JP2002192015A - 集塵ユニット - Google Patents

集塵ユニット

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JP2002192015A
JP2002192015A JP2000390876A JP2000390876A JP2002192015A JP 2002192015 A JP2002192015 A JP 2002192015A JP 2000390876 A JP2000390876 A JP 2000390876A JP 2000390876 A JP2000390876 A JP 2000390876A JP 2002192015 A JP2002192015 A JP 2002192015A
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JP
Japan
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film
terminal
contact plate
voltage electrodes
electrode
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JP2000390876A
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English (en)
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Yosuke Sasa
要介 佐々
Hiroaki Ikarugi
博昭 怒木
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層したフィルム状高電圧電極に金属製接点
板を押し付けたときに、フィルム状高電圧電極の湾曲部
分を極く小さい範囲に局限できるようにする。 【解決手段】 各フィルム状高電圧電極7について、被
覆用絶縁フィルム3で被覆せずにカーボン印刷による電
極面2を露出させたくびれ部8aを有する端子8を一体
に延長形成し、その端子8に金属製接点板6を押し付け
てくびれ部8aで端子8を湾曲させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高電圧電極を積
層し、これに高電圧を印加して高電圧電界にて集塵する
空気清浄機の集塵ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高電圧電極として、図1に示すよ
うに、ベース用絶縁フィルム1上にカーボン印刷による
電極面2を形成し、さらにその上に被覆用絶縁フィルム
3を粘着材4にて貼り付けて被覆したフィルム状高電圧
電極5を用いる集塵ユニットでは、フィルム状高電圧電
極5を図示しない接地電極を介在させて積層して給電の
ための電気接続を行う場合、フィルム状高電圧電極5の
可撓性を利用して、その端部に共通の金属製接点板を押
し付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その場合、金属製接点
板との導通のために、フィルム状高電圧電極5におい
て、カーボン印刷による電極面2の端部を被覆用絶縁フ
ィルム3で被覆せずに露出させておくが、図2に示すよ
うに、積層したフィルム状高電圧電極5に金属製接点板
6を押し付けたとき、フィルム状高電圧電極5が湾曲す
る範囲(破線で囲んだ範囲)が広く、その分だけフィル
ム状高電圧電極5相互の間隔が不均一になる範囲が大き
くなるという問題があった。
【0004】フィルム状高電圧電極5の材質が曲がった
形状で馴染んでしまい、接点板6との間で十分な接触力
が得られず、接触不良になってしまう恐れもあった。
【0005】そこで、この発明の第1の目的は、積層し
たフィルム状高電圧電極に金属製接点板を押し付けたと
きに、フィルム状高電圧電極の湾曲部分を極く小さい範
囲に局限できるようにすることにある。
【0006】第2の目的は、さらに金属製接点板との間
で十分な接触力を長期にわたり維持できるようにするこ
とにある。
【0007】第3の目的は、さらに全フィルム状高電圧
電極を金属製接点板に対し均一の導通状態に維持できる
ようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、各フィルム状高電圧電極7
について、被覆用絶縁フィルム3で被覆せずにカーボン
印刷による電極面2を露出させたくびれ部8aを有する
端子8を一体に延長形成し、その端子8に金属製接点板
6を押し付けてくびれ部8aで端子8を湾曲させたこと
を特徴とする。
【0009】第2の目的を達成するため、請求項2に係
る発明は、各フィルム状高電圧電極7の端子8のくびれ
部8aに曲げを生じさせるガイド9を設け、このガイド
9と接点板6とで端子8を挟持したことを特徴とする。
【0010】第3の目的を達成するため、請求項3に係
る発明は、ガイド9にスリット9aを設け、このスリッ
ト9aに全フィルム状高電圧電極7の端子8を挿通させ
て端子8をくびれ部8aにおいて同じ曲率で湾曲させた
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に従って詳細に説明する。
【0012】この発明における1枚のフィルム状高電圧
電極7は、断面構造については図1と同じであるが、図
3および図4に示すように、被覆用絶縁フィルム3で被
覆せずにカーボン印刷による電極面2を部分的に露出さ
せた端子8を一体に延長形成していて、電極面2からの
延長部分が端子7の導電部となっている。端子8は平面
T字形で、その導電部は被覆用絶縁フィルム3の凸部3
aから先の部分が露出している。すなわち、端子8のく
びれ部8aとその先端の膨大部8bとは、導電部が露出
している。
【0013】この発明による集塵ユニットは、このよう
なフィルム状高電圧電極7を、図5に示すように図示し
ない接地電極を介在させて積層し、端子8に金属製接点
板6を押し付けて給電のための電気接続を行うもので、
端子8に金属製接点板6を押し付けると端子8はくびれ
部8aにおいて湾曲し、膨大部8bが金属製接点板6に
面接触する。
【0014】したがって、図6に示すように、フィルム
状高電圧電極7相互において、それらの間隔が不均一に
なるのは、端子8のくびれ部8aと膨大部8bに局限さ
れ、それ以外は間隔が均一になる。
【0015】次に、図7はこの発明の変形例で、1つの
スリット9aを有するガイド9を用い、そのスリット9
aに全フィルム状高電圧電極7の端子8を挿通させるこ
とにより、フィルム状高電圧電極7の端子8をくびれ部
8aにおいて同じ曲率で湾曲させ、このガイド9と接点
板6とで端子8先端の膨大部8bを挟持したものであ
る。このようにすると、端子8が経時的に変形しても、
接点板6との間で十分な接触状態を保つことができ、安
定した導通状態を維持できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、各フィルム状高電圧電極に、電極面を露出
させたくびれ部を有する端子を一体に延長形成し、その
端子に接点板を押し付けてくびれ部で端子を湾曲させた
ので、フィルム状高電圧電極相互の間隔が不均一になる
湾曲部分を極く小さい範囲に局限できる。
【0017】請求項2に係る発明によれば、フィルム状
高電圧電極の端子のくびれ部をガイドで曲げて、このガ
イドと接点板とで端子を挟持したので、金属製接点板と
の間で十分な接触力を長期にわたり維持できる。
【0018】請求項3に係る発明によれば、全フィルム
状高電圧電極の端子をガイドのスリットに挿通させてガ
イドと接点板とで挟み、全フィルム状高電圧電極の端子
をくびれ部において同じ曲率で湾曲させたので、全フィ
ルム状高電圧電極を金属製接点板に対し均一の導通状態
に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一枚のフィルム状高電圧電極の構造を示す断面
図である。
【図2】図1のフィルム状高電圧電極を積層して集塵ユ
ニットを構成した場合に生ずる不具合を示した図であ
る。
【図3】この発明における一枚のフィルム状高電圧電極
の平面図である。
【図4】同上の部分拡大図である。
【図5】そのフィルム状高電圧電極を積層して構成した
この発明の一例の集塵ユニットの部分断面図である。
【図6】同上の概要図である。
【図7】この発明の変形例の集塵ユニットの部分断面図
である。
【符号の説明】
1 ベース用絶縁フィルム 2 電極面 3 被覆用絶縁フィルム 3a 凸部 4 粘着材 6 金属製接点板 8 端子 8a くびれ部 8b 膨大部 9 ガイド 9a スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース用絶縁フィルム上にカーボン印刷
    による電極面を形成し、さらにその上に被覆用絶縁フィ
    ルムを貼り付けて被覆した複数枚のフィルム状高電圧電
    極をそれぞれ接地電極板を挟んで積層し、互いの電極面
    を共通の金属製接点板で電気接続する集塵ユニットにお
    いて、前記各フィルム状高電圧電極について、前記被覆
    用絶縁フィルムで被覆せずに前記電極面を露出させたく
    びれ部を有する端子を一体に延長形成し、その端子に前
    記接点板を押し付けて前記くびれ部で端子を湾曲させた
    ことを特徴とする集塵ユニット。
  2. 【請求項2】 前記各フィルム状高電圧電極の端子のく
    びれ部に曲げを生じさせるガイドを設け、このガイドと
    前記接点板とで端子を挟持したことを特徴とする請求項
    1に記載の集塵ユニット。
  3. 【請求項3】 前記ガイドは、前記各フィルム状高電圧
    電極の端子を挿通させて前記全フィルム状高電圧電極の
    端子を前記くびれ部において同じ曲率で湾曲させるスリ
    ットを有することを特徴とする請求項2に記載の集塵ユ
    ニット。
JP2000390876A 2000-12-22 2000-12-22 集塵ユニット Pending JP2002192015A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293149A (ja) * 1988-05-18 1989-11-27 Duskin Co Ltd 電気集塵機用集塵電極板
JPH07328478A (ja) * 1994-06-15 1995-12-19 Zexel Corp 空気清浄機のコレクタ
JPH07328477A (ja) * 1994-06-15 1995-12-19 Zexel Corp 空気清浄機のコレクタ

Patent Citations (3)

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