JP2002189388A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法および記憶媒体

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JP2002189388A
JP2002189388A JP2000387113A JP2000387113A JP2002189388A JP 2002189388 A JP2002189388 A JP 2002189388A JP 2000387113 A JP2000387113 A JP 2000387113A JP 2000387113 A JP2000387113 A JP 2000387113A JP 2002189388 A JP2002189388 A JP 2002189388A
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ohp
tab
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paper
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Rieko Akiba
理恵子 秋庭
Akinobu Nishikata
彰信 西方
Tadaaki Saida
忠明 斉田
Yuichiro Maeda
雄一郎 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙段にタブ紙が入っている場合、中差し用
紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙段に再設定すると
いう煩雑な操作をおこなうことなく、自動でOHPシー
トの間にタブ紙を差し挟むこと。 【解決手段】 OHP中差しキーによってOHP中差し
機能が選択された場合、本体制御部100がタブ紙給紙
段設定サブウインドウによって指定された給紙段からO
HPシート1枚1枚に差し挟むタブ紙を自動的に給紙す
るように制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成したOH
Pシート1枚1枚の間に用紙を差し挟む中差し機能を有
し、またタブ紙の処理を効率的に行える複写機等の画像
形成装置および画像形成装置の制御方法および記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、OHP中差し機能は、例えば
手差しトレイ上に複数枚のOHPシートがあり、転写紙
給紙カセットに該OHPシートと同サイズの複数枚の普
通紙がある場合で、上記OHPシート転写後、上記普通
紙を給紙し、OHP、普通紙を交互に転写(あるいは普
通紙は白紙のまま)排出するモードである。
【0003】また、一方で、定型サイズの用紙にタブ部
分を付与したタブ紙へのコピー(プリント)を可能に
し、普通紙と普通紙の間にそのタブ紙を挿入して転写排
出をおこなうタブ紙モードがある。
【0004】OHP中差し機能は、出力されたOHPシ
ートをめくり易くする(分離を容易にする)ためのモー
ドでもあり、OHP中差し時、タブ部がついてるタブ紙
を差し挟むことにより、コピーされたOHPシートをさ
らにめくり易くする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、OHP中差しモードが設定された場
合、差し挟まれる用紙はOHP用紙と同サイズの用紙を
自動で選択するため、タブ紙を中差し用紙にする際は、
中差し用紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙段とする
ように再設定しなおす手間が必要であり、非常に煩雑で
あるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第18の発
明の目的は、ユーザによりOHP中差し機能が選択され
た場合、予めタブ紙が格納されていることを指定された
給紙段からOHPシート1枚1枚に差し挟むタブ紙を自
動的に給紙するように制御することにより、給紙段にタ
ブ紙が入っている場合、中差し用紙の給紙段をタブ紙が
入っている給紙段に再設定するという煩雑な操作をおこ
なうことなく、自動でOHPシートの間にタブ紙を差し
挟むことができる画像形成装置および画像形成装置の制
御方法および記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、OHPシートに画像形成可能な第1の画像形成手段
(図2に示す画像形成部210)と、前記画像形成され
たOHPシート1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中
差し機能を選択するOHP中差し機能選択手段(図10
に示すOHP中差しキー350)と、タブ紙に画像形成
可能な第2の画像形成手段(図2に示す画像形成部21
0)とを有する画像形成装置において、タブ紙が格納さ
れている給紙段を指定するタブ紙給紙段指定手段(図5
に示すタブ紙給紙段設定サブウインドウ1012)と、
前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
能が選択された場合、前記タブ紙給紙段指定手段によっ
て指定された給紙段からOHPシート1枚1枚に差し挟
む用紙を自動的に給紙するOHPタブ紙中差し手段(図
1に示す本体制御部100)とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記OHPタ
ブ紙中差し手段によって給紙されたタブ紙に画像形成す
るか否かを設定するタブ紙画像形成設定手段(図15に
示す中差し用紙コピー有無設定画面)と、前記タブ紙画
像形成設定手段によって画像形成しないと設定された場
合はタブ紙に画像形成をせず、前記タブ紙画像形成設定
手段によって画像形成すると設定された場合は、タブ紙
のタブ部を含む記録媒体に画像形成するように制御する
制御手段(図1に示す本体制御部100)とを備えたも
のである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記タブ紙画像形成設定手段によってタブ紙に画像
形成すると設定した場合、前記タブ紙のタブ部を含む記
録媒体に、前記OHPシートに付随する情報(図18に
示すタブ紙OHP付随情報印字設定画面にて設定された
付随情報)を記録するように制御するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記OHPシ
ートに付随する情報は、前記OHPシートのページ番号
を含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記OHPシ
ートに付随する情報は、前記OHPシートのタイトル情
報を含むものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記OHPシ
ートに付随する情報は、前記OHPシートに画像形成さ
れる画像情報を含むものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記タブ紙画
像形成設定手段は、前記OHPタブ紙中差し手段によっ
て給紙されたタブ紙に画像形成しない設定を初期設定と
するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、OHPシート
に画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画像
形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート1
枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択す
るOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中差
しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画像
形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する画
像形成装置において、前記OHPシート1枚1枚に差し
挟む用紙の種類を選択するOHP中差し用紙選択手段
(図21に示す中差し用紙種類選択画面)と、前記OH
P中差し用紙選択手段によって、タブ紙が選択された場
合、タブ紙のタブ部を含む記録媒体にOHPシートに付
随する情報を記録するように制御する制御手段(図1に
示す本体制御部100)を有するものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記OHPシ
ートに付随する情報は、前記OHPシートのページ番号
を含むものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記OHP
シートに付随する情報は、前記OHPシートのタイトル
情報を含むものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記OHP
シートに付随する情報は、前記OHPシートに画像形成
される画像情報を含むものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置において、タブ紙が格納されている給紙段
を指定するタブ紙給紙段指定手段(図5に示すタブ紙給
紙段設定サブウインドウ1012)と、前記OHP中差
し機能選択手段によってOHP中差し機能が選択された
場合、OHPシート1枚1枚に差し挟む用紙を前記タブ
紙給紙段指定された給紙段から給紙するか、その他の給
紙段から給紙するかを設定する中差し用紙設定手段(図
21に示す中差し用紙種類選択画面)とを有するもので
ある。
【0019】本発明に係る第13の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置の制御方法において、タブ紙が格納されて
いる給紙段を指定するタブ紙給紙段指定工程(図17の
ステップS1601以前の不図示の工程)と、前記OH
P中差し機能選択手段によってOHP中差し機能が選択
された場合、前記タブ紙給紙段指定工程によって指定さ
れた給紙段からOHPシート1枚1枚に差し挟む用紙を
自動的に給紙するOHPタブ紙中差し工程(図17のス
テップS1607)とを有するものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置の制御方法において、前記OHPシート1
枚1枚に差し挟む用紙の種類を選択するOHP中差し用
紙選択工程(図22のステップS1801以前の不図示
の工程)と、前記OHP中差し用紙選択工程によって、
タブ紙が選択された場合、タブ紙のタブ部を含む記録媒
体にOHPシートに付随する情報を記録する記録工程
(図22のステップS1809)とを有するものであ
る。
【0021】本発明に係る第15の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置の制御方法において、タブ紙が格納されて
いる給紙段を指定するタブ紙給紙段指定工程(図22の
ステップS1801以前の不図示の工程)と、前記OH
P中差し機能選択手段によってOHP中差し機能が選択
された場合、OHPシート1枚1枚に差し挟む用紙を前
記タブ紙給紙段指定された給紙段から給紙するか、その
他の給紙段から給紙するかを設定する中差し用紙設定工
程(図22のステップS1801以前の不図示の工程)
とを有するものである。
【0022】本発明に係る第16の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置に、タブ紙が格納されている給紙段を指定
するタブ紙給紙段指定工程(図17のステップS160
1以前の不図示の工程)と、前記OHP中差し機能選択
手段によってOHP中差し機能が選択された場合、前記
タブ紙給紙段指定工程によって指定された給紙段からO
HPシート1枚1枚に差し挟む用紙を自動的に給紙する
OHPタブ紙中差し工程(図17のステップS160
7)とを実行させるためのプログラムを記憶媒体にコン
ピュータが読み取り可能に記憶させたものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置に、前記OHPシート1枚1枚に差し挟む
用紙の種類を選択するOHP中差し用紙選択工程(図2
2のステップS1801以前の不図示の工程)と、前記
OHP中差し用紙選択工程によって、タブ紙が選択され
た場合、タブ紙のタブ部を含む記録媒体にOHPシート
に付随する情報を記録する記録工程(図22のステップ
S1809)とを実行させるためのプログラムを記憶媒
体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたものであ
る。
【0024】本発明に係る第18の発明は、OHPシー
トに画像形成可能な第1の画像形成手段(図2に示す画
像形成部210)と、前記画像形成されたOHPシート
1枚1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択
するOHP中差し機能選択手段(図10に示すOHP中
差しキー350)と、タブ紙に画像形成可能な第2の画
像形成手段(図2に示す画像形成部210)とを有する
画像形成装置に、タブ紙が格納されている給紙段を指定
するタブ紙給紙段指定工程(図22のステップS180
1以前の不図示の工程)と、前記OHP中差し機能選択
手段によってOHP中差し機能が選択された場合、OH
Pシート1枚1枚に差し挟む用紙を前記タブ紙給紙段指
定された給紙段から給紙するか、その他の給紙段から給
紙するかを設定する中差し用紙設定工程(図22のステ
ップS1801以前の不図示の工程)とを実行させるた
めのプログラムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可
能に記憶させたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置における制御回路の
回路構成を示すブロック図である。
【0026】図において、100は画像形成装置の本体
制御部で、原稿読取部118や画像形成部105等の駆
動制御を行なうためのものであり、不図示のCPUと、
このCPUの作業領域を提供するRAMと、後述する各
動作モードを実行するためのプログラムを含む画像形成
装置全体の制御プログラムを格納したROMとを有す
る。
【0027】例えば、この本体制御部100は、CCD
101によって読取られた画像データを画像処理部10
2において、所望の画像データに変換し、画像データセ
レクタ103において、読取った画像データを、レーザ
ユニット104,画像データ圧縮伸長部107,画像メ
モリ108,ファンクション制御部109のどれに流す
かを制御し、また、原稿給送装置制御部116に対し
て、原稿給送の命令を出したり、後処理装置制御部11
7に対して、どのようなモードを設定するかを指示した
りする画像形成装置の装置制御や画像データ制御を行
い、さらに、後述のタブ紙インサートモード、タブ紙作
成モードを実行する。
【0028】101はCCDであり、原稿台、原稿照射
部、光学系などからなる原稿読取部118から原稿照射
によって得られる原稿画像の反射光をとらえて光電変換
し、画像データを出力する。画像処理部102では、C
CD101から出力される画像データに対して操作部1
19によって設定される画像処理機能に対応した画像処
理を行なう。
【0029】画像データセレクタ103は、後述するレ
ーザユニット104,画像データ圧縮部/伸長部10
7,画像メモリ108,スキャン画像変更部113,プ
リント画像変換部114と画像データバスが接続されて
おり、画像データの流れを決定する本体制御部100の
制御情報により、画像データの流れる方向を選択するも
のである。
【0030】レーザユニット104は、画像データを用
紙に現像する画像形成部105に対して、レーザ露光を
行なうものである。画像形成部105は、前述のよう
に、レーザ露光された画像データを実際に用紙に現像す
るものである。CPU間通信I/F(インタフェース)
106は、本体制御部100と後述するファンクション
制御部109との間で制御情報の通信を行なうためのも
のである。
【0031】画像データ圧縮/伸長部107は、画像デ
ータセレクタ103から出力された画像データを大容量
不揮発性メモリであるハードディスク(HD)112に
蓄積する際に、HD112上での画像データの占有率を
節約するために、画像データを圧縮し、またHD112
上の圧縮された画像データを画像データセレクタ103
ヘ転送する際に元の画像データに伸長するものである。
【0032】画像メモリ108は、画像データセレクタ
103から送られてくる画像データを一時的に記憶した
り、画像データセレクタ103に対して一時記憶した画
像データを転送するための揮発性メモリからなるもので
ある。
【0033】ファンクション制御部109は、本体制御
部100と通信を行ない、画像データセレクタ103か
ら画像データをスキャン画像変換部113へ流したり、
プリント画像変換部114から画像データを画像データ
セレクタ103へ流すための画像データ制御情報や、本
体の操作部119からの画像形成装置制御情報をCPU
間通信I/F110を介して本体制御部100へ通信す
るものである。
【0034】110はCPU間通信I/Fで、後述する
HD制御部111と本体制御部100との間で、HD1
12に記憶される画像データの制御情報の通信を行なう
ものである。111はHD制御部で、画像データ圧縮/
伸長部107から流されてくる画像データをHD112
に書き込んだり、HD112に記憶されている画像デー
タを読み出して、画像データ圧縮/伸長部107へ流す
ような制御をCPU間通信I/F110を通して送られ
てくる本体制御部100からの制御情報に基づいて行な
うものである。HD112は、HD制御部111の制御
に基づいて、画像データ圧縮/伸長部107から送られ
てくる、または送る画像データの書き込み、読み出しが
行われる不揮発性メモリであるHDである。
【0035】スキャン画像変換部113は、本体制御部
100の制御に基づいて画像データセレクタ103から
流される画像データを、後述するネットワーク通信I/
F115において不図示のネットワーク接続されるホス
トコンピュータ上で動作するアプリケーションソフトに
おいて読み込みが可能となるように変換する。
【0036】プリント画像変換部114は、ネットワー
ク通信I/F115においてネットワーク接続されるホ
ストコンピュータ上で動作するアプリケーションソフト
から転送されてくるPDLによって記述された画像デー
タを画像形成装置の画像形成部105において印字出力
できるような画像データに変換するものである。
【0037】ネットワーク通信I/F115は、画像形
成装置とネットワーク接続するための通信I/Fであ
り、特定の通信規約(プロトコル)に基づいて、ネット
ワーク上の機器(コンピュータなど)と画像データや制
御情報の通信を行なう。
【0038】原稿給送装置制御部116は、後述する図
3において詳述する複数の原稿を原稿台まで給送する原
稿給送装置を制御するものであり、本体制御部100か
らの制御情報に基づいて原稿を給送する。
【0039】後処理装置制御部117は、後述する図2
において詳述する出力用紙の後処理を行なうものであ
り、本体制御部100からの制御情報に基づいて出力紙
の後処理を行なう。原稿読取部で118は、原稿照射手
段、光学手段などを備える光学ユニットを駆動する光学
ユニット駆動装置を備えるものであり、本体制御部10
0からの制御情報に基づいて、原稿照射を行い、光学ユ
ニットを駆動することにより、CCD101に原稿画像
の反射光を与える。
【0040】119は本発明の実施形態である画像形成
装置の操作部であり、この操作部119から入力された
キーの情報をファンクション制御部109に通知し、フ
ァンクション制御部109で、キーのコマンド解析を行
ない、本体制御部100に対して、装置の動作制御情報
をCPU間I/F106を通して通知する。
【0041】以下、図1に示した回路構成における基本
的な動作を説明するために、50%の縮小コピーを例と
して、簡単に説明する。
【0042】まず、操作部119において、縮小50%
の表示されているキーが押下され、ファンクション制御
部109に通知される。ファンクション制御部109に
おいて、縮小50%のキーが押されたことをコマンド解
析し、その情報をファンクション制御部109に記憶す
る。次に操作部119において、コピースタートボタン
が押下され、ファンクション制御部109に通知され、
ファンクション制御部109において、コピースタート
ボタンが押下されたことをコマンド解析し、CPU間通
信I/Fl06を通して、本体制御部100へコピーモ
ード、縮小50%、置数(コピーする数:この場合は
1)などのコピー情報とともにコピースタートであるこ
とを通知する。
【0043】本体制御部100では、このファンクショ
ン制御部109からの通知を受け、原稿給送装置制御部
116,後処理装置制御部117,CPU間通信I/F
110を通してHD制御部111の状態を監視し、コピ
ースタート可能であることを判断した後に、縮小50%
であることから、画像処理部102にその設定を行な
い、またコピーモードであることから、画像データセレ
クタ103によって画像データ圧縮/伸長部107,画
像メモリ108,レーザユニット104へ画像が流れる
ように画像パスを設定し、コピースタートであることか
ら、原稿給送装置の状態を原稿給送装置制御部116を
通して確認し、原稿が存在する場合には、原稿を給送す
るように原稿給送装置制御部116に指示を出し、原稿
読取部118に対して、原稿給送装置から給送された原
稿を読取れる位置に移動するように指示を出す。
【0044】また、同時に後処理装置の状態を後処理装
置制御部117を通して確認し、画像形成部105から
印字出力される用紙の排出を受けられるように指示を出
す。さらに、原稿を読取った画像が画像データセレクタ
103、画像データ圧縮/伸長部107を通してHD1
12に書き込まれるため、HD112への画像書き込み
と複数毎の原稿である場合や、置数が複数である場合に
は、HD112からの読み出しも行われるため、その設
定を行なうようにCPU間通信I/F110を通して、
HD制御部111に対して指示を出す。
【0045】また、コピー動作を行なえるように、CC
D101,レーザユニット104,画像形成部105に
対して、初期設定を行ない、原稿給送装置が原稿を原稿
読取り位置まで給送したことを原稿給送装置制御部11
6から、後処理装置が画像形成部105からの印字出力
用紙の排出を受けられることを後処理装置制御部117
から、原稿台上の原稿を読取れる位置に原稿読取部11
8が達したこと、画像形成部105における印字出力用
紙が印字可能になったことを確認し、画像読取り、画像
印字出力を開始するために原稿画像の反射光をCCD1
01が光電変換している画像データを受け取るように、
画像処理部102,画像データセレクタ103,画像メ
モリ108,画像データ圧縮/伸長部107,HD制御
部111に画像データ取り込み開始を指示する。
【0046】そして、置数が1であるので、画像メモリ
108に書き込まれた画像データが印字出力可能である
ところまで書き込まれる時間を本体制御部100で計測
し、その時間に達したら、画像データセレクタ103、
レーザユニット104、画像形成部105に対して、印
字出力開始を指示する。
【0047】図2は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置の構成を示す断面図である。
【0048】図において、200は画像形成装置本体
(以下、本体)、280は自動原稿給送装置(AD
F)、201は原稿載置台としてのプラテンガラスであ
る。
【0049】202はスキャナで、原稿照明ランプ20
3や走査ミラー204等で構成される。不図示のモータ
によりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射
光を走査ミラー204〜206を介してレンズ207を
透過してイメージセンサ部208内のCCDセンサ(図
1に示したCCD101)に結像する。
【0050】209は露光制御部で、レーザやポリゴン
スキャナ等で構成され、イメージセンサ部208で電気
信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画
像信号に基づいて変調されたレーザ光219を感光体ド
ラム211に照射する。感光体ドラム211の回りに
は、1次帯電器212,現像器213,転写帯電器21
6,前露光ランプ214,クリーニング装置215が装
備されている。
【0051】画像形成部210において、感光体ドラム
211は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回
転しており、1次帯電器212により所望の電位に帯電
された後、露光制御部209からのレーザ光219が照
射され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム21
1上に形成された静電潜像は、現像器213により現像
されて、トナー像として可視化される。
【0052】一方、右カセットデッキ221,左カセッ
トデッキ222,上段カセット223あるいは下段カセ
ット224からピックアップローラ225,226,2
27,228により給紙された転写紙は、給紙ローラ2
29,230,231,232により本体に送られ、レ
ジストローラ233により転写ベルト234に給送さ
れ、可視化されたトナー像が転写帯電器216により転
写紙に転写される。
【0053】転写後の感光体ドラム211は、クリーナ
ー装置215により残留トナーが清掃され、前露光ラン
プ214により残留電荷が消去される。転写後の転写紙
は、分離帯電器217によって感光体ドラム211から
分離され、転写ベルト234によって定着器235に送
られる。
【0054】定着器では加圧,加熱により定着され、排
出ローラ236により本体200の外に排出される。本
体200には、例えば4000枚の転写紙を収納し得る
デッキ250が装備されている。デッキ250のリフタ
251は、ピックアップローラ252に転写紙が常に当
接するように転写紙の量に応じて上昇し、転写紙は給紙
ローラ253によって本体に送られる。また、100枚
の転写紙を収容し得る、マルチ手差し254が装備され
ている。
【0055】さらに、237は排紙フラッパで、搬送パ
ス238側と排出パス243側の経路を切り替える。2
40は下搬送パスであり、排紙ローラ236から送り出
された転写紙を反転パス239を介し、転写紙を裏返し
て再給紙パス241に導く。左カセットデッキ222か
ら給紙ローラ230により給紙された転写紙も、再給紙
パス241に導かれる。242は転写紙を画像形成部2
10に再給紙する再給紙ローラである。
【0056】244は排出ローラで、排紙フラッパ23
7の近傍に配置されて、この排紙フラッパ237により
排出パス243側に切り替えられた転写紙を機外に排出
するものである。両面記録(両面複写)時には、排紙フ
ラッパ237を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送
パス238,反転パス239,下搬送パス240を介し
て再給紙パス241に導く。このとき、反転ローラ24
5によって転写紙の後端が搬送パス238から全て抜け
出し、且つ、反転ローラ245に転写紙が噛んだ状態の
位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ245
を逆転させることによって下搬送パス240に送り出
す。
【0057】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ237を上方へ上げ、反転ローラ24
5によって転写紙の後端が搬送パス238に残った状態
の位置まで反転パス239に引き込み、反転ローラ24
5を逆転させることによって、転写紙を裏返して排出ロ
ーラ244側に送り出す。
【0058】290は排紙処理装置で、画像形成装置本
体200から排出した転写紙をそろえて閉じるものであ
り、一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ294に積
載してそろえる。一部の画像形成の排出が終了したら、
転写紙束をステイプルして排紙トレイ292、又は29
3に束で排出する。
【0059】排紙トレイ293は、不図示のモーターで
上下に移動制御され、画像形成動作開始前に処理トレイ
の位置になるように移動する。291は用紙トレイで、
排出された転写紙の間に挿入する区切り紙を積載するも
のである。295はZ折り機で、排出された転写紙をZ
折りにするものである。
【0060】また、296は製本機で、排出された転写
紙一部をまとめてセンタ折りしステイプルを行なうこと
によって製本を行なうものであり、製本された紙束は排
出トレイ297に排出される。
【0061】図3は、図1に示した操作部119の構成
を詳細に示す平面図である。
【0062】図において、301はテンキーで、コピー
の置数や画像移動量などを入力するときに使用される。
302はスタートキーで、コピージョブをスタートさせ
るときなどに使用する。303はストップキーで、スタ
ートしたジョブを途中で停止させたいときなどに押下す
ることによって、ジョブをストップすることができる。
【0063】304はLCD(表示・入力部)で、表面
にタッチパネルを備え、一般にコピージョブのモードを
設定することや複写機の動作状態を表示するために使用
される。305はユーザモードキーで、複写機に関する
標準モードに反映させる動作や表示の設定などを行うユ
ーザモードの各項目の設定を行うためのキーである。
【0064】以下、図4〜図7を参照して、ユーザモー
ドにおけるタブ紙給紙段の設定について説明する。
【0065】図4は、図3に示したユーザモードキー3
05を押下したときにLCD304に表示される画面の
一例を示す模式図である。
【0066】図において、1000はユーザモード設定
画面で、設定されるべき項目(タブ紙給紙段設定,自動
ソート,お好みキーの設定,……)がウインドウ100
1に列挙されており、上スクロールキー1002,下ス
クロールキー1003により他の項目へとウィンドウ1
001を移動表示する。この図では、上側に項目がない
ため、上スクロールキー1002がグレーで、押下して
も反応しない状態を示している。
【0067】1004はタブ紙給紙段設定を行うための
キーで、このキーを押圧すると後述する図5に示すよう
なタブ紙給紙段設定サブウインドウ1012が表示され
る。
【0068】1005はOHP中差しタブ紙設定キー
で、このキーを押圧すると自動ソートON/OFFを設
定するサブウインドウが表示される。1006はお好み
キーの設定キーで、後述する図8に示す標準画面の一部
に応用モードや変倍などの設定キーを表示し、設定動作
をジャンプさせるお好み機能を設定するサブウィンドウ
を表示する。1007は閉じるキーで、ユーザモードの
設定を終えて、後述する標準画面へもどるためのキーで
ある。なお、ユーザモードキー305を押下しても、閉
じるキー1007を押圧した場合と同様に標準画面へと
遷移する。
【0069】図5は、図4に示したタブ紙給紙段設定を
行うためのキー1004を押圧したときに図3に示した
LCD304上に表示されるタブ紙給紙段設定サブウイ
ンドウ1012の一例を示す模式図である。
【0070】図において、1011〜1016は給紙段
選択キーで、図2に示したマルチ手差し254はキー1
011、右カセットデッキ221はキー1012、左カ
セットデッキ222はキー1013,上段カセット22
3はキー1014,下段カセット224はキー101
5,デッキ250はキー1016に対応するように表示
されている。
【0071】なお、タブ紙の給紙段として選択可能な給
紙段は、キー1011,1014,1015のように通
常表示され(選択可能)、タブ紙の給紙段として選択不
可能な給紙段はきー1012,1013,1016のよ
うに網掛け表示される(選択不可能)。
【0072】1018はOKキーで、給紙段選択後に押
圧し、タブ紙給紙段設定を反映させ、図4に示したユー
ザモード設定画面1000へと戻る。なお、この設定
は、図1に示した本体制御部100内の図示しないRA
M内の不揮発性メモリに格納されるものとする。
【0073】1017は取消しキーで、タブ紙給紙段設
定を取り消し、図4に示したユーザモード画面1000
へと戻る。
【0074】ここで、タブ紙給紙段が設定されなかった
ときには、後述する図6に示すようにコピーを行うとき
のさまざまなモード設定を行う応用モード画面におい
て、タブ紙関連のモード設定キーが表示されない。しか
し、タブ紙給紙段が設定されたときには、後述する図7
に示すように応用モード画面において、タブ紙インサー
トモードキー344,タブ紙作成モードキー345が表
示され、タブ紙関連の設定が可能となる。
【0075】図6は、図3に示したLCD304に表示
されるコピーを行うときのさまざまなモード設定を行う
応用モード画面の一例を示す模式図であり、図5に示し
たタブ紙給紙段設定サブウインドウ1012において、
タブ紙給紙段が設定されなかった場合に対応し、タブ紙
関連のモード設定キーは表示されない。
【0076】図7は、図3に示したLCD304に表示
されるコピーを行うときのさまざまなモード設定を行う
応用モード画面の一例を示す模式図であり、図5に示し
たタブ紙給紙段設定サブウインドウ1012において、
タブ紙給紙段が設定された場合に対応し、図に示すよう
にタブ紙インサートモードキー344,タブ紙作成モー
ドキー345が表示され、タブ紙関連の設定が可能とな
る。なお、詳細は後述する図10において示す。
【0077】図8は、図3に示したLCD304に表示
される標準画面の一例を示した模式図である。
【0078】図において、310は標準画面であり、こ
の状態でスタートキー302を押下するとコピー処理を
行う。
【0079】311は応用モードのアイコンであり、こ
のアイコンを押圧すると各種モード設定を行うサブウィ
ンドウ(図6,図7,後述する図10に示す応用モード
画面)が開く。312は給紙段選択(用紙選択)アイコ
ンで、このアイコンを押圧すると後述する図9に示すよ
うな給紙段を選択するサブウィンドウが開き、給紙段の
表示・選択が行える。
【0080】313は試しコピーキーで、複数部あると
きに、最初の1部のみを試しコピーして、サンプル出力
するときに使用する。314は画像モードを決定するキ
ー群で、自動濃度補正,文字モード,文字写真モード,
写真モードなどの画像モードを選択し、文字モード,文
字写真モード,写真モードが選択されたときには、うす
くキー,こくキーにより、濃度を変化させることができ
る。
【0081】315は原稿の倍率を変化させるためのキ
ー群で、100%等倍,縮小,拡大,1%刻みのズーム
キーや原稿全体をコピーするときに使用する少し小さめ
キーが含まれる。いずれの場合にも、原稿の倍率を変化
させるもので、倍率設定後は設定された倍率が表示され
る。
【0082】316はソータキーで用紙が出力された
後、フィニッシングを設定する。例えば、複数枚の原稿
をまとめた1部の出力を複数部出力したいときのソート
モード,各原稿1ページを設定した置数分出力するグル
ープソート,ソートモードで出力した用紙を1郡ごとに
まとめてステープルするステープルモードなどが含まれ
る。
【0083】317は両面キーで、原稿や用紙を片面で
読み込むか、出力するかの両面モードを設定する。原稿
を片面で読み込み用紙に両面で出力する片両モード,原
稿を両面で読み込み用紙に両面で出力する両両モード,
原稿を両面で読み込み用紙に片面で出力する両片モー
ド,原稿の片面を2分割して読み込み用紙の両面に出力
するページ連写両面モード等が含まれる。
【0084】この図には、両面モードにおける片両モー
ドが設定されている表示例が示されており、両面アイコ
ン317の上部に「片→両」の吹き出しが表示されてい
る。
【0085】また318は片面コピーで、図4において
説明したお好み機能の設定において、片面コピー(原稿
を片面で読み込み用紙に片面で出力する)が行われると
きの設定が「お好みキー」として表示された場合に対応
し、このキーを押圧すると片面コピーのモード設定がさ
れる。
【0086】図9は、図8に示した用紙選択キー312
を押下したときに図3に示したLCD304に表示され
るサブウインドウである。
【0087】図において、321〜326は給紙段選択
キーで、図2に示した画像形成装置本体200の右カセ
ットデッキ221、左カセットデッキ222、上段カセ
ット223あるいは下段カセット224、デッキ25
0、マルチ手差し254の給紙段のうち、選択する給紙
段を設定する。
【0088】このとき、キー321はマルチ手差し25
4に対応し、キー322は右カセットデッキ221に対
応し、現在A4用紙が挿入されている。キー323は左
カセットデッキ222に対応し、現在A3用紙が挿入さ
れている。キー324は上段カセット223に対応し、
図5に示したタブ紙給紙段設定サブウインドウ1012
においてタブ紙給紙段として設定されたタブ紙給紙段の
表示がなされ、現在A4サイズのタブ紙が挿入されてい
ることを示している。これによりユーザはタブ紙をどこ
にセットすれば、またはどこに設定されているかを認識
できる。
【0089】キー325は下段カセット224で現在A
4用紙に設定されているが、用紙がないことを示してい
る。キー326はデッキ250で現在A3用紙が挿入さ
れていることを示している。
【0090】327は自動給紙選択キーで、このキーに
より自動給紙選択されているときには、原稿サイズと設
定されたコピーモードから最適な用紙検出を自動的に行
い、見つからなかった場合には、第二候補の用紙サイズ
を選択する。
【0091】328は閉じるキーで、図8に示した標準
画面310へと戻る。
【0092】図10は、図8に示した応用モードアイコ
ン311を押圧したときに図3に示したLCD304に
表示されるサブウィンドウ(応用モード画面)の一例を
示す模式図であり、それぞれ各コピーモードを設定する
機能のアイコンが表示されている。
【0093】図において、340はページ連写キーで、
原稿を見開きとしてみなし、2分割して二つの原稿とし
て読み取るモードを設定するものである。341は表紙
/合紙キーで、出力紙に表紙や裏表紙、仕切りのための
合紙を給紙段選択して1部のコピーを出力させるモード
を設定するものである。342は製本モードキーで、原
稿をコピーしたときに出力紙の中央で中折りしたときに
見開きの本のように出力するモードを設定するものであ
る。343はネガポジ反転キーで、原稿画像の白部分を
黒に、黒部分を白にコピーするモードを設定するもので
ある。
【0094】345はタブ紙作成キーで、図9に示した
キー324(「タブ」が表示されている)の上カセット
のようにタブ紙給紙段がある場合、タブ紙を給紙し、原
稿に印字されているタブ部分に対応する画像をタブ位置
に移動させてタブ紙のタブ部分に印字するモードを設定
するものである。344はタブ紙インサートキーで、図
9に示したキー324(「タブ」が表示されている)の
上カセットのようにタブ紙給紙段がある場合、タブ紙を
合紙のように仕切り用紙として使用し、タブ部分に対応
するコピー原稿でタブに印字するために画像移動などを
行うタブ紙インサートモードを設定するものである。
【0095】346はモードメモリキーで、応用モード
やソータキー316で設定されたソートモード,図8に
示したキー群315内で設定された変倍モード,図8に
示したキー群314内で設定された画像モードなど各種
モード設定をまとめて記憶させておく。
【0096】347はコールキーで、前回のコピー時の
設定を呼び戻すことができるモードを設定するものであ
る。348はイメージ合成キーで、背景の画像を登録し
たり、予め登録されている背景の画像を原稿に重ね合わ
せて出力するモードを設定するものである。
【0097】349は、原稿混載キーで、自動原稿給送
装置280に複数の原稿が載置され、A4とA3が混在
しているときに設定するモードを設定するものである。
350はOHP中差しキーで、マルチ手差し254など
でOHP用紙が設定されているときに、マルチ手差し2
54からOHPを給紙して、印字し、同じ画像を他の給
紙段からの普通の用紙に印字したり、また印字せずに出
力させたりするOHPの中差し用紙をOHPの間に入れ
るモードを設定するものである。
【0098】351は移動キーで、原稿画像を出力する
用紙に対してどのように移動させるかを設定するモード
を設定するものである。352はとじ代キーで、原稿画
像を出力する用紙に対してとじ代を作成するために画像
を移動させるモードを設定するものである。353は枠
消しキーで、原稿画像の外枠を消去したり、印字時に用
紙の外枠の画像を消去したりするモードを設定するもの
である。
【0099】354は縮小レイアウトキーで、複数の原
稿を1枚の用紙にレイアウトして印字するときに設定さ
れるモードを設定するものである。355は拡大レイア
ウトキーで、縮小レイアウトキー354などで作成され
た1枚あたりの複数の画像を分割して、印字するモード
を設定するものである。356は閉じるキーで、応用モ
ードのサブウィンドウを閉じ、標準画面310に戻るた
めのキーである。
【0100】図11は、図10に示したタブ紙作成キー
345,タブ紙インサートキー344が押下されたとき
に開く(図3に示したLCD304に表示される)サブ
ウィンドウ(タブ数設定画面)であり、タブ分割数を入
力するものである。
【0101】図に示すように、タブ紙は、5枚1セット
になった5タブ紙が一般的であるが、本実施形態では2
枚1セットの2タブ紙から12枚1セットになった12
タブ紙までを扱えるような設定をすることが可能となっ
ている。
【0102】360は現在設定しようとしている分割数
を示しており、マイナスキー361,プラスキー362
によって、増減させることが可能である。なお、ここで
いう分割数とは1セットあたりのタブ紙の数を表してい
る。
【0103】363はOKキーで、入力した分割数の設
定を反映させることができる。364は取り消しキー
で、このタブ分割数を入力するサブウインドウから図1
0に示した応用モードのサブウィンドウへ設定を反映せ
ずに戻るときに押下する。
【0104】図12は、図11に示したタブ分割数のO
Kキー363が押下された後に図3に示したLCD30
4に表示される画像移動量を設定するサブウィンドウ
(画像移動量設定画面)である。
【0105】ここで設定する移動量とは、原稿に含まれ
ているタブ部分に印字される画像をタブ部に印字するた
めに、画像を移動させるための移動量である。通常A4
サイズのタブ紙は12mmほど移動させればよいが、本
実施形態ではタブに印字する文字の大きさや原稿上の位
置によりその移動量は変化するため、0mm〜25mm
の幅で移動が可能になるように設定できる。
【0106】332は現在設定しようとしている移動量
を表示している移動量表示部で、初期値は通常の移動量
である12mmとする。
【0107】330は、移動量表示部322に表示され
ている移動量を減らすためのマイナスキー、331は増
やすためのプラスキーである。333は取り消しキー
で、移動量の設定をキャンセルし、タブ分割数を設定す
るための入力画面である図11に戻るためのキーであ
る。334はOKキーで、移動量表示部332に表示さ
れている値を印字時に反映させるためのキーである。
【0108】次に、タブインサートモードにおいては、
以下図13に示すタブ紙挿入ページ設定画面において、
タブ紙を挿入するページ数を設定する。
【0109】図13は、図12に示したOKキー334
が押下された後に図3に示したLCD304に表示され
るタブ紙を挿入するページ数を設定するサブウィンドウ
(タブ紙挿入ページ設定画面)である。
【0110】図において、370は挿入するページを表
している挿入ページウィンドウで、1枚目のタブ紙を選
択するときには、1枚目を押下し、図3に示したテンキ
ー301により、タブ紙を挿入したいページ数を入力す
る。本実施形態では1枚目が2ページ目の前に設定され
ている。
【0111】同様にこの図の例では、2枚目は3ページ
の前、3枚目は4ページの前、4枚目は5ページの前、
5枚目は8ページの前に設定されている。
【0112】371は取り消しキーで、タブ紙を挿入す
るページ数をキャンセルして、タブ紙への画像移動量を
設定するサブウインドウ(図12に示した画像移動量設
定画面)に戻る。372はタブ紙を挿入するページが7
箇所以上である場合に、挿入ページウインドウ370を
スクロールアップするキーである。373はタブ紙を挿
入するページが7箇所以上である場合に、挿入ページウ
ィンドウ370をスクロールダウンさせるキーである。
【0113】374は挿入ページウィンドウで設定され
たタブ紙の挿入ページをコピージョブに反映させるため
のOKキーであり、これにより、タブ紙インサートモー
ドの設定が完了する。
【0114】以上図11〜図13に示したように設定さ
れたタブ分割数,タブ紙画像移動量,タブ紙挿入ページ
からコピージョブにおいてタブ紙を1部あたりのどの位
置に挿入し、タブ部に印字するための画像移動量はどれ
くらいで、どこのページのときに、タブ紙を給紙させれ
ばよいかが決定する。
【0115】なお、これらの設定は、図1に示した本体
制御部100内の図示しないRAM内の不揮発性メモリ
に格納されるものとする。
【0116】ここで、上述した図4,図5に示した設定
画面によってダブ紙給紙段が設定され、図10に示した
応用モード画面においてOHP中差しキー350が選択
された場合について説明する。
【0117】図10に示したOHP中差しキー350が
選択されると、以下図14に示すOHP用紙サイズ選択
画面が表示される。
【0118】図14は、図10に示したOHP中差しキ
ー350が押圧された後に図3に示したLCD304に
表示されるOHP用紙サイズ選択画面であり、OHP用
紙を手差しトレイ254に置くよう促し、OHP用紙の
サイズを選択する画面である。
【0119】図に示すように、OHP用紙を手差しトレ
イ254に載置し、キー402〜405に示されるサイ
ズA4,A4R,LTR,LTRRのいずれかを指定
し、OKキー401を押下することによって、以下図1
5に示す画面が表示される。
【0120】図15は、図14に示したOKキーを押圧
したときにLCD304に表示される中差し用紙にコピ
ーするか否かを設定する画面(中差し用紙コピー有無設
定画面)である。
【0121】図に示すように、コピーするボタン501
を選択し、OKキー503を押圧すると中差し用紙にも
コピーをして排出する。一方、コピーしないボタン50
2を選択し、OKキー503を押圧すると中差し用紙に
コピーをせずに排出する。
【0122】ここで、図5に示したタブ給紙段選択画面
によりタブ紙給紙段が設定されてない場合は、図15の
画面は、コピーするボタン501が選択された状態で開
かれる。一方、タブ紙給紙段が設定されている場合は、
図15に示すようにコピーしないボタン502が選択さ
れた状態で開かれる(図中では網掛け)。
【0123】これは、タブ紙が、普通紙よりも金額的に
高価なため、タブ紙を何回でも使用できるよう、コピー
する/コピーしないの設定のデフォルト(初期設定)
を" コピーしない" にする構成となっているためであ
る。なお、図14,図15に示した設定は、図1に示し
た本体制御部100内の図示しないRAM内に格納され
るものとする。
【0124】このように、図14,図15に示した画面
によって、OHP用紙が手差しトレイに載置され、OH
P用紙のサイズ設定と中差し用紙にコピーする/コピー
しないの設定がなされ、図3に示したスタートキー30
3が押下されると、原稿を読み込み、手差しトレイから
OHP用紙を1枚給紙し、次に、OHP用紙と同サイズ
の設定されたタブ紙給紙段から自動で1枚タブを給紙
し、それを交互に繰り返し、以下図16に示すようなコ
ピー出力がされる。
【0125】図16は、図15に示した画面で中差し用
紙にコピーする設定がなされた場合に対応する出力の一
例を示す模式図である。
【0126】以下、図17のフローチャートを参照し
て、本発明の画像形成装置の第1実施形態の動作につい
て説明する。
【0127】図17は、本発明の画像形成装置の第1の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、タブ
紙給紙段が設定されており、図10に示した応用モード
画面でOHP中差しが選択され、コピースタートキー3
02が押下された後の処理に対応する。ここで、図3に
示したスタートキー302は、OHPと同サイズの普通
紙があるか、同サイズのタブ紙がある場合のみ受け付け
られ、出力部数は1部の場合である。なお、このフロー
チャートは、図1に示した本体制御部100内の不図示
のCPUにより図示しないROM又はその他の記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて実行されるものであ
り、S1601〜S1614は各ステップを示す。
【0128】まず、図1に示した原稿読取部118又は
図2に示したADF280の図示しないセンサにより読
み込む原稿があるかどうかを判断し(S1601)、原
稿があると判断された場合は、原稿を1枚読み込み(S
1602)、次にマルチ手差し254からOHP用紙を
給紙し(S1603)、給紙したOHP用紙に読み込ん
だ原稿の画像データに基づいて画像形成し(S160
4)、そのOHP用紙を排紙する(S1605)。
【0129】次に、図5に示したタブ紙給紙段設定サブ
ウインドウ1012によりタブ紙給紙段が設定されてそ
の給紙段にタブ紙があるかどうかを判断し(S160
6)、タブ紙があれば、設定されているタブ紙給紙段か
らタブ紙を給紙し(S1607)、図15に示した中差
しコピーする/コピーしない設定が、コピーする設定で
あるか否かを判断し(S1608)、コピーする設定に
なっていれば、タブ紙に読み込んだ画像の画像データに
基づいて画像形成し(S1609)、一方、ステップS
1608でコピーしない設定になっていれば、タブ紙に
画像形成はせず、タブ紙を排出する(S1610)。
【0130】一方、ステップS1606で、タブ紙給紙
段がなかった場合、OHP用紙と同サイズの普通紙を給
紙し(S1611)、図15に示した中差しコピーする
/コピーしない設定が、コピーする設定であるか否かを
判断し(S1612)、コピーする設定になっていれ
ば、給紙した普通紙に読み込んだ画像の画像データに基
づいて画像形成し(S1613)、一方、ステップS1
612でコピーしない設定になっていれば、給紙した普
通紙に画像形成はせず、普通紙を排出する(S161
4)。
【0131】ステップS1610,S1614で、中差
し紙が排出されたら、ステップS1601に戻り、ステ
ップS1601で読み込む原稿がなくなるまで(原稿が
終了するまで)、ステップS1610〜S1614を繰
り返し、読み込む原稿がなくなったら、処理を終了す
る。
【0132】以上の処理により、給紙段にタブ紙が入っ
ている場合、OHP中差しモード時には自動でタブ紙が
入っている給紙段を自動で選択するようにするので、中
差し用紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙段に再設定
するという煩雑な操作をおこなうことなく、自動でOH
Pシートの間にタブ紙を差し挟むことができる。
【0133】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
給紙段にタブ紙が入っている場合、OHP中差しモード
時にはタブ紙が入っている給紙段を自動で選択する構成
について説明したが、さらに、OHP中差しモード時に
給送されるタブ紙のタブ部にOHPのページ番号等を印
字するか否かを設定可能に構成してもよい。以下その実
施形態について説明する。
【0134】本実施形態の画像形成装置の制御構成は上
述した第1実施形態と同様とする。
【0135】本実施形態では、ダブ紙給紙段が設定され
ており、図10に示した応用モード画面において、OH
P中差しキー350が選択され、図15に示した中差し
用紙コピー有無設定画面で、コピーするボタン502を
選択し、OKキーを押下した場合、タブ紙のタブ部分に
ページ番号を印字するか否かを選択できる場合について
述べる。
【0136】図15に示した中差し用紙コピー有無設定
画面でコピーするボタン502が選択されOKキー50
3が押下された場合で、図14で設定されたOHPの用
紙サイズと、同サイズのタブ紙が給紙段に設定されてい
る場合、図18に示すタブ紙OHP付随情報印字設定画
面が表示される。
【0137】図18は、タブ紙のタブ部分にOHPシー
トに付随する情報を印字するか(ここではページ番号を
印字するかタブ紙に本文を印字するか)を選択できるタ
ブ紙OHP付随情報印字設定画面の一例を示す模式図で
あり、図3に示すLCD304に表示される。
【0138】図において、601はページNo挿入ボタ
ンで、このページNo挿入ボタン601を選択すると、
中差しで使用されるタブ紙のタブ部にページNo(ペー
ジ番号)を印字することができる。602は本文コピー
ボタンで、この本文をコピーするボタン602を選択す
ると、OHPにコピーされる画像と同様の画像がタブ紙
(タブ部以外)にコピーされる。なお、ページ挿入ボタ
ン601と本文コピーボタン602は同時に設定可能で
ある。604は取消ボタンで、この取消ボタン604を
押すと、図15に示した中差し用紙コピー有無設定画面
に戻る。また、この設定は、図1に示した本体制御部1
00内の図示しないRAM内に格納されるものとする。
【0139】ここで、例えばページNo挿入ボタン60
1を設定し、OKキー603を押圧し、図3に示したス
タートキー302を押下すると、原稿を読み込み、手差
しトレイ254からOHP用紙を1枚給紙し、次に、O
HP用紙と同サイズの設定されたタブ紙給紙段から自動
で1枚タブを給紙しタブ部にページNoを印字し、それ
を交互に繰り返し、図19のようなコピー出力がされ
る。
【0140】図19は、図15に示した画面で中差し用
紙にコピーする設定がなされ、図18に示したタブ紙O
HP付随情報印字設定画面により中差しで使用されるタ
ブ紙のタブ部にOHPに付随する情報、ここではページ
No(ページ番号)を印字する設定がなされた場合に対
応する出力の一例を示す模式図である。
【0141】図に示すように、中差し用紙として排紙さ
れたタブしのタブ部にページ番号が印字されている。
【0142】以下、図20のフローチャートを参照し
て、本発明の画像形成装置の第2実施形態の動作につい
て説明する。
【0143】図20は、本発明の画像形成装置の第2の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、タブ
紙給紙段が設定されており、図10に示した応用モード
画面でOHP中差しが選択され、コピースタートキー3
02が押下された後の処理に対応する。なお、このフロ
ーチャートは、図1に示した本体制御部100内の不図
示のCPUにより図示しないROM又はその他の記憶媒
体に格納されたプログラムに基づいて実行されるもので
あり、S1701〜S1714は各ステップを示す。
【0144】まず、原稿枚数を数えるための変数Nの初
期化をする(S1701)。
【0145】次に、図1に示した原稿読取部118又は
図2に示したADF280の図示しないセンサにより読
み込む原稿があるかどうかを判断し(S1702)、ス
テップS1702で原稿があれば、変数Nに1プラスし
(S1703)、原稿を1枚読み込み(S1704)、
次にマルチ手差し254からOHP用紙を給紙し(S1
705)、ステップS1705で給紙したOHP用紙
に、読み込んだ原稿の画像データに基づいて画像形成し
(S1706)、そのOHP用紙を排紙する(S170
7)。
【0146】次に、タブ紙給紙段からタブ紙を給紙し
(S1708)、図15に示した中差し用紙コピー有無
画面による中差しコピーする/コピーしない設定が、コ
ピーする設定であるか否かを判断し(S1709)、コ
ピーする設定になっていれば、タブ部にページNoを印
字するかどうかを判断し(S1710)、タブ部にペー
ジNoを印字すると判断した場合、給紙したタブ紙のタ
ブ部にOHPシートのページ数として変数Nと同様の数
字を印字する(S1711)。
【0147】次に、ステップS1712において、読み
込んだ原稿の画像データをタブ紙に本文をコピーする設
定であるかどうかを判断し、本文をコピーする設定であ
れば、タブ紙に読み込んだ原稿の画像データをコピー
(本文を画像形成)し(S1714)、タブ紙を排出す
る(S1713)。
【0148】一方、ステップS1712で、タブ紙に本
文をコピーしない設定であれば、そのままタブ紙を排出
する(S1713)。
【0149】一方、ステップS1710で、タブ紙のタ
ブ部にページNoを印字しないと判断した場合は、タブ
紙に読み込んだ原稿の画像データをコピー(本文を画像
形成)し(S1714)、タブ紙を排出する(S171
3)。
【0150】一方、ステップS1709でタブ紙にコピ
ーしない設定であると判断した場合は、そのままタブ紙
を排出する(S1713)。
【0151】ステップS1713でタブ紙が排出された
ら、ステップS1702に戻り、ステップS1702で
読み込む原稿がなくなるまで(原稿が終了するまで)、
ステップS1702〜S1714の処理を繰り返し、読
み込む原稿がなくなったら、処理を終了する。
【0152】なお、本実施形態では、図3に示した操作
部119よりOHP中差しが選択され、読み込んだ原稿
に対してコピーを行う場合を示したが、ホストコンピュ
ータからの画像データを記録する場合も同様であり、ホ
ストコンピュータ上のプリンタドライバからOHP中差
しモードが指定され、中差しに使用する給紙段をタブ紙
給紙段で選んだ場合、プリンタドライバ上で、タブ部に
ページNo(ページ番号)を印字するか、画像データの
1ページ、1ページにつけられているタイトル名を印字
するかの選択ができるようにし、ホストコンピュータか
ら送られてくるページ情報、タイトル情報、及びタブ部
にページNo印字するか、またはタイトル名を印字する
かの情報に従って、中差しで使用するタブ紙のタブ部に
印字を行って出力するように構成してもよい。
【0153】なお、本実施形態では、タブ部専用の画像
形成部は備えていないものとし、タブ部への印字は図2
に示した画像形成部210により行うものとし、タブ部
へのページ番号等の印字と本文コピーの双方を指定され
た場合は、画像形成部210によりタブ部へのページ番
号に対応する画像と本文のコピー画像との合成を形成し
て一度にタブ紙へ転写するものとするが、タブ部へのペ
ージ番号の印字を行った後にタブ紙を再給紙パスより再
給紙して、本文のコピーを行うように構成してもよい。
【0154】また、図2に示した画像形成部210の他
にタブ部専用の画像形成部を別に設けるように構成して
もよい。
【0155】以上の処理により、給紙段にタブ紙が入っ
ている場合、OHP中差しモード時には自動でタブ紙が
入っている給紙段を自動で選択するようにし、さらに
は、タブ紙であることを有効利用し、タブ部にOHPの
ページ番号、ページのタイトル情報を記録できる画像形
成装置を提供することができる。
【0156】〔第3実施形態〕上記第1実施形態では、
給紙段にタブ紙が入っている場合、OHP中差しモード
時には自動でタブ紙が入っている給紙段を選択する構成
について説明したが、OHP中差しモード時に中差し用
紙を給紙する際、普通紙とタブ紙のどちらを自動で給紙
するかを設定するように構成してもよい。以下、その実
施形態について説明する。
【0157】本実施形態の画像形成装置の制御構成は上
述した第1実施形態と同様とする。図4に示したユーザ
モード画面内の" OHP中差し用紙設定キー" (不図
示)を押下すると、図21に示す中差し用紙にタブ紙を
自動選択するかのON/OFFを設定することにより中
差し紙の種類を設定するサブウィンドウ(中差し用紙種
類選択画面)が表示される。
【0158】図21は、中差し用紙にタブ紙を自動選択
するかのON/OFFを設定することにより中差し紙の
種類を設定するサブウィンドウ(中差し用紙種類選択画
面)の一例を示す模式図であり、図4に示したユーザモ
ード画面内の図示しないOHP中差し用紙設定キーを押
下することにより、図3に示したLCD304に表示さ
れる。
【0159】図において、701は、はいボタンで、こ
のはいボタン701を設定し、OKキー703を押圧す
ると、中差し用紙の種類としてタブ紙が設定され、OH
P中差し選択時、コピーされるOHP用紙と同サイズの
タブ紙給紙段が設定されていれば、中差し用紙として、
タブ紙を給紙し排出する。また、702は、いいえボタ
ンで、このいいえボタン702を設定し、OKキー70
3を押圧すると、中差し用紙の種類としてOHP用紙と
同じサイズの普通紙が設定され、OHP中差し選択時、
コピーされるOHP用紙と同サイズの普通紙を中差し用
紙として給紙する。なお、この設定は、図1に示した本
体制御部100内の図示しないRAM内に格納されるも
のとする。
【0160】以下、図22のフローチャートを参照し
て、本発明の画像形成装置の第3実施形態の動作につい
て説明する。
【0161】図22は、本発明の画像形成装置の第3の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、タブ
紙給紙段が設定されており、図10に示した応用モード
画面でOHP中差しが選択され、コピースタートキーが
302が押下された後の処理に対応する。なお、このフ
ローチャートは、図1に示した本体制御部100内の不
図示のCPUにより図示しないROM又はその他の記憶
媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるもの
であり、S1801〜S1814は各ステップを示す。
ここで、スタートキーは、OHPと同サイズの普通紙が
あるか、同サイズのタブ紙がある場合のみ受け付けら
れ、出力部数は1部の場合である。
【0162】まず、図1に示した原稿読取部118又は
図2に示したADF280の図示しないセンサにより読
み込む原稿があるかどうかを判断し(S1801)、原
稿があれば、原稿を1枚読み込み(S1802)、次に
マルチ手差しからOHP用紙を給紙し(S1803)、
給紙したOHP用紙に、読み込んだ原稿の画像データに
基づいて画像形成し(S1804)、そのOHP用紙を
排紙する(S1805)。
【0163】次に、図4のユーザモード画面で設定され
る中差し用紙にタブ紙を自動で給紙するか否かの設定を
判断し(S1806)、自動でタブ紙を給紙する設定と
判断したら、選択されているタブ給紙段からタブ紙を給
紙し(S1807)、図15に示した中差しコピーする
/コピーしない設定が、コピーする設定であるか否かを
判断し(S1808)、コピーする設定になっていれ
ば、タブ紙に読み込んだ画像の画像データに基づいて画
像形成し(S1809)、タブ紙を排出する(S181
0)。一方、ステップS1808でコピーしない設定に
なっていれば、タブ紙に画像形成はせず、タブ紙を排出
する(S1810)。
【0164】一方、ステップS1806で、自動でタブ
紙を給紙しない設定と判断した場合、OHP用紙と同サ
イズの普通紙を給紙し(S1811)、図15に示した
中差しコピーする/コピーしない設定が、コピーする設
定であるか否かを判断し(S1812)、コピーする設
定になっていれば、給紙した普通紙に読み込んだ画像の
画像データに基づいて画像形成し(S1813)、普通
紙を排出する(S1814)。一方、ステップS181
2でコピーしない設定になっていれば、給紙した普通紙
に画像形成はせず、普通紙を排出する(S1814)。
【0165】ステップS1810、S1814で、中差
し用紙が排出されたら、ステップS1801に戻り、ス
テップS1801で読み込む原稿がなくなるまで(原稿
が終了するまで)、ステップS1801〜S1814の
処理を繰り返し、読み込む原稿がなくなったら、処理を
終了する。
【0166】なお、本実施形態では、図21に示した中
差し用紙種類選択画面において、中差し用紙にタブ紙を
自動選択するかのON/OFFを設定することにより、
中差し用紙に用紙の種類をタブ紙にするかOHP用紙と
同一サイズの普通紙にするかを設定する構成について説
明したが、中差し用紙の用紙の種類を、タブ紙,OHP
用紙と同一サイズの普通紙,色紙,A4サイズの普通
紙,……,B5サイズ等の普通紙のいずれの種類にする
かを直接設定するように構成してもよい。
【0167】なお、本発明は、本実施形態と上記第2実
施形態を組み合わせ、OHP中差し機能が選択され、か
つOHPシート間に差し挟む用紙をタブ紙給紙段から給
紙する用紙とすることが選択された場合、タブ紙のタブ
部にページNo(ページ番号)を印字するか、OHPシ
ートにコピーした本文をコピーするか選択できるように
したものであってもよい。
【0168】なお、本実施形態では、ホストコンピュー
タからの画像データを記録する場合も同様であり、ホス
トコンピュータ上のプリンタドライバからOHP中差し
モードが指定され、かつ中差しに使用する給紙段をタブ
紙給紙段とした場合、プリンタドライバ上で、タブ部に
ページNo(ページ番号)を印字するか、画像データの
1ページ、1ページにつけられているタイトル名を印字
するかの選択ができるようにし、ホストコンピュータか
ら送られてくるページ情報、タイトル情報、及びタブ部
にページNoを印字するか、またはタイトル名を印字す
るかの情報に従って、中差しで使用するタブ紙のタブに
印字を行って出力するように構成してもよい。
【0169】以上の処理により、予め中差し時に自動で
タブ紙を給紙するか否かを設定しておき、タブ紙を自動
給紙すると設定された場合は、OHP中差しモード時に
は自動でタブ紙が入っている給紙段を自動で選択するよ
うにし、さらには、タブ紙であることを有効利用し、タ
ブ部にOHPのページ番号、ページのタイトル情報を記
録できる画像形成装置を提供することができる。
【0170】なお、上記各実施形態では、プリンタ部
(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を
例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真
方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、イ
ンクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他の
プリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0171】以下、図23に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0172】図23は、本発明に係る画像形成装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0173】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0174】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0175】本実施形態における図17,図20,図2
2に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0176】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0177】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0178】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0179】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0180】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0181】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0182】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0183】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,13,16の発明によれば、OHP中差し機能選択
手段によってOHP中差し機能が選択された場合、タブ
紙給紙指定手段によって指定された給紙段からOHPシ
ート1枚1枚に差し挟むタブ紙を自動的に給紙するの
で、中差し用紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙段に
再設定するという煩雑な操作をおこなうことなく、自動
でOHPシートの間にタブ紙を差し挟むことができる。
【0184】第2の発明によれば、前記OHPタブ紙中
差し手段によって給紙されたタブ紙に画像形成するか否
かを設定するタブ紙画像形成設定手段と、前記タブ紙画
像形成設定手段によって画像形成しないと設定された場
合はタブ紙に画像形成をせず、前記タブ紙画像形成設定
手段によって画像形成すると設定された場合は、タブ紙
のタブ部を含む記録媒体に画像形成するように制御する
制御手段とを備えたので、中差し用紙の給紙段をタブ紙
が入っている給紙段に再設定するという煩雑な操作をお
こなうことなく、自動でOHPシートの間にタブ紙を差
し挟むことができ、さらに、簡単な操作によりタブ紙に
画像形成することができる。
【0185】第3の発明によれば、前記制御手段は、前
記タブ紙画像形成設定手段によってタブ紙に画像形成す
ると設定した場合、前記タブ紙のタブ部を含む記録媒体
に、前記OHPシートに付随する情報を記録するように
制御するので、中差し用紙の給紙段をタブ紙が入ってい
る給紙段に再設定するという煩雑な操作をおこなうこと
なく、自動でOHPシートの間にタブ紙を差し挟むこと
ができ、さらに、簡単な操作によりタブ紙にOHPシー
トに付随する情報を形成することができる。
【0186】第4の発明によれば、前記OHPシートに
付随する情報は、前記OHPシートのページ番号を含む
ので、中差し用紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙段
に再設定するという煩雑な操作をおこなうことなく、自
動でOHPシートの間にタブ紙を差し挟むことができる
とともに、さらに、タブ紙であることを有効利用し、簡
単な操作によりタブ部にOHPシートのページ番号を記
録することができる。
【0187】第5の発明によれば、前記OHPシートに
付随する情報は、前記OHPシートのタイトル情報を含
むので、中差し用紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙
段に再設定するという煩雑な操作をおこなうことなく、
自動でOHPシートの間にタブ紙を差し挟むことがで
き、さらに、タブ紙であることを有効利用し、簡単な操
作によりタブ部にページのタイトル情報を記録すること
ができる。
【0188】第6の発明によれば、前記OHPシートに
付随する情報は、前記OHPシートに画像形成される画
像情報を含むので、中差し用紙の給紙段をタブ紙が入っ
ている給紙段に再設定するという煩雑な操作をおこなう
ことなく、自動でOHPシートの間にタブ紙を差し挟む
ことができるとともに、さらに、簡単な操作によりタブ
紙にOHPシートに画像形成される画像情報を記録する
ことができる。
【0189】第7の発明によれば、前記タブ紙画像形成
設定手段は、前記OHPタブ紙中差し手段によって給紙
されたタブ紙に画像形成しない設定を初期設定とするの
で、誤ってタブ紙に画像形成してしまうことを防止する
ことができる。
【0190】第8,14,17の発明によれば、OHP
中差し用紙選択手段によって、OHPシート1枚1枚に
差し挟む用紙の種類にタブ紙が選択された場合、タブ紙
のタブ部を含む記録媒体にOHPシートに付随する情報
を記録するように制御するので、中差し用紙の給紙段を
所望の用紙が入っている給紙段に再設定するという煩雑
な操作をおこなうことなく、自動でOHPシートの間に
所望の用紙を差し挟むことができ、さらに、タブ紙の場
合、タブ紙であることを有効利用し、タブ部にOHPシ
ートに付随する情報を記録することができる。
【0191】第9の発明によれば、前記OHPシートに
付随する情報は、前記OHPシートのページ番号を含む
ので、中差し用紙の給紙段を所望の用紙が入っている給
紙段に再設定するという煩雑な操作をおこなうことな
く、自動でOHPシートの間に所望の用紙を差し挟むこ
とができ、さらに、中差し用紙がタブ紙に設定されてい
る場合、タブ紙であることを有効利用し、タブ部にOH
Pシートのページ番号を記録することができる。
【0192】第10の発明によれば、前記OHPシート
に付随する情報は、前記OHPシートのタイトル情報を
含むので、予め中差し時に自動で給紙する中差し用紙の
種類を設定しておき、タブ紙を自動給紙すると設定され
た場合は、OHP中差しモード時には自動でタブ紙が入
っている給紙段を自動で選択するようにすることがで
き、さらに、中差し用紙がタブ紙に設定されている場
合、タブ紙であることを有効利用し、タブ部にOHPシ
ートのタイトル情報を記録することができる。
【0193】第11の発明によれば、前記OHPシート
に付随する情報は、前記OHPシートに画像形成される
画像情報を含むので、予め中差し時に自動で給紙する中
差し用紙の種類を設定しておき、タブ紙を自動給紙する
と設定された場合は、OHP中差しモード時には自動で
タブ紙が入っている給紙段を自動で選択するようにする
ことができ、さらに、中差し用紙がタブ紙に設定されて
いる場合、タブ紙にOHPシートに画像形成される画像
情報を記録することができる。
【0194】第12,15,18の発明によれば、OH
P中差し機能選択手段によってOHP中差し機能が選択
された場合、OHPシート1枚1枚に差し挟む用紙をタ
ブ紙給紙段指定された給紙段から給紙するか、その他の
給紙段から給紙するかを設定するので、予め中差し時に
自動でタブ紙を給紙するか否かを設定しておき、タブ紙
を自動給紙すると設定された場合は、OHP中差しモー
ド時には自動でタブ紙が入っている給紙段を自動で選択
するようにすることができる。
【0195】従って、給紙段にタブ紙が入っている場
合、中差し用紙の給紙段をタブ紙が入っている給紙段に
再設定するという煩雑な操作をおこなうことなく、自動
でOHPシートの間にタブ紙を差し挟むことができ、さ
らに、タブ紙であることを有効利用し、タブ部にOHP
のページ番号、ページのタイトル情報を記録できる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置にお
ける制御回路の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の構
成を示す断面図である。
【図3】図1に示した操作部の構成を詳細に示す平面図
である。
【図4】図3に示したユーザモードキーを押下したとき
にLCDに表示される画面の一例を示す模式図である。
【図5】図4に示したタブ紙給紙段設定を行うためのキ
ーを押圧したときに図3に示したLCD上に表示される
タブ紙給紙段設定サブウインドウの一例を示す模式図で
ある。
【図6】図3に示したLCDに表示されるコピーを行う
ときのさまざまなモード設定を行う応用モード画面の一
例を示す模式図である。
【図7】図3に示したLCDに表示されるコピーを行う
ときのさまざまなモード設定を行う応用モード画面の一
例を示す模式図である。
【図8】図3に示したLCDに表示される標準画面の一
例を示す模式図である。
【図9】図8に示した用紙選択キーを押下したときに図
3に示したLCDに表示されるサブウインドウを示す模
式図である。
【図10】図8に示した応用モードアイコンを押圧した
ときに図3に示したLCDに表示されるサブウィンドウ
(応用モード画面)の一例を示す模式図である。
【図11】図10に示したタブ紙作成キー,タブ紙イン
サートキーが押下されたときに開くサブウィンドウ(タ
ブ数設定画面)を示す模式図である。
【図12】図11に示したタブ分割数のOKキーが押下
された後に図3に示したLCDに表示される画像移動量
を設定するサブウィンドウ(画像移動量設定画面)を示
す模式図である。
【図13】図12に示したOKキーが押下された後に図
3に示したLCDに表示されるタブ紙を挿入するページ
数を設定するサブウィンドウ(タブ紙挿入ページ設定画
面)を示す模式図である。
【図14】図10に示したOHP中差しキーが押圧され
た後に図3に示したLCDに表示されるOHP用紙サイ
ズ選択画面の一例を示す模式図である。
【図15】図14に示したOKキーを押圧したときにL
CDに表示される中差し用紙にコピーするか否かを設定
する画面(中差し用紙コピー有無設定画面)の一例を示
す模式図である。
【図16】図15に示した画面で中差し用紙にコピーす
る設定がなされた場合に対応する出力の一例を示す模式
図である。
【図17】本発明の画像形成装置の第1の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図18】タブ紙のタブ部分にOHPシートに付随する
情報を印字するか(ここではページ番号を印字するかタ
ブ紙に本文を印字するか)を選択できるタブ紙OHP付
随情報印字設定画面の一例を示す模式図である。
【図19】図15に示した画面で中差し用紙にコピーす
る設定がなされ、図18に示したタブ紙OHP付随情報
印字設定画面により中差しで使用されるタブ紙のタブ部
にOHPシートに付随する情報、ここではページNo
(ページ番号)を印字する設定がなされた場合に対応す
る出力の一例を示す模式図である。
【図20】本発明の画像形成装置の第2の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図21】中差し用紙にタブ紙を自動選択するかのON
/OFFを設定することにより中差し用紙の種類を設定
するサブウィンドウ(中差し紙種類選択画面)の一例を
示す模式図である。
【図22】本発明の画像形成装置の第3の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図23】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
100 本体制御部 119 操作部 210 画像形成部 221 右カセットデッキ 222 左カセットデッキ 223 上段カセット 224 下段カセット 250 デッキ 254 マルチ手差し 302 スタートキー 304 LCD
フロントページの続き (72)発明者 斉田 忠明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 EE07 FA27 FA30 FA35 FB06 FB13 FC01 FD08 FD10 GA12 GA14 GA20 GA23 GA34 GA45 GA47 GB14 GB16 ZA07 3F343 FA02 FA09 FA18 FB01 FC30 GA01 GB01 GC01 GD02 HC28 JA01 MA03 MA09 MA59 MB03 MB13 MC21 MC23

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OHPシートに画像形成可能な第1の画
    像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚1
    枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択するO
    HP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な第
    2の画像形成手段とを有する画像形成装置において、 タブ紙が格納されている給紙段を指定するタブ紙給紙段
    指定手段と、 前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
    能が選択された場合、前記タブ紙給紙段指定手段によっ
    て指定された給紙段からOHPシート1枚1枚に差し挟
    む用紙を自動的に給紙するOHPタブ紙中差し手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記OHPタブ紙中差し手段によって給
    紙されたタブ紙に画像形成するか否かを設定するタブ紙
    画像形成設定手段と、 前記タブ紙画像形成設定手段によって画像形成しないと
    設定された場合はタブ紙に画像形成をせず、前記タブ紙
    画像形成設定手段によって画像形成すると設定された場
    合は、タブ紙のタブ部を含む記録媒体に画像形成するよ
    うに制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記タブ紙画像形成設
    定手段によってタブ紙に画像形成すると設定した場合、
    前記タブ紙のタブ部を含む記録媒体に、前記OHPシー
    トに付随する情報を記録するように制御することを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記OHPシートに付随する情報は、前
    記OHPシートのページ番号を含むことを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記OHPシートに付随する情報は、前
    記OHPシートのタイトル情報を含むことを特徴とする
    請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記OHPシートに付随する情報は、前
    記OHPシートに画像形成される画像情報を含むことを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記タブ紙画像形成設定手段は、前記O
    HPタブ紙中差し手段によって給紙されたタブ紙に画像
    形成しない設定を初期設定とすることを特徴とする請求
    項2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 OHPシートに画像形成可能な第1の画
    像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚1
    枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択するO
    HP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な第
    2の画像形成手段とを有する画像形成装置において、 前記OHPシート1枚1枚に差し挟む用紙の種類を選択
    するOHP中差し用紙選択手段と、 前記OHP中差し用紙選択手段によって、タブ紙が選択
    された場合、タブ紙のタブ部を含む記録媒体にOHPシ
    ートに付随する情報を記録するように制御する制御手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記OHPシートに付随する情報は、前
    記OHPシートのページ番号を含むことを特徴とする請
    求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記OHPシートに付随する情報は、
    前記OHPシートのタイトル情報を含むことを特徴とす
    る請求項8記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記OHPシートに付随する情報は、
    前記OHPシートに画像形成される画像情報を含むこと
    を特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置において、 タブ紙が格納されている給紙段を指定するタブ紙給紙段
    指定手段と、 前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
    能が選択された場合、OHPシート1枚1枚に差し挟む
    用紙を前記タブ紙給紙段指定された給紙段から給紙する
    か、その他の給紙段から給紙するかを設定する中差し用
    紙設定手段と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置の制御方法
    において、 タブ紙が格納されている給紙段を指定するタブ紙給紙段
    指定工程と、 前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
    能が選択された場合、前記タブ紙給紙段指定工程によっ
    て指定された給紙段からOHPシート1枚1枚に差し挟
    む用紙を自動的に給紙するOHPタブ紙中差し工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置の制御方法
    において、 前記OHPシート1枚1枚に差し挟む用紙の種類を選択
    するOHP中差し用紙選択工程と、 前記OHP中差し用紙選択工程によって、タブ紙が選択
    された場合、タブ紙のタブ部を含む記録媒体にOHPシ
    ートに付随する情報を記録する記録工程と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置の制御方法
    において、 タブ紙が格納されている給紙段を指定するタブ紙給紙段
    指定工程と、 前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
    能が選択された場合、OHPシート1枚1枚に差し挟む
    用紙を前記タブ紙給紙段指定された給紙段から給紙する
    か、その他の給紙段から給紙するかを設定する中差し用
    紙設定工程と、を有することを特徴とする画像形成装置
    の制御方法。
  16. 【請求項16】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置に、 タブ紙が格納されている給紙段を指定するタブ紙給紙段
    指定工程と、 前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
    能が選択された場合、前記タブ紙給紙段指定工程によっ
    て指定された給紙段からOHPシート1枚1枚に差し挟
    む用紙を自動的に給紙するOHPタブ紙中差し工程と、
    を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取
    り可能に記憶した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置に、 前記OHPシート1枚1枚に差し挟む用紙の種類を選択
    するOHP中差し用紙選択工程と、 前記OHP中差し用紙選択工程によって、タブ紙が選択
    された場合、タブ紙のタブ部を含む記録媒体にOHPシ
    ートに付随する情報を記録する記録工程と、を実行させ
    るためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記
    憶した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 OHPシートに画像形成可能な第1の
    画像形成手段と、前記画像形成されたOHPシート1枚
    1枚の間に用紙を差し挟むOHP中差し機能を選択する
    OHP中差し機能選択手段と、タブ紙に画像形成可能な
    第2の画像形成手段とを有する画像形成装置に、 タブ紙が格納されている給紙段を指定するタブ紙給紙段
    指定工程と、 前記OHP中差し機能選択手段によってOHP中差し機
    能が選択された場合、OHPシート1枚1枚に差し挟む
    用紙を前記タブ紙給紙段指定された給紙段から給紙する
    か、その他の給紙段から給紙するかを設定する中差し用
    紙設定工程と、を実行させるためのプログラムをコンピ
    ュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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