JP2002190336A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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JP2002190336A
JP2002190336A JP2000388659A JP2000388659A JP2002190336A JP 2002190336 A JP2002190336 A JP 2002190336A JP 2000388659 A JP2000388659 A JP 2000388659A JP 2000388659 A JP2000388659 A JP 2000388659A JP 2002190336 A JP2002190336 A JP 2002190336A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性接触片への応力集中を回避しつつ全体の
小型化を図る。 【解決手段】 弾性接触片20は、底壁15(支持板
部)の前端縁15Fから折り返し状に延出する曲げ部2
1と、曲げ部21から延出して底壁15に当接された当
接部22と、当接部22から延出する接触部23とから
なる。雄タブTと接触する接触部23は、当接部22の
後端22Rを支点として弾性変位し、その弾性接触片2
0の弾性復元力によって接触圧が確保される。接触部2
3が変位するときには、曲げ部21が弾性撓みせずに済
むのでこの曲げ部21に応力が集中する虞がない。よっ
て、曲げ部21の曲率半径を小さくして低背化を図るこ
とが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、端子金具として、特開平8−30
6420号方向に開示されているものがある。この端子
金具は、内部に弾性接触片を有する角筒部を有し、その
角筒部内に差し込まれた雄タブと弾性接触片とを弾性的
に接触させる構造になる。弾性接触片は、角筒部の底壁
の前端から上方へ略半円弧状に立ち上げられた曲げ部
と、この曲げ部から底壁と概ね平行に後方へ延出する接
触部とからなる。雄タブとの接続の際には、雄タブの進
入経路上に進出している接触部が曲げ部を略支点として
下方へ変位するが、このとき、主として曲げ部がその曲
率半径を小さくするように弾性変形し、この弾性復元力
によって接触部と雄タブとの間に所定の接触圧が確保さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような弾性接触
片を有する端子金具において高さ寸法を小さくしようと
した場合には、底壁を基準とする接触部の高さ寸法、即
ち弾性接触片の曲げ部の曲率半径を小さくすることにな
る。ところが、曲げ部の曲率半径を小さくすると、その
曲げ部に応力が集中するという不具合を来すことにな
る。本願発明は上記事情に鑑みて創案され、弾性接触片
における応力集中を回避しつつ全体の小型化を図ること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相手
側端子の雄タブと弾性接触可能な片持ち支持状の弾性接
触片を有する端子金具であって、前記弾性接触片が、支
持板部の端縁から折り返し状に延出する曲げ部と、この
曲げ部の延出端から更に延出するとともに前記支持板部
に当接された当接部と、前記支持板部との間に隙間を空
けて前記当接部の延出端から更に延出するとともに前記
雄タブとの接触を可能とされた接触部とを備えて構成さ
れているところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記当接部がその延出方向における全長に亘って前
記支持板部に密着されている構成とした。請求項3の発
明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記支持
板部における前記曲げ部及び前記当接部と対応する端部
側領域が弾性撓み可能とされている構成とした。請求項
4の発明は、請求項3の発明において、前記支持板部が
その両側縁に連なる一対の側板部とともに角筒部を構成
しており、その角筒部の端縁から前記曲げ部及び前記当
接部の両側縁に沿うように切欠された一対のスリットに
よって前記支持板部と前記側壁部とを分離することによ
り、前記支持板部の端部側領域が弾性撓みし得るように
なっている構成とした。
【0006】請求項5の発明は、請求項3又は請求項4
の発明において、前記支持板部における弾性撓み可能な
領域は、その支持板部の端縁から前記当接部における前
記接触部の変位の支点までの範囲とされている構成とし
た。
【0007】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]弾性接触片
が雄タブと接続する際には、当接部を概ね支点とすると
ともにその当接部と接触部との連続部を主として弾性撓
みさせつつ接触部が支持板部側へ変位し、この弾性接触
片の弾性復元力によって弾性接触片と雄タブとの間に接
触圧が確保される。接触部が変位するときに、曲げ部が
弾性撓みせずに済むのでこの曲げ部に応力が集中する虞
がない。したがって、曲げ部の曲率半径を小さくして端
子金具の高さ寸法を小さくすることが可能である。
【0008】[請求項2の発明]接触部は、当接部の延
出端部を弾性撓みさせつつその延出端部を略支点として
変位する。 [請求項3の発明]当接部が弾性撓みするときには、支
持板部における曲げ部及び当接部と対応する端部側領域
も弾性撓みするので、当接部への応力集中が緩和され
る。 [請求項4の発明]曲げ部と当接部の両側には側板部が
存在するので、曲げ部と当接部を異物の干渉から保護す
ることができる。
【0009】[請求項5の発明]支持板部における弾性
撓みの支点と接触部の変位の支点が同じ位置となるの
で、当接部が支持板部から離れることがなく、したがっ
て、曲げ部に弾性撓みを生じさせることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。本実施形態の端子金具10は、所定形状に打ち抜い
た金属板材を曲げ加工したものであり、略前半部分が角
筒部11とされ、略後半部分は電線12がゴム栓13と
ともに圧着により接続された電線圧着部14とされてい
る。尚、以下の説明において、前後方向については図2
〜図4の左側を前側とし、上下方向については図2〜図
4を基準とする。
【0011】角筒部11は、前後方向に細長く平坦な底
壁15(本発明の構成要件である支持板部)と、この底
壁15の左右両側縁から直角に立ち上がる一対の側壁1
6(本発明の構成要件である側板部)と、この両側壁1
6の上端縁から直角内向きに延出するとともに上下に重
ねられた一対の上面壁17,18とから構成され、前後
両端が開放された形態をなしている。この角筒部11内
には、角筒部11内に前方から挿入された雄タブTに対
して弾性的に接触する弾性接触片20が設けられてい
る。
【0012】弾性接触片20は、底壁15の前端縁15
F(本発明の構成要件である支持板部の端縁)から後方
上面側へ折り返し状に延出する曲げ部21と、この曲げ
部21の延出端21R(後端)から更に後方へ延出する
当接部22と、この当接部22の延出端22R(後端)
から更に後方へ延出する接触部23とから構成されてい
る。かかる弾性接触片20は、全体としてその前端にお
いて底壁15により片持ち状に支持されている。また、
弾性接触片20は全長に亘って一定幅であり、その幅寸
法は底壁15の幅寸法(側壁16の内面間の距離)より
も少し小さい寸法とされ、弾性接触片20の左右両側縁
と側壁16との間隔は左右で同じ寸法となっている。
【0013】曲げ部21は、底壁15から密着折り返し
状(U字状)に略円弧状に曲げられている。当接部22
は、その延出方向(前後方向)におけるほぼ全長に亘っ
て底壁15の上面に密着するように重ねられている。接
触部23は、当接部22の延出端22R(後端)から更
に後方へ延出しているが、延出方向先方(後方)に向か
って上昇するような向き(底壁15の上面から次第に遠
ざかるような向き)に傾斜している。
【0014】また、角筒部11には、底壁15における
曲げ部21及び当接部22と対応する前端部側領域を弾
性撓み可能にするための手段として、底壁15の前端縁
15Fから左右両側縁に沿って後方(弾性接触片20の
延出方向と平行な方向)に直線状に延びる左右一対のス
リット24が形成されている。このスリット24は曲げ
部21及び当接部22の両側縁に沿うように切欠された
形態ということもでき、かかるスリット24により、底
壁15のうちのスリット24の形成されている領域(以
下、前端縁側領域15Mという)が、左右側壁16から
分離された状態となる。かかる底壁15の前端縁側領域
15Mは、そのスリット24の後端と対応する位置を概
ね支点15Pとして片持ち支持状態となり、上下方向へ
弾性撓みし得るようになっている。
【0015】また、このスリット24の後端の位置(底
壁15の前端縁側領域15Mの弾性撓みの支点15Pと
なる位置)は、弾性接触片20の当接部22の後端22
R(接触部23の変位時の支点となる位置)と概ね対応
する位置(正確には、当接部22の後端22Rよりも少
し後方の位置)とされている。換言すると、底壁15に
おける弾性撓み可能な前端縁側領域15Mは、その底壁
15の前端縁15Fから当接部22の後端(接触部23
の変位の支点22R)までの範囲に設定されている。
【0016】尚、接触部23の延出端部には、その一部
を上面側へ叩き出すことによって略球面状に突出する接
点部25が形成されており、この接点部25には、角筒
部11内に挿入された雄タブTの下面が接触するように
なっている。上下に重なる一対の上面壁17,18のう
ち、下側の上面壁18にも、弾性接触片20の接点部2
5と同様に、上面壁18の一部を下面側へ叩き出すこと
によって略球面状に突出する接点部26が形成されてお
り、この接点部26には、角筒部11内に挿入された雄
タブTの上面が接触するようになっている。弾性接触片
20が弾性撓みしない状態における両接点部25,26
の上下方向の間隔は、雄タブTの厚さよりも小さい寸法
に設定されている。
【0017】また、上側の上面壁17には、その前端縁
を下側へほぼ直角曲げした形態の保護縁部27が形成さ
れいる。この保護縁部27は下側の上面壁18の前端面
に密着してその前端面が露出しないようになっている。
これにより、両上面壁17,18の前端縁に他部材(図
示せず)が突き当たったときに、その両上面壁17,1
8が上下に開くように変形させられることが防止され
る。また、保護縁部27の外面は角縁状ではなく円弧状
をなしているので、上面壁17,18の前端縁に対して
斜め上前方から当たった他部材に傷を付ける虞がない。
【0018】次に、本実施形態の作用を説明する。図4
に示すように前方から角筒部11内に雄タブTが挿入さ
れると、雄タブTが接触部23の上面又はその接点部2
5に当接し、これにより、接触部23が当接部22の後
端22R(当接部22と接触部23の連続部であり、当
接部22の延出端でもある)を支点として図4に鎖線で
示す状態から同図に実線で示す状態へと下方へ押し下げ
られる。このとき、接触部23の変位の支点22R(当
接部22の後端)が、その接触部23と当接部22との
間の角度を拡大するように弾性撓みし、その弾性復元力
により、当接部22がその前端側を持ち上げる方向へ変
位し、これに伴って底壁15の前端縁側領域15Mも当
接部22と一体となって変位する。つまり、前端縁側領
域15Mと当接部22とは、前後方向における長さがほ
ぼ同じ寸法であるとともに、そのほぼ全長に亘って互い
に密着しているのである。また、この弾性接触片20の
弾性復元力によって弾性接触部23と雄タブTとの間に
は所定の接触圧が確保される。
【0019】端子金具10と雄タブTとが接続された状
態では、底壁15の前端縁側領域15M(当接部22と
密着している領域)は当接部22と一体の状態を保つの
で、曲げ部21は弾性撓みしない。したがって、曲げ部
21に応力が集中する虞がない。これにより、本実施形
態では曲げ部21を密着折り返し状に曲げてその曲率半
径を最小にすることが実現されており、ひいては、弾性
接触片20の高さが抑えられて端子金具10全体として
低背化されている。
【0020】また、接触部23の変位に伴って当接部2
2が前端側を持ち上げるように弾性撓みするときには、
底壁15の前端縁側領域15Mも一体となって弾性撓み
するので、当接部22への応力集中が緩和されている。
また、底壁15の前端縁側領域15Mを弾性撓みさせる
ための手段として、角筒部から底壁を前方へ突出させる
のではなく、底壁15と側壁16との間を分離させるス
リット24を形成するようにしているので、弾性接触片
20の曲げ部21及び当接部22の両側には側壁16が
存在することになる。そして、この側壁16の存在によ
り、曲げ部21と当接部22に対して異物が側方から干
渉することが防止される。
【0021】また、底壁15の弾性撓み可能領域を接触
部23の変位の支点22Rよりも前方寄り(底壁15の
前端縁15F寄り)の範囲までに限定した場合には、底
壁の前端縁側領域が上方へ弾性撓みしたときに底壁の上
面と当接部の下面との間が離れ、その結果、曲げ部を弾
性撓みさせる虞がある。これに対し本実施形態では、底
壁15における弾性撓みの支点15Pの位置と接触部2
3の変位の支点22Rの位置とがほぼ同じ位置に設定し
ているので、当接部22が底壁15から離れることがな
く、ひいては、曲げ部21に弾性撓みを生じさせること
はない。
【0022】また、下側の上面壁18には下向きに接点
部26を突成し、その接点部26を前後方向及び左右方
向において弾性接触片20の接点部25に対して上下方
向に対向させるようにしているので、雄タブTの上下両
面における端子金具10との接触形態が点接触となって
いる。これにより、雄タブTを上面壁18と弾性接触片
20との間に挿入する際の摺動摩擦、即ち挿入抵抗が低
減されているとともに、接触信頼性が高くなっている。
【0023】[実施形態2]次に、本発明を具体化した
実施形態2を図7を参照して説明する。本実施形態は、
上記実施形態1において、底壁15に補助バネ部30を
形成したものである。補助バネ部30は、底壁15を切
り起こすことによって形成され、斜め上前方へ向かって
片持ち状に延出し、その延出端30F(前端)は、自由
状態における接触部23の後端部23Rの少し下方に位
置している。弾性接触片20が弾性撓みして接触部23
の後端部23Rが下方へ変位したときには、その接触部
23の後端部23Rが補助バネ部30の延出端30Fに
対して上から当接してその補助バネ部30を下方へ弾性
撓みさせる。すると、この補助バネ部30の弾性復元力
により、弾性接触片20と雄タブT(図7には示さな
い)との間で高い接触圧が確保される。尚、その他の構
成については、上面壁18に接点部26が形成されてい
ない点を除いて上記実施形態1と同じであるため、同じ
構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果
の説明は省略する。
【0024】[実施形態3]次に、本発明を具体化した
実施形態3を図8を参照して説明する。本実施形態は、
弾性接触片31の接触部32の後方への延出長さを実施
形態1の接触部23よりも長くしたものであり、その長
くなった部分は、延出方向先端側(後側)に向かって底
壁15に接近するような下り傾斜となっている。弾性接
触片31が弾性撓みして接触部32が下方へ変位する
と、その延出端部32R(後端部)が底壁15の上面に
当接し、その接触部32における接点部25の形成され
ている頂上部が主として拡開するように弾性撓みし、そ
の弾性復元力によって高い接触圧が確保される。尚、そ
の他の構成については、上面壁18に接点部26が形成
されていない点を除いて上記実施形態1と同じであるた
め、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用
及び効果の説明は省略する。
【0025】[実施形態4]次に、本発明を具体化した
実施形態4を図9を参照して説明する。本実施形態の弾
性接触片33は、底壁15の前端縁15Fから曲げ部3
4を折り返し状に延出させ、その曲げ部34の延出端3
4Rからさらに当接部35を後方へ延出させ、その当接
部35の延出端35Rからさらに接触部36を後方へ延
出させたものである。曲げ部34の曲率半径は、実施形
態1の曲げ部21よりも大きく、側方から見ると目玉状
をなしている。当接部35はその全長に亘って底壁15
に密着されている。接触部36は延出方向に向かって底
壁15から離間するように傾斜しており、この接触部3
6の延出端36Rの下方には、補助バネ部30の前端部
30Fが配置されている。また、前後方向における底壁
15の前端縁側領域15Mの後端(その前端縁側領域の
変位の支点15P)の位置は、当接部35の後端35R
(接触部36の変位の支点)とほぼ同じ位置とされてい
る。また、曲げ部34の高さは、雄タブTが弾性接触片
33と接触した状態ではその雄タブTと干渉しないよう
な高さに設定されている。尚、その他の構成について
は、上記実施形態2と同じであるため、同じ構成につい
ては、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省
略する。
【0026】[実施形態5]次に、本発明を具体化した
実施形態5を図10を参照して説明する。本実施形態の
弾性接触片37は、底壁15の前端縁15Fから曲げ部
38を折り返し状に延出させ、その曲げ部38の延出端
38Rからさらに当接部39を後方へ延出させ、その当
接部39の延出端39Rからさらに接触部40を後方へ
延出させたものである。曲げ部38の曲率半径は、実施
形態1の曲げ部21よりも大きく、また、当接部39は
その延出端39Rのみを底壁15に密着させており、し
たがって、底壁部15、曲げ部34及び当接部39を側
方から見ると横向きの水滴状をなしている。接触部40
は延出方向に向かって底壁15から離間するように傾斜
しており、この接触部40の延出端40Rの下方には、
補助バネ部30の前端部30Fが配置されている。ま
た、前後方向における底壁15の前端縁側領域15Mの
後端(その前端縁側領域の変位の支点15P)の位置
は、当接部39の後端39R(接触部40の変位の支
点)とほぼ同じ位置とされている。また、曲げ部38の
高さは、雄タブTが弾性接触片37と接触した状態では
その雄タブTと干渉しないような高さに設定されてい
る。尚、その他の構成については、上記実施形態2と同
じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、
構造、作用及び効果の説明は省略する。
【0027】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では角筒部を構成する底壁と側壁と
の間をスリットで分離することによって底壁を弾性撓み
し得るようにしたが、本発明によれば、曲げ部と当接部
の両側には側壁を設けず、底壁を側壁から突出させる形
態とすることによって底壁を弾性撓みさせるようにして
もよい。
【0028】(2)上記実施形態では底壁における弾性
撓み可能な領域を、その底壁の前端縁から当接部におけ
る接触部の変位の支点までの範囲としたが、本発明によ
れば、弾性撓み可能領域、即ち底壁の弾性撓みの支点の
位置を、接触部の変位の支点よりも底壁の前端縁寄りに
設定してもよく、逆に、支点から奥側(底壁の前端縁と
は反対側)の位置に設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の斜視図
【図2】端子金具をコネクタハウジングに挿入した状態
の断面図
【図3】端子金具の部分拡大断面図
【図4】雄タブと接続した状態の部分拡大断面図
【図5】図3のX−X線横断面図
【図6】図3のY−Y線水平断面図
【図7】実施形態2の端子金具の部分拡大断面図
【図8】実施形態3の端子金具の部分拡大断面図
【図9】実施形態4の端子金具の部分拡大断面図
【図10】実施形態5の端子金具の部分拡大断面図
【符号の説明】
T…雄タブ 10…端子金具 11…角筒部 15…底壁(支持板部) 15F…底壁の前端縁(支持板部の端縁) 15M…底壁の前端縁側領域(支持板部の端縁側領域) 16…側壁(側板部) 20…弾性接触片 21…曲げ部 22…当接部 22R…接触部の変位の支点 23…接触部 24…スリット 31,33,37…弾性接触片 32,36,40…接触部 34,38…曲げ部 35,39…当接部 35R,39R…接触部の変位の支点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側端子の雄タブと弾性接触可能な片
    持ち支持状の弾性接触片を有する端子金具であって、 前記弾性接触片が、支持板部の端縁から折り返し状に延
    出する曲げ部と、 この曲げ部の延出端から更に延出するとともに前記支持
    板部に当接された当接部と、 前記支持板部との間に隙間を空けて前記当接部の延出端
    から更に延出するとともに前記雄タブとの接触を可能と
    された接触部とを備えて構成されていることを特徴とす
    る端子金具。
  2. 【請求項2】 前記当接部がその延出方向における全長
    に亘って前記支持板部に密着されていることを特徴とす
    る請求項1記載の端子金具。
  3. 【請求項3】 前記支持板部における前記曲げ部及び前
    記当接部と対応する端部側領域が弾性撓み可能とされて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端子
    金具。
  4. 【請求項4】 前記支持板部がその両側縁に連なる一対
    の側板部とともに角筒部を構成しており、その角筒部の
    端縁から前記曲げ部及び前記当接部の両側縁に沿うよう
    に切欠された一対のスリットによって前記支持板部と前
    記側壁部とを分離することにより、前記支持板部の端部
    側領域が弾性撓みし得るようになっていることを特徴と
    する請求項3記載の端子金具。
  5. 【請求項5】 前記支持板部における弾性撓み可能な領
    域は、その支持板部の端縁から前記当接部における前記
    接触部の変位の支点までの範囲とされていることを特徴
    とする請求項3又は請求項4記載の端子金具。
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