JP2004187126A - テレビ会議システム - Google Patents

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Akihiro Shindo
晶弘 進藤
Mitsunari Kimura
光成 木村
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Abstract

【課題】基本機能を向上し、端末局間の通信制御に係る権限を特定の端末局に付与することで、高品質なサービスを提供することを課題とする。
【解決手段】特定端末局は、基地局3の中継する音声および映像信号を制御し、通信を行う端末局を選択する。また、同じ資料を異なる形式で準備し、各端末局毎に適切な資料を配布する。さらに、表示装置上には、複数の資料表示領域や、アイコン、資料一覧表示領域を持つユーザインターフェースを提供し、様々な操作を容易に行うことができる。これにより、会議、教育、通訳などを円滑に進行し、高品質なサービスを提供することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークを介して接続された端末局間で音声および映像信号を送受信するテレビ会議システムに関連する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどのネットワークや電話回線を利用し、多地点に設置されたテレビ電話装置やコンピュータ装置などから成る端末機器間で、音声および映像信号を送受信し、会議を行う、所謂テレビ会議システムが存在する。そして、このテレビ会議システムを利用して、会議だけではなく、仲介、教育、相談などを行うサービスが実現されている。
【0003】
これらのサービスでは、音声および映像に加えて、静止画像データ、動画像データおよびテキストデータなどから成る資料データを配布し、これらを閲覧しながら、進行することも多い。
【0004】
また、これらのサービスに参加する各端末局の利用者は、全員が対等な立場にある場合だけでなく、会議における議長、教育における講師または教師など、サービスの利用者である一般局に対して、立場や権限に差異がある特定の端末局が存在する場合も多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のテレビ会議システムでは、サービスに参加する各端末局に配布される資料データは同一であり、各端末局に適した異なる資料にすることはなかった。例えば、会議の参加者に日本語を使う参加者と、英語を使う参加者とが混在する場合であっても、日本語または英語により作成された同一の資料データが参加者全員に配布されていた。そのため、使用する言語と異なる言語で作成された資料を受け取った参加者は、資料の閲覧に翻訳を必要とするなどの不便を強いられていた。
【0006】
また、特定の端末局が、サービスを利用する一般の端末局に対し、異なる立場や権限を持つ場合でも、各端末局の基本機能に大きな差異を設けることはなかった。例えば、会議や教育を行う場合に、議長局や講師または教師局に対し、資料データに対するアクセス権を持たせ、各端末局への資料データ配布に係る権限を付与する程度であった。
【0007】
そこで、この発明の課題は、資料の表示や配布に係る機能を向上し、端末局間の通信制御に係る権限を特定の端末局に付与することによって、従来に比べて、効果的で高品質なサービスを実現するテレビ会議システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して接続された端末局間で音声および映像信号を送受信するテレビ会議システムであって、前記音声および映像信号を送受信してテレビ会議を行う複数の前記端末局と、前記端末局の全てに接続され前記端末局間の通信を制御する基地局と、を備え、前記基地局は、一の端末局から受信した前記音声信号および/または前記映像信号を、複数の前記端末局のうち設定された端末局に対してのみ選択的に中継する中継制御手段、を有することを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテレビ会議システムであって、前記基地局は、さらに、設定された端末局間で前記音声信号および/または前記映像信号を選択的に中継制御していることを、その設定によって前記音声信号および/または前記映像信号が遮断されている他の端末局へ通知する通知手段、を有することを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のテレビ会議システムであって、前記基地局は、さらに、各利用者が参照する資料データを蓄積する資料データベースと、利用者ごとに参照する資料データの条件を規定した利用者データベースと、を備え、前記端末局から資料データの取得要求を受けた際、前記利用者データベースを参照することにより、要求元の利用者の条件に適合した資料データを当該端末局に送信する資料通信処理手段を有することを特徴とするものである。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のテレビ会議システムにおいて、前記資料データベースには、異なる言語で記述された略同一の概念を伝達するための複数の資料データが蓄積されるとともに、前記利用者データベースには、利用者ごとの使用言語が前記条件として規定されており、前記資料通信処理手段は、要求元の利用者の使用言語に適合した資料データを送信することを、特徴とするものである。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載のテレビ会議システムであって、前記端末局は、テレビ会議システムのユーザインタフェース上に、複数の前記資料データを同時に表示する表示手段、を有することを特徴とするものである。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のテレビ会議システムであって、前記端末局は、さらに、前記ユーザインタフェース上に、前記資料データに加えて、前記資料データの送信指示を行うための指示ボタンを表示する手段と、前記指示ボタンの選択操作に応答して、前記ユーザインタフェースに表示中の前記資料データを、選択された他の端末局に送信する資料配布手段と、を有することを特徴とするものである。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のテレビ会議システムであって、前記資料配布手段は、前記資料データを前記他の端末局に送信するとともに、送信した前記資料データを当該他の端末局が備える表示装置上に表示させるためのコマンドを送信する資料表示処理手段、を含むことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明であるテレビ会議システムの一の実施例における基本構成図である。図1の如く、各端末局1A〜1Cは、インターネット2を介して基地局3に接続されている。各端末局間で行う通信は全て基地局3を介して行われる。
【0016】
図2は、基地局3および端末局1A〜1Cの機能ブロック図である。端末局1A〜1Cは、その利用目的と機能から、図2に示したように、サービスを提供する側である特定端末局4と、サービスを受ける側である一般端末局5とに分類される。例えば、会議における議長局や、教育における教師または講師局が特定端末局4であり、他の参加者が一般端末局5である。
【0017】
尚、図1で示した基地局3と端末局1A〜1Cとを接続するネットワーク2および、図2で示した基地局3と各端末局4,5とを接続するネットワーク6は、インターネットに限らず、LANなどのローカルなネットワークであっても構わない。また、図1の端末局1A〜1Cの数は、3局である必要はなく、テレビ電話による通信を行うのに必要な2局以上であれば、何局であっても構わない。同様に、図2では、機能の違いによる説明のため、特定端末局4と、一般端末局5とをそれぞれ1局ずつ示しているが、実際には、1局の特定端末局4に対し、複数の一般端末局5が存在する場合が多い。
【0018】
以下、図2を参照しながら、基地局3および各端末局4,5について説明する。
【0019】
{基地局}
基地局3は、コンピュータ装置により構成され、資料系サーバ7Aとしての機能と、中継系サーバ7Bとしての機能との2つの機能を持つ。
【0020】
資料系サーバ7Aとしては、資料通信処理部(資料通信処理手段)8が、端末局4,5からの資料データを受信し、資料データベース9へ保存したり、利用者に係る様々な情報を蓄積する利用者データベース10の情報を参照し、予め準備された複数の資料データの中から、各端末局毎に設定された所定の条件に従って、適当な資料データを選択し、送信する機能を持つ。
【0021】
また、中継系サーバ7Bとしては、接続認証処理部11が、端末局4,5の接続認証に係る処理を行い、音声映像中継処理部12が、テレビ電話としての通信を行うための各端末局間の音声および映像信号の中継処理を行い、中継制御処理部(中継制御手段)13が、各種サービスを有効に提供するために、音声映像中継処理部12に対し、音声および映像信号を中継する端末局を選択指示する中継制御処理を行う。
【0022】
{一般端末局}
一般端末局5は、コンピュータ装置に、カメラ、スピーカ、マイクなどテレビ電話として機能するために必要な機器を加えた構成になっている。
【0023】
テレビ電話装置として機能するための基本機能部14Bでは、音声および映像信号の通信処理を音声映像通話処理部15Bが行い、会議や教育などに参加するための認証を受ける処理を接続処理部16Bが行う。また、会議や教育などで用いる資料データは、資料受信処理部17Bが、基地局3の資料データベース9または相手端末局から受信し、記憶装置18B上に記憶する。記憶した資料データは、資料表示処理部(表示手段)19Bにより、表示装置上に表示される。
【0024】
資料データを基地局3の資料データベース9へ登録する場合や、直接相手局へ送信する場合に、資料送信処理部(資料配布手段)20Bを利用する。ただし、一般端末局5については、資料の提供や提出を行う必要がある場合にのみ、資料送信処理部20Bを備え、それ以外の場合は資料送信処理部20Bを含まない構成であっても構わない。例えば、教育でテストが行われるような場合、各端末局から回答を提出して集計が行われる場合などは、回答を送信するために資料送信処理部20Bを備える必要があるが、その回答が口頭によるもの、則ち通話のみで可能であれば、資料送信処理部20Bを持つ必要はない。
【0025】
{特定端末局}
コンピュータ装置を中心として、カメラ、スピーカ、マイクなどの必要な機器を備えた構成になっている点、およびテレビ電話として機能するための基本機能部14Aの機能は、一般端末局5と同じである。
【0026】
資料データを提供し、会議や教育などを進行する立場にある特定端末局4にとって、資料送信に係る機能は必要不可欠であり、資料送信処理部(資料配布手段)20Aを必ず備えている点が一般端末局5と異なる。
【0027】
また、通話中継選択処理部21は、特定端末局4のみに備えられ、基地局3が中継する音声および映像信号の制御を指示する機能を有する。具体的には、特定端末局4が、通話中継選択処理部21により指定した端末局のみが、ネットワーク6および基地局3を介して、音声および映像信号を利用した通信を行うことができる。このとき、通信を許可する端末局の指定は、音声および映像信号のそれぞれに対して、別々に行うことが可能である。そのため、例えば、テレビ電話による通話を行う端末局の様子を、別のある端末局では映像のみを見ることができ、また別の端末局では音声のみを聞くことができるといった状況を、容易に実現することができる。
【0028】
尚、一般端末局4,5は、上述したコンピュータ装置を中心とした構成の他、PDA(Personal Digital Assistants)を中心とした構成であってもよいし、テレビとSTB(Set Top Box)からなる構成であっても構わない。また、各処理部とその機能は、コンピュータ装置上で動作するソフトウェアプログラムのみによって実現されてもよいし、専用のソフトウェアプログラムおよびハードウェアによって実現されても構わない。ただし、特定端末局4および一般端末局5を構成する端末装置の基本構成は同一で、それぞれが有する機能の差は、主にソフトウェアプログラムによるものである。よって、動作するソフトウェアプログラムを変更することで、同じ端末装置を、特定端末局4および一般端末局5のいずれの端末局として利用することも可能である。
【0029】
次に、本発明に係る基地局3と端末局4,5の動作の詳細を説明する。
【0030】
{資料の配布と表示}
本システムを利用して、会議や教育を行う場合、特定端末局4の利用者が会議や教育で利用する資料を準備し、一般端末局5へ配布することが多い。本システムでは、各端末局4,5が、コンピュータ装置を中心とした構成になっているため、配布する資料データは、JPEG(Joint PhotographicExperts Group)形式や、BMP(Bit Map)形式などの静止画像、AVI(Audio Video Interleaved)形式や、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式などの動画像、HTML(Hypertext Markup Language)文書など、コンピュータ装置上で容易に閲覧可能な形式のデータを利用して作成される。また、その他、会議や教育に参加する全ての端末局4,5が利用可能な、ワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションソフトなど、専用のソフトウェアプログラムにより作成された資料を利用することもある。
【0031】
資料配布のタイミングとしては、会議や教育への参加者に電子メールの添付ファイルとして配布したり、端末局4,5が予め基地局3から資料データをダウンロードしておく事前配布の他、会議や教育を開始する直前に資料データをダウンロードする直前配布や、会議や教育を行っている途中に資料データを配布する会議中配布がある。資料配布のタイミングは、その資料データの利用目的によって決定する。具体的には、事前に十分な検討が必要である場合には事前配布を行い、多少の準備時間を与えたい場合には直前配布を行い、決裁事項やアンケートなど事前に内容を知られたくない場合には会議中配布を行う。
【0032】
通常の資料配布は、一般端末局5の資料受信処理部17Bが、ネットワーク6および基地局3の資料通信処理部8を介して、資料データベース9内に予め準備されていた資料データを、自局の記憶装置18B上にダウンロードする手順で行う。しかし、会議中配布などにおいては、特定端末局4の資料送信処理部20Aが、記憶装置18A上にある資料データを、ネットワーク6および基地局3の資料通信処理部8を介して、一般端末局5へ送信する手順で行われる。
【0033】
テレビ電話による通話を行っている最中に、資料データを配布する場合、通信に負荷がかかることが予想される。そのため、本システムでは、図3のように、送受信する音声および映像パケットの間に、資料データを分割したパケットを割り込ませ、テレビ電話としての機能に、例えば音声と映像がずれるような、障害が発生しないようにしている。資料データのパケット化は、資料送信処理部20A,20Bにより行われ、音声および映像パケットへの割り込みは、基地局3の資料通信処理部8と音声映像中継処理部12とにより行われる。そして、送信した資料データのパケットデータは、資料受信処理部17A,17Bにより復元され、記憶装置18B上に保存される。
【0034】
配布した資料データの表示は、各端末局4,5の利用者が、予め自局の記憶装置18A,18B上にダウンロードしておいた資料データを、自ら、資料表示処理部19A,19Bにより所定のソフトウェアプログラムを利用して、表示装置上に表示させる方法の他、特定端末局4が、会議や教育などの進行状況に合わせて、一般端末局5上において、所望の資料データを表示させることもできる。
【0035】
予めダウンロードした資料データは、各端末局4,5の記憶装置18A,18B上の、所定のアドレスに保存されている。特定端末局4の利用者は、そのアドレスおよび資料データ名を指定する文字列データからなる資料表示命令(資料表示処理手段)を、資料表示処理部19Aから、一般端末局5に対して送信する。この資料表示命令は、ネットワーク6および基地局3の資料通信処理部8を介して、一般端末局5の資料表示処理部19Bで受信される。そして、この命令に従って、一般端末局5の表示装置上に、特定端末局4の利用者が指定した資料データが表示される。データ量の大きい資料であっても、資料データを事前配布しておけば、文字列データからなる容量の小さい資料表示命令を送信するだけで、資料データを容易に表示させることが可能である。
【0036】
尚、資料の表示は、各端末局4,5上において、資料表示処理部19A,19Bにより、資料データに関連づけられた専用のソフトウェアプログラムを利用して行われてもよいし、あるいは資料データの形式により必要なプラグインソフトを利用することで、全ての資料データをウェブブラウザ上で表示してもよい。
【0037】
このように、資料データをコンピュータ装置上で扱える形式で作成することで、全ての端末局4,5で、資料データを容易に共有することができる。また、自局で資料データを表示するだけでなく、例えば議長局や講師または教師局などの特定端末局4が、進行状況に応じて、必要な資料データを一般端末局5上に表示させることで、遅延なく円滑に会議や教育を進行することができる。さらに、資料の配布タイミングを工夫することで、事前から十分な準備を行った上で会議や教育を進める他、参加者の予期しない資料を提示し、テレビ電話のリアルタイム性を利用したサービスを提供することも可能である。
【0038】
{端末毎の資料配布}
従来のテレビ会議システムでは、予め準備した1つの資料データを、参加者全員に配布していた。しかし、本システムでは、同じ内容について異なる形式の複数の資料データを準備し、各参加者に応じた形式の資料データを提供することができる。
【0039】
具体的には、例えば、会議に使用する資料データについて、特定端末局4の利用者は、同様の内容について、英語で書かれた資料データと、日本語で書かれた資料データとを、基地局3の資料データベース9上に準備しておく。また、基地局3の利用者データベース10には、会議に参加する一般端末局5の利用者の認証に係る情報に加えて、各利用者の使用言語に係る情報を、配布する資料データの条件として登録しておく。
【0040】
利用者は、会議への参加に際し、資料データをダウンロードする。このとき、一般端末局5の資料受信処理部17Bは、ネットワーク6を介して、基地局3の資料通信処理部8へ、資料データのダウンロード要求を送信する。これを受けた基地局3の資料通信処理部8は、利用者データベース10を参照して、この一般端末局5の認証に係る情報から一般端末局5を特定し、同じく利用者データベース10から、利用者の使用言語に係る情報を、配布する資料データの条件として取得する。そして、資料通信処理部8は、その条件に従って、この一般端末局5の利用者の使用言語が英語であれば英語の資料データを、日本語であれば日本語の資料データを選択し、資料データベース9から一般端末局5へ提供する。これにより、利用者は、特別な操作をすることなく、通常の資料のダウンロード処理を行うだけで、自動的にその使用言語に合わせた資料データをダウンロードすることができる。この機能は、事前配布に限らず、基地局3の資料通信処理部8を介して処理することで、直前配布や会議中配布においても利用することができる。
【0041】
尚、使用言語に係る資料データの選択であれば、上述したように、利用者データベース10を利用する他、一般端末局5のコンピュータ装置上で動作する、OS(Operating System)に使用されている言語から判断する方法であってもよい。また、一般端末局5からのダウンロード要求に対し、基地局3の資料通信処理部8が、言語の選択を促すウィンドウを、一般端末局5の表示装置上に表示し、利用者に選択させるようにしてもよい。
【0042】
一般端末局5にダウンロードされた資料データは、記憶装置18B上の所定のアドレスに保存される。そして、上述したように、特定端末局4からの資料表示命令の送信によって、遠隔操作により、一般端末局5の表示装置上に表示することが可能である。
【0043】
このとき、例えば、英語の資料データと日本語の資料データとに、予め同じファイル名をつけておけば、特定端末局4の利用者は、1つの資料表示命令を送信することで、ある一般端末局5では英語の資料データを、別の一般端末局5では日本語の資料データを、同時に表示させることが可能である。あるいは、意図的に各資料データに別々のファイル名をつけておけば、そのファイル名の資料データを持つ一般端末局5だけに、資料データを表示させることも可能である。
【0044】
このように、同じ内容に対して異なる言語の資料を準備することで、一般端末局5の利用者は、従来のように、翻訳を行いながら資料データを閲覧する必要がなくなり、会議や教育に集中する環境を得ることができる。
【0045】
また、単なる翻訳ではなく、各言語に応じた適切な表現を用いたり、付加価値を加えた資料を準備することも可能である。例えば、日本の文化に関する会議や教育などを行う場合、日本人にとって常識的な内容は、日本語の資料データでは簡単な説明のみを記載し、英語の資料データでは、これを理解するのに必要な解説を合わせて記載しておく。これにより、英語の資料データを選択した利用者に対して、資料データの内容に係る理解を補助することがことが可能となる。また、特定端末局4の利用者が、途中で、英語の利用者に対してのみ内容を解説するといった余分な時間や手間を省略することができ、会議や教育を円滑に進行する効果も期待できる。
【0046】
さらに、言語に限らず、例えば、教育などにおいて各利用者の能力や進捗状況に応じた資料データを準備したり、各種のサービスを提供するにあたって男女や年齢で異なる資料データを準備するといったことにも応用できる。このような場合であっても、資料データの配布に必要な利用者に係る情報を、予め利用者データベース10に蓄積しておけば、これを利用して、自動的に、適切な資料を各端末局に配布することができる。
【0047】
このように、各端末局に提供する資料データに自由度を持たせ、各利用者に合った適切な資料データを、容易に提供することができれば、本システムを利用した各種のサービスにおいて、利用者の受ける恩恵は大きく、サービスの品質向上などの効果が期待できる。
【0048】
{中継制御処理}
テレビ会議システムでは、各端末局から送信される音声および映像信号を、基地局3の音声映像中継処理部12が、各端末局へ中継する。例えば、4つの端末局S1〜S4が通信を行っている場合、基地局3では、各端末局S1〜S4から送られてきた信号P1〜P4に、図4のようなパケットパッキングを施し、各端末局S1〜S4へ中継する。則ち、各端末局S1〜S4には、自局以外の端末局から送信された信号が中継される。これにより、各端末局S1〜S4間で、音声および映像による通話が可能となる。
【0049】
本システムでは、このような中継を行う以外に、特定の端末局間でのみ音声や映像信号を中継することが可能である。具体的には、例えば、端末局S1〜S4から送られてきた信号P1〜P4に、図5のようなパケットパッキングを施す。このとき、端末局S1と、端末局S2およびS3とは、双方で音声および映像信号を送受信し、テレビ電話による通話を行うことができる。しかし、端末局S2と、S3との間では、通信を行うことはできない。また、端末局S4は、端末局S2およびS3からの信号を受信できるが応答することはできず、端末局S1へは信号を送信できるが応答は得られない。このように、基地局3による、音声および映像信号の中継制御が行われる結果、実際の各端末局S1〜S4間の通信の様子は、図6に示すような関係となる。
【0050】
尚、このような中継制御処理は、特定端末局4の利用者が通話中継選択処理部21により指示を出し、基地局3の中継制御処理部13が、音声映像中継処理部12を操作することによって行われる。この中継制御処理は、音声および映像信号のそれぞれに対して、別々に行うことができる。また、上述したように、資料データは、図3のように、送受信する音声および映像パケットの間に割り込んだ形で送受信される。よって、資料データの配布についても、音声および映像信号に係る通信と同様、中継制御による配布先の指定を行うことが可能である。
【0051】
このような、中継制御を利用した例として、通訳に係るサービスを提供している場合を図1を利用して説明する。特定端末局1Aの利用者が通訳者であり、一般端末局1Bが米国人利用者、一般端末局1Cが日本人利用者である。この通訳サービスの利用者である米国人と、日本人とは、お互いの言語を理解できず、通訳者の通訳による会話のみを行うものとする。この場合、米国人と日本人とは、お互いの音声を聞く必要はないので、通訳者は、特定端末局1Aである自局と、一般端末局1Bおよび1Cとの間では、音声および映像信号を送受信可能とし、一般端末局1Bおよび1C間では、映像のみを送受信可能とする中継制御を行うよう設定する。
【0052】
これにより、一般端末局1B,1Cの利用者は、理解できない相手端末局の利用者の声と、通訳者の声とが混在する音声の中から、通訳者の声だけを聞き分ける必要がなくなり、通訳者の声だけを聞き、円滑に会議を進めることが可能となる。また、特定端末局1Aの利用者である通訳者も、一般端末局1B,1Cの二人の利用者が同時に話すことで通訳に混乱を来すということがなくなり、遅延無く円滑にサービスを提供することができる。
【0053】
尚、このような中継制御を行うとき、例えば、通訳者が、一方の端末局と話をしている場合、他方の端末局は、自局が、故障などの障害により音声が届かず無音状態であるのか、通訳者が相手端末局と会話をしている最中であるために無音状態であるのか判断できないといった状況が生ずる。そこで、基地局3は、中継制御により音声信号や映像信号が遮断されている端末局に対し、当該端末局に対する音声信号や映像信号が遮断されていることを、ランプの点灯や表示装置上への文字の表示(通知手段)などにより通知する機能を有する。これにより、信号が遮断されている端末局でも、システムに係る異常が発生しているわけではなく、特定端末局の指定する端末局間で正常に通信が行われていることを認識することができる。
【0054】
その他、例えば、お見合いなどのサービスを提供する場合であれば、最初は仲介者である特定端末局のみが、男性および女性の利用者の音声および映像を視聴し、利用者同士は音声しか聞くことができない状態で仲介を進行し、途中から仲介者の判断によって、利用者は互いの映像を見ることが可能となる、といった内容も、中継制御を利用すれば容易に実現可能である。また、売買、相談および審議などのサービスを提供する場合も、中継制御に係る機能を応用すれば、様々な効果を得ることが期待できる。
【0055】
このように、特定端末局4が、基地局3に対して、音声や映像信号の中継制御を指示し、通信を行う端末局を選択できることで、通訳など、従来行われていたサービスの品質が向上するだけでなく、お見合いなど新しい形態のサービスを提供することも可能となる。
【0056】
{資料表示領域とユーザインターフェース}
図7は、本実施の形態にかかるテレビ会議システムのユーザインタフェースを示す図である。各端末局の備える表示装置に表示されるこのユーザインタフェースは、各端末局からの映像を表示する映像表示領域22A〜22Cに加えて、複数の資料表示領域23A,23Bを備えている。
【0057】
これにより、例えば、1つの表示領域23Aに基本となる資料データを固定して表示させたまま、他方の表示領域23Bに表示する資料データを順次変更し、両者を比較しながら会議を進めるといったことが可能となり、各種のサービスを円滑に進行するのに効果的な役割を果たすことが期待できる。
【0058】
さらに、図8のように、表示装置上に様々なボタン(指示ボタン)24を追加したり、資料データをファイル名やアイコンを使って一覧表示する資料の一覧表示領域25を追加して、特徴的なユーザインターフェースを持たせてもよい。
【0059】
このように、資料データを一覧表示させておき、ここから、目的の資料データを示すアイコンを、資料表示領域23A,23Bへドラッグアンドドロップすることにより資料データを表示できるようにすれば、資料データファイルを選択し、開いて表示するといった一連の動作を非常に容易に行うことができる。
【0060】
また、様々な資料データを表示しながら、会議や教育を進める中で、前に表示した資料に戻りたいときや、左右の資料表示領域23A,23Bに表示している資料データを入れ替えたいときなどに、表示装置上のボタンを押すことで容易に、その操作を行えるようにすれば、様々な処理の操作性が向上する。
【0061】
さらに、ボタンを押すだけで、資料表示領域23A,23Bに表示している資料データを、他の端末局へ誤って送信することがないように送信禁止の状態にしたり、あるいは、他の端末局へ送信し、送信先の端末局の表示領域上に表示させることも実現できる。例えば、特定端末局4において、資料表示領域23Bの上部にある送信ボタンを押すと、資料データの送信処理と、資料データの表示命令の送信が続けて行われるようにする。具体的には、まず、資料表示領域23Bに表示されていた資料データは、資料送信処理部20Aによって、記憶装置18A上から、ネットワーク6および基地局3の資料通信処理部8を介して、一般端末局5の資料受信処理部17Bにより受信され、記憶装置18B上に保存される。そして、引き続き、特定端末局4の資料表示処理部19Aから、送信された資料表示命令が、ネットワーク6および基地局3の資料通信処理部8を介して、一般端末局5の資料表示処理部19Bに送信される。一般端末局5では、この資料表示命令を受信すると、資料表示処理部19Bが、先に受信した資料データを記憶装置18Bから読み出し、表示装置上に表示する。このような一連の複雑な処理を、送信ボタンを押すことで容易に行うことが可能となる。
【0062】
尚、資料表示領域23A,23Bに表示された資料データの送信は、特定端末局4から、一般端末局5へ一斉に送信するだけでなく、上述した中継制御を利用して、送信先である端末局を、単数または複数指定して行うことも可能である。具体的には、基地局3において、パケット化した資料データに対し、図5のように、指定した端末局にのみ送信されるようパケットパッキングを施し、送信すればよい。
【0063】
また、ボタン24や一覧表示領域25は、図7の映像表示領域22A〜22Cの下部に追加されて表示されてもよいし、資料表示領域23A,23Bがなるべく大きく表示されるよう、図8のように映像表示領域22A〜22Cが表示されない態様であってもよい。あるいは、これら2つの状態、則ち映像表示領域22A〜22Cの表示・非表示を、利用者が容易に切り替え可能な態様であってもよい。
【0064】
このように、頻繁に利用する、または、煩雑な操作手順を必要とする機能や処理を、ボタンやアイコンとして表示装置上に表示しておけば、様々な操作性の向上が期待できる。
【0065】
例えば、医療に係るサービスを提供するような場合を想定する。特定端末局4の利用者である医師は、資料表示領域23Aに、患者である一般端末局5利用者のカルテを表示し、誤って患者にこれを送信することのないよう送信禁止にしておく。そして、一方の表示領域23Bに患者から送信されてきた問診票を表示し、映像表示領域22A〜22Cに映し出される患者の表情と、問診票とを確認しながら問診を行う。そして、患者に必要な処置が適切に記載された資料データを、資料一覧表示領域25から、資料表示領域23Bにドラッグアンドドロップで表示させて探し出し、送信ボタンを押して、その資料データを患者に送信する。送信された資料データは、一般端末局5である患者の表示装置上に表示されるので、互いに資料データを確認しながら、医師は患者に様々な指示を与える。さらに、必要により、患者の住む地域における専門医の病院の地図や連絡先が記載された資料データを患者に送信し、受診を促すといったことも可能である。このようなサービスを、テレビ電話による通信を利用して提供すれば、一方的な情報提供ではなく、患者からも、適宜医師への質問が可能であるため、意志の疎通を図りながら、高品質なサービスを提供することができる。
【0066】
このように、ボタンやアイコンなどを利用して、操作しやすいユーザーインターフェースを構築することは、サービスの利用者だけでなく、提供者にとっても効果的であり、従来に比べ、効果的かつ高品質なサービスを提供することが可能となる。
【0067】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ネットワークを介して接続された端末局間で音声および映像信号を送受信するテレビ会議システムであって、音声および映像信号を送受信してテレビ会議を行う複数の前記端末局と、端末局の全てに接続され端末局間の通信を制御する基地局と、を備え、記基地局は、一の端末局から受信した前記音声信号および/または映像信号を、複数の前記端末局のうち設定された端末局に対してのみ選択的に中継する中継制御手段、を有することで、テレビ電話を利用した様々なサービスを有効に提供することができる。
【0068】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のテレビ会議システムであって、基地局は、さらに、設定された端末局間で音声信号および/または映像信号を選択的に中継制御していることを、その設定によって音声信号および/または映像信号が遮断されている他の端末局へ通知する通知手段、を有することで、映像および/または音声が遮断されている端末局においても、テレビ電話によるサービスが円滑に提供されていることを容易に確認することができる。
【0069】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載のテレビ会議システムであって、基地局は、さらに、各利用者が参照する資料データを蓄積する資料データベースと、利用者ごとに参照する資料データの条件を規定した利用者データベースと、を備え、前記端末局から資料データの取得要求を受けた際、前記利用者データベースを参照することにより、要求元の利用者の条件に適合した資料データを当該端末局に送信する資料通信処理手段を有することで、利用者は、各々に適した資料データを受け取ることができ、従来に比べ高品質なサービスを受けることができる。
【0070】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載のテレビ会議システムにおいて、資料データベースには、異なる言語で記述された略同一の概念を伝達するための複数の資料データが蓄積されるとともに、利用者データベースには、利用者ごとの使用言語が条件として規定されており、資料通信処理手段は、要求元の利用者の使用言語に適合した資料データを送信することで、利用者は、翻訳などを行うことなく、容易に資料を閲覧し理解することができる。
【0071】
請求項5に記載の発明によれば、請求項3または請求項4に記載のテレビ会議システムであって、記端末局は、テレビ会議システムのユーザインタフェース上に、複数の資料データを同時に表示する表示手段、を有することで、多くの資料データの閲覧や比較を容易に行うことができる。
【0072】
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載のテレビ会議システムであって、記端末局は、さらに、ユーザインタフェース上に、資料データに加えて、資料データの送信指示を行うための指示ボタンを表示する手段と、指示ボタンの選択操作に応答して、ユーザインタフェースに表示中の資料データを、選択された他の端末局に送信する資料配布手段と、を有することで、利用者は、資料データ送信に係る操作と、各端末局間での資料データの共有とを、容易に行うことができる。
【0073】
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載のテレビ会議システムであって、資料配布手段は、資料データを他の端末局に送信するとともに、送信した資料データを当該他の端末局が備える表示装置上に表示させるためのコマンドを送信する資料表示処理手段、を含むことで、会議や教育の進行に合わせて、全ての利用者に適当な資料データを閲覧させることができ、会議や教育を円滑に進行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施例に係るテレビ会議システムを示す構成図である。
【図2】この発明の一の実施例に係るテレビ会議システムの機能ブロック図である。
【図3】この発明の一の実施例に係る資料データの送信方法示す図である。
【図4】従来のテレビ会議システムに係る音声および映像信号のパケットパッキングの様子を示す図である。
【図5】この発明の一の実施例に係る音声および映像信号のパケットパッキングの様子を示す図である。
【図6】この発明の一の実施例に係る音声および映像信号の送受信の関係を示す図である。
【図7】この発明の一の実施例に係るテレビ会議システムの資料表示領域を示す図である。
【図8】この発明の一の実施例に係るテレビ会議システムのユーザインターフェースを示す図である。
【符号の説明】
1A〜1C 端末局
2 インターネット
3 基地局
4 特定端末局
5 一般端末局
6 ネットワーク
7A 資料系サーバ
7B 中継系サーバ
8 資料通信処理部
9 資料データベース
10 利用者データベース
11 接続認証処理部
12 音声映像中継処理部
13 中継制御処理部
14A,14B 基本機能部
15A,15B 音声映像通話処理部
16A,16B 接続処理部
17A,17B 資料受信処理部
18A,18B 記憶装置
19A,19B 資料表示処理部
20A,20B 資料送信処理部
21 通話中継選択処理部
22A〜22C 映像表示領域
23A,23B 資料表示領域
24 アイコン群
25 資料一覧表示領域

Claims (7)

  1. ネットワークを介して接続された端末局間で音声および映像信号を送受信するテレビ会議システムであって、
    前記音声および映像信号を送受信してテレビ会議を行う複数の前記端末局と、
    前記端末局の全てに接続され前記端末局間の通信を制御する基地局と、
    を備え、
    前記基地局は、
    一の端末局から受信した前記音声信号および/または前記映像信号を、複数の前記端末局のうち設定された端末局に対してのみ選択的に中継する中継制御手段、
    を有することを特徴とするテレビ会議システム。
  2. 請求項1に記載のテレビ会議システムであって、
    前記基地局は、さらに、
    設定された端末局間で前記音声信号および/または前記映像信号を選択的に中継制御していることを、その設定によって前記音声信号および/または前記映像信号が遮断されている他の端末局へ通知する通知手段、
    を有することを特徴とするテレビ会議システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のテレビ会議システムであって、
    前記基地局は、さらに、
    各利用者が参照する資料データを蓄積する資料データベースと、
    利用者ごとに参照する資料データの条件を規定した利用者データベースと、
    を備え、
    前記端末局から資料データの取得要求を受けた際、前記利用者データベースを参照することにより、要求元の利用者の条件に適合した資料データを当該端末局に送信する資料通信処理手段を有することを特徴とするテレビ会議システム。
  4. 請求項3に記載のテレビ会議システムにおいて、
    前記資料データベースには、異なる言語で記述された略同一の概念を伝達するための複数の資料データが蓄積されるとともに、前記利用者データベースには、利用者ごとの使用言語が前記条件として規定されており、前記資料通信処理手段は、要求元の利用者の使用言語に適合した資料データを送信することを特徴とするテレビ会議システム。
  5. 請求項3または請求項4に記載のテレビ会議システムであって、
    前記端末局は、
    テレビ会議システムのユーザインタフェース上に、複数の前記資料データを同時に表示する表示手段、
    を有することを特徴とするテレビ会議システム。
  6. 請求項5に記載のテレビ会議システムであって、
    前記端末局は、さらに、
    前記ユーザインタフェース上に、前記資料データに加えて、前記資料データの送信指示を行うための指示ボタンを表示する手段と、
    前記指示ボタンの選択操作に応答して、前記ユーザインタフェースに表示中の前記資料データを、選択された他の端末局に送信する資料配布手段と、
    を有することを特徴とするテレビ会議システム。
  7. 請求項6に記載のテレビ会議システムであって、
    前記資料配布手段は、
    前記資料データを前記他の端末局に送信するとともに、送信した前記資料データを当該他の端末局が備える表示装置上に表示させるためのコマンドを送信する資料表示処理手段、
    を含むことを特徴とするテレビ会議システム。
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