JP4770026B2 - 断熱電子レンジ対応紙カップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱電子レンジ対応紙カップに関するものであり、さらに詳しくは、胴部に断熱性を有する断熱カバーを取り付け、底面部に断熱部材を貼着している断熱電子レンジ対応紙カップに関するものである。そして、本発明の断熱電子レンジ対応紙カップは、断熱容器として電子レンジで使用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、断熱性の有するカップとしては、発泡性を持つ合成樹脂、とくに発泡ポリスチレン樹脂を原料とするものが、多く使用されている。しかしながら、発泡ポリスチレン樹脂によるカップは、発泡剤を加えた樹脂を成形加工することによって製造され、断熱性では優れているが、使用後、廃棄物として処理しにくく、環境対応および衛生上の点で問題がある。また、表面の平滑性が低く、印刷適性に劣るという問題がある。
【0003】
また、紙カップの全周に波形状などの紙製の胴巻きをした形態のもの、あるいは内側と外側の二重構造とし、二層間に空間を持たせた形態のものなどが実用化されている。しかしながら、これらの形態のものは、内容物を入れて電子レンジで加熱調理した場合、本体である紙カップの糸じり部に焦げを生じる場合があるという問題がある。その原因は、つぎのように考えられる。紙の材料のパルプのセルロースは基本的には電子レンジのマイクロ波を吸収する。従って、紙の重なる糸じり部では、紙厚が増し発熱量が増す。一方、表面積は変わらないため熱の放出量が同じで、発生した熱を蓄積することになり、温度が上昇し、焦げを発生させる原因となっている。ただし、内容物がある場合には、焦げが発生しにくくなる。それは、紙に発生し蓄積された熱が内容物に奪われるためと考えられる。つまり、通常の紙カップPでは、図15−aに示すように、胴部材1と底部材2の接合部位として糸じり部Zを持つ構造であり、この糸じり部Zは、表側と裏側の両面からマイクロ波の照射を受ける上に、内容物に触れることがないため、畜熱されやすく、そのために焦げが生じやすい。
【0004】
この糸じり部Zの焦げの発生を防ぐために、図15−bに示すように、底部材2の底面部21を下方に凹状にして底面部21Uとすることは、有効な方法である。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、底面部21を下方に凹状にすることによって、加熱された内容物を入れて平面上に置いた場合、底面部21Uが平面に近付くか、あるいは接触するため、加熱された内容物が冷めやすいという問題がある。また、底面部21Uが加熱され、手で持ちにくいという問題もある。
【0006】
本発明は、断熱性のある紙カップであって、飲料や即席食品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生することがなく、加熱後に平面上に置いても内容物が冷めにくく、底面部を手で持つことができる断熱電子レンジ対応紙カップを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決すべく検討した結果、本発明は、紙を主強度材としてそれぞれ、状の胴部と該胴部の上端部を外側にカールしたトップカール部と該胴部の下端部を内側に折り返した折り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の外周縁部を下方へ略直角に屈曲した屈曲部とを有する底部材とが、それぞれ紙を主強度材として構成され、前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟み込まれた糸じり部で前記胴部材と前記底部材とが互いに接合された紙カップ本体の前記胴部の外周に断熱カバーが取り付けられた断熱性を有する紙カップであって、前記紙カップ本体の前記底面部が該底面部の前記外周縁部から下方に凹状に変形したU字形状に形成され、かつ、前記底面部の外面に断熱部材を該断熱部材の表面と前記胴部の下端により形成される下端面との距離が前記下端面より上方に8mm未満、及び前記下端面から下方に2mm未満の範囲に貼着してなることを特徴とする断熱電子レンジ対応紙カップである。
【0008】
また、前記断熱部材が、段ボール、またはエンボス加工紙からなることを特徴とする。
【0009】
また、前記断熱カバーの上端部に、内側へのカバー上カール部、または内側へのカバー上屈曲部が形成されていること、または前記断熱カバーの下端部に、内側へのカバー下カール部、または内側へのカバー下屈曲部が形成されていることを特徴とする。
また、前記断熱カバーの上端部に、前記カバー上カール部、または前記カバー上屈曲部が形成され、かつ、前記断熱カバーの下端部に、前記カバー下カール部、または前記カバー下屈曲部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
さらにまた、前記断熱カバーが、波形に加工されたコルゲート加工紙、段ボール紙、またはエンボス加工紙により形成されていることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、胴部に断熱カバーを取り付けた断熱性を有する紙カップであって、本体である紙カップの底面部の形状が下方に凹状に形成されていることによって、この断熱紙カップの中に、飲料や即席食品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることのなく、底面部に断熱部材を貼着したことにより、加熱後に平面上に置いても内容物が冷めにくい保温性を有し、かつ、底面部を手で持つことができる断熱電子レンジ対応紙カップを得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明について、さらに詳しく説明する。図1は、本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの一実施例の一部切り欠け断面図である。断熱電子レンジ対応紙カップAは、図1−aに示すように、紙カップ本体aと紙カップ本体aの外周に取り付けられた断熱カバーbと紙カップ本体aの底面部に貼着された断熱部材cとからなっている。紙カップ本体aは、胴部材1と底部材2とから構成され、胴部材1は、胴部11と、上端を外側にカールしてトップカール部12と、下端を内側に折り返して折り返し部13とからなり、一方、底部材2は、内面側から下方に凹状の底面部21Uと、外周縁部を下方へ略直角に屈曲した屈曲部22とからなっている。胴部材1と底部材2の接合は、底部材2の屈曲部22を、胴部材1の折り返し部13と、胴部11の下端部とで挟んで加熱圧着している。そして、底部材2の底面部21Uの外面に、断熱性を有する材料からなる断熱部材cを貼着している。
【0014】
この底面部21Uは、図1−bに示すように、内面側から下方に凹状に変形したU字形状をしている。底面部21Uの形状は、図1−cに示すように、下面部21Uaと壁面部21Ubとからなるトレー形状が好ましく、下面部21Uaは平面状とし、壁面部21Ubは胴部材1の折り返し部13に近ずけることが好ましい。また、底面部21Uの最大深さxは、胴部材1の折り返し部13の上端から折り返し部13の幅X(厳密には、折り返し部13の幅に底部材2の厚みを加えたものである)の70%以上が望ましい。70%以上にすることによって、電子レンジ内で糸じり部Zの裏側からのマイクロ波の照射を遮ることができ、糸じり部Zの焦げの発生を防ぐことができる。70%未満の場合には、糸じり部Zが焦げる危険がある。
【0015】
また、断熱部材cの表面と胴部11の下端により形成される下端面Yとの距離yは、上方に8mm未満、下方に2mm未満の範囲が好ましい。距離yが、図2−aに示すように、上方に8mm以上の場合には、糸じり部Zの裏側からのマイクロ波を遮蔽する効果がなくなる。また、距離yが、図2−bに示すように、下方に2mm以上の場合には、電子レンジ対応紙カップAは、安定性を失う危険がある。
【0016】
また、紙カップ本体aの胴部材1および底部材2に使用する材料は、紙を主強度材とし、最内層に熱可塑性樹脂を設けることを基本としている。
【0017】
主強度材となる紙としては、紙カップ成形適性の良いカップ原紙を使用することが好ましい。坪量は、とくに限定されないが、紙カップ成形適性上、150〜300g/m2の範囲がより好ましい。
【0018】
最内層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、また、熱シールにより胴部の貼り合わせ、そして胴部材1と底部材2の接着を可能にする機能を持っている必要がある。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、エチレンビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。厚さとしては、15〜60μmの範囲が好ましい。これらの熱可塑性樹脂は、押し出し加工あるいはラミネート加工によって、最内層に形成される。
【0019】
例えば、具体的な材料の構成としては、表面側から紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂層/紙層/ポリエチレン樹脂層、紙層/ポリプロピレン樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン樹脂層、紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂層/紙層/ポリエステル樹脂層、紙層/ナイロン樹脂層、ナイロン樹脂層/紙層/ナイロン層などが挙げられる。
【0020】
特に、底部材2の材料は、凹凸状に変形する時、変形しやすく、変形時に、ひび割れやピンホールが生じない構成を選定する必要があり、ポリエステル樹脂層、ナイロン樹脂層を有する構成が好ましい。
【0021】
一方、断熱カバーbは、主にカバー胴部31からなり、紙カップ本体aの胴部11の外周に取り付けるが、外周全面に取り付ける必要はなく、紙カップ本体aの胴部11の上下方向の長さより短くして、胴部11の外面の上部に取り付けることもできる。
【0022】
断熱カバーbの形状としては、紙カップ本体aの胴部11の外面に密着して取り付けた形状とするが、断熱カバーbのカバー胴部31の上端部を内側へカールしてカバー上カール部32a(図3−a)あるいは上端部を内側へ折り返してカバー上屈曲部32b(図3−b)を形成した形状とすることができる。また、断熱カバーbのカバー胴部31の下端部を内側へカールしてカバー下カール部33a(図3−c)あるいは下端部を内側へ折り返してカバー下屈曲部33b(図3−d)を形成した形状とすることができる。さらに、断熱カバーbのカバー胴部31の上端部にカバー上カール部32aあるいはカバー上屈曲部32bを形成すると共に、下端部にカバー下カール部33aあるいはカバー下屈曲部33bを形成した形状とすることができる。この形状にすることによって、紙カップ本体aの胴部11と断熱カバーbのカバー胴部31間に、カバー上カール部32aあるいはカバー下カール部33aの径、あるいはカバー上屈曲部32bあるいはカバー下屈曲部33bの厚さに相当する間隔を有する空隙3が形成されるので、断熱電子レンジ対応紙カップAの上下方向の全長にわたって断熱性を確保することができるものである。
【0023】
また、断熱カバーbに使用する材料は、断熱性を有する材料であり、例えば、板紙、片段ボール紙、段ボール紙、エンボス加工紙、発泡加工紙などを使用することができる。
【0024】
主に使用する板紙は、主にコートボール、マニラボール、アイボリー等の表面が平滑な板紙であり、厚さは200〜400g/m2の範囲が好ましい。
【0025】
段ボールは、A段、B段、E段、F段などの種類があるが、紙カップ本体a巻き付けるという点から、柔軟性のあるF段あるいはE段が好ましい。また、片面のライナーがない、いわゆる片面段ボールでもよく、段加工した中芯を外面に出して使用してもよい。さらに、波型に段加工をした段ボールも使用することができる。
【0026】
このエンボス加工紙は、通常の段ボールとは異なり、中芯紙に点状模様、格子模様などの1〜2mmの深さのエンボス加工を行い、ライナー紙と貼り合わせたものである。ライナー紙は片面あるいは両面に貼り合わせることができる。中芯紙は100〜180g/m2の範囲で、ライナー紙は200〜270g/m2の範囲で使用することができる。また、段ボールと同様に、断熱効果があり、表面のライナー紙に絵柄などを印刷を施こすことにより、意匠性を高めることができる。
【0027】
断熱部材cは、底部材2の底面部21Uの下面部21Uaの外面に貼着するが、必ずしも下面部21Uaの全面に貼着する必要はなく、部分的に貼着してもよい。また、断熱部材3の形状は、円形、多角形、星形などでよく、特に限定されることはない。この断熱部材3を下面部21Uaに貼着することによって、電子レンジ対応紙カップA内に熱い内容物を入れて下面に置いた時に、断熱部材cが下面に接触した場合でも熱の伝導が少ないため、内容物が冷めにくくなる。また、内容物の熱さを感じることなく、手で断熱部材cに触れて電子レンジ対応紙カップAを持つことができる。
【0028】
また、断熱部材cに使用する材料としては、断熱性を有するシート状の材料であればよく、断熱カバーbの材料と同様に、例えば、板紙、段ボール紙、エンボス加工紙、発泡加工紙などを使用することができる。これら以外にも、発泡シート、エアーキャップシート、板、セラミック板、ガラス板なども使用することができる。中でも断熱効果、加工性、環境対応などの点から、段ボール、エンボス加工紙が好ましい。
【0029】
つぎに、本発明の断熱電子レンジ対応紙カップAを製造する方法について説明する。
【0030】
まず、紙カップ本体aを作製するが、この紙カップ本体aは、図4に示すような胴部材ブランク10と底部材ブランク20とから製造され、その製造方法は、大きく二つの方法に分けることができる。
【0031】
一つの方法は、図5に示すように、まず一般的な紙カップと同様な形状の紙カップを作製する。この底部材2の底面部21が変形前の紙カップの製造は、紙カップ成型機で一般的な紙カップと同様に成型することができる。一般的に、胴部材ブランク10は、あらかじめ前工程で打ち抜かれたものを使用し、底部材ブランク20は、紙カップ成型機上で打ち抜かれる。この底面部21が底上げとなっている紙カップをつぎの工程で底面部21を下方に凹状に変形してU字形状の底面部21Uとする方法である。
【0032】
もう一つの方法は、図6に示すように、予め、胴部材1と底部材2とを別の工程で加工しておく。そして、つぎの工程で、筒状に成形した胴部材1aとU字形状の底面部21Uを有する底部材2aとを、底部材2aの屈曲部22を胴部材1aの折り返し部13と胴部11の下端部とで挟んで接合する方法である。
【0033】
つぎ、この紙カップ本体aの外周に断熱カバーbを取り付ける。取り付ける方法としては、予め、紙カップ本体aに対応する筒状の断熱カバーbを形成しておき、図7に示すように、その筒状の断熱カバーbを紙カップ本体aの胴部11に嵌め込んで取り付ける方法と、図8に示すように、紙カップ本体aに断熱カバーbの断熱カバーブランク30を巻き込みながら断熱カバーブランク30の両端縁を貼り合せて取り付ける方法がある。紙カップ本体aの胴部11と断熱カバーbとの接着は、部分的に貼り合せてもよく、断熱カバーbの上端部ないしは下端部の1箇所にて行ってもよいし、上端部と下端部の2箇所にて接着して固定するようにしてもよい。紙カップ本体aと断熱カバーbの接着はホットメルト接着剤ないしはエマルジョンタイプ接着剤を使用して行なうことができる。
【0034】
さらに、図9に示すように、断熱カバーbを取り付けた紙カップ本体aの底面部21Uの外面に、別の工程で作製した断熱部材cを接着剤を用いて貼り合わせる。
【0035】
接着剤としては、例えば、セルロ−ス系、ポリ酢酸ビニル系、ポリアクリル系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系、エポキシ系、アミノ樹脂系、ゴム系、ジエン系、その他をビヒクルの主成分とする溶剤型、エマルジョン型、ホットメルト型、その他等の接着剤を使用することができる。特に接着剤は、限定されるものではないが、熱湯などの熱い内容物を入れても、熱により剥がれてしまうことのない、耐熱性のあるタイプの接着剤を使用することが好ましい。
【0036】
なお、この断熱部材cの底面部21Uへの貼着は、紙カップ本体aに断熱カバーbを取り付ける前の紙カップ本体aの底面部21Uの外面に貼着してもよい。
【0037】
本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの用途は、インスタントラーメン、惣菜類などを温める即席食品用の容器、あるいはコーヒー、紅茶、スープなどを温める飲料用の容器として有効である。
【0038】
【実施例】
つぎに、本発明の断熱電子レンジ対応紙カップについて、実施例を図面を参照して具体的に説明する。
【0039】
〔実施例1〕
本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの実施例1の断熱電子レンジ対応紙カップ1Aは、図10に示すとおりである。胴部材1は、表面からカップ原紙280g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成の材料を、底部材2は、表面からカップ原紙255g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成の材料を使用した。まず、図4のような胴部材ブランク10を打ち抜き工程で作製し、この胴部材ブランク10をマンドレルに巻き付け、筒状の胴部材1aを形成した。つぎに、一般的な紙カップの成形機で、胴部材1aの下方から底部材ブランク20を嵌め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材1aの下端部を内側に折り返して折り返し部13とした。つづいて、胴部材1aの上端部を外側にカールしトップカール部12を形成した。作製した紙カップの底面部21をつぎの工程で下方に凹状に変形してU字形状の底面部21Uとして紙カップ本体aを作製した。
つぎに、材料として、段ボール(Fフルート)を使用して紙カップ本体aの胴部11の外面全体に対応した筒状の断熱カバー1bを作製し、この筒状の断熱カバー1bに紙カップ本体aを嵌め込み、部分的に接着して固定し、図10に示すような断熱電子レンジ対応紙カップ1Aを作製した。
さらに、段ボール(Eフルート)を使用して紙カップ本体aの底面部21Uの下面部21Uaとほぼ同一の面積の円形の断熱部材cを作製し、この断熱部材cを紙カップ本体aの底面部21Uの外面に接着剤を用いて貼着した。
【0040】
この実施例1の断熱電子レンジ対応紙カップ1Aでは、紙カップ本体aの胴部11に段ボールを材料とした断熱カバー1bを取り付けたことにより、断熱性を有し、また、紙カップ本体aの底面部21Uが下方に凹状となっていることにより、内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることがなかった。さらに、紙カップ本体aの底面部21Uの外面に断熱部材cを貼着することによって、加熱した内容物が冷めにくく、また、内容物の熱さを感じることなく、手で断熱部材cに触れて電子レンジ対応紙カップ1Aを持つことができた。
【0041】
〔実施例2〕
本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの実施例2の断熱電子レンジ対応紙カップ2Aは、図11に示すとおりであり、実施例1と基本的な構成は同じであるが、紙カップ本体aの胴部11の外周に取り付けられている断熱カバー1bの上下方向の長さを紙カップ本体aの上下方向の長さより短くした断熱カバー2bとして、紙カップ本体aの胴部11の外面の上部に取り付けている点で相違するものである。
【0042】
この実施例2の断熱電子レンジ対応紙カップ2Aでは、図11に示すように、断熱カバー2bの上下方向の長さが短かいことによって、材料コストを低くすることができた。
【0043】
〔実施例3〕
本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの実施例3の断熱電子レンジ対応紙カップ3Aは、図12に示すとおりである。紙カップ本体aの形状は、実施例1と同じであるが、断熱カバー3bは、材料として、板紙(コートボール270g/m2)を使用して、紙カップ本体aの胴部11の外面の上下方向の全長にわたって取り付けられている。そして、断熱カバー3bの下端部を内側へカールしてカバー下カール部33aが形成され、紙カップ本体aの胴部11の下端部に接して固定され、断熱カバー3bの上端部の内面を紙カップ本体aの胴部11のトップカール部12の下側の位置で接着して断熱カバー3bが紙カップ本体aに取り付けられ、紙カップ本体aの胴部11の外面と断熱カバー3bのカバー胴部31の内面の間に空隙3が形成されている。
さらに、実施例1と同様に、段ボール(Eフルート)を使用した断熱部材cを紙カップ本体aの底面部21Uの外面に接着剤を用いて貼着した。
【0044】
この実施例3の断熱電子レンジ対応紙カップ3Aでは、図12に示すように、紙カップ本体aの胴部11と断熱カバー3bのカバー胴部31との間に、下部ではカバー下カール部33aの径に相当する間隔を有する空隙3が形成されているので、断熱電子レンジ対応紙カップ3Aの下部において高い断熱性を有している。
また、紙カップ本体aの底面部21Uが下方に凹状となっていることにより、内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることがなかった。さらに、紙カップ本体aの底面部21Uの外面に断熱部材cを貼着することによって、加熱した内容物が冷めにくく、また、内容物の熱さを感じることなく、手で断熱部材cに触れて電子レンジ対応紙カップ3Aを持つことができた。
【0045】
〔実施例4〕
本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの実施例4の断熱電子レンジ対応紙カップ4Aは、図13に示すとおりである。紙カップ本体aの形状は、実施例1と同じであるが、断熱カバー4bは、材料として、板紙(コートボール270g/m2)を使用して、紙カップ本体aの胴部11の外面の上下方向の全長にわたって取り付けられている。そして、下端部に内向きにカバー下カール部33aが形成され、上端部に内側へのカバー上屈曲部32bが形成された断熱カバー4bが、紙カップ本体aのトップカール部12の下側の位置で、紙カップ本体aの胴部11の外面と断熱カバー4bの上端部のカバー上屈曲部32bの内面が接着されて、紙カップ本体aの胴部11の外面と断熱カバー4bのカバー胴部31の内面の間に空隙3が形成されている。
さらに、実施例1と同様に、段ボール(Eフルート)を使用した断熱部材cを紙カップ本体aの底面部21Uの外面に接着剤を用いて貼着した。
【0046】
この実施例4の断熱電子レンジ対応紙カップ4Aでは、図13に示すように、紙カップ本体aの胴部11と断熱カバー4bのカバー胴部31間に、下部ではカバー下カール部33aの径に相当する間隔を有し、上部ではカバー上屈曲部32bの厚さに相当する間隔を有する空隙3が形成されるので、上部におけ空隙3は下部における空隙3よりやや小さくなるが、断熱電子レンジ対応紙カップ4Aの上下方向の全長にわたって高い断熱性を有している。
また、紙カップ本体aの底面部21Uが下方に凹状となっていることにより、内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることがなかった。さらに、紙カップ本体aの底面部21Uの外面に断熱部材cを貼着することによって、加熱した内容物が冷めにくく、また、内容物の熱さを感じることなく、手で断熱部材cに触れて電子レンジ対応紙カップ4Aを持つことができた。
【0047】
〔実施例5〕
本発明の断熱電子レンジ対応紙カップの実施例5の断熱電子レンジ対応紙カップ5Aは、図14に示すとおりである。紙カップ本体aの形状は、実施例1と同じであるが、断熱カバー5bは、材料として、板紙(コートボール270g/m2)を使用して、紙カップ本体aの胴部11の外面の上下方向の全長にわたって取り付けられている。そして、下端部に内向きにカバー下カール部33aが形成され、上端部に内向きにカバー上カール部32aが形成された断熱カバー5bが、紙カップ本体aのトップカール部12の下側の位置で紙カップ本体aの胴部11の外面に接着されている。
さらに、実施例1と同様に、段ボール(Eフルート)を使用した断熱部材cを紙カップ本体aの底面部21Uの外面に接着剤を用いて貼着した。
【0048】
この実施例5の断熱電子レンジ対応紙カップ5Aでは、図14に示すように、紙カップ本体aの胴部11と断熱カバー5bのカバー胴部31間に、下部ではカバー下カール部33aの径に相当する間隔を有し、上部ではカバー上カール部32aの径に相当する間隔を有する空隙3が形成されるので、断熱電子レンジ対応紙カップ5Aの上下方向の全長にわたって広い間隔を有する空隙3が形成されるので優れた断熱性を有している。
また、紙カップ本体aの底面部21Uが下方に凹状となっていることにより、内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることがなかった。さらに、紙カップ本体aの底面部21Uの外面に断熱部材cを貼着することによって、加熱した内容物が冷めにくく、また、内容物の熱さを感じることなく、手で断熱部材cに触れて電子レンジ対応紙カップ5Aを持つことができた。
【0049】
【発明の効果】
【0050】
本発明によれば、胴部に断熱カバーを取り付けた断熱性を有する断熱紙カップであって、本体である紙カップの底面部の形状が下方に凹状に形成されていることによって、断熱紙カップの中に、飲料や即席食品などの内容物を入れ、電子レンジで加熱調理した時に、糸じり部に焦げを発生させることのない断熱電子レンジ対応紙カップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップを示す一部切り欠け断面図である。
【図2】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの底部材の形状を示す部分断面図である。
【図3】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの断熱カバーの形状を示す部分断面図である。
【図4】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙カップ本体を構成する胴部材ブランクおよび底部材ブランクを示す展開図である。
【図5】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙カップ本体を製造する方法を説明する図である。
【図6】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙カップ本体を製造するもう一つの方法を説明する図である。
【図7】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙カップ本体に断熱カバーを取り付ける方法を説明する図である。
【図8】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙カップ本体に断熱カバーを取り付けるもう一つの方法を説明する図である。
【図9】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの紙カップ本体に断熱部材を取り付ける方法を説明する図である。
【図10】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの実施例1を示す一部切り欠け断面図である。
【図11】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの実施例2を示す一部切り欠け断面図である。
【図12】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの実施例3を示す一部切り欠け断面図である。
【図13】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの実施例4を示す一部切り欠け断面図である。
【図14】本発明による断熱電子レンジ対応紙カップの実施例5を示す一部切り欠け断面図である。
【図15】従来の紙カップを示す一部切り欠け断面図である。
【符号の説明】
A 断熱電子レンジ対応紙カップ
1A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例1)
2A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例2)
3A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例3)
4A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例4)
5A 断熱電子レンジ対応紙カップ(実施例5)
a 紙カップ本体
b 断熱カバー
1b〜5b 断熱カバー
c 断熱部材
P 紙カップ(従来)
X 折り返し部の幅
x 底面部の最大深さ
Y 胴部の下端面
y 下面部とYとの距離
Z 糸じり部
1 胴部材
1a 胴部材(接合前)
2 底部材
2a 底部材(接合前)
3 空隙
10 胴部材ブランク
11 胴部
12 トップカール部
13 折り返し部
20 底部材ブランク
21 底面部
21U 底面部(変形後)
21Ua 下面部(変形後)
21Ub 側壁部(変形後)
22 屈曲部(底部材)
30 断熱カバーブランク
31 カバー胴部
32a カバー上カール部
32b カバー上屈曲部
33a カバー下カール部
33b カバー下屈曲部

Claims (9)

  1. 状の胴部と該胴部の上端部を外側にカールしたトップカール部と該胴部の下端部を内側に折り返した折り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の外周縁部を下方へ略直角に屈曲した屈曲部とを有する底部材とが、それぞれ紙を主強度材として構成され、前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟み込まれた糸じり部で前記胴部材と前記底部材とが互いに接合された紙カップ本体の前記胴部の外周に断熱カバーが取り付けられた断熱性を有する紙カップであって、前記紙カップ本体の前記底面部が該底面部の前記外周縁部から下方に凹状に変形したU字形状に形成され、かつ、前記底面部の外面に断熱部材を該断熱部材の表面と前記胴部の下端により形成される下端面との距離が前記下端面より上方に8mm未満、及び前記下端面から下方に2mm未満の範囲に貼着してなることを特徴とする断熱電子レンジ対応紙カップ。
  2. 前記断熱部材が、段ボールからなることを特徴とする請求項1に記載の断熱電子レンジ対応紙カップ。
  3. 前記断熱部材が、エンボス加工紙からなることを特徴とする請求項1に記載の断熱電子レンジ対応紙カップ。
  4. 前記断熱カバーの上端部に、内側へのカバー上カール部、又は内側へのカバー上屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
  5. 前記断熱カバーの下端部に、内側へのカバー下カール部、又は内側へのカバー下屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
  6. 前記断熱カバーの上端部に、前記カバー上カール部、又は前記カバー上屈曲部が形成され、かつ、前記断熱カバーの下端部に、前記カバー下カール部、又は前記カバー下屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
  7. 前記断熱カバーが、波形に加工されたコルゲート加工紙により形成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
  8. 前記断熱カバーが、段ボール紙により形成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
  9. 前記断熱カバーが、エンボス加工紙により形成されていることを特徴とする請求項1に記載する断熱電子レンジ対応紙カップ。
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