JPH0532331A - 板材分離装置 - Google Patents

板材分離装置

Info

Publication number
JPH0532331A
JPH0532331A JP21433291A JP21433291A JPH0532331A JP H0532331 A JPH0532331 A JP H0532331A JP 21433291 A JP21433291 A JP 21433291A JP 21433291 A JP21433291 A JP 21433291A JP H0532331 A JPH0532331 A JP H0532331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
plate
pad
holding
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21433291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Okaji
賢治 岡地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP21433291A priority Critical patent/JPH0532331A/ja
Publication of JPH0532331A publication Critical patent/JPH0532331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材を変形させることなく分離動作を行える
板材分離装置を提供する。 【構成】 板材分離装置30は、フレーム12と、フレ
ーム12に上下動可能に設けられ板材Wを吸着保持する
ための保持部13と、フレーム12の端部側において斜
め方向に昇降可能に設けられるとともに、板材W端部を
吸着保持し得る先端部27を有し、板材W端部を斜め上
方に持ち上げるためのシリンダ装置20とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材分離装置、特に、
板材が積載された板材積載部から板材を1枚ずつ分離し
て取り出すための板材分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばパンチプレス機等の板材加工機
を含む板材加工ラインでは、板材加工機に加工用板材を
搬入するための板材搬入装置として、ローダが設けられ
る。ローダは、一般に、加工用板材が積載された板材積
載部と板材加工機との間を移動可能な装置本体と、装置
本体下部に設けられ、板材を吸着保持し得る複数の保持
パッドとを備えている。
【0003】また、ローダには、一般に、板材積載部に
おいて最上位の板材とその下側の板材とが油等により密
着している場合に最上位の板材をその下側の板材から分
離して取り出すための板材分離装置が設けられる。板材
分離装置は、図5に示すように、前記保持パッドのうち
の板材W端部側の保持パッド30を上下動させるシリン
ダ等からなる昇降機構31から構成されている。
【0004】板材の搬入の際には、ローダの装置本体を
板材積載部上へ移動させ、保持パッド30,31を昇降
させて最上位の板材Wを吸着保持する。次に、昇降機構
31により板材W端部側の保持パッド30を上下方向に
振動させることにより、板材の分離動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
上述のように、保持パッドを上下に振動させて波打たせ
ることにより分離動作を行っている。このため、保持パ
ッド30と板材Wとの間で滑りが生じ、分離動作後、図
6に示すように、保持パッド30とその隣の保持パッド
31との間の板材部分が湾曲し、この湾曲状態のままで
板材Wが保持されてしまう場合がある。この結果、たと
えばパンチプレス機のワークホルダに板材W端部を挿入
できない等の不具合が生じる。
【0006】本発明の目的は、板材を変形させることな
く、板材の分離動作を行える板材分離装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板材分離装
置は、板材が積載された板材積載部から板材を1枚ずつ
分離して取り出すための装置である。本装置は、装置本
体と、保持部と、持ち上げ部とを備えている。
【0008】前記保持部は、装置本体に上下動可能に設
けられ、板材を吸着保持するためのものである。前記持
ち上げ部は、装置本体の端部側において斜め方向に昇降
可能に設けられるとともに、板材端部を吸着保持し得る
先端部を有し、板材端部を斜め上方に持ち上げるもので
ある。
【0009】
【作用】本発明に係る板材分離装置では、保持部を上下
動させることにより、板材積載部の板材が保持部により
吸着保持される。次に、装置本体の端部側に設けられた
持ち上げ部を駆動することにより、先端部に吸着保持さ
れた板材端部を斜め上方に持ち上げる。これにより、先
端部に吸着保持された板材がその下側の板材から分離さ
れる。
【0010】この場合には、持ち上げ部により板材端部
を斜め上方に持ち上げることにより板材の分離を行うの
で、板材を変形させることなく分離動作を行える。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例が採用された板材加
工ラインを示している。この板材加工ラインの一端に
は、板材加工機としてのパンチプレス機1が配置されて
いる。パンチプレス機1は板材に孔開け加工等を行う加
工機であり、板材を載置するためのワークテーブル(図
示せず)を有している。
【0012】パンチプレス機1の側方には、加工用板材
Wが積載された素材板材積載部2が設けられている。ま
た、パンチプレス機1及び素材板材積載部2の上方に
は、ガイドレール3が水平方向に架設されている。ガイ
ドレール3上には、本発明の一実施例が採用されたロー
ダ4が設けられている。
【0013】ローダ4は、図2に示すように、ガイドレ
ール3上を走行可能な装置本体10を有している。装置
本体10の下方には、リンク機構11を介してフレーム
12が連結されている。フレーム12は、図示しないシ
リンダ及びチェーン等から構成される昇降機構により昇
降可能となっている。フレーム12には、板材Wを吸着
保持するための複数の保持部13が設けられている。保
持部13は、上下方向に配置されフレーム12に固定さ
れたシリンダ14と、シリンダ14のピストンロッド1
4a先端に取り付けられ板材Wを吸着保持し得るパッド
15とから主として構成されている。ピストンロッド1
4a先端は、パッド15に形成された孔内に挿入されて
おり、パッド15はピストンロッド14aに沿って上下
方向に若干量移動し得るようになっている。また、シリ
ンダ14とパッド15との間においてピストンロッド1
4aの周囲には、パッド15を常時下方に付勢するため
のばね16が装着されている。なお、パッド15は、例
えば電磁マグネットから構成されている。
【0014】フレーム12の端部には、板材分離装置を
構成するシリンダ装置20が設けられている。シリンダ
装置20は、図3に示すように、水平方向に配置された
シリンダ21を有している。シリンダ21はフレーム1
2(図2)に固定されている。シリンダ21のピストン
ロッド21a先端にはジョイント22を介して下方に延
びる板材保持部23が設けられている。ジョイント22
は平面視コ字状の部材24を有している。コ字状部材2
4内には上下方向に配置されたロッド25の上端部が挿
入されている。ロッド25は、コ字状部材24及びロッ
ド25上端部を挿通するピン26によってコ字状部材2
4に取り付けられており、ロッド25はピン26の回り
を回動可能となっている。ロッド25はその下部に小径
部25aを有する部材であり、この小径部25a先端に
は板材Wを吸着保持し得るパッド27が取り付けられて
いる。パッド27は、保持部13(図2)のパッド15
と同様に上下方向に若干量移動し得るようになってお
り、その上方にはパッド27を常時下方に付勢するばね
28が装着されている。
【0015】次に、動作について説明する。パンチプレ
ス機1に板材Wを搬入する際には、ローダ4の装置本体
10を駆動してローダ4を素材板材積載部2上方へ移動
させる。次に、フレーム12を下降させるとともに、各
保持部13のシリンダ14を駆動してピストンロッド1
4aを突出させることにより、パッド15で板材Wを吸
着保持する(図2二点鎖線参照)。このとき、板材分離
装置20のパッド27も同様に板材W上に密着してい
る。板材Wの吸着保持後、フレーム12を上方に移動さ
せる。
【0016】次に、板材分離装置を駆動して板材の分離
動作を行う。いま、図3に示すように、シリンダ装置2
0のパッド27及び保持部13(図2)のパッド15に
よって2枚の板材W1 ,W2 が持ち上げられたとする。
この状態から、シリンダ21を駆動してピストンロッド
21aを縮退させる。すると、図4に示すように、ピス
トンロッド21aの縮退につれて、ロッド25が斜め状
態となりつつ上方へ移動する。これにより、パッド27
にその端部が吸着保持された板材W1 が斜め上方に持ち
上げられ、即ち板材W1 が板材W1 上の点を支点として
揺動し、板材W1 が板材W2 から分離される。なお、必
要であれば、ピストンロッド21aの伸長と縮退とを数
回繰り返すことにより、分離動作を行う。板材の分離
後、シリンダ21を駆動してピストンロッド21aを突
出させ、ロッド25を図3に示すような上下姿勢に戻
す。このようにして、板材の分離動作が終了する。
【0017】この場合には、シリンダ装置20の駆動に
より板材W1 端部を斜め上方に持ち上げることにより、
板材W1 を板材W2 から分離させるので、板材W1 を変
形させることなく分離動作を行える。
【0018】板材の分離動作終了後、ローダ4をパンチ
プレス機1上方へ移動させ、フレーム12及び各パッド
15,27を下降させることにより、パンチプレス機1
のワークテーブル上に板材Wが搬入される。
【0019】〔他の実施例〕前記実施例では、水平に配
置されたシリンダ21、ジョイント22及びロッド25
により板材分離装置を構成するシリンダ装置20が構成
されたものを示したが、本発明の適用はこれに限定され
ない。たとえば、シリンダ21を斜め方向(たとえば図
4のロッド25方向)に配置するとともに、そのピスト
ンロッド先端に回動自在にパッド27を設ける構成とし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る板材分離装置では、板材端
部を斜め上方に持ち上げる持ち上げ部が設けられるの
で、板材を変形させることなく板材の分離動作が行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用された板材加工ライン
の正面概略図
【図2】─前記実施例が採用されたローダの概略構成
図。
【図3】前記実施例の概略構成図。
【図4】前記実施例の動作を説明するための図。
【図5】従来装置の図4に相当する図。
【図6】従来装置の動作を説明するための図。
【符号の説明】
2 素材板材積載部 10 装置本体 20 シリンダ装置 21 シリンダ 22 ジョイント 25 ロッド 15,27 パッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】板材が積載された板材積載部から板材を1
    枚ずつ分離して取り出すための板材分離装置であって、 装置本体と、 前記装置本体に上下動可能に設けられた、板材を吸着保
    持するための保持部と、 前記装置本体の端部側において斜め方向に昇降可能に設
    けられるとともに、板材端部を吸着保持する先端部を有
    し、板材端部を斜め上方に持ち上げるための持ち上げ部
    と、を備えた板材分離装置。
JP21433291A 1991-07-30 1991-07-30 板材分離装置 Pending JPH0532331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21433291A JPH0532331A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 板材分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21433291A JPH0532331A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 板材分離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0532331A true JPH0532331A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16654005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21433291A Pending JPH0532331A (ja) 1991-07-30 1991-07-30 板材分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713849U (ja) * 1993-08-19 1995-03-10 株式会社アマダ 板材の分離装置
JPH07330179A (ja) * 1994-06-06 1995-12-19 Amada Co Ltd 一枚取り装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713849U (ja) * 1993-08-19 1995-03-10 株式会社アマダ 板材の分離装置
JPH07330179A (ja) * 1994-06-06 1995-12-19 Amada Co Ltd 一枚取り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0639519A1 (en) Plate material separating apparatus
JP6253750B1 (ja) ロボットハンド
JP2002128025A (ja) 平袋を使用する袋詰め包装機における開袋装置及び開袋方法
JP2001048350A (ja) ワークの移送ミス防止装置
JPH0532331A (ja) 板材分離装置
JP2004155607A (ja) ガラス板の位置決め方法および装置
JP2007090469A (ja) 部品搬送装置および部品搬送方法
JP2019085252A (ja) 製品取り出し装置,製品搬出装置,及び製品取り出し方法
JP3143160B2 (ja) 板材剥離装置
JP2003118859A (ja) 可撓性板状体の取出装置および取出方法
JP2532263Y2 (ja) 板材1枚取り装置
JP2658758B2 (ja) 板状体の吸着搬送装置及び搬送方法
JP2878469B2 (ja) ワーク搬出装置
JPH05200466A (ja) ミクロジョイントされた板材の一枚取装置
JP3829470B2 (ja) 板材搬送装置
JP2000229777A (ja) 板材の吊り上げ装置
JPH0432422A (ja) ワークの取出し移送装置
JPH05246565A (ja) シート切出搬送装置
JP2000126883A (ja) 板材加工機の原点セット装置
JP2000000624A (ja) ワーク搬送装置
JPS62259934A (ja) 薄板の2枚供給防止装置
KR100402947B1 (ko) 웨이퍼 프레임에 접착된 테이프제거기용 트랜스퍼
JP3397376B2 (ja) プレス間搬送装置
JP2832261B2 (ja) リードフレームの供給装置およびリードフレームの供給方法
JPH07109026A (ja) リードフレームの供給方法及びその装置