JPH03108206A - シールド付きカード電線 - Google Patents

シールド付きカード電線

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JPH03108206A
JPH03108206A JP24567389A JP24567389A JPH03108206A JP H03108206 A JPH03108206 A JP H03108206A JP 24567389 A JP24567389 A JP 24567389A JP 24567389 A JP24567389 A JP 24567389A JP H03108206 A JPH03108206 A JP H03108206A
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JP
Japan
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conductor
drain
tape
drain conductor
shield
Prior art date
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Pending
Application number
JP24567389A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tsuchiya
進 土屋
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、シールド付きカード電線に係わり、特にグラ
ンド線とシールドとの次続の信頼性を向上させたシール
ド付きカード電線に関する。
「従来の技術」 従来、電子機器のプリント配線板間の配線等には、コン
パクトでフレキシブルなカード電線が広く使用されてい
るが、近年、放射ノイズ等の問題からシールド付きのも
のの需要が高まっている。
このようなカード電線としては、第3図に示すようなシ
ールドテープ電線1を所定長さに切断して端末処理した
ものが知られている。
このシールドテープ電線lは、第3図に示すように、複
数の導体3a、3b、3c、3dを同一平面内で互いに
平行に並べて配置し、これら導体の全体を両面側から絶
縁テープ4,4で挟み付けて一体に連結し、さらにこれ
ら絶縁テープ4.4と導体の全体をシールドテープ5で
覆うことによりなるものである。
そして、シールドテープ電線1は、グランド線となる導
体3bの表面が一方の絶縁テープ4から露出させられ、
シールドテープ5がストライブ状に塗布した絶縁性の接
着剤により接着されて、前記導体3bとシールドテープ
5とが金属面接触するようになっているもので、これに
よりカード電線としてのシールド層とグランドとの導通
が取られていた。
「発明が解決しようとする課題」 上記従来のカード電線は、以下のような改善すべき点を
有していた。
すなわち、グランド線となる前記導体3bとシールドテ
ープ5とは、シールドテープ5にストライプ状に塗布さ
れた絶縁性の接着剤によって接着され、両者は導体3b
の表面Aにおいて単に金属面接触しているだけである。
また、この接触部分のシールドテープ5は導体3bを露
出させるためにできた凹部Bに落とし込まれるようにさ
れていなければならないので、カード電線の屈曲等によ
りシールドテープ5に生じる張力はこの部分を剥がそう
とする方向に働く。このため、特に小さな曲率で湾曲さ
せられて用いられる場合や、あるいは繰り返し屈曲して
使用される場合には、前記導体3bとシールドテープ5
との間の導通が長期間の使用において不安定となり、シ
ールドテープ5による遮蔽効果が十分に発揮されないこ
とがあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであって
、グランド線とシールド層とが信頼性高く接続され、湾
曲した状態で使用しても両者の導通が不安定となること
がないシールド付きカード電線を提供することを目的と
している。
「課題を解決するための手段」 本発明のシールド付きカード電線は、同一平面内で互い
に平行に並べて配置された複数の導体と、これら導体の
全体を覆う絶縁層と、さらに該絶縁層の表面を覆うシー
ルド層とよりなるシールド付きカード電線であって、 前記絶縁層とシールド層との間には、グランド線となる
前記導体に沿うように、前記導体とは異なるドレン導体
が配設されているとともに、接続端部において前記導体
及びドレン導体が露出状態とされて、この接続端部にお
いてのみ前記グランド線となる導体と前記ドレン導体と
が溶接又は圧着により接続されていることを特徴として
いる。
「作用」 本発明のシールド付きカード電線は、ドレン導体がその
一面側に凸状に突出するように設けられているので、シ
ールド層に発生する張力は常にドレン導体を絶縁テープ
に押し付けるように働き、シールド層とドレン導体とは
シールド層の全長にわたって強く接触する。このため、
シールド付きカード電線が湾曲させられても、シールド
層とドレン導体とは剥がれることなく導通状態が維持さ
れる。
一方、ドレン導体とグランド線となる導体とは、接続端
部において溶接あるいは圧着され直接強固に接続されて
いるので、グランド線となる導体とシールド層とがドレ
ン導体を介して信頼性高(接続され、湾曲した状態で用
いられても両者の導通を確実に維持できる。
また、接続端部においてのみドレン導体とグランド線と
なる導体とが溶接又は圧着されているので、この溶接等
により可撓性が損なわれるのは接続端部のみとなり良好
な可撓性をも維持できる。
「実施例」 以下、本発明の第一の実施例を第1図〜第2図により説
明する。
第1図は本発明の一実施例であるシールド付きカード電
線10の斜視図であり、第2図はその断面図である。
ここで、第3図に示す従来のシールドテープ電線1と同
じ構成要素には同符号を付しその説明は省略する。
シールド付きカード電線10は、第3図に示すシールド
テープ電線1と同様に、導体3a、3b。
3c、3dと、絶縁テープ4.4と、シールドテープ5
とよりなるが、絶縁テープ4の部分的な剥離はなされて
いない。
そして、一方の絶縁テープ4とシールドテープ5との間
には、グランド線となる導体3bに沿うように、ドレン
導体11が配設されている。また、接続端部10aにお
いて導体3a、3b、3c。
3d及びドレン導体11が露出状態とされて、この接続
端部10aにおいてのみグランド線となる導体3bとド
レン導体11とが溶接又は圧着により接続されている。
上記構成のシールド付きカード電線10は、下記のよう
な手順で容易に製造することができる。
すなわち、まず、同一平面上に配列した導体3a、3b
、3c、3dを絶縁テープ4,4により挟み付けて熱ロ
ールで圧着した後、導体3bの上方位置にドレン導体を
配設し、つぎに、金属層に接着層をストライブ状に積層
してなるシールドテープ5を、接着層を内側にして前記
絶縁テープ4とドレン導体11の表面全体に巻き付け、
熱ロールにより前記接着層を溶融させて圧着することに
より長尺なテープ電線を作成する。
つぎに、上記テープ電線を必要長さに切断するとともに
、その接続端部10aにおいて導体3a。
3b、3c、3d及びドレン導体11を露出状態とし、
グランド線となる導体3bとそれに沿って配設されたド
レン導体11とをその接続端部10aにおいて直接溶接
あるいは圧着して接続するようにすれば、従来同様フレ
キシブルな配線材であるシールド付きカード電線10が
得られる。
ここで、前記接続は、例えば超音波溶接によることがで
きる。
本実施例のシールド付きカード電線10は、以下のよう
な特長を有する。
すなわち、ドレン導体11はシールド付きカード電線1
0の一面側に凸状に突出するように設けられているので
、シールドテープ5に発生する張力は常にドレン導体1
1を絶縁テープ4に押し付けるように働き、シールドテ
ープ5とドレン導体11とはシールドテープ5の全長に
わたって強く接触する。このため、湾曲させて用いられ
ても、シールドテープ5とドレン導体11とは剥がれる
ことなく導通状態が維持される。
一方、ドレン導体11とグランド線となる導体3bとは
接続端部10aにおいて直接強固に接続されているので
、グランド線どなる導体3bとシールドテープ5とがド
レン導体11を介して信頼性高く接続され、湾曲した状
態で用いられても両者の導通を確実に維持できる。した
がって、湾曲させて用いられてもシールド効果を十分に
発揮することができるシールド付きカード電線となって
いる。
また、接続端部10aにおいてのみドレン導体11とグ
ランド線となる導体3bとを溶接又は圧着した構造とさ
れているので、この溶接等により可撓性が損なわれるの
は接続端部10aだけであり、良好な可撓性をも維持さ
れている。
なお、本実施例のシールド付きカード電線10は、ドレ
ン導体11が設けられている側を外側にして湾曲させる
ようにすれば、シールドテープ5のドレン導体11と接
する側にこの湾曲による張力が発生するので特に有利で
ある。
また、接続端部におけるドレン導体11と導体3bとの
接続は、超音波溶接に限るものでなく、例えばスポット
溶接あるいは圧着等により行うようにしてもよい。
また、上記実施例は、本発明を、絶縁テープを張り合わ
せて製作したカード電線(すなわち、テープ電線よりな
るもの)に適用したものであるが、これに限るものでな
く、押し出し被覆によりなるフラット電線を切断して得
られたカード電線であってもよい。
「発明の効果」 本発明のシールド付きカード電線は、ドレン導体がその
一面側に凸状に突出するように設けられているので、シ
ールド層に発生する張力は常にドレン導体を絶縁層に押
し付けるように働き、シールド層とドレン導体とはシー
ルド層の全長にわたって強く接触する。このため、シー
ルド付きカード電線が湾曲させられても、シールド層と
ドレン導体とは剥がれることなく導通状態が維持される
一方、ドレン導体とグランド線となる導体とは接続端部
において直接強固に接続された構造とされているので、
グランド線となる導体とシールド層とがドレン導体を介
して信頼性高く接続され、湾曲した状態で用いられても
両者の導通が確実に維持される。
また、接続端部においてのみグランド線とドレン導体を
接続するようにしたので、良好な可撓性をも維持されて
いる。
したがって、カード電線本来の特長である可撓性を損な
うことなく放射ノイズに対して安定した遮蔽性能を発揮
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図はシールド付きカード電線の斜視図、第2図はシ
ールド付きカード電線の断面図である。 また、第3図は、従来のシールド付きカード電線を説明
するための図であって、シールド付きテープ電線の断面
図である。 5・・・・・・シールド層(シールドテープ)、10・
・・・・・シールド付きカード電線、10a・・・・・
・接続端部、 11・・・・・・ドレン導体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  同一平面内で互いに平行に並べて配置された複数の導
    体と、これら導体の全体を覆う絶縁層と、さらに該絶縁
    層の表面を覆うシールド層とよりなるシールド付きカー
    ド電線であって、 前記絶縁層とシールド層との間には、グランド線となる
    前記導体に沿うように、前記導体とは異なるドレン導体
    が配設されているとともに、接続端部において前記導体
    及びドレン導体が露出状態とされて、この接続端部にお
    いてのみ前記グランド線となる導体と前記ドレン導体と
    が溶接又は圧着により接続されていることを特徴とする
    シールド付きカード電線。
JP24567389A 1989-09-21 1989-09-21 シールド付きカード電線 Pending JPH03108206A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636141U (ja) * 1992-10-19 1994-05-13 住友電装株式会社 シールド付きフラットケーブル
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JP2008243673A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Toshiba Corp 電子機器

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