第3開口部としての第2導入用開口部、41…第2開口部としての排水用開口部、42…第3開口部としての第2導入用開口部、43…第1開口部としての排水用開口部、44…開閉部。

Claims (1)

  1. 車両前方に向けて開口した第1開口部と、
    前記第1開口部の車両上下方向上端部よりも車両上下方向下側に位置する開口を少なくとも含む第2開口部と、
    前記第1開口部よりも車両上下方向上側に位置する開口を少なくとも含む第3開口部と、
    前記第2開口部及び前記第3開口部を塞ぐ閉塞状態と前記第2開口部及び前記第3開口部を開放した開放状態とに切り換え可能に構成され、内部に浸入した水によって作用する力により移動することで前記閉塞状態から前記開放状態に切り換えられる開閉部と、
    を備えたことを特徴とする吸気ダクト。
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