JP6602441B1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの健康情報の利用を公平に行うこと。【解決手段】情報処理装置であって、複数の第1ユーザから提供された複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶する記憶手段と、健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付手段と、受付手段が受け付けた利用要求に応じて、第2ユーザに健康情報の利用を許可する許可手段と、健康情報の提供に対して第1ユーザに付与すべき対価を管理する管理手段と、を備えた。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、ユーザの健康データを複数の医療機関で共有するために、健康データへのアクセス条件を決定し、アクセス条件を満たす要求元に健康データを送信する技術が開示されている。
特開2015−195027号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、ユーザの健康情報の利用を公平に行うことができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
複数の第1ユーザから提供された前記複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に前記第1ユーザ前記健康情報を提供したことに対して付与すべき対価を管理する第1管理手段と、
前記記憶手段に記憶された前記健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記利用要求に応じて、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する許可手段と、
前記許可手段が前記健康情報の利用を前記第2ユーザに許可したことに対して前記第1ユーザに付与すべき対価を管理する第2管理手段と、
を備え
前記第1管理手段は、前記第1ユーザが発病した場合に、発病の前後において連続的に前記健康情報を提供していたことに対して、より高い対価を付与すべく、前記対価を管理し、
前記健康情報の利用許可先を表す指定情報を、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザが閲覧可能な状態、かつ、前記第1ユーザのみが変更できる状態でブロックチェーンに記録する記録手段と、
前記指定情報に前記第2ユーザが含まれているか否かを判定する判定手段と、
をさらに備え、
前記許可手段は、前記判定手段により前記指定情報に前記第2ユーザが含まれていると判定した場合に、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
複数の第1ユーザから提供された前記複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
第1管理手段が、前記記憶ステップにおいて前記第1ユーザ前記健康情報を提供したことに対して付与すべき対価を管理する第1管理ステップと、
受付手段が、前記記憶手段に記憶された前記健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付ステップと、
許可手段が、前記受付ステップにおいて受け付けた前記利用要求に応じて、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する許可ステップと、
第2管理手段が、前記健康情報の利用を前記第2ユーザに前記許可ステップにおいて許可したことに対して前記第1ユーザに付与すべき対価を管理する第2管理ステップと、
を含み、
前記第1管理ステップにおいて、前記第1ユーザが発病した場合に、発病の前後において連続的に前記健康情報を提供していたことに対して、より高い対価を付与すべく、前記対価を管理し、
前記健康情報の利用許可先を表す指定情報を、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザが閲覧可能な状態、かつ、前記第1ユーザのみが変更できる状態でブロックチェーンに記録する記録ステップと、
前記第2ユーザが、前記指定情報に含まれているか否かを判定する判定ステップと、
をさらに含み、
前記許可ステップにおいては、前記判定ステップにより前記指定情報に前記第2ユーザが含まれていると判定した場合に、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
複数の第1ユーザから提供された前記複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップにおいて、前記第1ユーザ前記健康情報を提供したことに対して付与すべき対価を管理する第1管理ステップと、
前記記憶ステップにおいて前記記憶手段に記憶された前記健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた前記利用要求に応じて、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する許可ステップと、
前記許可ステップにおいて、前記健康情報の利用を前記第2ユーザに許可したことに対して前記第1ユーザに付与すべき対価を管理する第2管理ステップと、
をコンピュータに実行させ
前記第1管理ステップにおいて、前記第1ユーザが発病した場合に、発病の前後において連続的に前記健康情報を提供していたことに対して、より高い対価を付与すべく、前記対価を管理し、
前記健康情報の利用許可先を表す指定情報を、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザが閲覧可能な状態、かつ、前記第1ユーザのみが変更できる状態でブロックチェーンに記録する記録ステップと、
前記指定情報に前記第2ユーザが含まれているか否かを判定する判定ステップと、
をさらに含み、
前記許可ステップにおいては、、前記判定ステップにより前記指定情報に前記第2ユーザが含まれていると判定した場合に、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する。
本発明によれば、ユーザの健康情報の利用を公平に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が有する付与対価情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が備える属性情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が備える健康情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が備える指定情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が備える企業情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置が備える付与対価変化テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置がブロックデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、健康情報111の提供に対して付与すべき対価を管理する装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、記憶部101、受付部102、許可部103および管理部104を含む。記憶部101は、複数の第1ユーザ110から提供された、複数の第1ユーザ110のそれぞれの健康に関する健康情報111を記憶する。受付部102は、健康情報111に対する第2ユーザ120からの利用要求を受け付ける。許可部103は、受付部102が受け付けた利用要求121に応じて、第2ユーザ120に健康情報111の利用を許可する(122)。管理部104は、健康情報111の提供に対して第1ユーザ110に付与すべき対価112を管理する。
本実施形態によれば、ユーザの健康情報の利用状況に応じてユーザに付与すべき対価を管理するので、ユーザの健康情報の利用を公平に行うことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について、図2乃至図6を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置の動作の概要を示す図である。
情報処理装置200は、健康情報211の提供に対してユーザ210,230に付与すべき対価212を管理する装置である。同様に、情報処理装置200は、健康情報211の利用許可に対してユーザ210,230に対して付与すべき対価212を管理する装置である。情報処理装置200は、ユーザ210,230から健康情報211の提供を受ける。また、情報処理装置200は、ユーザ220からの健康情報211の利用要求221に応じて、ユーザ220に対して健康情報211の利用を許可する。ユーザ210は、健康情報211の提供に対して対価212の付与を受ける。同様に、ユーザ210,230は、健康情報211の利用許可に対して対価212の付与を受ける。
ユーザ210は、健康情報211の提供等に対して対価を受けるシステムに参加するために、ユーザ登録を行う。ユーザ登録は、情報処理装置200が提供するアプリのユーザ登録画面を利用して行うが、これには限定されない。ユーザ210は、情報処理装置200から提供されるアプリのダウンロードページなどからユーザ210のスマートフォンなどの携帯端末にアプリをダウンロードし、インストールする。そして、ユーザ210が、インストールしたアプリを起動すると、初回起動時であれば、ユーザ登録画面が表示されるので、ユーザ210は、アプリの指示に従ってユーザ登録のための作業を行う。例えば、ユーザ210は、ユーザ名、ログイン用パスワード、連絡用メールアドレス、ユーザ210の属性に関する情報などを入力する。
さらに、ユーザ210は、自身の健康情報211の利用許可先を指定する指定情報を設定する。ユーザ210は、例えば、国内企業、外国企業、従業員数○○○人以上の大企業、研究目的で利用する企業、製品の販売促進のために利用する企業などの中から健康情報211を利用してもよいユーザ220を選択して、利用許可先を指定する。なお、指定情報の設定においては、例えば、リスト表示された企業名から利用を許可してもよい企業を選択することにより、利用許可先を指定してもよい。
ユーザ登録が完了したら、ユーザ210は、健康情報211の提供を開始する。ユーザ210が提供した健康情報211は、情報処理装置200のデータベースに蓄積される。そして、情報処理装置200は、健康情報211を提供したユーザ210に対して対価212を付与する。情報処理装置200は、例えば、ユーザ210に対して、金銭的な対価212を付与する。なお、ユーザ210に付与する対価212は金銭的な対価212には限定されない。
ここで、ユーザ230は、例えば、情報処理装置200が提供するシステム、すなわち、健康情報211の提供等に対して対価を受けるシステムを運営する運営者が連携している病院の入院患者や通院患者である。この場合、ユーザ230は、情報処理装置200が提供するシステムに直接参加していない。しかしながら、ユーザ230は、ユーザ230が入院等する病院が当該システムに参加しているため、当該システムに間接的に参加していることとなる。ユーザ230の健康情報211は、当該システムに参加している病院を介して情報処理装置200へ提供される。そして、ユーザ230のユーザ登録は、ユーザ230が入院や通院する病院が、ユーザ230に対して、当該システムへの参加の承諾を得ることにより行われる。ユーザ230のユーザ登録に必要な事項は、ユーザ210のユーザ登録時に要求される事項と同様である。なお、ユーザ230は、連携病院に入院している患者等であるが、これには限定されず、例えば、生命保険会社の生命保険に加入している加入者や、健康保険組合の加入者、職能団体の加入者などであってもよい。
同様に、製薬会社などのユーザ220(企業ユーザ)も、ユーザ登録に必要な情報を入力して、ユーザ登録を行う。そして、ユーザ220は、情報処理装置200に対して、健康情報211の利用要求221を行う。利用要求221を受けた情報処理装置200は、ユーザ220が、利用要求221をした健康情報211の利用許可先を指定するための指定情報に含まれているか否かを判定する。ユーザ220が指定情報に含まれていれば、情報処理装置200は、ユーザ220に健康情報211の利用を許可して、提供する。ユーザ220は、提供された健康情報211を利用する。
情報処理装置200は、ユーザ220への健康情報211の利用の許可に対してユーザ210に付与すべき対価212を管理する。情報処理装置200は、例えば、ユーザ210に対して、金銭的な対価212を付与する。なお、ユーザ210に付与する対価212は金銭的な対価212には限定されない。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、記憶部301、受付部302、許可部303、管理部304、設定部305および判定部306を有する。なお、以下の説明では、ユーザ210を例に説明をするが、ユーザ230であっても同様である。
記憶部301は、複数のユーザ210から提供された複数のユーザ210のそれぞれの健康に関する健康情報211を記憶する。ここで、健康情報211は、ユーザ210のバイタル情報、健康診断情報、カルテ情報、病歴情報および処方箋情報の少なくとも1つを含む。バイタル情報は、例えば、ユーザ210の体温や血圧、脈拍数、呼吸数、呼吸速度、脳波などの情報であるが、これらには限定されない。
健康情報211の情報処理装置200への提供は、ユーザ210が所持するスマートフォンなどの携帯端末を用いて行ってもよいが、これには限定されない。また、健康情報211がバイタル情報である場合、ユーザ210は、ウェアラブル端末を用いることにより、バイタル情報の測定および測定したバイタル情報の情報処理装置200への送信を行ってもよい。そして、情報処理装置200は、送信された健康情報211を記憶部301に記憶する。
健康診断情報は、ユーザ210が受診した健康診断で得られる各種情報であり、例えば、ユーザ210の身長、体重、血液検査データ、レントゲン検査データ、内視鏡検査データなどであるが、これらには限定されない。カルテ情報は、ユーザ210が病院で診察を受けた際に作成されるカルテに含まれる情報であり、例えば、診断結果や病名などの情報であるが、これらには限定されない。
病歴情報は、ユーザ210が過去に罹患した病気に関する情報であり、例えば、既往歴や家族歴を含む。なお、病歴情報には、現病歴を含めてもよい。処方箋情報は、医師などが医薬品を処方するための文書に記載された情報であり、例えば、薬の種類と薬の服用量、薬の投与方法などの情報であるが、これらには限定されない。
また、記憶部301は、健康情報211と健康情報211を提供したユーザ210の属性情報とを関連付けて記憶する。ここで、属性情報は、例えば、ユーザ210の氏名、性別、年齢、国籍、所在地、趣味、嗜好、年収、預貯金額、所有資産などの情報であるが、これらには限定されない。
ユーザ210が健康情報211を情報処理装置200に提供するタイミングは、1日1回であってもよい。例えば、健康情報211がバイタル情報であれば、ユーザ210は、1日分の測定データをまとめて提供してもよい。また、ユーザ210は、健康情報211をリアルタイムで取得して、提供してもよい。なお、ユーザ210が、健康情報211を情報処理装置200に提供するタイミングは、これらには限定されない。そして、記憶部301は、これらのタイミングでユーザ210から提供された健康情報211を記憶する。
受付部302は、健康情報211に対するユーザ220からの利用要求221を受け付ける。受付部302は、ユーザ220から利用要求221を受け付けた場合、受け付けたことを許可部303へ通知する。利用要求221には、利用したい健康情報211の種類やユーザ210の属性などの要求情報が含まれる。
許可部303は、受付部302が受け付けた利用要求221に応じて、ユーザ220に健康情報211の利用を許可する。許可部303は、例えば、利用要求221に含まれる要求情報に応じた健康情報211を記憶部301から抽出して、抽出した健康情報211の利用許可222をユーザ220に与える。
管理部304は、健康情報211の提供に対してユーザ210に付与すべき対価212を管理する。管理部304は、さらに、健康情報211の利用の許可(利用許可222)に対してユーザ210に付与すべき対価212を管理する。すなわち、ユーザ210は、情報処理装置200に対して、健康情報211を提供すれば、提供したことに対して対価212を得られる。同様に、ユーザ210が提供した健康情報211について、ユーザ220に対して許可部303により利用許可222が与えられた場合に、ユーザ210は、利用許可222が与えられたことに対して対価212を得られる。ここで、ユーザ210に付与すべき対価212は、例えば、金銭や金券、商品、オンラインショッピングで利用可能なポイントなどであるが、これらには限定されない。
管理部304は、健康情報211の希少性、提供頻度、提供期間および発病前後の健康情報211の連続性の少なくとも1つに基づいて、ユーザ210に付与すべき対価212を変化させて管理する。管理部304は、例えば、希少性のない健康情報211を提供したユーザ210に付与すべき対価212よりも、希少性のある健康情報211を提供したユーザ210に付与すべき対価212を高くするなどして、付与すべき対価212を変化させる。なお、付与すべき対価212を変化させる方法は、ここに示した例には限定されない。
ここで、希少性のある健康情報211は、例えば、難病のユーザ210や罹患者の少ない疾病に罹患しているユーザ210から提供された健康情報211であるが、これらには限定されない。
提供頻度は、健康情報211を提供する回数であり、例えば、頻繁に提供されている健康情報211であれば、健康情報211の変化の傾向を得られるため、価値のある健康情報211と判断される。また、提供期間は、健康情報211を提供している期間であり、例えば、長い期間提供されている健康情報211であれば、健康情報211の季節変化や日中変化、睡眠時変化などの様々な傾向を得られるため、価値のある健康情報211と判断される。
そして、管理部304は、希少性のある健康情報211の提供を受けたり、そのような健康情報211に対して利用許可222を与えたりした場合には、ユーザ210に付与すべき対価212を高くして、付与すべき対価212を変化させる。
発病前後において連続性のある健康情報211は、価値のある情報と判断される。すなわち、発病前から健康情報211を提供しているユーザ210が、何らかの疾病を発症した場合に、その疾病の発病後も健康情報211を引き続き提供していれば、発病前後の健康情報211の変化などの傾向を得られるため、価値のある健康情報211と判断される。
そして、管理部304は、発病前後において連続性のある健康情報211の提供を受けたり、そのような健康情報211に対して利用許可222を与えたりした場合には、ユーザ210に付与すべき対価212を高くして、付与すべき対価212を変化させる。
また、管理部304は、ユーザ210の属性情報の希少性に基づいて、ユーザ210に付与すべき対価212を変化させて管理する。希少性のある属性情報を有するユーザ210の健康情報211は、希少価値があるので、このような価値のある属性情報有するユーザ210から健康情報211の提供を受けた場合には、付与すべき対価212を高くして管理する。ここで、属性情報の希少性とは、特定の属性を持つ人の数や率が少ないことを意味し、例えば、趣味であれば特殊な趣味であったり、所有資産であれば、莫大な資産を有していることなどを含む。
管理部304が、健康情報211の提供に対して付与すべき対価212を管理するタイミングは、例えば、健康情報211の提供がされる度に管理をしてもよく、また、所定期間分をまとめて管理してもよく、これらには限定されない。さらに、管理部304が、健康情報211の利用の許可に対して付与すべき対価212を管理するタイミングは、利用の許可がなされる度に管理してもよく、また、所定期間分をまとめて管理してもよく、これらには限定されない。
設定部305は、健康情報211の利用許可先を指定するための指定情報を設定する。ユーザ210は、例えば、設定部305が提供する、指定情報の設定画面を用いて指定情報を設定する。設定部305は、情報処理装置200が提供する健康情報211の提供等に対して対価を受けるシステムに参加しているユーザ220のリストをユーザ210のスマートフォンのディスプレイに表示する。ユーザ220のリストを表示する際には、許可/不許可のボタンとともに表示してもよい。
そして、ユーザ210は、各々のユーザ220に対して、健康情報211の利用を許可する場合には、許可ボタンを押して許可先として設定し、利用を許可しない場合には、不許可ボタンを押して、不許可先として設定する。これにより、ユーザ210は、指定情報に含ませるユーザ220(あるいは、指定情報に含ませないユーザ220)を決定できる。このように、ユーザ210は、健康情報211を利用させてもよいユーザ220を指定できるので、ユーザ210の望まないユーザ220が、健康情報211を利用できないようにすることができる。
ここで、指定情報には、利用許可先の他に、利用許可条件を含めてもよい。利用許可条件は、ユーザ210が提供した健康情報211の全てを利用してもよいという条件や、ユーザ210が提供した健康情報211の一部を利用してもよいという条件である。健康情報の一部とは、例えば、ユーザ210が提供した健康情報211のうち「バイタル情報、カルテ情報および病歴情報」をいう。例えば、利用許可条件には、提供された健康情報211をユーザ220が利用してよい期間(1週間以内など)や、ユーザ220に提供してもよい健康情報211の期間(20XX〜20YYまでなど)を含めてもよい。なお、利用許可条件は、ここに示した例には限定されない。
判定部306は、ユーザ220が、指定情報に含まれているか否かを判定し、判定結果を許可部303へ通知する。そして、許可部303は、判定部306による判定結果に応じて、ユーザ220に健康情報211の利用を許可する。すなわち、判定部306によりユーザ220が指定情報に含まれていると判定された場合、許可部303は、ユーザ220に健康情報211の利用を許可する。また、判定部306によりユーザ220が指定情報に含まれていないと判定された場合、許可部303は、ユーザ220に健康情報211の利用を許可しない。
図4Aは、本実施形態に係る情報処理装置が有する付与対価情報テーブルの一例を示す図である。付与対価情報テーブル401は、ユーザID(Identifier)411に関連付けて、属性情報412、健康情報413、指定情報414、許可状況415および付与対価416を記憶する。ユーザID411は、ユーザ210を識別するための識別子である。属性情報412は、ユーザ210の属性に関する情報である。健康情報413は、ユーザ210の健康に関する情報である。指定情報414は、ユーザ210が健康情報211の利用許可先を指定するための情報である。許可状況415は、ユーザ210の健康情報211がどのユーザ220に利用の許可がなされているかを示す情報である。付与対価416は、ユーザ210に付与すべき対価212に関する情報である。情報処理装置200は、付与対価情報テーブル401を参照して、ユーザ210に付与すべき対価212を管理する。
図4Bは、本実施形態に係る情報処理装置が備える属性情報テーブルの一例を示す図である。属性情報テーブル402は、ユーザID411に関連付けて属性情報412を記憶する。属性情報412には、性別421、年齢422、国籍423が含まれるが、属性情報412に含まれる情報は、これらには限定されない。情報処理装置200は、属性情報テーブル402を参照して、ユーザ210の属性を取得する。
図4Cは、本実施形態に係る情報処理装置が備える健康情報テーブルの一例を示す図である。健康情報テーブル403は、ユーザID411に関連付けて健康情報413を記憶する。健康情報413には、バイタル情報431、健康診断情報432、カルテ情報433、病歴情報434および処方箋情報435が含まれるが、健康情報413に含まれる情報は、これらには限定されない。情報処理装置200は、健康情報テーブル403を参照して、ユーザ210の健康情報413を取得する。
図4Dは、本実施形態に係る情報処理装置が備える指定情報テーブルの一例を示す図である。指定情報テーブル404は、ユーザID411に関連付けて指定情報414を記憶する。指定情報414には、許可先441および許可条件442が含まれるが、指定情報414に含まれる情報は、これらには限定されない。許可先441としては、例えば、「全ての企業」、「製薬企業」、「非製薬企業」、「アプリ開発企業」などがあるが、これらには限定されない。また、許可条件442として、「全ての情報」、「バイタル情報、カルテ情報、病歴情報」、「健康診断情報、処方箋情報」などがあるが、これらには限定されない。情報処理装置200は、指定情報テーブル404を参照して、ユーザ210の指定情報414を取得する。
図4Eは、本実施形態に係る情報処理装置が備える企業情報テーブルの一例を示す図である。企業情報テーブル405は、企業ID451に関連付けて企業情報452を記憶する。企業ID451は、ユーザ220を識別するための識別子である。企業情報452は、ユーザ220がどのような企業であるかを示す情報である。企業情報452には、企業名、業種、規模および健康情報211の利用目的が含まれるが、企業情報に含まれる情報はこれらには限定されず、資本金、株主数、財務状況などが含まれてもよい。
図4Fは、本実施形態に係る情報処理装置が備える付与対価変化テーブルの一例を示す図である。付与対価変化テーブル406は、ユーザID411に関連付けて情報461、付与対価変化462を記憶する。情報461には、バイタル情報、健康診断情報、カルテ情報、病歴情報、処方箋情報、属性が含まれる。付与対価変化462には、希少性、提供頻度、提供期間、発病前後の連続性が含まれる。情報処理装置200は、付与対価変化テーブル406を参照して、ユーザ210に付与すべき対価212を変化させる。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成を説明するブロック図である。CPU(Central Processing Unit)510は、演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。CPU510は複数のプロセッサを有し、異なるプログラムやモジュール、タスク、スレッドなどを並行して実行してもよい。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、ネットワークインタフェース530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、ネットワークインタフェース530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送はネットワークインタフェース530やDMACに任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。付与対価データ541は、ユーザ210に付与すべき対価212に関するデータである。属性データ542は、ユーザ210の属性に関するデータである。提供健康情報データ543は、ユーザ210が提供した健康情報211に関するデータである。指定情報データ544は、健康情報211の利用許可先を指定するためにユーザ210が設定した指定情報に関するデータである。企業情報データ545は、ユーザ220に関するデータである。
送受信データ546は、ネットワークインタフェース530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域547を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、付与対価情報テーブル401、属性情報テーブル402、健康情報テーブル403、指定情報テーブル404、企業情報テーブル405および付与対価変化テーブル406を格納する。付与対価情報テーブル401は、図4Aに示した、ユーザID411と付与対価416との関係を管理するテーブルである。属性情報テーブル402は、図4Bに示した、ユーザID411と属性情報412との関係を管理するテーブルである。健康情報テーブル403は、図4Cに示した、ユーザID411と健康情報413との関係を管理するテーブルである。指定情報テーブル404は、図4Dに示した、ユーザID411と指定情報414との関係を管理するテーブルである。企業情報テーブル405は、図4Eに示した、企業ID451と企業情報452との関係を管理するテーブルである。付与対価変化テーブル406は、図4Fに示した、ユーザID411と付与対価変化462との関係を管理するテーブルである。
また、ストレージ550は、提供健康情報551を格納する。提供健康情報551は、ユーザ210が提供した健康情報211である。ユーザ210から提供された健康情報211は、ストレージ550に蓄積される。
ストレージ550は、さらに、受付モジュール552、許可モジュール553、管理モジュール554、設定モジュール555および判定モジュール556を格納する。受付モジュールは、健康情報211に対するユーザ220からの利用要求221を受け付けるモジュールである。許可モジュール553は、受け付けた利用要求221に応じて、ユーザ220に健康情報211の利用を許可するモジュールである。管理モジュール554は、健康情報211の提供および健康情報211の利用の許可に対してユーザ210に付与すべき対価212を管理するモジュールである。設定モジュール555は、ユーザ210が健康情報211の利用許可先を指定するための指定情報を設定するモジュールである。判定モジュール556は、ユーザ220が指定情報に含まれているか否かを判定するモジュールである。これらのモジュール552〜556は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域547に読み出され、実行される。制御プログラム557は、情報処理装置200の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカ563や、音声入力部であるマイク(図示せず)、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図5のCPU510がRAM540を使用して実行し、図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。ステップS601において、情報処理装置200は、ユーザ210からのアクセスを受け付け、ログイン処理を行う。なお、情報処理装置200は、ユーザ210のログイン状態を維持していてもよい。これにより、情報処理装置200は、ログイン処理を省略でき、ユーザ210もログイン操作を省略できる。また、ユーザ210が未登録のユーザであれば、情報処理装置200は、ユーザ登録を行う。ユーザ登録の際には、指定情報の設定も行う。
ステップS603において、情報処理装置200は、ユーザ210から提供される健康情報211を受信し、受信した健康情報211に所定処理を施して記憶する。ステップS605において、情報処理装置200は、ユーザ210が健康情報211を提供したことに対して付与すべき対価212を管理する。
ステップS607において、情報処理装置200は、ユーザ220からの利用要求221を受け付けたか否かを判定する。利用要求221を受け付けていない場合(ステップS607のNO)、情報処理装置200は、ステップS603へ戻り、ユーザ210から提供される健康情報211の受信および記憶を実行する。利用要求221を受け付けた場合(ステップS607のYES)、情報処理装置200は、ステップS609へ進む。
ステップS609において、情報処理装置200は、指定情報を取得する。ステップS611において、利用要求221をしてきたユーザ220が、指定情報に含まれているか否かを判定する。指定情報にユーザ220が含まれていない場合(ステップS609のNO)、情報処理装置200は、ステップS603へ戻る。指定情報にユーザ220が含まれている場合(ステップS609のYES)、情報処理装置200は、ステップS613へ進む。
ステップS613において、情報処理装置200は、ユーザ220に対して健康情報211の利用を許可する。健康情報211の利用許可222を受けたユーザ220は、健康情報211を取得して、利用する。ステップS615において、情報処理装置200は、ユーザ210の健康情報211の利用の許可に対して付与すべき対価212を管理する。なお、ステップS605およびステップS615における付与すべき対価212の管理処理は、まとめて実行してもよい。
本実施形態によれば、ユーザの健康情報の利用状況に応じてユーザに付与すべき対価を管理するので、ユーザの健康情報の利用を公平に行うことができる。また、健康情報の提供および利用許可に対してユーザに対価を付与するので、より多くの健康情報を収集することができる。さらに、製薬会社などの企業は、より多くの健康情報を収集でき、収集した健康情報を用いてより有益な研究や新薬開発などを行うことができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置について、図7乃至図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態と比べると、記録部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
記録部701は、指定情報をユーザ210およびユーザ220に閲覧可能な状態でブロックチェーン710に記録する。これにより、ユーザ210およびユーザ220は、どのユーザ210がどのユーザ220を利用許可先として指定しているかを知ることができる。また、指定情報へのアクセス状況も記録できるので、どのユーザ220がどのユーザ210の指定情報にアクセスしたかも知ることができる。さらに、オープンな環境で指定情報を記録するので、指定情報を改竄することができなくなり、より安全な環境で指定情報を管理できる。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置がブロックデータテーブルの一例を示す図である。ブロックデータテーブル801は、ユーザID411に関連付けてブロックデータ811を記憶する。ブロックデータ811には、トランザクションやハッシュ値が含まれている。トランザクションは、指定情報のやり取りのデータである。ハッシュ値は、前のブロックのハッシュ値であり、ブロック同士を連携させるための情報である。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 RAM940は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM940には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。ブロックデータ941は、ブロックチェーンでやり取りされるデータである。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、ブロックデータテーブル801を格納する。ブロックデータテーブル801は、図8に示した、ユーザID411とブロックデータ811との関係を管理するテーブルである。
ストレージ550は、さらに、記録モジュール951を格納する。記録モジュール951は、指定情報をユーザ210およびユーザ220に閲覧可能な状態でブロックチェーンに記録するモジュールである。このモジュール951は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域547に読み出され、実行される。制御プログラム952は、情報処理装置700の全体を制御するためのプログラムである。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、図9のCPU510がRAM940を使用して実行し、図7の情報処理装置700の機能構成部を実現する。ステップS1001において、情報処理装置700は、ユーザ210が設定した指定情報をブロックチェーンに記録する。
本実施形態によれば、ブロックチェーンに記録するので、セキュアな環境で指定情報を管理できる。また、オープンな環境で指定情報を扱えるので、いつ誰が指定情報にアクセスしたかが分かる。さらに、オープンな環境で指定情報を取り扱えるので、不正なアクセスや情報の改竄を防止できる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (6)

  1. 複数の第1ユーザから提供された前記複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に前記第1ユーザ前記健康情報を提供したことに対して付与すべき対価を管理する第1管理手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記利用要求に応じて、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する許可手段と、
    前記許可手段が前記健康情報の利用を前記第2ユーザに許可したことに対して前記第1ユーザに付与すべき対価を管理する第2管理手段と、
    を備え
    前記第1管理手段は、前記第1ユーザが発病した場合に、発病の前後において連続的に前記健康情報を提供していたことに対して、より高い対価を付与すべく、前記対価を管理し、
    前記健康情報の利用許可先を表す指定情報を、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザが閲覧可能な状態、かつ、前記第1ユーザのみが変更できる状態でブロックチェーンに記録する記録手段と、
    前記指定情報に前記第2ユーザが含まれているか否かを判定する判定手段と、
    をさらに備え、
    前記許可手段は、前記判定手段により前記指定情報に前記第2ユーザが含まれていると判定した場合に、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する情報処理装置。
  2. 前記健康情報は、前記第1ユーザのバイタル情報、健康診断情報、カルテ情報、病歴情報および処方箋情報の少なくとも1つを含む請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記健康情報と前記健康情報を提供した前記第1ユーザの属性情報とを関連付けて記憶する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1管理手段は、前記属性情報の希少性に基づいて、前記第1ユーザに付与すべき対価を変化させて管理する請求項に記載の情報処理装置。
  5. 複数の第1ユーザから提供された前記複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    第1管理手段が、前記記憶ステップにおいて前記第1ユーザ前記健康情報を提供したことに対して付与すべき対価を管理する第1管理ステップと、
    受付手段が、前記記憶手段に記憶された前記健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付ステップと、
    許可手段が、前記受付ステップにおいて受け付けた前記利用要求に応じて、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する許可ステップと、
    第2管理手段が、前記健康情報の利用を前記第2ユーザに前記許可ステップにおいて許可したことに対して前記第1ユーザに付与すべき対価を管理する第2管理ステップと、
    を含み、
    前記第1管理ステップにおいて、前記第1ユーザが発病した場合に、発病の前後において連続的に前記健康情報を提供していたことに対して、より高い対価を付与すべく、前記対価を管理し、
    前記健康情報の利用許可先を表す指定情報を、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザが閲覧可能な状態、かつ、前記第1ユーザのみが変更できる状態でブロックチェーンに記録する記録ステップと、
    前記第2ユーザが、前記指定情報に含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    をさらに含み、
    前記許可ステップにおいては、前記判定ステップにより前記指定情報に前記第2ユーザが含まれていると判定した場合に、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する情報処理方法。
  6. 複数の第1ユーザから提供された前記複数の第1ユーザのそれぞれの健康に関する健康情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにおいて、前記第1ユーザ前記健康情報を提供したことに対して付与すべき対価を管理する第1管理ステップと、
    前記記憶ステップにおいて前記記憶手段に記憶された前記健康情報に対する第2ユーザからの利用要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて受け付けた前記利用要求に応じて、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する許可ステップと、
    前記許可ステップにおいて、前記健康情報の利用を前記第2ユーザに許可したことに対して前記第1ユーザに付与すべき対価を管理する第2管理ステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記第1管理ステップにおいて、前記第1ユーザが発病した場合に、発病の前後において連続的に前記健康情報を提供していたことに対して、より高い対価を付与すべく、前記対価を管理し、
    前記健康情報の利用許可先を表す指定情報を、前記第1ユーザおよび前記第2ユーザが閲覧可能な状態、かつ、前記第1ユーザのみが変更できる状態でブロックチェーンに記録する記録ステップと、
    前記指定情報に前記第2ユーザが含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    をさらに含み、
    前記許可ステップにおいては、、前記判定ステップにより前記指定情報に前記第2ユーザが含まれていると判定した場合に、前記第2ユーザに前記健康情報の利用を許可する情報処理プログラム。
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