JP2002187084A - 平部材移送装置及びその使用方法 - Google Patents

平部材移送装置及びその使用方法

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JP2002187084A
JP2002187084A JP2000386405A JP2000386405A JP2002187084A JP 2002187084 A JP2002187084 A JP 2002187084A JP 2000386405 A JP2000386405 A JP 2000386405A JP 2000386405 A JP2000386405 A JP 2000386405A JP 2002187084 A JP2002187084 A JP 2002187084A
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suction pad
flat
spring
suction
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JP2000386405A
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English (en)
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Noriyuki Kaneko
範行 金子
Hidekazu Murayama
英和 村山
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置で平部材の移送と位置決めを効率
良く行うことができる平部材移送装置及びその使用方法
を供する。 【解決手段】 真空圧を利用して少なくとも1つの吸着
パッド4に平部材を吸着する真空ユニット3と、吸着パ
ッド4と平行に吸着パッド4の吸着方向に伸縮可能な少
なくとも1本のバネ5,6と、真空ユニット3とバネ
5,6とを一体に支持して移動する移動手段2とを備
え、バネ5,6は、基端部を固定支持され、外力が加わ
らない状態で先端部が吸着パッド4の先端より突出して
いる平部材移送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平部材を移送する
装置及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】板金などの平板部材を移送するのに、あ
る場所に載置された平板部材を真空圧を利用して吸着パ
ッドが吸着して持ち上げプレス加工機などの所要位置ま
で移送する例がある。
【0003】真空圧を利用して平部材を吸着するので、
別途平部材を掴み上げるたり掬い上げたりする装置を必
要とせず装置を簡素化し作業を効率良く実行することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし移送した先で所
要位置に載置するとき、平部材を定位置に位置させ真空
ユニットの駆動を停止して吸着パッドを平部材から離す
が、その際に平部材が吸着パッドにくっついて若干浮い
てしまって、折角所要位置に平部材を載置したにもかか
わらず吸着パッドを離すときに位置がずれてしまうこと
がある。
【0005】そこで別途平部材の位置決め装置を移送先
に設けておく必要があり、そのため全体として装置が多
くなり、作業効率も良くない。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、簡単な装置で平部材の移送と
位置決めを効率良く行うことができる平部材移送装置及
びその使用方法を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本請求項1記載の発明は、真空圧を利
用して少なくとも1つの吸着パッドに平部材を吸着する
真空ユニットと、前記吸着パッドと平行に前記吸着パッ
ドの吸着方向に伸縮可能な少なくとも1本のバネと、前
記真空ユニットと前記バネとを一体に支持して移動する
移動手段とを備え、前記バネは、基端部を固定支持さ
れ、外力が加わらない状態で先端部が前記吸着パッドの
先端より突出している平部材移送装置とした。
【0008】吸着パッドとバネを平部材に当て、真空ユ
ニットにより吸着すると、バネが圧縮された状態で平部
材を吸着支持して簡単に移送することができ、移送先で
所要位置に平部材を位置させ吸着を停止すると、バネが
平部材を所要位置に押圧した状態となり、平部材をバネ
が押えた状態で吸着パッドを平部材から離すことがで
き、平部材にずれが生じることがなく別途装置を用いる
ことなく位置決めを確実に行える。したがって簡単な装
置で平部材の移送と位置決めを効率良く行うことができ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の平
部材移送装置において、1つの前記吸着パッドの両側に
1対の前記バネが配置されたことを特徴とする。1つの
吸着パッドとその両側に1対のバネを配する簡単な構造
で平部材の移送と位置決めを効率良く行うことができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、前記請求項1記載
の平部材移送装置の使用方法において、前記吸着パッド
と前記バネを平部材の平面に対向させ、前記吸着パッド
を両側の前記バネとともに平部材に押付け前記バネを圧
縮状態とし、真空ユニットを駆動して前記吸着パッドに
平部材を吸着し、移動手段により平部材を吸着パッドが
吸着したまま所要位置に移動して載置し、前記真空ユニ
ットの駆動を停止して平部材を吸着パッドから解放し前
記バネにより平部材を所要位置に押圧状態とし、前記吸
着パッドを平部材から離した後前記バネを平部材から離
すことを特徴とする平部材移送装置の使用方法である。
【0011】吸着パッドを両側のバネとともに平部材に
押付けバネを圧縮状態とし、真空ユニットを駆動して吸
着パッドに平部材を吸着することで、移動手段により平
部材を吸着パッドが吸着したまま所要位置に簡単に移動
して載置することができ、真空ユニットの駆動を停止し
て平部材を吸着パッドから解放しバネにより平部材を所
要位置に押圧した状態で平部材をずらすことなく吸着パ
ッドを平部材から確実に離すことができ、位置決めを効
率良く行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図3に基づき説明する。本実施の形態
に係る平部材移送装置1の要部を、図1に示す。
【0013】図示されない移動手段により移動される移
動基台2から筒状に下方へ延びた真空ユニット3が垂設
されており、真空ユニット3の下端は吸着パッド4が設
けられている。この真空ユニット3の両側にコイルスプ
リングからなる1対のバネ5,6が上端を移動基台2に
固定されて真空ユニット3に平行に垂設されている。
【0014】したがって吸着パッド4が吸着する上方向
に平行な上下方向にバネ5,6は伸縮自在であり、図1
に示すように吸着パッド4が平部材を吸着していないと
きは、バネ5,6の下端は吸着パッド4の下端面より下
方にLだけ長く突出している。
【0015】以上のような平部材移送装置1により平部
材である板金10をプレス機20に移送する場合の作業過程
を図2及び図3に従って説明する。床面15に積み重ねら
れた板金10を1枚ずつプレス機20の下型21に移送してプ
レス加工するものである。
【0016】まず移動基台2を積み重ねられた板金10の
真上に移動し、最も上にある板金10の上面に吸着パッド
4とバネ5,6を対向させる(図2参照)。次いで移
動基台2を真っ直ぐ下ろすと、バネ5,6がまず板金10
に接触して圧縮されていき、約Lだけ圧縮されたところ
で吸着パッド4が板金10に押圧する(図2参照)。
【0017】この状態で真空ユニット3を駆動して吸着
パッド4が板金10を吸引し吸着する(図2参照)。吸
着パッド4による吸着力は、バネ5,6によるバネ力よ
りかなり大きい。したがって移動基台2を上昇させる
と、吸着パッド4に吸着された板金10も一体に上昇する
(図2参照)。
【0018】この板金10を吸着支持した状態で移動基台
2を所要プレス機20まで移動し、プレス機20の下型21の
上方位置に停止し、下方へ下ろして下型21の上所定位置
に板金10を載せる(図3参照)。ここで真空ユニット
3の駆動を停止して吸着パッド4による板金10の吸着を
解除する(図3参照)。
【0019】するとバネ5,6のバネ力が板金10を下型
21に押え付けるようにして板金10を固定している。そし
て移動基台2を上昇させると、バネ5,6は板金10を押
え付けながら伸長し、吸着パッド4は板金10から離れる
(図3参照)。
【0020】板金10に密着していた吸着パッド4が板金
10から離れる際も、バネ5,6は板金10を押え付けて固
定しているので、板金10が位置ずれを起こすことがな
い。さらに移動基台2が上昇すると、バネ5,6が伸び
きって板金10から離れる(図3参照)。
【0021】バネ5,6が板金10から離れる際も板金10
を押圧していた力が徐々に抜けていって離れるので、板
金10が位置ずれを起こすことはない。したがってプレス
機20の下型21の上に板金10を精度良く位置決めして載置
することができる。
【0022】このように板金等をプレス機へ供給する過
程において上記平部材移送装置1を用いれば板金を所定
位置に精度良く載置することが容易かつ確実にできるた
め、プレス加工の自動化を可能とする。
【0023】また別途位置決め装置を必要としないの
で、全体として装置が簡素化され、作業効率も向上す
る。なお移送できるのは、板金に限らず上面が平坦な平
部材ならば可能である。また移送先もプレス機に限らず
種々のものが適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る平部材移送装置の
要部を示す図である。
【図2】板金をプレス機に移送する場合の作業過程を順
を追って示す説明図である。
【図3】図2の続きを示す説明図である。
【符号の説明】
1…平部材移送装置、2…移動基台、3…真空ユニッ
ト、4…吸着パッド、5,6…バネ、10…板金、15…床
面、20…プレス機、21…下型。
フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 DS01 FS01 GU01 NS09 3F061 AA01 CA01 DB04 DC01 3F343 FA10 FB17 FC01 GA01 GB01 GC04 GD04 JB02 JB18 JB24 KB04 KB05 LA04 LA14 LB04 LC11 LC13 LC16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空圧を利用して少なくとも1つの吸着
    パッドに平部材を吸着する真空ユニットと、 前記吸着パッドと平行に前記吸着パッドの吸着方向に伸
    縮可能な少なくとも1本のバネと、 前記真空ユニットと前記バネとを一体に支持して移動す
    る移動手段とを備え、 前記バネは、基端部を固定支持され、外力が加わらない
    状態で先端部が前記吸着パッドの先端より突出している
    ことを特徴とする平部材移送装置。
  2. 【請求項2】 1つの前記吸着パッドの両側に1対の前
    記バネが配置されたことを特徴とする請求項1記載の平
    部材移送装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の平部材移送装置の使
    用方法において、 前記吸着パッドと前記バネを平部材の平面に対向させ、 前記吸着パッドを両側の前記バネとともに平部材に押付
    け前記バネを圧縮状態とし、 真空ユニットを駆動して前記吸着パッドに平部材を吸着
    し、 移動手段により平部材を吸着パッドが吸着したまま所要
    位置に移動して載置し、 前記真空ユニットの駆動を停止して平部材を吸着パッド
    から解放し前記バネにより平部材を所要位置に押圧状態
    とし、 前記吸着パッドを平部材から離した後前記バネを平部材
    から離すことを特徴とする平部材移送装置の使用方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100343735C (zh) * 2006-01-24 2007-10-17 旭东机械(昆山)有限公司 取料装置
JP2016108144A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社 1枚ずつスタックされ、かつ帯電した樹脂フィルムの搬送方法及びその装置
KR20210025351A (ko) * 2019-08-27 2021-03-09 세메스 주식회사 반송 유닛

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