JP2007161386A - 自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】優先度の高い物品の移動、出庫、搬送を迅速に行なうことができ、無駄のない効率的な搬送ができる自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法を提供する。
【解決手段】自動倉庫搬送制御システムは、自動倉庫1、搬送装置2、自動倉庫1を制御する自動倉庫制御部3、搬送装置2を制御する搬送制御部4、自動倉庫制御部3および搬送制御部4を管理する出庫管理部5を基本ブロックとして備える。自動倉庫1は、実在しない仮想出庫口15を仮想的に備え、仮想出庫口15に対しても出庫順位および搬送指示を割り付けることにより出庫口14に到着していない物品に対しても搬送指示を割り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】自動倉庫搬送制御システムは、自動倉庫1、搬送装置2、自動倉庫1を制御する自動倉庫制御部3、搬送装置2を制御する搬送制御部4、自動倉庫制御部3および搬送制御部4を管理する出庫管理部5を基本ブロックとして備える。自動倉庫1は、実在しない仮想出庫口15を仮想的に備え、仮想出庫口15に対しても出庫順位および搬送指示を割り付けることにより出庫口14に到着していない物品に対しても搬送指示を割り付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動倉庫の棚に保管した物品を自動倉庫の出庫口へ移動し、自動倉庫の外に配置された複数の搬送車により順次搬送する自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法に関する。
自動倉庫の棚に保管した物品を自動倉庫の出庫口に移動し、自動倉庫の外に配置された複数の搬送車により順次搬送する自動倉庫搬送制御システム(自動倉庫搬送制御方法)が知られている。
従来の自動倉庫搬送制御システムの一例としての従来例1に係る自動倉庫搬送制御システムを図7ないし図9に基づいて説明する。
図7は、従来例1に係る自動倉庫搬送制御システムでの構成ブロックの概略を示すシステムブロック構成図である。図8は、図7で示した自動倉庫搬送制御システムの構成レイアウトを概念的に示すレイアウト概念図である。
従来例1の自動倉庫搬送制御システムは、自動倉庫101、搬送装置102、自動倉庫101を制御する自動倉庫制御部103、搬送装置102を制御する搬送制御部104、自動倉庫制御部103および搬送制御部104を管理する出庫管理部105を基本ブロックとして備える。
自動倉庫101は、多数の物品を収納する棚111、搬送装置102から物品を入庫する入庫口113、棚111から物品を取り出して出庫する出庫口114、および物品を棚111と入庫口113との間あるいは棚111と出庫口114との間で搬送して移動させるクレーン112を備えている。
搬送装置102は、物品を出庫口114で順次受け取って搬送する第1搬送車121、第2搬送車122、第3搬送車123(第1搬送車121、第2搬送車122、第3搬送車123を区別する必要がない場合には、単に搬送車120とすることがある。)を備え、第1搬送車121、第2搬送車122、第3搬送車123を搬送経路124に沿って一方向(搬送方向A)に周回走行させる。
搬送経路124には自動倉庫101の入庫口113および出庫口114に対応させて、自動倉庫101から出庫する物品を割り付けられた搬送車120が搬送制御部104からの搬送指示を受け取る通信点125が設けてある。
図9は、従来例1に係る自動倉庫搬送制御システムで、物品がクレーンにより出庫口へ搬送され、さらに出庫口から搬送車に受け渡される過程のタイミングを例示するタイミングチャートである。
横軸は時間t(経過時間t)を示し、縦軸はタイミングを例示する項目(クレーン112、出庫口114、第1搬送車121、第2搬送車122、第3搬送車123)を示している。
また、物品Aがクレーン112、出庫口114および搬送車121を占有するそれぞれの時間帯T11、T12およびT13と、物品Bがクレーン112、出庫口114および搬送車123を占有するそれぞれの時間帯T21、T22およびT23を示している。さらに、第1搬送車121、第2搬送車122、第3搬送車123のそれぞれに対応させて通信点125を通過する時刻t11、t12、t13を示している。
時刻t0で、自動倉庫制御部103から物品Aの出庫要求がなされたものとする。出庫要求を受けて物品Aはクレーン112によって、出庫口114に移動される。時刻t1で、物品Aは出庫口114に到着し、同時に物品Bの出庫要求がなされる。また、出庫口114には、時刻t2で第1搬送車121が到着し、引き続いて時刻t3で第2搬送車122が到着し、引き続いて時刻t4で第3搬送車123が到着するものとする。
第1搬送車121は、通信点125を通過するときに、搬送制御部104から出庫口114にある物品Aの搬送指示を割り付けられ、時刻t2で、出庫口114に到着すると物品Aを受け取り、搬送を開始する。
出庫口114が空くと、出庫要求がされている物品Bは、クレーン112によって、出庫口114に移動される。この搬送中に、第2搬送車122は、通信点125を通過するが、出庫口114には物品がないため搬送指示の割り付けはなく、時刻t3で出庫口114に到着しても、空の状態で通過する。
その後、物品Bは出庫口114に到着する。第3搬送車123は、通信点125を通過するときに、出庫口114にある物品Bの搬送指示を割り付けられ、時刻t4で、出庫口114に到着すると物品Bを受け取り、搬送を開始する。
上述したように従来例1の自動倉庫搬送制御システムでは、物品Bがクレーン112によって出庫口114へ移動中、時刻t3の直前で、第2搬送車122は通信点125を通過するが、物品Bは出庫口114に到着していない。したがって、出庫口114に到着した第2搬送車122は、空の状態で通過することとなる。
また、物品Bは出庫口114に到着した後、時刻t4で第3搬送車123によって搬送されるが、物品Bが出庫口114を占有する時間帯T22が長くなり、次の物品を移動させることができず、自動倉庫101の効率的な運用が妨げられることとなる。
従来例1の場合のように複数の出庫が要求された場合、各物品の出庫優先度に従って、各物品を出庫口114に移動させ、その後に、出庫口114上の物品の搬送指示を搬送車に割り付けて搬送している。
しかしながら、自動倉庫101、搬送装置102、出庫管理部105の連携が十分に行なわれていないことから、搬送車120が空の状態で出庫口114を通過することがあり、効率的な運用ができていなかった。
また、出庫要求する物品が多い場合の対策をした従来例2として、出庫優先度が高い物品を優先的に出庫するための手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、出庫優先度が高い物品であっても、出庫口に到着していなければ、搬送車への搬送指示が割り付けられず、次の搬送車が到着するまで出庫口を占有することになり、自動倉庫の効率的な運用が妨げられる点は改善されないままである。
特開2004−283994号公報(第6ページ、図2)
従来の自動倉庫搬送制御システムでは、自動倉庫、搬送装置、出庫管理部相互間の連携が不十分であり、自動倉庫の効率的な運用がなされていないという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、自動倉庫、搬送装置、出庫管理部相互間の連携が十分に行なえる構成とすることにより、保管している物品を自動倉庫の棚から出庫口に移動して搬送車によって搬送する場合に出庫優先度に応じて出庫の順位付けと搬送車への搬送指示とを確実に行ない、優先度の高い物品の移動、出庫、搬送を迅速に行なうことができ、無駄のない効率的な搬送ができる自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る自動倉庫搬送制御システムは、物品を保管する棚および物品を搬出する出庫口を有する自動倉庫と、前記棚と前記出庫口との間での物品の移動を制御する自動倉庫制御部と、前記自動倉庫の外に配置されて前記出庫口に移動された物品を搬送する複数の搬送車を制御する搬送制御部と、前記自動倉庫制御部および前記搬送制御部を管理する出庫管理部とを備える自動倉庫搬送制御システムであって、前記出庫口に対する物品の移動状態に基づいて物品に出庫順位を割り付ける出庫順位割付手段と、物品に割り付けられた前記出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を前記搬送車のそれぞれに対して割り付ける搬送指示割付手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、出庫要求された物品の出庫優先度に応じて、出庫順位の割り付けと搬送車への搬送指示の割り付けとを行なうことから、搬送の順位付けと搬送指示を確実に行なうことができ、出庫優先度に応じた物品の出庫が可能な無駄のない効率的な搬送が可能な自動倉庫搬送制御システムとなる。
また、本発明に係る自動倉庫搬送制御システムでは、前記出庫順位割付手段は、前記出庫口および仮想的に設けた仮想出庫口について物品の出庫順位を割り付ける構成としてあることを特徴とする。
この構成により、仮想出庫口の物品に対しても出庫順位を割り付けるので、現実の出庫口に物品がない場合には仮想出庫口にある物品に対して出庫順位を割り付けることができるから、各搬送車に対して物品の搬送指示を確実に割り付けることが可能となる。
また、本発明に係る自動倉庫搬送制御システムでは、前記搬送指示割付手段は、前記出庫口に物品があるときは、前記出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けしてから前記仮想出庫口にある物品の搬送指示を搬送車に割り付ける構成としてあることを特徴とする。
この構成により、出庫口にある物品を搬送してから仮想出庫口の物品を出庫口に移動して搬送することができるので、出庫口および搬送車を統括的かつ効率的に運用管理して確実な搬送を行なうことが可能となる。
また、本発明に係る自動倉庫搬送制御方法は、自動倉庫の棚に保管された物品を自動倉庫の出庫口に移動させた後、前記出庫口に移動された物品を前記自動倉庫の外に配置された複数の搬送車によって順次搬送する自動倉庫搬送制御方法であって、前記出庫口に対する物品の移動状態に基づいて物品に出庫順位を割り付けし、割り付けされた前記出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を前記搬送車のそれぞれに対して割り付けることを特徴とする。
この構成により、自動倉庫搬送制御システムと同様の作用を生じることができる。
また、本発明に係る自動倉庫搬送制御方法では、前記出庫順位の割り付けは、前記出庫口および想定した仮想出庫口について物品の出庫順位を割り付けることにより行なうことを特徴とする。
この構成により、自動倉庫搬送制御システムと同様の作用を生じることができる。
また、本発明に係る自動倉庫搬送制御方法では、前記搬送指示の割り付けは、前記出庫口に物品があるときは、前記出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けしてから前記仮想出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けることを特徴とする。
この構成により、自動倉庫搬送制御システムと同様の作用を生じることができる。
本発明に係る自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法によれば、出庫口に対する物品の移動状態に基づいて物品に出庫順位を割り付ける出庫順位割付手段と、物品に割り付けられた出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を搬送車のそれぞれに対して割り付ける搬送指示割付手段とを備えることから、出庫要求された物品の出庫優先度に応じて、出庫順位の割り付けと搬送車への搬送指示の割り付けとを行なうことができるので、搬送の順位付けと搬送指示を確実に行なうことができ無駄のない効率的な搬送が可能な自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法を実現するという効果を奏する。
つまり、出庫優先度が高い物品に対しては、出庫口に到着していなくても、搬送指示を搬送車に割り付けることができ、この構成により、出庫口および搬送車を効率的に使用することができ、優先度の高い物品の移動を速やかに行なうことができるという効果を奏する。
本発明に係る自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法によれば、出庫順位割付手段は、出庫口および仮想的に設けた仮想出庫口について物品の出庫順位を割り付ける構成としてあることから、現実の出庫口に物品がない場合には仮想出庫口にある物品に対して出庫順位を割り付けることができるので、各搬送車に対して物品の搬送指示を確実に割り付けることが可能となるという効果を奏する。
本発明に係る自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法によれば、搬送指示割付手段は、出庫口に物品があるときは、出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けしてから仮想出庫口にある物品の搬送指示を搬送車に割り付ける構成としてあることから、出庫口にある物品を搬送してから仮想出庫口の物品を出庫口に移動して搬送することができるので、出庫口および搬送車を統括的かつ効率的に運用管理して確実な搬送を行なうことが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システム(以下、搬送制御システムということもある。)および自動倉庫搬送制御方法(以下、搬送制御方法ということもある。)を図1ないし図6に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システムでの構成ブロックの概略を示すシステムブロック構成図である。図2は、図1で示した自動倉庫搬送制御システムの構成レイアウトを概念的に示すレイアウト概念図である。
本実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システムは、自動倉庫1、搬送装置2、自動倉庫1を制御する自動倉庫制御部3、搬送装置2を制御する搬送制御部4、自動倉庫制御部3および搬送制御部4を管理する出庫管理部5を基本ブロックとして備える。
自動倉庫1は、多数(および多種類)の物品を収納する棚11、搬送装置2から物品を入庫する入庫口13、棚11から物品を取り出して出庫する出庫口14、および物品を棚11と入庫口13との間あるいは棚11と出庫口14との間で搬送して移動させるクレーン12を備えている。
また、自動倉庫1は、実在しない仮想出庫口15を仮想的に備えている。仮想出庫口15の機能および制御については後述する。
搬送装置2は、物品を出庫口14で順次受け取って搬送する第1搬送車21、第2搬送車22、第3搬送車23(第1搬送車21、第2搬送車22、第3搬送車23を区別する必要がない場合には、単に搬送車20とすることがある。)を備え、第1搬送車21、第2搬送車22、第3搬送車23を搬送経路24に沿って一方向(搬送方向A)に周回走行させる。
搬送経路24には自動倉庫1の入庫口13および出庫口14に対応させて、自動倉庫1から出庫する物品を割り付けられた搬送車20が搬送制御部4からの搬送指示を受け取る通信点25が設けてある。
自動倉庫制御部3は、自動倉庫1を制御管理する構成としてあり、棚11、入庫口13、出庫口14、仮想出庫口15の状況を把握し、また、クレーン12に対して物品の移動を指示することにより物品の移動を可能としてある。
搬送制御部4は、搬送装置2を制御管理する構成としてあり、第1搬送車21、第2搬送車22、第3搬送車23の状態や位置を把握し、搬送車20の走行(搬送車20による物品の搬送)を制御する。また、搬送制御部4は、自動倉庫1から出庫する物品の割り付け(物品の搬送指示)を、通信点25を経由して各搬送車20に対して行なう構成としてある。
出庫管理部5は、自動倉庫制御部3および搬送制御部4を統括して制御する構成としてある。
図3は、本発明の実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システムで、物品がクレーンにより出庫口へ搬送され、さらに出庫口から搬送車に受け渡される過程のタイミングを例示するタイミングチャートである。
横軸は時間t(経過時間t)を示し、縦軸はタイミングを例示する項目(仮想出庫口15、クレーン12、出庫口14、第1搬送車21、第2搬送車22、第3搬送車23)を示している。
また、物品Aがクレーン12、出庫口14および搬送車21を占有するそれぞれの時間帯T11、T12およびT13と、物品Bがクレーン12、出庫口14、搬送車22および仮想出庫口15を占有するそれぞれの時間帯T21、T22、T23およびT24を示している。さらに、第1搬送車21、第2搬送車22、第3搬送車23のそれぞれに対応させて通信点25を通過する時刻t11、t12、t13を示している。
時刻t0で、自動倉庫制御部3から物品Aの出庫要求がなされたものとする。出庫要求を受けて物品Aはクレーン12によって、出庫口14に移動される。時刻t1で、物品Aは出庫口14に到着し、同時に物品Bの出庫要求がなされる。また、出庫口14には、時刻t2で第1搬送車21が到着し、引き続いて時刻t3で第2搬送車22が到着し、引き続いて時刻t4で第3搬送車23が到着するものとする。
第1搬送車21は、通信点25を通過するときに、搬送制御部4から出庫口14にある物品Aの搬送指示を割り付けられ、時刻t2で、出庫口14に到着すると物品Aを受け取り、搬送を開始する。
時刻t2で、出庫口14が空くと、出庫要求がされている物品Bは、クレーン12によって出庫口14に移動される。この搬送中に、第2搬送車22は、通信点25を通過する。このとき、出庫口14には物品Bは存在しないが、仮想出庫口15に物品が仮想的に配置してあることから、搬送制御部4は第2搬送車22に次の搬送対象としての物品Bの搬送指示を割り付ける。
時刻t3で、第2搬送車22は出庫口14に到着する。出庫口14には物品Bは存在しないが、第2搬送車22には物品Bの搬送指示が割り付けてあることから、第2搬送車22は物品Bが出庫口14に到着するのを待つ(待機する)こととなる。
時刻t3の後少しして、物品Bが出庫口14に到着する。待機していた第2搬送車22は、出庫口14から物品Bを受け取り、搬送を開始する。
したがって、出庫要求が出された例えば物品A、Bのように物品が複数重複する場合でも、後に出庫要求された物品Bを仮想出庫口15に仮想的に配置することにより、出庫口14が空く前であっても仮想出庫口15に物品Bを予め配置して搬送指示を搬送車20に対して予め割り付けることができるから、効率的な搬送が可能となり、自動倉庫1を効率的に運用することができる。
つまり、出庫口14に物品Bが存在しなくても、仮想出庫口15に配置された物品Bの搬送指示を第2搬送車22に割り付けできるから、従来例と異なり第2搬送車22が空の状態で出庫口14を通過するようなことは発生せず、出庫優先度の高い物品(例えばB)を優先的かつ効率的に搬送することが可能となる。
図4ないし図6により、図3に示した自動倉庫搬送制御システムでのタイミングチャートを実現する制御手順のフロー(自動倉庫搬送制御方法)を説明する。
図4は、本実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システム(自動倉庫搬送制御方法)での出庫順位を割り付ける処理ステップを説明するフローチャートである。
ここでは、出庫要求から出庫順位の割り付けまでの処理ステップ(自動倉庫搬送制御方法)を図3のタイミングチャートと適宜関連付けて説明する。なお、この処理ステップは主に出庫管理部5により制御される。
ステップS101:
図3で示した時刻t1の状態として説明する。出庫管理部5は、例えば物品B(例えば出庫優先度1)に対する出庫要求を自動倉庫制御部3に対して行なう。なお、出庫優先度は、値の小さい方が優先度は高いものとする。
図3で示した時刻t1の状態として説明する。出庫管理部5は、例えば物品B(例えば出庫優先度1)に対する出庫要求を自動倉庫制御部3に対して行なう。なお、出庫優先度は、値の小さい方が優先度は高いものとする。
ステップS102:
次に、物品Bの出庫要求以前に他の物品(例えば物品A(例えば出庫優先度3))の出庫要求があるか否かを判定する。物品Bの出庫要求以前に、物品Aの出庫要求がある場合(ステップS102:YES)は、ステップS103へ進む。また、物品Bの出庫要求以前に、物品Aの出庫要求がない場合(ステップS102:NO)は、ステップS104へ進む。
次に、物品Bの出庫要求以前に他の物品(例えば物品A(例えば出庫優先度3))の出庫要求があるか否かを判定する。物品Bの出庫要求以前に、物品Aの出庫要求がある場合(ステップS102:YES)は、ステップS103へ進む。また、物品Bの出庫要求以前に、物品Aの出庫要求がない場合(ステップS102:NO)は、ステップS104へ進む。
ステップS103:
出庫要求されている物品A(出庫優先度3)に対する出庫優先度を比較する。出庫優先度が物品Aより低い場合(ステップS103:NO)は、ステップS105へ進む。また、出庫優先度が物品Aより高い場合(ステップS103:YES)は、ステップS106へ進む。
出庫要求されている物品A(出庫優先度3)に対する出庫優先度を比較する。出庫優先度が物品Aより低い場合(ステップS103:NO)は、ステップS105へ進む。また、出庫優先度が物品Aより高い場合(ステップS103:YES)は、ステップS106へ進む。
ステップS104:
この場合は、物品Bを出庫順位の1番目に割り付ける。なお、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
この場合は、物品Bを出庫順位の1番目に割り付ける。なお、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
ステップS105:
この場合は、物品Bを出庫順位の最後に割り付ける。なお、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
この場合は、物品Bを出庫順位の最後に割り付ける。なお、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
ステップS106:
他の物品である物品Aが「出庫口14にあるもしくは移動中か」否かを判定する。物品Aの出庫優先度より物品Bの出庫優先度が高いので、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当する。
他の物品である物品Aが「出庫口14にあるもしくは移動中か」否かを判定する。物品Aの出庫優先度より物品Bの出庫優先度が高いので、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当する。
肯定できる状態の場合(ステップS106:YES)は、ステップS107へ進む。肯定できない状態の場合(ステップS106:NO)は、ステップS111へ進む。
ステップS107:
仮想出庫口15に他の物品があるか否かを判定する。他の物品がある場合(ステップS107:YES)はステップS108へ進む。他の物品がない場合(ステップS107:NO)はステップS109へ進む。
仮想出庫口15に他の物品があるか否かを判定する。他の物品がある場合(ステップS107:YES)はステップS108へ進む。他の物品がない場合(ステップS107:NO)はステップS109へ進む。
ステップS108:
この場合は、仮想出庫口15の他の物品が出庫口14へ移動するまで待つ。他の物品が出庫口14へ移動したら、ステップS109へ進む。このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
この場合は、仮想出庫口15の他の物品が出庫口14へ移動するまで待つ。他の物品が出庫口14へ移動したら、ステップS109へ進む。このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
ステップS109:
仮想出庫口15に物品Bを割り付けてステップS110へ進む。このステップは、時刻t1での図3のタイミングチャートの場合に該当する。
仮想出庫口15に物品Bを割り付けてステップS110へ進む。このステップは、時刻t1での図3のタイミングチャートの場合に該当する。
ステップS110:
物品Bを物品Aの次の出庫対象として出庫順位の2番目に割り付けて、既存の出庫順位が2番目以降の物品の出庫順位を順次繰り下げる。
物品Bを物品Aの次の出庫対象として出庫順位の2番目に割り付けて、既存の出庫順位が2番目以降の物品の出庫順位を順次繰り下げる。
ステップS111:
この場合は、物品Bを出庫順位の1番目に割り付け、既存の出庫順位が1番目以降の出庫順位を順次繰り下げる。なお、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
この場合は、物品Bを出庫順位の1番目に割り付け、既存の出庫順位が1番目以降の出庫順位を順次繰り下げる。なお、このステップは、図3のタイミングチャートの場合に該当しない。
以上のステップS101ないしステップS111により、出庫口14に対する物品の移動状態に基づいて出庫要求がなされた物品に対して出庫順位を割り付ける処理ステップが施される。また、出庫順位割付手段は、出庫口14および仮想した仮想出庫口15についての物品の出庫順位を割り付ける構成としてあることが好ましい(ステップS106ないしステップS110参照。)。
この構成により、出庫口14に物品がない場合でも、仮想出庫口15の物品に対して出庫順位を割り付けることが可能であることから、搬送車20のそれぞれに対して確実に無駄のない搬送指示を割り付けることが可能となる。
なお、出庫順位を割り付ける処理ステップは、出庫管理部5に設けられた出庫順位割付手段(不図示)により適宜実行することが可能である。また、出庫順位割付手段は、出庫管理部5が備える中央演算装置(CPU)および適宜インストールしたプログラムにより適宜制御される構成としてある。
図5は、本実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システム(自動倉庫搬送制御方法)の自動倉庫での物品の移動の処理ステップを説明するフローチャートである。
ここでは、自動倉庫内で物品を移動する処理ステップを図3のタイミングチャートと適宜関連付けて説明する。なお、この処理ステップは主に自動倉庫制御部3により制御される。
ステップS201:
図3で示した時刻t0の状態として説明する。自動倉庫制御部3は、出庫管理部5から物品の出庫要求があるか否かを判定する。出庫要求がない場合(ステップS201:NO)は、元へ戻って出庫要求を待つ。また、出庫要求がある場合(ステップS201:YES)は、ステップS202へ進む。時刻t0では、例えば物品Aに対する出庫要求があるので、ステップS202へ進む。
図3で示した時刻t0の状態として説明する。自動倉庫制御部3は、出庫管理部5から物品の出庫要求があるか否かを判定する。出庫要求がない場合(ステップS201:NO)は、元へ戻って出庫要求を待つ。また、出庫要求がある場合(ステップS201:YES)は、ステップS202へ進む。時刻t0では、例えば物品Aに対する出庫要求があるので、ステップS202へ進む。
ステップS202:
出庫口14は空いているか否かを判定する。空いていない場合(ステップS202:NO)は、元へ戻って次の機会を待つ。空いている場合(ステップS202:YES)は、ステップS203へ進む。時刻t0では、出庫口14には物品がないので、ステップS203へ進む。
出庫口14は空いているか否かを判定する。空いていない場合(ステップS202:NO)は、元へ戻って次の機会を待つ。空いている場合(ステップS202:YES)は、ステップS203へ進む。時刻t0では、出庫口14には物品がないので、ステップS203へ進む。
ステップS203:
出庫口14には物品がないので、出庫要求にしたがって部品Aをクレーン12により出庫口14へ移動する。物品Aを移動した後ステップS201へ戻る。
出庫口14には物品がないので、出庫要求にしたがって部品Aをクレーン12により出庫口14へ移動する。物品Aを移動した後ステップS201へ戻る。
以上のステップS201ないしステップS203により、出庫要求に基づいて棚11にある物品Aを出庫口14へ移動する処理ステップが施される。
なお、以上のステップS201ないしステップS203は時刻t0に対して説明したが、時刻t2に対しても同様に処理ステップを施すことが可能である。
つまり、時刻t2で、出庫管理部5は、例えば物品B(例えば出庫優先度1)に対する出庫要求を自動倉庫制御部3に対して行なう。この出庫要求を受けて、ステップS201ないしステップS203により、物品Bを出庫口14へ移動させる処理がクレーン12により行なわれる。
また、物品を移動する処理ステップは、自動倉庫制御部3により適宜実行することが可能である。自動倉庫制御部3は、出庫管理部5が備える中央演算装置(CPU)および適宜インストールしたプログラムにより適宜制御される構成としてある。
図6は、本実施の形態に係る自動倉庫搬送制御システム(自動倉庫搬送制御方法)の搬送装置での搬送車への搬送指示を割り付ける処理ステップを説明するフローチャートである。
ここでは、搬送装置での搬送車への搬送指示を割り付ける処理ステップを図3のタイミングチャートと適宜関連付けて説明する。なお、この処理ステップは主に搬送制御部4により制御される。
ステップS301:
搬送制御部4は、搬送車20が通過点25を通過した時点で処理を開始する。例えば図3で示したタイミングチャートでは、時刻t11で第1搬送車21が通過点25を、時刻t12で第2搬送車22が通過点25を、時刻t13で第3搬送車23が通過点25をそれぞれ通過する。
搬送制御部4は、搬送車20が通過点25を通過した時点で処理を開始する。例えば図3で示したタイミングチャートでは、時刻t11で第1搬送車21が通過点25を、時刻t12で第2搬送車22が通過点25を、時刻t13で第3搬送車23が通過点25をそれぞれ通過する。
時刻t1からt11の間の状態として説明する。まず、出庫口14に物品があるか否かを判定する。出庫口14に物品がある場合(ステップS301:YES)は、ステップS302へ進む。出庫口14に物品がない場合(ステップS301:NO)は、ステップS304へ進む。
ステップS302:
時刻t1からt11の間で、出庫口14には物品Aがあるので、物品Aの搬送指示を他の搬送車20に割り付けたか否かを判定する。他の搬送車20に搬送指示を割り付けていない場合(ステップS302:NO)は、ステップS303へ進む。他の搬送車20に搬送指示を割り付けている場合(ステップS302:YES)は、ステップS304へ進む。
時刻t1からt11の間で、出庫口14には物品Aがあるので、物品Aの搬送指示を他の搬送車20に割り付けたか否かを判定する。他の搬送車20に搬送指示を割り付けていない場合(ステップS302:NO)は、ステップS303へ進む。他の搬送車20に搬送指示を割り付けている場合(ステップS302:YES)は、ステップS304へ進む。
ステップS303:
時刻t1からt11の間で、出庫口14にある物品Aの搬送指示を第1搬送車21に対して割り付ける。時刻t2で、第1搬送車21が出庫口14に到着すると、物品Aを第1搬送車21に移載して搬送が開始される。第1搬送車21は物品Aを目的場所まで搬送する。
時刻t1からt11の間で、出庫口14にある物品Aの搬送指示を第1搬送車21に対して割り付ける。時刻t2で、第1搬送車21が出庫口14に到着すると、物品Aを第1搬送車21に移載して搬送が開始される。第1搬送車21は物品Aを目的場所まで搬送する。
ステップS304:
時刻t2の後、時刻t12で第2搬送車22が通過点25を通過する。時刻t2から時刻t12の間で、物品Bはクレーン12によって出庫口14へ移動中であるが、出庫口14に到着していない(ステップS301:NO)ので、仮想出庫口15に物品が割り付けられているか否かを判定する。
時刻t2の後、時刻t12で第2搬送車22が通過点25を通過する。時刻t2から時刻t12の間で、物品Bはクレーン12によって出庫口14へ移動中であるが、出庫口14に到着していない(ステップS301:NO)ので、仮想出庫口15に物品が割り付けられているか否かを判定する。
仮想出庫口15に物品Bが割り付けてある場合(ステップS304:YES)は、ステップS305へ進む。仮想出庫口15に物品Bが割り付けてない場合(ステップS304:NO)は、ステップS306へ進む。
ステップS305:
ここでは、仮想出庫口15に物品Bが割り付けられているので、時刻t12で物品Bの搬送指示を第2搬送車22に割り付ける。この後時刻t3で、第2搬送車22は出庫口14に到着する。時刻t3では、搬送指示を割り付けられた物品Bが出庫口14に到着していないので、第2搬送車22は物品Bが到着するまで出庫口14で待機する。
ここでは、仮想出庫口15に物品Bが割り付けられているので、時刻t12で物品Bの搬送指示を第2搬送車22に割り付ける。この後時刻t3で、第2搬送車22は出庫口14に到着する。時刻t3では、搬送指示を割り付けられた物品Bが出庫口14に到着していないので、第2搬送車22は物品Bが到着するまで出庫口14で待機する。
待機後、クレーン12によって物品Bが出庫口14に移動されると、物品Bは、出庫口14から搬送車22に移載され、第2搬送車22は物品Bの搬送を開始する。第2搬送車22は物品Bを目的場所まで搬送する。
ステップS306:
時刻t13で、第3搬送車23が通信点25を通過するが、仮想出庫口15に割り付けた物品がないので、第3搬送車23には搬送指示を割り付けないで通過させる。
時刻t13で、第3搬送車23が通信点25を通過するが、仮想出庫口15に割り付けた物品がないので、第3搬送車23には搬送指示を割り付けないで通過させる。
以上のステップS301ないしステップS306により、仮想出庫口15に対する物品の配置状態に応じて搬送車への搬送指示を割り付けが施される。また、出庫口14に物品があるときは、出庫口14の物品の搬送指示を搬送車20に割り付けてから仮想出庫口15にある物品の搬送指示を搬送車20に割り付ける構成としてあることが好ましい(ステップS302ないしステップS305参照。)。
この構成により、出庫口14にある物品を搬送してから仮想出庫口15にある物品を出庫口14に移動して搬送することができるので、出庫口14および搬送車20を統括的かつ効率的に運用管理して確実に搬送することが可能となる。
つまり、出庫口14に物品Aがあるときは、出庫口14の物品Aの搬送指示を第1搬送車21に割り付けしてから、仮想出庫口15にある物品Bの搬送指示を第2搬送車22に割り付けする処理ステップが施される。したがって、物品に割り付けられた出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を搬送車20のそれぞれに対して割り付ける処理ステップが施される。
なお、物品に割り付けられた出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を搬送車20のそれぞれに対して割り付ける処理ステップは、搬送制御部4に設けられた搬送指示割付手段(不図示)により適宜実行することが可能である。また、搬送指示割付手段は、出庫管理部5が備える中央演算装置(CPU)および適宜インストールしたプログラムにより適宜制御される構成としてある。
従来例(図9)では、時刻t4で物品Bの搬送が開始されたのに対して、図4ないし図6で説明した処理フローで示した本実施の形態によれば、時刻t3に待機時間を加えた短い時間で物品Bの搬送を開始することが可能となっている。
つまり、本実施の形態に係る搬送制御システムおよび搬送制御方法によれば、通常は出庫口14にある物品についての搬送指示を搬送車20に割り付けるが、優先度が高い物品に対しては、出庫口14に到着していなくても、仮想出庫口15に仮想的に移動させることにより、搬送指示を搬送車20に割り付けることができる。
したがって、出庫口14および搬送車20を統括的かつ効率的に運用管理することができ、優先度の高い物品の移動を迅速にかつ効率的に行なうことが可能となる。
なお、本実施の形態では、自動倉庫での物品の出庫に適用した場合について説明したが、本発明は自動倉庫に限定されず、例えば工場内の仕掛り製品を保管する倉庫などにも適用することが可能である。また、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲の様々な形態での実施が可能である。例えば、仮想出庫口を複数備える構成とすることも可能である。
1 自動倉庫
2 搬送装置
3 自動倉庫制御部
4 搬送制御部
5 出庫管理部
11 棚
12 クレーン
13 入庫口
14 出庫口
15 仮想出庫口
20 搬送車
21 第1搬送車
22 第2搬送車
23 第3搬送車
24 搬送経路
25 通信点
2 搬送装置
3 自動倉庫制御部
4 搬送制御部
5 出庫管理部
11 棚
12 クレーン
13 入庫口
14 出庫口
15 仮想出庫口
20 搬送車
21 第1搬送車
22 第2搬送車
23 第3搬送車
24 搬送経路
25 通信点
Claims (6)
- 物品を保管する棚および物品を搬出する出庫口を有する自動倉庫と、前記棚と前記出庫口との間での物品の移動を制御する自動倉庫制御部と、前記自動倉庫の外に配置されて前記出庫口に移動された物品を搬送する複数の搬送車を制御する搬送制御部と、前記自動倉庫制御部および前記搬送制御部を管理する出庫管理部とを備える自動倉庫搬送制御システムであって、
前記出庫口に対する物品の移動状態に基づいて物品に出庫順位を割り付ける出庫順位割付手段と、
物品に割り付けられた前記出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を前記搬送車のそれぞれに対して割り付ける搬送指示割付手段と
を備えることを特徴とする自動倉庫搬送制御システム。 - 前記出庫順位割付手段は、前記出庫口および仮想的に設けた仮想出庫口について物品の出庫順位を割り付ける構成としてあることを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫搬送制御システム。
- 前記搬送指示割付手段は、前記出庫口に物品があるときは、前記出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けしてから前記仮想出庫口にある物品の搬送指示を搬送車に割り付ける構成としてあることを特徴とする請求項2に記載の自動倉庫搬送制御システム。
- 自動倉庫の棚に保管された物品を自動倉庫の出庫口に移動させた後、前記出庫口に移動された物品を前記自動倉庫の外に配置された複数の搬送車によって順次搬送する自動倉庫搬送制御方法であって、
前記出庫口に対する物品の移動状態に基づいて物品に出庫順位を割り付けし、
割り付けされた前記出庫順位にしたがって出庫すべき物品を搬送させる搬送指示を前記搬送車のそれぞれに対して割り付ける
ことを特徴とする自動倉庫搬送制御方法。 - 前記出庫順位の割り付けは、前記出庫口および想定した仮想出庫口について物品の出庫順位を割り付けることにより行なうことを特徴とする請求項4に記載の自動倉庫搬送制御方法。
- 前記搬送指示の割り付けは、前記出庫口に物品があるときは、前記出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けしてから前記仮想出庫口の物品の搬送指示を搬送車に割り付けることを特徴とする請求項5に記載の自動倉庫搬送制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005357857A JP2007161386A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 自動倉庫搬送制御システムおよび自動倉庫搬送制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007161386A true JP2007161386A (ja) | 2007-06-28 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2007161386A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096611A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Asyst Technologies Japan Inc | 保管庫、保管庫セット及び保管庫付き搬送システム |
JP2010085289A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kobayashi Create Co Ltd | 連設試験管準備装置の制御方法及び制御装置 |
-
2005
- 2005-12-12 JP JP2005357857A patent/JP2007161386A/ja active Pending
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