JP2002185164A - 機構部支持機構 - Google Patents
機構部支持機構Info
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- JP2002185164A JP2002185164A JP2000384636A JP2000384636A JP2002185164A JP 2002185164 A JP2002185164 A JP 2002185164A JP 2000384636 A JP2000384636 A JP 2000384636A JP 2000384636 A JP2000384636 A JP 2000384636A JP 2002185164 A JP2002185164 A JP 2002185164A
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- erecting
- hole
- main structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シャーシ底板から切り起こした立ち上がり舌片
により機構部を支持する場合に立ち上がり舌片を精度よ
く形成することができ、立ち上がり舌片の変形が起きに
くい機構部支持機構を提供する。 【解決手段】シャーシ底板１から切り起こした立ち上が
り舌片５に機構部６を締着する機構部支持機構におい
て、舌片５の立ち上がり部２から曲げたシャーシ底板１
と平行方向に延びる上部折曲げ部に立ち上がり部２を越
える平面部３を設け、この平面部３に中心軸が前記立ち
上がり部の位置と一致する穴４を設け、この穴４により
機構部６を締着する。
により機構部を支持する場合に立ち上がり舌片を精度よ
く形成することができ、立ち上がり舌片の変形が起きに
くい機構部支持機構を提供する。 【解決手段】シャーシ底板１から切り起こした立ち上が
り舌片５に機構部６を締着する機構部支持機構におい
て、舌片５の立ち上がり部２から曲げたシャーシ底板１
と平行方向に延びる上部折曲げ部に立ち上がり部２を越
える平面部３を設け、この平面部３に中心軸が前記立ち
上がり部の位置と一致する穴４を設け、この穴４により
機構部６を締着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は車載用オーディオ
機器の機構部等支持機構に係わり、特に、シャーシ底板
から切り起こした立ち上がり舌片により機構部を支持す
る機構部支持機構に関する。
機器の機構部等支持機構に係わり、特に、シャーシ底板
から切り起こした立ち上がり舌片により機構部を支持す
る機構部支持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車載用オーディオ機器等におい
て、機構部をシャーシ底板に固定する場合、機構部とシ
ャーシ底板との間にプリント基板等を配置できるように
機構部をシャーシ底板より約１０ｍｍから１５ｍｍ程度
浮かして固定することが行われている。
て、機構部をシャーシ底板に固定する場合、機構部とシ
ャーシ底板との間にプリント基板等を配置できるように
機構部をシャーシ底板より約１０ｍｍから１５ｍｍ程度
浮かして固定することが行われている。
【０００３】そのような機構部支持機構の例を図３およ
び図４により説明する。図３に示すように、シャーシ底
板８には舌片１２、１２…が板金加工で形成される。こ
の舌片１２、１２…に機構部シャーシ６が締着される。
び図４により説明する。図３に示すように、シャーシ底
板８には舌片１２、１２…が板金加工で形成される。こ
の舌片１２、１２…に機構部シャーシ６が締着される。
【０００４】図４に舌片１２の形状を詳しく示す。図４
に示すように、シャーシ底板８から垂直に立ち上がった
立ち上がり部９の上部が水平に曲げられ折曲げ部１０が
形成された舌片１２が切り起こしにより形成される。折
曲げ部１０にはねじ穴１１が設けられており、このねじ
穴１１に機構部シャーシ６の穴６ａを挿通したねじ７を
ねじ込むことにより舌片１２に機構部シャーシ６が締着
される。
に示すように、シャーシ底板８から垂直に立ち上がった
立ち上がり部９の上部が水平に曲げられ折曲げ部１０が
形成された舌片１２が切り起こしにより形成される。折
曲げ部１０にはねじ穴１１が設けられており、このねじ
穴１１に機構部シャーシ６の穴６ａを挿通したねじ７を
ねじ込むことにより舌片１２に機構部シャーシ６が締着
される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車載用
オーディオ機器の機構部支持機構は、機構部シャーシ６
が舌片１２の立ち上がり部９からずれた位置に中心軸の
あるねじ穴に締着される。この機構部シャーシ６の支持
位置には機構部の重量や振動の加速度による荷重がかか
るが、その作用点は図５に示すように立ち上がり部９か
ら外れているためにＰの荷重に対してＭのマゲモーメン
トが発生する。
オーディオ機器の機構部支持機構は、機構部シャーシ６
が舌片１２の立ち上がり部９からずれた位置に中心軸の
あるねじ穴に締着される。この機構部シャーシ６の支持
位置には機構部の重量や振動の加速度による荷重がかか
るが、その作用点は図５に示すように立ち上がり部９か
ら外れているためにＰの荷重に対してＭのマゲモーメン
トが発生する。
【０００６】このため、振動試験や落下試験等で荷重点
であるねじ穴部に負荷がかかった場合にマゲモーメント
による立ち上がり部９の倒れが発生しやすかった。強度
を高めるために図４に示すように曲がり部に補強ビード
１３が施されていたが曲げ角度の精度が悪くなる等の問
題があった。
であるねじ穴部に負荷がかかった場合にマゲモーメント
による立ち上がり部９の倒れが発生しやすかった。強度
を高めるために図４に示すように曲がり部に補強ビード
１３が施されていたが曲げ角度の精度が悪くなる等の問
題があった。
【０００７】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、シャーシ底板か
ら切り起こした立ち上がり舌片により機構部を支持する
場合に立ち上がり舌片を精度よく形成することができ、
立ち上がり舌片の変形が起きにくい電子機器の機構部支
持機構を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、シャーシ底板か
ら切り起こした立ち上がり舌片により機構部を支持する
場合に立ち上がり舌片を精度よく形成することができ、
立ち上がり舌片の変形が起きにくい電子機器の機構部支
持機構を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の機構部支持機
構は、シャーシ底板から切り起こした立ち上がり舌片に
機構部を締着する機構部支持機構において、前記舌片の
立ち上がり部から曲げた前記シャーシ底板と平行方向に
延びる上部折曲げ部に前記立ち上がり部を越える平面部
を設け、この平面部に中心軸が前記立ち上がり部の位置
と一致する穴を設け、この穴により前記機構部を締着す
るものである。
構は、シャーシ底板から切り起こした立ち上がり舌片に
機構部を締着する機構部支持機構において、前記舌片の
立ち上がり部から曲げた前記シャーシ底板と平行方向に
延びる上部折曲げ部に前記立ち上がり部を越える平面部
を設け、この平面部に中心軸が前記立ち上がり部の位置
と一致する穴を設け、この穴により前記機構部を締着す
るものである。
【０００９】また、前記機構部支持機構において、前記
穴を前記機構部を締着するねじと螺合するねじ穴とする
ものである。
穴を前記機構部を締着するねじと螺合するねじ穴とする
ものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である車載用オ
ーディオ機器の機構部支持機構を図面に基づいて説明す
る。図１はこの発明の実施例である車載用オーディオ機
器の機構部支持機構を示す分解斜視図である。
ーディオ機器の機構部支持機構を図面に基づいて説明す
る。図１はこの発明の実施例である車載用オーディオ機
器の機構部支持機構を示す分解斜視図である。
【００１１】図１に示すように、シャーシ底板１には舌
片５、５…（図１では１個のみ示しているが従来例と同
様に４個形成される）が板金加工で形成される。この舌
片５、５…に機構部シャーシ６が締着される。
片５、５…（図１では１個のみ示しているが従来例と同
様に４個形成される）が板金加工で形成される。この舌
片５、５…に機構部シャーシ６が締着される。
【００１２】図１に示すように、シャーシ底板１から垂
直に立ち上がった立ち上がり部２の上部が水平に曲げら
れ平面部３が形成された舌片５が切り起こしにより形成
される。平面部５は立ち上がり部２を越えて形成されて
おり、立ち上がり部２と中心軸が一致する位置にねじ穴
４が設けられており、このねじ穴４に機構部シャーシ６
の穴６ａを挿通したねじ７をねじ込むことにより舌片５
に機構部シャーシ６が締着される。
直に立ち上がった立ち上がり部２の上部が水平に曲げら
れ平面部３が形成された舌片５が切り起こしにより形成
される。平面部５は立ち上がり部２を越えて形成されて
おり、立ち上がり部２と中心軸が一致する位置にねじ穴
４が設けられており、このねじ穴４に機構部シャーシ６
の穴６ａを挿通したねじ７をねじ込むことにより舌片５
に機構部シャーシ６が締着される。
【００１３】上記機構部支持機構では機構部シャーシ６
が舌片５の立ち上がり部２と中心軸が一致する位置のね
じ穴に締着される。この機構部シャーシ６の支持位置に
は機構部の重量や振動の加速度による荷重がかかるが、
その作用点は図２に示すように立ち上がり部２から外れ
ていないためにＰの荷重に対しての曲げモーメントが発
生することはない。
が舌片５の立ち上がり部２と中心軸が一致する位置のね
じ穴に締着される。この機構部シャーシ６の支持位置に
は機構部の重量や振動の加速度による荷重がかかるが、
その作用点は図２に示すように立ち上がり部２から外れ
ていないためにＰの荷重に対しての曲げモーメントが発
生することはない。
【００１４】Ｐの荷重は立ち上がり部２に対して圧縮荷
重として作用するが、圧縮荷重に対する座屈強度は同一
荷重の曲げモーメントに対する強度より極端に大きいの
で舌片５の立ち上がり部２が変形することがなくなる。
重として作用するが、圧縮荷重に対する座屈強度は同一
荷重の曲げモーメントに対する強度より極端に大きいの
で舌片５の立ち上がり部２が変形することがなくなる。
【００１５】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、シャーシ底板から切り起
こした舌片で機構部を支持するものであれば車載用オー
ディオ機器に限らずにこの発明を適用できる。
明はこれに限られず、例えば、シャーシ底板から切り起
こした舌片で機構部を支持するものであれば車載用オー
ディオ機器に限らずにこの発明を適用できる。
【００１６】
【発明の効果】この発明の機構部支持機構によれば、シ
ャーシ底板から切り起こされ機構部を支持する舌片に曲
げモーメントがかからないので荷重保持強度を従来のも
のに比べて大幅に増大させることができる。
ャーシ底板から切り起こされ機構部を支持する舌片に曲
げモーメントがかからないので荷重保持強度を従来のも
のに比べて大幅に増大させることができる。
【図１】この発明の実施例である車載用オーディオ機器
の機構部支持機構を示す分解斜視図である。
の機構部支持機構を示す分解斜視図である。
【図２】同機構部支持機構を示す部分側面図である。
【図３】従来の車載用オーディオ機器の機構部支持機構
の例を示す分解斜視図である。
の例を示す分解斜視図である。
【図４】同機構部支持機構を示す部分分解斜視図であ
る。
る。
【図５】同機構部支持機構を示す部分側面図である。
【符号の説明】 １ シャーシ底板 ２ 立ち上がり部 ３ 平面部 ４ ねじ穴 ５ 舌片 ６ 機構部シャーシ、６ａ 穴 ７ ねじ ８ シャーシ底板 ９ 立ち上がり部 １０ 折曲げ部 １１ ねじ穴 １２ 舌片 １３ 補強ビード
Claims (2)
- 【請求項１】 シャーシ底板から切り起こした立ち上が
り舌片に機構部を締着する機構部支持機構において、前
記舌片の立ち上がり部から曲げた前記シャーシ底板と平
行方向に延びる上部折曲げ部に前記立ち上がり部を越え
る平面部を設け、この平面部に中心軸が前記立ち上がり
部の位置と一致する穴を設け、この穴により前記機構部
を締着することを特徴とする機構部支持機構。 - 【請求項２】 前記穴は前記機構部を締着するねじと螺
合するねじ穴である請求項１の機構部支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000384636A JP3798624B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 機構部支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000384636A JP3798624B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 機構部支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002185164A true JP2002185164A (ja) | 2002-06-28 |
| JP3798624B2 JP3798624B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=18852043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000384636A Expired - Lifetime JP3798624B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 機構部支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3798624B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006106827A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Pioneer Corporation | ケース体および電気機器 |
| JP2009519413A (ja) * | 2005-12-16 | 2009-05-14 | アー ライモント エ カンパニュイ | 金属シートナット |
| JP2013069828A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Toyota Motor Corp | シールドカバー |
| WO2020202503A1 (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-08 | 三菱電機株式会社 | 車載電子機器 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000384636A patent/JP3798624B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006106827A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Pioneer Corporation | ケース体および電気機器 |
| JPWO2006106827A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2008-09-11 | パイオニア株式会社 | ケース体および電気機器 |
| JP2009519413A (ja) * | 2005-12-16 | 2009-05-14 | アー ライモント エ カンパニュイ | 金属シートナット |
| JP2013069828A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Toyota Motor Corp | シールドカバー |
| WO2020202503A1 (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-08 | 三菱電機株式会社 | 車載電子機器 |
| JPWO2020202503A1 (ja) * | 2019-04-03 | 2021-11-18 | 三菱電機株式会社 | 車載電子機器 |
| JP7191206B2 (ja) | 2019-04-03 | 2022-12-16 | 三菱電機株式会社 | 車載電子機器 |
| US11825616B2 (en) | 2019-04-03 | 2023-11-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle-mounted electronic apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3798624B2 (ja) | 2006-07-19 |
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|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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