JP2002188744A - 比例電磁弁 - Google Patents

比例電磁弁

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JP2002188744A JP2000392329A JP2000392329A JP2002188744A JP 2002188744 A JP2002188744 A JP 2002188744A JP 2000392329 A JP2000392329 A JP 2000392329A JP 2000392329 A JP2000392329 A JP 2000392329A JP 2002188744 A JP2002188744 A JP 2002188744A
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core
plunger
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Keiichiro Muraoka
敬一郎 村岡
Masahito Yamaguchi
雅仁 山口
Yuichi Ando
裕一 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付作業性を高めることができる比例電磁弁
を提供する。 【解決手段】 成型部材12のボビン21を構成し、コ
イル22を巻回してソレノイド23を形成する。成型部
材12の下部でノズル24を構成し、通流孔25を有し
たシート26をインサート成形する。ボビン21内にサ
ブアッセンブリーされたアッセンブリー部材31を内嵌
する。アッセンブリー部材31を、ブラケット13に支
持されるヨーク41と、ヨーク41の上端部に外嵌した
ガイド42と、ガイド42の上部に内嵌したコア43と
により構成し、コア43とガイド42とヨーク41に包
囲された内部空間44にプランジャー45を上下動自在
に保持する。プランジャー45のロッド51下端部をヨ
ーク41の挿通孔56を介して下方へ突出し、プランジ
ャー45をコイルスプリング58で下方に付勢してロッ
ド51下端の弁部59でシート26の通流孔25を閉鎖
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力や流量を制御
する比例電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力制御を精度良く行う際には、
図5に示すように、比例電磁弁501が用いられてお
り、この比例電磁弁501には、非通電時の出力ポート
502からの出力圧が高いノーマリーハイ(N/H)タ
イプと、非通電時の出力圧が低いノーマリーロウ(N/
L)タイプ(図示省略)との二種類が用意されている。
【0003】この比例電磁弁501は、筒状のカバー5
11と、該カバー511の下部に挿入された鍔つきのヨ
ーク513と、該ブラケット519を挟み込み、鍔部が
前記カバー511にカシメられたノズル512と、前記
ヨーク513に外嵌するソレノイド514と、該ソレノ
イド514内に上下動自在に配設されたプランジャー5
15と、前記ソレノイド514の上部に挿入された鍔5
16付きのコア517と、該コア517上に積層された
状態で縁部が前記カバー511にカシメられたカバープ
レート518とにより構成されている。
【0004】前記コア517内には、コイルスプリング
521が配設されており、前記プランジャー515は、
下方に延出したロッド522下端の弁部523が前記ノ
ズル512の通流孔524を閉鎖するように構成されて
いる。また、前記ソレノイド514を通電した際には、
該ソレノイド514から発生した磁束が、ソレノイド5
14に内嵌したコア517、該コア517の吸引面52
5に対向したプランジャー515、該プランジャー51
5を包囲したヨーク513、該ヨーク513が固定され
たカバー511、該カバー511に固定された前記コア
517間でループするように構成されている。
【0005】これにより、ソレノイド電流に比例した吸
引力を、前記コア517の吸引面525とプランジャー
515間で発生させ、該プランジャー515を前記吸引
面525へ吸引して前記通流孔524を開口し、入力ポ
ート531からの元圧をドレンポート532から排出し
て出力ポート502からの出力圧を制御できるように構
成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな比例電磁弁501にあっては、ソレノイド電流に比
例した出力圧を得るために、デューティー弁やオンオフ
弁と比較して、高い寸法精度が要求される。特に、位置
関係が性能に大きな影響を及ぼすコア517とヨーク5
13とは、本体の外形を構成するカバー511を介して
固定されており、組立時の影響を受けやすく、組付に苦
労を要した。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、組付作業性を高めることができる
比例電磁弁を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1の比例電磁弁にあっては、コアと、
該コアに吸引されるプランジャーと、該プランジャーの
側面から磁気の受け渡しを行うヨークとがソレノイド内
に配置され、該ソレノイドからの磁力で前記プランジャ
ーを作動して、該プランジャーから延出した弁部で通流
路を開閉する比例電磁弁において、前記コアと前記ヨー
クとを、前記ソレノイド内に配置される非磁性体からな
るガイドで位置決めした状態で連結し、前記プランジャ
ーを前記コアと前記ヨーク間に保持しつつ、前記弁部を
少なくとも前記コア又は前記ヨークから突出させた状態
で、前記コアと前記ヨークとを一体化するとともに、こ
の一体化されたアッセンブリー部材を、前記ソレノイド
内に配設して構成した。
【0009】すなわち、プランジャーを吸引するコア
と、プランジャー側面から磁気の受け渡しを行うヨーク
とは、ガイドによって位置決めされた状態で連結されて
いる。これにより、性能に大きな影響を及ぼす前記コア
とヨークの位置関係、及び両者と前記プランジャーとの
位置関係が適切に保たれる。また、このガイドは、非磁
性体からなるため、ソレノイドからの電磁作用で作動す
るプランジャーへの悪影響を排除することができる。
【0010】また、性能に大きな影響を及ぼす前記コア
及びヨークを一体化して、アッセンブリー部材を形成し
たので、コア、ヨーク、及びプランジャーのソレノイド
内への組付作業が容易となる。そして、このアッセンブ
リー部材の少なくとも前記コア又は前記ヨークからは、
プランジャーの弁部が突出されており、当該アッセンブ
リー部材単体での性能評価が可能となる。
【0011】また、請求項2の比例電磁弁においては、
前記ガイドを筒状に形成するとともに、前記コア及び前
記ヨークの端部周面に前記ガイドが外嵌する段部を凹設
し、前記ガイドに前記コアの段部及び前記ヨークの段部
を圧入して固定した。
【0012】すなわち、前記アッセンブリー部材は、前
記コアの端部に形成された段部、及び前記ヨークの端部
に形成された段部を筒状のガイドに圧入固定して形成さ
れており、プランジャーは、コアとヨークとガイドに包
囲された空間内に収容されている。このため、前記コア
とプランジャー間、及び該プランジャーとヨーク間への
コンタミ(ほこりやゴミ等)の進入防止などの品質管理
が容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)
【0014】以下、本発明の第1の実施の形態を図に従
って説明する。図1は、本実施の形態にかかる比例電磁
弁1を示す図であり、該比例電磁弁1は、圧力や流量を
精度良く制御するものである。
【0015】この図1には、非通電時における出力圧が
高いノーマリーハイ(N/H)タイプの比例電磁弁1が
示されており、該比例電磁弁1は、磁性体からなる金属
製のカバー11を備えている。該カバー11は、筒状に
形成されており、当該比例電磁弁1の外周部を構成して
いる。このカバー11内には、樹脂製の成型部材12が
内嵌されており、該成型部材12には、金属製のブラケ
ット13がインサート成形されている。
【0016】前記成型部材12は、前記ブラケット13
を境とした上部が、前記カバー11に内嵌する筒状のボ
ビン21を構成しており、該ボビン21にはコイル22
が巻回され、ソレノイド23が形成されている。また、
前記成型部材12は、前記ブラケット13を境とした下
部が、前記カバー11より下方に延出するノズル24を
構成しており、該ノズル24には、通流孔25を有した
リング板状のシート26がインサート成形されている。
該シート26の下部には、下方に開口する出力ポート2
7が形成されており、該出力ポート27には、側方に開
口した入力ポート28が連通している。また、前記シー
ト26の上部には、弁室29が形成されており、該弁室
29は、側方に開口したドレンポート30に連通してい
る。
【0017】前記ボビン21の内部には、サブアッセン
ブリーされたアッセンブリー部材31が内嵌されてい
る。該アッセンブリー部材31は、前記ブラケット13
の中央穴32の挿入された状態で該中央穴32の縁部に
載置されており、該ブラケット13は、前記カバー11
の下端が内側に折曲されてなる下部カシメ部33によっ
て固定されている。前記アッセンブリー部材31の上端
には、リング板状のカバープレート34が載置されてお
り、該カバープレート34は、前記カバー11の上端が
内側に折曲されてなる上部カシメ部35によって固定さ
れている。これにより、前記アッセンブリー部材31
は、前記ブラケット13と前記カバープレート34に挟
持された状態で固定されている。
【0018】前記アッセンブリー部材31は、図2に示
すように、前記ブラケット13に支持されるヨーク41
と、該ヨーク41の上端部に外嵌したガイド42と、該
ガイド42の上部に下端部が内嵌したコア43とにより
構成されており、該コア43と前記ガイド42と前記ヨ
ーク41に包囲された内部空間44には、プランジャー
45が上下動自在に保持されている。
【0019】このプランジャー45には、ロッド51が
貫通した状態で固定されており、その上方突出部52
は、ブッシュ53を介して前記コア43に上下動自在に
支持されている。また、前記ロッド51の下方突出部5
4は、ブッシュ55を介して前記ヨーク41に上下動自
在に支持されており、その下端部が、前記ヨーク41の
挿通孔56を介して、当該アッセンブリー部材31より
下方へ突出している。前記上方突出部52には、小径部
57が形成されており、該小径部57には、コイルスプ
リング58が外嵌している。これにより、当該プランジ
ャー45は、下方へ付勢されており、前記ソレノイド2
3への通電が遮断された通常時において、前記ロッド5
1下端に形成された弁部59が、前記ノズル24にイン
サート形成されたシート26の通流孔25を閉鎖するよ
うに構成されている。
【0020】前記コア43は、前記ソレノイド23によ
って励磁される磁性体により形成されており、当該コア
43には、励磁された際に前記プランジャー45の上端
を吸引する吸引面61が形成されている。これにより、
ソレノイド23が通電された際に、コイルスプリング5
8で付勢された前記プランジャー45を上方へ作動し
て、ロッド51下端の弁部59で閉鎖された前記シート
26の通流孔25を、ソレノイド電流に比例して解放で
きるように構成されている。前記コア43の上端部中央
には、凸部62が形成されており、前記カバープレート
34を位置決めできるように構成されている。また、前
記コア43の下端部周面には、前記ガイド42が外嵌す
る段部63が凹設されており、この段部63を前記ガイ
ド42に圧入固定した状態で、コア43側面とガイド4
2側面とが面一になるように設定されている。
【0021】前記ヨーク41も磁性体により形成されて
おり、当該ヨーク41には、前記プランジャー45を側
方から包囲して、プランジャー45からの磁気を当該プ
ランジャー45の側面から受け渡す円筒状の磁気受渡部
71が形成されている。このヨーク41の上端部周面に
は、前記ガイド42が外嵌する段部72が凹設されてお
り、この段部72を前記ガイド42に圧入固定した状態
で、ヨーク41側面とガイド42側面とが面一になるよ
うに設定されている。そして、前記コア43の上端部周
面には、前記ブラケット13に内嵌した状態で位置決め
される位置決凹部73が形成されている。
【0022】前記ガイド42は、非磁性体により形成さ
れており、前記コア43及び前記ヨーク41の段部6
3,72に外嵌可能な円筒状に形成されている。これに
より、前記コア43と前記ヨーク41とを連結して一体
化できるように構成されている。
【0023】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、プランジャー45を吸引するコア43と、プランジ
ャー45側面から磁気の受け渡しを行うヨーク41と
は、段部63,72を前記ガイド42に圧入した状態
で、予め定められた離間距離に維持されている。これに
より、性能に大きな影響を及ぼす前記コア43とヨーク
41との位置関係、及び両者と前記プランジャー45と
の位置関係を適切に保持することができる。このため、
前記コア43とヨーク41とが、比例電磁弁1の外形を
構成するカバー11を介して位置決めされる従来と比較
して、組立時の影響を受けることなく、性能を維持する
ことができる。なお、このガイド42は、非磁性体から
なるため、ソレノイド23からの電磁作用で作動するプ
ランジャー45への悪影響を排除することができる。
【0024】また、性能に大きな影響を及ぼす前記コア
43及びヨーク41を一体化してアッセンブリー部材3
1を形成したので、このアッセンブリー部材31をソレ
ノイド23内に配設するだけで、コア43、ヨーク4
1、及びプランジャー45をソレノイド23内に組み付
けることができる。したがって、前記コア43及びヨー
ク41がカバー11を介して固定されるため、カバー1
1へのヨーク41の組み付け、及びコア43の組み付け
を慎重に行わなければならなかった従来と比較して、組
付作業性を向上することができる。
【0025】そして、このアッセンブリー部材31のヨ
ーク41からはプランジャー45のロッド51が突出さ
れており、このロッドの下端は弁部59を構成してい
る。このため、当該アッセンブリー部材31の性能評価
を単体で行うことができる。よって、組付前段階におい
て、不良品を排除することができ、不良発生時の損失を
最小限に抑えることができる。
【0026】さらに、前記アッセンブリー部材31は、
前記コア43の端部に形成された段部63、及び前記ヨ
ーク41の端部に形成された段部72が筒状のガイド4
2に圧入固定されて形成されており、プランジャー45
は、コア43とヨーク41とガイド42に包囲された内
部空間44に収容されている。このため、前記コア43
とプランジャー45間、及び該プランジャー45とヨー
ク41間へのコンタミ(ほこりやゴミ等)の進入防止な
どの品質管理が容易となる。さらに、筒状のガイド42
に、コア43端部及びヨーク41端部を圧入したので、
コア43及びヨーク41の同軸度を確保することができ
る。これにより、性能向上に寄与することができる。
【0027】加えて、ガイド42が外嵌する前記ヨーク
41及びコア43の周面に段部63,72を凹設するこ
とで、前記ヨーク41及び前記コア43側面からの前記
ガイド42の突出量を抑えることができる。これによ
り、前記ガイド42が側方に突出する場合と比較して、
ソレノイド23内面への干渉を防止することができ、組
み付け作業が容易となる。
【0028】(第2の実施の形態)
【0029】図3及び図4は、本発明の第2の実施の形
態をにかかる比例電磁弁101を示す図であり、第1の
実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。
【0030】すなわち、この図3には、非通電時におけ
る出力圧が低いノーマリーロウ(N/L)タイプの比例
電磁弁101が示されており、該比例電磁弁101は、
ソレノイド23内に収容されたアセンブリー部材111
以外は、第1の実施の形態と同じものが用いられてい
る。
【0031】このアッセンブリー部材111は、図4に
示すように、前記ブラケット13に支持されるコア12
1と、該コア121の上端部に外嵌したガイド122
と、該ガイド122の上部に下端部が内嵌したヨーク1
23とにより構成されており、該ヨーク123と前記ガ
イド122と前記コア121に包囲された内部空間12
4には、プランジャー125が上下動自在に保持されて
いる。つまり、第1の実施の形態と比較して、コア12
1が下部に、またヨーク123が上部に設定されてい
る。
【0032】前記プランジャー125には、ロッド13
1貫通した状態で固定されており、その上方突出部13
2は、ブッシュ133を介して前記ヨーク123に上下
動自在に支持されている。また、前記ロッド131の下
方突出部134は、ブッシュ135を介して前記コア1
21に上下動自在に支持されており、その下端部が、前
記コア121の挿通孔136を介して、当該アッセンブ
リー部材111より下方へ突出している。前記プランジ
ャー125は、前記ソレノイド23への通電が遮断され
た通常時において、入力ポート28からの圧力を受けて
上動することにより前記通流孔25を解放するように構
成されている。
【0033】前記コア121は、前記ソレノイド23に
よって励磁される磁性体により形成されており、当該コ
ア121には、励磁された際に前記プランジャー125
の下端を吸引する吸引面141が形成されている。これ
により、ソレノイド23が通電された際に、流体圧力に
よって上動したプランジャー125を下方へ作動して、
ロッド131下端の弁部137でシート26の通流孔2
5を、ソレノイド電流に比例して閉鎖できるように構成
されている。このコア121の上端部周面には、前記ガ
イド122が外嵌する段部142が凹設されており、こ
の段部142を前記ガイド122に圧入固定した状態
で、コア121側面とガイド122側面とが面一になる
ように設定されている。そして、前記コア121の下端
部周面には、前記ブラケット13の中央穴32に内嵌し
た状態で位置決めされる位置決凹部143が形成されて
いる。
【0034】前記ヨーク123も磁性体により形成され
ており、当該ヨーク123には、前記プランジャー12
5を側方から包囲して、プランジャー125からの磁気
を当該プランジャー125の側面から受け渡す円筒状の
磁気受渡部151が形成されている。このヨーク123
の下端部周面には、前記ガイド122が外嵌する段部1
52が凹設されており、この段部152を前記ガイド1
22に圧入固定した状態で、ヨーク123側面とガイド
122側面とが面一になるように設定されている。そし
て、前記ヨーク123の上端部中央には、凸部153が
形成されており、カバープレート34を位置決めできる
ように構成されている。
【0035】前記ガイド122は、非磁性体により形成
されており、前記コア121及び前記ヨーク123の段
部142,152に外嵌可能な円筒状に形成されてい
る。これにより、前記コア121と前記ヨーク123と
を連結して一体化できるように構成されている。
【0036】以上の構成にかかる本実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0037】また、このようにソレノイド23内に収容
されるアセンブリー部材111を変更するだけで、タイ
プの異なる比例電磁弁101を形成することができる。
これにより、タイプの異なる比例電磁弁1,111間に
おいて、アッセンブリー部材31,111以外の部品の
共用化を図ることができ、コストの大幅な低減を図るこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
比例電磁弁にあっては、性能に大きな影響を及ぼすコア
とヨークの位置関係、及び両者とプランジャーとの位置
関係を、コア及びヨークを連結するガイドによって適切
に保つことができる。これにより、前記コアとヨークと
が、本体の外形を構成するカバーを介して位置決めされ
る従来と比較して、組立時の影響を受けることなく、性
能を維持することができる。
【0039】また、前記コア及びヨークが一体化されて
なるアッセンブリー部材をソレノイド内に配設するだけ
で、組付作業を行うことができる。よって、前記コア及
びヨークがカバーを介して固定されるため、カバーへの
ヨークの組み付け、及びコアの組み付けを慎重に行わな
ければならなかった従来と比較して、組付作業性を向上
することができる。
【0040】そして、このアッセンブリー部材の少なく
とも前記コア又は前記ヨークからはプランジャーの弁部
が突出されており、当該アッセンブリー部材の性能評価
を単体で行うことができる。これにより、組付前段階に
おいて、不良品を排除することができるので、不良発生
時の損失を最小限に抑えることができる。
【0041】また、請求項2の比例電磁弁においては、
前記プランジャーを、コアとヨークと筒状のガイドで包
囲された空間に収容したので、前記コアとプランジャー
間、及び該プランジャーとヨーク間へのコンタミ(ほこ
りやゴミ等)の進入防止など、品質管理を容易に行うこ
とができる。さらに、筒状のガイドに、コア端部及びヨ
ーク端部を圧入したので、コア及びヨークの同軸度を確
保することができる。これにより、性能向上に寄与する
ことができる。
【0042】そして、ガイドが外嵌する前記ヨーク及び
コアの周面に段部を凹設することで、前記ヨーク及び前
記コア側面からの前記ガイドの突出量を抑えることがで
きる。これにより、前記ガイドが側方に突出する場合と
比較して、ソレノイド内への組み付け作業が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】同実施の形態のアッセンブリー部材を示す断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】同実施の形態のアッセンブリー部材を示す断面
図である。
【図5】従来の比例電磁弁を示す断面図である。
【符号の説明】
1 比例電磁弁 23 ソレノイド 25 通流孔 31 アッセンブリー部材 41 ヨーク 42 ガイド 43 コア 45 プランジャー 59 弁部 61 吸引面 63 段部 72 段部 101 比例電磁弁 111 アッセンブリー部材 121 コア 122 ガイド 123 ヨーク 125 プランジャー 137 弁部 141 吸引面 142 段部 152 段部
フロントページの続き (72)発明者 村岡 敬一郎 神奈川県座間市相武台2丁目215番地 日 本電産トーソク株式会社内 (72)発明者 山口 雅仁 神奈川県座間市相武台2丁目215番地 日 本電産トーソク株式会社内 (72)発明者 安藤 裕一 神奈川県座間市相武台2丁目215番地 日 本電産トーソク株式会社内 Fターム(参考) 3H051 AA01 BB02 CC11 DD07 FF15 3H106 DA03 DA05 DA13 DA23 DB02 DB12 DB22 DB32 DC02 DC17 DD09 EE35 GA10 GA25 GB03 JJ02 JJ04 JJ05 KK03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと、該コアに吸引されるプランジャ
    ーと、該プランジャーの側面から磁気の受け渡しを行う
    ヨークとがソレノイド内に配置され、該ソレノイドから
    の磁力で前記プランジャーを作動して、該プランジャー
    から延出した弁部で通流路を開閉する比例電磁弁におい
    て、 前記コアと前記ヨークとを、前記ソレノイド内に配置さ
    れる非磁性体からなるガイドで位置決めした状態で連結
    し、前記プランジャーを前記コアと前記ヨーク間に保持
    しつつ、前記弁部を少なくとも前記コア又は前記ヨーク
    から突出させた状態で、前記コアと前記ヨークとを一体
    化するとともに、この一体化されたアッセンブリー部材
    を、前記ソレノイド内に配設して構成したことを特徴と
    する比例電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記ガイドを筒状に形成するとともに、
    前記コア及び前記ヨークの端部周面に前記ガイドが外嵌
    する段部を凹設し、前記ガイドに前記コアの段部及び前
    記ヨークの段部を圧入して固定したことを特徴とする請
    求項1記載の比例電磁弁。
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