JP4879355B2 - Egrバルブ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関において燃焼後の排気ガスの一部を吸気側へ導いて循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)バルブ装置に関するものである。
EGRバルブ装置は、例えば特許文献1に開示されているように、1つ以上の排気ガス流入口と1つ以上の排気ガス流出口を有し、それらの排気ガス流入口と排気ガス流出口に連続した排気ガス通路を形成しているバルブハウジングと、このバルブハウジングの内周面に配置されたバルブシートと、バルブハウジングに組み付けられたバルブシャフトと、このバルブシャフトに取り付けられ、バルブシャフトの一方向移動時にバルブシートに同時に当接するバルブとを備え、バルブシートに着座させているバルブを開弁させることで、排気ガス流出口から排出した排気ガスをエンジンに吸気させるようにして循環させるものである。EGRバルブ装置のバルブシート140は、例えば、図7に示すように、中央に穴を設けた略円盤状のステンレスなどからなる平板であり、その外周部とアルミニウムなどからなるハウジング110とを、インサート鋳造などにより一体的に取り付け固定されている。
このようなEGRバルブ装置において、排気ガス通路の温度は、エンジンの条件により低温においては約−40℃、高温においては約100℃から700℃にも達する場合があり、線膨張係数の異なる材料のインサート鋳造された部品に大きな隙間が生じる。例えば、低温=−40℃、高温=350℃の温度下に各1時間おく状態を1サイクルとして、これを100サイクル行うと、線膨張係数の異なる材料を用いたインサート部品には約100μmの大きな隙間s0が発生し、この隙間s0により、バルブシート140のガタつきが発生する。
特開2005−256803号公報
従来のEGRバルブ装置は、以上のように構成されており、排気ガス通路の温度の影響を受け、バルブシートの材料とハウジングの材料との線膨張係数の差によりガタつきが発生するという課題があった。
また、バルブシートのガタつきにより、バルブ閉弁時の排気ガス漏れが大きくなり、さらに、バルブシートが脱落するなどして破損してしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、バルブシートのガタつきを防止するとともに、排気ガス漏れやバルブシートの破損を防止するEGRバルブ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るEGRバルブ装置は、ハウジングと一体的にインサート鋳造されるバルブシートの外周部に軸対称又は均等に複数の凹部又は凸部を設けたものである。
この発明のEGRバルブ装置は、ハウジングと一体的に形成されるバルブシートの外周部に軸対称又は均等に複数の凹部又は凸部を設けたので、ハウジングとバルブシートの線膨張係数に差があり、熱履歴を受けても、両者間の隙間が小さい部分を形成することができ、バルブシートのガタつきを防止するとともに、排気ガス漏れやバルブシートの破損を防止することができる。
この発明の実施の形態1によるEGRバルブの一部を切り欠いた縦断面図である。 この発明の実施の形態1によるバルブシートの平面図(a)、A−A線断面図(b)、a部分の拡大図(c)である。 この発明の実施の形態1による他の例のバルブシートの平面図(a)、(b)である。 この発明の実施の形態2によるバルブシートの平面図(a)、B−B線断面図(b)、b部分の拡大図(c)である。 この発明の実施の形態3によるバルブシートの例を示す平面図(a)〜(d)である。 この発明の実施の形態3によるバルブシートの一例の平面図(a)、C−C線断面図(b)、c部分の拡大図(c)である。 従来のバルブシートの例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、EGRバルブ装置1の一部を切り欠いた縦断面図である。このEGRバルブ装置1のハウジング10は、1つの排気ガス流入口21及び2つの排気ガス流出口22,23を備えており、それらを繋ぐ排気ガス通路20において、流入口21から流出口22へ分岐する部分及び流入口21から流出口23へ分岐する部分にそれぞれバルブシート40がインサート鋳造により一体的に形成されて設けられている。このバルブシート40の詳細については後述する。
ハウジング10の中心軸上には軸受け50を介して支持軸60が軸線方向に摺動可能に取り付けられており、この支持軸60には、それぞれのバルブシート40に対応するようにバルブ30が取り付けられている。また、支持軸60の上部のホルダ61とハウジング10の間には、常時、バルブ30を閉弁方向に付勢するバネ(付勢部材)70が設けられている。
また、ハウジング10には、アクチュエータとしてのモータ80が装着されており、このモータ80のモータシャフト80aにより支持軸60を軸線方向に駆動させる。
EGRバルブ装置1は、以上のように構成されており、図示しないエンジン等の内燃機関が稼動すると、モータ80が駆動し、ロータ中心のねじ穴に螺合するモータシャフト80aがロータの回転によって支持軸60の軸線方向に移動する。そして、モータシャフト80aは支持軸60の上端部に当接して、該支持軸60をバネ70の付勢力に抗して軸線方向に移動させる。
支持軸60が移動すると、バルブ30とバルブシート40との間に開口通路を形成し、支持軸60の移動量により排気ガス通路20の開度が調節され排気ガス循環量を調整する。
ここで、バルブシート40について説明する。
図2(a)は、バルブシート40の平面図、(b)はA−A線断面図、(c)は(a)におけるa部分の拡大図である。
バルブシート40は、図2(a)に示すように、中央に穴の開いた円盤状平板の外周部に均等に12個の矩形状の凸部41を歯車状に形成したものであり、図2(b)に示すように、その凸部41はバルブシート40の外径を小さくする向きに折り曲げられている。例えば、図示のように凸部41がバルブシート面に対し略直交して折り曲げられている。
凸部41は、バルブシート40の外周部とともにハウジング10にインサート鋳造され、バルブシート40がハウジング10に一体的に成形される。
このEGRバルブ装置1に低温〜高温の熱履歴をかけたとき、バルブシート40のガタつきの程度はハウジング10とバルブシート40の線膨張係数の差が大きく、また外径が大きいほど発生しやすい。この熱履歴により、ハウジング10とバルブシート40の直径方向の隙間が大きくなるが、凸部41の周方向(幅方向)に発生する隙間は直径方向に比べて小さくなる。
例えば低温が−40℃、高温が350℃で各1時間の熱サイクルを100サイクルした場合であっても、図2(c)に示すようにアルミニウム製ハウジング10及びステンレス製バルブシート40の線膨張係数の差により、直径方向の隙間a1が大きくなるが、周方向の隙間a2は直径方向の隙間a1に比べてとても小さい。そして、均等に設けられた他の凸部41の隙間a1による移動可能な方向が異なるため、各凸部41の相乗効果によってバルブシート40は動くことが無く、バルブシート40の回り止めを行うとともにガタつきの発生を防止する。
なお、上記バルブシート40の外周部に12個の矩形状の凸部41を均等に配置したものを示したが、凸部41の個数は12個に限定されるものではなく、ガタつきを防止するために必要な個数が適宜決められるものである。
例えば、図3(a)は3個の矩形状の凸部41を設けたバルブシート40の平面図、図3(b)は4個の矩形状の凸部41を2個一組として軸対称に配置したバルブシート40の平面図である。
図3(a)のようにバブルシート40の外周部に矩形状の凸部41を均等に3個設けたものであっても、また、図3(b)のように矩形状の凸部41を2個一組として軸対称に4個配置したものであっても、図2のバルブシート40と同様にそれぞれの矩形状の凸部41とハウジング10との大きな隙間a1を有する方向が異なるため、バルブシート40を回り止めするとともに、ガタつきの発生を防止することができる。
以上のように、実施の形態1のEGRバルブ装置1によれば、バルブシート40の外周部に少なくとも3個以上の矩形状の凸部41を設けて、この凸部41を含むバルブシート40の外周部をハウジング10にインサート鋳造して一体的に構成しているので、バルブシート40のガタつきを防止し、その結果、排気ガス漏れやバルブシート40の破損を防止することができ、EGRバルブ装置1を長寿命化することができる。
なお、実施の形態1のバルブシート40に設けられた矩形状の凸部41が途中で折り曲げられている構成を示したが、凸部41を折り曲げないものであっても同様の効果を得ることができる。ただし、凸部41を折り曲げることで、EGRバルブ装置1の外径を小さくすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、バルブシート40の外周部に矩形状の凸部41を設ける構成を説明したが、実施の形態2は、図1における凸部41に換えて矩形状の凹部42を設ける構成について説明する。
図4(a)は、バルブシート40の平面図、図4(b)はB−B線断面図、図4(c)は図4(a)におけるb部分の拡大図である。
なお、図1から図3と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
バルブシート40は、図4(a),(b)に示すように、中央に穴の開いた円盤状平板の外周部に均等に4個の矩形状の凹部42を設けたものであり、この凹部42及びバルブシート40の外周部がハウジング10にインサート鋳造されることで、バルブシート40はハウジング10に一体的に成形される。
このように構成することで、図4(c)に示すように、アルミニウム製ハウジング10及びステンレス製バルブシート40の線膨張係数の差により、直径方向の隙間b1が大きくなるが、周方向の隙間b2は直径方向の隙間b1に比べてとても小さい。そして、均等に設けられた他の矩形状の凹部42の隙間b1による移動可能な方向が異なるため、各凹部42の相乗効果によってバルブシート40は動くことが無く、バルブシート40の回り止めを行うとともにガタつきの発生を防止する。
以上のように、実施の形態2のEGRバルブ装置1によれば、バルブシート40の外周部に4個の矩形状の凹部42を均等に設けて、凹部42を含む外周部をハウジング10にインサート鋳造して一体的に構成しているので、バルブシート40のガタつきを防止し、その結果、排気ガス漏れやバルブシート40の破損を防止することができ、EGRバルブ装置1を長寿命化することができる。
なお、実施の形態2のバルブシート40は、その外周部に均等に4個の凹部42を設ける構成であるとしたが、矩形状の凹部42の数は実施の形態1と同様に少なくとも3つ以上設けることで同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態1,2において、バルブシート40の外周部に少なくとも3個以上の矩形状の凸部41又は凹部42を設ける構成について説明したが、実施の形態3では、非矩形状の凸部41又は凹部42をバルブシート40の外周部に軸対称に設ける構成について説明する。
図5(a)〜(d)は、バルブシート40の外周部に設ける凸部又は凹部の形状の例を示す図であり、図6は、楔形凹部42aを採用したバルブシート40の(a)が平面図、(b)がC−C線断面図、(c)が(a)におけるc部分の拡大図である。
なお、図1から図4と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明は省略する。
バルブシート40は、図2に示す矩形状の凸部41に換えて、図5(a)に示すような楔形の幅が大きい方の一端が突出するように形成された非矩形状としての楔形凸部41a、又は、図5(b)に示すような非矩形状としての略円形凸部41bを備えている。
また、図4に示す凹部42に換えて、図5(c)に示すような楔形の幅が大きい方の一端が深さ方向になるように形成された非矩形状としての楔形凹部42a、又は、図5(d)に示すような非矩形状としての略円形凹部42bを備えている。
このように、上記非矩形状の凸部及び凹部41a、41b、42a、42bのいずれかが、バルブシート40外周部に軸対称に設けられている。
次に、具体例として図6に示すようにバルブシート40に非矩形状としての楔形凹部42aを設けた構成を用いて説明する。
バルブシート40の外周部には、図6(a),(b)に示すように楔形凹部42aが軸対称に形成されており、この楔形凹部42aには、例えばアルミニウム製のハウジング10のアルミニウムが充填されている。このハウジング10のアルミニウムとバルブシート40のステンレスとの線膨張係数の差により外形(直径方向)に隙間c1ができるが、バルブシート40の楔形凹部42aがテーパー状に形成されているため、幅(周方向)に形成される隙間c2は極めて小さい。
したがって、バルブシート40は、図6(c)に示すように隙間c2が極めて小さいため、周方向には動かないとともに、軸対称に設けた楔形凹部42aのテーパー面でハウジング10とほぼ密着することにより直径方向にも動かないように固定される。
以上のように、実施の形態3のバルブシート40の外周部に非矩形状の楔形状または略円形状の凸部または凹部41a、41b、42a、42bを軸対称に設けて、バルブシート40の外周部をインサート鋳造して、ハウジング10に一体的に構成しているので、バルブシート40のガタつきを防止する。その結果、排気ガス漏れや脱落等によるバルブシート40の破損を防止することができ、EGRバルブ装置1を長寿命化することができる。
なお、実施の形態3において、非矩形状の凸部又は凹部として楔形状、略円形状を示したが、この形状に限るものではなく、バルブシート40の外周部にテーパー面又は円弧面が形成される形状であれば同様の効果が得られる。
以上のように、この発明におけるEGRバルブ装置は、インサート鋳造によりハウジングに一体的に形成されるバルブシートの外周部に複数の凸部又は凹部を設けて構成されているので、凸部又は凹部がハウジングに埋め込まれることにより、バルブシートとハウジングとの線膨張係数の差により生じるバルブシートのガタつきを防止することができる。その結果、排気ガス漏れの防止や脱落等によるバルブシートの破損を防止することができ、EGRバルブ装置を長寿命化することができる。
なお、凹部42の幅は、鋳造時の湯流れを考慮すると3〜5mmが好ましい。この幅が3mm未満の場合は湯流れ不良により隙間が大きくなり、5mmより大きい場合は熱履歴による周方向の隙間b2、c2が大きくなるため、ガタ防止の効果が現れにくくなる。
また、ハウジングとバルブシートとの線膨張係数の差は約15×10−6/℃以内が好ましい。この線膨張係数の差が大き過ぎる場合、バルブシートとハウジングとの隙間が大きくなり、ガタ防止のための効果が現れにくくなる。
また、説明のために、各図における隙間の寸法は、実際の隙間より大きく示している。
この発明に係るEGRバルブ装置は、ハウジングとバルブシートの線膨張係数に差があり、熱履歴を受けても、両者間の隙間が小さい部分を形成することができ、バルブシートのガタツキを防止すると共に排気ガス漏れやバルブシートの破損を防止することができる。そのため、内燃機関において燃焼後の排気ガスの一部を吸気側へ導いて循環させるEGRバルブ装置等に用いるのに適している。

Claims (4)

  1. 内部に排気ガス通路を形成するハウジングと、
    前記ハウジング内に軸受けを介して摺動可能に支持される支持軸と、
    前記排気ガス通路を開閉するように前記支持軸に配置されるバルブと、
    前記支持軸を前記バルブが閉弁する方向に付勢する付勢部材と、
    前記ハウジングと一体的にインサート鋳造され、前記バルブが当接して前記排気ガス通路を閉弁するバルブシートと、
    前記支持軸を開弁する方向に駆動させるアクチュエータとを備え、
    インサート鋳造される前記バルブシートの外周部に軸対称又は均等に複数の凹部又は凸部を設けたことを特徴とするEGRバルブ装置。
  2. バルブシートの外周部に設けた凹部又は凸部は、矩形状又は非矩形状であることを特徴とする請求項1に記載のEGRバルブ装置。
  3. バルブシートの外周部に設けた凸部は、該バルブシートの外径が小さくなる向きに折り曲げられたことを特徴とする請求項1に記載のEGRバルブ装置。
  4. バルブシートの外周部に設けた凹部の幅寸法は、3mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のEGRバルブ装置。
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