JPH07328478A - 空気清浄機のコレクタ - Google Patents

空気清浄機のコレクタ

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JPH07328478A
JPH07328478A JP15666394A JP15666394A JPH07328478A JP H07328478 A JPH07328478 A JP H07328478A JP 15666394 A JP15666394 A JP 15666394A JP 15666394 A JP15666394 A JP 15666394A JP H07328478 A JPH07328478 A JP H07328478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collector
electrode
frame
plate
air purifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP15666394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiki Kudo
公樹 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
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Publication of JPH07328478A publication Critical patent/JPH07328478A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コレクタフレーム内において、電極間に接触
不良を生じさせることのない、空気清浄機のコレクタを
提供する。 【構成】 コレクタフレーム43を有し、このコレクタ
フレームにはコレクタプレート電極22に電気的につな
がる電極プレート51を内蔵した空気清浄機のコレクタ
において、コレクタフレーム43にはドレンを排出する
ための排出孔55を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用空気清
浄機におけるコレクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アイオナイザにより帯電された
塵埃をコレクタのコレクタプレート電極に吸着して補集
する空気清浄機は知られている(例えば、特開平3−2
70744号公報)。この種の従来の空気清浄機のコレ
クタは、一般にコレクタフレームを有し、このコレクタ
フレームには、コレクタプレート電極に電気的につなが
る電極プレートを内蔵している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような空気清浄機
を自動車に搭載した場合、例えば雨天で自動車を走行さ
せると、雨水がコレクタに浸入し、それがコレクタフレ
ーム内に滞留するという問題がある。このコレクタフレ
ーム内には、上述したようにコレクタプレート電極に電
気的につながる電極プレートが内蔵されているので、そ
こに雨水が滞留すると、その雨水に、外気中に含まれる
塵埃、微生物、排気ガス、花粉、水あか、さらには電極
の錆などが混じり、それによってコレクタプレート電極
と電極プレート間に接触不良を生じさせるという問題が
ある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、コレクタフレーム内にお
いて、電極間に接触不良を生じさせることのない、空気
清浄機のコレクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、コレクタフレームを有し、このコレ
クタフレームにはコレクタプレート電極に電気的につな
がる電極プレートを内蔵した空気清浄機のコレクタにお
いて、コレクタフレームにはドレンを排出するための排
出孔を設けたものである。
【0006】第2の発明は、コレクタプレート電極に電
気的につながる電極プレートを内蔵するコレクタフレー
ムの下辺部の側面に排出孔を設けたものである。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、排出孔を通じてドレンが
排出されるので、コレクタフレーム内にドレンが滞留す
ることはなく、コレクタフレーム内に位置する電極間に
接触不良が発生することはない。
【0008】第2の発明によれば、コレクタフレームの
下辺部の側面に排出孔が開けられているので、効果的な
ドレン排出が行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0010】図1において、1は電気集塵式の空気清浄
機を示し、この空気清浄機1は、塵埃100を例えばプ
ラス極に帯電させるためのアイオナイザ3と、帯電され
た塵埃100を補集するためのコレクタ5とで構成され
ている。
【0011】アイオナイザ3は、例えば6KVの高圧電
源11につながる線状の放電極13と、グランド接地の
プレート状の対向電極15とからなり、両電極間でコロ
ナ放電させることにより塵埃100をプラス極に帯電さ
せる。
【0012】17は例えば金網製のフロート電極17を
示し、このフロート電極17には、アイオナイザ3の放
電極13からイオン電流がながれて、これによってフロ
ート電極17には自動的にバイアス電圧が生じる。当然
にフロート電極17は高圧電源11からもグランドから
も絶縁される。
【0013】コレクタ5はフロート電極17につながる
プラスのコレクタプレート電極21と、グランド接地の
マイナスのコレクタプレート電極22とからなり、プラ
ス極に帯電された塵埃100はこのグランド接地のマイ
ナスのコレクタプレート電極22にクーロン引力によっ
て吸着、補集される。
【0014】これによれば、空気清浄機1に送り込まれ
る塵埃100を含む空気Aは、そのうちの塵埃100だ
けが取り除かれた状態になって、清浄化された空気Bと
なって空気清浄機1から送り出される。
【0015】次に、図2を参照して、この空気清浄機1
の構成を具体的に説明する。
【0016】アイオナイザ3の線状の放電極13は、ア
イオナイザケース31の複数のピン33の間に蛇行状に
掛け渡され、それら線状の放電極13の間には、予め組
み立てられたプレート状の対向電極15が嵌め合わされ
る。
【0017】そして、線状の放電極13には、高圧用電
極35、端子36、スイッチ37、コネクタ39などを
通じて高圧電源11がつながれる。
【0018】アイオナイザ3の隣には金網状のフロート
電極17が設けられ、このフロート電極17の隣にはコ
レクタ5が設けられる。
【0019】このコレクタ5は矩形状のコレクタフレー
ム43を有し、このコレクタフレーム43には、絶縁フ
ィルムに導電材を塗布したプラス/マイナスのコレクタ
プレート電極21/22が交互に縦に設けられる。
【0020】プラスのコレクタプレート電極21は、図
3a,bに示すように、コレクタフレーム43の上辺部
に内蔵されたU字形の電極プレート45につながれる。
この時、マイナスのコレクタプレート電極22はプラス
のコレクタプレート電極21の絶縁フィルムには接触す
るものゝ電極プレート45には接触しない。この電極プ
レート45の一部45aは、図2に示すように、コレク
タフレーム43の上辺部に露出し、この露出した電極の
一部45aには上記の接触子47を通じてフロート電極
17がつながれる。
【0021】マイナスのコレクタプレート電極22は、
図4a,bに示すように、コレクタフレーム43の下辺
部に内蔵された電極プレート51につながれる。この
時、プラスのコレクタプレート電極21はマイナスのコ
レクタプレート電極22の絶縁フィルムには接触するも
のゝ電極プレート51には接触しない。この電極プレー
ト51の一部は、図示は省略したが、コレクタフレーム
43の下辺部に露出し、この電極の一部はグランドに接
地される。
【0022】しかして、この実施例によれば、図4bに
示すように、コレクタフレーム43の下辺部の側面に
は、ドレンを排出する排出孔55があけられる。この排
出孔55は、コレクタプレート電極22と電極プレート
51との接触部よりも下方に位置するようにあけられ
る。好ましくは図示のように電極プレート51よりも下
方に位置するようにあけられる。
【0023】これによれば、この空気清浄機1を搭載し
た自動車を例えば雨天走行させて、雨水がコレクタフレ
ーム43内に浸入したとしても、その雨水は排出孔55
から排出されるので、雨水がコレクタフレーム内に滞留
することはない。かりに従来であれば、雨水が滞留する
ので、雨水に、外気中に含まれる塵埃、微生物、排気ガ
ス、花粉、水あかなどが混じり、それによってコレクタ
プレート電極と電極プレート間に接触不良を生じさせる
おそれがある。
【0024】しかして、この実施例では、上記のおそれ
は解消される。
【0025】この排出孔55は、コレクタフレーム43
の下辺部の両端2か所に設けてもよく、或いは、適宜の
間隔をあけて3か所以上の複数か所に設けてもよい。複
数か所に設けると、コレクタフレーム43の軽量化を図
ることができる。
【0026】以上の実施例では、コレクタフレーム43
の下辺部の側面に排出孔55をあけているが、この排出
孔をわざわざあけることなく、電極プレート51の一部
をコレクタフレーム43の下辺部に露出させるための孔
(図示せず)を、排出孔と兼用化することができる。兼
用化すると加工工数が削減される。
【0027】いずれにしても、排出孔はドレンを完全に
排出できる位置にあけることが望ましく、必要であれ
ば、コレクタフレーム43内のドレンを排出孔に導くよ
うな案内部を設けることが望ましい。なお、排出孔の形
状は問わない。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1〜
第2の本発明によれば、コレクタフレーム内に滞留する
ドレンを排出できるので、コレクタプレート電極と電極
プレート間の接触不良をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気清浄機の一実施例を示す構成
図である。
【図2】空気清浄機の分解斜視図である。
【図3】(a)はコレクタフレームの上辺部の縦断面図
であり、(b)はコレクタフレームの上辺部の正面図で
ある。
【図4】(a)はコレクタフレームの下辺部の縦断面図
であり、(b)はコレクタフレームの下辺部の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 空気清浄機 3 アイオナイザ 5 コレクタ 13 放電極 15 対向電極 17 フロート電極 21 コレクタプレート電極 22 コレクタプレート電極 43 コレクタフレーム 45,51 電極プレート 45a 一部 55 排出孔 100 塵埃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタフレームを有し、このコレクタ
    フレームにはコレクタプレート電極に電気的につながる
    電極プレートを内蔵した空気清浄機のコレクタにおい
    て、前記コレクタフレームにはドレンを排出するための
    排出孔を設けたことを特徴とする空気清浄機のコレク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記排出孔は前記コレクタフレームの下
    辺部の側面に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の空気清浄機のコレクタ。
JP15666394A 1994-06-15 1994-06-15 空気清浄機のコレクタ Pending JPH07328478A (ja)

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JP15666394A JPH07328478A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 空気清浄機のコレクタ

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JPH07328478A true JPH07328478A (ja) 1995-12-19

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JP15666394A Pending JPH07328478A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 空気清浄機のコレクタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192016A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Ricoh Elemex Corp 集塵ユニット
JP2002192015A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Ricoh Elemex Corp 集塵ユニット
KR20230027358A (ko) * 2021-08-18 2023-02-28 한국기계연구원 습한 환경에 적용 가능한 전기 집진장치

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192016A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Ricoh Elemex Corp 集塵ユニット
JP2002192015A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Ricoh Elemex Corp 集塵ユニット
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