JP2002193236A - 電子レンジ対応紙カップ - Google Patents

電子レンジ対応紙カップ

Info

Publication number
JP2002193236A
JP2002193236A JP2000400074A JP2000400074A JP2002193236A JP 2002193236 A JP2002193236 A JP 2002193236A JP 2000400074 A JP2000400074 A JP 2000400074A JP 2000400074 A JP2000400074 A JP 2000400074A JP 2002193236 A JP2002193236 A JP 2002193236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper cup
paper
microwave
heat insulating
insulating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000400074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4770022B2 (ja
Inventor
Takeshi Morisako
健 森迫
Tatsuya Nozaki
達也 野崎
Kenichi Endo
憲一 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000400074A priority Critical patent/JP4770022B2/ja
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to CN2007100961954A priority patent/CN101117163B/zh
Priority to KR1020037007591A priority patent/KR100816458B1/ko
Priority to CNB018206123A priority patent/CN1320870C/zh
Priority to TW90131044A priority patent/TWI224500B/zh
Priority to CN2007100961935A priority patent/CN101531260B/zh
Priority to PCT/JP2001/010988 priority patent/WO2002047523A1/ja
Publication of JP2002193236A publication Critical patent/JP2002193236A/ja
Priority to HK08106209.6A priority patent/HK1111664A1/xx
Priority to HK10100768.8A priority patent/HK1134475A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4770022B2 publication Critical patent/JP4770022B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、紙カップの中に、飲料や即席食品
などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、
糸じり部に焦げを発生させることがなく、加熱後に内容
物を冷ますことがない底面部に断熱性を有する電子レン
ジ対応紙カップを提供する。 【解決手段】本発明は、筒状の胴部と、該胴部の上端部
を折り曲げたトップカール部と該胴部の下端部を内側に
折り返した折り返し部とを有する胴部材と、底面部と該
底面部の外周縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材
とを備えて、胴部と折り返し部との間に屈曲部が挟み込
まれて互いに接合された紙カップの底面部が下方に凹状
に形成され、かつ、底面部の外面に断熱部材が貼着して
形成されていることを特徴とする電子レンジ対応紙カッ
プである。また、断熱部材が、段ボール、またはエンボ
ス加工紙からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジで使用
する紙カップに関するものである。詳しくは、底面部に
断熱性を有する電子レンジ対応紙カップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動販売機などで熱い飲料
用、即席食品用などに紙カップが広く使用されている。
また、一般的ではないものの、飲料や惣菜などの入った
紙カップを直接電子レンジを利用し、加熱調理すること
も行なわれている。一般的な紙カップPは、図7に示す
ように、胴部材1と底部材2とからなり、胴部材1は主
に胴部11を形成し、上端部を外側にカールしてトップ
カール部12とし、下端部を内側に折り返して折り返し
部13としている。一方、底部材2は主に底面部21を
形成し、外周縁部を下方へ略直角に屈曲して屈曲部22
としている。胴部材1と底部材2の接合は、底部材2の
屈曲部22を、胴部材1の折り返し部13と、胴部11
の下端部とで挟んで加熱圧着している。この底部材2の
屈曲部22を挟み込んで接合した部分を糸じり部Zと称
し、底面部21を上げ底にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般形
状の紙カップPに内容物を入れて電子レンジで加熱調理
した場合、紙カップの底の糸じり部Zに焦げを生じる場
合があるという問題がある。その原因は、つぎのように
考えられる。紙の材料のパルプのセルロースは基本的に
は電子レンジのマイクロ波を吸収する。従って、紙の重
なる糸じり部Zでは、紙厚が増し発熱量が増す。一方、
表面積は変わらないため熱の放出量が同じで、発生した
熱を蓄積することになり、温度が上昇し、焦げを発生さ
せる原因となっている。ただし、内容物がある場合に
は、焦げが発生しにくくなる。それは、紙に発生し蓄積
された熱が内容物に奪われるためと考えられる。つま
り、通常の紙カップPでは、図7に示すように、胴部材
1と底部材2の接合部位として糸じり部Zを持つ構造で
あるため、この糸じり部Zは、表側と裏側の両面からマ
イクロ波の照射を受けること、内容物に触れることなな
く、畜熱されやすく、そのために焦げが生じやすい。
【0004】本発明は、紙カップの中に、飲料や即席食
品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時
に、糸じり部に焦げを発生させることがなく、加熱後に
内容物を冷ますことがない底面部に断熱性を有する電子
レンジ対応紙カップを提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
すべく検討した結果、本発明は、筒状の胴部と、該胴部
の上端部を折り曲げたトップカール部と該胴部の下端部
を内側に折り返した折り返し部とを有する胴部材と、底
面部と該底面部の外周縁部を折り曲げた屈曲部とを有す
る底部材とを備えて、前記胴部と前記折り返し部との間
に前記屈曲部が挟み込まれて互いに接合された紙カップ
の前記底面部が下方に凹状に形成され、かつ、前記底面
部の外面に断熱部材が貼着して形成されていることを特
徴とする電子レンジ対応紙カップである。また、前記断
熱部材が、段ボール、またはエンボス加工紙からなるこ
とを特徴とする。
【0006】本発明によれば、紙カップの底面部の形状
を下方に凹状にし、底面部の外面に断熱部材を貼着する
ことによって、紙カップの中に、飲料や即席食品などの
内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり
部に焦げを発生させることがなく、加熱後に下面に置い
た時に内容物が冷めにくい底面部に断熱性を有する電子
レンジ対応紙カップを得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、本
発明について、さらに詳しく説明する。図1は、本発明
による電子レンジ対応紙カップの一実施例の一部切り欠
け断面図である。電子レンジ対応紙カップAは、図1−
aに示すように、胴部材1と底部材2と断熱部材3とか
ら構成されている。胴部材1は、胴部11と、上端部を
外側にカールしてトップカール部12と、下端部を内側
に折り返して折り返し部13とからなっている。底部材
2は、内面から見て下方に凹状に変形した底面部21U
と、外周縁部を下方へ略直角に屈曲して屈曲部22とか
らなっている。胴部材1と底部材2の接合は、底部材2
の屈曲部22を、胴部材1の折り返し部13と、胴部1
1の下端部とで挟んで加熱圧着している。そして、底部
材2の底面部21Uの外面に、断熱性を有する材料から
なる断熱部材3を貼着している。
【0008】底面部21Uは、図1−bに示すように、
内面から見て下方に凹状に変形されたU字形状をしてい
る。好ましくは、図1−cに示すように、下面部21U
aと壁面部21Ubとからなるトレー形状であり、下面
部21Uaは平面状とし、壁面部21Ubは胴部材1の
折り返し部13に近ずけることが好ましい。下面部Ua
を平面状にすることによって、断熱部材3を貼着しやす
くなる。また、底面部21Uの最大深さdは、胴部材1
の折り返し部13の上端から折り返し部13の幅の70
%以上が望ましい。70%以上にすることによって、電
子レンジ内で糸じり部Zの裏側からのマイクロ波の照射
を遮ることができ、糸じり部Zの焦げの発生を防ぐこと
ができる。70%未満の場合には、糸じり部Zが焦げる
危険がある。
【0009】また、断熱部材3の表面と胴部11の下端
により形成される下端面Xとの距離xは、上方に8mm
未満、下方に2mm未満の範囲が好ましい。距離xが、
図2−aに示すように、上方に8mm以上の場合には、
糸じり部Zの裏側からのマイクロ波を遮蔽する効果がな
くなる。また、距離xが、図2−bに示すように、下方
に2mm以上の場合には、電子レンジ対応紙カップA
は、安定性を失う危険がある。
【0010】断熱部材3は、底部材2の底面部21Uの
下面部21Uaの外面に貼着するが、必ずしも下面部2
1Uaの全面に貼着する必要はなく、部分的に貼着して
もよい。また、断熱部材3の形状は、円形、多角形、星
形などでよく、特に限定されることはない。この断熱部
材3を下面部21Uaに貼着することによって、電子レ
ンジ対応紙カップA内に熱い内容物を入れて下面に置い
た時に、断熱部材3が下面に接触した場合でも熱の伝導
が少ないため、内容物が冷めにくくなる。また、内容物
の熱さを感じることなく、手で断熱部材3に触れて電子
レンジ対応紙カップAを持つことができる。
【0011】本発明の電子レンジ対応紙カップAの胴部
材1および底部材2に使用する材料は、紙を主強度材と
し、最内層に熱可塑性樹脂を設けることを基本としてい
る。
【0012】主強度材となる紙としては、紙カップ成形
適性の良いカップ原紙を使用することが好ましい。坪量
は、とくに限定されないが、紙カップ成形適性上、15
0〜300g/m2の範囲がより好ましい。
【0013】最内層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物
の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、ま
た、熱シールにより胴部の貼り合わせ、そして胴部材1
と底部材2の接着を可能にする機能を持っている必要が
ある。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ナイロン、エチレンビニルアルコール、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。厚さと
しては、15〜60μmの範囲が好ましい。これらの熱
可塑性樹脂は、押し出し加工あるいはラミネート加工に
よって、最内層に形成される。
【0014】例えば、具体的な材料の構成としては、表
面側から紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂
層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂
層/紙層/ポリエチレン樹脂層、紙層/ポリプロピレン
樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン
樹脂層、紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂
層/紙層/ポリエステル樹脂層、紙層/ナイロン樹脂
層、ナイロン樹脂層/紙層/ナイロン層などが挙げられ
る。
【0015】特に、底部材2の材料は、凹凸状に変形す
る時、変形しやすく、変形時に、ひび割れやピンホール
が生じない構成を選定する必要があり、ポリエステル樹
脂層、ナイロン樹脂層を有する構成が好ましい。
【0016】また、断熱部材3に使用する材料として
は、断熱性を有するシート状の材料であればよく、例え
ば、段ボール、発泡シート、発泡加工紙、エアーキャッ
プシート、エンボス加工紙などがあげられる。中でも断
熱効果、加工性、環境対応などの点から、段ボール、エ
ンボス加工紙が好ましい。
【0017】この段ボールは、A段、B段、E段、F段
などの種類があるが、特に限定されるものではない。電
子レンジ対応紙カップAの大きさに適合する種類の段ボ
ールを使用することができる。また、片面のライナーが
ない、いわゆる片面段ボールでもよく、段加工した中芯
を外面に出して使用してもよい。さらに、波型に段加工
をした段ボールも使用することができる。
【0018】このエンボス加工紙は、通常の段ボールと
は異なり、中芯紙に点状模様、格子模様などの1〜2m
mの深さのエンボス加工を行い、ライナー紙と貼り合わ
せたものである。ライナー紙は片面あるいは両面に貼り
合わせる。断熱効果があり、断熱部材3として使用する
ことができる。また、中芯紙は100〜180g/m 2
の範囲で、ライナー紙は200〜270g/m2の範囲
で使用することができる。
【0019】つぎに、本発明の電子レンジ対応紙カップ
Aを製造する方法について説明する。
【0020】まず、断熱部材3が貼着される前の電子レ
ンジ対応紙カップaが、図3に示すような胴部材ブラン
ク10と底部材ブランク20とから製造されるが、その
製造方法は、大きく二つの方法に分けることができる。
【0021】一つの方法は、図4に示すように、まず一
般的な紙カップと同様な形状の紙カップを作製する。こ
の底部材2の変形前の紙カップの製造は、紙カップ成型
機で一般的な紙カップと同様に成型することができる。
一般的に、胴部材ブランク10は、あらかじめ前工程で
打ち抜かれたものを使用し、底部材ブランク20は、紙
カップ成型機上で打ち抜かれる。この底面部21が底上
げとなっている紙カップをつぎの工程で底面部21を下
方に凹状に変形してU字形状の底面部21Uとする方法
である。
【0022】もう一つの方法は、図5に示すように、予
め、胴部材1と底部材2とを別の工程で加工しておく。
そして、つぎの工程で、筒状に成形した胴部材1aとU
字形状の底面部21Uを有する底部材2aとを、底部材
1の屈曲部22を胴部材1の折り返し部13と胴部11
の下端部とで挟んで接合する方法である。
【0023】つぎに、電子レンジ対応紙カップaと断熱
部材3とをそれぞれ別々に作成し、図6に示すように、
電子レンジ対応紙カップaの底面部21Uの外面に断熱
部材3を接着剤を用いて貼り合わせる。
【0024】接着剤としては、例えば、セルロ−ス系、
ポリ酢酸ビニル系、ポリアクリル系、ポリオレフィン
系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系、
エポキシ系、アミノ樹脂系、ゴム系、ジエン系、その他
をビヒクルの主成分とする溶剤型、エマルジョン型、ホ
ットメルト型、その他等の接着剤を使用することができ
る。特に接着剤は、限定されるものではないが、熱湯な
どの熱い内容物を入れても、熱により剥がれてしまうこ
とのない、耐熱性のあるタイプの接着剤を使用すること
が好ましい。
【0025】本発明の電子レンジ対応紙カップの用途
は、インスタントラーメン、惣菜類などを温める即席食
品用の容器、あるいはコーヒー、紅茶、スープなどを温
める飲料用の容器として有効である。
【0026】
【実施例】次に、本発明について実施例をあげて、さら
に具体的に説明する。
【0027】〔実施例〕胴部材1の材料として、表面か
らカップ原紙280g/m2/低密度ポリエチレン樹脂
μmの構成の材料を使用し、底部材2の材料として、表
面からカップ原紙255g/m2/低密度ポリエチレン
樹脂25μmの構成の材料を使用した。まず、胴部材1
の材料を図3のような胴部材ブランク10に打ち抜き、
この胴部材ブランク10をマンドレルに巻き付け、筒状
の胴部材1aに形成した。つぎに、一般的な紙カップの
成形機で、胴部材1の下方から底部材ブランク20を嵌
め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材1の下端を内
側に折り返して折り返し部13とした。つづいて、胴部
材1の上端部を外側にカールしトップカール部12を形
成した。作製した紙カップの底面部21をつぎの工程で
下方に凹状に変形してU字形状の底面部21Uとして電
子レンジ対応紙カップaを作成した。つぎに、材料とし
て、E段ボールを使用して、電子レンジ対応紙カップa
の下端の円周よりやや小さい面積の円形の断熱部材3を
打ち抜き加工で打ち抜いて作製した。この断熱部材3を
電子レンジ対応紙カップaのaの底面部21Uの下面部
21Uaの外面にポリアクリル系樹脂のエマルジョン型
の接着剤を用いて接着して本発明の電子レンジ対応紙カ
ップAを作製した。
【0028】〔比較例〕実施例と同一の材料を使用し、
紙カップの胴部材1の胴部11の外径、高さなど胴部材
1の形状を実施例と同一にし、底部材2の底面部21は
平面状である従来の形状で作成した。
【0029】本発明の電子レンジ対応紙カップの実施
例、そして実施例と同じ外寸法の比較例の紙カップに水
200mlを入れ、電子レンジ(NEC社製、電子レン
ジMC−E2家庭用高周波出力:500W)にて加熱調
理を行なった。その結果、実施例においては、電子レン
ジ対応紙カップのどの部分にも焦げの発生は見られなか
った。一方、比較例においては、加熱調理2分後に糸じ
り部がやや茶色に変色し、5分後には糸じり部に焦げが
発生した。また、熱い内容物が入った状態で下面上に置
いた時に、断熱部材の表面が下面に接触したが、内容物
は急激に冷めることなく、かつ、熱さを感じることなく
断熱部材の面を手で押さえて本発明の電子レンジ対応紙
カップを持つことができた。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、紙カップの底面部の形
状が下方に凹状に変形したU字形状にし、底面部の外面
に断熱部材を貼着することによって、紙カップの中に、
飲料や即席食品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱
調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることがな
く、加熱後に内容物を下面に置いた時に、内容物を冷ま
しにくい底面部に断熱性を有する電子レンジ対応紙カッ
プを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子レンジ対応紙カップの一実施
例を示す一部切り欠け断面図である。
【図2】本発明による電子レンジ対応紙カップの底部材
の形状を示す断面図である。
【図3】本発明による電子レンジ対応紙カップの胴部材
ブランクおよび底部材ブランクを示す展開図である。
【図4】断熱部材を貼着する前の電子レンジ対応紙カッ
プを製造する方法を説明する図である。
【図5】断熱部材を貼着する前の電子レンジ対応紙カッ
プを製造するもう一つの方法を説明する図である。
【図6】本発明の電子レンジ対応紙カップを製造する方
法を説明する図である。
【図7】従来の紙カップを示す部分断面図である。
【符号の説明】
A 電子レンジ対応紙カップ a 電子レンジ対応紙カップ(断熱部材の貼着前の
状態) P 紙カップ(従来) Z 糸じり部 1 胴部材 1a 胴部材(接合前) 10 胴部材ブランク 11 胴部 12 トップカール部 13 折り返し部 2 底部材 2a 底部材(接合前) 20 底部材ブランク 21 底面部 21U 底面部(変形後) 21Ua 下面部(変形後) 21Ub 側壁部(変形後) 22 屈曲部(底部材) 3 断熱部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 憲一 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AA03 AA11 AB01 AB26 BA07A BB01A BB02A BC03A CA18 EE48 FA01 FC03 GA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の胴部と、該胴部の上端部を折り曲
    げたトップカール部と該胴部の下端部を内側に折り返し
    た折り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の
    外周縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材とを備え
    て、前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟
    み込まれて互いに接合された紙カップの前記底面部が下
    方に凹状に形成され、かつ、前記底面部の外面に断熱部
    材が貼着して形成されていることを特徴とする電子レン
    ジ対応紙カップ。
  2. 【請求項2】 前記断熱部材が、段ボールからなること
    を特徴とする請求項1に記載の電子レンジ対応紙カッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記断熱部材が、エンボス加工紙からな
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ対応紙
    カップ。
JP2000400074A 2000-12-14 2000-12-28 電子レンジ対応紙カップ Expired - Fee Related JP4770022B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400074A JP4770022B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 電子レンジ対応紙カップ
KR1020037007591A KR100816458B1 (ko) 2000-12-14 2001-12-14 전자 레인지 대응 종이컵 및 그 제조 방법
CNB018206123A CN1320870C (zh) 2000-12-14 2001-12-14 微波炉用纸杯及其制造方法
TW90131044A TWI224500B (en) 2000-12-14 2001-12-14 Microwave oven-compatible paper cup and method of manufacturing the paper cup
CN2007100961954A CN101117163B (zh) 2000-12-14 2001-12-14 微波炉用纸杯
CN2007100961935A CN101531260B (zh) 2000-12-14 2001-12-14 微波炉用纸杯
PCT/JP2001/010988 WO2002047523A1 (fr) 2000-12-14 2001-12-14 Gobelet en papier compatible avec les fours a micro-ondes et son procede de fabrication
HK08106209.6A HK1111664A1 (en) 2000-12-14 2008-06-04 Paper cup for microwave oven
HK10100768.8A HK1134475A1 (en) 2000-12-14 2010-01-25 Microwave oven-compatible paper cup

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400074A JP4770022B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 電子レンジ対応紙カップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002193236A true JP2002193236A (ja) 2002-07-10
JP4770022B2 JP4770022B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=18864737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000400074A Expired - Fee Related JP4770022B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-28 電子レンジ対応紙カップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4770022B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255302B2 (ja) * 1981-11-30 1990-11-27 Dainippon Printing Co Ltd
JPH06329143A (ja) * 1993-05-12 1994-11-29 Goyo Paper Working Co Ltd 断熱複合容器材料及び該材料からなる容器
JPH10211973A (ja) * 1997-01-27 1998-08-11 Toppan Printing Co Ltd 断熱容器
JPH1111541A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ用紙カップ
JPH1111542A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ用紙カップ
JP2000085743A (ja) * 1998-09-04 2000-03-28 Makusamu:Kk 紙コップホットガード
JP2000128143A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Nippon Kamiparupu Shoji Kk 容器及びその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255302B2 (ja) * 1981-11-30 1990-11-27 Dainippon Printing Co Ltd
JPH06329143A (ja) * 1993-05-12 1994-11-29 Goyo Paper Working Co Ltd 断熱複合容器材料及び該材料からなる容器
JPH10211973A (ja) * 1997-01-27 1998-08-11 Toppan Printing Co Ltd 断熱容器
JPH1111541A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ用紙カップ
JPH1111542A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 電子レンジ用紙カップ
JP2000085743A (ja) * 1998-09-04 2000-03-28 Makusamu:Kk 紙コップホットガード
JP2000128143A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Nippon Kamiparupu Shoji Kk 容器及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4770022B2 (ja) 2011-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3953584B2 (ja) 電子レンジ用紙カップ
KR100816458B1 (ko) 전자 레인지 대응 종이컵 및 그 제조 방법
JP4736214B2 (ja) 電子レンジ用紙カップ
JP2006320615A (ja) 電磁調理器用紙カップ
JP6419412B2 (ja) 電子レンジ用紙カップ
JPH1111542A (ja) 電子レンジ用紙カップ
JP4743372B2 (ja) 電子レンジ用紙カップ
JP4770018B2 (ja) 断熱電子レンジ対応紙カップ
JP4660022B2 (ja) 電子レンジ対応紙カップおよびその製造方法
JP5071614B2 (ja) 電子レンジ用紙カップ
JP4676656B2 (ja) 電子レンジ用紙カップおよびその製造方法
JP4770026B2 (ja) 断熱電子レンジ対応紙カップ
JP2002193236A (ja) 電子レンジ対応紙カップ
JP4770025B2 (ja) 断熱電子レンジ対応紙カップ
JP4695975B2 (ja) 断熱複合容器
JP4736248B2 (ja) 電子レンジ対応紙カップ
JP4580581B2 (ja) 電子レンジ対応紙カップ
JP2002178421A (ja) 電子レンジ対応紙カップの製造方法
JP2002240865A (ja) 電子レンジ対応紙カップ
JP2001122243A (ja) 電子レンジ用断熱紙カップ
JP2001122242A (ja) 電子レンジ用断熱紙カップ
JP2003026141A (ja) 電子レンジ対応紙カップおよびその製造方法
JP2007137447A (ja) 断熱複合容器
JP2014169092A (ja) 電子レンジ用紙カップ
JP2001145563A (ja) 電子レンジ用断熱紙カップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4770022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees