JP2011249169A - 端子金具 - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets

Abstract

【課題】タブを傷付けるのを防止する。
【解決手段】端子金具Aは、タブTが挿入される角筒状の端子接続部10と、端子接続部10を構成する支持板部11の端縁から折り返されて片持ち状に延出した弾性接触片15と、弾性接触片15に形成された接点部20と、弾性接触片15の一部を支持板部11側へ切り起こすことによって形成され、支持板部11に弾性的に当接することで接点部20とタブTとの接触圧を高める補助弾性片21とを備える。補助弾性片21は、タブTの挿入方向においては接点部20よりも前方の位置に配され、且つタブTの挿入方向と交差する方向においては接点部20よりも支持板部11に近い位置に配されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、弾性係止片を有する端子金具に関するものである。
特許文献1には、角筒状の端子接続部内に弾性接触片を設け、前方から端子接続部内に挿入されたタブに、弾性接触片を弾性的に接触させるようにした雌形の端子金具が開示されている。弾性接触片は、端子接続部を構成する支持板部の前端から後方へ折り返すように延出した形態であり、タブの挿入方向に対して斜めをなしている。弾性接触片の後端部には、正規挿入された状態のタブと接触する接点部が形成されている。さらに、弾性接触片のうち接点部よりも前方の領域には、弾性接触片の一部を切り起こすことによって補助弾性片が形成され、この補助弾性片を支持板部に当接させることにより、弾性接触片とタブとの間の接触圧が高められている。
実開昭63−56572号公報
上記の端子金具では、弾性接触片に、補助弾性片の切り起こしによって切欠部が形成され、その切欠部の縁部がエッジ状をなしているのであるが、補助弾性片が接点部よりも前方、つまりタブの挿入方向においては接点部よりも手前側に配置されている。そのため、タブの挿入過程では、タブが、このエッジ状の縁部に接触して傷付けられる虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、タブを傷付けるのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、タブが挿入される角筒状の端子接続部と、前記端子接続部を構成する支持板部の端縁から、前記端子接続部内における前記タブの挿入経路に沿うように折り返されて片持ち状に延出した形態の弾性接触片と、前記弾性接触片に形成され、前記端子接続部内に正規挿入された状態の前記タブに接触する接点部と、前記弾性接触片の一部を前記支持板部側へ切り起こすことによって形成され、前記支持板部に対して弾性的に接触することで前記接点部と前記タブとの接触圧を高める補助弾性片とを備えた端子金具において、前記補助弾性片は、前記タブの挿入方向においては前記接点部よりも前方の位置に配され、且つ前記タブの挿入方向と交差する方向においては前記接点部よりも前記支持板部に近い位置に配されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記弾性接触片のうち前記接点部と延出端部との間の領域は、前記接点部から前記延出端部に向かって次第に前記支持板部に接近するように傾斜した傾斜部となっており、前記傾斜部は、前記タブが正規挿入された状態において前記延出端部が前記支持板部と非接触となる形態とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記弾性接触片は、前記端子接続部に対する前記タブの挿入方向における前方へ片持ち状に延出した形態であり、前記補助弾性片は、前記タブの挿入方向における後方へ片持ち状に延出した形態であるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記弾性接触片が弾性撓みしていない状態では、前記補助弾性片が前記支持板部に対して非接触とされているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記補助弾性片は、前記タブの挿入方向及び前記弾性接触片の弾性変位方向の両方向に対して交差する幅方向において、前記弾性接触片の中心軸に関して対称な形態であるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
弾性接触片には、補助弾性片の切り起こしによって切欠部が形成され、その切欠部の縁部がエッジ状をなしているため、このエッジ状の縁部にタブが接触すると、タブが傷付けられる虞がある。しかし、本発明では、補助弾性片が、タブの挿入方向においては接点部よりも前方の位置に配され、且つタブの挿入方向と交差する方向においては接点部よりも支持板部に近い位置に配されているので、タブが、挿入の過程でエッジ状の縁部に接触することがなく、これにより、タブの傷付きが防止される。
<請求項2の発明>
傾斜部は、接点部から延出端部に向かって次第に支持板部に接近するように傾斜しているのであるが、タブが正規挿入された状態において傾斜部の延出端部が支持板部と非接触であるということは、タブの挿入方向において、傾斜部の長さが短く、ひいては弾性接触片の長さが短いということを意味する。即ち、本発明の端子金具は、タブの挿入方向において小型化が図られている。
<請求項3の発明>
弾性接触片は、タブの挿入方向における前方へ片持ち状に延出した形態であるため、接点部よりもタブの挿入方向前方に位置する補助弾性片は、接点部よりも延出端部に近い位置に配置されていることになる。弾性接触片のうち接点部と延出端部との間の領域は、タブの挿入やタブとの接触には関与しないので、端子金具の小型化を図るという観点からは極力短尺化することが好ましい。この点に鑑み、本発明では、補助弾性片をタブの挿入方向後方、即ち弾性接触片の延出方向とは反対の方向へ延出させた。このようにすれば、補助弾性片をタブの挿入方向前方へ延出させる形態に比べると、補助弾性片を含む弾性接触片の全長を短くすることができる。
<請求項4の発明>
タブの挿入過程では、弾性接触片がタブとの接触によって弾性撓みするとともに、弾性接触片の弾性撓みに伴って補助弾性片が支持板部に当接して弾性撓みするため、弾性接触片と補助弾性片の弾性復元力によって、タブと弾性接触片との間で摩擦抵抗が生じ、これが挿入抵抗となる。この点に鑑み、本発明では、弾性接触片が弾性撓みしていない状態では、補助弾性片が支持板部に接触しない構成とした。この構成によれば、弾性接触片がタブとの接触によって弾性撓みを開始した当初は、補助弾性片の弾性復元力に起因する摩擦抵抗が生じないので、その分、挿入抵抗が低減される。
<請求項5の発明>
補助弾性片は、幅方向において弾性接触片の中心軸に関して対称な形態となっているので、補助弾性片が支持板部に当接して弾性撓みしたときに、補助弾性片から弾性接触片に作用する弾性復元力は、幅方向において片寄ることがない。したがって、補助弾性片の弾性復元力に起因する弾性接触片の姿勢の傾きが防止される。
実施形態1の端子金具における弾性接触片の斜視図 タブを挿入する前の状態の断面図 タブを挿入した状態の断面図 実施形態2の端子金具における弾性接触片の斜視図 実施形態3の断面図 実施形態4の断面図 実施形態5の断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明する。本実施形態の端子金具Aは、角筒状をなす端子接続部10の内部に弾性接触片15を収容した形態の雌形の端子である。端子接続部10の内部には、その前方(図2,3における左方)から相手側端子(雄形の端子)のタブTが挿入されるようになっている。
端子接続部10は、前後方向(端子接続部10に対するタブTの挿入方向と平行な方向)に長い平板状をなす支持板部11と、支持板部11の左右両側縁から立ち上がる一対の側板部12と、一方の側板部12の立ち上がり端縁(上端縁)から支持板部11と略平行に延出する受け板部13とを備えて角筒状に形成されている。支持板部11の後端には、周知の形態のオープンバレル状をなす圧着部(図示省略)が連なっていて、この圧着部には、電線(図示省略)が接続されている。受け板部13には、その一部を下方(端子接続部10の内部側)へ叩き出すことにより、タブTの挿入方向と平行な受け部14が形成されている。
弾性接触片15は、支持板部11の前端縁(タブTの挿入方向における後方側の端縁部)から、端子接続部10内におけるタブTの挿入経路(受け部14)に沿うように折り返されて端子接続部10の後方(タブTの挿入方向においては前方)へ片持ち状に延出した形態である。弾性接触片15のうち前端側の部分は、略平板状をなす前側傾斜部16となっており、弾性接触片15のうち後端側の部分は、略平板状をなす後側傾斜部17(本発明の構成要件である傾斜部)となっている。前側傾斜部16の前端部は、略円弧状に曲げられて支持板部11の前端縁に連なる第1支点部18となっている。また、後側傾斜部17の後端部は、片持ち状に延出する弾性接触片15の延出端部19(自由端部)となっている。
前側傾斜部16は、端子接続部10に対するタブTの挿入方向に対して斜め方向に延びており、前側傾斜部16の前端(第1支点部18)から後端(接点部20)に向かって支持板部11から遠ざかるように傾斜している。一方、後側傾斜部17も、端子接続部10に対するタブTの挿入方向に対して斜め方向に延びているが、その勾配の向きは前側傾斜部16とは逆であり、後側傾斜部17の前端(接点部20)から後端(延出端部19)に向かって支持板部11に接近するように傾斜している。
前側傾斜部16の後端と後側傾斜部17の前端は鈍角状に連なっており、これにより、弾性接触片15は、側方(タブTの挿入方向及び弾性接触片15の弾性撓みに伴う接点部20の変位方向の両方向に対して略直角な方向)から見ると山形に屈曲した形状をなしている。この前側傾斜部16の後端と後側傾斜部17の前端とが鈍角状に連なる部分(山の頂上)は、タブTが正規挿入された状態においてタブTの下面に接触する接点部20となっている。
この接点部20は、弾性接触片15の幅方向(タブTの挿入方向及び弾性接触片15の弾性撓みに伴う接点部20の変位方向の両方向に対して略直角な方向)に沿って延びる稜線状をなしている。弾性接触片15が弾性撓みしていない状態では、接点部20と受け部14との上下方向(タブTの挿入方向と直角な方向であって、弾性接触片15の弾性撓みに伴う接点部20の変位方向)における間隔は、タブTの厚さ寸法よりも小さい寸法とされている。尚、弾性接触片15の弾性撓みに伴う接点部20の変位方向は、弾性接触片15の弾性変位方向と同義である。
弾性接触片15には、支持板部11に対して弾性的に接触することで接点部20とタブTとの接触圧を高めるための手段として補助弾性片21が形成されている。補助弾性片21は、弾性接触片15の一部を支持板部11側へ方形に切り起こすことによって補助弾性片21が形成されている。補助弾性片21が形成されているのは、弾性接触片15のうち後側傾斜部17、つまり接点部20よりも後方(タブTの挿入方向においては前方)の領域である。したがって、この後側傾斜部17には、補助弾性片21の切り起こしによって略方形の窓孔状に開口する切欠部22が形成されている。切欠部22の縁部はエッジ状をなしている。
補助弾性片21は、その後端縁において弾性接触片15(後側傾斜部17)に連なっていて、第1支点部18に接近するように前方(タブTの挿入方向においては後方)へ片持ち状に延出した形態である。つまり、タブTの挿入経路に沿った方向(前後方向)においては、補助弾性片21の延出方向(前方)は、弾性接触片15の延出方向(後方)とは逆向きである。また、補助弾性片21は、補助弾性片21の後端から前端(補助弾性片21の延出方向前方)に向かって支持板部11に接近するような向きで傾斜している。換言すると、補助弾性片21は、上下方向において接点部20から遠ざかる方向へ延出している。したがって、側方から見たときに、補助弾性片21の傾斜の向きは、後側傾斜部17の傾斜の向きとは反対の向きとなっている。
また、上下方向において、補助弾性片21が形成されている後側傾斜部17は、接点部20よりも支持板部11に近い領域に配され、補助弾性片21は、その後側傾斜部17から支持板部11に向かって延出した形態である。したがって、補助弾性片21は、その全領域に亘り、接点部20よりも支持板部11に近い領域(つまり、接点部20に比べてタブTから遠い領域)に配されていることになる。
補助弾性片21の後端縁(後側傾斜部17に連なる基端縁)は、幅方向に延びる稜線状をなしている。補助弾性片21の前端縁部(延出端縁部)には、上方(支持板部11とは反対方向)を向くように屈曲させた形態の第2支点部23が形成されている。第2支点部23の下面も、補助弾性片21の後端縁と同じく、幅方向に延びる稜線状をなしている。また、弾性接触片15の幅方向において、補助弾性片21は、弾性接触片15の幅方向におる中心軸(図示省略)に関して左右対称な形態である。
弾性接触片15と補助弾性片21が弾性撓みしていない状態では、補助弾性片21の第2支点部23(延出端縁部)は、支持板部11に対して上方へ離間した状態(支持板部11とは非接触の状態)となっている。このときの、第2支点部23と支持板部11との上下間隔は、接点部20と受け部14との間の上下間隔と、タブTの厚さとの寸法差よりも小さい寸法である。
端子接続部10にタブTが挿入されていない状態では、弾性接触片15も補助弾性片21も弾性撓みしておらず、弾性接触片15の延出端部19は支持板部11に対して上方へ離間した状態(支持板部11と非接触の状態)を保ち、補助弾性片21はその第2支点部23を含む全体が支持板部11に対して上方へ離間した状態(支持板部11と非接触の状態)を保つ。
この状態で、端子接続部10に対しその前方からタブTが挿入されると、タブTは、まず、前側傾斜部16の上面に当接し、それ以降は、タブTの挿入が進むのに伴い、タブTからの押圧により弾性接触片15が第1支点部18を支点として下方(支持板部11に接近する方向)へ弾性変位する。弾性接触片15の弾性変位が進むと、補助弾性片21の第2支点部23が支持板部11に当接し、それ以降は、弾性接触片15が、前側傾斜部16と後側傾斜部17とのなす角度を拡げるように弾性撓みするとともに、補助弾性片21がその後端縁部において弾性撓みを生じる。
そして、タブTが正規の挿入状態になると、タブTが接点部20と受け部14との間で弾性的に挟み付けられた状態となり、弾性接触片15の弾性復元力と補助弾性片21の弾性復元力により、接点部20とタブTとの間で所定の接触圧が確保される。この状態では、弾性接触片15の延出端部19は、支持板部11とは接触しない。
上述のように、本実施形態の端子金具Aは、タブTが挿入される角筒状の端子接続部10と、端子接続部10を構成する支持板部11の端縁から折り返されて片持ち状に延出した弾性接触片15と、弾性接触片15に形成された接点部20と、弾性接触片15の一部を支持板部11側へ切り起こすことによって形成され、支持板部11に弾性的に当接することで接点部20とタブTとの接触圧を高める補助弾性片21とを備える。補助弾性片21は、タブTの挿入方向においては接点部20よりも前方の位置に配され、且つタブTの挿入方向と交差する方向においては接点部20よりも支持板部11に近い位置に配されている。
そして、弾性接触片15には、補助弾性片21の切り起こしによって切欠部22が形成され、その切欠部22の縁部がエッジ状をなしているため、このエッジ状の縁部にタブTが接触すると、タブTが傷付けられる虞がある。しかし、本実施形態では、補助弾性片21が、タブTの挿入方向においては接点部20よりも前方の位置に配され、且つタブTの挿入方向と交差する方向においては接点部20よりも支持板部11に近い位置に配されているので、タブTが、挿入の過程でエッジ状の縁部に接触することがなく、これにより、タブTの傷付きが防止される。
また、弾性接触片15のうち接点部20と延出端部19との間の後側傾斜部17は、接点部20から延出端部19に向かって次第に支持板部11に接近するように傾斜しているのであるが、本実施形態では、タブTが正規挿入された状態において後側傾斜部17の延出端部19が支持板部11と非接触となっている。このことは、タブTの挿入方向において、後側傾斜部17の長さが短く、ひいては弾性接触片15の長さが短いということを意味する。即ち、本実施形態の端子金具Aは、タブTの挿入方向において小型化が図られている。
また、弾性接触片15は、タブTの挿入方向における前方へ片持ち状に延出した形態であるため、接点部20よりもタブTの挿入方向前方に位置する補助弾性片21は、接点部20よりも延出端部19に近い位置に配置されていることになる。弾性接触片15のうち接点部20と延出端部19との間の領域(後側傾斜部17)は、タブTの挿入やタブTとの接触には関与しないので、端子金具Aの小型化を図るという観点からは極力短尺化することが好ましい。この点に鑑み、本実施形態では、補助弾性片21をタブTの挿入方向後方、即ち弾性接触片15の延出方向とは反対の方向へ延出させた。このようにすれば、補助弾性片21をタブTの挿入方向前方へ延出させる形態に比べると、補助弾性片21を含む弾性接触片15の全長を短くすることができる。
また、タブTの挿入過程では、弾性接触片15がタブTとの接触によって弾性撓みするとともに、弾性接触片15の弾性撓みに伴って補助弾性片21が支持板部11に当接して弾性撓みするため、弾性接触片15と補助弾性片21の弾性復元力によって、タブTと弾性接触片15との間で摩擦抵抗が生じ、これが挿入抵抗となる。この点に鑑み、本実施形態では、弾性接触片15が弾性撓みしていない状態では、補助弾性片21が支持板部11に接触しない構成とした。この構成によれば、弾性接触片15がタブTとの接触によって弾性撓みを開始した当初は、補助弾性片21の弾性復元力に起因する摩擦抵抗が生じないので、その分、挿入抵抗が低減される。
補助弾性片21は、幅方向(タブTの挿入方向及び弾性接触片15の弾性変位方向の両方向に対して交差する幅方向)において弾性接触片15の中心軸に関して対称な形態となっているので、補助弾性片21が支持板部11に当接して弾性撓みしたときに、補助弾性片21から弾性接触片15に作用する弾性復元力は、幅方向において片寄ることがない。したがって、補助弾性片21の弾性復元力に起因する弾性接触片15の姿勢の傾きが防止される。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図4を参照して説明する。上記実施形態1では、補助弾性片21を、幅方向において弾性接触片15の中心軸に関して対称な形態としたのに対し、本実施形態2の端子金具Bでは、補助弾性片31を、幅方向において弾性接触片30の中心軸から側方(幅方向)に片寄った配置とされている。従って、補助弾性片31の形成に伴って後側傾斜部32に形成される切欠部33は、弾性接触片30(後側傾斜部32)の側縁に開口した形態となっている。尚、その他の構成と作用効果については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
<実施形態3>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図5を参照して説明する。本実施形態2の端子金具Cは、実施形態1の端子金具Aの後側傾斜部17を後方へ延長した形態である。これにより、タブTが正規挿入されると、弾性接触片40(後側傾斜部41)の延出端部42が支持板部11に対して弾性的に接触し、弾性接触片40が第1支点部18と第2支点部23と延出端部42の3点において支持板部11に支持された形態となる。また、弾性接触片40が弾性撓みしていない状態では、弾性接触片40の延出端部42は支持板部11とは非接触である。尚、その他の構成と作用効果については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
<実施形態4>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図6を参照して説明する。本実施形態2の端子金具Dの端子接続部50は、前後方向(端子接続部50に対するタブTの挿入方向と平行な方向)に長い平板状をなす受け板部51と、受け板部51の左右両側縁から立ち上がる一対の側板部52と、一方の側板部52の立ち上がり端縁(上端縁)から受け板部51と略平行に延出する支持板部53とを備えて角筒状に形成されている。受け板部51の後端には、周知の形態のオープンバレル状をなす圧着部(図示省略)が連なっていて、この圧着部には、電線(図示省略)が接続されている。受け板部51には、その一部を上方(端子接続部50の内部側)へ叩き出すことにより、タブTの挿入方向と平行な受け部54が形成されている。
弾性接触片55は、支持板部53の後端縁(タブTの挿入方向における前方側の端縁部)から、端子接続部50内におけるタブTの挿入経路(受け部54)に沿うように折り返されて端子接続部50の前方(タブTの挿入方向においては後方)へ片持ち状に延出した形態である。弾性接触片55のうち前端側の部分は、略平板状をなす前側傾斜部56(本発明の構成要件である傾斜部)となっており、弾性接触片55のうち後端側の部分は、略平板状をなす後側傾斜部57となっている。後側傾斜部57の後端部は、略円弧状に曲げられて支持板部53の後端縁に連なる第1支点部58となっている。また、前側傾斜部56の前端部は、片持ち状に延出する弾性接触片55の延出端部59(自由端部)となっている。
前側傾斜部56は、端子接続部50に対するタブTの挿入方向に対して斜め方向に延びており、前側傾斜部56の前端(延出端部59)から後端(接点部60)に向かって支持板部53から遠ざかるように傾斜している。一方、後側傾斜部57も、端子接続部50に対するタブTの挿入方向に対して斜め方向に延びているが、その勾配の向きは前側傾斜部56とは逆であり、後側傾斜部57の前端(接点部60)から後端(第1支点部58)に向かって支持板部53に接近するように傾斜している。
前側傾斜部56の後端と後側傾斜部57の前端は鈍角状に連なっており、これにより、弾性接触片55は、側方(タブTの挿入方向及び弾性接触片55の弾性撓みに伴う接点部60の変位方向の両方向に対して略直角な方向)から見ると谷状に屈曲した形状をなしている。この前側傾斜部56の後端と後側傾斜部57の前端とが鈍角状に連なる部分(谷の底部)は、タブTが正規挿入された状態においてタブTの上面に接触する接点部60となっている。
この接点部60は、弾性接触片55の幅方向(タブTの挿入方向及び弾性接触片55の弾性撓みに伴う接点部60の変位方向の両方向に対して略直角な方向)に沿って延びる稜線状をなしている。弾性接触片55が弾性撓みしていない状態では、接点部60と受け部54との上下方向(タブTの挿入方向と直角な方向であって、弾性接触片55の弾性撓みに伴う接点部60の変位方向)における間隔は、タブTの厚さ寸法よりも小さい寸法とされている。尚、弾性接触片55の弾性撓みに伴う接点部60の変位方向は、弾性接触片55の弾性変位方向と同義である。
弾性接触片55には、支持板部53に対して弾性的に接触することで接点部60とタブTとの接触圧を高めるための手段として補助弾性片61が形成されている。補助弾性片61は、弾性接触片55の一部を支持板部53側へ方形に切り起こすことによって補助弾性片61が形成されている。補助弾性片61が形成されているのは、弾性接触片55のうち後側傾斜部57、つまり接点部60よりも後方(タブTの挿入方向においては前方)の領域である。したがって、この後側傾斜部57には、補助弾性片61の切り起こしによって略方形の窓孔状に開口する切欠部62が形成されている。切欠部62の縁部はエッジ状をなしている。
補助弾性片61は、その前端縁において弾性接触片55(後側傾斜部57)に連なっていて、第1支点部58に接近するように後方(タブTの挿入方向においては前方)へ片持ち状に延出した形態である。つまり、タブTの挿入経路に沿った方向(前後方向)においては、補助弾性片61の延出方向(後方)は、弾性接触片55の延出方向(前方)とは逆向きである。また、補助弾性片61は、補助弾性片61の前端から後端(補助弾性片61の延出方向前方)に向かって支持板部53に接近するような向きで傾斜している。換言すると、補助弾性片61は、上下方向において接点部60から遠ざかる方向へ延出している。したがって、側方から見たときに、補助弾性片61の傾斜の向きは、後側傾斜部57の傾斜の向きと同じ向きとなっている。
また、上下方向において、補助弾性片61が形成されている後側傾斜部57は、接点部60よりも支持板部53に近い領域に配され、補助弾性片61は、その後側傾斜部57から支持板部53に向かって延出した形態である。したがって、補助弾性片61は、その全領域に亘り、接点部60よりも支持板部53に近い領域(つまり、接点部60に比べてタブTから遠い領域)に配されていることになる。
補助弾性片61の前端縁(後側傾斜部57に連なる基端縁)は、幅方向に延びる稜線状をなしている。補助弾性片61の後端縁部(延出端縁部)には、下方(支持板部53とは反対方向)を向くように屈曲させた形態の第2支点部63が形成されている。第2支点部63の下面も、補助弾性片61の前端縁と同じく、幅方向に延びる稜線状をなしている。また、弾性接触片55の幅方向において、補助弾性片61は、弾性接触片55の幅方向におる中心軸(図示省略)に関して左右対称な形態である。
弾性接触片55と補助弾性片61が弾性撓みしていない状態では、補助弾性片61の第2支点部63(延出端縁部)は、支持板部53に対して下方へ離間した状態(支持板部53とは非接触の状態)となっている。このときの、第2支点部63と支持板部53との上下間隔は、接点部60と受け部54との間の上下間隔と、タブTの厚さとの寸法差よりも小さい寸法である。
端子接続部50にタブTが挿入されていない状態では、弾性接触片55も補助弾性片61も弾性撓みしておらず、弾性接触片55の延出端部59は支持板部53に対して下方へ離間した状態(支持板部53と非接触の状態)を保ち、補助弾性片61はその第2支点部63を含む全体が支持板部53に対して下方へ離間した状態(支持板部53と非接触の状態)を保つ。尚、上記以外の構成と作用効果については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
<実施形態5>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図7を参照して説明する。本実施形態2の端子金具Eは、補助弾性片71を上記実施形態4とは異なる構成としたものである。つまり、上記実施形態4の補助弾性片61が、後方へ片持ち状に延出した形態であったのに対し、本実施形態5の補助弾性片71は、前方(タブTの挿入方向においては後方)へ片持ち状に延出した形態である。
補助弾性片71は、その後端縁において弾性接触片55(後側傾斜部57)に連なっていて、第1支点部58から遠ざかるように前方(タブTの挿入方向においては後方)へ片持ち状に延出した形態である。つまり、タブTの挿入経路に沿った方向(前後方向)においては、補助弾性片71の延出方向(前方)は、弾性接触片70の延出方向(前方)と同じ向きである。また、補助弾性片71は、補助弾性片71の後端から前端(補助弾性片70の延出方向前方)に向かって支持板部53に接近するような向きで傾斜している。換言すると、補助弾性片71は、上下方向において接点部60から遠ざかる方向へ延出している。したがって、側方から見たときに、補助弾性片71の傾斜の向きは、後側傾斜部57の傾斜の向きとは反対の向きとなっている。
補助弾性片71の後端縁(後側傾斜部57に連なる基端縁)は、幅方向に延びる稜線状をなしている。補助弾性片71の前端縁部(延出端縁部)には、下方(支持板部53とは反対方向)を向くように屈曲させた形態の第2支点部72が形成されている。第2支点部72の下面も、補助弾性片71の後端縁と同じく、幅方向に延びる稜線状をなしている。尚、その他の構成と作用効果については上記実施形態4と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1〜5では、1つの弾性接触片に1つの補助弾性片を形成したが、1つの弾性接触片に複数の補助弾性片を形成してもよい。この場合、複数の補助弾性片の配置の形態としては、前後方向(タブの挿入方向と平行な方向)に並べた形態、幅方向(タブの挿入方向及び弾性接触片の弾性撓み方向と交差する方向)に並べた形態、前後方向及び幅方向の両方向において位置ずれした形態等が可能である。
(2)上記実施形態1〜5では、弾性接触片が弾性撓みしていない状態において、補助弾性片が支持板部と非接触となるようにしたが、これらの実施形態1〜5において、弾性接触片が弾性撓みしていない状態でも、補助弾性片が支持板部と接触する形態としてもよい。
(3)上記実施形態1〜5では、補助弾性片を、幅方向において弾性接触片の中心軸に関して対称な形態としたが、補助弾性片は、幅方向において非対象な形態であってもよい。
(4)上記実施形態1〜5では、接点部を、弾性接触片の幅方向に沿って延びる稜線状としたが、接点部は、エンボス状(ドーム状)に突出する形態としてもよい。
(5)上記実施形態2の補助弾性片が幅方向において弾性接触片の中心軸に対して片寄った位置に配置する形態は、実施形態3,4,5にも適用することができる。
(6)上記実施形態3の、タブが正規挿入された状態で弾性接触片の延出端部を支持板部に弾性的に当接させることにより弾性接触片を3点で支持する形態は、実施形態2,4,5にも適用することができる。
(7)上記実施形態3では、弾性接触片が弾性撓みしていない状態において、弾性接触片の延出端部が支持板部と非接触となるようにしたが、弾性接触片が弾性撓みしていない状態でも、弾性接触片の延出端部が支持板部と接触する形態としてもよい。
A…端子金具
T…タブ
10…端子接続部
11…支持板部
15…弾性接触片
17…後側傾斜部(傾斜部)
19…弾性接触片の延出端部
20…接点部
21…補助弾性片
B,C,D,E…端子金具
30,40,55,70…弾性接触片
31,61,71…補助弾性片
32,41…後側傾斜部(傾斜部)
42,59…弾性接触片の延出端部
50…端子接続部
53…支持板部
56…前側傾斜部(傾斜部)
60…接点部

Claims (5)

  1. タブが挿入される角筒状の端子接続部と、
    前記端子接続部を構成する支持板部の端縁から、前記端子接続部内における前記タブの挿入経路に沿うように折り返されて片持ち状に延出した形態の弾性接触片と、
    前記弾性接触片に形成され、前記端子接続部内に正規挿入された状態の前記タブに接触する接点部と、
    前記弾性接触片の一部を前記支持板部側へ切り起こすことによって形成され、前記支持板部に対して弾性的に接触することで前記接点部と前記タブとの接触圧を高める補助弾性片とを備えた端子金具において、
    前記補助弾性片は、前記タブの挿入方向においては前記接点部よりも前方の位置に配され、且つ前記タブの挿入方向と交差する方向においては前記接点部よりも前記支持板部に近い位置に配されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記弾性接触片のうち前記接点部と延出端部との間の領域は、前記接点部から前記延出端部に向かって次第に前記支持板部に接近するように傾斜した傾斜部となっており、
    前記傾斜部は、前記タブが正規挿入された状態において前記延出端部が前記支持板部と非接触となる形態とされていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 前記弾性接触片は、前記端子接続部に対する前記タブの挿入方向における前方へ片持ち状に延出した形態であり、
    前記補助弾性片は、前記タブの挿入方向における後方へ片持ち状に延出した形態であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端子金具。
  4. 前記弾性接触片が弾性撓みしていない状態では、前記補助弾性片が前記支持板部に対して非接触とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の端子金具。
  5. 前記補助弾性片は、前記タブの挿入方向及び前記弾性接触片の弾性変位方向の両方向に対して交差する幅方向において、前記弾性接触片の中心軸に関して対称な形態であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の端子金具。
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