JP2000077854A - 車載用電子機器の保持構造 - Google Patents

車載用電子機器の保持構造

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JP2000077854A
JP2000077854A JP10248526A JP24852698A JP2000077854A JP 2000077854 A JP2000077854 A JP 2000077854A JP 10248526 A JP10248526 A JP 10248526A JP 24852698 A JP24852698 A JP 24852698A JP 2000077854 A JP2000077854 A JP 2000077854A
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Japan
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caulked
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JP10248526A
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Koichi Tojo
幸一 東條
Haruo Taga
春夫 多賀
Masao Tsunematsu
正男 常松
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース板上に支柱を介して機器本体が載置固
定される車載用電子機器の保持構造において、ベース板
の板厚を薄くしても支柱が傾く心配がなく、かつ機器本
体の種類が異なってもベース板の共通化が図れるように
すること。 【解決手段】 ベース板1に支柱3の本数よりも多い下
側かしめ穴1bを設けると共に、このベース板1上に積
層される補強板4に下側かしめ穴1bと対応する上側か
しめ穴4aを設け、かつ、支柱3の根元部を両かしめ穴
4a,1bに貫通させて補強板4およびベース板1に対
しかしめつけ、カセットテープデッキやCDプレーヤ等
の機器本体5を各支柱3上に載置固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のコンソー
ルボックス等に取り付けられるベース板上に、スタッド
とも称される支柱を介してカセットテープデッキやCD
プレーヤ等の機器本体を載置固定する際に用いて好適な
車載用電子機器の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カセットテープデッキやCDプレーヤ、
MDプレーヤ等の車載用電子機器は、その機器本体をベ
ース板上に載置固定したうえで所定の収納スペースに装
着されるが、前記ベース板上に回路基板等を配設してス
ペースファクタを向上させたり、可動フロントパネル
(可動ノーズ)で覆われる機器本体のメディア挿入口を
露出させやすくするため、通常、ベース板にかしめつけ
て立設した支柱(スタッド)上や、ベース板の一部を切
り起こして形成した突片上に、機器本体を載置状態で固
定している。すなわち、このようにベース板上に支柱や
突片を介して機器本体を固定するという保持構造を採用
すると、機器本体の下方スペースが有効利用できると共
に、メディア挿入口を露出させる際に可動フロントパネ
ルを大きく傾倒させる必要がなくなるという設計上のメ
リットがある。
【0003】ただし、ベース板に前記突片が形成してあ
ると、その上方からベース板上に回路基板等を装着させ
ずらく、また種々の大きさの機器本体に応じた設計変更
も容易ではないので、取付コストの低減や設計自由度の
増大を図るためには、複数本の前記支柱のみで機器本体
を支えることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カセットテ
ープデッキ等の車載用電子機器を保持するために用いら
れる前記支柱は、その根元部を前記ベース板のかしめ穴
に貫通させてかしめつけることにより該ベース板に起立
状態で固定されるが、近年、軽量化の一環としてベース
板の板厚が薄くなる傾向にあるため、機器本体に横方向
の強い外力が加わって前記支柱の根元部に応力が集中し
たとき、板厚の薄いベース板の場合、前記かしめ穴の周
辺が変形して支柱が傾いてしまう危険性が増している。
【0005】また、従来は機器本体の種類に応じて前記
ベース板に前記支柱用のかしめ穴を設けていたので、比
較的大きな部品であるベース板を複数種類用意しておか
ねばならなかったが、コストダウンを推し進めるために
はできるだけ部品の共通化を図っておくことが望まれて
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、支柱をかしめ
固定した専用の取付板をベース板にかしめ固定するとい
う構造や、支柱の本数よりも多いかしめ穴を有する補強
板をベース板上に積層して支柱の根元部で共がしめする
という構造を採用することにより、ベース板の板厚を薄
くして軽量化を図っても支柱が傾く心配のない信頼性を
確保することができ、かつ機器本体の種類が異なっても
ベース板の共通化が容易でコストダウンが促進できるよ
うにした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による車載用電子機器の保
持構造では、ベース板よりも剛性の高い取付板に対して
複数本の支柱の根元部をかしめつけると共に、この取付
板を前記ベース板に対し積層状態でかしめつけ、前記複
数本の支柱上に機器本体を載置して固定するように構成
した。
【0008】このような保持構造を採用すると、支柱の
根元部に応力が集中しても取付板が変形する危険性は少
ないので、ベース板の板厚を薄くして軽量化を図って
も、強度面における信頼性は損なわれない。また、機器
本体の種類に応じて専用の取付板を用意しておきさえす
れば、大型部品であるベース板は同一形状のものを使用
することができるので、コスト面でも有利となる。
【0009】また、本発明による車載用電子機器の保持
構造では、ベース板に支柱の本数よりも多い複数の下側
かしめ穴を設けると共に、このベース板上に積層される
補強板に前記複数の下側かしめ穴とそれぞれ対応する複
数の上側かしめ穴を設け、かつ、前記支柱の根元部を前
記上側かしめ穴および前記下側かしめ穴に貫通させて前
記補強板および前記ベース板に対しかしめつけ、前記複
数本の支柱上に機器本体を載置して固定するように構成
した。
【0010】このような保持構造を採用すると、ベース
板上に積層した補強板が支柱の根元部で共がしめされる
ため、ベース板自体の板厚が薄くても支柱の根元部は厚
い板材にかしめ固定された状態となるので、軽量化を図
りつつ強度的な信頼性を確保することができる。また、
ベース板の下側かしめ穴と補強板の上側かしめ穴を支柱
の本数よりも多く形成してあるため、複数本の支柱の配
置が機器本体の種類に応じて異なっても同一のベース板
や同一の補強板で対応させることができ、一層部品の共
通化を図ることができる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の第1実施例に係る車載用電子機器の保持
構造を示す分解斜視図である。
【0012】図1において、符号1は自動車のコンソー
ルボックス等の所定の収納スペースに装着されるベース
板、2はこのベース板1に対し積層状態でかしめつけら
れる取付板、3はこの取付板2に根元部をかしめつけて
固定された計4本の支柱(スタッド)であり、これらの
支柱3上にカセットテープデッキやCDプレーヤ等の機
器本体5が載置固定される。ベース板1には取付板2を
バーリングかしめするための複数のバーリング部1aが
形成されており、これらのバーリング部1aを挿入する
ためのかしめ穴2aが取付板2に形成されている。ま
た、特に図示はされていないが、取付板2には支柱3の
根元部を挿入してかしめ固定するためのかしめ穴も形成
されている。なお、ベース板1は軽量化を図るため板厚
が0.6〜0.8mmに設定されているが、取付板2は
機械的強度を高めるため板厚が1.0〜1.2mmに設
定されており、取付板2の剛性がベース板1よりも高く
なっている。
【0013】かかる構成において、支柱3上に載置固定
される機器本体5に横方向の強い外力が加わって支柱3
の根元部に応力が集中しても、剛性の高い取付板2が変
形する危険性は少ないので、ベース板1の板厚が薄くて
も強度面における信頼性は損なわれない。また、この第
1実施例では、機器本体5の種類に応じて専用の取付板
2を用意しておきさえすれば、大型部品であるベース板
1は同一形状のものを使用することができるので、コス
ト面でも有利となる。
【0014】図2は本発明の第2実施例に係る車載用電
子機器の保持構造を示す分解斜視図、図3は該保持構造
の要部断面図である。
【0015】この第2実施例では、ベース板1に支柱3
の本数(4本)よりも多い例えば8個の下側かしめ穴1
bが穿設されていると共に、このベース板1上に積層さ
れる補強板4に、下側かしめ穴1bとそれぞれ対応する
例えば8個の上側かしめ穴4aが穿設されている。そし
て、各支柱3の根元部3aを所望の位置に穿設されてい
る上側かしめ穴4aおよび下側かしめ穴1bに貫通さ
せ、図3に示すように、補強板4およびベース板1に対
しかしめつけることにより、各支柱3が補強板4を介し
てベース板1上に立設されている。なお、カセットテー
プデッキやCDプレーヤ等の機器本体5は支柱3上に載
置固定され、ベース板1は自動車のコンソールボックス
等の所定の収納スペースに装着される。
【0016】この第2実施例は、ベース板1上に積層し
た補強板4を支柱3の根元部3aで共がしめするという
ものなので、軽量化を図るためにベース板1の板厚を例
えば0.8mm程度に設定しても、板厚が0.6〜0.
8mm程度の補強板4を使用することで事実上、板厚が
1.4〜1.6mm程度の厚い板材に支柱3の根元部3
aをかしめ固定したことになり、それゆえ前記第1実施
例と同様、軽量化を図りつつ強度的な信頼性を確保する
ことができる。また、この第2実施例では、ベース板1
の下側かしめ穴1bと補強板4の上側かしめ穴4aが支
柱3の本数よりも多く形成してあるため、複数本の支柱
3の配置が機器本体5の種類に応じて異なっても、同一
のベース板1や同一の補強板4で対応させることがで
き、それゆえ、前記第1実施例よりも一層部品の共通化
を図ることができてコストダウンが促進できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】所定の収納スペースに装着されるベース板
よりも剛性の高い取付板に対して複数本の支柱の根元部
をかしめつけると共に、この取付板をベース板に対し積
層状態でかしめつけると、支柱の根元部に応力が集中し
ても取付板が変形する危険性は少なく、それゆえベース
板の板厚を薄くして軽量化を図っても強度面における信
頼性が損なわれることはない。また、機器本体の種類に
応じて専用の取付板を用意しておきさえすれば、大型部
品であるベース板は同一形状のものを使用することがで
きるので、コスト面でも有利となる。
【0019】また、ベース板に支柱の本数よりも多い複
数の下側かしめ穴を設けると共に、このベース板上に積
層される補強板に下側かしめ穴とそれぞれ対応する複数
の上側かしめ穴を設け、かつ、支柱の根元部を上側かし
め穴および下側かしめ穴に貫通させて補強板およびベー
ス板に対しかしめつけると、ベース板上に積層した補強
板が支柱の根元部で共がしめされるため、ベース板自体
の板厚を薄くして軽量化を図っても各支柱の根元部は厚
い板材にかしめ固定された状態となるので、軽量化を図
りつつ強度的な信頼性を確保することができる。また、
ベース板の下側かしめ穴と補強板の上側かしめ穴が支柱
の本数よりも多く形成してあるため、複数本の支柱の配
置が機器本体の種類に応じて異なっても同一のベース板
や同一の補強板で対応させることができ、それゆえ部品
の共通化が図りやすくコストダウンを促進するうえで有
利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車載用電子機器の保
持構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る車載用電子機器の保
持構造を示す分解斜視図である。
【図3】該保持構造の要部断面図である。
【符号の説明】
1 ベース板 1a バーリング部 1b 下側かしめ穴 2 取付板 3 支柱 3a 根元部 4 補強板 4a 上側かしめ穴 5 機器本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常松 正男 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA02 BB01 BB02 BC09 BD02 4E353 AA21 BB11 DD01 DR45 EE07 GG21 4E360 AB52 GA06 GA12 GB13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板上に立設された複数本の支柱上
    に機器本体を載置して固定する車載用電子機器の保持構
    造において、 前記ベース板よりも剛性の高い取付板に対して前記複数
    本の支柱の根元部をかしめつけると共に、この取付板を
    前記ベース板に対し積層状態でかしめつけたことを特徴
    とする車載用電子機器の保持構造。
  2. 【請求項2】 ベース板上に立設された複数本の支柱上
    に機器本体を載置して固定する車載用電子機器の保持構
    造において、 前記ベース板に前記支柱の本数よりも多い複数の下側か
    しめ穴を設けると共に、このベース板上に積層される補
    強板に前記複数の下側かしめ穴とそれぞれ対応する複数
    の上側かしめ穴を設け、かつ、前記支柱の根元部を前記
    上側かしめ穴および前記下側かしめ穴に貫通させて前記
    補強板および前記ベース板に対しかしめつけたことを特
    徴とする車載用電子機器の保持構造。
JP10248526A 1998-09-02 1998-09-02 車載用電子機器の保持構造 Withdrawn JP2000077854A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282970A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Aisin Seiki Co Ltd カシメ結合方法及びカシメ結合装置
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CN111283073A (zh) * 2018-12-10 2020-06-16 深圳市方胜瑞中科技有限公司 一种固定面板的制造工艺和固定面板

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Effective date: 20060110