JP2001082625A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
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- JP2001082625A JP2001082625A JP25885399A JP25885399A JP2001082625A JP 2001082625 A JP2001082625 A JP 2001082625A JP 25885399 A JP25885399 A JP 25885399A JP 25885399 A JP25885399 A JP 25885399A JP 2001082625 A JP2001082625 A JP 2001082625A
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- valve
- base portion
- seat
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
- F16K31/0644—One-way valve
- F16K31/0655—Lift valves
- F16K31/0665—Lift valves with valve member being at least partially ball-shaped
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S251/00—Valves and valve actuation
- Y10S251/904—Snap fit plug valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組付が容易で、流体通路の開閉制御の精度が
向上される電磁弁を提供する。 【解決手段】 シート部材16をベース部14にインサ
ート成形するとき、出力ポート22との位置合わせを行
うための二面幅の突起26がシート部材16に形成され
ているので、二面幅の突起26を樹脂成形型のピンで挟
むことにより、シート部材16をベース部14にインサ
ート成形するときの出力ポート22との位置合わせを正
確に行うことができる。また、樹脂成形型のピンの断面
積を比較的大きくすることで、ピン強度が向上してイン
サート成形を容易に行うことができる。さらに、二面幅
の突起26は、成形後、シート部材16の廻り止めをす
るので、使用によるシート部材16のベース部14に対
する回転が簡単な構成で防止される。したがって、組付
が容易となり、連通孔25の開閉制御の精度が確実に向
上される。
向上される電磁弁を提供する。 【解決手段】 シート部材16をベース部14にインサ
ート成形するとき、出力ポート22との位置合わせを行
うための二面幅の突起26がシート部材16に形成され
ているので、二面幅の突起26を樹脂成形型のピンで挟
むことにより、シート部材16をベース部14にインサ
ート成形するときの出力ポート22との位置合わせを正
確に行うことができる。また、樹脂成形型のピンの断面
積を比較的大きくすることで、ピン強度が向上してイン
サート成形を容易に行うことができる。さらに、二面幅
の突起26は、成形後、シート部材16の廻り止めをす
るので、使用によるシート部材16のベース部14に対
する回転が簡単な構成で防止される。したがって、組付
が容易となり、連通孔25の開閉制御の精度が確実に向
上される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体通路を開閉制
御する電磁弁に関する。
御する電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁弁は、ソレノイド部
に発生する磁気吸引力によりムービングコアが駆動され
ると、弁体がムービングコアとともに駆動され、弁座か
ら離座、あるいは弁座に着座して弁座を有するシート部
材に形成された流体通路を開閉制御している。このよう
な電磁弁において、シート部材は樹脂モールド製のベー
ス部内にモールド固定されており、環状あるいは円筒状
に形成されているのが一般的である。
に発生する磁気吸引力によりムービングコアが駆動され
ると、弁体がムービングコアとともに駆動され、弁座か
ら離座、あるいは弁座に着座して弁座を有するシート部
材に形成された流体通路を開閉制御している。このよう
な電磁弁において、シート部材は樹脂モールド製のベー
ス部内にモールド固定されており、環状あるいは円筒状
に形成されているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の電磁弁に
おいて、組付時、シート部材を樹脂モールド製のベース
部にインサート成形する場合、シート部材に形成された
穴部に樹脂成形型の丸ピンを挿入してシート部材の周方
向の位置決めを行うことが考えられる。しかしながら、
シート部材の周方向の位置決めを樹脂成形型の丸ピンで
行うと、インサート物としてのベース部の体積が小さい
場合、上記の丸ピンが折れてインサート成形ができなく
なるという問題があった。さらに、平板状のベース部を
成形した場合、使用によりシート部材がベース部に対し
て回転し、流体通路の開閉制御ができなくなる恐れがあ
った。
おいて、組付時、シート部材を樹脂モールド製のベース
部にインサート成形する場合、シート部材に形成された
穴部に樹脂成形型の丸ピンを挿入してシート部材の周方
向の位置決めを行うことが考えられる。しかしながら、
シート部材の周方向の位置決めを樹脂成形型の丸ピンで
行うと、インサート物としてのベース部の体積が小さい
場合、上記の丸ピンが折れてインサート成形ができなく
なるという問題があった。さらに、平板状のベース部を
成形した場合、使用によりシート部材がベース部に対し
て回転し、流体通路の開閉制御ができなくなる恐れがあ
った。
【0004】また、ムービングコアの反弁体側の移動範
囲を規制するため、例えば特開平10−38126号公
報に開示されるように、凹形状の非磁性材からなるカッ
プ部材がヨーク等のソレノイド部構成部材により挟み込
んで固定されるストッパを備えた電磁弁が知られてい
る。しかしながら、このような構造の電磁弁において
は、ヨークとムービングコアとの間のサイドギャップに
非磁性材を配置することで、ソレノイド部の磁気吸引力
が低下するという問題があった。
囲を規制するため、例えば特開平10−38126号公
報に開示されるように、凹形状の非磁性材からなるカッ
プ部材がヨーク等のソレノイド部構成部材により挟み込
んで固定されるストッパを備えた電磁弁が知られてい
る。しかしながら、このような構造の電磁弁において
は、ヨークとムービングコアとの間のサイドギャップに
非磁性材を配置することで、ソレノイド部の磁気吸引力
が低下するという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、インサート成形が容易で、流体
通路の開閉制御の精度が向上される電磁弁を提供するこ
とを目的とする。本発明の他の目的は、ソレノイド部の
磁気吸引力を高めるとともに、ソレノイド部内に異物が
侵入することを防止する電磁弁を提供することにある。
になされたものであり、インサート成形が容易で、流体
通路の開閉制御の精度が向上される電磁弁を提供するこ
とを目的とする。本発明の他の目的は、ソレノイド部の
磁気吸引力を高めるとともに、ソレノイド部内に異物が
侵入することを防止する電磁弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁弁によると、廻り止め手段は、シート部材をベース
部にインサート成形するとき、開口部の位置合わせをす
ると共に成形後、シート部材の廻り止めをするので、開
口部の位置合わせが容易になり、使用によるシート部材
のベース部に対する回転が防止される。したがって、イ
ンサート成形が容易となり、流体通路の開閉制御の精度
が向上される。
電磁弁によると、廻り止め手段は、シート部材をベース
部にインサート成形するとき、開口部の位置合わせをす
ると共に成形後、シート部材の廻り止めをするので、開
口部の位置合わせが容易になり、使用によるシート部材
のベース部に対する回転が防止される。したがって、イ
ンサート成形が容易となり、流体通路の開閉制御の精度
が向上される。
【0007】本発明の請求項2記載の電磁弁によると、
廻り止め手段はシート部材に形成される二面幅の突起を
有するので、この二面幅の突起を樹脂成形型のピンで挟
むことにより、シート部材をベース部にインサート成形
するとき、開口部の位置合わせをすることができる。さ
らに、樹脂成形型のピンの断面積を大きくすることで、
ピン強度が向上してインサート成形を容易に行うことが
できる。さらにまた、使用によるシート部材のベース部
に対する回転が二面幅の突起という簡単な構成で防止さ
れ、流体通路の開閉制御の精度が確実に向上される。
廻り止め手段はシート部材に形成される二面幅の突起を
有するので、この二面幅の突起を樹脂成形型のピンで挟
むことにより、シート部材をベース部にインサート成形
するとき、開口部の位置合わせをすることができる。さ
らに、樹脂成形型のピンの断面積を大きくすることで、
ピン強度が向上してインサート成形を容易に行うことが
できる。さらにまた、使用によるシート部材のベース部
に対する回転が二面幅の突起という簡単な構成で防止さ
れ、流体通路の開閉制御の精度が確実に向上される。
【0008】本発明の請求項3記載の電磁弁によると、
廻り止め手段はシート部材に形成される切欠き部を有す
るので、この切欠き部に樹脂成形型のピンを挿入するこ
とにより、シート部材をベース部にインサート成形する
とき、開口部の位置合わせを行うことができる。さら
に、樹脂成形型のピンの断面積を大きくすることで、ピ
ン強度が向上してインサート成形を容易に行うことがで
きる。さらにまた、使用によるシート部材のベース部に
対する回転が切欠き部という簡単な構成で防止され、流
体通路の開閉制御の精度が確実に向上される。
廻り止め手段はシート部材に形成される切欠き部を有す
るので、この切欠き部に樹脂成形型のピンを挿入するこ
とにより、シート部材をベース部にインサート成形する
とき、開口部の位置合わせを行うことができる。さら
に、樹脂成形型のピンの断面積を大きくすることで、ピ
ン強度が向上してインサート成形を容易に行うことがで
きる。さらにまた、使用によるシート部材のベース部に
対する回転が切欠き部という簡単な構成で防止され、流
体通路の開閉制御の精度が確実に向上される。
【0009】本発明の請求項4記載の電磁弁によると、
可動子の反弁体側の可動範囲を規制する規制部材が磁気
駆動部の反弁体側端部に設けられているので、磁気駆動
部の可動子の摺動部との隙間に非磁性材を介在させるこ
となく、磁気駆動部の磁気吸引力を高めるとともに、磁
気駆動部内に異物が侵入することを防止することができ
る。
可動子の反弁体側の可動範囲を規制する規制部材が磁気
駆動部の反弁体側端部に設けられているので、磁気駆動
部の可動子の摺動部との隙間に非磁性材を介在させるこ
となく、磁気駆動部の磁気吸引力を高めるとともに、磁
気駆動部内に異物が侵入することを防止することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を示す複
数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)常閉型の三方弁に本発明の電磁弁を適用
した第1実施例を図1〜図5に示す。図1は、ソレノイ
ド部1に電流を流さないで磁気吸引力を発生させていな
い状態を示している。
数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)常閉型の三方弁に本発明の電磁弁を適用
した第1実施例を図1〜図5に示す。図1は、ソレノイ
ド部1に電流を流さないで磁気吸引力を発生させていな
い状態を示している。
【0011】第1実施例による電磁弁は、図1に示すよ
うに、電流を供給することにより磁気吸引力を発生する
ソレノイド部1と、ソレノイド部1で発生する磁気吸引
力により駆動される弁部2とからなる。
うに、電流を供給することにより磁気吸引力を発生する
ソレノイド部1と、ソレノイド部1で発生する磁気吸引
力により駆動される弁部2とからなる。
【0012】ソレノイド部1は、円筒状の磁性材からな
るコア3とヨーク4とがかしめ固定で連結されて磁気回
路が構成されており、コア3の内径部3aおよびヨーク
4の中心部4aとヨーク4の外径部4bとの間に中空円
筒状のコイル5が内蔵されている。コイル5は、樹脂製
ベース部14にモールド固定されるターミナル7、およ
び樹脂製ベース部14に圧入固定されるターミナル12
に巻端が接続し、後述する樹脂製ベース部14によって
形成されたコイルボビン14aの周囲に巻回されてい
る。
るコア3とヨーク4とがかしめ固定で連結されて磁気回
路が構成されており、コア3の内径部3aおよびヨーク
4の中心部4aとヨーク4の外径部4bとの間に中空円
筒状のコイル5が内蔵されている。コイル5は、樹脂製
ベース部14にモールド固定されるターミナル7、およ
び樹脂製ベース部14に圧入固定されるターミナル12
に巻端が接続し、後述する樹脂製ベース部14によって
形成されたコイルボビン14aの周囲に巻回されてい
る。
【0013】コア3の内径部3aとヨーク4の中心部4
aとは軸方向において空間ギャップ9を介して対向して
いる。ヨーク4の中心部4aの内壁と、コア3の内径部
3aの端面と、後述するプレート8とで囲まれた空間に
磁性材からなる可動子としてのムービングコア10が配
置されている。ムービングコア10の図1の左側に位置
する磁気吸引側の端部は磁気吸引側に向かって外径が小
さくなるようにテーパ部10aが形成されている。ムー
ビングコア10の中心部にはムービングコア10を軸方
向に貫通して穴部10bが形成され、また、ムービング
コア10の吸引方向側端面に凹溝41が形成されること
により、ムービングコア10の図1の右側に位置する空
間ギャップ13と、コア3の内径部3aとヨーク4の中
心部4aとの軸方向空間ギャップ9とが連通し、ムービ
ングコア10が磁気吸引側へ移動することが阻害されな
いようになっている。
aとは軸方向において空間ギャップ9を介して対向して
いる。ヨーク4の中心部4aの内壁と、コア3の内径部
3aの端面と、後述するプレート8とで囲まれた空間に
磁性材からなる可動子としてのムービングコア10が配
置されている。ムービングコア10の図1の左側に位置
する磁気吸引側の端部は磁気吸引側に向かって外径が小
さくなるようにテーパ部10aが形成されている。ムー
ビングコア10の中心部にはムービングコア10を軸方
向に貫通して穴部10bが形成され、また、ムービング
コア10の吸引方向側端面に凹溝41が形成されること
により、ムービングコア10の図1の右側に位置する空
間ギャップ13と、コア3の内径部3aとヨーク4の中
心部4aとの軸方向空間ギャップ9とが連通し、ムービ
ングコア10が磁気吸引側へ移動することが阻害されな
いようになっている。
【0014】ヨーク4の図1の右側に位置する後端に
は、ムービングコア10の反弁部側の可動範囲を規制す
る規制部としての非磁性材からなるプレート8が設けら
れている。図3に示すように、プレート8には、ヨーク
4の打ち出しによるかしめ固定によりヨーク4に接合す
るのための穴部8bが形成されている。穴部8bを廃止
し溶接等により固定することも可能である。またプレー
ト8は、図2および図4に示すように2箇所の突出部8
aを有しており、この突出部8aが折り曲げられること
で、コネクタ部6がプレート8に固定される。
は、ムービングコア10の反弁部側の可動範囲を規制す
る規制部としての非磁性材からなるプレート8が設けら
れている。図3に示すように、プレート8には、ヨーク
4の打ち出しによるかしめ固定によりヨーク4に接合す
るのための穴部8bが形成されている。穴部8bを廃止
し溶接等により固定することも可能である。またプレー
ト8は、図2および図4に示すように2箇所の突出部8
aを有しており、この突出部8aが折り曲げられること
で、コネクタ部6がプレート8に固定される。
【0015】コア3およびベース部14の内側には、コ
ア3の同軸上で往復動可能な非磁性材からなるシャフト
11が介装されている。シャフト11は、中実円柱形状
であって、摺動部31、円錐台部32、大径部33、円
錐台部34および小径部35からなる。摺動部31は、
外径が同一径で、クリアンスを介してコア3の内壁に遊
嵌合し、軸方向に往復移動することが可能である。円錐
台部32は、大径側の一端が摺動部31に接続し、小径
側の他端が大径部33に接続している。大径部33は、
一端が円錐台部32に接続し、他端が円錐台部34に接
続している。この円錐台部34は、後述するシート部材
16の弁座16bに当接可能である。小径部35は、一
端が円錐台部34に接続し、他端の端面35aが後述す
るボール部材15に当接可能である。
ア3の同軸上で往復動可能な非磁性材からなるシャフト
11が介装されている。シャフト11は、中実円柱形状
であって、摺動部31、円錐台部32、大径部33、円
錐台部34および小径部35からなる。摺動部31は、
外径が同一径で、クリアンスを介してコア3の内壁に遊
嵌合し、軸方向に往復移動することが可能である。円錐
台部32は、大径側の一端が摺動部31に接続し、小径
側の他端が大径部33に接続している。大径部33は、
一端が円錐台部32に接続し、他端が円錐台部34に接
続している。この円錐台部34は、後述するシート部材
16の弁座16bに当接可能である。小径部35は、一
端が円錐台部34に接続し、他端の端面35aが後述す
るボール部材15に当接可能である。
【0016】ベース部14は、反ソレノイド部側の端部
に入力ポート21が形成され、所定の壁面位置に出力ポ
ート22および排出ポート23が形成されている。ベー
ス部14は後述するシート部材16を覆っており、開口
部としての出力ポート22はシート部材16の連通孔2
5に連通している。
に入力ポート21が形成され、所定の壁面位置に出力ポ
ート22および排出ポート23が形成されている。ベー
ス部14は後述するシート部材16を覆っており、開口
部としての出力ポート22はシート部材16の連通孔2
5に連通している。
【0017】ベース部14内にモールド固定されるシー
ト部材16は、基本形が環状であって、作動流体を通過
させる通路を切り替えるための弁座16aおよび16b
と、流体通路としての連通孔25と、二面幅の突起26
とを有している。弁座16aはボール部材15が当接可
能であり、弁座16bは円錐台部34が当接可能であ
る。図1に示すように、ボール部材15が弁座16aに
着座し、円錐台部34が弁座16bから離座したとき、
連通孔25は出力ポート22および排出ポート23に連
通する。また、ボール部材15が弁座16aから離座
し、円錐台部34が弁座16bに着座したとき、連通孔
25は入力ポート21および出力ポート22に連通す
る。シート部材16の二面幅の突起26は、シート部材
16をベース部14にインサート成形するとき、出力ポ
ート22の位置合わせをすると共に成形後、シート部材
16の廻り止めをするためのものである。
ト部材16は、基本形が環状であって、作動流体を通過
させる通路を切り替えるための弁座16aおよび16b
と、流体通路としての連通孔25と、二面幅の突起26
とを有している。弁座16aはボール部材15が当接可
能であり、弁座16bは円錐台部34が当接可能であ
る。図1に示すように、ボール部材15が弁座16aに
着座し、円錐台部34が弁座16bから離座したとき、
連通孔25は出力ポート22および排出ポート23に連
通する。また、ボール部材15が弁座16aから離座
し、円錐台部34が弁座16bに着座したとき、連通孔
25は入力ポート21および出力ポート22に連通す
る。シート部材16の二面幅の突起26は、シート部材
16をベース部14にインサート成形するとき、出力ポ
ート22の位置合わせをすると共に成形後、シート部材
16の廻り止めをするためのものである。
【0018】ベース部14の反ソレノイド部側の自由端
内部には、ボール部材15、圧縮コイルスプリング17
およびフィルタを兼用したスプリング座24が収容され
ている。ボール部材15は、弁座16aおよびシャフト
11の小径部35の端面35aに当接可能である。圧縮
コイルスプリング17は、一方の端部がボール部材15
に当接し、他方の端部がスプリング座24に当接してい
るので、ボール部材15、シャフト11およびムービン
グコア10をソレノイド部1側、すなわち反磁気吸引側
に付勢している。ここで、シャフト11とボール部材1
5とは弁体を構成している。
内部には、ボール部材15、圧縮コイルスプリング17
およびフィルタを兼用したスプリング座24が収容され
ている。ボール部材15は、弁座16aおよびシャフト
11の小径部35の端面35aに当接可能である。圧縮
コイルスプリング17は、一方の端部がボール部材15
に当接し、他方の端部がスプリング座24に当接してい
るので、ボール部材15、シャフト11およびムービン
グコア10をソレノイド部1側、すなわち反磁気吸引側
に付勢している。ここで、シャフト11とボール部材1
5とは弁体を構成している。
【0019】図1は、コイル5に電流を供給していない
状態を示している。ボール部材15、シャフト11およ
びムービングコア10は、圧縮コイルスプリング17に
より図1の右方向に付勢されている。このとき、ボール
部材15が弁座16aに着座し、シャフト11の円錐台
部34が弁座16bから離座しているので、弁部2の出
力ポート22と排出ポート23間が連通し、入力ポート
21と出力ポート22および排出ポート23間が遮断さ
れる。
状態を示している。ボール部材15、シャフト11およ
びムービングコア10は、圧縮コイルスプリング17に
より図1の右方向に付勢されている。このとき、ボール
部材15が弁座16aに着座し、シャフト11の円錐台
部34が弁座16bから離座しているので、弁部2の出
力ポート22と排出ポート23間が連通し、入力ポート
21と出力ポート22および排出ポート23間が遮断さ
れる。
【0020】コイル5に電流を供給すると、コア3の内
径部3aとムービングコア10間で磁気吸引力が発生
し、ムービングコア10とシャフト11とボール部材1
5が圧縮コイルスプリング17の付勢力に抗し、図1に
示される状態から図1の左方向の磁気吸引側に移動す
る。このとき、ボール部材15が弁座16aから離座
し、シャフト11の円錐台部34が弁座16bに着座す
ると、入力ポート21と出力ポート22間が連通し、入
力ポート21および出力ポート22と排出ポート23間
が遮断される。
径部3aとムービングコア10間で磁気吸引力が発生
し、ムービングコア10とシャフト11とボール部材1
5が圧縮コイルスプリング17の付勢力に抗し、図1に
示される状態から図1の左方向の磁気吸引側に移動す
る。このとき、ボール部材15が弁座16aから離座
し、シャフト11の円錐台部34が弁座16bに着座す
ると、入力ポート21と出力ポート22間が連通し、入
力ポート21および出力ポート22と排出ポート23間
が遮断される。
【0021】次に、上記構成の電磁弁の組付手順につい
て説明する。 (1) コア3、シート部材16およびターミナル7を樹脂
成形型に取付け、樹脂モールド製のベース部14にイン
サート成形する。このとき、図5(B)に示すように、
シート部材16の二面幅の突起26を樹脂成形型のピン
50で挟むようにすることにより、ベース部14の出力
ポート22の連通孔25に対する位置合わせを正確に行
うことができる。また図5(A)に示すように、樹脂成
形型のピン50の断面積を比較的大きくすることで、ピ
ン強度が向上してインサート成形を容易に行うことがで
きる。
て説明する。 (1) コア3、シート部材16およびターミナル7を樹脂
成形型に取付け、樹脂モールド製のベース部14にイン
サート成形する。このとき、図5(B)に示すように、
シート部材16の二面幅の突起26を樹脂成形型のピン
50で挟むようにすることにより、ベース部14の出力
ポート22の連通孔25に対する位置合わせを正確に行
うことができる。また図5(A)に示すように、樹脂成
形型のピン50の断面積を比較的大きくすることで、ピ
ン強度が向上してインサート成形を容易に行うことがで
きる。
【0022】(2) ボール部材15、圧縮コイルスプリン
グ17およびスプリング座24をベース部14の入力ポ
ート21部に取付け、ベース部14の図1の左端面を熱
かしめ等の方法で加工し固定する。
グ17およびスプリング座24をベース部14の入力ポ
ート21部に取付け、ベース部14の図1の左端面を熱
かしめ等の方法で加工し固定する。
【0023】(3) ベース部14に形成されたコイルボビ
ン14aにコイル5を巻回した後、ベース部14にモー
ルド固定されたターミナル7、およびベース部14に圧
入固定されるターミナル12にコイル5の先端末をフュ
ージング固定する。
ン14aにコイル5を巻回した後、ベース部14にモー
ルド固定されたターミナル7、およびベース部14に圧
入固定されるターミナル12にコイル5の先端末をフュ
ージング固定する。
【0024】(4) コア3の内側にシャフト11を挿入す
る。 (5) プレート8の穴部8bを利用したヨーク4の打ち出
しによるかしめ固定あるいは溶接等により、プレート8
をヨーク4の後端に接合する。
る。 (5) プレート8の穴部8bを利用したヨーク4の打ち出
しによるかしめ固定あるいは溶接等により、プレート8
をヨーク4の後端に接合する。
【0025】(6) ヨーク4の中心部4aにムービングコ
ア10を挿入し、これをコイルボビン14aの内側に挿
入してヨーク4の前端をコア3側にかしめて固定する。 (7) ターミナル7を所定形状に曲げ加工する。
ア10を挿入し、これをコイルボビン14aの内側に挿
入してヨーク4の前端をコア3側にかしめて固定する。 (7) ターミナル7を所定形状に曲げ加工する。
【0026】(8) 図2に示すように、コネクタ部6をプ
レート8上に載置し、プレート8の2箇所の突出部8a
を外側あるいは内側に折り曲げることで、コネクタ部6
をプレート8に固定する。
レート8上に載置し、プレート8の2箇所の突出部8a
を外側あるいは内側に折り曲げることで、コネクタ部6
をプレート8に固定する。
【0027】上記の(1)〜(8)の手順で組付られた電磁弁
は、シート部材16の二面幅の突起26が成形後、シー
ト部材16の廻り止めを行うので、使用によるシート部
材16のベース部14に対する回転が防止される。さら
にプレート8は、ヨーク4の反弁部側端部に設けられて
おり、ムービングコア10の反弁部側の移動範囲を規制
しているので、ヨーク4の中心部4aの内壁とムービン
グコア10との隙間に非磁性材を介在させることなく、
ソレノイド部1の磁気吸引力を高めるとともに、ソレノ
イド部1内に異物が侵入することを防止している。
は、シート部材16の二面幅の突起26が成形後、シー
ト部材16の廻り止めを行うので、使用によるシート部
材16のベース部14に対する回転が防止される。さら
にプレート8は、ヨーク4の反弁部側端部に設けられて
おり、ムービングコア10の反弁部側の移動範囲を規制
しているので、ヨーク4の中心部4aの内壁とムービン
グコア10との隙間に非磁性材を介在させることなく、
ソレノイド部1の磁気吸引力を高めるとともに、ソレノ
イド部1内に異物が侵入することを防止している。
【0028】次に、作動について説明する。図1に示す
ようにソレノイド部1への通電が遮断された状態では、
圧縮コイルスプリング17の付勢力によりムービングコ
ア10、シャフト11およびボール部材15が図1の位
置にある。この位置で通電すると、ムービングコア10
は磁気駆動部の駆動力を受けてシャフト11を図1の左
方向に押す。すると、シャフト11は図1の左方向に移
動し、シャフト11の小径部35の端面35aが圧縮コ
イルスプリング17の付勢力に抗してボール部材15を
図1で左方向に押す。そして、ボール部材15が弁座1
6aから離座し、シャフト11の円錐台部34が弁座1
6bに着座すると、入力ポート21と出力ポート22間
が連通し、入力ポート21および出力ポート22と排出
ポート23間が遮断される。
ようにソレノイド部1への通電が遮断された状態では、
圧縮コイルスプリング17の付勢力によりムービングコ
ア10、シャフト11およびボール部材15が図1の位
置にある。この位置で通電すると、ムービングコア10
は磁気駆動部の駆動力を受けてシャフト11を図1の左
方向に押す。すると、シャフト11は図1の左方向に移
動し、シャフト11の小径部35の端面35aが圧縮コ
イルスプリング17の付勢力に抗してボール部材15を
図1で左方向に押す。そして、ボール部材15が弁座1
6aから離座し、シャフト11の円錐台部34が弁座1
6bに着座すると、入力ポート21と出力ポート22間
が連通し、入力ポート21および出力ポート22と排出
ポート23間が遮断される。
【0029】次に、図5に示す第1実施例のシート部材
16に二面幅の突起26に替えて穴部を形成した比較例
について、図7を用いて説明する。比較例においては、
図7(A)および(B)に示すように、シート部材11
6は、基本形が環状であって、2箇所の穴部126を有
している。組付時においては、シート部材116を樹脂
モールド製のベース部にインサート成形するとき、図7
(B)に示すように、シート部材116の穴部126に
樹脂成形型のピン150を挿入してベース部の開口部の
連通孔125に対する位置合わせを行う。このとき、図
7(A)に示すように、樹脂成形型のピン150の断面
積が第1実施例に比べて小さいため、ピン150が折れ
てインサート成形ができなくなる恐れがある。さらに、
平板状のベース部を成形した場合、使用によりシート部
材116がベース部に対して回転し、流体通路の開閉制
御ができなくなる恐れがある。
16に二面幅の突起26に替えて穴部を形成した比較例
について、図7を用いて説明する。比較例においては、
図7(A)および(B)に示すように、シート部材11
6は、基本形が環状であって、2箇所の穴部126を有
している。組付時においては、シート部材116を樹脂
モールド製のベース部にインサート成形するとき、図7
(B)に示すように、シート部材116の穴部126に
樹脂成形型のピン150を挿入してベース部の開口部の
連通孔125に対する位置合わせを行う。このとき、図
7(A)に示すように、樹脂成形型のピン150の断面
積が第1実施例に比べて小さいため、ピン150が折れ
てインサート成形ができなくなる恐れがある。さらに、
平板状のベース部を成形した場合、使用によりシート部
材116がベース部に対して回転し、流体通路の開閉制
御ができなくなる恐れがある。
【0030】一方、第1実施例においては、シート部材
16をベース部14にインサート成形するときの出力ポ
ート22の位置合わせを行うための二面幅の突起26が
シート部材16に形成されているので、二面幅の突起2
6を樹脂成形型のピン50で挟むことにより、シート部
材16をベース部14にインサート成形するとき、出力
ポート22との位置合わせを正確に行うことができる。
また、樹脂成形型のピン50の断面積を比較的大きくす
ることで、ピン強度が向上してインサート成形を容易に
行うことができる。さらに、二面幅の突起26は、成形
後、シート部材16の廻り止めをするので、使用による
シート部材16のベース部14に対する回転が簡単な構
成で防止される。したがって、インサート成形が容易と
なり、連通孔25の開閉制御の精度が確実に向上され
る。
16をベース部14にインサート成形するときの出力ポ
ート22の位置合わせを行うための二面幅の突起26が
シート部材16に形成されているので、二面幅の突起2
6を樹脂成形型のピン50で挟むことにより、シート部
材16をベース部14にインサート成形するとき、出力
ポート22との位置合わせを正確に行うことができる。
また、樹脂成形型のピン50の断面積を比較的大きくす
ることで、ピン強度が向上してインサート成形を容易に
行うことができる。さらに、二面幅の突起26は、成形
後、シート部材16の廻り止めをするので、使用による
シート部材16のベース部14に対する回転が簡単な構
成で防止される。したがって、インサート成形が容易と
なり、連通孔25の開閉制御の精度が確実に向上され
る。
【0031】さらに、第1実施例においては、プレート
8は、ヨーク4の反弁体側端部に設けられており、ムー
ビングコア10の反弁体側の可動範囲を規制しているの
で、ヨーク4の中心部4aの内壁とムービングコア10
との隙間に非磁性材を介在させることなく、ソレノイド
部1の磁気吸引力を高めるとともに、ソレノイド部1内
に異物が侵入することを防止することができる。
8は、ヨーク4の反弁体側端部に設けられており、ムー
ビングコア10の反弁体側の可動範囲を規制しているの
で、ヨーク4の中心部4aの内壁とムービングコア10
との隙間に非磁性材を介在させることなく、ソレノイド
部1の磁気吸引力を高めるとともに、ソレノイド部1内
に異物が侵入することを防止することができる。
【0032】以上説明した第1実施例では、常閉型の三
方弁に本発明の電磁弁を適用したが、常開型の三方弁に
本発明の電磁弁を適用することは可能であるし、また、
二方弁に本発明の電磁弁を適用することも可能である。
方弁に本発明の電磁弁を適用したが、常開型の三方弁に
本発明の電磁弁を適用することは可能であるし、また、
二方弁に本発明の電磁弁を適用することも可能である。
【0033】(第2実施例)本発明の第2実施例を図6
に示す。第2実施例においては、図5に示す第1実施例
のシート部材16に二面幅の突起26に替えて切欠き部
を形成したものである。
に示す。第2実施例においては、図5に示す第1実施例
のシート部材16に二面幅の突起26に替えて切欠き部
を形成したものである。
【0034】第2実施例においては、図6に示すよう
に、シート部材66は、基本形が環状であって、2箇所
の切欠き部76を有している。組付時においては、シー
ト部材66を樹脂モールド製のベース部にインサート成
形するとき、シート部材66の切欠き部76に樹脂成形
型のピン100を挿入してベース部の開口部の連通孔7
5に対する位置合わせを正確に行うことができる。さら
に、樹脂成形型のピン100の断面積を比較的大きくす
ることで、ピン強度が向上してインサート成形を容易に
行うことができる。さらにまた、切欠き部76が成形
後、シート部材66の廻り止めをするので、使用による
シート部材66のベース部14に対する回転が簡単な構
成で防止され、流体通路の開閉制御の精度が確実に向上
される。
に、シート部材66は、基本形が環状であって、2箇所
の切欠き部76を有している。組付時においては、シー
ト部材66を樹脂モールド製のベース部にインサート成
形するとき、シート部材66の切欠き部76に樹脂成形
型のピン100を挿入してベース部の開口部の連通孔7
5に対する位置合わせを正確に行うことができる。さら
に、樹脂成形型のピン100の断面積を比較的大きくす
ることで、ピン強度が向上してインサート成形を容易に
行うことができる。さらにまた、切欠き部76が成形
後、シート部材66の廻り止めをするので、使用による
シート部材66のベース部14に対する回転が簡単な構
成で防止され、流体通路の開閉制御の精度が確実に向上
される。
【0035】以上説明した本発明の複数の実施例におい
ては、シート部材をベース部にインサート成形すると
き、開口部の位置合わせをし、成形後、シート部材の廻
り止めをする廻り止め手段を備えているので、開口部の
位置合わせが容易になり、使用によるシート部材のベー
ス部に対する回転が防止される。したがって、インサー
ト成形が容易となり、流体通路の開閉制御の精度が向上
される。
ては、シート部材をベース部にインサート成形すると
き、開口部の位置合わせをし、成形後、シート部材の廻
り止めをする廻り止め手段を備えているので、開口部の
位置合わせが容易になり、使用によるシート部材のベー
ス部に対する回転が防止される。したがって、インサー
ト成形が容易となり、流体通路の開閉制御の精度が向上
される。
【図1】本発明の第1実施例による電磁弁を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】図1のII方向矢視部分図である。
【図3】本発明の第1実施例による電磁弁のプレートを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施例による電磁弁のプレートを
示す正面図である。
示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施例による電磁弁のシート部材
を示すものであって、(A)は平面図であり、(B)は
(A)のB−B線断面図である。
を示すものであって、(A)は平面図であり、(B)は
(A)のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第2実施例による電磁弁のシート部材
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図7】比較例による電磁弁のシート部材を示すもので
あって、(A)は平面図であり、(B)は(A)のB−
B線断面図である。
あって、(A)は平面図であり、(B)は(A)のB−
B線断面図である。
1 ソレノイド部 2 弁部 3 コア(磁気駆動部) 4 ヨーク(磁気駆動部) 5 コイル(磁気駆動部) 8 プレート(規制部材) 10 ムービングコア(可動子) 11 シャフト(弁体) 14 ベース部 15 ボール部材(弁体) 16 シート部材 16a、16b 弁座 17 圧縮コイルスプリング 21 入力ポート 22 出力ポート(開口部) 23 排出ポート 25 連通孔(流体通路) 26 二面幅の突起 66 シート部材 76 切欠き部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月20日(1999.10.
20)
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】コア3およびベース部14の内側には、コ
ア3の同軸上で往復動可能な非磁性材からなるシャフト
11が介装されている。シャフト11は、中実円柱形状
であって、摺動部31、円錐台部32、大径部33、円
錐台部34および小径部35からなる。摺動部31は、
外径が同一径で、クリアランスを介してコア3の内壁に
遊嵌合し、軸方向に往復移動することが可能である。円
錐台部32は、大径側の一端が摺動部31に接続し、小
径側の他端が大径部33に接続している。大径部33
は、一端が円錐台部32に接続し、他端が円錐台部34
に接続している。この円錐台部34は、後述するシート
部材16の弁座16bに当接可能である。小径部35
は、一端が円錐台部34に接続し、他端の端面35aが
後述するボール部材15に当接可能である。
ア3の同軸上で往復動可能な非磁性材からなるシャフト
11が介装されている。シャフト11は、中実円柱形状
であって、摺動部31、円錐台部32、大径部33、円
錐台部34および小径部35からなる。摺動部31は、
外径が同一径で、クリアランスを介してコア3の内壁に
遊嵌合し、軸方向に往復移動することが可能である。円
錐台部32は、大径側の一端が摺動部31に接続し、小
径側の他端が大径部33に接続している。大径部33
は、一端が円錐台部32に接続し、他端が円錐台部34
に接続している。この円錐台部34は、後述するシート
部材16の弁座16bに当接可能である。小径部35
は、一端が円錐台部34に接続し、他端の端面35aが
後述するボール部材15に当接可能である。
フロントページの続き Fターム(参考) 3H052 AA01 BA26 CB01 3H106 DA08 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC04 DC18 DD03 EE04 EE35 GB15 JJ03 JJ05
Claims (4)
- 【請求項1】 流体が通過可能な弁座および流体通路を
有するシート部材と、 前記弁座に当接することで前記流体通路を遮断可能な弁
体と、 前記シート部材を覆い、前記流体通路に連通する開口部
を有するベース部と、 前記ベース部の軸方向端部に固定され、通電により駆動
力を発生する磁気駆動部と、 前記磁気駆動部の駆動力を受けて前記弁体を所定方向に
押す可動子と、 前記シート部材を前記ベース部にインサート成形すると
き、前記開口部の位置合わせをすると共に成形後、前記
シート部材の廻り止めをする廻り止め手段と、 を備えることを特徴とする電磁弁。 - 【請求項2】 前記廻り止め手段は、前記シート部材に
形成される二面幅の突起を有することを特徴とする請求
項1記載の電磁弁。 - 【請求項3】 前記廻り止め手段は、前記シート部材に
形成される切欠き部を有することを特徴とする請求項1
記載の電磁制御弁。 - 【請求項4】 前記磁気駆動部の反弁体側端部に設けら
れ、前記可動子の反弁体側の可動範囲を規制する規制部
材を備えることを特徴とする請求項1、2または3記載
の電磁弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25885399A JP2001082625A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 電磁弁 |
US09/661,090 US6378840B1 (en) | 1999-09-13 | 2000-09-13 | Electromagnetic valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25885399A JP2001082625A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001082625A true JP2001082625A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17325955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25885399A Pending JP2001082625A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | 電磁弁 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6378840B1 (ja) |
JP (1) | JP2001082625A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002310327A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Hamanako Denso Co Ltd | ソレノイドバルブ |
JP2008111542A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-05-15 | Denso Corp | 電磁アクチュエータ |
WO2010041368A1 (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-15 | 三菱電機株式会社 | Egrバルブ装置 |
CN112728207A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-30 | 中国航发长春控制科技有限公司 | 一种两体式压装的活门座组件 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4613773B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-01-19 | 株式会社デンソー | バルブ装置 |
DE102012104456B3 (de) * | 2012-05-23 | 2013-05-29 | Pierburg Gmbh | Ventilvorrichtung für einen Hydraulikkreislauf sowie Ölpumpenregelanordnung |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4566486A (en) * | 1982-03-08 | 1986-01-28 | Taylor Julian S | Soft seat for safety valve |
US4540154A (en) * | 1982-06-28 | 1985-09-10 | Imperial Clevite Inc. | Solenoid valve |
US4783049A (en) * | 1986-03-24 | 1988-11-08 | Lectron Products, Inc. | Electrically operated automatic transmission controller assembly |
US4714237A (en) * | 1986-05-14 | 1987-12-22 | Whitey Co. | Soft seat for metering valve |
US5064169A (en) * | 1990-03-30 | 1991-11-12 | Keystone International Holdings Corp. | Shock absorbing means for flow control devices |
JP3671524B2 (ja) | 1996-07-18 | 2005-07-13 | 株式会社デンソー | 電磁弁 |
WO1999010671A1 (fr) * | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electrovanne |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25885399A patent/JP2001082625A/ja active Pending
-
2000
- 2000-09-13 US US09/661,090 patent/US6378840B1/en not_active Expired - Fee Related
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JP2008111542A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-05-15 | Denso Corp | 電磁アクチュエータ |
WO2010041368A1 (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-15 | 三菱電機株式会社 | Egrバルブ装置 |
JP4879355B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2012-02-22 | 三菱電機株式会社 | Egrバルブ装置 |
US8511290B2 (en) | 2008-10-09 | 2013-08-20 | Mitsubishi Electric Corporation | EGR valve device |
CN112728207A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-30 | 中国航发长春控制科技有限公司 | 一种两体式压装的活门座组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6378840B1 (en) | 2002-04-30 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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