JP2000229777A - 板材の吊り上げ装置 - Google Patents

板材の吊り上げ装置

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JP2000229777A
JP2000229777A JP11031624A JP3162499A JP2000229777A JP 2000229777 A JP2000229777 A JP 2000229777A JP 11031624 A JP11031624 A JP 11031624A JP 3162499 A JP3162499 A JP 3162499A JP 2000229777 A JP2000229777 A JP 2000229777A
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JP
Japan
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suction
plate material
plate
lifted
lifting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11031624A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Otokura
堅 乙倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、積み重ねられた板材を一枚
毎に吊り上げることができる板材の吊り上げ装置を提供
するものである。 【解決手段】 積み重ねられた板材を吸着盤15a、1
5bを用いて板材を吊り上げる板材の吊り上げ装置10
であって、前記吊り上げ装置10は、複数の吸着盤15
a、15bを積み重ねられた板材の一面に当てて板材を
吸着する手段と、複数の吸着盤15a、15bが取り付
けられた枠材を上下に可動できる手段とからなり、前記
複数の吸着盤15a、15bの内少なくとも1個の吸着
盤15bは、単独で上下に可動でき、吸着盤15bの吸
着面の角度が変えられるようになされていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重ねられた板
材を吸着して板材を吊り上げる板材の吊り上げ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、窯業系、木質系ボード材の製造工
程において積み重ねられた板材を一枚毎移載する工程に
おいて、吸着盤を用いて吸着、持ち上げることにより運
搬するが、軽量な平板の場合には、吸着、保持して板材
を上昇させた時に次の板材が吸着した板材に付着して同
時に持ち上がり、ハイサイクルの運搬ができない、この
2枚取りを防止する方法としては、次の板材を確実に落
下させるために、吸着、上昇後に一時吊り上げ途中で停
止させ、バイブレーター等の振動を利用した振り落とす
方法や、上昇させる前に吸着させた吸着盤の1つを他の
吸着盤よりも先に上昇させ、板材の端から空気を入れる
方法や吸着盤を複数回上下させたり、全体の吸着盤の上
昇速度を遅くするなどが実施されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、積み重
ねられた板材を吸着盤で吊り上げる時に2枚目の板材が
付着して吊り上げできないといった問題があった。本発
明は、上記のこのような問題点に着眼してなされたもの
であり、その目的は、積み重ねられた板材を一枚毎に吊
り上げることができる板材の吊り上げ装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
板材の吊り上げ装置は、積み重ねられた板材を吸着盤を
用いて板材を吊り上げる板材の吊り上げ装置であって、
前記吊り上げ装置は、複数の吸着盤を積み重ねられた板
材の一面に当てて板材を吸着する手段と、複数の吸着盤
が取り付けられた枠材を上下に可動できる手段とからな
り、前記複数の吸着盤の内少なくとも1個の吸着盤は、
単独で上下に可動でき、吸着盤の吸着面の角度が変えら
れるようになされているものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の本発明の板材の吊り上げ装置に
おいては、前記吊り上げ装置は、複数の吸着盤を積み重
ねられた板材の一面に当てて板材を吸着する手段と、複
数の吸着盤が取り付けられた枠材を上下に可動できる手
段とからなり、複数の吸着盤の内少なくとも1個の吸着
盤は単独で上下に可動できるので、単独で上下に可動で
きる吸着盤を先に上昇させることによって、板材の端か
ら空気を取り入れることができ、板材を一枚毎に吊り上
げることができる。更に、単独で上下に可動できる吸着
盤の吸着面の角度が変えられるので、板材を吊り上げた
時に、吊り上げる板材と次の板材が並行にならずより確
実に空気を取り入れることができ、一枚毎の板材の吊り
上げができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の板材の吊り上げ
装置の構成を示す説明図、図2は、単独で上下に可動す
る吸着盤の一実施例を示す説明図、図3は、単独で上下
に可動する吸着盤の別の実施例を示す説明図である。
【0007】本発明の板材の吊り上げ装置は、積み重ね
られた板材を吸着して板材を吊り上げるようになされて
いる。前記吊り上げ装置は、複数の吸着盤を積み重ねら
れた板材の一面に当てて板材を吸着する手段と、複数の
吸着盤が取り付けられた枠材を上下に可動できる手段と
からなっている。複数の吸着盤の内少なくとも1個は単
独で上下に可動できる吸着盤が設けられ、単独で上下に
可動できる吸着盤の吸着面の角度が変えられるようにな
されている。
【0008】図1に示す様に、吊り上げ装置10は、フ
レーム13が枠組みされて形成されている。フレーム1
3には、吸着盤15a、15bを保持するアーム14が
取り付けられている。フレーム13は、スライドレール
12、12とエアーシリンダー11とが設けられてい
る。フレーム13は、エアーシリンダー11を駆動源と
してスライドレール12、12で上下に可動できるよう
になされている。フレーム13は、吸着盤15aが吸着
する位置に停止できるように、センサー(不図示)とそ
れを作動させるためのスライドバー(不図示)が設けら
れている。フレーム13は、1列当たり4〜6個の吸着
盤15a、15bを取付けられている。
【0009】吸着盤15a、15bは、中空な筒体から
なり筒体の一端は開口されて、開口された外周縁を板材
の接する一面に密着させ、他端から筒体の内部の空気を
吸引して吸着盤15a、15b内部を負圧にできるよう
になされている。又、吸着盤15a、15bはシャフト
14、17の外面にスプリング16が設けられている。
スプリング16を設けることにより、吸着の開始から負
圧により板材が吸着盤15a、15bに吸着するまでの
間吸着盤15a、15bを板材に押さえ付けるようにな
されている。吸着盤15a、15bの吸着力を確認する
為にバキュウームセンサー(不図示)を設けポンプ、配
管、吸着盤15a、15bの内部でできる空間の空気圧
を測定し規定圧力以上になったところで上昇動作に入る
ようになされている。
【0010】図2は、単独で上下に可動する吸着盤の一
実施例を示す説明図である。吸着盤15bが上昇により
外側に開く場合を示している。フレーム13にはシャフ
ト17、14で取り付けられている。シャフト14はシ
ャフト17の支点171で旋回できるようになされてい
る。吸着盤15bの上面には、吸着盤15bを保持する
シャフト14に固定した円盤19が設けられている。こ
の円盤19の周囲には外径5〜10ミリのボルト18が
取り付けられている。このボルト18は吸着盤15bの
上面に到達するまでの長さを有し、吸着盤15bの上昇
により吸着盤15bが平行な位置に戻ろうとするのを防
止するようになされている。このため吊り上げる板材
は、湾曲するようになされ、吊り上げる板材と次の板材
との間に空気の入る隙間が確実にできるようになる。
【0011】図3は、単独で上下に可動する吸着盤の別
の実施例を示す説明図である。吸着盤15bが真上に上
昇する場合を示している。フレーム13にはシャフト1
7、14で取り付けられている。シャフト14はシャフ
ト17の支点172、173で上昇できるようになされ
ている。円盤19の外周には、スプリング20が設けら
れている。予めスプリング20の力を利用し吸着盤15
bを板材の端の方向に開いた状態で保持し、吸着動作の
下降、吸着、上昇の加工時に吸着盤15bは、板材に押
しつけられて板材と平行な位置で吸着、上昇時は、スプ
リング20の力により板材端部を持ち上げる方向にな
る。このため吊り上げる板材は湾曲するようになされ、
吊り上げる板材の下の板材との間に空気の入る隙間が確
実にできるようになる。
【0012】上記のように、板材の吊り上げ装置10に
おいては、前記吊り上げ装置10は、複数の吸着盤15
a、15bを積み重ねられた板材の一面に当てて板材を
吸着する手段と、複数の吸着盤15a、15bが取り付
けられた枠材を上下に可動できる手段とからなり、複数
の吸着盤15a、15bの内少なくとも1個の吸着盤1
5bは単独で上下に可動できるので、単独で上下に可動
できる吸着盤15bを先に上昇させることによって、板
材の端から空気を取り入れることができ、板材を一枚毎
に吊り上げることができる。更に、単独で上下に可動で
きる吸着盤15bの吸着盤15bの板材との吸着面の角
度が変えられるので、板材を吊り上げた時に、吊り上げ
る板材と次の板材が並行にならずより確実に空気を取り
入れることができ、一枚毎の板材の吊り上げができる。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の板材の吊り上げ
装置においては、前記吊り上げ装置は、複数の吸着盤を
積み重ねられた板材の一面に当てて板材を吸着する手段
と、複数の吸着盤が取り付けられた枠材を上下に可動で
きる手段とからなり、複数の吸着盤の内少なくとも1個
の吸着盤は単独で上下に可動できるので、単独で上下に
可動できる吸着盤を先に上昇させることによって、板材
の端から空気を取り入れることができ、板材を一枚毎に
吊り上げることができる。更に、単独で上下に可動でき
る吸着盤の吸着面の角度が変えられるので、板材を吊り
上げた時に、吊り上げる板材と次の板材が並行にならず
より確実に空気を取り入れることができ、一枚毎の板材
の吊り上げができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板材の吊り上げ装置の構成を示す説明
図である。
【図2】単独で上下に可動する吸着盤の一実施例を示す
説明図である。
【図3】単独で上下に可動する吸着盤の別の実施例を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 吊り上げ装置 11 エアーシリンダー 12 スライドレール 13 フレーム 14 シャフト 15 吸着盤 16 スプリング 17 シャフト 171、172、173 支点 18 ボルト 19 円盤 20 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねられた板材を吸着盤を用いて板
    材を吊り上げる板材の吊り上げ装置であって、 前記吊り上げ装置は、複数の吸着盤を積み重ねられた板
    材の一面に当てて板材を吸着する手段と、 複数の吸着盤が取り付けられた枠材を上下に可動できる
    手段とからなり、 前記複数の吸着盤の内少なくとも1個の吸着盤は、単独
    で上下に可動でき、吸着盤の吸着面の角度が変えられる
    ようになされていることを特徴とする板材の吊り上げ装
    置。
JP11031624A 1999-02-09 1999-02-09 板材の吊り上げ装置 Pending JP2000229777A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103201201A (zh) * 2011-02-28 2013-07-10 信越工程株式会社 薄板状工件的粘附保持方法和薄板状工件的粘附保持装置以及制造系统
CN104003284A (zh) * 2014-06-11 2014-08-27 周国文 吊具与工件的定位机构
CN104003283A (zh) * 2014-06-11 2014-08-27 周国文 前后分块盖式工件吊具及其工件抓取机构
CN104016217A (zh) * 2014-06-11 2014-09-03 周国文 前后分块盖式工件吊具及其控制系统
CN106115454A (zh) * 2014-06-11 2016-11-16 周国文 一种适用于前后分块盖式工件的吊具
CN106115457A (zh) * 2014-06-11 2016-11-16 周国文 一种适用于倒置l形板材工件的吊具

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