JPH0893947A - 電磁弁装置およびその製造方法 - Google Patents

電磁弁装置およびその製造方法

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JPH0893947A
JPH0893947A JP6233868A JP23386894A JPH0893947A JP H0893947 A JPH0893947 A JP H0893947A JP 6233868 A JP6233868 A JP 6233868A JP 23386894 A JP23386894 A JP 23386894A JP H0893947 A JPH0893947 A JP H0893947A
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solenoid coil
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movable core
core
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Shigeki Niimi
実 繁 樹 新
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
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    • F16K31/0644One-way valve
    • F16K31/0651One-way valve the fluid passing through the solenoid coil
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストな電磁弁装置を提供すること。 【構成】 ソレノイドコイル12と、ソレノイドコイル
12内に配設された固定コア13と、固定コア13と磁
気ギャップを形成してソレノイドコイル12の内側に摺
動可能に配設された可動コア14と、ソレノイドコイル
12を内周に備えるホルダ部15と可動コア14と摺接
するヨーク部16とを一体に備える磁性体からなるケー
シング17と、可動コア14と対向し流路を形成すると
ともに、ケーシング17と一体成形にて形成される合成
樹脂からなるベース20と、固定コア13に一端を有し
て可動コア14をベース20に向けて付勢するリターン
スプリング21と、を備える電磁弁装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルへの通電によっ
て可動コアが制御される電磁弁装置およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁弁装置として、実開昭63−
56371号公報に開示されている技術が知られてい
る。図6に上記公報に開示されている電磁弁装置の断面
図を示す。
【0003】この電磁弁装置30は、ボビン31に巻回
されたソレノイドコイル32と、ボビン31内に配設さ
れた固定コア33と、固定コア33と磁気ギャップを形
成してソレノイドコイル32内に摺動可能に配設された
プランジャ34と、ソレノイドコイル32に対向し流路
を形成するベース35と、ベース35内に配設されプラ
ンジャ34の摺動に対応して流路を開閉する非磁性体製
のボール状の弁体36と、ソレノイドコイル32の外側
に配設されて磁路を形成する磁気枠37と、ソレノイド
コイル32とプランジャ34に挟持され、更にソレノイ
ドコイル32とベース35に挟持され、磁気枠37と当
接するフランジを有するヨーク38と、を備えている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技
術においては、磁気枠37とプランジャ34との間の磁
気回路を形成するために、磁性体からなるヨーク38が
必要である。このヨーク38は磁気枠37、ベース35
およびプランジャ34とは別の部材であるので、それに
よって部品点数が増えてしまい、コストが高くなる。こ
の問題を解消するためにベース35とヨーク38を一体
に磁性体で形成するという方法もあるが、ベース35を
磁性体で形成するとベース35の製造時において切削や
焼結の工程が必要になるなど、電磁弁装置全体として製
造コストが高くなってしまう、という問題がある。ま
た、ベース35を磁性体にて形成した場合、ソレノイド
コイル32が通電から非通電となってもベース35の残
留磁気によりプランジャ34がベース35に吸引されて
しまう恐れがあるので、ベース35とプランジャ34の
間に非磁性体の弁体36が必要になる。この問題とは別
に、上記従来技術では、プランジャ34と磁気枠37の
間にソレノイドコイル32、ヨーク38が介在している
ので、プランジャ34とベース35の弁座の軸心がずれ
る可能性が大きい。
【0005】従って確実に弁体36がベース35の弁座
と当接するようにベース35とプランジャ34との間に
ボール状の弁体36を設けなければならず、コスト高の
原因の一つになっていた。
【0006】そこで本発明では、従来の電磁弁装置と比
べて低コストな電磁弁装置を提供することを技術的課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の電磁弁装置は、ボビンに巻回された中空の
ソレノイドコイルと、ソレノイドコイルの内側から一端
側面に延びて形成される磁性体製の固定コアと、ソレノ
イドコイルの内側に形成されたヨーク部を備え、ヨーク
部からソレノイドコイルの他端側面に延び、更にソレノ
イドコイルの外周面に沿って延びるホルダ部を一体に備
え、ホルダ部が固定コアの端部に接続される磁性体製の
ケーシングと、ケーシングのヨーク部の内側に摺動可能
に配設される磁性体製の可動コアと、ケーシングに固定
され、可動コアと当接して弁を形成するベースと、可動
コアと固定コアの間に配設され、可動コアとベースによ
り形成される弁が閉じる方向に前記可動コアを付勢する
弾性部材と、を備えるようにした。
【0008】請求項1に加えて請求項2の発明は、固定
コアを磁性体の板をプレス成形することにより形成し
た。
【0009】請求項1に加えて請求項3の発明は、ベー
スを、樹脂材料にて形成してケーシングに一体成形し
た。
【0010】請求項4の発明は、ボビンに巻回された中
空のソレノイドと、ソレノイドコイルの内側から一端側
面に延びて形成される磁性体製の固定コアと、ソレノイ
ドコイルの内側に形成されたヨーク部を備え、ヨーク部
からソレノイドコイルの他端側面に延び、更にソレノイ
ドコイルの外周面に沿って延びるホルダ部を有するケー
シングと、ケーシングのヨーク部とホルダ部の連結部分
に、ケーシングのヨーク部に向かって延びる通路を備え
るベースを一体成形し、ケーシングのヨーク部の内側を
摺動可能、且つベースの通路を遮断可能に形成される可
動コアをケーシングのヨーク部の内側に収納し、ソレノ
イドコイルをヨーク部およびホルダ部の間に挿入し、可
動コアと固定コアの間にスプリングコイルを挟み込み、
ソレノイドコイルに固定コアを挿入し、固定コアの端部
とホルダ部の端部を固定して、電磁弁装置を製造する。
【0011】
【作用】請求項1の発明によると、ソレノイドコイルの
非通電時は弾性部材により可動コアがベース側に付勢さ
れることにより弁は閉じている。本発明の電磁弁装置は
可動コアと、ケーシングのヨーク部およびホルダ部と、
固定コアで磁気回路を形成している。ソレノイドコイル
の通電時には磁気抵抗を小さくしようとする力、即ち磁
気吸引力が磁気回路に働く。電磁弁装置が形成する磁気
回路において磁気ギャップが形成されているのは可動コ
アと固定コアの間だけであり、磁気吸引力が弾性部材の
付勢力に打ち勝って可動コアと固定コアの間の磁気ギャ
ップを無くす方向に可動コアが移動する。これによって
ベースの弁座と可動コアが離間して弁を開く。
【0012】請求項2の発明によると、可動コアとケー
シングのヨーク部との間には磁気ギャップが実質的にな
いと考えられるので、電磁弁装置の磁気回路における磁
気抵抗を考慮すると、固定コアを磁性体製の板をにより
形成しても全体の磁気抵抗が減少することはない。した
がって、固定コアは磁性体製の板をプレス加工すること
により形成できる。
【0013】請求項3の発明によると、ベースを樹脂材
料にて形成してケーシングと一体成形する。これによっ
て可動コアの軸心のベースに対する偏心が少なくなる。
【0014】請求項4の製造方法によると、ベースをケ
ーシングに一体成形した後には、ソレノイドコイル、可
動コア、弾性部材、固定コアのそれぞれを一方向から組
付けることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の電磁弁装置の一実施例を図1
から図5の図面を参照して説明する。図1から図3は本
発明の主要部分であるベースとケーシングを示す図であ
り、図2は図1のA視図、図3は図1のB視図である。
図4および図5は図1のY−Y断面図に沿って本実施例
の電磁弁装置を断面した図である。電磁弁装置10は、
ボビン11に巻回されたソレノイドコイル12と、ソレ
ノイドコイル12内およびケーシング17に形成された
磁性体からなる固定コア13と、固定コア13と磁気ギ
ャップを形成してソレノイドコイル12内で摺動可能に
配設される磁性体からなる可動コア14と、ソレノイド
コイル12の外側に形成されたホルダ部15および可動
コア14と摺接するヨーク部16とを一体に備える磁性
体からなるケーシング17と、可動コア14と対向し、
流体通路18および弁座19を有する合成樹脂からなる
ベース20と、固定コア13に一端を有し、可動コア1
4をベース20に向けて付勢するリターンスプリング2
1と、可動コア14と固定コア13の間に配設される非
磁性体製のプレート28と、から構成される。ベース2
0の材質として、耐熱性に優れたPPS樹脂(ポリフェ
ニレンサルファイド)を用いるのが好ましい。
【0016】ここで、本実施例では弾性部材としてリタ
ーンスプリングを用いているが、固定コアに対して可動
コアを一定方向に付勢するものであれば、ゴム等の他の
弾性部材に変えてもよい。また、プレート28はソレノ
イドコイル12が通電から非通電に変化したとき、可動
コア14が固定コア13の残留磁気の影響を受けるのを
防ぐために設けられている。本実施例では電磁弁装置1
0はコネクタ27を備えたものを示す。
【0017】本実施例では、流体はベース20の流体通
路18から流入し、可動コア14が弁座19に当接して
いなければ、流体はベース20に設けられている排出通
路22から排出される。また、固定コア13は磁性体の
板をプレス加工して形成され、固定コア13の可動コア
14と対向する位置には、可動コア14を摺動可能とす
るために大気との連通孔23が設けられている。可動コ
ア14の一端は凹部24を形成しており、リターンスプ
リング21が固定コア13と可動コア14の凹部24内
に固定されている。また可動コア14の他端には略半球
状の凸部25を形成している。
【0018】図1から図3より、ケーシング17のホル
ダ部15はソレノイドコイル12の外周の一部に形成さ
れ、ヨーク部16は可動コア14の全周をガイドしてい
る。
【0019】また、ベース20は可動コア14の型とケ
ーシング17と一体成形にて形成される。これにより可
動コア14、ベース20、ケーシング17のそれぞれの
軸心の偏心は殆どなくなる。ベース20をヨーク部16
に一体成形が可能となるように、ケーシング17には成
形用孔26が設けられている。
【0020】本実施例の電磁弁装置10は、ベース20
をケーシング17に一体成形することにより、両者を固
着している。そしてその後で可動コア14をホルダ部1
5の内側に挿入して、リターンスプリング21を可動コ
ア14の凹部24内に配設してから固定コア13をケー
シング17に取り付ける。ここで、固定コア13は鉄板
をプレス加工によって成形して、ケーシング17への取
り付けはレーザー接合にて接合している。
【0021】上記のように構成された電磁弁装置10
は、ソレノイドコイル12が励磁すると磁界が発生す
る。磁界が発生すると可動コア14からヨーク部16、
ホルダ部15を介して固定コア13から再び可動コア1
4へと磁気回路が形成される。ここで、固定コア13と
可動コア14の間にはリターンスプリング21を介して
磁気ギャップが形成されており、磁気吸引力がリターン
スプリング21のスプリング力に打ち勝って可動コア1
4が固定コア13側へ吸引される。可動コア14が固定
コア13側に吸引されるとベース20の弁座19と可動
コア14の凸部が離間して流体通路18と排出通路22
が連通する。ソレノイドコイル12が励磁から非励磁に
なると、固定コア13と可動コア14の間の磁気吸引力
がなくなり、リターンスプリング21のスプリング力に
よって可動コア14がベース20の弁座19に当接し
て、流体通路18と排出通路22との間を遮断する。
【0022】本実施例の電磁弁装置の製造方法について
説明する。ケーシング17のヨーク部16とホルダ部1
5との連結部分に、ヨーク部16に向かって延びる通路
を備えるベース20を一体成形し、ケーシング17のヨ
ーク部16の内側を摺動可能、且つベース20の通路を
遮断可能に形成される可動コア14をヨーク部16の内
側に収納し、ソレノイドコイル12をヨーク部16およ
びホルダ部15の間に挿入し、可動コア14と固定コア
13の間にリターンススプリング21を挟み込み、ソレ
ノイドコイル12に固定コア13を挿入し、固定コア1
3の端部とホルダ部15の端部をレーザー溶接にて固定
することにより電磁弁装置10が形成される。
【0023】本実施例によると、磁性体のケーシング1
7に可動コア14をガイドするヨーク部16を設けたこ
とにより、従来必要であった可動コア14をガイドする
非磁性体のスリーブを廃止することができる。これによ
ってヨーク部16と可動コア14の間の磁気抵抗が小さ
くなるので、固定コア13は、従来必要としていた体積
より少なくても磁気回路全体の磁気抵抗は大きくならな
いので、固定コア13を磁性体の板のプレス加工にて形
成することが可能になる。また、ベース20は可動コア
14の型とケーシング17と一体成形にて形成され、こ
れによって可動コア14、ベース20、ケーシング17
のそれぞれの軸心が偏心は殆どなくなり、従来一般に用
いられていた可動コア14とベース20の間の非磁性体
からなるボール状の弁体が不要になる。
【0024】本発明の電磁弁装置の主要となる構造は、
本実施例以外の弁機構の常閉の電磁弁装置、例えば流体
通路が可動コア内に形成されているものについても、適
用することが可能である。
【0025】
【効果】請求項1の電磁弁装置によると、ベースを合成
樹脂として、磁性体からなるケーシングと一体成形にて
形成し、ケーシングに可動コアと摺接するヨーク部を備
えて可動コアとの磁気の受渡しをすることによって、ベ
ースの製造コストを大幅に低減することができる。ま
た、ケーシングのヨーク部に可動コアの摺動を規制する
働きを持たせることにより、スリーブを廃止することが
でき、部品点数を低減することができ、電磁弁装置のコ
ストを低くすることが可能になる。
【0026】更に、ケーシングとベースを一体成形した
ことにより可動コアの軸心とベースの流路の軸心とのず
れが実質的になくなるので、可動コアによってベースの
流路を開閉することができ、従来の電磁弁装置に必要で
あったベースと可動コアの間に設けられていた非磁性体
製の弁体が不要になり、その長さ分だけ電磁弁装置の全
長が短くなるとともに、部品点数が低減して、より低コ
ストな電磁弁装置を提供することができる。
【0027】請求項2の電磁弁装置において、従来、固
定コアは一般的に焼結および切削によって形成していた
が、金属板のプレス加工にて形成したことにより固定コ
アの製造工数の低減が可能になり、電磁弁装置をより低
コストで提供することができる。
【0028】請求項3の電磁弁装置によると、ベースが
ケーシングに一体成形にて形成されるので、ベースと可
動コアの軸心のずれを無くすことができ、弁の漏れを少
なくすることができる。
【0029】請求項4の電磁弁装置によると、ベースを
ケーシングに一体成形した後は一方向からの組付けが可
能になり、電磁弁装置が作り易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部分であるベースとケーシングの
関係を示す図である。
【図2】図1のA視からの図である。
【図3】図1のB視からの図である。
【図4】本発明の電磁弁装置の図1のY−Y断面図であ
る(通電時)。
【図5】本発明の電磁弁装置の図1のY−Y断面図であ
る(非通電時)。
【図6】従来の電磁弁装置の断面図である。
【符号の説明】
10・・・電磁弁装置 11・・・ボビン 12・・・ソレノイドコイル 13・・・固定コア 14・・・可動コア 15・・・ホルダ部 16・・・ヨーク部 17・・・ケーシング 18・・・流体通路 19・・・弁座 20・・・ベース 21・・・リターンスプリング 22・・・排出通路 23・・・連通孔 24・・・可動コアの凹部 25・・・可動コアの凸部 26・・・成形用孔 27・・・コネクタ 28・・・プレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンに巻回された中空のソレノイドコ
    イルと、 該ソレノイドコイルの内側から一端側面に延びて形成さ
    れる磁性体製の固定コアと、 前記ソレノイドコイルの内側に形成された筒状のヨーク
    部を備え、該ヨーク部から前記ソレノイドコイルの他端
    側面に延び、更に前記ソレノイドコイルの外周面に沿っ
    て延びるホルダ部を一体に備え、該ホルダ部が前記固定
    コアの端部に接続される磁性体製のケーシングと、 該ケーシングのヨーク部の内側に摺動可能に配設される
    磁性体製の可動コアと、 前記ケーシングに固定され、前記可動コアと当接して弁
    を形成するベースと、 前記可動コアと固定コアの間に配設され、前記可動コア
    と前記ベースにより形成される弁が閉じる方向に前記可
    動コアを付勢する弾性部材と、 を備える電磁弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の電磁弁装置において、 前記固定コアは磁性体の板をプレス成形することにより
    形成されることを特徴とする電磁弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の電磁弁装置において、 前記ベースは、樹脂材料にて形成され前記ケーシングに
    一体成形されてなることを特徴とする電磁弁装置。
  4. 【請求項4】 ボビンに巻回された中空のソレノイド
    と、 該ソレノイドコイルの内側から一端側面に延びて形成さ
    れる磁性体製の固定コアと、 前記ソレノイドコイルの内側に形成されたヨーク部を備
    え、該ヨーク部から前記ソレノイドコイルの他端側面に
    延び、更に前記ソレノイドコイルの外周面に沿って延び
    るホルダ部を有するケーシングと、 該ケーシングのヨーク部とホルダ部の連結部分に、前記
    ケーシングのヨーク部に向かって延びる通路を備えるベ
    ースを一体成形し、 前記ケーシングのヨーク部の内側を摺動可能、且つ前記
    ベースの通路を遮断可能に形成される可動コアを前記ケ
    ーシングのヨーク部の内側に収納し、 前記ソレノイドコイルを前記ヨーク部および前記ホルダ
    部の間に挿入し、 前記可動コアと前記固定コアの間に弾性部材を挟み込
    み、前記ソレノイドコイルに前記固定コアを挿入し、前
    記固定コアの端部と前記ホルダ部の端部とを固定する、 電磁弁装置の製造方法。
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