JPH0658796B2 - 薄型電池の実装構造 - Google Patents
薄型電池の実装構造Info
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- JPH0658796B2 JPH0658796B2 JP62186377A JP18637787A JPH0658796B2 JP H0658796 B2 JPH0658796 B2 JP H0658796B2 JP 62186377 A JP62186377 A JP 62186377A JP 18637787 A JP18637787 A JP 18637787A JP H0658796 B2 JPH0658796 B2 JP H0658796B2
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- JP
- Japan
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- battery
- thin battery
- thin
- terminal
- mounting structure
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/204—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
- H01M50/207—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
- H01M50/216—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/50—Current conducting connections for cells or batteries
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ボタン電池とかペーパー電池のような薄型電
池の実装構造に関する。
池の実装構造に関する。
〔従来技術〕 第4図は、第1従来例に係る薄型電池の実装構造の説明
に供する概略断面図である。第4図において、2は平面
視形状が円形の薄型電池である。この薄型電池2は、そ
の上面中央部をマイナス電極4として、またその上面の
周縁部、側面部および下面部をプラス電極6として構成
されている。そして、その薄型電池2の上面中央部と上
面周縁部との間には凹所8が形成されており、その凹所
8には絶縁性シールド樹脂10が充填されている。
に供する概略断面図である。第4図において、2は平面
視形状が円形の薄型電池である。この薄型電池2は、そ
の上面中央部をマイナス電極4として、またその上面の
周縁部、側面部および下面部をプラス電極6として構成
されている。そして、その薄型電池2の上面中央部と上
面周縁部との間には凹所8が形成されており、その凹所
8には絶縁性シールド樹脂10が充填されている。
このような構成を有する薄型電池2は、バネ性を有しか
つ絶縁テープ12が接着されるとともに凸部14を形成
された板状のマイナス電極用電池端子16と、同じくバ
ネ性を有するとともに凸部18を形成された板状のプラ
ス電極用電池端子20との間で圧着挟持されるようにな
っている。なお、図面上はその電池端子16,20によ
り薄型電池2が圧着挟持される前の状態を示している。
つ絶縁テープ12が接着されるとともに凸部14を形成
された板状のマイナス電極用電池端子16と、同じくバ
ネ性を有するとともに凸部18を形成された板状のプラ
ス電極用電池端子20との間で圧着挟持されるようにな
っている。なお、図面上はその電池端子16,20によ
り薄型電池2が圧着挟持される前の状態を示している。
この第1従来例の薄型電池の実装構造では、電子端子1
6と20とのバネ性を利用して両者16,20間で薄型
電池2を圧着挟持するものである。
6と20とのバネ性を利用して両者16,20間で薄型
電池2を圧着挟持するものである。
第5図は第2従来例に係る薄型電池の実装構造の説明に
供する概略断面図であり、第4図と対応する部分には同
一の符号を付している。第5図に示される薄型電池2に
おいては、金属箔で構成されたマイナス電極用電池端子
22がその薄型電池2のマイナス電極4にスポット溶接
され、また同じく金属箔で構成されたプラス電極用電池
端子24がその薄型電池2のプラス電極6にスポット溶
接されているとともに、その薄型電池2の上面周縁部、
側面部および下面周縁部は絶縁性シールド部材26で絶
縁被覆されている。28,30はそのスポット溶接部を
示している。
供する概略断面図であり、第4図と対応する部分には同
一の符号を付している。第5図に示される薄型電池2に
おいては、金属箔で構成されたマイナス電極用電池端子
22がその薄型電池2のマイナス電極4にスポット溶接
され、また同じく金属箔で構成されたプラス電極用電池
端子24がその薄型電池2のプラス電極6にスポット溶
接されているとともに、その薄型電池2の上面周縁部、
側面部および下面周縁部は絶縁性シールド部材26で絶
縁被覆されている。28,30はそのスポット溶接部を
示している。
この第2従来例に係る薄型電池の実装構造では、電池端
子22,24を直接、薄型電池2の各電極に接続するよ
うになっている。
子22,24を直接、薄型電池2の各電極に接続するよ
うになっている。
第6図は、第3従来例に係る薄型電池の実装構造の説明
に供する概略断面図であり、第4図および第5図と対応
する部分には同一の符号を付している。第6図に示され
る薄型電池2においては、一方の絶縁被覆ワイヤ32を
薄型電池2のマイナス電極4に半田34で直接接続し、
また他方の絶縁被覆ワイヤ36をその薄型電池2のプラ
ス電極6に半田38で直接接続するものである。
に供する概略断面図であり、第4図および第5図と対応
する部分には同一の符号を付している。第6図に示され
る薄型電池2においては、一方の絶縁被覆ワイヤ32を
薄型電池2のマイナス電極4に半田34で直接接続し、
また他方の絶縁被覆ワイヤ36をその薄型電池2のプラ
ス電極6に半田38で直接接続するものである。
ところで、このような各薄型電池の実装構造において、
第1従来例のものではマイナス電極用電池端子16に、
その端子16がプラス電極用電池端子20に接触して電
気的に短絡することを防止するための絶縁テープ12を
貼り付ける必要がある。また、第2従来例のものでは薄
型電池2の外周に絶縁性シールド部材26を設ける必要
があるが、このような絶縁テープ12を貼り付けたり、
絶縁性シールド部材26を設けたりするための作業には
相当な手間と労力とを要するという問題がある。
第1従来例のものではマイナス電極用電池端子16に、
その端子16がプラス電極用電池端子20に接触して電
気的に短絡することを防止するための絶縁テープ12を
貼り付ける必要がある。また、第2従来例のものでは薄
型電池2の外周に絶縁性シールド部材26を設ける必要
があるが、このような絶縁テープ12を貼り付けたり、
絶縁性シールド部材26を設けたりするための作業には
相当な手間と労力とを要するという問題がある。
さらに、第3従来例のものでは絶縁被覆ワイヤ32,3
6を用いているために小型でかつ薄型の電子機器には不
向きである上に、薄型電池2の各電極に半田付けする作
業に前記同様の相当な手間と労力とを要するという問題
がある。
6を用いているために小型でかつ薄型の電子機器には不
向きである上に、薄型電池2の各電極に半田付けする作
業に前記同様の相当な手間と労力とを要するという問題
がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、
簡易な作業で電池端子間に薄型電池を挟持できるように
することを目的としている。
簡易な作業で電池端子間に薄型電池を挟持できるように
することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明の薄型電池の
実装構造は、回路部品が実装されるフレキシブル基板の
一部を延ばして薄型電池のマイナス電極用とプラス電極
用の各電池挟持端子をそれぞれ構成し、前記各電池挟持
端子それぞれの端子面に前記回路部品に接続される導体
パターンを形成するとともに、該導体パターンを、圧力
印加を受けることにより該圧力印加方向のみ電気導通を
許容する異方性導電接着剤で被覆し、前記薄型電池を前
記電池挟持端子の間で挟持して両者を圧着接続したこと
を特徴としている。
実装構造は、回路部品が実装されるフレキシブル基板の
一部を延ばして薄型電池のマイナス電極用とプラス電極
用の各電池挟持端子をそれぞれ構成し、前記各電池挟持
端子それぞれの端子面に前記回路部品に接続される導体
パターンを形成するとともに、該導体パターンを、圧力
印加を受けることにより該圧力印加方向のみ電気導通を
許容する異方性導電接着剤で被覆し、前記薄型電池を前
記電池挟持端子の間で挟持して両者を圧着接続したこと
を特徴としている。
この構造によれば、電池挟持端子の端子面に回路部品に
接続される導体パターンを形成するとともに、該導体パ
ターンを、圧力印加を受けることにより該圧力印加方向
のみ電気導通を許容する異方性導電接着剤で被覆してい
るから、薄型電池を電池挟持端子の間で挟持して両者を
圧着接続する、すなわち、薄型電池を電池挟持端子で挟
んだ状態でその挟持方向に圧力を印加すると、異方性導
電接着剤が導体パターンと薄型電池の電極とを接続する
ことになる。
接続される導体パターンを形成するとともに、該導体パ
ターンを、圧力印加を受けることにより該圧力印加方向
のみ電気導通を許容する異方性導電接着剤で被覆してい
るから、薄型電池を電池挟持端子の間で挟持して両者を
圧着接続する、すなわち、薄型電池を電池挟持端子で挟
んだ状態でその挟持方向に圧力を印加すると、異方性導
電接着剤が導体パターンと薄型電池の電極とを接続する
ことになる。
したがって、本発明では、異方性導電接着剤が絶縁体と
導電性接着剤の両方を兼ねるために、絶縁テープといっ
たような手間が労力を要するものを電池端子に設けると
なく、薄型電池を挟持接続することができるようにな
る。
導電性接着剤の両方を兼ねるために、絶縁テープといっ
たような手間が労力を要するものを電池端子に設けると
なく、薄型電池を挟持接続することができるようにな
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の第1実施例に係る薄型電池の実装
構造が適用された回路部品ユニットの斜視図であり、第
2図は第1図の回路部品ユニットにおけるフレキシブル
基板の平面図であり、第3図は第1図の要部の断面図で
あって、第4図ないし第6図と対応する部分には同一の
符号を付している。この実装構造は電子式卓上計算機の
回路部品ユニットに適用して説明される。
る。第1図は本発明の第1実施例に係る薄型電池の実装
構造が適用された回路部品ユニットの斜視図であり、第
2図は第1図の回路部品ユニットにおけるフレキシブル
基板の平面図であり、第3図は第1図の要部の断面図で
あって、第4図ないし第6図と対応する部分には同一の
符号を付している。この実装構造は電子式卓上計算機の
回路部品ユニットに適用して説明される。
これらの図において、40は半導体チップ42とかその
他の回路部品44が実装されたフレキシブル基板であ
る。このフレキシブル基板40は、その中央部に破線で
示すように電子式卓上計算機のキー入力シート46が実
装されるとともに、その上端部に演算結果を表示する表
示ユニット48が接着されている。
他の回路部品44が実装されたフレキシブル基板であ
る。このフレキシブル基板40は、その中央部に破線で
示すように電子式卓上計算機のキー入力シート46が実
装されるとともに、その上端部に演算結果を表示する表
示ユニット48が接着されている。
そして、このフレキシブル基板40は、その図面上の左
側上端部を延ばされて薄型電池2のマイナス電極4とプ
ラス電極6それぞれの各電池挟持端子50,52が構成
されている。各電池挟持端子50,25それぞれの端子
面には、半導体チップ42とかその他の回路部品44に
接続される導体パターン51,53が形成されている。
なお、第2図において、マイナス電極用電池挟持端子5
0における導体パターン51の一部と、プラス電極用電
池挟持端子52における導体パターン53の一部とを除
いて図示は省略する。
側上端部を延ばされて薄型電池2のマイナス電極4とプ
ラス電極6それぞれの各電池挟持端子50,52が構成
されている。各電池挟持端子50,25それぞれの端子
面には、半導体チップ42とかその他の回路部品44に
接続される導体パターン51,53が形成されている。
なお、第2図において、マイナス電極用電池挟持端子5
0における導体パターン51の一部と、プラス電極用電
池挟持端子52における導体パターン53の一部とを除
いて図示は省略する。
導体パターン51,53の先端はそれぞれ異方性導電接
着剤54,56によって完全に被覆されている。異方性
導電接着剤54,56は、絶縁性接着剤中に導電性金属
微細粉末を適当量均一に分散させて構成したものであっ
て、印刷塗布や、離型フィルム状にテープ加工したうえ
で転写すること等により導体パターン51,53上に配
設されている。
着剤54,56によって完全に被覆されている。異方性
導電接着剤54,56は、絶縁性接着剤中に導電性金属
微細粉末を適当量均一に分散させて構成したものであっ
て、印刷塗布や、離型フィルム状にテープ加工したうえ
で転写すること等により導体パターン51,53上に配
設されている。
また、第2図中、符号58は、表示ユニット48が接続
固定される導体パターンであり、60,62はそれぞれ
半導体チップ42やその他の回路部品44が接続固定さ
れる導体パターンである。
固定される導体パターンであり、60,62はそれぞれ
半導体チップ42やその他の回路部品44が接続固定さ
れる導体パターンである。
薄型電池2はそのプラス電極側をプラス電極用電池挟持
端子52の方に向けた状態にしてその電池挟持端子52
上に固定されているとともに、そのマイナス電極側の上
には、マイナス電極用電池挟持端子50が折り曲げられ
て固定されている。
端子52の方に向けた状態にしてその電池挟持端子52
上に固定されているとともに、そのマイナス電極側の上
には、マイナス電極用電池挟持端子50が折り曲げられ
て固定されている。
そして、このような構成では第3図に示すように、超音
波圧着ヘッド64,66を矢印方向にそれぞれ押し込む
と、超音波圧着ヘッド64,66で押された異方性導電
接着剤54,56の部分(図中、A,Bの部分)は導電
性を持ち、その結果として、薄型電池2の各電極4,6
は各導体パターン51,53に電気的に接続されること
になる。また、超音波圧着ヘッド64,66による押圧
を受けない異方性導電接着剤54,56部分(図中、C
の部分)は絶縁性を持つことから、マイナス電極用電池
挟持端子50の導体パターン51がその異方性導電接着
剤54を介してプラス電極6に電気的に接続されること
はない。
波圧着ヘッド64,66を矢印方向にそれぞれ押し込む
と、超音波圧着ヘッド64,66で押された異方性導電
接着剤54,56の部分(図中、A,Bの部分)は導電
性を持ち、その結果として、薄型電池2の各電極4,6
は各導体パターン51,53に電気的に接続されること
になる。また、超音波圧着ヘッド64,66による押圧
を受けない異方性導電接着剤54,56部分(図中、C
の部分)は絶縁性を持つことから、マイナス電極用電池
挟持端子50の導体パターン51がその異方性導電接着
剤54を介してプラス電極6に電気的に接続されること
はない。
このようにして異方性導電接着剤54,56を導通接着
する方法としては、超音波圧着のほか熱圧着でもよいの
はいうまでもない。
する方法としては、超音波圧着のほか熱圧着でもよいの
はいうまでもない。
異方性導電接着剤54,56が上記のような接着形態を
取るのは次のような理由による。すなわち、異方性導電
接着剤54,56は前述したように、絶縁性接着剤中に
導電性金属微細粉末を適当量均一に分散させて構成され
ている。このように構成された異方性導電接着剤54,
56に超音波圧着や熱圧着の方法によって圧力を加える
と、圧力が印加された部分は圧力と熱とにより絶縁性接
着剤が周囲に流れ出す。すると、異方性導電接着剤5
4,56の内部に含有されている導電性金属微細粉末が
接着界面に露出して導体パターン51,53と薄型電池
2の各電極4,6とを電気的に接続する。このとき、圧
力が印加されていない異方性導電接着剤54,56の部
分は導電性属微細粉末が分散しているので、電気的には
絶縁状態のままであるので絶縁体として作用する。
取るのは次のような理由による。すなわち、異方性導電
接着剤54,56は前述したように、絶縁性接着剤中に
導電性金属微細粉末を適当量均一に分散させて構成され
ている。このように構成された異方性導電接着剤54,
56に超音波圧着や熱圧着の方法によって圧力を加える
と、圧力が印加された部分は圧力と熱とにより絶縁性接
着剤が周囲に流れ出す。すると、異方性導電接着剤5
4,56の内部に含有されている導電性金属微細粉末が
接着界面に露出して導体パターン51,53と薄型電池
2の各電極4,6とを電気的に接続する。このとき、圧
力が印加されていない異方性導電接着剤54,56の部
分は導電性属微細粉末が分散しているので、電気的には
絶縁状態のままであるので絶縁体として作用する。
以上説明したことから明らかなように本発明よれば、電
池挟持端子の導体パターンを異方性導電接着剤によって
被覆しているから、電池挟持端子間に薄型電池を挟持さ
せたうえで挟持部分に圧力を印加することにより、薄型
電池の両電極と導体パターンとを容易に電気的接続でき
るようになった。
池挟持端子の導体パターンを異方性導電接着剤によって
被覆しているから、電池挟持端子間に薄型電池を挟持さ
せたうえで挟持部分に圧力を印加することにより、薄型
電池の両電極と導体パターンとを容易に電気的接続でき
るようになった。
つまり、圧力非印加の状態では絶縁体として作用し、圧
力が印加されれば接着導体として作用する異方性導電接
着剤でフレキシブル基板の電池挟持端子と薄型電池とを
接続するので、異方性導電接着剤を絶縁体と導電接着剤
とに兼用でき、従来のように、電池挟持端子を絶縁テー
プで覆ったうえで、さらに導電接着剤で電池挟持端子と
薄型電池とを接続するという2工程にわたる煩わしい作
業をする必要がなくなり、その結果、簡易な作業で電池
挟持端子間に薄型電池を挟持できるという効果が得られ
た。
力が印加されれば接着導体として作用する異方性導電接
着剤でフレキシブル基板の電池挟持端子と薄型電池とを
接続するので、異方性導電接着剤を絶縁体と導電接着剤
とに兼用でき、従来のように、電池挟持端子を絶縁テー
プで覆ったうえで、さらに導電接着剤で電池挟持端子と
薄型電池とを接続するという2工程にわたる煩わしい作
業をする必要がなくなり、その結果、簡易な作業で電池
挟持端子間に薄型電池を挟持できるという効果が得られ
た。
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係り、第1図は
本発明の一実施例が適用される回路部品ユニットの斜視
図、第2図は第1図におけるフレキシブル基板の平面
図、第3図は薄型電池の電極に対する電池挟持端子の接
続の説明に供する断面図である。 第4図は第1従来例の薄型電池の実装構造の説明に供す
る断面図、第5図は第4図に対応する第2従来例の断面
図、第6図は第4図に対応する第3従来例の断面図であ
る。 2……薄型電池、4……マイナス電極、6……プラス電
極、40……フレキシブル基板、42……半導体チッ
プ、50……マイナス電極用電池挟持端子、51,53
……導体パターン、52……プラス電極用電池挟持端
子、54,56……異方性導電接着剤。
本発明の一実施例が適用される回路部品ユニットの斜視
図、第2図は第1図におけるフレキシブル基板の平面
図、第3図は薄型電池の電極に対する電池挟持端子の接
続の説明に供する断面図である。 第4図は第1従来例の薄型電池の実装構造の説明に供す
る断面図、第5図は第4図に対応する第2従来例の断面
図、第6図は第4図に対応する第3従来例の断面図であ
る。 2……薄型電池、4……マイナス電極、6……プラス電
極、40……フレキシブル基板、42……半導体チッ
プ、50……マイナス電極用電池挟持端子、51,53
……導体パターン、52……プラス電極用電池挟持端
子、54,56……異方性導電接着剤。
Claims (1)
- 【請求項1】回路部品が実装されるフレキシブル基板の
一部を延ばして薄型電池のマイナス電極用とプラス電極
用の各電池挟持端子をそれぞれ構成し、 前記各電池挟持端子それぞれの端子面に前記回路部品に
接続される導体パターンを形成するとともに、該導体パ
ターンを、圧力印加を受けることにより該圧力印加方向
のみ電気導通を許容する異方性導電接着剤で被覆し、 前記薄型電池を前記電池挟持端子の間で挟持して両者を
圧着接続したことを特徴とする薄型電池の実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62186377A JPH0658796B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 薄型電池の実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62186377A JPH0658796B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 薄型電池の実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6430158A JPS6430158A (en) | 1989-02-01 |
JPH0658796B2 true JPH0658796B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=16187322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62186377A Expired - Lifetime JPH0658796B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 薄型電池の実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658796B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12062813B2 (en) | 2019-12-31 | 2024-08-13 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery pack |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4250528B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2009-04-08 | 太陽誘電株式会社 | 端子付電気化学セル |
JP5486486B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-05-07 | 日立マクセル株式会社 | 電池ユニット |
JP6089646B2 (ja) * | 2012-12-04 | 2017-03-08 | 富士通株式会社 | 電子デバイス及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60125769U (ja) * | 1984-02-02 | 1985-08-24 | キヤノン株式会社 | 電気回路基板 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP62186377A patent/JPH0658796B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12062813B2 (en) | 2019-12-31 | 2024-08-13 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Battery pack |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6430158A (en) | 1989-02-01 |
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