JP2002182774A - ユーザ支援システム - Google Patents

ユーザ支援システム

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JP2002182774A JP2000383211A JP2000383211A JP2002182774A JP 2002182774 A JP2002182774 A JP 2002182774A JP 2000383211 A JP2000383211 A JP 2000383211A JP 2000383211 A JP2000383211 A JP 2000383211A JP 2002182774 A JP2002182774 A JP 2002182774A
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Kunihiko Koike
邦彦 小池
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KOIKE DESIGN COLLABORATION KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、コンピュータ等の操作が困難であった
高齢者などのユーザが、ウェブ上のシステムを利用する
ことができるウェブ端末上で、買い物やおしゃべりなど
ができるように支援するシステムを提供すること。 【解決手段】 画像表示手段と音声入出力手段を有する
ウェブ端末2と、該ウェブ端末に通信回線5を通じて接
続されたウェブサーバ8と、該ウェブサーバと通信回線
6を通じて接続されたオペレーションセンタサーバ12
と、該オペレーションセンタサーバに接続されたオペレ
ータ端末9とを備え、ユーザ1がテレビ電話システム
3、10を通じて該オペレータ端末9を操作するオペレ
ータ11と交信することができ、該オペレータ11が、
該ユーザ1の質問や要望に対し通信回線5を通じて該ウ
ェブ端末2を遠隔操作することにより、またはテレビ電
話で説明することにより、該ユーザ1の操作を代行また
は支援することを特徴とするシステムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットのウ
ェブサイト上のシステムの利用や操作が困難なユーザに
対し、ウェブ端末上でテレビ電話システムを併用し、オ
ペレータによるコンピュータの遠隔操作や指導を行うこ
とで円滑な操作を提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ上で利用可能なソフトウェ
アが多種販売されており、さらにインターネットのウェ
ブサイト上で買い物をしたり、様々な手続を行うシステ
ムが知られている。
【0003】これらのソフトウェアやウェブサイト上の
システムを利用するにあたって、難解で理解しにくい場
合や、買い物や投資などにはウェブサイト上の情報だけ
では不十分で、手続をするにはさらなる情報を必要とす
る場合があり、通信手段によってこれらの問題を解決す
べく様々な対策がなされている。
【0004】特開平10-011399号公報には、パソコンソ
フトの遠隔インストラクションシステムが開示されてい
る。このシステムは、ユーザとインストラクターがパソ
コンとテレビ電話をそれぞれ別個に備え、ユーザはさら
にインストラクターのパソコンの画像が転送されてくる
モニタを備えることによって、モニタ画像と自分のパソ
コンの画像を比較しながら不明点を解決するシステムで
ある。
【0005】また、特開平11-289389号公報では、ウェ
ブサーバの蓄積情報にインターネットからアクセスする
相談では対応不能な複雑な内容の場合に、ウェブ端末の
ウェブページ内に設けられた呼び出しキーを顧客がクリ
ックすると、顧客と専門家(相談員)の電話機よる直接
対話による情報交換が可能となる相談システムが開示さ
れている。
【0006】しかし、これらのシステムはいずれもコン
ピュータ等のウェブ端末をある程度使い慣れたユーザを
対象とするものである。コンピュータやインターネット
の利用を苦手とする高齢者を中心とする人々にとって
は、コンピュータやコンピュータ上のシステムを利用す
ること自体が困難であり、さらにはキーボードやポイン
ティングデバイスの操作もわかりにくく煩雑なものとな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの点に
鑑みてなされたものであり、ウェブサイト上で高齢者な
どのコンピュータ操作になじんでいないユーザが、操作
がわからないときや何か問題が発生したときに、オペレ
ータとテレビ会話システムを通じて交信し、オペレータ
がユーザの操作を支援あるいは代行することができるよ
うにすることを目的とする。オペレータはユーザのウェ
ブ端末を遠隔操作して手続を代行したり、またはウェブ
端末に内蔵されるテレビ電話の画面上で説明することが
できる。本発明は、ユーザがより便利にウェブ上のシス
テムを利用できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、画像表示手段と音声入出力手段とを有
するウェブ端末と、該ウェブ端末に通信回線を通じて接
続されたウェブサーバと、該ウェブサーバと通信回線を
通じて接続されたオペレーションセンタサーバと、該オ
ペレーションセンタサーバに接続されたオペレータ端末
とを備え、該ウェブ端末の画像表示手段上に表示された
画面上に、オペレータ呼出手段表示を設け、該ウェブ端
末のユーザが該呼出手段表示を操作することによって、
該ウェブ端末の画像表示手段上にテレビ電話システムウ
ィンドウが表示されるとともに、該ウェブ端末と該オペ
レータ端末とのあいだにテレビ電話接続が確立され、該
ユーザが、該オペレータ端末を操作するオペレータと、
テレビ電話を通じて交信することができ、該オペレータ
が、該ユーザの質問や要望に対し通信回線を通じて該ウ
ェブ端末を遠隔操作することにより、またはテレビ電話
で説明することにより、該ユーザの操作を代行または支
援することを特徴とするシステムを提供する。上記ウェ
ブ端末が、カメラと専用コントローラとを備え、該コン
トローラがマイクロフォンおよびスピーカと、呼出用ス
イッチと、ポインティングデバイスとを含んでなること
が好ましい。また、上記コントローラが、一回のボタン
操作からなる緊急呼出手段をさらに備え、該緊急呼出手
段の一回のボタン操作によって、上記ウェブ端末の起動
と、上記システムを利用することができるウェブサイト
の表示と、テレビ電話システムウィンドウの起動と、オ
ペレータ端末とのテレビ電話接続の確立とを含む操作と
を行い、オペレータと交信できる状態が確立されること
が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、これらの説明は本発
明を例示する目的であって、限定するものではない。同
じ部材には同じ符号を付して説明する。
【0010】図1に本発明のシステム全体の構成図を示
す。本発明のシステムに用いるウェブ端末2は通信回線
5を通じてインターネット7に接続されている。インタ
ーネット7にはウェブサーバ8が接続されており、ウェ
ブサーバ8は通信回線を通じてオペレーションセンタサ
ーバ12と接続されている。オペレーションセンタサー
バ12には複数のオペレータ端末9が接続されている。
また、ウェブ端末2にはテレビ電話システム3(図1中
ではこのシステム用のウィンドウとして表されている)
が組み込まれており、このテレビ電話システム3は通信
回線を通じて複数のオペレータ端末9内に組み込まれる
テレビ電話システム10(図1中ではこのシステムはウ
ィンドウ3と同様、画面中に表されたウィンドウ9とし
て表されている)と接続されている。オペレータ端末9
は、専門のオペレータ11が操作する。
【0011】次に、本発明のシステムの操作について説
明する。本発明のシステムは、特定のウェブサイトで使
用される。ユーザがウェブサイト上のシステムを利用す
る際に、どのような操作をすべきかわからない場合や誤
った操作をして自分で対処できないとき、ウェブサイト
を表示している画面上に表される呼出手段あるいはコン
トローラ4の呼出ボタン40を作動させる。呼出手段の
ためのソフトウェアは予めウェブ端末に組み込まれてい
る。テレビ電話システム用のソフトウェアは予めウェブ
端末に組み込んでおくこともできるし、JAVA(登録
商標)などの技術を利用してウェブサーバ8から随時読
み込んで起動することもできる。呼出手段の作動によっ
て、ウェブ端末2では端末内に組み込まれたテレビ電話
システム3が起動し、同時にウェブ端末2からインター
ネット7を通じてオペレータ端末9へと呼出信号が送信
される。するとオペレータ端末9はユーザ1からの呼出
を検知し、テレビ電話システム3、10が接続されて、
オペレータ端末9の画面上にユーザ1が、ウェブ端末2
の画面上にオペレータ11の映像がそれぞれ表示される
とともに双方向の会話が可能となる。
【0012】テレビ電話システムが接続されると、ユー
ザ1はオペレータ11に向かって、ウェブ端末2上の操
作でわからないところなどについて質問をする。このと
き、オペレータ端末9にはユーザ1が開いているウェブ
サイトが表示され、オペレータ11はユーザ1の質問に
従って、ユーザ1のウェブ端末2を遠隔操作し、ユーザ
の所望の操作および手続を代行することができる。ある
いはテレビ電話システム3、10を通じてユーザ1に細
かく説明することもできる。
【0013】さらに、本発明の一つの態様においては、
緊急呼出システムが提供される。この緊急呼出システム
はウェブ端末上の操作に限らず、ユーザに身体の急変や
住環境の異常など何か困ったことが生じたときに緊急連
絡手段として用いることができる。図2に示す本発明の
システムに用いるコントローラ4は、緊急呼出ボタン4
3を備えている。この緊急呼出ボタン43を押すこと
で、ウェブ端末2の起動と、本発明のシステムを利用す
ることができるウェブサイトの表示と、テレビ電話シス
テム3の起動と、オペレータ端末9との接続との全てが
行われ、ボタン操作一つでオペレータ11との交信が可
能となる。ユーザ1がテレビ電話3で状況を伝えると、
オペレータ11の操作によって、病院、警察、消防、警
備会社などの機関に早急に連絡をすることで早期に問題
を解決をすることができる。
【0014】次に本発明のシステムを構成するそれぞれ
の要素について詳細に説明する。本発明のシステムは主
に高齢者などの、通常のコンピュータ操作やインターネ
ットの使用等を苦手とする人々を対象とし、操作の遠隔
支援をするとともにテレビ画面上で会話が可能であるこ
とにより、コンピュータ等を使用する際の不安感を取り
除き、ウェブサイト上のシステムを利用することができ
るようにするものである。
【0015】ユーザ1は、家庭等にウェブ端末2を設置
して使用する。ウェブ端末2は、インターネット7に接
続することができるコンピュータ等を用いることができ
る。形、大きさは基本的に問わないが、高齢者等を対象
とするユーザが見やすい大きさであることが好ましい。
ウェブ端末2には、キーボードやマウス操作を苦手とす
るユーザを対象に、専用のコントローラ4を設ける。
【0016】図2に本発明で用いられるコントローラ4
の一つの態様を示す。コントローラ4は少なくとも、オ
ペレータを呼び出すための呼出ボタン40と、テレビ電
話システムにおいて音声通信に用いるスピーカ41およ
びマイクロフォン44と、ポインティングデバイスとし
て用いる円盤形のパッド42を備えてなる。さらに、ウ
ェブ端末2の起動とウェブサイトの表示と、テレビ電話
システムウィンドウ3の表示とオペレータ端末9への接
続を行い、テレビ電話が通じるまでの操作を一つのボタ
ンで行う緊急時用の緊急ボタン43を備えることが好ま
しい。
【0017】本発明はコンピュータ操作等を苦手とする
ユーザ、特に高齢者を対象とするため、コントローラ4
でのそれぞれの操作は、簡潔に、ボタンを一回押すこと
によって行われることが好ましい。
【0018】本発明の一つの態様において、マウスなど
のポインティングデバイスとして円盤形のパッド42を
用いることが好ましい。円盤形のパッド42は、前後左
右に傾け、選択ボタン45を押すことによって、マウス
のように機能することができる。しかし、この態様に限
定されることなく、より操作の簡単な装置を用いること
が好ましい。
【0019】本発明に用いるウェブ端末2の一つの態様
を図4に示す。ウェブ端末2にはテレビ電話システムに
おいて使用されるカメラ20が付属している。カメラと
しては小型のCCDカメラ等が好ましく、さらにウェブ
端末と一体となっているものが好ましいがこれらに限定
されない。
【0020】本発明の別の態様においては、図3に示さ
れるようにカメラ20はコントローラ4に設置し、コン
トローラ4と一体になっているものが使用される。この
とき、コントローラ4はリモートコントローラとして使
用することができる。このようにカメラ20を移動可能
にすることでユーザ1の姿だけでなく、ユーザの所望の
物をカメラ20で撮影して、テレビ電話システム3を通
じオペレータ11に示すことができる。
【0021】本発明に用いるテレビ電話システム3用の
ソフトウェアは、予めウェブ端末2に組み込んでおくこ
ともできるし、JAVAなどの技術を利用してウェブサ
ーバ8から随時読み込んで起動することもできる。画面
上の呼出手段表示、または呼出ボタンを操作することに
よって、このテレビ電話システム3が起動し、表示画面
上にテレビ電話システム3ウィンドウが表示される。
【0022】ウェブ端末2とインターネット7を接続す
る通信回線は、電話回線、衛星通信回線、有線放送用の
回線、無線通信回線等を利用することができるが、これ
らに制限されない。例えば、ISDN等の回線を利用す
ることができる。このとき、映像データおよび音声デー
タは好ましくは圧縮されて送られる。このときの回線速
度は128kbit/秒以上が望ましく、512kbi
t/秒以上がさらに望ましいが、本発明は特定の通信速
度に限定されるものではない。
【0023】インターネット7と通信回線を通じて接続
されたウェブサーバ8には、本発明のシステムを利用す
ることができるウェブサイトのコンテンツが保存され
る。本発明の一つの実施の態様において、ウェブサイト
では買い物サービスを提供する。このとき、ウェブサー
バには商品のカタログとなる画像データ、価格のデータ
や、買い物に必要な手続に関する情報等も収納される。
【0024】ウェブサーバ8はLANケーブル等の通信
回線6を通じて、オペレーションセンタサーバ12に接
続される。オペレーションセンタサーバ12には、本発
明のシステムを利用するユーザ1が登録されている。さ
らには、それぞれのユーザ1の家族やかかりつけの医
者、趣味などの情報を予め登録しておくことによって、
特に緊急呼出システムやおしゃべりのシステムを利用す
る際などに、より細かいサービスを受けることが可能と
なる。
【0025】オペレーションセンタサーバ12には複数
のオペレータ端末9が接続されており、オペレータ11
が待機している。オペレータ端末9の画面上には、テレ
ビ電話システム10ウィンドウにユーザ1が表示される
とともに、ユーザ1によるウェブサイトの操作状況がわ
かるように、ウェブ端末2の画面に表示されているのと
同一の画面が表示される。さらに、オペレータ端末9か
らは、遠隔操作用のアプリケーションを用いて、ユーザ
1のウェブサイト上での操作を代行することができる。
遠隔操作用のアプリケーションは市販のものを用いるこ
とができる。
【0026】以上のようなシステムを用いて、ユーザ1
はオペレータ11との交信が簡単にできるようになり、
オペレータによる操作の代行や支援を受けることが可能
となる。
【0027】
【実施例】次に実施例により、本発明を具体的に説明す
る。この実施例においては、ユーザは図4に示すウェブ
端末2および図2に示すコントローラ4を使用する。
【0028】[実施例1]まず、ユーザが通常のシステ
ムを利用する場合について説明する。これは、ユーザ1
が自分のウェブ端末2を起動し、本発明のシステムを提
供するウェブサイトを操作することができる場合に利用
される。
【0029】ユーザ1がウェブサイト上の買い物システ
ムを利用する場合について説明する。ユーザ1は、コン
トローラ4の「入」ボタンを押して、ウェブ端末2を起
動し、本発明のシステムを提供するウェブサイトにアク
セスする。買い物システムが提供される画面を図5に示
す。買い物システムの画面上で、ユーザは商品カタログ
の中から所望の品物を選択し、所望の支払方法および受
け取り方法を選択して、買い物をすることができる。画
面には呼出手段が設けられ、何か困ったことが生じたと
きには、この「呼出」を選択することで、画面上でオペ
レータを呼び出すことが可能である。
【0030】ここで、ユーザが買いたい商品の選択はで
きたものの、支払方法の種類がたくさんあってよくわか
らない場合、ユーザはコントローラ4の呼出ボタン40
を押すか、画面上に設けられた呼出手段表示をポインテ
ィングデバイス等を用いて選択するかして、ウェブ端末
2にテレビ電話システム3ウィンドウが表示され、ウィ
ンドウの画面上にオペレータ11が現れるのを待つ。
【0031】一方、ユーザ1の呼出によりテレビ電話接
続が確立され、画面表示上にテレビ電話システム10ウ
ィンドウが表示されると、オペレータ11はユーザ1を
確認し、ユーザ1の開いているウェブサイトをオペレー
タ11端末の画面上に表示して確認した後、テレビ電話
システム10を通じてユーザ1に何があったのか、何に
ついて困っているのかを質問する。
【0032】テレビ電話接続が確立され、テレビ電話シ
ステム3ウィンドウが表示された際に、ユーザ1が見て
いるウェブ端末2上の表示を図6に示す。ユーザ1はテ
レビ電話システム3ウィンドウの画面に表示されたオペ
レータ11に対し、買い物をしたいのだが、支払方法が
たくさんあってわかりにくい旨を伝える。
【0033】オペレータ11はウェブ端末2の表示画面
上に支払方法の画面が開いてないときは遠隔操作により
支払方法の画面を開き、画面を見ながら説明する。ユー
ザ1が説明を理解し、画面上の選択肢の中から自ら選択
できるときは、それを見守り、さらに後に続く操作や手
続も場合によっては支援しながら買い物を完了する。一
方、ユーザ1が説明の理解はできたものの次の操作を自
分ですることを望まない場合、あるいは次の操作ができ
ない場合は、オペレータ11がユーザ1のウェブ端末2
を遠隔操作し、ユーザの買い物を完了する。あるいは、
オペレータ11はユーザ1の希望によっては、ユーザ1
の納得がいくまでテレビ電話システム3、10と遠隔操
作を併用して、操作方法や手続方法を説明することもで
きる。
【0034】ユーザが画面から支払方法を選択すること
ができず、口頭で「私は現金で払いたいけど、方法がわ
からない」「息子のクレジットカードで払いたい」など
といった希望を出した場合には、オペレータ11はそれ
に対処すべく可能な方法を選択してユーザの画面を遠隔
操作することにより、あるいはユーザ1に操作を説明す
ることにより買い物を完了する。
【0035】買い物の完了後、ユーザ1がさらにオペレ
ータ11の手助けを必要とする操作を行う場合は、上記
の方法と同様にしてテレビ電話システム3、10を介し
て、やりとりを続けることができる。一方、ユーザ1が
オペレータ11を必要としない場合は、オペレータ11
の操作でテレビ電話接続を切断することができる。
【0036】[実施例2]次に、緊急呼出システムにつ
いて説明する。このシステムは、ユーザが緊急にオペレ
ータと交信したい事情があるときなどに用いる。
【0037】緊急呼出システムは、ユーザ1がコントロ
ーラ4の緊急呼出43ボタンを押すと、ウェブ端末2の
起動と、本発明のシステムを利用することができるウェ
ブサイトの表示と、テレビ電話システム3ウィンドウの
表示と、オペレータ端末9との接続とが全て行われ、ボ
タン操作一つでオペレータ11との交信が可能となる。
【0038】このシステムを利用して、例えば、高齢者
などのユーザ1に何らかの緊急事態が起こったときに、
オペレータ11にテレビ電話システム3、10でそれを
伝えることができる。
【0039】オペレータ11は予め登録しておいたユー
ザ1のデータをもとに、かかりつけの医者や家族、その
ほか消防署や病院など必要なところへ連絡したり、ユー
ザ1のいうことを聞いて必要な処置をすることができ
る。
【0040】[実施例3]次に、本発明のシステムが利
用できるウェブサイト上で「おしゃべり」のシステムを
利用する場合について説明する。
【0041】ユーザ1は「おしゃべり」のシステムを利
用できる画面から、おしゃべりの相手などを選択してテ
レビ電話システムを利用し、遠隔地にいる別のユーザな
どと会話を楽しむことができる。
【0042】ここで、ユーザが「おしゃべり」のシステ
ムを利用したいが操作が面倒な場合、またはおしゃべり
の相手の選択方法が不明な場合には、呼出ボタン40を
押して、オペレータを呼び出す。
【0043】オペレータ11は、テレビ電話システム1
0ウィンドウでユーザ1の姿を確認してユーザ1の要望
を聞く。ユーザ1が例えば、趣味が同じ相手とおしゃべ
りがしたい旨を伝えた場合に、オペレータ11は予めオ
ペレーションセンタサーバ12に登録された情報から、
ユーザ1の所望のおしゃべり相手を検索し、おしゃべり
相手となる別のユーザを呼び出して、ユーザ1とおしゃ
べり相手とのテレビ電話接続を確立し、おしゃべりを開
始させることができる。
【0044】以上の例は、本発明を限定するものではな
く、その他にもユーザの操作に関する様々なことを、オ
ペレータが通信回線を通じて支援する態様が可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明のシステムを用いることで、高齢
者などのユーザがウェブ端末上での買い物やおしゃべり
などができるように支援し、従来、コンピュータ等の操
作が困難であったユーザでもウェブ上のシステムを利用
することができる。また、緊急呼出システムを備えるこ
とで、電話等に替わる緊急連絡手段として用いることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のシステム全体の構造を示す図で
ある。
【図2】図2は、本発明のシステムの利用に好適なコン
トローラを示す図である。
【図3】図3は、本発明のシステムの利用に好適な、カ
メラが載置されたコントローラを示す図である。
【図4】図4は、本発明のシステムの利用に好適な、カ
メラが載置されたウェブ端末を示す図である。
【図5】図5は、本発明のシステムを利用する買い物シ
ステムが提供されるウェブサイトの画面を示す図であ
る。
【図6】図6は、本発明のシステムを利用する買い物シ
ステムが提供されるウェブサイトにおいて、オペレータ
とのテレビ電話接続が確立している状態の画面を示す図
である。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 ウェブ端末 20 カメラ 3 テレビ電話システムウィンドウ 4 コントローラ 40 呼出ボタン 41 スピーカ 42 円盤形のパッド 43 緊急呼出ボタン 44 マイクロフォン 45 選択ボタン 5 通信回線 6 通信回線 7 インターネット 8 ウェブサーバ 9 オペレータ端末 10 テレビ電話システムウィンドウ 11 オペレータ 12 オペレーションセンタサーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示手段と音声入出力手段とを有す
    るウェブ端末と、該ウェブ端末に通信回線を通じて接続
    されたウェブサーバと、該ウェブサーバと通信回線を通
    じて接続されたオペレーションセンタサーバと、該オペ
    レーションセンタサーバに接続されたオペレータ端末と
    を備え、 該ウェブ端末の画像表示手段上に表示された画面上に、
    オペレータ呼出手段表示を設け、該ウェブ端末のユーザ
    が該呼出手段表示を操作することによって、該ウェブ端
    末の画像表示手段上にテレビ電話システムウィンドウが
    表示されるとともに、該ウェブ端末と該オペレータ端末
    とのあいだにテレビ電話接続が確立され、 該ユーザが、該オペレータ端末を操作するオペレータ
    と、テレビ電話を通じて交信することができ、 該オペレータが、該ユーザの質問や要望に対し通信回線
    を通じて該ウェブ端末を遠隔操作することにより、また
    はテレビ電話で説明することにより、該ユーザの操作を
    代行または支援することを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 上記ウェブ端末が、カメラと専用コント
    ローラとを備え、該コントローラがマイクロフォンおよ
    びスピーカと、呼出用スイッチと、ポインティングデバ
    イスとを含んでなることを特徴とする請求項1に記載の
    システム。
  3. 【請求項3】 上記コントローラが、一回のボタン操作
    からなる緊急呼出手段をさらに備え、該緊急呼出手段の
    一回のボタン操作によって、上記ウェブ端末の起動と、
    上記システムを利用することができるウェブサイトの表
    示と、テレビ電話システムウィンドウの起動と、オペレ
    ータ端末とのテレビ電話接続の確立とを含む操作とを行
    い、オペレータと交信できる状態が確立されることを特
    徴とする請求項1または2に記載のシステム。
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