JP2002187043A - 部品搬送システム - Google Patents

部品搬送システム

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JP2002187043A
JP2002187043A JP2000383899A JP2000383899A JP2002187043A JP 2002187043 A JP2002187043 A JP 2002187043A JP 2000383899 A JP2000383899 A JP 2000383899A JP 2000383899 A JP2000383899 A JP 2000383899A JP 2002187043 A JP2002187043 A JP 2002187043A
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Japan
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transport
component
transfer
time
unit
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Pending
Application number
JP2000383899A
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English (en)
Inventor
Takachika Sakachi
高周 坂地
Masami Onishi
昌見 大西
Takanori Kobayashi
貴紀 小林
Hirohisa Tanaka
博久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一台の配膳部から異なる搬送距離を有する複
数の成形機まで無駄なく部品を搬送させると共に、当該
部品搬送システムの占有面積を小さくすることにある。 【解決手段】 搬送ラインを奇数個若しくは偶数個の搬
送手段に分割し、奇数個に分割する場合には、2n個の
第1の搬送手段(搬送時間ta)を直列に接続し、1個
の第2の搬送手段(搬送時間ta´)を前記直列に接続
された第1の搬送手段の最も成形機側に接続する。ま
た、偶数個に分割する場合には、(2n−1)個の第1
の搬送手段を直列に接続し、1個の第2の搬送手段を前
記直列に接続された第1の搬送手段の最も配膳部側に接
続する。このとき、第2の搬送手段の搬送距離(搬送時
間ta´)を、第1の搬送手段の搬送距離(搬送時間t
a)よりも短くなるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品搬送システム
に関する。具体的に言うと、例えば、部品に加工を施す
製造ラインなどにおいて、ある場所に供給された部品を
部品搬送ラインを介して遠方に配置された加工装置など
に供給するための部品搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、部品に加工を施す場合、加工対
象である部品をある場所(「配膳部」と称する。)に集
中的に供給しておき、配膳部から離れた位置にある加工
機まで、シリンダ装置を利用した搬送ライン(「搬送
部」と称する。)によって部品を供給することが行われ
ている。
【0003】図25はこのような搬送手段を用いた部品
搬送システムにおけるタイムチャートである。以下の説
明において、加工機として部品を所定の形状や構造など
にする成形機を用いた例に基づいて説明する。また、加
工機には2つの金型が装備されており、異なるタイミン
グで独立して成形加工を行なえるようになっている。こ
の部品搬送システムにおいては、図25に示すようにま
ず、運転開始直後において、配膳部に供給された多数の
部品の中から一つ若しくは複数個の部品が取り出され
(同図(a))、配膳部からシリンダ装置の駆動により
搬送可能となった搬送ジグに積載される(同図
(b))。次に、シリンダ装置の駆動により、部品が積
載された搬送ジグが配膳部から成形機まで移送される
(同図(c))。そして、成形機側において移送された
搬送ジグから部品が取り出され(同図(d))、成形機
にある一方の金型1に挿入される(同図(e))。その
後、成形機によって所定の加工が部品に施され、加工済
部品として取り出し排出される。一方、部品が成形機に
排出され空になった(部品が積載されていない)搬送ジ
グは、次の加工サイクルまでの間に配膳部側に戻り(同
図(f))、再び次の部品を配膳部から取り出し成形機
側に搬送し、部品が第2の金型に供給される。このよう
な搬送サイクルを繰り返しながら、定常状態(図25の
第4サイクル以降)で部品の搬送・供給・加工が行われ
る。
【0004】しかし、このような搬送方法においては、
搬送ジグが往復運動をする間の時間、つまり配膳部にお
いて作業が行われないいわゆる待ち時間が発生する。従
って、この待ち時間を有効に利用するため、一の配膳部
に複数の搬送部を配置して、複数台の成形機に部品を搬
送可能にした部品搬送システムが提供されている。例え
ば、図26に示す部品搬送システムにおいては、一の配
膳部に3つの搬送部が備えられており、各搬送部には成
形機が一台ずつ配備されている。なお、各成形機におい
てはそれぞれ2つの金型が備えられているが、搬送ジグ
からの部品挿入だけに着目して説明する。
【0005】この搬送システムにおいては、成形品の取
り出しから成形品の排出完了までの所要時間は一定であ
り、また、搬送ジグから部品を取り出し、金型に挿入
し、成形加工するまでの所要時間も一定である。従っ
て、配膳部が3つの加工機に部品をそれぞれ供給する3
つの供給サイクルタイム、つまり、各加工機における1
加工サイクルが終わるようにすればよく、図25に示す
ように各加工機において成形品の排出が完了してから、
次の部品取出・挿入・成形までの間に、搬送ジグへの積
載・搬送ジグによる移送が行われればよいことになる。
この結果、配膳部における部品の取出・積載のサイクル
を図25に示す1供給サイクルタイムの1/3の所要時
間で駆動することによって、理論的には、図27に示す
ように3つの成形機に対して無駄なく部品の搬送及び部
品供給を行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は図26に示すように各成形機1,2,3は、配膳部か
らの距離が異なるように配置されている。このとき、各
搬送手段の移送速度は同じであって、遠方にある成形機
までの部品搬送時間が大きくなってしまい、図25に示
す許容時間内に部品の供給ができなくなる。この結果、
成形機における部品の取出・挿入・成形という成形サイ
クルの開始が遅延してしまう。一方、各成形機1,2,
3までの距離を等しくしようとすれば、成形機を扇形状
に配置する必要があり、設置面積が広がったり設置場所
に制約を受けることになる。
【0007】この問題を解決するためには、搬送部にお
ける搬送速度を向上させることが考えられるが、この方
法によれば、搬送ジグに積載された部品が転倒したり位
置ズレが発生し、成形機に適切に部品を供給することが
できない恐れがある。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであって、一台の配膳部から異なる搬送距離
を有する複数の成形機まで無駄なく部品を搬送させると
共に、当該部品搬送システムの占有面積を小さくするこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の部品搬送システ
ムは、部品積載部から遠方に位置する部品排出部に部品
搬送ラインを介して部品を搬送する部品搬送システムに
おいて、前記部品搬送ラインが、第1の移送手段と、当
該第1の移送手段と移送時間の異なる第2の移送手段並
びに前記第1の移送手段と第2の移送手段の間で部品を
移載する移載手段とから構成されたことを特徴としてい
る。
【0010】このとき、前記第1の移送手段若しくは第
2の移送手段が、偶数個直列に前記移載手段を介して配
置されると共に、残る第2の移送手段若しくは第1の移
送手段が1個、前記直列に配置された第1の移送手段若
しくは第2の移送手段の前記部品排出部側に移載手段を
介して配置するのがよい。
【0011】また、前記第1の移送手段若しくは第2の
移送手段が、奇数個直列に前記移載手段を介して配置さ
れると共に、残る第2の移送手段若しくは第1の移送手
段が1個、前記直列に配置された第1の移送手段若しく
は第2の移送手段の前記部品積載部側に移載手段を介し
て配置するのがよい。
【0012】これらの場合においては、前記部品排出部
側若しくは部品積載部側に配置された第1の移送手段若
しくは第2の移送手段における移送時間が、残る第2の
移送手段若しくは第1の移送手段における移送時間より
も短くなるようにするのがよい。
【0013】また、前記部品積載部側の第1の移送手段
若しくは第2の移送手段における移送時間を、残る第2
の移送手段若しくは第1の移送手段における移送時間と
等しくすることもできる。
【0014】さらに、これらの部品搬送システムにおい
ては、前記移載手段における部品移載時間を、部品積載
部における部品積載時間及び部品排出部における部品排
出時間よりも小さくするのが好ましい。
【0015】また、本発明の部品搬送システムは、部品
積載部から遠方に位置する複数の部品排出部にそれぞれ
独立した部品搬送ラインを備えるのが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る部品搬送システムの概略的構成図、図2は当該部品搬
送システムにおける分割された搬送ラインにおける動作
フロー図、図3は搬送ラインを分割にした場合のメリッ
トを示す説明図である。当該部品搬送システムにおいて
は、説明を簡単にするため、まず、2台の成形機、成形
機1及び成形機2が配置されている場合について示し、
配膳部から成形機2までの搬送距離が成形機1までの搬
送距離よりも長いが、両者の搬送距離の差は成形機1ま
での搬送距離が短いものとして説明する。
【0017】成形機2までの搬送ライン2は、成形機1
までの搬送ライン1(以下「搬送部A」と称する。)と
同じ搬送時間である第1の移送手段(以下「搬送部C」
と称する。)と残る第2の移送手段(以下「搬送部B」
と称する。)とに分割されており、搬送部Bが配膳部側
に配置されている。また、第1の移送手段と第2の移送
手段との間には、第2の移送手段から第1の移送手段に
部品を移載するための図示しない移載手段が設けられて
いる。また、搬送部Cが必要とする部品搬送時間をTa
(=搬送部Aが必要とする部品搬送時間)、搬送部Bが
必要とする部品搬送時間をTa´、配膳部において搬送
部Bに部品を積載するのに必要な積載時間をTin、搬送
された部品を成形機に供給するのに必要な取出時間をT
outとして説明する。
【0018】この部品搬送システムにおいて、図2に基
づき、搬送ライン2における搬送ジグの動作について説
明すると、搬送部Bにおいて、まず部品なしの搬送ジグ
が移載手段側から配膳部側に移送された後、配膳部側に
て部品が積載される。そして、搬送ジグが駆動されて移
載手段側に移動される。一方、搬送部Cは、まず部品あ
りの搬送ジグが移載手段側から成形機側に移送された
後、成形機側にて部品が供給される。そして、搬送ジグ
が駆動された移動手段側に移動される。このとき、搬送
部Bの搬送ジグが移載手段側にあり、また搬送部Cの搬
送ジグも移載手段側にあるため、移載手段によって搬送
部Bから搬送部Cへの部品の移載が無事に行なえること
になる。
【0019】係る場合において、成形機1側における1
サイクルタイムは、図1から分かるように(配膳部にお
ける積載時間Tin+部品あり搬送ジグの移送時間Ta+
成形機側における取出時間Tout+部品なし搬送ジグの
移送時間Ta)となる。また、成形機2側における1サ
イクルタイムは、同じく図1から分かるように搬送部B
における搬送サイクル、つまり(配膳部において搬送部
Bに部品を積載するのに必要な積載時間Tin+部品あり
搬送ジグの搬送時間Ta´+部品なし搬送ジグの搬送時
間Ta´)又は(成形機2における取出時間Tout+部品
あり搬送ジグの搬送時間Ta+部品なし搬送ジグの搬送
時間Ta)の長い方+部品の移載時間Texとなる。
【0020】この場合、搬送部Cにおける1サイクルタ
イムは、図3に示すように搬送部Aにおける1サイクル
タイムと同じ時間であり、搬送部Bにおける搬送距離
(時間)が搬送部Cよりも短いため、搬送部Bにおいて
は、搬送部Bから搬送部Cへの移載開始時刻まで、サイ
クルタイムを遅延させることができる。この結果、配膳
部において、搬送部Bへの積載の開始時間に余裕を持た
せることができる。
【0021】また、図3から分かるように、搬送ライン
2を分割しない場合に比べて、部品搬送に要する時間を
短縮させることができる。すなわち、搬送ライン1と同
じ搬送距離で、搬送ライン2を分割することによって、
搬送距離が長い搬送ライン2においても、搬送ライン1
と同じサイクルタイムで配膳部における部品の取出・積
載サイクルに一致させることができる。このことは、従
来技術で説明したように、理論的に各成形機までの移送
距離を等しくさせることができることを意味するもので
ある。
【0022】次に、図4に基づいて例えば3台の成形機
に部品を供給する場合について具体的に説明する。この
部品搬送システムは、図25に示すように、成形機1ま
での搬送ライン1、成形機2までの搬送ライン2、第3
の成形機までの搬送ライン3と順次長くなっており、第
3の成形機までの搬送ライン3が2つに分割されてい
る。
【0023】図4においては定常状態を示すものであっ
て、配膳部においては、部品が成形機1への積載、成形
機3への積載、成形機2への積載の順序で供給されてい
る。まず、搬送ライン1において、成形機1までの搬送
・供給が終わり、配膳部に搬送ジグが戻った状態で次の
部品が供給される状態で待機し、その後成形機1への部
品供給のために次の部品が積載される。この間、成形機
1においては、供給された部品が成形機1において所定
の加工、取出しが行われ、図示はしないが、取出しが完
了した段階で、再び搬送ジグによって新たな部品が供給
される。
【0024】次に搬送ライン2においては、既に搬送ジ
グに積載されていた部品が加工機2まで搬送され部品の
供給が行われ、空になった搬送ジグが再び配膳部に戻っ
た状態で、次の部品が積載されるまで待機し、その後次
の部品が積載される。一方、成形機2において加工済み
の部品の取出しが完了した段階で、成形機2には部品が
供給される。
【0025】さらに搬送ライン3においては、図2に示
したように、搬送部Bにおいては空の搬送ジグが配膳部
側に戻り、次の部品が積載されるまで待機し、その後部
品が積載され移載手段側へ搬送され、移載手段側におい
て待機する。一方、搬送部Cにおいては部品が移載され
た搬送ジグが加工機3まで搬送され、部品が成形機3に
供給され、再び空の搬送ジグが移載手段側へ搬送され
る。こうして移載手段によって、搬送部Bから搬送部C
に部品が移載される。そして、図示はしないが、再び搬
送部Bでは搬送ジグが配膳部側に戻ると共に搬送部Cで
は搬送ジグが加工機3側に移送され、加工機3へ部品が
供給される。このように、本発明においては、搬送ライ
ンを分割することによって、部品搬送時間を短縮させ、
3台の成形機に効率よく部品を供給することが可能にな
る。
【0026】次に本発明について一般化して説明する
と、上記したように搬送ラインを複数に分割する場合に
は、図5に示すように配膳部側に近い第1の搬送手段か
ら第2の搬送手段へ部品を移載させる必要がある。すな
わち、同図(a)で第1の搬送手段における搬送ジグに
積載された部品は移載手段側に移送される(同図
(b))。次いで同図(c)に示すように、第1の搬送
手段及び第2の搬送手段の各搬送ジグは共に移載手段側
に位置しなければならず、このとき、第1の搬送手段の
搬送ジグには2回目の部品が積載されており、第2の搬
送手段の搬送ジグは空でなければならない。そして、同
図(d)に示すように、第1の搬送手段から第2の搬送
手段へ部品が移載される。一方、空の搬送ジグは同図
(e)に示すように配膳部側に戻り、3回めの部品が積
載される。
【0027】すなわち、搬送ラインを分割した場合には
必ず連続する2本のシリンダが図5に示すように連動す
るため、接続本数が偶数(2n)本の場合と、接続本数
が奇数(2n+1)本の場合に分けて説明する。
【0028】まず、奇数本に分割した場合について説明
する。奇数本の場合には、図6に示すように、第1の搬
送手段とそれと搬送距離(搬送時間)が異なる第2の搬
送手段とから搬送ラインを構成するが、このとき第1の
搬送手段を2n個連続的に接続し、残る第2の搬送手段
を1個、加工機側に接続する。すなわち、同じ搬送距離
のものをnペア接続する場合である。このとき、配膳部
から第1の搬送手段へ部品を移載するのに必要な時間を
tin、第1の搬送手段における搬送時間(片道)をt
α、第2の搬送手段における搬送時間(片道)をtα
´、第2の搬送手段から部品を取り出すのに必要な時間
をtout、そして第1の搬送手段から第2の搬送手段へ
の移載時間をtexとする。
【0029】例えばn=1すなわちシリンダ本数が3
本、つまり、搬送ラインが搬送部A、搬送部B、搬送部
Cから構成される場合を考える。このときの初期状態を
図7に示すように、便宜上、搬送部Aでは部品が積載さ
れた搬送ジグが配膳部側にあり、搬送部B及び搬送部C
における搬送ジグは搬送部Bから搬送部Cへの移載手段
側にあるものとして説明する。また、搬送部Aの搬送ジ
グには部品が積載され、搬送部Bの搬送ジグには部品が
積載されておらず、搬送部Cの搬送ジグには部品が積載
された状態である。
【0030】このような状態から搬送サイクルがスター
トしたものとして、図8の動作フローに従って説明する
と、まず搬送部Aの部品が積載された搬送ジグが右へ搬
送されると共に搬送部Bの空の搬送ジグが左へ搬送され
る。そうして中継部Aで双方の搬送ジグがそろうと、部
品あり搬送ジグと部品なし搬送ジグとの間で部品が移載
される。次に、搬送部Aでは部品なし搬送ジグが左へ搬
送され、次の部品が積載される。また、搬送部Bでは部
品あり搬送ジグが右へ搬送される。一方搬送部Cでは、
部品あり搬送ジグが右へ搬送され、部品が加工機へ取り
出される。次に、部品なし搬送ジグが左へ搬送され、中
継部Bで双方の搬送ジグがそろうと、部品あり搬送ジグ
と部品なし搬送ジグとの間で部品が移載される。こうし
て、部品が一つ配膳部から加工機へ搬送されると1サイ
クルが完了される。
【0031】この動作フローをアローダイアグラムにす
ると図9に示されるようになり、各搬送部における搬送
ジグの位置を示すと図10に示される。つまり、図9に
示すa〜jは、図10に示す(a)〜(j)に対応する
ものである。ここで、両図(a)の状態から搬送部Aに
おいて、部品あり搬送ジグが右へ搬送され両図(b)の
状態で、搬送部Aと搬送部B双方の搬送ジグが中継部A
で揃うのを待機する。次いで、搬送部Bにおける部品な
し搬送ジグが左へ搬送され(両図(c))、一方、搬送
部Cでは、部品あり搬送ジグが右へ搬送され(両図
(d))、両図(f)に示すように加工機へ部品が取り
出される。一方、両図(e)に示すように搬送部Aと搬
送部B双方の搬送ジグが揃った段階で中継部Aにおいて
部品が移載される。その後、搬送部Aにおいては部品な
し搬送ジグが左へ搬送され(両図(g))、搬送部Bに
おいては部品あり搬送ジグが右へ搬送され(両図
(h))、中継部Bで搬送部Bの部品あり搬送ジグと中
継部Bで揃うのを待機する。また、搬送部Cでは両図
(i)に示すように部品なし搬送ジグが左へ搬送され、
搬送部Bと搬送部C双方のジグが揃った後に中継部Bで
部品が移載され(両図(j))、1サイクルを完了す
る。
【0032】これにそれぞれ各搬送部A、B、Cにおけ
る搬送時間を挿入して搬送時間を算出する。図11では
n=1(シリンダ数が3本)、つまり搬送ラインを3分
割した場合を示す。図11(a)は動作フローをアロー
ダイアグラムにそのまま表した図であって、配膳部側に
近い2つの搬送部Aと搬送部Bにおける両ジグが揃うた
めの待ち時間は無視できる。従って、1サイクルに必要
なアローダイアグラムは、図11(b)に示されるよう
になる。
【0033】また、図12はn=2(シリンダ数が5
本)、つまり搬送ラインを5つに分割した場合であっ
て、5つの搬送部から構成される。従って、動作フロー
をそのままアローダイヤグラムに表すと同図(a)に示
されるようになり、搬送ジグの交換が3箇所で行われる
ことになる。これも、図11と同様に配膳部に最も近い
中継部における2つのジグが揃うための待ち時間は無視
できる。従って、1サイクルに必要なアローダイアグラ
ムは、図12(b)に示されるようになる。
【0034】さらに、n≧3(シリンダ数が7、9・・
・2n+1本)、つまり搬送ラインを奇数に分割した場
合であって奇数の搬送部から構成されるが、これも同様
な理屈から図13に示すように、搬送ラインの配膳部に
最も近い中継部で必要とされる2つのジグが揃う待ち時
間は無視でき、中央に示すルート(tα+tex+ta+
tex)の部分が(n−2)回繰り返しで増えて行くこと
になる。
【0035】従って、搬送ラインを奇数本に分割した場
合には、1サイクルの所要時間は図14に示す時間で集
約されることになる。この結果、この所要時間で配膳部
において部品を各搬送ラインに供給することによって、
各搬送ラインにおいて無駄なく部品を搬送させることが
可能になる。
【0036】次に、偶数本に分割した場合について説明
する。偶数本の場合には、図15に示すように、第1の
搬送手段とそれと搬送距離(搬送時間)が異なる第2の
搬送手段とから搬送ラインを構成するが、このとき第1
の搬送手段を(2n−1)個連続的に接続し、残る第2
の搬送手段を1個、配膳部側に接続する。すなわち、同
じ搬送距離のものを(n−1)ペア接続する場合であ
る。このとき、配膳部から第1の搬送手段へ部品を移載
するのに必要な時間をtin、第1の搬送手段における搬
送時間(片道)をtα、第2の搬送手段における搬送時
間(片道)をtα´、第2の搬送手段から部品を取り出
すのに必要な時間をtout、そして第1の搬送手段から
第2の搬送手段への移載時間をtexとする。
【0037】例えばn=1すなわちシリンダ本数が2本
の場合には、第1の実施の形態で示したのと同様である
ので、ここではn=2すなわちシリンダ本数が4本、つ
まり、搬送ラインが搬送部A、搬送部B、搬送部C、搬
送部Dから構成される場合を考える。このときの初期状
態を図16に示すように、便宜上、搬送部A及び搬送部
Bでは双方の搬送ジグが中継部A側にあり、搬送部C及
び搬送部Cでは双方の搬送ジグが中継部C側にあるもの
として説明する。また、搬送部A及び搬送部Cの搬送ジ
グには部品が積載されておらず、搬送部B及び搬送部D
の搬送ジグにはそれぞれ部品が積載された状態である。
【0038】このような状態から搬送サイクルがスター
トしたものとして、図17の動作フローに従って説明す
ると、まず搬送部Aの部品が積載されていない搬送ジグ
が左へ搬送されると共に搬送部Bの部品が積載された搬
送ジグが右へ搬送される。搬送部Aでは次の部品が配膳
部から積載され、部品あり搬送ジグが右へ搬送される。
また、搬送部Cでは部品なしジグが左へ搬送され、中継
部Bで搬送部Bと搬送部Cの双方の搬送ジグが揃うと、
部品あり搬送ジグと部品なし搬送ジグとの間で部品が移
載される。部品が移載されると、搬送部Bでは部品なし
搬送ジグが左へ搬送される。また、搬送部Cでは部品あ
り搬送ジグが右へ搬送される。一方、搬送部Dでは部品
ありジグが右へ搬送されると、部品が加工機へ取り出さ
れる。次に、部品なし搬送ジグが左へ搬送され、中継部
Cで搬送部Cとの双方の搬送ジグがそろうと、部品あり
搬送ジグと部品なし搬送ジグとの間で部品が移載され
る。こうして、部品が一つ配膳部から加工機へ搬送され
ると1サイクルが完了される。
【0039】この動作フローをアローダイアグラムにす
ると図18に示されるようになり、各搬送部における搬
送ジグの位置を示すと図19に示される。つまり、図1
8に示すa〜mは、図19に示す(a)〜(m)に対応
するものである。ここで両図(a)の状態から搬送部A
において、部品なし搬送ジグが左へ搬送され(両図
(b))、搬送部Bにおける部品あり搬送ジグが右へ搬
送される(両図(c))。また、搬送部Cにおける部品
なし搬送ジグが左へ搬送され両図(d)の状態で、搬送
部Bと搬送部C双方のジグが中継部Bで揃うのを待機す
る。一方、搬送部Dでは、部品あり搬送ジグが右へ搬送
される(両図(e))。また、両図(f)に示すように
搬送部Aにおいては、配膳部から新たな部品が積載され
る。中継部Bでは搬送部Bと搬送部C双方の搬送ジグが
揃った段階で部品が移載される(両図(g))。そし
て、搬送部Dでは部品が両図(h)に示すように加工機
へ部品が取り出される。
【0040】次に搬送部Aにおいては、新たに部品が供
給された部品あり搬送ジグは右へ搬送され(両図
(i))、中継部Aで搬送部Aと搬送部B双方の搬送ジ
グが揃うのを待機する。また、両図(h)に示すように
搬送部Cでは部品あり搬送ジグが右へ搬送され、中継部
Cで搬送部Cと搬送部D双方の搬送ジグが揃うのを待機
する。そして、搬送部Dの部品なし搬送ジグが左へ搬送
され(両図(l))、搬送部C及び搬送部D双方の搬送
ジグが中継部Cで、また、搬送部A及び搬送部B双方の
搬送ジグが中継部Aで揃うのを待って、中継部A及び中
継部C双方でそれぞれ部品が移載され(両図(m))、
1サイクルを完了する。
【0041】これにそれぞれ各搬送部A、B、C及びD
における搬送時間を挿入して搬送時間を算出する。図2
0ではn=1(シリンダ数が2本)、つまり搬送ライン
を2分割した場合を示す。図20(a)は動作フローを
アローダイアグラムにそのまま表した図であって、1サ
イクルに必要なアローダイアグラムは、図20に示され
るようになる。
【0042】また、図21はn=2(シリンダ数が4
本)、つまり搬送ラインを4つに分割した場合であっ
て、4つの搬送部から構成される。従って、動作フロー
をそのままアローダイヤグラムに表すと同図(a)に示
されるようになり、搬送ジグの交換が3箇所で行われる
ことになる。これも、図20と同様に配膳部側に最も近
い中継部における2つのジグが揃うための待ち時間は無
視できる。従って、1サイクルに必要なアローダイアグ
ラムは、図21(b)に示されるようになる。
【0043】また、図22はn=3(シリンダ数が6
本)、つまり搬送ラインを6つに分割した場合であっ
て、6つの搬送部から構成される。従って、動作フロー
をそのままアローダイヤグラムに表すと同図(a)に示
されるようになり、搬送ジグの交換が5箇所で行われる
ことになる。これも、図20と同様に配膳部側に最も近
い中継部における2つのジグが揃うための待ち時間は無
視できる。従って、1サイクルに必要なアローダイアグ
ラムは、図22(b)に示されるようになる。
【0044】さらに、n≧4(シリンダ数が8・・・2
n本)、つまり搬送ラインを偶数に分割した場合であっ
て偶数の搬送部から構成されるが、これも同様な理屈か
ら図23に示すように、搬送ラインの配膳部に最も近い
中継部で必要とされる2つのジグが揃う待ち時間は無視
でき、中央に示すルート(tα+tex+ta+tex)の
部分が(n−3)回繰り返しで増えて行くことになる。
【0045】従って、搬送ラインを偶数本に分割した場
合には、1サイクルの所要時間は図24に示す時間で集
約されることになる。この結果、この所要時間で配膳部
において部品を各搬送ラインに供給することによって、
各搬送ラインにおいて無駄なく部品を搬送させることが
可能になる。
【0046】このように搬送ラインを分割することによ
って搬送サイクルを短くすることができるが、ここで、
搬送ジグの交換時間(tex)が短く、搬送ジグへの積載
所要時間(tin)と搬送ジグから加工機への取出所要時
間(tout)が等しい(tin=tout>tex)とし、第1
の搬送手段における所要時間(tα)が第2の搬送手段
における所要時間(tα´)が長い(tα≧tα´)と
するならば、1搬送サイクルの所要時間は、奇数に分割
した場合には(tα+tin+tα+tex)であり、偶数
に分割した場合には(tα+tout+tα+tex)とな
り、tin=toutであるため、奇数及び偶数のいずれに
分割したとしても、常に一定時間で搬送させることが可
能になる。
【0047】また、本発明においては、上記したように
第1の搬送手段における所要時間が第2の搬送手段にお
ける所要時間よりも必ずしも長いものでなくてもよく、
等しい場合であってもよい。
【0048】さらに、本発明においては、第1の搬送手
段、第2の搬送手段として、シリンダ機構によって搬送
ジグを往復運動させることを前提にして説明したが、当
該搬送手段としては、このようなものだけに限らず、例
えばアーム状のロボットを利用したものであってもよ
く、この場合には、移載手段にはロボットそのものが使
用でき、移送手段と移載手段とを兼ね備えたものを利用
できるのはいうまでもない。
【0049】なお、本発明の移載手段としては、単に第
1の搬送手段から第2の搬送手段に部品を移載させるも
のであって、移載手段に何等加工を施すものではない。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、部品積載部から遠方に
位置する部品排出部に部品を搬送する部品搬送ライン
が、第1の移送手段と、当該第1の移送手段と移送時間
の異なる第2の移送手段並びに前記第1の移送手段と第
2の移送手段の間で部品を移載する移載手段とから構成
され、部品搬送ラインが複数に分割されているので、結
果として、部品の搬送サイクル(搬送所要時間)を短縮
することができる。このため、特に複数の部品排出部を
備え、一つの部品積載部からこれらの部品排出部に、効
率よく部品を搬送供給させることができる。
【0051】また、各搬送ラインにおいては、部品の積
載と取出しが別の工程になるために、部品の積載、部品
の取出の時間調整に余裕を持たせることができる。
【0052】特に、前記移載手段における部品移載時間
が、部品積載部における部品積載時間及び部品排出部に
おける部品排出時間よりも小さい場合には、複数の部品
搬送ラインの距離が異なったとしても、同じ搬送サイク
ルで部品の搬送を可能にできる。
【0053】この分割として、例えば、奇数に分割する
場合には、前記第1の移送手段若しくは第2の移送手段
が、偶数個直列に前記移載手段を介して配置されると共
に、残る第2の移送手段若しくは第1の移送手段が1
個、前記直列に配置された第1の移送手段若しくは第2
の移送手段の前記部品排出部側に移載手段を介して配置
するのがよい。
【0054】また、偶数に分割する場合には、前記第1
の移送手段若しくは第2の移送手段が、奇数個直列に前
記移載手段を介して配置されると共に、残る第2の移送
手段若しくは第1の移送手段が1個、前記直列に配置さ
れた第1の移送手段若しくは第2の移送手段の前記部品
積載部側に移載手段を介して配置するのがよい。
【0055】これらの場合においては、前記部品排出部
側若しくは部品積載部側に配置された第1の移送手段若
しくは第2の移送手段における移送時間が、残る第2の
移送手段若しくは第1の移送手段における移送時間より
も短くなるようにすることで、最も効果的に搬送所要時
間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る部品搬送システム
の概略的構成図である。
【図2】同上の部品搬送システムにおける分割された搬
送ラインにおける動作フロー図である。
【図3】搬送ラインを分割にした場合のメリットを示す
説明図である。
【図4】3台の成形機を備えた部品搬送システムにおけ
るタイムチャートである。
【図5】搬送ラインを2分割にした場合の搬送手順を示
す説明図である。
【図6】奇数本に分割した搬送ラインの概略的構成図で
ある。
【図7】3本に分割した搬送ラインにおける搬送ジグの
初期状態を示す図である。
【図8】3本に分割した搬送ラインにおける動作フロー
図である。
【図9】図8に示す搬送ラインにおけるアローダイヤグ
ラムである。
【図10】図8に示す搬送ラインにおける搬送ジグの動
作を示す説明図である。
【図11】図8に示す搬送ラインにおける所要時間を示
す説明図であって、同図(a)は図9のアローダイヤグ
ラムにそのまま当てはめた場合を、同図(b)は同図
(a)を簡略化した場合を示す図である。
【図12】5本に分割した搬送ラインにおける所要時間
を示す説明図であって、同図(a)はアローダイヤグラ
ムにそのまま当てはめた場合を、同図(b)は同図
(a)を簡略化した場合を示す図である。
【図13】(2n+1)本の奇数本に分割した搬送ライ
ンにおける所要時間を示す説明図であって、アローダイ
ヤグラムにそのまま当てはめたものを簡略化した場合を
示す図である。
【図14】奇数本に分割した搬送ラインにおける1搬送
サイクルに必要な時間を示す図である。
【図15】偶数本に分割した搬送ラインの概略的構成図
である。
【図16】4本に分割した搬送ラインにおける搬送ジグ
の初期状態を示す図である。
【図17】4本に分割した搬送ラインにおける動作フロ
ー図である。
【図18】図17に示す搬送ラインにおけるアローダイ
ヤグラムである。
【図19】図17に示す搬送ラインにおける搬送ジグの
動作を示す説明図である。
【図20】2本に分割した搬送ラインにおける所要時間
を示す説明図であって、同図(a)はアローダイヤグラ
ムにそのまま当てはめた場合を、同図(b)は同図
(a)を簡略化した場合を示す図である。
【図21】4本に分割した搬送ラインにおける所要時間
を示す説明図であって、同図(a)は図18に示すアロ
ーダイヤグラムにそのまま当てはめた場合を、同図
(b)は同図(a)を簡略化した場合を示す図である。
【図22】6本の分割した搬送ラインにおける所要時間
を示す説明図であって、同図(a)はアローダイヤグラ
ムにそのまま当てはめた場合を、同図(b)は同図
(a)を簡略化した場合を示す図である。
【図23】2n本の偶数本に分割した搬送ラインにおけ
る所要時間を示す説明図であって、同図(a)はアロー
ダイヤグラムにそのまま当てはめたものを簡略化した場
合を示す図である。
【図24】偶数本に分割した搬送ラインにおける1搬送
サイクルに必要な時間を示す図である。
【図25】従来例である部品搬送システムにおけるタイ
ムチャートである。
【図26】成形機を3台備えた部品搬送システムの概略
的構成図である。
【図27】図26に示す部品搬送システムにおけるタイ
ムチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 貴紀 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田中 博久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3C030 AA08 AA11 AA15 AA19 DA01 DA08 DA13 DA23 DA24 DA28 DA33 3C033 BB00 PP02 PP20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品積載部から遠方に位置する部品排出
    部に部品搬送ラインを介して部品を搬送する部品搬送シ
    ステムにおいて、 前記部品搬送ラインが、第1の移送手段と、当該第1の
    移送手段と移送時間の異なる第2の移送手段並びに前記
    第1の移送手段と第2の移送手段の間で部品を移載する
    移載手段とから構成されたことを特徴とする部品搬送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の移送手段若しくは第2の移送
    手段が、偶数個直列に前記移載手段を介して配置される
    と共に、残る第2の移送手段若しくは第1の移送手段が
    1個、前記直列に配置された第1の移送手段若しくは第
    2の移送手段の前記部品排出部側に移載手段を介して配
    置されたことを特徴とする請求項1に記載の部品搬送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記部品排出部側の第1の移送手段若し
    くは第2の移送手段における移送時間が、残る第2の移
    送手段若しくは第1の移送手段における移送時間よりも
    短いことを特徴とする請求項2に記載の部品搬送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第1の移送手段若しくは第2の移送
    手段が、奇数個直列に前記移載手段を介して配置される
    と共に、残る第2の移送手段若しくは第1の移送手段が
    1個、前記直列に配置された第1の移送手段若しくは第
    2の移送手段の前記部品積載部側に移載手段を介して配
    置されたことを特徴とする請求項1に記載の部品搬送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記部品積載部側の第1の移送手段若し
    くは第2の移送手段における移送時間が、残る第2の移
    送手段若しくは第1の移送手段における移送時間よりも
    短いことを特徴とする請求項2に記載の部品搬送システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1の移送手段における移送時間
    が、前記第2の移送手段における移送時間と等しいこと
    を特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載の部
    品搬送システム。
  7. 【請求項7】 前記移載手段における部品移載時間が、
    部品積載部における部品積載時間及び部品排出部におけ
    る部品排出時間よりも小さいことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6のいずれかに記載の部品搬送
    システム。
  8. 【請求項8】 部品積載部から遠方に位置する複数の部
    品排出部にそれぞれ独立した部品搬送ラインが備えられ
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は
    7のいずれかに記載の部品搬送システム。
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