JP2017146914A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対面診療と同等の遠隔診療を実現する。
【解決手段】情報処理装置は、患者が使用する第1クライアント端末、及び、医師が使用する第2クライアント端末と接続可能である。情報処理装置は、患者を識別する患者識別情報と、医師を識別する医師識別情報と、ビデオ通話を用いた遠隔診療の予約に関する予約情報とを関連付けて記憶する手段と、予約情報に基づいて、第1クライアント端末と第2クライアント端末との間のビデオ通話シーケンスを開始する制御手段と、医師の指示に応じて、ビデオ通話シーケンスにおいて行った遠隔診療に関するカルテ情報を、患者識別情報と、医師識別情報とに関連付けて記憶する手段と、を備える。
【選択図】図23

Description

本発明は、遠隔診療に用いられる情報処理装置に関する。
近年、インターネットを介して、医師から離れた場所にいる患者に対して行われる診療行為(以下「遠隔診療」という)が注目されている。遠隔診療は、医師及び患者の双方にとって、地理的制約、及び、時間的制約なしに、医師による診療を受けることができるという利点がある。
従来、医師と患者との間で、通信手段を用いた遠隔診療を支援する様々な仕組みが提案されている(特許文献1)。
特開2013−114272号公報
従来の遠隔診療は、医師が患者と対面して行う対面診療を補完するものに過ぎない。例えば、従来の遠隔診療では、医師は、医療行為を行うのではなく、患者に対する助言を提供することにとどまっているものがある。この場合、医師は、患者に対して薬を処方することはなく、かつ、カルテを作成することもない。
そのため、患者は、薬を受け取るために、遠隔診療後に対面診療を受ける必要がある。
このように、従来の遠隔診療は、対面診療を代替することを想定していない。したがって、従来のシステムでは、対面診療と同等の遠隔診療を実現することはできない。
本発明の目的は、対面診療と同等の遠隔診療を実現することである。
本発明の一態様は、
患者が使用する第1クライアント端末、及び、医師が使用する第2クライアント端末と接続可能な情報処理装置であって、
前記患者を識別する患識別情報と、前記医師を識別する医師識別情報と、ビデオ通話を用いた遠隔診療の予約に関する予約情報とを関連付けて記憶する手段と、
前記予約情報に基づいて、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末との間のビデオ通話シーケンスを開始する制御手段と、
前記医師の指示に応じて、前記ビデオ通話シーケンスにおいて行った遠隔診療に関するカルテ情報を、前記患者識別情報と、前記医師識別情報とに関連付けて記憶する手段と、
を備える、情報処理装置である。
本発明によれば、対面診療と同等の遠隔診療を実現することができる。
第1実施形態の情報処理システムのシステム構成図。 第1実施形態のクライアント端末の構成を示す図。 第1実施形態のサーバの構成を示す図。 第1実施形態の患者データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の医師データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態のスケジュールデータベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の予約データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の診療履歴データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の問診票データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態のカルテデータベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の処方箋データベースのデータ構造を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図。 第1実施形態の予約の処理のシーケンス図。 第1実施形態の遠隔診療の処理のシーケンス図。 図27のビデオ通話シーケンスの詳細なシーケンス図。
(1)第1実施形態
(1−1)情報処理システムの構成(図1)
第1実施形態の情報処理システムの構成について説明する。図1は、第1実施形態の情報処理システムのシステム構成図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、クライアント端末10(10−1〜10−n)と、サーバ30とを備える。
クライアント端末10と、サーバ30とは、通信網NW(例えば、インターネット)を介して、通信(例えば、https通信)を行うことができる。
クライアント端末10は、ユーザが使用する情報処理装置の一例である。クライアント端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。
サーバ30は、クライアント端末10から送信されたリクエストに基づいて、所定の処理を実行する情報処理装置の一例である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
(1−2)クライアント端末の構成(図2)
第1実施形態のクライアント端末の構成について説明する。図2は、第1実施形態のクライアント端末の構成を示す図である。
図2に示すように、クライアント端末10は、CPU(Central Processing Unit)11と、記憶装置11と、入力部13と、表示部14と、通信インタフェース15と、カメラ16と、サウンドモジュール17とを備える。
記憶装置11は、情報処理に必要なプログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
情報処理に必要なプログラムは、例えば、OS(Operating System)のプログラム、情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ブラウザ、ビデオ通話用アプリケーション)のプログラム等である。
情報処理に必要なデータは、例えば、情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)である。
CPU12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、アプリケーションの機能を実現するように構成される。
入力部13は、ユーザの指示を受け付けるように構成される。入力部13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等である。
表示部14は、ユーザに情報を提示するように構成される。表示部14は、例えば、液晶ディスプレイである。
通信インタフェース15は、クライアント端末10と通信網NWとの間の通信を制御するように構成される。
カメラ16は、画像を撮像し、かつ、画像データを生成するように構成される。カメラ16は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)カメラである。
サウンドモジュール17は、音声を入出力するモジュールである。サウンドモジュール17は、例えば、マイク及びスピーカである。
(1−3)サーバの構成(図3)
第1実施形態のサーバの構成について説明する。図3は、第1実施形態のサーバの構成を示す図である。
図3に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、CPU32と、入力部33と、表示部34と、通信インタフェース35とを備える。
記憶装置31は、情報処理に必要なプログラム、データ、及び、データベースを記憶する記憶装置である。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
情報処理に必要なプログラムは、例えば、OS(Operating System)のプログラム、サーバ30の機能を実現するアプリケーションのプログラム等である。
情報処理に必要なデータは、例えば、要件情報(後述する)である。
CPU32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。
入力部33及び表示部34は、それぞれ、図2の入力部13及び表示部14と同様である。
通信インタフェース35は、サーバ30と通信網NWとの間の通信を制御するように構成される。
(1−4)データベースのデータ構造(図4〜図8)
第1実施形態のデータベースのデータ構造について説明する。
(1−4−1)患者データベース(図4)
第1実施形態の患者データベースのデータ構造について説明する。図4は、第1実施形態の患者データベースのデータ構造を示す図である。
患者データベースのレコード(以下「患者レコード」という)には、患者に関する情報(以下「患者情報」という)が格納される。
図4に示すように、患者データベースは、「患者ID」フィールドと、「患者名」フィールドと、「生年月日」フィールドと、「性別」フィールドと、「住所」フィールドと、「支払情報」フィールドと、「保険証番号」フィールドと、「保険証画像」フィールドと、「メールアドレス」フィールドと、「パスワード」フィールドとを含む。
「患者ID」フィールドには、患者IDが格納される。患者IDは、患者として登録されたユーザ毎に固有の情報である。つまり、患者IDは、患者を識別する情報である。患者IDは、患者レコードの主キーである。患者IDは、患者のログイン認証のために参照される。患者IDは、サーバ30が決定する情報である。
「患者名」フィールドには、患者の氏名を示すテキストデータが格納される。
「生年月日」フィールドには、患者の生年月日を示す値が格納される。
「性別」フィールドには、患者の性別を示すコード(以下「性別コード」という)が格納される。性別コード「M」は男性を示す。性別コード「F」は女性を示す。
「住所」フィールドには、患者の住所を示すテキストデータが格納される。
「支払情報」フィールドには、料金の支払に関する情報(例えば、クレジットカード番号、銀行口座番号等)を示す値が格納される。
「保険証番号」フィールドには、患者の保険証番号を示す値が格納される。
「保険証画像」フィールドには、患者の保険証の画像に対応する画像データが格納される。
「メールアドレス」フィールドには、患者のメールアドレスを示すテキストデータが格納される。
「患者名」フィールド、「生年月日」フィールド、「性別」フィールド、「住所」フィールド、「支払情報」フィールド、「保険証番号」フィールド、「保険証画像」フィールド、及び、「メールアドレス」フィールドの情報は、患者が任意に決定する情報である。
「パスワード」フィールドには、患者のパスワードを示すテキストデータが格納される。
「パスワード」フィールドの情報は、患者のログイン認証のために参照される。「パスワード」フィールドの情報は、患者が任意に決定する情報である。
(1−4−2)医師データベース(図5)
第1実施形態の医師データベースのデータ構造について説明する。図5は、第1実施形態の医師データベースのデータ構造を示す図である。
医師データベースのレコード(以下「医師レコード」という)には、医師に関する情報(以下「医師情報」という)が格納される。
図5に示すように、医師データベースは、「医師ID」フィールドと、「医師名」フィールドと、「性別」フィールドと、「画像」フィールドと、「所属病院」フィールドと、「診療科目」フィールドと、「疾患」フィールドと、「経歴」フィールドと、「署名画像」フィールドと、「メールアドレス」フィールドと、「パスワード」フィールドとを含む。
「医師ID」フィールドには、医師IDが格納される。医師IDは、医師として登録されたユーザ毎に固有の情報である。つまり、医師IDは、医師を識別する情報である。医師IDは、医師レコードの主キーである。医師IDは、医師のログイン認証のために参照される。医師IDは、サーバ30が決定する情報である。
「医師名」フィールドには、医師の氏名を示すテキストデータが格納される。
「性別」フィールドには、医師の性別を示す性別コードが格納される。
「画像」フィールドには、医師の画像に対応する画像データが格納される。
「所属病院」フィールドには、医師が所属する病院の名称を示すテキストが格納される。
「診療科目」フィールドには、医師の診療科目を示すコードが格納される。
「メールアドレス」フィールドには、医師のメールアドレスを示すテキストデータが格納される。
「疾患」フィールドには、医師が担当可能な疾患を示すコード(以下「疾患コード」という)が格納される。
「経歴」フィールドには、医師の経歴を示すテキストデータが格納される。
「署名画像」フィールドには、医師の署名の画像に対応する画像データが格納される。
「医師名」フィールド、「性別」フィールド、「画像」フィールド、「診療科目」フィールド、「疾患」フィールドフィールド、「経歴」フィールド、「署名画像」フィールド、及び、「メールアドレス」フィールドの情報は、医師が任意に決定する情報である。
「パスワード」フィールドには、医師のパスワードを示すテキストデータが格納される。
「パスワード」フィールドの情報は、医師のログイン認証のために参照される。「パスワード」フィールドの情報は、医師が任意に決定する情報である。
(1−4−3)スケジュールデータベース(図6)
第1実施形態のスケジュールデータベースのデータ構造について説明する。図6は、第1実施形態のスケジュールデータベースのデータ構造を示す図である。
スケジュールデータベースのレコード(以下「スケジュールレコード」という)には、医師のスケジュールに関する情報(以下「スケジュール情報」という)が格納される。
1つの医師IDには、複数のスケジュールレコードを関連付けることができる。
図5に示すように、スケジュールデータベースは、「スケジュールID」フィールドと、「日付」フィールドと、「開始時間」フィールドと、「終了時間」フィールドとを含む。
「スケジュールID」フィールドには、スケジュールIDが格納される。スケジュールIDは、医師のスケジュールを識別する情報である。スケジュールIDは、スケジュールレコードの主キーである。スケジュールIDは、サーバ30が決定する情報である。
「日付」フィールドには、医師が診療可能な日付を示す値が格納される。
「開始時間」フィールド、及び、「終了時間」フィールドには、それぞれ、医師が診療可能な開始時間及び終了時間を示す値が格納される。
つまり、「日付」フィールド、「開始時間」フィールド、及び、「終了時間」フィールドの情報は、医師の診療可能枠を示している。「日付」フィールド、「開始時間」フィールド、及び、「終了時間」フィールドの情報は、医師が任意に決定する情報である。
(1−4−4)予約データベース(図7)
第1実施形態の予約データベースのデータ構造について説明する。図7は、第1実施形態の予約データベースのデータ構造を示す図である。
予約データベースのレコード(以下「予約レコード」という)には、遠隔診療の予約に関する情報(以下「予約情報」という)が格納される。
1つの患者IDには、複数の予約レコードを関連付けることができる。
図7に示すように、予約データベースは、「予約ID」フィールドと、「スケジュールID」フィールドと、「疾患」フィールドと、「診療料」フィールドと、「予約ステータス」フィールドとを含む。
「予約ID」フィールドには、予約IDが格納される。予約IDは、予約を識別する情報である。予約IDは、予約レコードの主キーである。予約IDは、スケジュールIDに関連付けられる。予約IDは、サーバ30が決定する情報である。
「疾患」フィールドには、診療の対象となる疾患(以下「対象疾患」という)を示す疾患コードが格納される。
「疾患」フィールドの情報は、患者が任意に決定する情報である。
「診療料」フィールドには、診療料を示す値が格納される。
「予約ステータス」フィールドには、予約ステータスコードが格納される。予約ステータスコード「STA1」は予約が完了していないことを示す。予約ステータスコード「STA2」は予約が完了したことを示す。
「診療料」フィールド及び「予約ステータス」フィールドの情報は、サーバ30が決定する情報である。
(1−4−5)診療履歴データベース(図8)
第1実施形態の診療履歴データベースのデータ構造について説明する。図8は、第1実施形態の診療履歴データベースのデータ構造を示す図である。
診療履歴データベースのレコード(以下「診療履歴レコード」という)には、遠隔診療の履歴に関する情報(以下「診療履歴情報」という)が格納される。
1つの患者IDには、複数の診療履歴レコードを関連付けることができる。
図8に示すように、診療履歴データベースは、「診療履歴ID」フィールドと、「予約ID」フィールドと、「診療日時」フィールドと、「診療料」フィールドと、「薬料金」フィールドと、「決済ステータス」フィールドと、「要注意フラグ」フィールドと、「メモ」フィールドとを含む。
「診療履歴ID」フィールドには、診療履歴IDが格納される。診療履歴IDは、診療履歴を識別する情報である。診療履歴IDは、診療履歴レコードの主キーである。診療履歴IDは、サーバ30が決定する情報である。
「予約ID」フィールドには、予約IDが格納される。1つの予約IDは、1つの診療履歴IDに関連付けられる。
「診療日時」フィールドには、遠隔診療が行われた日時を示す値が格納される。
「診療料」フィールドには、診療料を示す値が格納される。
「薬料金」フィールドには、薬料金を示す値が格納される。
「決済ステータス」フィールドには、決済ステータスコードが格納される。決済ステータスコード「STA1」は、決済が完了していないことを示す。決済ステータスコード「STA2」は、決済が完了したことを示す。決済ステータスコード「STA3」は、予約日時を過ぎても遠隔診療が行われなかったことを示す。
「診療日時」フィールド、「診療料」フィールド、「薬料金」フィールド、及び、「決済ステータス」フィールドの情報は、サーバ30が決定する情報である。
「要注意フラグ」フィールドには、患者が要注意患者であるか否かを示す値が格納される。値「0」は、患者が要注意患者ではないことを示す。値「1」は、患者が要注意患者であることを示す。要注意患者とは、医師が要注意であると判断した患者を意味する。
「メモ」フィールドには、医師のメモを示すテキストデータが格納される。
「要注意フラグ」フィールド、及び、「メモ」フィールドの情報は、医師が任意に決定する情報である。
(1−4−6)問診票データベース(図9)
第1実施形態の問診票データベースのデータ構造について説明する。図9は、第1実施形態の問診票データベースのデータ構造を示す図である。
問診票データベースのレコード(以下「問診票レコード」という)には、問診票に関する情報(以下「問診票情報」という)が格納される。
1つの患者IDには、複数の問診票レコードを関連付けることができる。
図9に示すように、問診票データベースは、「問診票ID」フィールドと、「疾患」フィールドと、「質問」フィールドと、「回答」フィールドと、「既往歴」フィールドと、「アレルギー」フィールドと、「メモ」フィールドとを含む。
「問診票ID」フィールドには、問診票IDが格納される。問診票IDは、問指標を識別する情報である。問診票IDは、問診票レコードの主キーである。問診票IDは、サーバ30が決定する情報である。
「疾患」フィールドには、問診票に対応する疾患を示す疾患コードが格納される。
「質問」フィールドには、質問を示すコード(以下「質問コード」という)が格納される。1つの疾患コードには、複数の質問コードが関連付けられる。
「疾患」フィールド、及び、「質問」フィールドの情報は、予め決められた情報である。
「回答」フィールドには、回答を示すコード(以下「回答コード」という)が格納される。1つの回答コードには、1つの質問コードが関連付けられる。
「既往歴」フィールドには、既往歴を示すコード(以下「既往歴コード」という)が格納される。1つの疾患コードには、複数の既往歴コードを関連付けることができる。
「アレルギー」フィールドには、アレルギーを示すコード(以下「アレルギーコード」という)が格納される。1つの疾患コードには、複数のアレルギーコードを関連付けることができる。
「メモ」フィールドには、患者のメモを示すテキストデータが格納される。
「回答」フィールド、「既往歴」フィールド、「アレルギー」フィールド、及び、「メモ」フィールドの情報は、患者が任意に決定する情報である。
(1−4−7)カルテデータベース(図10)
第1実施形態のカルテデータベースのデータ構造について説明する。図10は、第1実施形態のカルテデータベースのデータ構造を示す図である。
カルテデータベースのレコード(以下「カルテレコード」という)には、カルテに関する情報(以下「カルテ情報」という)が格納される。
1つの患者IDには、複数のカルテレコードを関連付けることができる。
図10に示すように、カルテデータベースは、「カルテID」フィールドと、「診療履歴ID」フィールドと、「診療録」フィールドと、「更新日時」フィールドとを含む。
「カルテID」フィールドには、カルテIDが格納される。カルテIDは、カルテを識別する情報である。カルテIDは、カルテレコードの主キーである。カルテIDは、サーバ30が決定する情報である。
「診療履歴ID」フィールドには、診療履歴IDが格納される。
「診療録」フィールドには、診療録を示すテキストデータが格納される。
「診療録」フィールドの情報は、医師が任意に決定する情報である。
「更新日時」フィールドには、カルテレコードが追加又は更新された日時を示す値が格納される。「更新日時」フィールドの情報は、サーバ30が決定する情報である。
(1−4−8)処方箋データベース(図11)
第1実施形態の処方箋データベースのデータ構造について説明する。図11は、第1実施形態の処方箋データベースのデータ構造を示す図である。
処方箋データベースのレコード(以下「処方箋レコード」という)には、処方箋に関する情報(以下「処方箋情報」という)が格納される。
1つの患者IDには、複数の処方箋レコードを関連付けることができる。
図11に示すように、処方箋データベースは、「処方箋ID」フィールドと、「診療履歴ID」フィールドと、「処方薬」フィールドと、「種類」フィールドと、「用量」フィールドと、「用途」フィールドと、「用法」フィールドと、「数量」フィールドと、「発行フラグ」フィールドと、「処方箋ステータス」フィールドとを含む。
「処方箋ID」フィールドには、処方箋IDが格納される。処方箋IDは、処方箋を識別する情報である。処方箋IDは、処方箋レコードの主キーである。処方箋IDは、サーバ30が決定する情報である。
「診療履歴ID」フィールドには、診療履歴IDが格納される。
「処方薬」フィールドには、処方薬を示すコード(以下「処方薬コード」という)が格納される。1つの処方箋IDには、複数の処方薬コードを関連付けることができる。
「種類」フィールドには、処方薬の種類を示すコード(以下「種類コード」という)が格納される。1つの種類コードは、1つの処方薬コードに関連付けられる。
「用量」フィールドには、1回当たりの服薬量を示す値が格納される。
「用途」フィールドには、処方薬の用途を示すコード(以下「用途コード」という)が格納される。1つの用途コードは、1つの処方薬コードに関連付けられる。
「用法」フィールドには、処方薬の用法を示すコード(以下「用法コード」という)が格納される。1つの用法コードは、1つの処方薬コードに関連付けられる。
「数量」フィールドには、処方薬の数量を示す値が格納される。1つの値は、1つの処方薬コードに関連付けられる。
「処方薬」フィールド、「用法」フィールド、及び、「数量」フィールドの情報は、医師が任意に決定する情報である。
「発行フラグ」フィールドには、処方箋を発行したか否かを示す値が格納される。フラグ「0」は、処方箋を発行していないことを示している。この場合、処方箋を発行することができる。フラグ「1」は、処方箋を発行したことを示している。この場合、処方箋を発行することはできない。
「処方箋ステータス」フィールドには、処方箋ステータスコードが格納される。例えば、処方箋ステータスコード「STA1」は、処方が完了していないことを示す。処方箋ステータスコード「STA2」は、処方は完了したが、発送が完了していないことを示す。処方箋ステータスコード「STA3」は、処方及び発送が完了したことを示す。
「処方箋ステータス」フィールドの情報は、サーバ30が決定する情報である。
(1−5)情報処理において表示される画面(図12〜図25)
第1実施形態の情報処理において表示される画面について説明する。図12〜図25は、第1実施形態の情報処理において表示される画面の例を示す図である。
図12〜図25の画面は、クライアント端末10の表示部14に表示される。各画面では、ユーザは、入力部13を用いて指示(入力フィールドへの入力、及び、ボタンの指定)を与えることができる。ユーザにより与えられた指示は、クライアント端末10からサーバ30に送信される。
図12の画面P100は、医師(医師ID「DR001」)がログインした場合に最初に表示される医師用トップ画面である。
画面P100は、ボタンB100a〜B100bを含む。
「診療可能枠」ボタンB100aは、診療可能枠画面P110を表示させるためのボタンである。
「予約状況」ボタンB100bは、予約状況画面P120(図13)を表示させるためのボタンである。
「診療可能枠」ボタンB100aが指定されると、画面P110が表示される。
画面P110は、表示領域A110と、ボタンB110a〜B110cと、入力フィールドF110とを含む。
表示領域A110には、診療可能枠の日付が表示される。
入力フィールドF110は、表示領域A110に表示された日付において、診療可能な時間帯を入力するための入力フィールドである。入力フィールドF110は、時間帯毎のチェックボックスを含んでいる。
ボタンB110aは、診療可能枠の日付を切り替えるためのボタンである。
ボタンB110bは、入力フィールドF110に表示される時間帯を切り替えるためのボタンである。
画面P110において入力フィールドF110に情報が入力され(例えば、チェックボックスが指定され)、かつ、「保存」ボタンB110cが指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、診療可能枠の登録を要求するためのリクエストを送信する。
サーバ30は、クライアント端末10からリクエストを受信すると、入力フィールドF110に入力された情報に基づいて、スケジュールデータベース(図6)を更新する。
図12の「予約状況」ボタンB100bが指定されると、図13の画面P120が表示される。
画面P120は、表示領域A120と、ボタンB120a〜B120bとを含む。
表示領域A120には、医師(医師ID「DR001」)が受けた遠隔診療の予約日時が表示される。
「参考情報」ボタンB120aは、参考情報画面P121を表示させるためのボタンである。「参考情報」ボタンB120aは、予約IDに関連付けられている。
「診療室」ボタンB120bは、医師用診療画面P130(図23)を表示させるためのボタンである。「診療室」ボタンB120bは、予約IDに関連付けられている。「診療室」ボタンB120bは、予約日時になる前は表示されておらず、予約日時になったときに表示される。
「参考情報」ボタンB120aが指定されると、画面P121が表示される。
画面P121は、ボタンB121a〜B121cを含む。
「患者情報」ボタンB121aは、患者情報(例えば、患者データベース(図4)の情報)、及び、問診票情報(例えば、問診票データベース(図9)の情報)を表示させるためのボタンである。
「カルテ」ボタンB121bは、カルテ情報(例えば、カルテデータベース(図10)の情報)を表示させるためのボタンである。
「処方箋」ボタンB121cは、処方箋情報(例えば、処方箋データベース(図11)の情報)を表示させるためのボタンである。
図14の画面P200は、患者(患者ID「PA001」)がログインした場合に最初に表示される患者用トップ画面である。
画面P200は、ボタンB200a〜B200bを含む。
「診療予約」ボタンB200aは、診療予約画面P210を表示させるためのボタンである。
「マイページ」ボタンB200bは、図17のマイページ画面P220を表示させるためのボタンである。
「診療予約」ボタンB200aが指定されると、画面P210が表示される。
画面P210は、表示領域A210a〜A210cと、ボタンB210と、画像IMG210a〜IMG210dとを含む。
表示領域A210aには、画像IMG210aと、医師情報(例えば、医師名、診療科目、及び、担当可能疾患)が表示される。
画像IMG210aは、医師IDに関連付けられている。画像IMG210aは、図15の画面P211を表示させるためのボタンである。
表示領域A210aの情報は、医師データベース(図5)に格納された情報である。
表示領域A210bには、診療予約の対象となる日付及び時間帯が表示される。
ボタンB210は、表示領域A210bに表示された日付を切り替えるためのボタンである。
表示領域A210cには、表示領域A210bに表示された時間帯毎に、画像IMG210b〜IMG2310dが表示される。
画像IMG210bは、予約可能な診療可能枠(以下「予約枠」という)が所定数未満である(例えば、1である)ことを示している。
画像IMG210cは、予約枠が所定数(例えば、2)以上であることを示している。
画像IMG210dは、予約枠が0であることを示している。
画像IMG210b〜210cは、医師IDに関連付けられている。画像IMG210b〜210cは、図15の画面P211を表示させるためのボタンである。
画面P210において、画像IMG210a〜IMG210cの何れかが指定されると、図15の画面P211が表示される。
画面P211は、表示領域A211a〜A211cと、ボタンB211a〜B211cと、画像IMG211a〜IMG211bとを含む。
表示領域A211aには、画像IMG211aと、医師(医師ID「DR001」)の医師情報(例えば、医師名、診療科目、担当可能疾患、及び、経歴)が表示される。表示領域A210aの情報は、医師データベース(図5)に格納された情報である。
表示領域A211bには、診療予約の対象となる日付が表示される。
ボタンB211aは、表示領域A211bに表示された日付を切り替えるためのボタンである。
表示領域A211cには、診療予約の対象となる時間帯が表示される。
ボタンB211bは、表示領域A211cに表示された時間帯を切り替えるためのボタンである。
画像IMG211bは、予約枠が0であることを示している。
「予約」ボタンB211cは、予約枠が1以上であることを示している。「予約」ボタンB211cは、予約リクエスト(後述)を行うためのボタンである。「予約」ボタンB211cは、スケジュールIDに関連付けられている。
「予約」ボタンB211cが指定されると、図16の画面P212が表示される。
画面P212は、ボタンB212a〜B212bを含む。
「花粉症」ボタンB212aは、対象疾患として、花粉症を選択するためのボタンである。
「尿酸値」ボタンB212bは、対象疾患として、尿酸値を選択するためのボタンである。
ボタンB212a〜B212bは、疾患コードに関連付けられている。
「花粉症」ボタンB212aが指定されると、画面P213が表示される。
画面P213は、表示領域A213と、ボタンB213とを含む。
表示領域A213には、予約情報(例えば、予約日時、医師名、対象疾患、患者名、請求金額、及び、支払方法)が表示される。
表示領域A213の情報は、患者データベース(図4)及び医師データベース(図5)に格納された情報、並びに、サーバ30によって生成された情報である。
「予約確定」ボタンB213は、予約確定リクエスト(後述)を行うためのボタンである。
「予約確定」ボタンB213が指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、予約確定リクエストを送信する。
画面P200の「マイページ」ボタンB200bが指定されると、図17の画面P220が表示される。
画面P220は、ボタンB220a〜B220cを含む。
「登録情報」ボタンB220aは、画面P221を表示させるためのボタンである。
「診療予約状況」ボタンB220bは、図19の画面P230を表示させるためのボタンである。
「診療履歴」ボタンB220cは、図20の画面P240を表示させるためのボタンである。
「登録情報」ボタンB220aが指定されると、画面P221が表示される。
画面P221は、ボタンB221a〜B221bと、入力フィールドF221とを含む。
「編集」ボタンB221aは、入力フィールドF221を編集するためのボタンである。
「問診票登録」ボタンB221bは、図18の画面P222を表示させるためのボタンである。
入力フィールドF221には、患者(患者ID「PA001」)の患者情報(例えば、メールアドレス、パスワード、患者名、生年月日、性別、住所、電話番号、保険証番号、保険証画像、及び、お知らせメールの受取の有無)が表示される。
「編集」ボタンB221aが指定されると、入力フィールドF221が編集可能になる。
「問診票登録」ボタンB221bが指定されると、図18の画面P222が表示される。
画面P222は、ボタンB222a〜B222bを含む。ボタンB222a〜B222bは、疾患コードに関連付けられている。
「花粉症」ボタンB222aは、花粉症用の問診票登録画面P223を表示させるためのボタンである。
「尿酸値」ボタンB222bは、尿酸値用の問診票登録画面を表示させるためのボタンである。
「花粉症」ボタンB222aが指定されると、画面P223が表示される。
画面P223は、ボタンB223と、入力フィールドF223a〜F223cとを含む。
入力フィールドF223a〜F223cは、疾患コード「D1」に関連付けられた質問に対する回答を入力するための入力フィールドである。入力フィールドF223a〜F223cは、チェックボックスを含んでいる。
入力フィールドF223a〜F223cに情報が入力され(例えば、チェックボックスが指定され)、かつ、「完了」ボタンB223が指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、問診票の登録を要求するためのリクエストを送信する。
サーバ30は、このリクエストを受信すると、入力フィールドF223a〜F223cに入力された情報に基づいて、問診票データベース(図9)を更新する。
図17の「診療予約状況」ボタンB220bが指定されると、図19の画面P230が表示される。
画面P230は、表示領域A230と、ボタンB230a〜B230bと、画像IMG230とを含む。
表示領域A230には、患者(患者ID「PA001」)が予約した遠隔診療を担当する医師(以下「担当医師」という)の医師情報(例えば、医師名)と、予約情報(例えば、予約日時)と、当該医師の画像IMG230とが表示される。
表示領域A230の情報は、医師データベース(図5)及び予約データベース(図7)に格納された情報である。
「診療室」ボタンB230aは、患者用診療画面P250(図24)を表示させるためのボタンである。「診療室」ボタンB230aは、予約IDに関連付けられている。「診療室」ボタンB230aは、予約日時になる前は表示されておらず、予約日時になったときに表示される。
「キャンセル」ボタンB230bは、予約をキャンセルするためのボタンである。「キャンセル」ボタンB230bは、予約IDに関連付けられている。
「診療室」ボタンB230aが指定されると、図24の画面P250が表示される。
「キャンセル」ボタンB230bが指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、予約のキャンセルを要求するためのリクエストを送信する。
サーバ30は、このリクエストを受信すると、予約データベース(図7)から、指定された「キャンセル」ボタンB230bに関連付けられた予約IDを含む予約レコードを削除する。
図17の「診療履歴」ボタンB220cが指定されると、図20の画面P240が表示される。
画面P240は、表示領域240a〜A240bと、ボタンB240a〜B240cと、画像IMG240とを含む。
表示領域A240aには、担当医師の画像IMG240と、担当医師の医師名と、対象疾患とが表示される。
表示領域A240bには、過去の遠隔診療の診療日時が表示される。
「再診予約」ボタンB240aは、再診予約を行うためのボタンである。「再診予約」ボタンB240aは、表示領域A240aに表示された医師名に対応する医師IDに関連付けられている。
「カルテ」ボタンB240bは、カルテ画面P241(図21)を表示させるためのボタンである。「カルテ」ボタンB240bは、カルテIDに関連付けられている。
「処方箋」ボタンB240cは、処方箋画面P242(図22)を表示させるためのボタンである。「処方箋」ボタンB240cは、処方箋IDに関連付けられている。
「再診予約」ボタンB240aが指定されると、図15の画面P211が表示される。
「カルテ」ボタンB240bが指定されると、図21の画面P241が表示される。
画面P241は、表示領域A241と、ボタンB241とを含む。
表示領域A241には、遠隔診療に関する情報(例えば、遠隔診療の診療日時、担当医師の医師名、及び、診療録)が表示される。
表示領域A241の情報は、診療履歴データベース(図8)及びカルテデータベース(図10)に格納された情報である。
「紹介状発行」ボタンB241は、紹介状を発行するためのボタンである。「紹介状発行」ボタンB241は、診療履歴IDに関連付けられている。
「紹介状発行」ボタンB241が指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、紹介状の発行を要求するためのリクエストを送信する。
サーバ30は、このリクエストを受信すると、医師のメールアドレス(例えば、図5の「メールアドレス」フィールドの情報)宛に、紹介状の発行が要求されたことを通知するメールを送信する。医師が承認(例えば、メールに埋め込まれた「承認」ボタンを指定)すると、サーバ30は、紹介状のファイル(例えば、医師名と、所属病院名とが記載され、かつ、医師の署名の画像が埋め込まれたPDFファイル)を作成する。次に、サーバ30は、クライアント端末10に、紹介状のファイルをダウンロードするためのURL(Uniform Resource Locator)を送信する。
クライアント端末10は、このURLにアクセスすると、紹介状のファイルをダウンロードする。
患者は、ダウンロードされたファイルを印刷することによって、通院することなく、紹介状を入手することができる。
図20の「処方箋」ボタンB240cが指定されると、図22の画面P242が表示される。
画面P242は、表示領域A242と、ボタンB242とを含む。
表示領域A242には、診療に関する情報(例えば、処方箋に対応する遠隔診療の診療日時、及び、担当医師の医師名)と、処方箋情報とが表示される。
表示領域A242の情報は、医師データベース(図5)、診療履歴データベース(図8)、及び、処方箋データベース(図11)に格納された情報である。
「処方箋発行」ボタンB242は、処方箋を発行するためのボタンである。「処方箋発行」ボタンB242は、処方箋IDに関連付けられている。
「処方箋発行」ボタンB242が指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、処方箋の発行を要求するためのリクエストを送信する。
サーバ30は、このリクエストを受信すると、医師のメールアドレス(例えば、図5の「メールアドレス」フィールドの情報)宛に、処方箋の発行が要求されたことを通知するメールを送信する。医師が承認(例えば、メールに埋め込まれた「承認」ボタンを指定)すると、サーバ30は、処方箋のファイル(例えば、医師の署名画像が埋め込まれたPDFファイル)を作成する。次に、サーバ30は、クライアント端末10に、処方箋のファイルをダウンロードするためのURLを送信する。
クライアント端末10は、このURLにアクセスすると、処方箋のファイルをダウンロードする。
患者は、ダウンロードされたファイルを印刷することによって、通院することなく、処方箋を入手することができる。
図13の「診療室」ボタンB120bが指定されると、図23の画面P130が表示される。
画面P130は、動画MOV130a〜MOV130bと、表示領域A130a〜A130bと、ボタンB130a〜B130iと、入力フィールドF130a〜F130eとを含む。
動画MOV130aは、担当医師の動画(つまり、担当医師が使用するクライアント端末10のカメラ16によって撮像された画像)である。動画MOV130aは、画面P250(図24)の動画MOV250aと同期している。
動画MOV130bは、患者の動画(つまり、患者が使用するクライアント端末10のカメラ16によって撮像された画像)である。動画MOV130bは、画面P250の動画MOV250bと同期している。
表示領域A130aには、患者の基本情報(例えば、患者名、生年月日、及び、性別)が表示される。表示領域A130aの情報は、患者データベース(図4)に格納された情報である。
表示領域A130bには、患者の薬歴(例えば、処方薬、数量、及び、処方された日付)が表示される。表示領域A130bの情報は、処方箋データベース(図11)に格納された情報である。
入力フィールドF130aは、テキストチャットを入力するための入力フィールドである。入力フィールドF130aは、画面P250(図24)の入力フィールドF250と同期している。
「添付」ボタンB130aは、画像ファイルを添付するためのボタンである。
入力フィールドF130bは、医師が任意にテキストを入力するための入力フィールドである。
「要注意」ボタンB130hは、患者を要注意患者として取り扱う(例えば、診療履歴データベース(図8)の「要注意フラグ」フィールドにフラグ「1」を格納する)ためのボタンである。
入力フィールドF130cは、患者の医療情報を編集するための入力フィールドである。入力フィールド130cには、問診票データベース(図9)に格納された問診票情報が予め表示される。
「編集」ボタンB130bは、入力フィールドF130cに表示された問診票情報を編集するためのボタンである。「編集」ボタンB130bが指定されると、入力フィールドF130cが編集可能になる。入力フィールドF130cが編集されると、サーバ30は、編集後の入力フィールドF130cの情報に基づいて、問診票データベースを更新する。
入力フィールドF130dは、診療録を入力するための入力フィールドである。
「保存」ボタンB130cは、診療録を保存するためのボタンである。
「テンプレート」ボタンB130iは、診療録のテンプレートを選択するためのボタンである。
医師が「テンプレート」ボタンB130iを指定すると、予め用意されたテンプレート(例えば、疾患毎のテンプレート)のリストが表示される。医師がリストの中から所望のテンプレートを選択すると、当該テンプレートが入力フィールドF130dに表示される。
医師が、入力フィールドF130dに診療録を入力し、かつ、「保存」ボタンB130cを指定すると、サーバ30は、入力フィールドF130dに入力された情報に基づいて、カルテデータベース(図10)を更新する。
入力フィールドF130eは、処方箋情報(例えば、処方薬の名称、種類、用量、用途、用法、及び、処方の数量)を入力するための入力フィールドである。
「あり」ボタンB130dは、処方薬がある場合に指定するボタンである。「あり」ボタンB130dが指定された場合、入力フィールドF130eが編集可能になる。
「なし」ボタンB130eは、処方薬がない場合に指定するボタンである。「なし」ボタンB130eが指定された場合、入力フィールドF130eを入力せずに診療を終了させることができる。
「診療終了」ボタンB130fは、入力フィールドF130eに入力された処方箋情報を確定するためのボタンである。「診療終了」ボタンB130fが指定されると、図25に示すように、患者用画面P251の表示領域A251に、入力フィールドF130eに入力された処方箋情報が表示される。
「あり」ボタンB130dが指定され、かつ、入力フィールドF130eに少なくとも1つの処方薬に関する情報が入力された場合、又は、「なし」ボタンB130eが指定された場合に、「診療終了」ボタンB130fが指定可能になる。
「強制終了」ボタンB130gは、遠隔診療を強制的に終了させるためのボタンである。
図19の「診療室」ボタンB230aが指定されると、図24の画面P250が表示される。
画面P250は、動画MOV250a〜MOV250bと、表示領域A250と、入力フィールドF250とを含む。
動画MOV250aは、担当医師の動画(つまり、担当医師が使用するクライアント端末10のカメラ16によって撮像された画像)である。動画MOV250aは、図23の動画MOV130aと同期している。
動画MOV250bは、患者の動画(つまり、患者が使用するクライアント端末10のカメラ16によって撮像された画像)である。動画MOV250bは、図23の動画MOV130bと同期している。
表示領域A250には、担当医師の医師情報(例えば、医師名、診療科目、及び、性別)が表示される。表示領域A250の情報は、医師データベース(図5)に格納された情報である。
入力フィールドF250は、テキストチャットを入力するための入力フィールドである。入力フィールドF250は、画面P130(図23)の入力フィールドF130aと同期している。
「添付」ボタンB250aは、画像ファイルを添付するためのボタンである。
「強制終了」ボタンB250bは、遠隔診療を強制的に終了させるためのボタンである。
図23の入力フィールドF130eに処方箋情報が入力され、かつ、「診療終了」ボタンB130fが指定されると、図25の画面P251が表示される。
画面P251は、表示領域A251と、ボタンB251a〜B251bとを含んでいる点において、画面P250(図24)と相違する。
表示領域A251には、図23の入力フィールドF130eに入力された処方箋情報が表示される。
「YES」ボタンB251aは、表示領域A251に表示された処方箋情報に同意する(つまり、医師の処方薬を希望する意思を表明する)ためのボタンである。
「NO」ボタンB251bは、表示領域A251に表示された処方箋情報に同意しない(つまり、医師の処方薬の変更を希望する意思を表明する)ためのボタンである。
「NO」ボタンB251bが指定されると、図23の入力フィールドF130eの情報がクリアされる。この場合、医師が、改めて、入力フィールドF130eに処方箋情報を入力し、かつ、「診療終了」ボタンB130fを指定すると、表示領域A251の処方箋情報が更新される。
「YES」ボタンB251aが指定されると、画面P252が表示される。
画面P252は、表示領域A252a〜A252bと、ボタンB252a〜B252bとを含む。
表示領域A252aには、会計に関する情報(例えば、診療料、薬料金、処方薬の送料、及び、合計金額)が表示される。表示領域A252aの情報は、サーバ30によって作成された情報である。
表示領域A252bには、処方箋情報(例えば、処方薬、及び、数量)が表示される。表示領域A252bの情報は、入力フィールドF130eに入力された処方箋情報である。
「OK」ボタンB252aは、表示領域A252a〜A252bに表示された情報に同意するときに指定するボタンである。
「戻る」ボタンB252bは、表示領域A252a〜A252bに表示された情報に同意しないときに指定するボタンである。
「OK」ボタンB252aが指定されると、クライアント端末10は、サーバ30に、診療終了リクエスト(後述)を送信する。
「戻る」ボタンB252bが指定されると、図23の入力フィールドF130eの情報がクリアされる。この場合、医師が、改めて、入力フィールドF130eに処方箋情報を入力し、かつ、「診療終了」ボタンB130fを指定すると、表示領域A251の処方箋情報が更新される。
(1−6)情報処理のフロー(図26〜図28)
第1実施形態の情報処理のフローについて説明する。以下の情報処理は、図2のCPU12が記憶装置11に記憶されたアプリケーションのプログラムを実行し、かつ、図3のCPU32が記憶装置31に記憶されたプログラムを実行することによって、実現される。
クライアント端末10とサーバ30とは、通信網NWを介して、https通信を行うことによって以下の情報処理を実現する。
(1−6−1)予約の処理のフロー(図26)
本実施形態の予約の処理について説明する。図26は、第1実施形態の予約の処理のシーケンス図である。
図26のクライアント端末10のユーザは、患者(患者ID「PA001」)である。
クライアント端末10は、患者用トップ画面の表示(S100)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、患者としてのログインに必要な情報(例えば、患者ID及びパスワード)を入力すると、CPU12は、ログインリクエストをサーバ30に送信する。ログインリクエストは、患者ID「PA001」及びパスワードを含む。
CPU32は、ログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」及びパスワードと、患者データベース(図4)の「患者ID」フィールド及び「パスワード」フィールドの情報とを照合する。ログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」及びパスワードと、患者データベースの「患者ID」フィールド及び「パスワード」フィールドの情報とが一致する場合、CPU32は、ログインを許可する。一方、ログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」及びパスワードと、患者データベースの「患者ID」フィールド及び「パスワード」フィールドの情報とが一致しない場合、CPU32は、ログインを拒否する。
ログインが許可されると、CPU32は、ログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」に対応する患者用トップ画面を表示させるためのレスポンスをクライアント端末10に送信する。
CPU12は、サーバ30から送信されたレスポンスに基づいて、画面P200(図14)を表示部14に表示する。
クライアント端末10は、診療予約画面の表示(S101)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、画面P200(図14)の「診療予約」ボタンB200aを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P210を表示部14に表示する。
クライアント端末10は、医師スケジュール画面の表示(S102)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、画面P210(図14)の画像IMG210a〜IMG210cの何れかを指定すると、CPU12は、リクエストをサーバ30に送信する。このリクエストは、画像IMG210a〜IMG210cに関連付けられた医師ID「DR001」を含む。
CPU32は、リクエストに含まれる医師ID「DR001」に関連付けられたスケジュールデータベース(図6)を参照して、画面P211(図15)を表示するためのレスポンスをクライアント端末10に送信する。
CPU12は、サーバ30から送信されたレスポンスに基づいて、画面P211を表示部14に表示する。
クライアント端末10は、疾患選択画面の表示(S103)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、画面P211(図15)の「予約」ボタンB211cを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P212(図16)を表示部14に表示する。
クライアント端末10は、予約リクエスト(S104)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、画面P212(図16)の「花粉症」ボタンB212aを指定すると、CPU12は、予約リクエストをサーバ30に送信する。予約リクエストは、ログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」と、「予約」ボタンB211c(図15)に関連付けられたスケジュールID「SC001」と、「花粉症」ボタンB212aに関連付けられた疾患コード「D1」とを含む。
サーバ30は、診療料の計算(S300)を実行する。
具体的には、CPU32は、予約された遠隔診療の所要時間(以下「予約時間」という)に基づいて、診療料を計算する。
CPU32は、計算結果をクライアント端末10に送信する。
クライアント端末10は、診療予約確認画面の表示(S105)を実行する。
具体的には、CPU12は、S300においてサーバ30から送信された計算結果に基づいて、画面P213(図15)を表示部14に表示する。
クライアント端末10は、予約確定リクエスト(S106)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、画面P213(図16)の「予約確定」ボタンB213を指定すると、CPU12は、予約確定リクエストをサーバ30に送信する。予約確定リクエストは、予約リクエストに含まれる患者ID「PA001」、スケジュールID「SC001」、及び、疾患コード「D1」を含む。
サーバ30は、仮売上の処理(S301)を実行する。
具体的には、CPU32は、患者データベース(図4)において、予約確定リクエストに含まれる患者ID「PA001」を含む患者レコードを特定する。
CPU32は、特定した患者レコードの支払情報に基づいて、仮売上リクエストの送信先となる金融機関又はクレジットカード会社のサーバ(以下「決済サーバ」という)を特定する。
CPU32は、決済サーバに、仮売上の与信枠の承認を要求するための仮売上リクエストを送信する。仮売上リクエストは、S300の計算結果と、支払情報とを含む。
サーバ30は、データベースの更新(S302)を実行する。
具体的には、CPU32は、予約データベース(図7)に新規の予約レコードを追加する。新規の予約レコードの「予約ID」フィールドには、新規の予約ID「BO001」が格納される。新規の予約レコードの「スケジュールID」フィールドには、予約確定リクエストに含まれるスケジュールID「SC001」が格納される。新規の予約レコードの「疾患」フィールドには、予約確定リクエストに含まれる疾患コード「D1」が格納される。新規の予約レコードの「診療料」フィールドには、S300の計算結果を示す値が格納される。新規の予約レコードの「予約ステータス」フィールドには、予約ステータスコード「STA2」が格納される。
以上の処理により、予約の処理が終了する。
(1−6−2)遠隔診療の処理のフロー(図27〜図28)
本実施形態の遠隔診療の処理について説明する。図27は、第1実施形態の遠隔診療の処理のシーケンス図である。図28は、図27のビデオ通話シーケンスの詳細なシーケンス図である。
図27のクライアント端末10−1のユーザは、患者(患者ID「PA001」)である。クライアント端末10−2のユーザは、医師(医師ID「DR001」)である。
クライアント端末10−1は、図26と同様に、患者用トップ画面の表示(S100)を実行する。
クライアント端末10−1は、患者用診療画面の表示(S110)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、画面P200(図14)の「マイページ」ボタンB200bを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P220(図17)を表示部14に表示する。
患者が、入力部13を用いて、画面P220の「診療予約状況」ボタンB220bを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P230(図19)を表示部14に表示する。
患者が、入力部13を用いて、画面P230の「診療室」ボタンB230aを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P250(図24)を表示部14に表示する。
クライアント端末10−2は、医師用トップ画面の表示(S210)を実行する。
具体的には、医師が、入力部13を用いて、医師としてのログインに必要な情報(例えば、医師ID「DR001」及びパスワード)を入力すると、CPU12は、ログインリクエストをサーバ30に送信する。ログインリクエストは、医師ID「DR001」及びパスワードを含む。
CPU32は、ログインリクエストに含まれる医師ID「DR001」及びパスワードと、医師データベース(図5)の「医師ID」フィールド及び「パスワード」フィールドの情報とを照合する。ログインリクエストに含まれる医師ID「DR001」及びパスワードと、医師データベースの「医師ID」フィールド及び「パスワード」フィールドの情報とが一致する場合、CPU32は、ログインを許可する。一方、ログインリクエストに含まれる医師ID「DR001」及びパスワードと、医師データベースの「医師ID」フィールド及び「パスワード」フィールドの情報とが一致しない場合、CPU32は、ログインを拒否する。
ログインが許可されると、CPU32は、ログインリクエストに含まれる医師ID「DR001」に対応する医師用トップ画面を表示させるためのレスポンスをクライアント端末10に送信する。
CPU12は、サーバ30から送信されたレスポンスに基づいて、画面P100(図12)を表示部14に表示する。
クライアント端末10−2は、医師用診療画面の表示(S211)を実行する。
具体的には、医師が、入力部13を用いて、画面P100(図12)の「予約状況」ボタンB100bを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P120(図13)を表示部14に表示する。
医師が、入力部13を用いて、画面P120の「診療室」ボタンB120bを指定すると、CPU12は、サーバ30と通信することによって、画面P130(図23)を表示部14に表示する。
サーバ30は、S110及びS211が終了すると(つまり、患者及び医師の双方が診療室に入ると)、ビデオ通話シーケンス(SQ1)を開始する。
サーバ30は、遠隔診療データの同期(SQ10)を実行する。遠隔診療データとは、ビデオ通話シーケンスSQ1においてクライアント端末10−1〜10−2の間で送受信されるデータである。遠隔診療データは、テキストデータと、画像データと、ビデオデータ(動画データ、及び、音声データ)とを含む。
具体的には、クライアント端末10−1及び10−2は、サーバ30を介して、テキストデータ(例えば、入力フィールドF130a(図13)及びF250(図24)に入力されたテキストに対応するテキストデータ)と、画像データ(例えば、「添付」ボタンB130a(図13)又はB250aが指定されたときに添付された画像データ)と、各クライアント端末10のカメラ16によって撮像された動画像に対応する動画データと、各クライアント端末10のサウンドモジュール17によって取得された音声に対応する音声データとを送受信する。
各クライアント端末10の表示部14には、送受信されたデータに応じた画面P130(図13)及びP250(図25)が表示される。
これにより、患者及び医師は、テキストチャット、画像ファイル、及び、ビデオ通話を通じて、遠隔診療を行うことができる。
クライアント端末10−2は、カルテ情報の作成(SQ120)を実行する。
具体的には、医師が、入力部13を用いて、画面P130(図23)の入力フィールドF130dに診療録を入力し、かつ、「保存」ボタンB130cを指定すると、CPU12は、カルテデータベース(図10)の更新を要求するためのリクエストをサーバ30に送信する。このリクエストは、入力フィールドF130dに入力された情報と、S100のログインリクエストに含まれる患者IDと、S210のログインリクエストに含まれる医師IDとを含む。
サーバ30は、データベースの更新(SQ130)を実行する。
具体的には、CPU32は、カルテデータベース(図10)に新規のカルテレコードを追加する。新規のカルテレコードの「カルテID」フィールドには、新規のカルテID「CL001」が格納される。新規のカルテレコードの「診療履歴ID」フィールドには、新規の診療履歴ID「HI001」が格納される。新規のカルテレコードの「診療録」フィールドには、SQ120においてクライアント端末10から送信されたリクエストに含まれる情報(つまり、入力フィールドF130d(図23)に入力された情報)が格納される。「更新日時」フィールドには、データベースの更新(SQ130)の実行日時を示す値が格納される。
クライアント端末10−2は、処方箋情報の作成(SQ121)を実行する。
具体的には、医師が、入力部13を用いて、画面P130(図23)の入力フィールドF130eに処方箋情報(例えば、処方薬の名称、種類、用量、用途、用法、及び、処方の数量)を入力し、かつ、「診療終了」ボタンB130fを指定すると、クライアント端末10−2のCPU12は、サーバ30を介して、入力フィールドF130eに入力された処方箋情報をクライアント端末10−1に送信する。
なお、処方箋情報の作成(SQ121)は必須ではない。例えば、「なし」ボタンB130eが指定された場合、処方箋情報の作成(SQ121)は省略可能である。
クライアント端末10−1は、処方箋情報の表示(SQ110)を実行する。
具体的には、CPU12は、SQ121においてクライアント端末10−2から送信された処方箋情報に基づいて、画面P251(図25)を表示部14に表示する。表示領域A251には、クライアント端末10−2から送信された処方箋情報が表示される。
なお、処方箋情報の表示(SQ110)は必須ではない。例えば、「なし」ボタンB130eが指定された場合、処方箋情報の表示(SQ110)は省略可能である。
クライアント端末10−1は、会計リクエスト(SQ111)を実行する。
具体的には、患者が、入力部13を用いて、「YES」ボタンB251aを指定すると、CPU12は、会計リクエストをサーバ30に送信する。
サーバ30は、請求金額の計算(SQ131)を実行する。
具体的には、CPU32は、所定のマッチングテーブルを参照して、SQ121においてクライアント端末10−2から送信された処方箋情報に基づく薬料金を計算する。このマッチングテーブルには、薬剤名毎の薬価を示す値が格納されている。
CPU32は、予約データベース(図7)において、S110において指定された「診療室」ボタンB230a、又は、S210において指定された「診療室」ボタンB120bに関連付けられた予約ID「BO001」を含む予約レコードを特定する。
CPU32は、特定した予約レコードの「診療料」フィールドの値(つまり、診療料)を特定する。
CPU32は、計算した薬料金と、特定した診療料と、所定の送料との合計を計算する。この合計が、請求金額である。
CPU32は、計算結果(つまり、請求金額)をクライアント端末10−1に送信する。
クライアント端末10−1は、請求金額の表示(SQ112)を実行する。
具体的には、CPU12は、SQ131においてサーバ30から送信された情報に基づいて、画面P252(図25)を表示部14に表示する。
クライアント端末10−1は、診療終了リクエスト(SQ113)を実行する。
具体的には、患者が、画面P252(図25)の「OK」ボタンB252aを指定すると、CPU12は、診療終了リクエストをサーバ30に送信する。
サーバ30は、データベースの更新(SQ132)を実行する。
具体的には、CPU32は、予約データベース(図7)から、SQ131において特定した予約レコード(予約ID「BO001」)を削除する。
CPU32は、診療履歴データベース(図8)に新規の診療履歴レコードを追加する。新規の診療履歴レコードの「診療履歴ID」フィールドには、SQ130において追加されたカルテレコード(カルテID「CL001」)の「診療履歴ID」フィールドに格納された診療履歴ID「HI001」が格納される。これにより、新規の診療履歴レコードと、新規のカルテレコードとが関連付けられる。新規の診療履歴レコードの「予約ID」フィールドには、SQ131において特定された予約ID「BO001」が格納される。新規の診療履歴レコードの「診療料」フィールド及び「薬料金」フィールドには、それぞれ、SQ131の計算結果(診療料及び薬料金を示す値)が格納される。新規の診療履歴レコードの「決済ステータス」フィールドには、初期値として、決済ステータスコード「STA1」が格納される。新規の診療履歴レコードの「メモ」フィールドには、入力フィールドF130b(図23)に入力された情報が格納される。新規の診療履歴レコードの「要注意フラグ」フィールドには、「要注意」ボタンB130h(図23)が指定されたか否かに応じた値が格納される。
CPU32は、医師によって「編集」ボタンB130b(図23)が指定されていた場合、問診票データベース(図9)の「既往歴」フィールド、「アレルギー」フィールド、及び、「メモ」フィールドの情報を、入力フィールドF130c(図23)に入力された情報に基づいて更新する。
CPU32は、処方箋データベース(図11)に新規の処方箋レコードを追加する。新規の処方箋レコードの「処方箋ID」フィールドには、新規の処方箋ID「PR001」が格納される。新規の処方箋レコードの「診療履歴ID」フィールドには、SQ130において追加されたカルテレコード(カルテID「CL001」)の「診療履歴ID」フィールドに格納された診療履歴ID「HI001」が格納される。これにより、新規の診療履歴レコードと、新規の処方箋レコードとが関連付けられる。新規の処方箋レコードの「処方薬」フィールド、「用法」フィールド、及び、「数量」フィールドには、入力フィールドF130eに入力された情報が格納される。「発行フラグ」フィールドには、初期値として、フラグ「0」が格納される。「処方箋ステータス」フィールドには、初期値として、処方箋ステータスコード「STA1」が格納される。
以上の処理により、ビデオ通話シーケンス(SQ1)が終了する。
図27に示すように、ビデオ通話シーケンス(SQ1)が終了すると、サーバ30は、決済の処理(S310)を実行する。
具体的には、CPU32は、患者データベース(図4)において、S100のログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」に関連付けられた支払情報を特定する。
CPU32は、特定した支払情報に基づいて、決済リクエストの送信先となる決済サーバを特定する。
CPU32は、特定した決済サーバに、決済リクエストを送信する。
決済サーバによる決済が完了すると、サーバ30は、処方箋情報の送信(S311)を実行する。
具体的には、CPU32は、決済サーバから決済が完了したことを示す通知を受信すると、患者データベース(図4)を参照して、S100のログインリクエストに含まれる患者ID「PA001」に関連付けられた患者名及び住所を特定する。
CPU32は、図28のSQ132において、処方箋データベース(図11)に追加した新規の処方箋レコードの処方箋情報と、特定した患者名及び住所とを、例えば、薬局に設けられた端末(例えば、コンピュータ、又は、プリンタ)に送信する。
薬局のオペレータ(例えば、薬剤師)は、サーバ30から送信された処方箋情報に従って、処方薬を調剤する。次に、薬局のオペレータは、サーバ30から送信された患者名及び住所宛に処方薬を発送する。これにより、患者は、薬局に行かずに処方薬を受け取ることができる。
薬局のオペレータが所定の指示(例えば、処方薬の発送が完了したことをサーバ30に通知するためのボタンの指定)を行うと、薬局に設けられた端末は、サーバ30に、データベースの更新を要求するためのリクエストを送信する。
サーバ30は、データベースの更新(S312)を実行する。
具体的には、CPU32は、薬局に設けられた端末から送信されたリクエストを受信すると、診療履歴データベース(図8)において、SQ132において追加した新規の診療履歴レコードの「決済ステータス」フィールドに決済ステータスコード「STA2」を格納する。
CPU32は、処方箋データベース(図11)において、SQ132において追加した新規の処方箋レコードの「処方箋ステータス」フィールドに処方箋ステータスコード「STA3」を格納し、かつ、「発行フラグ」フィールドにフラグ「1」を格納する。
以上の処理により、遠隔診療の処理が終了する。
(1−7)小括
本実施形態について小括する。
本実施形態のサーバ30(情報処理装置の一例)は、患者が使用するクライアント端末10−1(第1クライアント端末の一例)、及び、医師が使用するクライアント端末10−2(第2クライアント端末の一例)と接続可能である。
サーバ30は、患者を識別する患者ID(患者識別情報の一例)と、医師を識別する医師ID(医師識別情報の一例)と、ビデオ通話を用いた遠隔診療の予約に関する予約情報とを関連付けて記憶する手段(例えば、S302の処理)と、
予約情報に基づいて、クライアント端末10−1とクライアント端末10−2との間のビデオ通話シーケンスを開始する制御手段(例えば、SQ1の処理)と、
医師の指示に応じて、ビデオ通話シーケンスにおいて行った遠隔診療の診療録を含むカルテ情報を、患者IDと、医師IDとに関連付けて記憶する手段(例えば、SQ130の処理)と、
を備える。
これにより、対面診療と同等の遠隔診療を実現することができる。
サーバ30は、ビデオ通話シーケンスにおいて、患者によって入力されたテキストデータ、及び、医師によって入力されたテキストデータを、クライアント端末10−1〜10−2に表示させる(例えば、SQ10の処理)。
これにより、遠隔診療における患者と医師のコミュニケーションを円滑化することができる。
サーバ30は、患者の指示に応じて、患者の疾患に関する問診票情報を、患者IDに関連付けて記憶する手段を備え(例えば、図9)、制御手段は、ビデオ通話シーケンスにおいて、問診票情報を、第2クライアント端末に表示させる(例えば、入力フィールド130c)。
これにより、遠隔診療において、医師の診断を補助することができる。
サーバ30は、ビデオ通話シーケンスにおいて、医師の指示に応じて、処方箋に関する処方箋情報をクライアント端末10−1に表示させ(例えば、SQ110の処理)、処方箋情報が表示された後の患者の指示に応じて、処方箋情報を、患者IDと、医師IDとに関連付けて記憶する手段(例えば、SQ132の処理)をさらに備える。
これにより、患者は、医師が作成した処方箋の内容を確認した上で、遠隔診療を終了することができる。
サーバ30は、処方箋情報を、薬局のオペレータが使用する端末(第3クライアント端末の一例)に送信する手段(例えば、S311の処理)をさらに備える。
また、サーバ30は、患者の氏名及び住所を含む患者情報を患者IDに関連付けて記憶する手段(例えば、図4)と、医師の氏名を含む医師情報を医師IDに関連付けて記憶する手段(例えば、図5)と、をさらに備え、制御手段は、患者IDに関連付けられた患者情報と、医師IDに関連付けられた医師情報と、処方箋情報とを、薬局のオペレータが使用する端末に送信する。
これにより、医師が薬局に指示をすることなく、処方薬を患者に届けることができる。
サーバ30は、ビデオ通話シーケンスにおいて、クライアント端末10−1〜10−2の間で送受信された遠隔診療データ(テキストデータ、画像データ、又は、ビデオデータの少なくとも1つの一例)を、患者IDと、医師IDとに関連付けて記憶する手段をさらに備えてもよい。
これにより、過去の遠隔診療の内容を、患者、及び、医師に提供することができる。
本実施形態において、「遠隔診療」とは、自由診療、及び、保険診療の何れも含む。「診療」とは、治療行為、診断行為、又は、それらの組合せである。
「処方薬」とは、一般用医薬品、及び、医療用医薬品の何れも含む。医療用医薬品は、新薬、ジェネリック医薬品、又は、それらの組合せである。
(1−8)第1実施形態の変形例
第1実施形態の変形例について説明する。
サーバ30は、問診票情報に加えて、ビデオ通話シーケンスの前、又は、ビデオ通話シーケンス中に患者が使用するクライアント端末10−1によって取得された身体情報を、医師が使用するクライアント端末10−2に提供してもよい。
身体情報は、例えば、次の情報である。
・クライアント端末10−1のカメラ16によって撮像された身体の画像(一例としては、皮膚の画像、喉の画像、目の画像等)に対応する画像データ
・クライアント端末10−1のセンサ(図示せず)によって取得されたバイタルデータ(一例としては、脈拍数、心拍数、体温、歩数、睡眠時間、摂取した食品等を示すデータ)
・クライアント端末10−1に接続されたウェアラブルデバイスによって取得されたバイタルデータ
・サーバ30とは異なるサーバによって管理された情報(例えば、カルテ情報、処方箋情報等)
サーバ30は、医師ID毎に、カルテ情報へのアクセス可否を管理してもよい。
具体的には、サーバ30は、患者(患者ID「PA001」)と医師(医師ID「DR001」)とが以下の条件を満たす場合に、当該患者のカルテ情報に対する当該医師のアクセスを許可する(一例として、当該医師が使用するクライアント端末10−2の表示部14に、図13の画面P121の「カルテ」ボタン121bを表示する)。
・担当医師(医師ID「DR001」)が患者(患者ID「PA001」)の遠隔診療を行ったことがある(例えば、医師ID「DR001」に関連付けられた診療履歴データベース(図8)の「予約ID」フィールドに、患者ID「PA001」に関連付けられた予約IDが含まれている)場合
・患者(患者ID「PA001」)が、担当医師(医師ID「DR001」)による遠隔診療を予約している(例えば、患者ID「PA001」に関連付けられた予約データベース(図7)に、医師ID「DR001」に関連付けられたスケジュールIDが含まれている)場合
・担当医師(医師ID「DR001」)が、患者(患者ID「PA001」)の遠隔診療を行ったことがある医師(つまり、過去の遠隔診療の担当医師)と同じ病院に所属している(例えば、過去の遠隔診療の担当医師が所属する病院の名称を示すテキストデータが、医師ID「DR001」に関連付けられた医師データベース(図5)の「所属病院」フィールドに格納されている)場合
サーバ30は、医師ID毎に、カルテ情報へのアクセス範囲を管理してもよい。
例えば、医師(医師ID「DR001」)が患者(患者ID「PA001」)の遠隔診療を行ったことがある場合、サーバ30は、当該医師に対して、全てのカルテ情報へのアクセスを許可する。
例えば、患者(患者ID「PA001」)が、医師(医師ID「DR001」)による遠隔診療を予約している場合、サーバ30は、当該医師に対して、所定期間内(例えば、過去半年)のカルテ情報へのアクセスを許可する。
上述の実施形態では、1名の患者と1名の医師とが遠隔診療に参加する例を示した。しかし、遠隔診療に参加する患者の数、及び、医師の数は、これに限られるものではない。
例えば、1名の患者に対して、複数の意思が遠隔診療に参加してもよい。この場合、以下の何れかが考えられる。
・予約の処理(図26)において、複数の医師を指定する(具体的には、予約IDを複数の医師IDに関連付ける)。
・遠隔診療の処理(図27)を開始する前に、予約を受けた医師(例えば、予約IDに関連付けられた医師IDによって識別される医師)が、他の医師に対して、遠隔診療に参加する権限を付与する(例えば、他の医師を識別する医師IDに予約IDを関連付ける)。
・ビデオ通話シーケンス(図28)の実行中に、遠隔診療を行っている医師が、他の医師を、ビデオ通話に参加させる(具体的には、サーバ30は、他の医師が使用するクライアント端末10−3と、クライアント端末10−1〜10−2とを接続する)。この場合、各クライアント端末10−1〜10−3の表示部14に表示される画面P130(図23)及びP250(図24)には、それぞれ、動画MOV130a及びMOV250aが複数個表示される。
上述の実施形態では、予約日時になると「診療室」ボタンB120b(図13)及びB230a(図19)が表示される例について示した。しかし、本実施形態は、これに限られるものではない。
例えば、予約日時に所定時間前(例えば5分前)に「診療室」ボタンB120b及びB230aを表示してもよい。
また、予約日時前に患者が「診療室」ボタンB230aを指定し、かつ、予約日時迄に医師が「診療室」ボタンB120bを指定しなかった場合、サーバ30は、医師が使用するクライアント端末10−2を呼び出してもよい。
また、予約日時前に医師が「診療室」ボタンB120bを指定し、かつ、予約日時迄に患者が「診療室」ボタンB230aを指定しなかった場合、サーバ30は、患者が使用するクライアント端末10−1を呼び出してもよい。
上述の実施形態では、図26の診療料の計算(S300)において、予約時間に基づいて診療料を計算する例を示した。しかし、本実施形態の診療料の計算方法はこれに限られるものではない。例えば、サーバ30は、次の方法で診療料を計算してもよい。
・医師毎に定められた金額を診療料とする。
・疾患毎に定められた金額を診療料とする。
・予約時間、医師、又は、疾患のうちの少なくとも2つの組合せに基づいて診療料を計算する。
上述の実施形態では、図28の請求金額の計算(SQ131)において、予約の処理(図26)において計算された診療料を請求金額に含める例を示した。しかし、本実施形態の請求金額の計算方法はこれに限られるものではない。例えば、サーバ30は、実際の遠隔診療の所要時間(例えば、ビデオ通話シーケンス(図28)の処理の所要時間)に基づいて診療料を計算してもよい。
終了時間(例えば、予約IDに関連付けられたスケジュールIDに関連する終了時間)を過ぎてもビデオ通話シーケンス(図28)が終了しなかった場合、サーバ30は、次の処理を実行してもよい。
・請求金額の計算(SQ131)において、超過料金を請求金額に含める。
・ビデオ通話シーケンスにおいて、患者が使用するクライアント端末10−1、又は、医師が使用するクライアント端末10−2の少なくとも1つの表示部14に警告画面(例えば、終了時間を経過していることを警告するメッセージを含む画面)を表示する。
・上記の組合せ。
サーバ30は、患者データベース(図4)において、個人を特定する情報(例えば、マイナンバ)を格納してもよい。この場合、マイナンバは、患者ID、又は、保険証番号の少なくとも1つを代替することができる。
サーバ30は、患者ID、又は、医師IDの少なくとも一方を、他のサービスで使用されている情報と関連付けてもよい。他のサービスで使用されている情報とは、例えば、次のものが挙げられる。
・メールアドレス
・携帯電話番号
・SNS(Social Networking Service)のユーザID
・SNS以外のウェブサービス(例えば、学術論文を提供するウェブサイト、医療専門のポータルサイト、医療関係者用のプラットフォームサイト等)のユーザID
・マイナンバ
サーバ30は、図28のデータベースの更新(SQ132)において、さらに、次の情報の少なくとも1つを、患者ID及び医師IDに関連付けて記憶してもよい。
・入力フィールドF130a(図23)及びF250(図24)に入力された情報に対応するテキストデータ
・「添付」ボタンB130a(図23)又はF250a(図24)が指定されたときに添付された画像ファイル
・各クライアント端末10−1〜10−2の間で送受信されたビデオデータ(具体的には、カメラ16によって撮像された画像に対応する画像データ、又は、サウンドモジュール17によって取得された音声に対応する音声データの少なくとも1つ)
サーバ30は、画面P130(図23)に、診療の終了時間、又は、次の予約の開始時間の少なくとも1つを表示してもよい。
サーバ30は、所定条件を満たす場合、医師の指示に応じて、図28のデータベースの更新(SQ130)において追加されたカルテレコードのカルテ情報を更新してもよい。
具体的には、CPU32は、データベースの更新(SQ130)においてカルテレコード(医師ID「DR001」と関連付けられたカルテレコード)の「更新日時」フィールドの値が示す時刻から所定時間(例えば、24時間)以内に、医師(医師ID「DR01」)が、入力部13を用いて、所定の「更新」ボタン(不図示)を指定すると、CPU12は、サーバ30と通信を行うことによって、入力フィールドF130c(図23)を表示部14に表示する。この入力フィールドF130cには、カルテレコードの「診療録」フィールドの情報が表示されている。
医師(医師ID「DR01」)が、入力部13を用いて、入力フィールドF130cに新しい情報を入力し、かつ、「保存」ボタンB130cを指定すると、CPU12は、カルテ情報の更新のリクエストをサーバ30に送信する。このリクエストは、入力フィールドF130cに入力された情報を含む。
CPU32は、クライアント端末10−2から送信されたリクエストに含まれる情報を用いて、カルテレコードの「診療録」フィールドの情報を上書きする。CPU32は、クライアント端末10−2から送信されたリクエストを受信した日時を示す値を用いて、カルテレコードの「更新日時」フィールドの値を上書きする。
これにより、所定条件を満たす場合に限り、医師の指示に基づいてカルテ情報が更新される。
上述の実施形態では、図28に示すように、ビデオ通話シーケンス(SQ1)においてカルテ情報の作成(SQ120)を実行する例について説明した。しかし、カルテ情報の作成(SQ120)は、ビデオ通話シーケンス(SQ1)が終了した後に実行してもよい。
サーバ30は、予約の開始時間(例えば、予約データベース(図7)の「スケジュールID」フィールドに関連付けられたスケジュールレコード(図6)の「開始時間」フィールドの値が示す時刻)の所定時間(例えば、5分)前になった場合、患者又は医師の少なくとも一方に、リマインダを通知してもよい。
具体的には、CPU32は、該当する予約レコードに関連付けられた患者IDによって識別される患者、又は、該当する予約レコードに関連付けられた医師IDによって識別される医師に対して、リマインダを通知する。通知の方法は、以下の少なくとも1つである。
・「メールアドレス」フィールド(図4又は図5)のメールアドレス宛にリマインダメッセージ(例えば、「5分後に診療開始です」というメッセージ)を送信する。
・患者が使用するクライアント端末10−1又は医師が使用するクライアント端末10−2に表示する画面(例えば、P200(図14)又はP100(図12))にリマインダメッセージ(例えば、「5分後に診療開始です」というメッセージ)を含める。
・患者が使用するクライアント端末10−1の画面を、患者用診療画面P250(図24)に遷移させる。
・医師が使用するクライアント端末10−2に表示された医師用診療画面P130(図23)(つまり、該当する予約の前の予約に対応する遠隔診療の実施中)にリマインダメッセージ(例えば、「次の診療開始まで残り5分です」というメッセージ)を含める。
・患者又は医師が使用する携帯電話をコールする。患者又は医師がコールに応答したら、リマインダメッセージ(例えば、「次の診療開始まで残り5分です」という自動音声)を再生する。
・患者が使用するクライアント端末10−1又は医師が使用するクライアント端末10−2のアプリケーションを起動させ、患者用診療画面P250又は医師用診療画面P130を表示させる。
(2)その他の変形例
上述の実施形態では、クライアント端末10にインストールされたウェブブラウザと、サーバ30とがhttps通信を行うことによって情報処理が実現される例について説明したが、本実施形態はこれに限られるものではない。
例えば、本実施形態の情報処理は、クライアント端末10にインストールされた専用アプリケーション(ブラウザ以外のアプリケーション)と、サーバ30とがhttps通信を行うことによっても実現可能である。
また、本実施形態の情報処理は、専用アプリケーションのみによって実現されてもよい。この場合、クライアント端末10とサーバ30との間の通信は不要である。
上述の実施形態では、サーバ30に設けられた記憶装置31にデータベースを記憶する例について説明したが、本実施形態はこれに限られるものではない。
例えば、本実施形態の情報処理は、サーバ30の外部に設けられた記憶装置にデータベースを記憶する(つまり、CPU32は、通信インタフェース35を介してデータベースにアクセスする)場合にも適用可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :クライアント端末
11 :記憶装置
12 :CPU
13 :入力部
14 :表示部
15 :通信インタフェース
16 :カメラ
17 :サウンドモジュール
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :CPU
33 :入力部
34 :表示部
35 :通信インタフェース

Claims (7)

  1. 患者が使用する第1クライアント端末、及び、医師が使用する第2クライアント端末と接続可能な情報処理装置であって、
    前記患者を識別する患者識別情報と、前記医師を識別する医師識別情報と、ビデオ通話を用いた遠隔診療の予約に関する予約情報とを関連付けて記憶する手段と、
    前記予約情報に基づいて、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末との間のビデオ通話シーケンスを開始する制御手段と、
    前記医師の指示に応じて、前記ビデオ通話シーケンスにおいて行った遠隔診療の診療録を含むカルテ情報を、前記患者識別情報と、前記医師識別情報とに関連付けて記憶する手段と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記ビデオ通話シーケンスにおいて、前記患者によって入力されたテキストデータ、及び、前記医師によって入力されたテキストデータを、前記第1クライアント端末及び前記第2クライアント端末に表示させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記患者の指示に応じて、前記患者の疾患に関する問診票情報を、前記患者識別情報に関連付けて記憶する手段を備え、
    前記制御手段は、前記ビデオ通話シーケンスにおいて、前記問診票情報を、前記第2クライアント端末に表示させる、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記ビデオ通話シーケンスにおいて、前記医師の指示に応じて、処方箋に関する処方箋情報を前記第1クライアント端末に表示させ、
    前記処方箋情報が表示された後の前記患者の指示に応じて、前記処方箋情報を、前記患者識別情報と、前記医師識別情報とに関連付けて記憶する手段をさらに備える、
    請求項1〜3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 前記処方箋情報を、薬局のオペレータが使用する第3クライアント端末に送信する手段をさらに備える、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記患者の氏名及び住所を含む患者情報を前記患者識別情報に関連付けて記憶する手段と、
    前記医師の氏名を含む医師情報を前記医師識別情報に関連付けて記憶する手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記患者識別情報に関連付けられた患者情報と、前記医師識別情報に関連付けられた医師情報と、前記処方箋情報とを、前記第3クライアント端末に送信する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記ビデオ通話シーケンスにおいて、前記第1クライアント端末と前記第2クライアント端末との間で送受信されたテキストデータ、画像データ、又は、ビデオデータの少なくとも1つを、前記患者識別情報と、前記医師識別情報とに関連付けて記憶する手段をさらに備える、
    請求項1〜6の何れかに記載の情報処理装置。
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